JP2703320B2 - 光重合変色性組成物 - Google Patents

光重合変色性組成物

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JP2703320B2 JP1066974A JP6697489A JP2703320B2 JP 2703320 B2 JP2703320 B2 JP 2703320B2 JP 1066974 A JP1066974 A JP 1066974A JP 6697489 A JP6697489 A JP 6697489A JP 2703320 B2 JP2703320 B2 JP 2703320B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、特定の色素を含有する新規な光重合変色性
組成物に関し、さらに詳しくは、α−ジケトンと特定の
色素を光重合開始剤として用い、光硬化に際し色素の色
調が脱色され、目視による色調の変化が硬化の指標とな
る光重合変色性組成物に関する。本発明の組成物は一般
の工業用途に用いられる他、特に歯科用複合充填材料、
歯冠用材料、義歯床用材料、歯科用接着材料、ウ蝕予防
用填塞材料、ウ蝕予防用コーティング材料等の歯科用修
復材料に好適に用いられる。
(従来の技術) 現在、可視光線を照射して硬化させる光重合型レジン
は、歯科用途でその操作性、経済性および物性の良さが
受け入れられ、頻用されている。光重合開始剤としては
従来、種々検討されいくつか提案がなされている。例え
ばα−ジケトン等のカルボニル化合物とアミン類との組
合せ(特開昭48−49875号)、フルオレノンまたはα−
ジケトンと有機過酸化物または更にアミンとの組合せ
(特開昭57−203007号,特開昭60−32801号)、α−ジ
ケトン等のカルボニル化合物とバルビツル酸系化合物と
の組合せ(特開昭58−65704号)、α−ジケトンまたは
ケトンと有機過酸化物およびアルデヒドとの組合せ(特
開昭60−149603号)およびα−ジケトンおよび安息香酸
エステル系アミンとの組合せ(特開昭60−26002号)等
が挙げられる、 また色素を光重合開始剤に用いる試みも古くから行わ
れている。特開昭48−84183号にはα−ジケトンとアク
リジン染料、シアニン染料、およびスチリル染料塩基と
を組合せた光重合開始系を提案しているが、本発明の染
料は記載されておらず、硬化による脱色の記載もない。
工業化学雑誌,60,1161(1957),高分子化学,15,445
(1958)およびPolymer Engineering Sci,,40(196
9)には本発明に含まれるメチレンブルーを用いた研究
がみられるが、染料単独または還元剤と組合せて用いる
もので、光硬化特性が十分でなく、硬化による脱色を示
唆したものでなかった。
一方特開昭56−61307号には特定の着色剤を用いて硬
化により色調を変化させ、目視により硬化の指標となる
ことが提案されているが、光重合開始剤としての機能を
有しているものでなかった。特開昭61−44910号および
特開昭61−53304号には有機過酸化物と有機色素を用い
てレーザー光照射により硬化し、色調が脱色されること
を提案している。しかしこれらの発明はレーザー光照射
による硬化系を示し、通常の可視光重合に適用されるも
のでなかった。また特開昭61−271203号には硬化により
色調が変化し、硬化の判定を目視できる歯科用セメント
組成物が開示されている。これはグラスアイオノマーセ
メントのような硬化により酸が中和される際に、PH指示
薬として色調の変化を利用したもので、ラジカル重合性
単量体を硬化させる光重合開始剤の一成分として使用さ
れるものでなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 硬化性組成物たとえば歯科用修復材料において硬化前
は歯質との識別を容易にするために着色し、硬化後は審
美性の観点でその色調が脱色され無色透明な硬化体に変
化すること、および硬化に際して色調が変化し、硬化の
指標となることは臨床上有益であると考えられる。従来
の光重合レジンでは、光重合開始能力のみ有している
か、または硬化により色調が変化し硬化の指標となるも
のはあっても可視光では十分な光重合開始能力を有して
いないものかのいずれかであった。本発明ではその問題
点を解決すべく、硬化前は着色され、可視光照射により
速やかに硬化するとともに、色調が変化し脱色する機能
を有する光重合変色性組成物を得るべく鋭意検討を行
い、本発明に至った。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは前記目的を達成するために鋭意検討を重
ねた結果、α−ジケトンと特定の色素を光重合開始剤と
して用い、光硬化に際し色素の色調が脱色され、目視に
よる色調の変化が硬化の指標となる光重合変色性組成物
を見いだし、本発明を完成するに至った。
即ち本発明は (1)ラジカル重合性単量体と光重合開始剤とからな
り、該光重合開始剤が (a)α−ジケトンと (b)C.I.Basic Blue3,C.I.Basic Blue6(モルダス
ブルー),C.I.Basic Blue9(メチレンブルー),C.I.Ba
sic Green5(メチレングリーン),C.I.Basic Blue10
およびC.I.Basic Blue12(ナイルブルーA),C.I.Basi
c Blue17,C.I.Basic Blue24およびC.I.Basic Blue25
からなる群れから選ばれる1種以上の色素 から構成され、光硬化により色素の色調が脱色されるこ
とを特徴とする光重合変色性組成物である。
上記色素は塩基性色素でオキサジン染料およびチアジ
ン染料に属するものから選ばれる。オキサジン染料に属
するものとしてC.I.Basic Blue3,C.I.Basic Blue6
(モルダスブルー),C.I.Basic Blue10,C.I.Basic Bl
ue12(ナイルブルーA)が示される。またチアジン染料
に属するものとしてC.I.Basic Blue9(メチレンブル
ー),C.I.Basic Green5(メチレングリーン),C.I.Bas
ic Blue17,C.I.Basic Blue24およびC.I.Basic Blue2
5が示される。これらの色素の化学式および国際カラー
インデックス番号を以下に示す。
C.I.Basic Blue3−C.I.51004(カラーインデックス番
号) C.I.Basic Blue6(モルダスブルー)−C.I.51175(カ
ラーインデックス番号) C.I.Basic Blue10−C.I.51190(カラーインデックス番
号) C.I.Basic Blue12(ナイルブルーA)−C.I.51180(カ
ラーインデックス番号) C.I.Basic Blue9(メチレンブルー)−C.I.52015(カ
ラーインデックス番号) C.I.Basic Green5(メチレングリーン)−C.I.52020
(カラーインデックス番号) C.I.Basic Blue17−C.I.52040(カラーインデックス番
号) C.I.Basic Blue24−C.I.52030(カラーインデックス番
号) C.I.Basic Blue25−C.I.52025(カラーインデックス番
号) これらの色素の中で、光硬化特性および硬化時の色調
の脱色性からC.I.Basic Blue9(メチレンブルー)およ
びC.I.Basic Blue12(ナイルブルーA)が特に好まし
い。
色素の濃度としてはラジカル重合性単量体に対し0.00
1〜0.2重量%の範囲で用いられるが、好ましくは0.01〜
0.1重量%の範囲が好適に用いられる。色素の濃度が0.2
重量%を越えると光が吸収され、光重合性が低下すると
ともに硬化の際脱色性が悪くなり好ましくない。また色
素の濃度が0.001重量%未満では光重合開始能力が弱
く、硬化不良となる。
色素と組合せて用いるα−ジケトンは特に限定はない
が、例えばジアセチル、2,3−ペンタンジオン、2,3−も
しくは3,4−ヘキサンジオンのような鎖状のα−ジケト
ン化合物、カンファーキノンやビシクロ[2.2.1]ヘプ
タン−2,3−ジオンのような脂環式α−ジケトン化合
物、さらにはベンジル、アセナフテンキノン、9,10−フ
ェナントラキノン、 などのような芳香族α−ジケトン化合物が挙げられる。
これらのなかでもカンファーキノンが特に好ましく用い
られる。α−ジケトンの濃度としてはラジカル重合性単
量体に対して0.01〜5重量%の範囲で使用される。
さらに必要に応じて上述の色素およびα−ジケトンの
他に、α−ジケトンの光増感能を促進する公知の還元剤
を加えることができる。
還元剤としてはN,N−ジメチルアミノエチルメタクリ
レート、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアミノ安息
香酸エチル、N,N−ジメチルアミノベンズアルデヒド、
ミヒラーケトンなどの第3級アミン、シトロネラール、
0−フタルジアルデヒド、P−オクチルオキシベンズア
ルデヒドなどのアルデヒド、5−ブチルバルビツル酸、
1−ベンジル−5−フェニル−バルビツル酸などのバル
ビツル酸およびチオサリル酸、2−メルカプトベンゾキ
サゾール、4−メルカプトアセトフェノンなどのメルカ
プタン等を挙げることができる。本発明において用いら
れるラジカル重合性単量体としては、α−シアノアクリ
ル酸、(メタ)アクリル酸、ウレタン(メタ)アクリル
酸、クロトン酸、桂皮酸、ソルビン酸、マレイン酸、イ
タコン酸などの1価又は2価アルコールとのエステル類
さらに、N−イソブチルアクリルアミドのような(メ
タ)アクリルアミド類、酢酸ビニルなどのようなカルボ
ン酸のビニルエステル類、ブチルビニルエーテルのよう
なビニルエーテル類、N−ビニルピロリドンのようなモ
ノ−N−ビニル化合物、スチレン誘導体などが挙げられ
るが、特に下記のような一官能性、多官能性の(メタ)
アクリル酸エステル類とウレタン(メタ)アクリル酸エ
ステル類が好適である。
(i)一官能性 (メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸n−
もしくはi−プロピル、(メタ)アクリル酸n−もしく
はi−もしくはt−ブチル、2−ヒドロキシエチルメタ
クリレート(HEMA)など。
(ii)二官能性 (ここでn:1〜14の整数、R1:水素又はメチル基)で示さ
れるエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール(3G)、テトラエチレングリコー
ル、ドデカエチレングリコール、テトラデカエチレング
リコール等のジ(メタ)アクリレート、グリセリンジ
(メタ)アクリレート、2,2′−ビス〔P−(γ−メタ
クリロキシ−β−ヒドロキシプロボキシ)フエニル〕プ
ロパン(Bis−GMA)、ビスフエノールAジメタクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート
(NPG)、2,2′−ジ(4−メタクリロキシポリエトキシ
フエニル)プロパン(1分子中にエトキシ基2〜10)、
1,2−ビス(3−メタクリロキシ−2−ヒドロキシプロ
ボキシ)ブタンなど。
(iii)三官能性以上 トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、
ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレートな
ど。
(iv) ウレタン(メタ)アクリレート系 ヒドロキシル基を有する(メタ)アクリレート単量体
2モルとジイソシアネート1モルの反応生成物、両末端
NCOのウレタンプレポリマーとヒドロキシル基を有する
(メタ)アクリレート単量体の反応生成物などが挙げら
れ、かかる反応生成物の構造は、次式に示すものが挙げ
られる。
〔ここでR1は水素またはメチル基、R2はアルキレン基、
R3は有機残基である。〕具体的なものとして特公昭51−
36960号に記載されている2,2,4−トリメチルヘキサメチ
レンジイソシアネートとメタクリル酸オキシプロピルと
の反応生成物、特公昭55−33687号に記載されている両
末端イソシアネートのウレタンプレポリマーとメタクリ
ル酸−2−オキシエチルとの反応生成物が挙げられる。
また特開昭56−152408号に開示されているような四官能
性のモノマーも用いられる。
本発明においては、目的に応じてこれらのモノマーの
なかから適宜選択されて用いられる。
本発明においては歯質に対する接着性を確保するため
に上記した単量体にさらに酸性基を有する単量体を加え
て用いることができる。本発明において酸性基とは−CO
OH基、 (ただしXはF、Cl、BrまたはIを表す)基等の酸ハロ
ゲン基をも包含する。
酸性基をもつ単量体の具体例としては次の化合物が例
示される。
等を挙げることができる。
酸性基を有する単量体は接着性の点から通常組成物の
ラジカル重合性単量体成分に対し0.5〜60重量%配合さ
れる。
本発明の組成物には上述の単量体および重合開始剤の
他に目的に応じて各種の充填剤が加えられてもよい。こ
の充填剤は有機物であつても無機物であつてもよく、有
機物としてはポリ(メタ)アクリル酸メチル、ポリ(メ
タ)アクリル酸エチルなどの他に、後述の無機充填剤を
ポリマーで被覆した材料であつてもよい。また無機物と
しては、二酸化ケイ素(石英、ガラス、高分散性シリカ
等)、アルミナ、各種ガラス類、セラミツクス類、珪藻
土、カオリン、モンモリロナイト等の粘土鉱物、活性白
土、合成ゼオライト、マイカ、弗化カルシウム、リン酸
カルシウム、硫酸バリウム、二酸化ジルコニウム、二酸
化チタンなどよりなる粉末状、繊維状、薄片状のもので
ありその最大粒子径が100μ〜500μより小さいものが好
ましい。さらに、無機充填剤が使用する場合には表面処
理して用いられることが望ましい。表面処理剤としては
γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、ビニ
ルトリクロロシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニ
ルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシランお
よびビニルトリ(メトキシエトキシ)シラン等のシラン
化合物が用いられ、シラン化は通常の方法により行われ
る。これらのフィラーはモノマーに対し0.1〜7倍重量
使用するのが好ましい。
また本発明の組成物には所望により重合禁止剤、着色
剤、紫外線吸収剤等を添加することができる。本発明に
おいて、光重合開始剤を含む組成物は通常供給者により
予め一つのペースト又は液として混合され、遮光された
1容器に充填して使用者に供給することができる。使用
者は本発明の組成物を使用部位に適用した後常法により
照射器により放射される可視光により重合硬化させるこ
とができる。
(発明の効果) 本発明により得られる光重合変色性組成物は、α−ジ
ケトンと特定の色素を光重合開始剤として用いることに
より、適度に着色した重合性組成物を提供できる。かか
る着色した組成物を所望の部位に供給する際に、組成物
の色調を指標として過不足なく適当量の組成物を填塞す
ることができる。また硬化反応の進行が色素の色調の脱
色により目視観察可能となるので、反応の終了を容易に
確認することができる。従って組成物を硬化させる際
に、光照射不十分で未反応物が残存することを防ぐこと
ができる。これは、本発明による組成物を歯科材料に用
いる場合、未反応物の残存を完全に防げるので、強度、
硬度等機械的性能の優れた製品を供給できる上に、未反
応物による生体組織への刺激をもなくすことができ、そ
の効果は極めて大きい。
(実施例) 以下実施例により、本発明を説明する。
実施例 1−6 BisGMA/3G(50/50重量%)の組成物を作成し、そこに
所定量光重合開始剤を添加して均一な溶液を得た。この
溶液を2滴(約50mg)混和皿に採り、歯科用可視光線照
射器(クイックライト、クラレ社)を用いて先端5mmの
距離から30秒間照射を行った。硬化状況および色調の変
化を観察し、その結果を表1に示した。
比較例 1−2 実施例1と同一のモノマー組成物に本発明以外の公知
の色素を添加して同様な条件で試験を行い、硬化状況お
よび色調の変化を観察した。その結果を表1に示した。
比較例 3−4 実施例1と同一のモノマー組成物に、本発明の光重合
開始剤と異なる公知の色素と還元剤を添加して同様な条
件で試験を行い、硬化状況および色調の変化を観察し
た。その結果を表1に示した。
実施例 7 次の組成からなる組成物を調製し、以下の方法に従っ
て硬化深度およびブリネル硬度を測定した。
BisGMA 50重量部 3G 40 NPG 10 カンファーキノン 0.7 C.I.Basic Blue9 0.1 硬化深度は3mmφの穴のあいたテフロン板(厚さ6mm)
をガラス板にのせ、円柱状の穴の中に上記組成物を流し
込み、クイックライトにて先端5mmの距離から60秒間照
射して中のレジンを取り出し、硬化した硬化体の長さを
ダイヤルゲージで測定した。ブリネル硬度は上記硬化し
たサンプルの光照射面を研磨紙(#1000番)で研磨した
後、ミクログリネル硬度計にて常法に従って測定した。
硬化深度は3.6mm、ブリネル硬度は28で良好な硬化特性
および硬度を示し、色素の着色も完全に脱色した。
実施例8 実施例7のNPGの代わりにリン酸の酸性基を有するPhe
nyl Pを用い、それ以外は同一の組成物を調製し,同様
にして硬化深度およびブリネル硬度を測定した。硬化深
度は3.2mm,ブリネル硬度24を示した。
実施例9 実施例1の組成物と市販の光重合型コンポジットレジ
ン、フォトクリアフィルブライトXL(クラレ社)を2:8
の割合(重量)で混合し、均一な着色組成物を得た。こ
の組成物をガラス板上に約1mmの厚さの円板状に築盛
し、クイックライトにて60秒間光照射した所、硬化した
レジンが得られ、色素の着色も脱色された。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラジカル重合性単量体と光重合開始剤とか
    らなり、該光重合開始剤が (a)α−ジケトンと (b)C.I.Basic Blue3,C.I.Basic Blue6(モルダス
    ブルー),C.I.Basic Blue9(メチレンブルー),C.I.Ba
    sic Green5(メチレングリーン),C.I.Basic Blue10,
    C.I.Basic Blue12(ナイルブルーA),C.I.Basic Blu
    e17,C.I.Basic Blue24およびC.I.Basic Blue25からな
    る群から選ばれる1種以上の色素 から構成され、光硬化によりその色素の色調が脱色され
    ることを特徴とする光重合変色性組成物。
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