JP2704425B2 - シュノーケル - Google Patents

シュノーケル

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JP2704425B2
JP2704425B2 JP1016062A JP1606289A JP2704425B2 JP 2704425 B2 JP2704425 B2 JP 2704425B2 JP 1016062 A JP1016062 A JP 1016062A JP 1606289 A JP1606289 A JP 1606289A JP 2704425 B2 JP2704425 B2 JP 2704425B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般に、スキンダイバーにより使用される
シュノーケルに関するものである。更に詳しく言えば、
本発明は、シュノーケルから水をパージ(排除)する為
の装置である。
従来の技術及びその問題点 スキンダイバーは、水面上で顔を下向けて泳いでいる
間、息をする為の手段としてシュノーケルを使用する。
シュノーケルは、ダイバーの口と頭上の空気との間の導
管として機能する(以後、「スキンダイバー」と「ダイ
バー」とを同じ意味で使用する)。一般に、使用時にお
いてシュノーケル導管の開口端は、ダイバーの頭より少
し上に出ている。時には、遊泳運動や波の作用により、
少量の水がシュノーケルの開口端へ流れ込んだり、また
部分的に導管が水で満たされることがある。また、ダイ
バーが水面下で泳いだり潜ったりする時には、シュノー
ケルは、水で満たされる。経験豊富なスキンダイバー
は、シュノーケルに水が入り込む時を察知でき、直ちに
息を吸うのを止めて対応する。シュノーケルから水をパ
ージし、その後再び呼吸を続ける。
未熟なスキンダイバーは、時々生ずる水の溜まりを特
に面倒なことと感ずる。何故なら、知らぬ間に水を吸込
み、咳が出て極めて不快になるからである。従って、正
規には開いているシュノーケルの端部を制限したり塞い
だりして、水が入るのを防ぐ為に、いくつかの提案がな
されている。
1978年1月31日にマックス エー.ブランク(Max A.
Blanc)氏に付与されたシュノーケルという名称の米国
特許第4071024号明細書には、シュノーケルの水上開口
部に取付ける空気取込み蓋を教えている。その蓋の中の
曲りくねった通路が、シュノーケル中への水の流入を遅
らせる。このような蓋は、シュノーケル内へ水面の水が
流入するのを止めるのにある程度有効であるが、一方、
水面下での潜行又は遊泳中にシュノーケル内に流入する
水の排除を遅らせる。呼吸やパージにかなり余分の労力
を要することが、上記シュノーケルの利用、普及を制限
している。
1943年4月20日にシー.エッチ.ウィレン(C.H.Wile
n)氏等に付与された遊泳者用の呼吸装置(Breathing A
pparatus for Swimmer)なる名称の米国特許第2317236
号明細書は、水が流入し始めると、いつでもシュノーケ
ルの水上端部を閉塞するように取り付けられたフロート
球付弁を教えている。このような弁は、嵩高く、またう
まく閉塞しなかったり、呼吸するのに邪魔になったりす
る。一度は普及したが、このような装置は今では信頼性
のない、そして時代遅れな装置と考えられている。
スキンダイバーが水面下の遊泳、又は潜行後に水面に
浮上した時には、開口したシュノーケル導管は水で完全
に満たされている。スキンダイバーが、水面遊泳の姿勢
たる顔を下向けた格好をしている時、シュノーケルの開
口端は水面上にある。その水面上にあるシュノーケル開
口端を用いて、マウスピース(mouthpiece)内へ空気
(息)を一気に吐き出すことにより、導管がパージさ
れ、呼吸可能となる。
表面張力により、導管の断面全体に拡がった泡中へ吹
き込まれるパージ空気流が形成される。その泡中の圧力
が、泡をシュノーケル導管の開口端の方へ膨潤させる。
泡の先導面(leading surface)がマウスピースから動
き去るにつれ、導管中の水の塊は、泡の前に押しやら
れ、開口端の外へ押し出される。
そのパージ空気泡は、導管内面に付着した上記水を剥
ぎ取るであろう。通常、泡中の駆動圧力が周囲より実質
的に高い時には、導管内面上には殆ど水は残留しない。
従って、一気に吐き出された空気のパージ圧は、マウス
ピースから距離が離れることにより急速に低減するた
め、パージ空気泡は、導管の上部1/3中においてのみ、
かなりの量の上記水を剥ぎ取る。
そのパージ空気泡が消費された後は、残留水がマウス
ピースに向けて内面を流れ落ちる。また、遊泳運動や波
の作用により、シュノーケル導管の開口端から内部へ流
入した水は、一般に導管の上部1/3の内面を叩き、付着
し、その後マウスピースの方へ表面を流れ落ちる。水
は、シュノーケル導管の最下部、通常はマウスピースの
下に貯り、導管を塞ぐ。もし、導管が完全に閉塞されて
いなければ、ゆっくりと注意深く息を吸うことができ、
その後でパージの為の次の息の吐出しが可能となる。
シュノーケルをパージするのに必要な呼吸の労力はか
なりのものである。多くのスキンダイバーは、1回の息
の吐出しによるシュノーケルの完全パージに必要な呼吸
力が不足しがちであり、数回のパージ操作を繰返さなけ
ればならない。また、ダイバーが丁度息の吐出を終え、
肺の中には殆んど空気が残っておらず、しかも充分に1
回のパージが完了できていないような場合に、時として
シュノーケル内へ水が入ってくることがある。上記理由
により、呼吸の労力とシュノーケルをパージするのに必
要な空気量とを減らすための装置が有益である。
周知の解決方法は、シュノーケルのマウスピース近傍
位置で、シュノーケル導管内に外向きのパージ弁を取付
けることである。水で満たされ、水面上に出た導管内の
水はパージ弁を通して除去される。換言すれば、導管内
の水位が周囲の水位に釣合するまで、パージ弁がシュノ
ーケル導管の水を排水する。理論的には、水で満たされ
たシュノーケル内の全水量はパージ弁が通った最初の流
出により減少しているため、残留水をパージするのに要
する呼吸の労力も減少する。
あいにく、パージ弁はまた、力強く吐出される空気の
為の通路を形成する。パージ弁がマウスピースの近くに
位置している時には、パージ弁は、一気に吐出されたパ
ージ用空気を急速に、そして無駄に消耗される。この問
題に対する一つの解決は、マウスピースとシュノーケル
導管の開口端との間のほぼ中間位置におけるシュノーケ
ル導管中に、1個のパージ弁を配置することである。
スキンダイバーが顔を下に向けて遊泳している際、シ
ュノーケル導管の中間に存するパージ弁は周囲水面に近
い位置にある。このような位置では、パージ弁は、該パ
ージ弁及び水面上に出ているシュノーケル導管部分を排
水するであろうが、当初は吐出するパージ空気流の障害
とはならない。この位置においてさえ、パージ弁は強く
吐出された空気を消耗させ、パージ弁と開口端の間の導
管の内面に付着する残留水の量は相当なものとなる。残
留水は、次にシュノーケル導管の最も低い部分に貯り、
導管を塞ぐ。その結果、パージ弁自身はシュノーケル導
管の中間に位置している時でさえ、有利性が限定され
る。
1981年7月14日にヨセフ エヌ.シューク(Joseph
N.Schuch)氏に与えられた潜行用シュノーケルと称され
る米国特許第4278080号明細書には、マウスピースと開
口端とのほぼ中間位置においてシュノーケル導管に結合
する枝管の底に、パージ弁を配置したことを開示してい
る。そのパージ弁は、シュノーケル導管中の水位が周囲
の水位に釣合うまで、その導管を排水する。一部のパー
ジ用空気は、枝管内へ流れ、該枝管内の水を強制的にパ
ージ弁の外に出す。シューク氏は、パージ用空気が到達
し、パージ弁により該空気が消滅する前に、上記枝管が
シュノーケル導管のパージを行い得るのに必要な一時的
抵抗(transit resistance)を付与し得る充分な長さを
持っていなければならないと教えている。
シューク氏提案のシュノーケル導管中の水は、パージ
空気が枝管から水を排除し、該空気がパージ弁に到達す
る前に開口端から押出される。さもなければ、パージ空
気泡の枝管内へ分離した部分が該パージ泡中の駆動圧力
を下げ、かなりの残留水がシュノーケル導管の上部に付
着するのを許容することになる。従って、シューク氏提
案のシュノーケル構造は、水で満たされたシュノーケル
をパージするのに必要な労力を若干引下げるが、必要な
パージ用空気の量を減らすことはなく、またそれはシュ
ノーケルの内面に付着した残留水を減らすこともなく、
該残留水は、間もなく導管を流下し、マウスピースの近
傍においてシュノーケルを塞ぐ。また、枝管は、シュノ
ーケルの大きさをかなり大きくさせることとなり、シュ
ノーケルの広範な使用を妨げる。
従来技術の特性である上記因子や条件を考慮すれば、
スキンダイビング用シュノーケルの改良は必要である。
改良シュノーケルにおいては、水は、最小の呼吸労力と
最小の吐出空気量とによりパージされるべきである。パ
ージ操作後に残留する水は、捕捉して除去すべきであ
る。また、遊泳運動や波の作用、その他の類似作用によ
りシュノーケル導管の開口端内へ飛散した水もまた、捕
捉し除去すべきである。改良シュノーケルは、コンパク
トで使い易いものであるべきである。本発明は、これ等
の要求事項を全て満足するものである。
発明の概要 本発明の実施例に従い、改良されたスキンダイビング
用シュノーケルを説明する。この改良シュノーケルは、
水面位置で顔を下に向け遊泳するスキンダイバーのシュ
ノーケル使用状態にある場合には、水面上に位置するチ
ャンバにより、その長さが分割された導管を含むもので
ある。上記導管の内断面から、そのチャンバの拡大する
内断面へフレア状(漏斗形状)に張出す境界部は滑らか
であり連続的である。スキンダイバーが水面下の遊泳、
又は潜行の後浮上したとき、チャンバのパージ弁が最初
にチャンバと上部導管との排水を行う。下部導管はマウ
スピース内へ強く吐出された空気により水を押上げ、こ
れによりパージされ、呼吸ができるようになる。この改
良シュノーケルをパージするのに要する労力は軽減され
る。何故なら、下降する水塊はチャンバのパージ弁から
外へ流出し、シュノーケルの頂部から溢れ出る必要がな
いからである。パージ操作後又は遊泳運動や波の作用、
或いは類似作用により上部導管の開口端内へ水が飛散し
た後には、分子凝集力や付着力により、水は上部導管や
チャンバの内面を流下し、該チャンバのパージ弁に至
る。パージ弁は僅かな静水圧で開き、水が下部導管内へ
溢流するのを防止するに足る速さで周囲に排水する。別
の構造では、最初の排水は、マウスピースの下の第2チ
ャンバの底に位置する第2のパージ弁による容易にな
る。この第2チャンバはまた、マウスピースからの排
水、及び上部導管から溢流した水を捕捉するのに役立
つ。
実 施 例 次の詳細説明は最善の、現在意図されている本発明の
実施形態についてのものであり、これに限定されるもの
ではなく、単に本発明の一般原理を説明する目的のため
になされたものである。
以下に、本発明の実施例を、添付図面を参照しつつ説
明する。
第1図及び第2図は、改良シュノーケル(10)を、水
面上において顔を下に向け遊泳するスキンダイバーによ
り用いられるのにほぼ近い状態で示す(明確にするた
め、図中においてダイバーを省略する)。シュノーケル
(10)は、チャンバ(12)により、上部導管(14a)と
下部導管(14b)とに分割された導管(14)を備えてい
る。チャンバ(12)は、シュノーケル(10)使用中にお
いて周囲水面(16)より上方位置にある。
上部導管(14a)は、水面(16)上の空気中に延びて
おり、端部に開口(18)を有している。空気や水は、自
由に導管(14a)内に流入し得る。何故なら、開口(1
8)は閉じられて又は制限されておらず、流体は殆んど
又は全く抵抗なく入り得るからである。上部導管(14
a)は、スキンダイバーの頭のほぼ中心上に開口(18)
が位置するように滑らかに湾曲している。しかしなが
ら、上部導管(14a)は真直ぐであってもよい。
下部導管(14b)は、水面(16)下で滑らかに湾曲
し、上向きに開口したマウスピース(20)に連結されて
いる。マウスピース(20)は、ダイバーの口で支持され
るのに適しており、また導管(14)から口の内部への流
路を開いている(これら図中において、マウスピースの
開口(20)は、ダンパーの口により覆われているものと
考えるべきである)。
導管(14a),(14b)は、スキンダイバーの頭の曲面
にほぼ適合するような形態になっている。障害物や流路
の方向に急変のない実質的に滑らかな流路を有すること
により、呼吸及びパージは容易になる。
絶対的に必要なことではないが、導管(14a),(14
b)は同じ断面を有する。上部導管(14a)の内側断面か
らチャンバ(12)の拡大する内側断面へフレア状に拡が
る境界部分は、徐々に拡開し、滑らかであり且つ切れ目
がない。このように、内面の輪郭は均一であり、流体の
流動方向に急変がない。
パージ弁(22)は、下部導管(14b)の開口に隣接し
たチャンバ(12)の底にある。パージ弁(22)の好まし
い形態は、下部導管(14b)への開口を取巻く環状のも
のである。パージ弁(22)は、水をチャンバ(12)から
周囲へ流すのに適応したものである。
第3図に示すように、構造素子(24)がパージ弁(2
2)を含む環状開口に橋状につながり、これによりチャ
ンバ(12)の側面が導管(14b)に結合している。構造
素子(24)は、比較的薄いリブ、或いはそれに似た形状
物であり、水がパージ弁(22)に制限されることなく流
れるように、間隙を保っている。第4図は、構造素子
(24)が外側に配設されたシュノーケルの1部を示す。
パージ弁(22)は、一般に例えばシリコン弾性物質や
その類似物の如き薄く柔軟な、そして弾性を有する材質
製の可撓性薄膜で、その拘束されない端部が、一方向の
みの流れを許容するように、低圧下で洗濯的にたわむこ
とができるように取り付けられている。逆の圧力では、
上記薄膜は、覆っている開口を閉じ、強制的に密封す
る。その結果、パージ弁(22)は、周囲の水のチャンバ
(12)内への逆流を防止する。
スキンダイバーが水面下を遊泳又は潜行している状態
において、水は開口(18)を通ってシュノーケル(10)
内部に流入し、完全にシュノーケルを満たす。スキンダ
イバーが水面に浮上し、顔を下に向ける水面遊泳姿勢と
なった後は、周囲水面(16)上の水(第2図において
は、水面(16a)を有する)は、パージ弁(22)を通っ
て排水される(第2図において、矢印で描かれてい
る)。第2図は、水の流出によりパージ弁(22)が外方
へ撓んだ状態を示す。
下部導管(14b)内の水は、空気をマウスピース(2
0)内に力強く吐出することによりパージされる。表面
張力が、導管(14b)の断面全体に拡がった泡内に吐出
される空気を、パージ流に形成する。圧力が泡をマウス
ピース(20)から離れるように膨らます。その泡の先導
表面が、マウスピース(20)から動き去るにつれ、下部
導管(14b)内の水塊は、泡の前に押しやられ、チャン
バ(12)内に押上げられる。水面(16a)が周囲水面(1
6)より上にあり、チャンバ(12)内へ入ったとき、そ
の水は、パージ弁(22)を通ってシュノーケル(10)外
へ流出する。
パージ弁(22)は、チャンバ(12)内の水が排出され
ることにより、パージ空気の一部を消費する。上昇する
水の運動量、及び上部導管(14a)内を上昇し続けるパ
ージ空気の圧力が、水を開口(18)の外へ運ぶ。
パージ空気の泡は、導管(14a),(14b)及びチャン
バ(12)の内面に付着した上記水を剥取る。通常、下部
導管(14b)の内面上には殆んど水は残留しない。何故
なら、マウスピース(20)の近くの泡中の初期駆動圧力
は、周囲より実質的に高いからである。
第5図に示すように、パージ空気の泡が消費された
後、分子凝集力及び付着力が、残留水を導管(14a)の
内面及びチャンバ(12)のフレア状内面を流下させ(第
5図中、矢印で示す)、パージ弁(22)の拘束されてい
ない外側縁部に到達させる。同様にして、遊泳運動や波
の作用のために、開口(18)内へ飛散した水は上部導管
(14a)の内面に接して付着し、その後パージ弁(22)
へと流下する。
上部導管(14a)の内側断面からチャンバ(12)の拡
大内側断面に至るフレア状境界部は、凝集力や付着力
が、内面から切離されない実質的に薄膜状の水の流れを
保持するように、徐々に変化し、切れ目がないようにな
っている。また、チャンバ(12)のフレア状拡開の角度
は、水がチャンバ(12)の内面を離れてパージ弁(22)
を通過し、下部導管(14b)内へ落下しない範囲に決め
られる。一般に、水を表面上に保持する凝集力,付着力
は、水を表面から引離す重力の力に対抗しなければなら
ない。他の角度も採用し得るが、30゜以下の内角を有す
るフレアが、ほとんどの場合において適当である。
同様に、分子凝集力,付着力は、上部導管(14a)の
湾曲内面に沿う水の流れを保証する。その曲率半径は、
水が内面から離れ、パージ弁(22)を通って下部導管
(14b)内へ落ちないように選ばれる。一般に、水を内
面用に保持する凝集力及び付着力は、流水がその湾曲を
伝ってチャンバ(12)内に流入する時、その流水に作用
する遠心力及び重力に対抗しなければならない。従っ
て、10cm囲繞の曲率半径が、ほとんどの場合において適
当なものとして決定されている。
水は、チャンバ(12)の内壁を流下し、真直ぐにパー
ジ弁(22)の拘束されてない外側縁部に到る。パージ弁
(22)は、僅かな静水圧下で開き、そして水が下部導管
(14b)内に溢流するのを阻止するに足る速さで水を周
囲へ排水する。急速排水は、上部導管(14a)の内部断
面積に少くとも等しい流路面積を持ったパージ弁(22)
を備えることにより容易となる。
上部導管(14a)及びチャンバ(12)は、水が周囲水
面(16)より上方にあることに基づき静水圧差が生じた
際に、パージ弁(22)により排水される。パージ弁(2
2)は、マウスピース(20)と開口(18)との間の距離
の中間点より上に位置するのが有利である。このよう
に、マウスピース(20)及び開口(18)間距離の中間点
より上であれば、パージ弁(22)は、スキンダイバーが
水面上において顔を下に向け遊泳している際に、通常
は、周囲水面より上にある。その結果、パージ弁(22)
は、チャンバ(12)内へ流入した水を連続的に排水す
る。
第6図は、本発明シュノーケルの他の実施例を示す。
図に示すように、導管(14b)の上端が徐々に絞られ
て小断面積となり、パージ弁(22)に隣接したノズル孔
(26)が形成されている。ノズル孔(26)は、パージ操
作中に導管(14b)から水を排出するのを容易にする。
勿論、ノズル孔(26)は、呼吸中の著しい空気流通抵抗
を避けるように大きさにすることが好ましい。
第7図は、本発明シュノーケルの更に他の実施例を示
し、導管(14a)の中心軸線に対し直交するデフレクタ
(deflector)(28)がチャンバ(12)内に置かれてい
る。デフレクタ(28)は、必要に応じて平面状,湾曲
状、又は円錐形状であってもよい。デフレクタ(28)は
延出する構造素子(24a)により支えられている。デフ
レクタ(28)は、導管(14a)の中心を通り下降する水
の軌道を変化させてチャンバ(12)に付着させることを
確実にする。デフレクタ(28)は、呼吸の際における空
気の流れを著しく阻害するのを避けるような大きさにす
るのが好ましい。
第8図及び第9図は、本発明シュノーケルの別の実施
例を示し、上記環状のパージ弁(22)が、少くとも1個
の円形状パージ弁(30)に置換され、該パージ弁(30)
が、下部導管(14b)への開口に隣接する側壁に取り付
けられている。第8図及び第9図に示すように、水の流
出がパージ弁(30)を外方へ撓ませる。複数のパージ弁
(30)(第9a図参照)は、チャンバ(12)から、より速
く水を排出するのに有効である。
第8図に示すシュノーケルは、水をパージ弁(30)へ
導くのを容易にするために、堰(32)を取り入れてい
る。堰(32)は、下部導管(14b)をチャンバ(12)内
へ少し延ばすことにより形成されている。このシュノー
ケルの別例としては、第10図に示すように、堰(32)の
上端をパージ弁(30)の下端側に向け傾斜させることも
できる。
第11図は、本発明シュノーケルの更に別の実施例を示
している。該シュノーケルは、チャンバ(12)の縦方向
中心軸線が下部導管(14b)に関し、ある角度で設定さ
れている。
第12図は、本発明シュノーケルの更にまた別の実施例
を示す。該シュノーケルは、排水流(第12図中、矢印で
示す)が、下部チャンバ(38)の底に位置するパージ弁
(36)により速やかに行われ得る。下部チャンバ(38)
は、マウスピース(20)の下方へ下部導管(14b)を延
ばすことにより形成される。下部チャンバ(38)は、マ
ウスピース(20)からの排水と、パージ弁(22)を通っ
て流入した水を捕捉するのに役立つ。
第12図中、“h"の大きさは、シュノーケル(10)が使
用される際のパージ弁(22)の水面(16)からの垂直距
離である。パージ空気の泡は、水面(16a)を少くとも
パージ弁(22)までの距離“h"に上げるに足る内圧を持
っていなければならない。パージ弁(36)は、水面(1
6)より下で、長さ“h"より大なる深さに位置している
のがより有利である。パージ弁(36)を、水面(16)下
の距離“h"より大なる深さに位置させることにより、パ
ージ弁(36)を閉じる周囲静水圧は、パージ空気の泡の
内圧より大きくなる。その結果、パージ圧力及びパージ
弁(36)を通過する空気の損失は無視できるようにな
る。
下部チャンバ(38)により捕捉された水は、シュノー
ケルが次にパージされる時にパージ弁(36)を通って除
去される。下部チャンバ(38)は、パージ操作後に残留
する残留水を、飛散してチャンバ(12)内を通過する水
を、又はマウスピースを通って口から排水される少量の
水を保持する大きさであるのが有利である。経験的な研
究に基づき、シュノーケルの全内容面積の10%に等しい
チャンバ内容積が、この目的には充分であると決定され
ている。
導管やチャンバの直径に関し、配置変更や、円形断面
から、例えば長楕円形断面に変形することのようなその
他の変形が考えられている。単一の水面上チャンバを有
するシュノーケルが示され、記述されているが、しかし
数個の水上チャンバを使用するシュノーケルも考えられ
る。
これらの技術に熟練した人々は、上記本発明に対し、
変形及び/又は変更を思いつくであろう。本記述の理解
範囲内に入るこのような変形や変更は、いかなるものも
同様に本書に含まれるものである。本書の記述は説明の
ためのものであって、限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明シュノーケルの1実施例を示す側面図、
第2図はその縦断側面図、第3図は第2図の3−3線に
沿う断面図、第4図は本発明シュノーケルの他の実施例
を示す部分縦断側面図、第5図は第1図及び第2図に示
したシュノーケルのパージ後の状態を示す縦断側面図、
第6図は本発明シュノーケルの更に他の実施例を示す部
分縦断側面図、第7図はデフレクタを設けた本発明シュ
ノーケルを示す部分縦断側面図、第8図は本発明のシュ
ノーケルの別の実施例を示す縦断側面図、第9図は第8
図の9−9線に沿う断面図、第9a図は本発明シュノーケ
ルの更に別の実施例を示す横断平面図、第10図はパージ
弁側へ向かって傾斜する堰を有する本発明シュノーケル
を示す部分縦断側面図、第11図及び第12図は上記した本
発明シュノーケルと内部構造を各々異にする本発明シュ
ノーケルの実施例を示すもので、第11図は縦断側面図、
第12図は縦断側面図である。 (10)……シュノーケル (12),(38)……チャンバ (14)……導管 (14a)……上部導管(第1導管) (14b)……下部導管(第2導管) (16)……水面 (18)……開口 (20)……マウスピース (22),(30),(36)……パージ弁 (26)……ノズル孔 (28)……デフレクタ (32)……堰

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイバーが水中を遊泳する際に使用するシ
    ュノーケルであって、 該シュノーケルが水面において顔を下に向けて遊泳する
    ダイバーによって支持される際に、水面上に延在する第
    1導管及び該第1導管から下方へ延び、下部が水面下に
    延在する第2導管を有し、 前記第1導管が、上部の第1端部及び下部の第2端部を
    備え、 該第1導管の第1端部は、周囲流体が自由に前記シュノ
    ーケル内に流入可能な開口を有し、 前記第1導管は、該第1導管の第2端部及びその近傍の
    側面が、フレア状に拡開して第1チャンバを形成してお
    り、該第1チャンバは、底部中央開口と、該底部中央開
    口を囲繞する環状開口を備え、 前記第1導管の拡開部分は、凝集力及び付着力により水
    が、前記環状開口に向け前記第1導管及び第1チャンバ
    の内面を流下するように拡開し、 前記第2導管が、上部の第1端部及び下部の第2端部を
    有しており、 該第2導管の第1端部が、流体を前記第1チャンバの底
    部中央開口を経て前記第1チャンバに流し得るように結
    合され、 流体が前記第2導管内部に連通するようにマウスピース
    が前記第2導管の第2端部に設けられ、更に、 前記第1チャンバ内部から外部へ一方向に流体が流れ得
    るよう構成されたパージ弁が、前記第1チャンバの環状
    開口部に配置されていることを特徴とするシュノーケ
    ル。
  2. 【請求項2】前記第1導管の拡開された第2端部が、30
    ゜以下の頂角を有する円錐形状であることを特徴とする
    請求項1記載のシュノーケル。
  3. 【請求項3】前記第1導管及び円錐形状第2端部の内面
    が、障害物なく、平滑面により形成されていることを特
    徴とする請求項2記載のシュノーケル。
  4. 【請求項4】前記第1チャンバの環状開口が、該第1チ
    ャンバの底部中央開口を囲繞していることを特徴とする
    請求項1記載のシュノーケル。
  5. 【請求項5】前記第1チャンバが、前記第1導管の第1
    端部と第2導管の第2端部との間の中間位置より上方に
    位置していることを特徴とする請求項1記載のシュノー
    ケル。
  6. 【請求項6】前記パージ弁が、前記第1チャンバ内部か
    ら外部への一方向だけに流体を流し得るよう選択的に前
    記環状開口を開閉するように、該第1チャンバの環状開
    口部に取り付けられた柔軟な隔膜部を有していることを
    特徴とする請求項1記載のシュノーケル。
  7. 【請求項7】前記環状開口が、少なくとも前記第1導管
    内の開口断面積に等しい流体流通用面積を有しているこ
    とを特徴とする請求項1記載のシュノーケル。
  8. 【請求項8】前記第1導管が、該第1導管の第1端部及
    び第1チャンバの間に滑らかに湾曲した流路を形成して
    いることを特徴とする請求項1記載のシュノーケル。
  9. 【請求項9】滑らかに湾曲した前記流路が、10cm以上の
    曲率半径を有していることを特徴とする請求項8記載の
    シュノーケル。
  10. 【請求項10】前記第2導管が、該第2導管の第2端部
    及び第1チャンバの間に滑らかに湾曲した流路を形成し
    ていることを特徴とする請求項1記載のシュノーケル。
  11. 【請求項11】前記第1チャンバの底部開口を少なくと
    も部分的に囲繞する環状堰が設けられていることを特徴
    とする請求項1記載のシュノーケル。
  12. 【請求項12】前記第2導管の第1端部が、前記第1チ
    ャンバへ開く先細にされたノズルを有していることを特
    徴とする請求項1記載のシュノーケル。
  13. 【請求項13】流体の流れを前記第1チャンバの側壁に
    付着させるように変更するためのデフレクタ(deflecto
    r)部が、前記第1チャンバの頂部と底部開口との間に
    配設されていることを特徴とする請求項1記載のシュノ
    ーケル。
  14. 【請求項14】前記マウスピースの近傍に、第1開口及
    び環状の開口を有する第2チャンバが設けられており、 前記第2チャンバの第1開口が、前記第2導管の第2端
    部に連通するように結合され、 前記第2チャンバの環状開口が、該第2チャンバの内部
    から外部へ一方向にのみ選択的に流体を流し得るように
    構成されたパージ弁を有していることを特徴とする請求
    項1記載のシュノーケル。
  15. 【請求項15】前記第2チャンバが、前記シュノーケル
    の全内容積の少なくとも10%に等しい内容積を有してい
    ることを特徴とする請求項14記載のシュノーケル。
  16. 【請求項16】閉塞されておらず、周囲流体が自由に流
    入し得る開口を上端及び下端に有する導管と、 該導管の下端に隣接し、流体の流れが該導管内部と連通
    するように結合されたマウスピースと、 前記導管の上端及び下端の間に、頂部より底部が大とな
    るようにフレア状に形成されたチャンバであって、前記
    導管の内部に入り込んだ水が、その凝集力や付着力によ
    り、該導管及びチャンバの内面を流れ、該チャンバの底
    部へ向かう実質的膜状流れ(sheet flow)を形成するよ
    うにされたチャンバと、 該チャンバの底部近傍において外部へ開くように設けら
    れた少なくとも1つの開口とを有するシュノーケルであ
    って、 該シュノーケルが、水面において顔を下に向けて遊泳す
    るダイバーにより支持されている際に、前記チャンバの
    開口が水面上に位置し、 前記チャンバの内部から外部への一方向にのみ選択的な
    流体流動を可能とするよう構成されたパージ弁が、前記
    チャンバの開口内に配置されていることを特徴とするシ
    ュノーケル。
  17. 【請求項17】前記マウスピース近傍に設けられた第2
    チャンバが頂部開口及び外部への開口を有し、 前記第2チャンバの頂部開口が、前記導管の下端に通過
    するように結合され、 前記第2チャンバの外部への開口が、前記第2チャンバ
    の内部から外部への一方向にのみ選択的な流体流動を可
    能とするよう構成されたパージ弁を備えていることを特
    徴とする請求項16記載のシュノーケル。
  18. 【請求項18】ダイバーが水中を遊泳する際に使用する
    シュノーケルであって、 該シュノーケルが水面において顔を下に向けて遊泳する
    ダイバーにより支持される際に、水面上に延在する第1
    導管及び該第1導管から下方へ延び、下部が水面下に延
    在する第2導管を備え、 前記第1導管が上部の第1端部及び下部の第2端部を有
    し、 該第1導管の第1端部に、閉塞されておらず且つ周囲流
    体が前記シュノーケル内へ自由に流入し得る開口が設け
    られ、 前記第1導管は、該第1導管の第2端部及びその近傍に
    おいて、徐々に外方へ拡開し、頂部より底部が大きくな
    るよう形成された第1チャンバを備え、 該第1チャンバが底部中央開口と、該底部中央開口を囲
    繞する環状開口とを有し、 水が、その凝集力及び付着力により、前記第1導管及び
    第1チャンバの内面に沿って、第1チャンバの環状開口
    へ流れるように、前記第1導管及び第1チャンバが均一
    な輪郭を有する滑らかな内面を有し、 前記第2導管が、上部の第1端部及び下部の第2端部を
    有しており、 該第2導管の第1端部が、流体の流れを前記第1チャン
    バの底部中央開口を経て前記第1チャンバに通じるよう
    に結合され、 更に、前記シュノーケルは、 前記第2導管の第2端部に設けられ、流体の流れを前記
    第2導管内部に連通するよう結合されたマウスピース
    と、 前記第1チャンバ内部から外部への一方向にのみ流体を
    流すように構成され、前記第1チャンバの環状開口内に
    配置されたパージ弁とを備えていることを特徴とするシ
    ュノーケル。
  19. 【請求項19】前記第1導管及び第1チャンバが、該第
    1導管の第1端部と第1チャンバの底部中央開口との間
    に円滑な流体流路を形成していることを特徴とする請求
    項18記載のシュノーケル。
  20. 【請求項20】長手方向に沿って略同一断面を有する第
    1中空導管、 該第1中空導管の一端に結合されたマウスピース、 長手方向に沿って略同一断面を有する第2中空導管、 略円錐形状を有するチャンバ、 該円錐形状チャンバの小端部に結合された前記第2中央
    導管の一端部、 前記円錐形状チャンバの大端部に結合された前記第1中
    空導管の他端部、及び前記第1中空導管の他端部と円錐
    形状チャンバの大端部との間に形成された弁装置を備え
    ていることを特徴とするシュノーケル。
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