JP2707716B2 - 1軸駆動源によるデュアルヘッド装置 - Google Patents
1軸駆動源によるデュアルヘッド装置Info
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- JP2707716B2 JP2707716B2 JP1106886A JP10688689A JP2707716B2 JP 2707716 B2 JP2707716 B2 JP 2707716B2 JP 1106886 A JP1106886 A JP 1106886A JP 10688689 A JP10688689 A JP 10688689A JP 2707716 B2 JP2707716 B2 JP 2707716B2
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- Japan
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- head
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- driven
- head device
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、産業用設備において部品移送動作を行う装
置に関し、詳しくは自動組立機等の設備において2種類
の異なる部品の装入・取出し等の動作を行うデュアルヘ
ッド装置に関する。
置に関し、詳しくは自動組立機等の設備において2種類
の異なる部品の装入・取出し等の動作を行うデュアルヘ
ッド装置に関する。
「従来の技術」 自動組立機等の設備において、組立上の主体となる部
品に2種類の異なる部品を組付けるための移送動作を行
うには、各部品の形状に合わせた2種類の移送用のヘッ
ドが必要となる。
品に2種類の異なる部品を組付けるための移送動作を行
うには、各部品の形状に合わせた2種類の移送用のヘッ
ドが必要となる。
そして、これら2種類のヘッドを選択的に駆動するた
めに、駆動源を2軸設けたデュアルヘッド装置があっ
た。
めに、駆動源を2軸設けたデュアルヘッド装置があっ
た。
また、駆動源は1軸とし、各ヘッドを手動あるいは自
動で交換して所望のヘッドを駆動するデュアルヘッド装
置があった。
動で交換して所望のヘッドを駆動するデュアルヘッド装
置があった。
そしてロボットのハンド部に2種類のヘッドを保持
し、割出し手段により所望のヘッドを割出して駆動する
デュアルヘッド装置があった。
し、割出し手段により所望のヘッドを割出して駆動する
デュアルヘッド装置があった。
「発明が解決しようとする課題」 上記の従来技術のうち、駆動源を2軸設けて2種類の
ヘッドを選択的に駆動するデュアルヘッド装置には、駆
動源が2軸あるために重量が大きくなること、各駆動源
を独立させて駆動するために制御手段が複雑になること
等の問題点があった。
ヘッドを選択的に駆動するデュアルヘッド装置には、駆
動源が2軸あるために重量が大きくなること、各駆動源
を独立させて駆動するために制御手段が複雑になること
等の問題点があった。
また、駆動源を1軸とし、各ヘッドを手動あるいは自
動で交換して所望のヘッドを駆動するデュアルヘッド装
置には、ヘッドの交換を可能とするための機構が複雑に
なること、ヘッドの交換に伴うロスタイムが発生するこ
と等の問題点があった。
動で交換して所望のヘッドを駆動するデュアルヘッド装
置には、ヘッドの交換を可能とするための機構が複雑に
なること、ヘッドの交換に伴うロスタイムが発生するこ
と等の問題点があった。
そして、ロボットのハンド部に2種類のヘッドを保持
し、割出し手段により所望のヘッドを割出して使用する
デュアルヘッド装置には、前記割出し手段を作動させる
ための専用の駆動源、あるいはクラッチ等の動力伝達切
換手段が必要になること等の問題点があった。
し、割出し手段により所望のヘッドを割出して使用する
デュアルヘッド装置には、前記割出し手段を作動させる
ための専用の駆動源、あるいはクラッチ等の動力伝達切
換手段が必要になること等の問題点があった。
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、
その課題とするところは、2種類のヘッドを1軸の駆動
源により選択的に駆動し、簡単な構造で2種類の異なる
部品の移送が可能なデュアルヘッド装置を提供すること
である。
その課題とするところは、2種類のヘッドを1軸の駆動
源により選択的に駆動し、簡単な構造で2種類の異なる
部品の移送が可能なデュアルヘッド装置を提供すること
である。
「課題を解決するための手段」 上記の課題を解決するために本発明は、駆動用歯車を
正逆回転させる1軸の駆動源と、前記駆動用歯車と噛合
って前記駆動源により回転駆動される第1の歯車と、前
記第1の歯車と噛合って前記第1の歯車の回転により回
転駆動される第2の歯車と、前記第1,第2の歯車にそれ
ぞれ固着された互いに平行な第1,第2のおねじ部材と、
それら第1,第2のおねじ部材にそれぞれ螺合し回転を拘
束された第1,第2のめねじ部材と、それら第1,第2のめ
ねじ部材にそれぞれ固着された第1,第2のヘッドとを備
え、それら第1,第2のヘッドは前記駆動源の回転により
前記第1,第2のおねじ部材の軸線方向で互いに逆方向に
駆動されることを特徴とする、1軸駆動源によるデュア
ルヘッド装置を提供する。
正逆回転させる1軸の駆動源と、前記駆動用歯車と噛合
って前記駆動源により回転駆動される第1の歯車と、前
記第1の歯車と噛合って前記第1の歯車の回転により回
転駆動される第2の歯車と、前記第1,第2の歯車にそれ
ぞれ固着された互いに平行な第1,第2のおねじ部材と、
それら第1,第2のおねじ部材にそれぞれ螺合し回転を拘
束された第1,第2のめねじ部材と、それら第1,第2のめ
ねじ部材にそれぞれ固着された第1,第2のヘッドとを備
え、それら第1,第2のヘッドは前記駆動源の回転により
前記第1,第2のおねじ部材の軸線方向で互いに逆方向に
駆動されることを特徴とする、1軸駆動源によるデュア
ルヘッド装置を提供する。
「作用」 上記構成によれば、駆動源による駆動用歯車の正逆回
転により、第1のおねじ部材を介さずに第1の歯車が回
転駆動されると共に、この第1の歯車の回転によって第
2の歯車が回転駆動され、第1,第2のおねじ部材、第1,
第2のめねじ部材を介して第1,第2のヘッドが前記第1,
第2のおねじ部材の軸線方向で互いに逆方向に駆動され
る。まず、前記駆動源によって前記駆動用歯車を一の回
転方向に駆動し、一方のヘッドを組立上の主体となる部
品に向けて駆動して一の部品を移送し、次に前記駆動源
によって前記駆動用歯車を他の回転方向に駆動し、他方
のヘッドを前記組立上の主体となる部品に向けて駆動し
て他の部品を移送するというように、1軸の駆動源を正
逆回転させることにより、2種類の部品が順次組立上の
主体となる部品に向けて移送される。また、第1のおね
じ部材を介さずに第1,第2の歯車を駆動しているため、
第1のおねじ部材によるねじり変形に影響されずに第1,
第2のヘッドをタイミングよく互いに逆に駆動すること
ができる。その結果、第1,第2のヘッドによる2つの部
品の移送をタイミング良く行うことができる。
転により、第1のおねじ部材を介さずに第1の歯車が回
転駆動されると共に、この第1の歯車の回転によって第
2の歯車が回転駆動され、第1,第2のおねじ部材、第1,
第2のめねじ部材を介して第1,第2のヘッドが前記第1,
第2のおねじ部材の軸線方向で互いに逆方向に駆動され
る。まず、前記駆動源によって前記駆動用歯車を一の回
転方向に駆動し、一方のヘッドを組立上の主体となる部
品に向けて駆動して一の部品を移送し、次に前記駆動源
によって前記駆動用歯車を他の回転方向に駆動し、他方
のヘッドを前記組立上の主体となる部品に向けて駆動し
て他の部品を移送するというように、1軸の駆動源を正
逆回転させることにより、2種類の部品が順次組立上の
主体となる部品に向けて移送される。また、第1のおね
じ部材を介さずに第1,第2の歯車を駆動しているため、
第1のおねじ部材によるねじり変形に影響されずに第1,
第2のヘッドをタイミングよく互いに逆に駆動すること
ができる。その結果、第1,第2のヘッドによる2つの部
品の移送をタイミング良く行うことができる。
「実施例」 以下本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明の1軸駆動源によるデュアルヘッド装
置を示す正面図、第2図はそのII−II線断面図、第3図
は左側面図である。
置を示す正面図、第2図はそのII−II線断面図、第3図
は左側面図である。
このデュアルヘッド装置は、メインフレーム1と、該
メインフレーム1に固着されたブラケット3とに各部品
が組付けられて構成されている。
メインフレーム1に固着されたブラケット3とに各部品
が組付けられて構成されている。
ブラケット3には1軸の正逆回転可能なモータ5が固
着されている。モータ5にはピニオン7が、図示しない
キー等の動力伝達手段を介して組付けられている。
着されている。モータ5にはピニオン7が、図示しない
キー等の動力伝達手段を介して組付けられている。
中間歯車9は、小歯車9aと大歯車9bとが一体に形成さ
れている。小歯車9aはピニオン7と噛み合っている。大
歯車9bは、歯数が等しい歯車10と噛み合っている。従っ
て、第2図において、モータ5によりピニオン7が時計
方向に回転駆動されれば中間歯車9は反時計方向に回転
し、歯車10は時計方向に回転する。また、モータ5が逆
転し、ピニオン7が反時計方向に回転駆動されれば中間
歯車9は時計方向に回転し、歯車10は反時計方向に回転
する。
れている。小歯車9aはピニオン7と噛み合っている。大
歯車9bは、歯数が等しい歯車10と噛み合っている。従っ
て、第2図において、モータ5によりピニオン7が時計
方向に回転駆動されれば中間歯車9は反時計方向に回転
し、歯車10は時計方向に回転する。また、モータ5が逆
転し、ピニオン7が反時計方向に回転駆動されれば中間
歯車9は時計方向に回転し、歯車10は反時計方向に回転
する。
中間歯車9には第1のボールねじ11が、そして歯車10
には第2のボールねじ12が、それぞれ図示しないキー等
の動力伝達手段を介して組付けられている。第1,第2の
ボールねじ11,12にはいずれも右ねじが螺刻されてい
る。第1,第2のボールねじ11,12は、メインフレーム1
のブラケット3側の端面に固着されたベアリングユニッ
ト13,13、およびメインフレーム1の他の端部に設けら
れたラジアル玉軸受14,14により軸支されている。ベア
リングユニット13,13にはそれぞれ2個のアンギュラ玉
軸受13aが内蔵されており、第1,第2のボールねじ11,12
に作用する主なラジアル荷重とスラスト荷重とを負担し
ている。
には第2のボールねじ12が、それぞれ図示しないキー等
の動力伝達手段を介して組付けられている。第1,第2の
ボールねじ11,12にはいずれも右ねじが螺刻されてい
る。第1,第2のボールねじ11,12は、メインフレーム1
のブラケット3側の端面に固着されたベアリングユニッ
ト13,13、およびメインフレーム1の他の端部に設けら
れたラジアル玉軸受14,14により軸支されている。ベア
リングユニット13,13にはそれぞれ2個のアンギュラ玉
軸受13aが内蔵されており、第1,第2のボールねじ11,12
に作用する主なラジアル荷重とスラスト荷重とを負担し
ている。
第1,第2のボールナット15,16は第1,第2のボールね
じ11,12にそれぞれ螺合している。第1,第2のボールナ
ット15,16は、ボルト17により第1,第2のテーブル19,20
にそれぞれ固着されている。第1,第2のテーブル19,20
は、リニアスライドガイドであるレール21,21により高
精度で案内されて第1,第2のボールねじ11,12の軸線方
向にそれぞれ摺動自在となっている。第1,第2のボール
ナット15,16は第1,第2のテーブル19,20によりそれぞれ
回転を拘束されているので、第1,第2のボールねじ11,1
2の回転により第1,第2のテーブル19,20が第1,第2のボ
ールねじ11,12の軸線方向に駆動される。
じ11,12にそれぞれ螺合している。第1,第2のボールナ
ット15,16は、ボルト17により第1,第2のテーブル19,20
にそれぞれ固着されている。第1,第2のテーブル19,20
は、リニアスライドガイドであるレール21,21により高
精度で案内されて第1,第2のボールねじ11,12の軸線方
向にそれぞれ摺動自在となっている。第1,第2のボール
ナット15,16は第1,第2のテーブル19,20によりそれぞれ
回転を拘束されているので、第1,第2のボールねじ11,1
2の回転により第1,第2のテーブル19,20が第1,第2のボ
ールねじ11,12の軸線方向に駆動される。
第1のテーブル19には第1のヘッド23は固着され、第
2のテーブル20には第2のヘッド24が固着されている。
これら第1,第2のヘッド23,24は、部品等をピックアッ
プするチャックあるいは治具等を備えており、第1のヘ
ッド23と第2のヘッド24とでは、相異なる形状の部品が
保持可能である。
2のテーブル20には第2のヘッド24が固着されている。
これら第1,第2のヘッド23,24は、部品等をピックアッ
プするチャックあるいは治具等を備えており、第1のヘ
ッド23と第2のヘッド24とでは、相異なる形状の部品が
保持可能である。
「作動」 上記構成の作動につき説明する。
まずモータ5により、第2図においてピニオン7が時
計方向に回転駆動されると、中間歯車9が反時計方向に
回転する。従って第1のボールねじ11も反時計方向に回
転する。ここで、第1のボールねじ11には右ねじが螺刻
されているので、第1図において第1のヘッド23は、第
1のボールナット15,第1のテーブル19を介して、ブラ
ケット3から離れる方向である矢印Aの方向に駆動され
て破線にて示す前端位置に向かう。また、この時歯車10
は第2図において時計方向に回転する。従って第2のボ
ールねじ12も時計方向に回転し、第2のボールねじ12に
は右ねじが螺刻されているので、第1図において第2の
ヘッド24は、第2のボールナット16,第2のテーブル20
を介して、ブラケット3に近付く方向である矢印Bの方
向に駆動されて破線にて示す後端位置に向かう。
計方向に回転駆動されると、中間歯車9が反時計方向に
回転する。従って第1のボールねじ11も反時計方向に回
転する。ここで、第1のボールねじ11には右ねじが螺刻
されているので、第1図において第1のヘッド23は、第
1のボールナット15,第1のテーブル19を介して、ブラ
ケット3から離れる方向である矢印Aの方向に駆動され
て破線にて示す前端位置に向かう。また、この時歯車10
は第2図において時計方向に回転する。従って第2のボ
ールねじ12も時計方向に回転し、第2のボールねじ12に
は右ねじが螺刻されているので、第1図において第2の
ヘッド24は、第2のボールナット16,第2のテーブル20
を介して、ブラケット3に近付く方向である矢印Bの方
向に駆動されて破線にて示す後端位置に向かう。
次に、モータ5が逆転され、第2図においてピニオン
7が反時計方向に回転駆動されると、中間歯車9、およ
び第1のボールねじ11が時計方向に回転し、第1図にお
いて第1のヘッド23は、第1のボールナット15,第1の
テーブル19を介して、ブラケット3に近付く方向である
矢印Cの方向に駆動されて二点鎖線にて示す後端位置に
向かう。また、この時歯車10、および第2のボールねじ
12は第2図において反時計方向に回転するから、第1図
において第2のヘッド24は、第2のボールナット16,第
2のテーブル20を介して、ブラケット3から離れる方向
である矢印Dの方向に駆動されて二点鎖線にて示す前端
位置に向かう。
7が反時計方向に回転駆動されると、中間歯車9、およ
び第1のボールねじ11が時計方向に回転し、第1図にお
いて第1のヘッド23は、第1のボールナット15,第1の
テーブル19を介して、ブラケット3に近付く方向である
矢印Cの方向に駆動されて二点鎖線にて示す後端位置に
向かう。また、この時歯車10、および第2のボールねじ
12は第2図において反時計方向に回転するから、第1図
において第2のヘッド24は、第2のボールナット16,第
2のテーブル20を介して、ブラケット3から離れる方向
である矢印Dの方向に駆動されて二点鎖線にて示す前端
位置に向かう。
このようにして、ピニオン7が時計方向に回転駆動さ
れれば、第1のヘッド23はA方向へ、第2のヘッド24は
B方向へと同時に駆動され、ピニオン7が反時計方向に
回転駆動されれば、第1のヘッド23はC方向へ、第2の
ヘッド24はD方向へと同時に駆動される。第1,第2のヘ
ッド23,24は、それぞれ同時に逆方向に駆動され、モー
タ5が逆転されれば、第1,第2のヘッド23,24の駆動方
向もそれぞれ逆転される。
れれば、第1のヘッド23はA方向へ、第2のヘッド24は
B方向へと同時に駆動され、ピニオン7が反時計方向に
回転駆動されれば、第1のヘッド23はC方向へ、第2の
ヘッド24はD方向へと同時に駆動される。第1,第2のヘ
ッド23,24は、それぞれ同時に逆方向に駆動され、モー
タ5が逆転されれば、第1,第2のヘッド23,24の駆動方
向もそれぞれ逆転される。
従って、モータ5の正逆回転によって、第1,第2のヘ
ッド23,24により、2種類の異なる部品を、組立上の主
体となる部品に順次装入することができる。また、おね
じ部材11,12を介さずにモータ5によるピニオン7の回
転駆動を歯車9,10に伝達して、これら歯車9,10を回転駆
動しているため、おねじ部材11,12のねじり変形に影響
されずに第1,第2のヘッド23,24をタイミングよく互い
に逆に駆動することができる。その結果、第1,第2のヘ
ッド23,24による2つの部品の移送やタイミング良く行
うことができる。
ッド23,24により、2種類の異なる部品を、組立上の主
体となる部品に順次装入することができる。また、おね
じ部材11,12を介さずにモータ5によるピニオン7の回
転駆動を歯車9,10に伝達して、これら歯車9,10を回転駆
動しているため、おねじ部材11,12のねじり変形に影響
されずに第1,第2のヘッド23,24をタイミングよく互い
に逆に駆動することができる。その結果、第1,第2のヘ
ッド23,24による2つの部品の移送やタイミング良く行
うことができる。
本実施例による1軸駆動源によるデュアルヘッド装置
を、直交座標系ロボットのZ軸に設ければ、2種の部品
を装入するにあたっての使い勝手が向上できるととも
に、駆動源が1軸の為、軽量,低コストで実施できる。
を、直交座標系ロボットのZ軸に設ければ、2種の部品
を装入するにあたっての使い勝手が向上できるととも
に、駆動源が1軸の為、軽量,低コストで実施できる。
また本実施例によれば、1軸の駆動源としてモータを
使用しているので、電気的制御により各ヘッドのストロ
ークを任意に変更できるという効果がある。
使用しているので、電気的制御により各ヘッドのストロ
ークを任意に変更できるという効果がある。
「他の実施例」 本発明は上記実施例の細部にまで限定されるものでは
なく、例えば上記実施例ではテーブルに固着されたヘッ
ドは、部品の装入・取出を行うための該部品等をピック
アップするチャックあるいは治具を備えたものであった
が、前記ヘッドをねじ締めヘッドとすれば、呼びあるい
は頭部形状の異なる2種類のねじを順次締結することが
できる。
なく、例えば上記実施例ではテーブルに固着されたヘッ
ドは、部品の装入・取出を行うための該部品等をピック
アップするチャックあるいは治具を備えたものであった
が、前記ヘッドをねじ締めヘッドとすれば、呼びあるい
は頭部形状の異なる2種類のねじを順次締結することが
できる。
また、上記実施例ではおねじ部材とめねじ部材とをボ
ールねじとボールナットの組合わせとしているが、ねじ
部を台形ねじとした、ねじとナットの組合わせによって
も同様の作動が得られ、かつ大きな負荷に対応できる。
ールねじとボールナットの組合わせとしているが、ねじ
部を台形ねじとした、ねじとナットの組合わせによって
も同様の作動が得られ、かつ大きな負荷に対応できる。
そして、上記実施例ではレールとしてリニアスライド
ガイドを使用してテーブルが案内されるようになってい
るが、前記レールにボールブッシュ等の直線運動ガイド
を使用するのであってもよい。
ガイドを使用してテーブルが案内されるようになってい
るが、前記レールにボールブッシュ等の直線運動ガイド
を使用するのであってもよい。
そして、上記実施例では1軸の駆動源としてモータを
使用してヘッドのストロークを変更可能にしているが、
ヘッドのストロークは一定とし、駆動源として正逆回転
可能なエヤー式ロータリーアクチュエータを使用すれ
ば、より安価に実施可能である。
使用してヘッドのストロークを変更可能にしているが、
ヘッドのストロークは一定とし、駆動源として正逆回転
可能なエヤー式ロータリーアクチュエータを使用すれ
ば、より安価に実施可能である。
「発明の効果」 以上述べたように、本発明の1軸駆動源によるデュア
ルヘッド装置では、駆動源による駆動用歯車の正逆回転
により、第1のおねじ部材を介さずに第1の歯車が回転
駆動されると共に、この第1の歯車の回転によって第2
の歯車が回転駆動され、第1,第2のおねじ部材、第1,第
2のめねじ部材を介して、第1,第2のヘッドが前記第1,
第2のおねじ部材の軸線方向で互いに逆方向に駆動され
るので、前記駆動源の正逆回転により、2種類の部品が
順次組立上の主体となる部品に向けて移送される。
ルヘッド装置では、駆動源による駆動用歯車の正逆回転
により、第1のおねじ部材を介さずに第1の歯車が回転
駆動されると共に、この第1の歯車の回転によって第2
の歯車が回転駆動され、第1,第2のおねじ部材、第1,第
2のめねじ部材を介して、第1,第2のヘッドが前記第1,
第2のおねじ部材の軸線方向で互いに逆方向に駆動され
るので、前記駆動源の正逆回転により、2種類の部品が
順次組立上の主体となる部品に向けて移送される。
このように、本発明によれば、1軸の駆動源により機
械的な切換手段を必要としない簡単な構造で2種類の異
なる部品の選択的な移送が可能になるという効果があ
る。
械的な切換手段を必要としない簡単な構造で2種類の異
なる部品の選択的な移送が可能になるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例である1軸駆動源によるデュア
ルヘッド装置を示す正面図、第2図は前記デュアルヘッ
ド装置のII−II線断面図、第3図は前記デュアルヘッド
装置の第2のヘッドを省略して示す左側面図である。 5…モータ、9…中間歯車、10…歯車、11,12…第1,第
2のボールねじ、15,16…第1,第2のボールナット、23,
24…第1,第2のヘッド。
ルヘッド装置を示す正面図、第2図は前記デュアルヘッ
ド装置のII−II線断面図、第3図は前記デュアルヘッド
装置の第2のヘッドを省略して示す左側面図である。 5…モータ、9…中間歯車、10…歯車、11,12…第1,第
2のボールねじ、15,16…第1,第2のボールナット、23,
24…第1,第2のヘッド。
Claims (1)
- 【請求項1】駆動用歯車を正逆回転させる1軸の駆動源
と、 前記駆動用歯車と噛合って前記駆動源により回転駆動さ
れる第1の歯車と、 前記第1の歯車と噛合って前記第1の歯車の回転により
回転駆動される第2の歯車と、 前記第1,第2の歯車にそれぞれ固着された互いに平行な
第1,第2のおねじ部材と、 それら第1,第2のおねじ部材にそれぞれ螺合し、回転を
拘束された第1,第2のめねじ部材と、 それら第1,第2のめねじ部材にそれぞれ固着された第1,
第2のヘッドとを備え、 前記第1,第2のヘッドは、前記駆動用歯車の回転により
前記第1,第2のおねじ部材の軸線方向で互いに逆方向に
駆動されることを特徴とするデュアルヘッド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1106886A JP2707716B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 1軸駆動源によるデュアルヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1106886A JP2707716B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 1軸駆動源によるデュアルヘッド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02284891A JPH02284891A (ja) | 1990-11-22 |
JP2707716B2 true JP2707716B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=14444981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1106886A Expired - Lifetime JP2707716B2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 | 1軸駆動源によるデュアルヘッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2707716B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150091847A (ko) * | 2014-02-04 | 2015-08-12 | 삼일테크(주) | 코일 스프링 조립 장치 |
WO2024062983A1 (ja) * | 2022-09-22 | 2024-03-28 | 中村留精密工業株式会社 | 搬送装置のハンドユニット取付構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5618404Y2 (ja) * | 1977-01-13 | 1981-04-30 | ||
JPS6268208A (ja) * | 1985-09-19 | 1987-03-28 | Toshiba Corp | 縦形移動テ−ブル装置 |
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1989
- 1989-04-26 JP JP1106886A patent/JP2707716B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2024062983A1 (ja) * | 2022-09-22 | 2024-03-28 | 中村留精密工業株式会社 | 搬送装置のハンドユニット取付構造 |
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Publication number | Publication date |
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JPH02284891A (ja) | 1990-11-22 |
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