JP2694889B2 - セルフアラインゲート構造および集束リングの形成法 - Google Patents
セルフアラインゲート構造および集束リングの形成法Info
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Description
ring)構造を形成する方法に関する。
常、デスクトップ型コンピュータスクリーンにおいて使
用されるもののような陰極線管(CRT)ディスプレイ
は、比較的離れたスクリーン上の蛍光体に衝突する電子
銃からの走査電子ビームの結果として機能する。電子は
蛍光体のエネルギー準位を増加する。蛍光体がその定常
のエネルギー準位に戻る時、電子からエネルギーを光子
として放出し、これはディスプレイのガラススクリーン
を通して見る人に伝達される。
スクリーンを必要とする装置においてますます重要にな
っている。現在、このようなスクリーンはエレクトロル
ミネセンスまたは液晶技術を用いている。将来有望な技
術はスクリーン上の蛍光体を励起する冷陰極放出デバイ
スのマトリクス状アドレス可能なアレーの使用である。
という名称の米国特許第3,875,442号には透明
なガスの漏れないエンベロープ、そのガスの漏れないエ
ンベロープ内に互いに平行に配置される2個の主要な平
面電極および陰極発光パネルからなるディスプレイパネ
ルが開示されている。2個の主要な電極のうち一方は冷
陰極であり、他方は低電位陽極、ゲートまたは格子であ
る。陰極発光パネルは透明ガラス板、その透明ガラス板
上に形成された透明電極およびその透明電極上に塗布さ
れた蛍光体層から構成されうる。蛍光体層は例えば低エ
ネルギー電子で励起することのできる酸化亜鉛で構成さ
れる。
65,241号、同第3,755,704号、同第3,
812,559号および同第4,874,981号には
電界放出陰極構造が開示されている。所望の電界放出を
得るために、電位源はその正極端子がゲートまたは格子
に接続され、そしてその負極端子が放出器電極(陰極導
体基板)に接続される。電位源は電子放出電流を制御す
るために変化させることができる。電極間に電位を印加
すると、放出器の先端と低電位陽極格子との間に電界が
生じ、それにより陰極先端から格子電極の穴を通して電
子が放出される。この構造は図1に示される。
は1個以上の先端を含む領域に細分される陰極の製造に
適応させることができ、これらの領域からそれに適当な
電位を印加することにより別々に放出を行うことができ
る。
度は幾つかの因子、例えば放出器の先端の鋭さ、その先
端を取り囲むゲートまたは格子開口部の整合および間
隔、画素サイズ、並びに陰極−ゲートおよび陰極−スク
リーン間の電圧の関数である。これらの因子はまた相互
関係がある。画像の鮮鋭度に影響を与える他の因子は放
出された電子がディスプレイスクリーンの蛍光体に衝突
する角度である。
必要がある距離(d)は典型的に数100ミクロンのオ
ーダーである。ディスプレイのコントラストおよび明る
さは、放出された電子が陰極発光スクリーンまたは面板
上に位置する蛍光体に実質上90゜の角度で衝突する場
合に最適である。しかしながら、ディスプレイのコント
ラストおよび明るさは現在、放出器の先端から発する最
初の電子軌道が約30゜の頂角を有する実質上円錐形の
パターンであると考えられるため最適ではない。その
上、空間−電荷効果により放出された電子間にクローン
の斥力が発生し、図1に示されているようにさらに電子
ビームが分散するようになる。
許第5,070,282号には“抽出(extracting)電
極”の下流に配置された“制御(controlling )電極”
が開示されている。「電界放出器アレーを製造するため
のセルフアラインゲート工程」という名称の米国特許第
4,943,343号にはセルフアラインゲート構造の
形成におけるフォトレジストの使用が開示されている。
放出器の先端の製造においてセルフアラインゲートおよ
び集束リング構造を使用することにより平面パネルディ
スプレイの画像鮮明度を向上させることである。ケミカ
ルメカニカルプラナリゼーション(CMP)および選択
的エッチング技術は本製造法の基本要素である。本発明
の集束リングはCRTの集束構造と類似しており、図2
を見てわかるように放出された電子を平行にしてビーム
がディスプレイスクリーン上の小さめのスポットに衝突
するように機能する。
冷陰極製造工程に組み込むことができることであり、そ
れにより陰極放出器の先端から放出された電子の平行化
が高められ、その結果ディスプレイのコントラストおよ
び鮮明度が改良される。
造はセルフアライン法で行われることであり、それによ
り工程のバリエーションが相当減少され、また製造コス
トも低くなる。本発明の方法は添付図面を参照して、次
の非限定的な態様の記載を読むことにより良く理解され
よう。各図面中、同一の部分は同じ番号で表示される。
放出ディスプレイが図示されている。基板11は例えば
ガラスまたは種々の他の適当な材料の何れかで構成する
ことができる。好ましい態様においては、その上にドー
プされた多結晶シリコンのような導体層12が堆積され
た単結晶シリコン層が基板11として働く。
(本明細書では放出器の先端とも称する)が基板11の
上部に構築されている。ミクロ陰極13は種々の形状、
例えば角錐、円錐または電子放出のための微細なミクロ
点を有する他の形状である突起である。低電位陽極ゲー
ト構造15がミクロ電極13を取り囲んでいる。
の間に差動電圧が印加されると、電子流17がスクリー
ン16に塗布された蛍光体に向って放出される。スクリ
ーン16は陽極として機能する。電子流17は発散する
傾向を示し、陰極13の先端からの距離が大きくなると
幅広くなる。
になっており、陰極導体として働く。ゲート15は低電
位陽極またはその各々の陰極13の格子構造として働
く。誘電体絶縁層14は導電陰極層12の上に堆積され
る。絶縁体14はまた電界放出部位に開口部を有する。
かしながら、本発明の方法により製造されたビーム平行
化集束リング構造19もまた図示されている。集束リン
グ19は各放出器13から放出された電子ビーム17を
平行にして、ビームがスクリーン16に塗布された蛍光
体に衝突するスポットの領域を小さくし、それにより画
像の解像度が改良される。
初期、中間および最終の構造を図示した図3〜10を参
照して本発明をより良く理解することができる。
端13を形成する方法が幾つかある(図10の工程
A)。このような方法の例は「ミクロ構造電界放出電子
源」という名称の米国特許第3,970,887号に記
載されている。
に(適当な公知のドーピング前処理により)形成された
一連の引き延ばされた平行に伸長する反対のN−型導電
領域またはくぼみ(well)を有する。各N−型導電スト
リップは幅が約10ミクロンであり、そして深さが約3
ミクロンである。ストリップの間隔は任意であり、所定
のサイズのシリコンウェハー基板11の上に形成されう
る電界放出陰極部位を所望の数だけ収容できるように調
整することができる(P−型およびN−型導電領域を与
える基板の加工は何れかのよく知られている半導体加工
技術、例えば拡散および/またはエピタキシャル成長に
より行うことができる)。所望なら、P−型およびN−
型領域は適当な基板11および適当なドーパントの使用
により逆にすることができる。
3の部位である。電界放出陰極ミクロ構造13は半導体
基板11を使用して製造することができる。半導体基板
11はP−型またはN−型であり、その表面の一方が選
択的にマスクされ、そこで電界放出陰極部位を形成する
ことが望ましい。マスキングはマスクされた領域が下層
にある半導体基板11の表面上に島を定めるような方法
で行われる。その後、マスクされた島領域の端部の下側
にある半導体基板11を取り囲む周辺領域の横側を選択
的に除去することにより、電界放出陰極部位を定める各
々マスクされた島領域のすぐ下側の領域に中心が露出
し、盛り上がった半導体電界放出器の先端13が形成す
る。好ましくは、下層にある半導体基板11を取り囲む
周辺領域の除去はマスクされた島領域を取り囲む半導体
基板11の表面の酸化により厳密に制御され、酸化相は
マスクされた領域の周辺端部の下にある生成した酸化膜
層の横側の成長を促すのに十分で、島マスクの下側にあ
る基板11の非酸化先端13だけを残すのに必要な程度
までの長さである。その後、酸化膜層は少なくともマス
クされた島領域を直接取り囲む領域において選択的にエ
ッチングされ、それぞれ所望の電界放出陰極部位に下層
にある半導体基板11と一体となった中心が露出し、盛
り上がった半導体電界放出器の先端13が形成される。
器の先端13は酸化工程により尖鋭化することができる
(図8の工程A′)。シリコンウェハー(Si)11お
よび放出器の先端13の表面は酸化されてSiO2 の酸
化膜層(図示せず)を形成し、これは次にエッチングさ
れて先端13を尖鋭化する。SiO2 を形成し、先端1
3をエッチングするのに、慣用的で公知の酸化法の何れ
かを用いることができる。
15に関して選択的にエッチング可能な絶縁体18の堆
積である。好ましい態様においては、二酸化ケイ素層1
8が使用される。他の好適な選択的にエッチング可能な
材料、例えば窒化ケイ素およびオキシ窒化ケイ素もまた
使用することができるが、これらに限定されない。
ト15と陰極13との間隔およびゲート15と基板11
との間隔の両方を定める。したがって、絶縁層18はゲ
ート15と陰極13との距離が小さいと放出器の駆動電
圧が低くなるためできるだけ薄い必要がある。同時に、
絶縁層18はゲートが陰極導体12と十分に離れていな
いと酸化膜が破壊するため、それを防止するのに十分な
大きさでなければならない。
は好ましくは整合的な(conformal)絶縁層である。酸
化膜は酸化膜層18が陰極放出器の先端13の形状に整
合するような方法で放出器の先端13上に堆積される。
ト導体15の堆積である(図3)。ゲート15は導電層
15から形成される。導体層15はクロムまたはモリブ
デンのような金属を含有してもよいが、本法のための好
ましい材料はドープされたポリシリコンまたはシリサイ
ド化ポリシリコンである。
て、第2絶縁層14が堆積される(図3)。第2絶縁層
14は実質的に第1絶縁層18と同じであり、例えば層
14もまた好ましくは性質上整合的である。第2絶縁層
14はまた二酸化ケイ素、窒化ケイ素、オキシ窒化ケイ
素および他の好適な選択的にエッチング可能な材料から
構成されてもよい。第2絶縁層14は実質的にゲート1
5と集束リング19の間隔を定める(図2および3)。
て、集束電極層19が堆積される(図3)。集束リング
19(図2)は集束電極層19から形成される。集束電
極材層19はまた導電層であり、これはクロムまたはモ
リブデンのような金属から構成されうるが、ゲート導体
層15の場合と同様に好ましい材料はドープされたポリ
シリコンまたはシリサイド化ポリシリコンである。
いて、次のケミカルメカニカルポリシング(CMP)工
程(図10の工程F)の間の、集束電極材層19の下側
にある部分の望ましくないエッチングを防止するために
緩衝材21が堆積されうる。緩衝層21の堆積は任意の
工程であることに留意されたい。好適な緩衝材にはSi
3 N4 またはポリイミドの薄層、あるいは当該技術分野
において公知の他の好適な緩衝材が含まれる。窒化物緩
衝層21は先端13の強度を高める効果を有し、これは
この任意の工程を行うことの利点の1つである。緩衝層
21は実質的に、その上に緩衝材21が堆積されている
層へのCMPの進行を妨害する。
F)はケミカルメカニカルプラナリゼーション(CM
P)であり、これは当該技術分野においてケミカルメカ
ニカルポリシング(CMP)とも称される。化学および
研磨技術を用いて、放出器の先端13の前に伸長する緩
衝材および他の層(例えば集束電極層19、整合的絶縁
層14,18およびゲート導電層15の頂点)がこすり
取られる。
ー、圧力および温度条件下で半導体材料のウェハーを湿
った研磨表面と逆に保持または回転することが含まれ
る。アルミナまたはシリカのような研磨剤を含有する化
学スラリーを研磨用媒体として使用することができる。
したがって、化学スラリーは化学エッチング剤を含有し
てもよい。この操作は所望の終点または厚さの表面を形
成するのに用いられ、さらにこれは研磨および平坦化さ
れた表面を有する。研磨のためのこのような装置は米国
特許第4,193,226号および同第4,811,5
22号に開示されている。別のこのような装置はウエス
テックエンジニアリング(Westech Engineering )社に
より製造されており、モデル372ポリッシャーと呼ば
れている。
たって、そして高圧において行われる。最初に、CMP
は頂点が取り除かれるにつれて非常に速い速度で進み、
次に頂点が実質的に取り除かれた後はその速度はかなり
遅くなる。CMPの除去速度は圧力および平坦化される
表面の硬さに比例する。
ルメカニカルプラナリゼーション(CMP)後の中間工
程を示している。実質的に平面状の表面が達成され、そ
れにより第2整合的絶縁層14が露出する。この時点
(図10の工程G)で、当該技術分野において公知のエ
ッチング技術の何れか、例えば湿式エッチングを用い
て、各種の層を選択的にエッチングして放出器の先端1
3を露出させ、セルフアラインゲート15および集束リ
ング19構造を定めることができる。CMP工程の結果
として、層除去の順番もまた変えることができる。
は選択的にエッチングされ、ゲート15を露出する。図
5はそれにより第2整合的絶縁層14がゲート15と集
束リング19の間隔を定める手段、並びにそれによりゲ
ート15および集束リング19が自動整合される手段を
示している。
5がエッチングされる。ゲート材層15が除去された
後、放出器の先端13を覆う第1整合的絶縁層18が露
出する。本法における次の工程は選択的にエッチング可
能な第1絶縁層18の湿式エッチングであり、放出器の
先端13を露出させる。図7は絶縁性空胴がエッチング
された後の電界放出デバイスを示している。
材層15を最初に除去して第1絶縁層18を露出させる
ことができる。次に、選択的にエッチング可能な絶縁層
14および18の両方を同時に除去して放出器の先端1
3を露出させることができる。
ては低仕事関数の材料で被覆されうる(図10の工程
G′)。低仕事関数の材料にはサーメット(Cr3 Si
+SiO2 )、セシウム、ルビジウム、窒化タンタル、
バリウム、クロムシリサイド、チタンカーバイト、モリ
ブデンおよびニオブが含まれるが、これらに限定されな
い。
とができる。低仕事関数の材料またはその先駆物質を先
端13の上にスパッタリングまたは他の好適な手段によ
り堆積させることができる。特定の金属(例えばチタン
またはクロム)は急速熱加工(RTP)工程の間に先端
のケイ素と反応してシリサイドを形成する。RTP工程
の後、未反応の金属は何れも先端13から除去される。
窒素雰囲気下で、堆積されたタンタルはRTPの間に窒
化タンタル、すなわち特に低い仕事関数を有する物質に
変換されうる。
る。その結果、放出器の先端13は平坦なシリコン先端
よりも尖っているだけでなく耐浸蝕性が強く、低い仕事
関数を有する。アニール工程において、耐熱金属と下層
のポリシリコンとの反応によりシリサイドが形成され
る。
は当業者には明白であろう。例えば、図4および9に示
されるように、CMP工程(平坦化工程の相対的レベル
は破線で示される)の前に絶縁層14,14aなどおよ
び導電層19,19aなどを加え、その後選択的に各層
をエッチングして放出器の先端13を露出させることに
より幾つかの集束リング構造を形成することができる。
書に参考文献として組み込まれる。本明細書で例示し、
詳細に説明した特定の方法は単に本発明の態様の代表例
であり、本発明はこれらに限定されないことは理解され
よう。
ケミカルメカニカルプラナリゼーション(CMP)およ
び選択的エッチング技術を用いて放出器の先端に自動整
合されるゲートおよび集束リング構造を形成する方法が
提供される。また、冷陰極放出器の先端の製造において
セルフアラインゲートおよび集束リング構造を使用する
ことにより平面パネルディスプレイの画像鮮明度が向上
する。
放出陰極を示す平面パネルディスプレイの断面図であ
る。
図1の平面パネルディスプレイの断面図である。
束電極層および緩衝層が堆積された実質的に円錐状の放
出器の先端を有する電界放出陰極の断面図である。
図3の電界放出陰極の断面図である。
P)を行った後の図3の多層構造の断面図である。
である。
ある。
る。
る。
の形成に含まれる工程のフローチャートである。
Claims (10)
- 【請求項1】 エミッタ先端13を有する少なくとも一
個の陰極12を基板11上に形成する工程、 第1絶縁層18を前記エミッタ先端13の上に形成する
工程、 導電層15を前記第1絶縁層18の上に形成する工程、 第2絶縁層14を前記導電層15の上に形成する工程、 集束電極層19を前記第2絶縁層14の上に形成する工
程、 前記積層された基板11にケミカルメカニカルプラナリ
ゼーション(CMP)を施して、上層を平坦化し、前記
集束電極層19に前記エミッタ先端13に対してセルフ
アラインな集束電極19を形成する工程、前記第2絶縁層14、前記導電層15および前記第1絶
縁層18の一部を選択的に除去して、ゲート15を形成
し、さらに前記エミッタ先端13を露出させる工程 、 からなるエミッタ先端13の周囲にセルフアラインゲー
ト15および集束リング19を形成する方法。 - 【請求項2】 前記ケミカルメカニカルプラナリゼーシ
ョン(CMP)は研磨剤を含む研磨スラリーを用いる請
求項1記載の方法。 - 【請求項3】 さらに、前記エミッタ先端13の露出工
程の後に、前記エミッタ先端13に低仕事関数を有する
材料を被覆する工程を含む請求項1または2いずれか1
項記載の方法。 - 【請求項4】 さらに、前記第1絶縁層18形成工程の
前に前記エミッタ先端13を酸化により尖鋭化する工程
を含む請求項1ないし3いずれか1項記載の方法。 - 【請求項5】 前記第1絶縁層18および前記第2絶縁
層14は前記導電層15および前記集束電極層19に関
して選択的にエッチング可能である請求項1ないし4い
ずれか1項記載の方法。 - 【請求項6】 さらに、前記ケミカルメカニカルプラナ
リゼーション(CMP)工程前に、Si3N4薄層である
緩衝層21を前記集束電極層19の上に堆積させる工程
を含む請求項1ないし5いずれか1項記載の方法。 - 【請求項7】 前記エミッタ先端13が、光ディスプレ
イの同様のエミッタ先端13のアレーに組み込まれる請
求項1ないし6いずれか1項記載の方法。 - 【請求項8】 エミッタ先端13を有する少なくとも一
個の陰極12を基板11上に形成する工程、 第1絶縁層18を前記エミッタ先端13の上に形成する
工程、 導電層15を前記第1絶縁層18の上に形成する工程、 前記導電層15の上に複数の第2絶縁層14,14Aと
複数の集束電極層19,19Aを交互に形成する工程、 前記積層された基板11にケミカルメカニカルプラナリ
ゼーション(CMP)を施して、上層を平坦化し、前記
集束電極層19,19Aに前記エミッタ先端13に対し
てセルフアラインな集束電極19,19aを形成する工
程、前記第2絶縁層14,14A、前記導電層15および前
記第1絶縁層18の一部を選択的に除去して、ゲート1
5を形成し、さらに前記エミッタ先端13を露出させる
工程 、 からなるエミッタ先端13の周囲にセルフアラインゲー
ト15および集束リング19,19Aを形成する方法。 - 【請求項9】 前記ケミカルメカニカルプラナリゼーシ
ョン(CMP)は研磨剤を含む研磨スラリーを用いる請
求項8記載の方法。 - 【請求項10】 さらに、前記第1絶縁層18形成工程
の前に前記エミッタ先端13を酸化により尖鋭化する工
程と、前記エミッタ先端13の露出工程の後に前記エミ
ッタ先端13に低仕事関数を有する材料を被覆する工程
とを含む請求項8記載の方法。
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JP7511793A JP2694889B2 (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | セルフアラインゲート構造および集束リングの形成法 |
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JPS5436828B2 (ja) * | 1974-08-16 | 1979-11-12 | ||
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- 1993-03-10 JP JP7511793A patent/JP2694889B2/ja not_active Expired - Fee Related
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