JP2707270B2 - ベルト式自動変速機の打音防止構造 - Google Patents

ベルト式自動変速機の打音防止構造

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JP2707270B2
JP2707270B2 JP63066287A JP6628788A JP2707270B2 JP 2707270 B2 JP2707270 B2 JP 2707270B2 JP 63066287 A JP63066287 A JP 63066287A JP 6628788 A JP6628788 A JP 6628788A JP 2707270 B2 JP2707270 B2 JP 2707270B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、駆動軸の回転速度の変化に対して変速比を
無段階に調整することができるベルト式自動変速機にお
いて、変速比が入力軸の回転速度の変化に正確に追従し
うるとともにトルク変動の際にも打音が未然に防止され
うる打音防止構造に関するものである。
従来技術および解決しようとする課題 従来ベルト式自動変速機においては、遠心ウエイトに
働く遠心力により、固定側プーリ半体に対する移動側プ
ーリ半体の間隔を調整することができるように移動側プ
ーリ半体を軸方向へ摺動自在に移動させるとともに駆動
軸のトルクを移動側プーリ半体にも伝達させるために、
実開昭54-124877号公報(第10図参照)に示すように、
受け部材たるスパイダ01を駆動軸に一体に取付け、移動
側プーリ半体02には、係止爪03を介して該スパイダ01を
挾持するリブ04を一体に設けていた。
第10図に図示の従来のベルト式自動変速機において
は、両係止爪03の相互間隔にバラツキがあっても、スパ
イダ01と係止爪03との軸方向の相対的摺動を円滑に行う
なわせるために、スパイダ01の巾よりも両係止爪03の内
面の間隔をやや広くする必要があり、この必要性によっ
てスパイダ01と係止爪03とに隙間が存在し、駆動軸のト
ルク変動の際にスパイダ01の側面が係止爪03の内面に衝
突して打音が発生することが避けられなかった。
またこの打音を防止するために、実開昭54-124878号
公報(第11図および第12図参照)に示すように、係止爪
03の外側にゴム状弾性体05を付設した従来のベルト式自
動変速機では、ゴム状弾性体05の弾性圧縮変形に伴う圧
力でもってゴム状弾性体05がリブ04に強く押付けられ、
両者に大きな摩擦力が働いて、移動側プーリ半体02が円
滑に軸方向へ摺動しえなくなることがあり、駆動軸の回
転速度に対応した変速比で変速しようとする所期の目的
を充分に達成することができない。
課題を解決するための手段および効果 本出願の特許請求の範囲1記載の発明は、このような
難点を克服したベルト式自動変速機の改良に係り、軸方
向に移動可能で実質的にプーリの径を可変とするドライ
ブVプーリの駆動軸と一体の固定側プーリ半体と、該駆
動軸上を軸方向へ摺動自在な移動側プーリ半体とを対向
して配設し、該移動側プーリ半体の背面側に遠心ウエイ
トを配置し、該遠心ウエイトの遠心力を受けて前記移動
側プーリ半体の軸方向位置を規定する受け部材を前記移
動側プーリ半体の背面側と遠心ウエイトを挟んで反対側
に前記駆動軸と一体に設け、軸方向へ延びる柱体を前記
移動側プーリ半体に一体に形成し、該柱体に嵌合して前
記移動側プーリ半体を軸方向へ摺動させるとともに前記
駆動軸に加わるトルクを該移動側プーリ半体に伝達する
ガイド部を前記受け部材に設けてなるベルト式自動変速
機において、前記ガイド部および柱体とに摩擦係数の小
さなスライドピースを介装し、該スライドピースの側部
と並列に、前記ガイド部および柱体と前記スライドピー
スとの間隙を消去する弾性片を設けたことを特徴とする
ものである。
本出願の特許請求の範囲1記載の発明では、前記した
ように駆動軸と一体の受け部材に設けられたガイド部
と、移動側プーリ半体と一体の柱体とに、摩擦係数の小
さなスライドピースが介装されているため、遠心ウエイ
トの遠心力により前記移動側プーリ半体が移動する際
に、該移動側プーリ半体と一体の柱体が、前記駆動軸と
受け部材を介して一体のガイド部に対し、前記スライド
ピースにより軽快に摺動することができる。
また本出願の特許請求の範囲1記載の発明において
は、前記ガイド部および柱体と、前記スライドピースと
の間隙を消去する弾性片が、前記ガイド部と柱体とに介
装されているため、駆動軸の回転速度に変動が生じて
も、前記ガイド部、スライドピースおよび柱体が相対的
に緩やか移動して、これらの間に大きな衝撃が発生する
ことがなく、打音の発生が未然に防止される。
そして本出願の特許請求の範囲1記載の発明では、ス
ライドピースは摩擦係数が小さくかつ実に大きな圧力が
加わらないため、摩擦が少なく耐久性が高い。
さらに本出願の特許請求の範囲2記載の発明では、前
記スライドピースにおけるプーリ回転方向の制御トルク
受圧側部と並列に前記弾性片が設けられているため、前
記駆動軸の駆動トルクが該弾性片に吸収されることな
く、直接的にドライブVプーリに伝達され、動力伝達効
率が高く、しかも制御トルクが発生して、前記柱体から
ガイド部へ大きな制動トルク不規則に加わった際には、
前記弾性片にこの変動制御トルクが充分に吸収され、打
音の発生が確実に阻止される。
実施例 以下第1図ないし第7図に図示した本発明の一実施例
について説明する。
まず駆動側では、エンジン1のクランクシャフト2の
左先端はテーパー面に形成され、クランクシャフト2に
ドライブVプーリ3のドライブ内筒4が嵌合され、ドラ
イブ内筒4を貫通してクランクシャフト2に螺着される
ボルト5によってドライブ内筒4はクランクシャフト2
に一体に結合されるようになっている。なおグリス溜6
はグリス供給孔7を介してドライブ内筒4と移動側プー
リ半体9との摺接面にグリスを供給するためのものであ
る。
またドライブ内筒4の右端に固定側プーリ半体8が一
体に嵌着され、これに対して接近または離隔しうるよう
にドライブ内筒4に移動側プーリ半体9がシール10を介
して軸方向へ摺動自在に嵌装され、移動側プーリ半体9
の左側には周方向へ亘って等間隔に3個の柱体11が軸方
向へ一体に突設されている。
さらに柱体11の配列間隔の中間に位置して移動側プー
リ半体9の左側に3対の軸受部12が一体に突設され、こ
の軸受部12に遠心ウエイト13の枢支軸14が嵌合され、こ
の枢支軸14に押え板15が当てがわれ、押え板15はボルト
16でもって移動側プーリ半体9に一体に固着されてい
る。
さらに移動側プーリ半体9より左側に位置して受け部
材たるスパイダー17がキー21,座金22およびドライブ内
筒4の左端に螺着されるナット23でもってドライブ内筒
4に一体に嵌着され、スパイダー17には遠心ウエイト13
に接して遠心ウエイト13の遠心力に応じて移動側プーリ
半体9を軸方向へ移動させる遠心ウエイト受け部18が周
方向へ3個所一体に形成されるとともに、この遠心ウエ
イト受け部18の中間に位置して半径方向へアーム19が延
長され、アーム19の先端にチャンネル状ガイド部20が形
成され、このガイド部20に自己潤滑性に富んだナイロン
の如き樹脂製スライドピース24が嵌装され、このスライ
ドピース24は移動側プーリ半体9の柱体11に軸方向へ摺
動自在に嵌合されており、クランクシャフト2のトルク
はドライブ内筒4を介して固定側プーリ半体8に伝達さ
れるのみならず、スパイダー17のアーム19からガイド部
20,スライドピース24,柱体11を介して移動側プーリ半体
9にも伝達されるようになっている。
しかもスライドピース24は底部25,駆動トルク受圧側
部26,制動トルク受圧側部27とでチャンネル状に形成さ
れるとともに、その内外端に鍔部28,29が一体に形成さ
れ、鍔部28,29の内側に隣接し底部25,駆動トルク受圧側
部26,制動トルク受圧側部27に溝部30,31が設けられ、制
動トルク受圧側部27には溝部30,31と平行に2条のスリ
ット32が刻まれている。
しかしてスライドピース24においては、第6図に図示
されるように、駆動トルク受圧側部26および制動トルク
受圧側部27の内側面および外側面は、断面梯形状柱体11
の両側面の傾斜角αおよびガイド部20の内側面の傾斜角
βとそれぞれ同一の角度α,βに形成されるとともに、
駆動トルク受圧側部26,制動トルク受圧側部27の相対す
る内側面間の寸法は、柱体11の横断形状より僅かに小さ
な寸法に設定され、駆動トルク受圧側部26,制動トルク
受圧側部27の外側面間の寸法は、ガイド部20の両側部内
面間横断形状と同一またはこれよりやや小さな寸法に設
定されている。
そして制動トルク受圧側部27におけるスリット32で挟
まれた弾性中間片33の外側面の傾斜角rがガイド部20の
内側面傾斜角βよりもやや大きくなるように、弾性中間
片33は外側方へ彎曲されている。
また、移動側プーリ半体9の左端にカバー35がボルト
36で一体に取付けられ、カバー35とスパイダー17とに圧
縮コイルスプリング37が介装されており、遠心ウエイト
13に遠心力が働かない状態では、第1図に図示されるよ
うに圧縮コイルスプリング37のバネ力によって移動側プ
ーリ半体9は固定側プーリ半体9より離隔するように左
方へ移動し、ドライブVプーリ3の巻掛け半径が小さく
なる。
次に従動側について説明する。
ドリブンシャフト40の右端には図示されない後車輪系
への動力伝達部があり、このドリブンシャフト40の左端
にドリブンVプーリ41のドリブン内筒42がスプライン嵌
合され、座金43を貫通してドリブンシャフト40に螺着さ
れるボルト44でもってドリブン内筒42はドリブンシャフ
ト40に一体に結合されるようになっている。
またドリブン内筒42の左方にはフランジ45を介して固
定側プーリ半体47が一体に嵌着され、それより右方に位
置して移動側プーリ半体48のスリーブ49がドリブン内筒
42に嵌合され、スリーブ49に軸方向へ指向したガイド長
孔50を貫通してドリブン内筒42にガイドピン51が嵌着さ
れ、ガイドピン51にガイドローラ52が回転自在に嵌合さ
れ、スリーブ49の外周にバネ受けスリーブ53が嵌装され
ており、移動側プーリ半体48はガイド長孔50に案内され
て軸方向へ摺動しうるようになっている。
さらにドリブン内筒42の右端にバネ受け板54が嵌合さ
れて、サークリップ55で係止され、バネ受けスリーブ53
とバネ受け板54に圧縮コイルスプリング56が介装されて
おり、圧縮コイルスプリング56のバネ力により移動側プ
ーリ半体48は固定側プーリ半体47に接近するように付勢
されている。
なお、フランジ45に螺子孔46が設けられており、図示
されないボルトを螺子孔46に螺合させてその先端をスリ
ーブ49の左端面に衝接させ、このボルトの螺入でもって
圧縮コイルスプリング56のバネ力に打勝って移動側プー
リ半体48を固定側プーリ半体47より離隔し、ドライブV
プーリ3,ドリブンVプーリ41間のVベルト38の装脱を容
易に行なうことができるようになっている。
第1図ないし第7図に図示の実施例は前記したように
構成されているので、エンジン1が停止している状態で
は、遠心ウエイト13に遠心力が発生せず、第1図に図示
されるように、圧縮コイルスプリング37のバネ力でもっ
て移動側プーリ半体9は固定側プーリ半体8より離れ、
Vベルト38は固定側プーリ半体8,移動側プーリ半体9の
フェイス面に圧接されることなくドライブ内筒4に巻付
けられ、エンジン1の出力はドリブンシャフト40に伝達
されないようになっている。
次にエンジン1が運転状態になって増速すると、クラ
ンクシャフト2の回転トルクがスパイダー17のアーム19
の先端のガイド部20よりスライドピース24および柱体11
を介して移動側プーリ半体9にも伝達されて、固定側プ
ーリ半体8および移動側プーリ半体9は回転駆動され、
遠心ウエイト13に遠心力が発生して、遠心ウエイト受け
部18に沿って遠心ウエイト13は半径方向へ移動し、移動
側プーリ半体9が固定側プーリ半体8に接近するように
摺動し、ドライブVプーリ3におけるVベルト38の巻掛
け半径が増大するとともにドリブンVプーリ41の巻掛け
半径が減少し、変速比が自動的に減少する。
このエンジン1の回転速度の増減に際して、スライド
ピース24の駆動トルク受圧側部26,制動トルク受圧側部2
7の内面は柱体11の両側面に隙間なくぴったりと接し、
かつスライドピース24は自己潤滑性に富んだナイロン製
であるため、遠心ウエイト13に働く遠心力の増減に対応
して無理なく移動側プーリ半体9は軸方向へ摺動でき、
従ってエンジン1の回転速度に対応した変速比でもって
ドリブンシャフト40は回転駆動される。
またスライドピース24は第6図に図示されるように構
成されているため、スライドピース24をガイド部20に嵌
装した状態でスライドピース24を柱体11に嵌合させる
と、第7図に図示されるように、弾性中間片33の外側面
先端がガイド部20の内側面に押付けられて内方へ弾性変
形し、これに対応してスリット32より端部の弾性側縁片
34も内方へ弾性変形して弾性側縁片34の内側面先端が柱
体11の外面に圧接し、スライドピース24は柱体11および
鍔部29に対し、がたなく嵌合されているため、ドライブ
内筒4に加減速力が働いても、駆動トルク受圧側部26,
制動トルク受圧側部27に衝撃力な力が作用することがな
く、打音の発生が未然に防止される。
さらにクランクシャフト2よりドライブ内筒4,アーム
19,ガイド部20およびスライドピース24の駆動トルク受
圧側部26を介して柱体11に駆動トルクが伝達され、かつ
駆動トルク受圧側部26にスリット32,33がないため、駆
動トルク受圧側部26には大きな駆動トルクを負担できる
とともに駆動トルク受圧側部26は摩耗され難く、耐久性
が高い。
第1図ないし第7図に図示の実施例では、スリット32
で挟まれた弾性中間片33が外方へ彎曲され、弾性中間片
33の外側面がガイド部20の両側部内面に弾性的に密接し
うるようになっているが、第8図に図示のように、制動
トルク受圧側部27においてスリット32より内側の弾圧中
間片33を内方へ彎曲させて、その内側面を柱体11の側面
に弾性的に密接させるように形成してもよい。
また第1図ないし第7図に図示の実施例と第8図に図
示の実施例とを組合せた第9図に図示のようにスライド
ピース24を形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明に係るベルト式自動変速機
の打音防止構造の一実施例を図示した縦断側面図で、第
1図は停止状態を、第2図は高速回転状態をそれぞれ示
しており、第3図および第4図は第1図のIII-III線、I
V-IV線に沿って裁断した横断面図、第5図はその要部分
解斜視図、第6図は前記実施例において柱体11とガイド
部20とスライドピース24との形状を図示したスライドピ
ース24の横断図、第7図はスライドピース24を柱体11お
よびガイド部20に介装した横断図、第8図および第9図
はさらに他の実施例の要部斜視図である。第10図は従来
のベルト式自動変速機を図示した要部欠載斜視図、第11
図は従来の他のベルト式自動変速機を図示した要部欠載
斜視図、第12図はその縦断側面図である。 1……エンジン、2……クランクシャフト、3……ドラ
イブVプーリ、4……ドライブ内筒、5……ボルト、6
……グリス溜、7……グリス供給孔、8……固定側プー
リ半体、9……移動側プーリ半体、10……シール、11…
…柱体、12……軸受部、13……遠心ウエイト、14……枢
支軸、15……押え板、16……ボルト、17……スパイダ
ー、18……遠心ウエイト受け部、19……アーム、20……
ガイド部、21……キー、22……座金、23……ナット、24
……スライドピース、25……底部、26……駆動トルク受
圧側部、27……制動トルク受圧側部、28,29……鍔部、3
0,31……溝部、32……スリット、33……弾性中間片、34
……弾性側縁片、35……カバー、36……ボルト、37……
圧縮コイルスプリング、38……Vベルト、40……ドリブ
ンシャフト、41……ドリブンVプーリ、42……ドリブン
内筒、43……座金、44……ボルト、45……フランジ、46
……螺子孔、47……固定側プーリ半体、48……移動側プ
ーリ半体、49……スリーブ、50……ガイド長孔、51……
ガイドピン、52……ガイドローラ、53……バネ受けスリ
ーブ、54……バネ受け板、55……サークリップ、56……
圧縮コイルスプリング。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸方向に移動可能で実質的にプーリの径を
    可変とするドライブVプーリの駆動軸と一体の固定側プ
    ーリ半体と、該駆動軸上を軸方向へ摺動自在な移動側プ
    ーリ半体とを対向して配設し、該移動側プーリ半体の背
    面側に遠心ウエイトを配置し、該遠心ウエイトの遠心力
    を受けて前記移動側プーリ半体の軸方向位置を規定する
    受け部材を前記移動側プーリ半体の背面側と遠心ウエイ
    トを挟んで反対側に前記駆動軸と一体に設け、軸方向へ
    延びる柱体を前記移動側プーリ半体に一体に形成し、該
    柱体に嵌合して前記移動側プーリ半体を軸方向へ摺動さ
    せるとともに前記駆動軸に加わるトルクを該移動側プー
    リ半体に伝達するガイド部を前記受け部材に設けてなる
    ベルト式自動変速機において、 前記ガイド部および柱体とに摩擦係数の小さなスライド
    ピースを介装し、該スライドピースの側部と並列に、前
    記ガイド部および柱体と前記スライドピースとの間隙を
    消去する弾性片を設けたことを特徴とするベルト式自動
    変速機の打音防止構造。
  2. 【請求項2】前記弾性片はスライドピースのプーリ回転
    方向側の制動トルク受圧側部に設けられたことを特徴と
    する特許請求の範囲1記載のベルト式自動変速機の打音
    防止構造。
  3. 【請求項3】前記弾性片は前記スライドピースに一体に
    形成されたことを特徴とする特許請求の範囲1記載のベ
    ルト式自動変速機の打音防止構造。
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