JP2692860B2 - 二輪車用タイヤ - Google Patents

二輪車用タイヤ

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JP2692860B2 JP63143053A JP14305388A JP2692860B2 JP 2692860 B2 JP2692860 B2 JP 2692860B2 JP 63143053 A JP63143053 A JP 63143053A JP 14305388 A JP14305388 A JP 14305388A JP 2692860 B2 JP2692860 B2 JP 2692860B2
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    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C2200/00Tyres specially adapted for particular applications
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高性能二輪車に装着され湿潤路面および乾
燥路面を高速走行する二輪車用の空気入りタイヤのトレ
ッド模様に関し、ドライ性能、偏摩耗性能を低下させる
ことなくウエット性能を改良した二輪車用タイヤに関す
る。
(従来の技術) 一般に、高性能の二輪車用の空気入りタイヤは乾燥路
面を走行時の操縦性能、旋回性能およびブレーキ性能等
のドライ性能を重視するドライ重視型タイヤと、湿潤路
面を走行時の旋回性能、ブレーキ性能等のウエット性能
を重視するウエット重視型タイヤとに区別されている。
そして、ウエット重視型タイヤのトレッド模様はトレ
ッドの全面積に対し溝の占める面積の割合が大きい、い
わゆるネガテイブ比率が大きいものとなっている。
従来のウエット型重視型の空気入りタイヤとしては、
例えば、第7、8図に示すような2種類のものがあり、
これはそれぞれタイヤのトレッド2の概略展開図であ
る。
第7図に示す空気入りタイヤ1はトレッド2にタイヤ
周方向にほぼ平行な複数の周方向溝3とトレッド端2a間
を斜めに横切る複数の傾斜溝4とを組合せ、菱形の陸部
5を形成したトレッド模様を有している。また、第8図
に示す空気入りタイヤ6はトレッド2にほぼ同一形状の
ブロック状の陸部7をその周囲を囲む周方向およびトレ
ッド端2a間を横切る溝8によりほぼ均等に配置したトレ
ッド模様を有している。
(発明が解決しようとする課題) 第7図に示す空気入りタイヤ1が、二輪車に装着され
湿潤路面を直線走行するときの、排水性能および旋回性
能は優れている。しかしながら、直線状の周方向溝3を
境として、トレッド横方向に隣接する陸部の摩耗に差を
生ずる段差摩耗が発生し易く、この段差摩耗により諸性
能を著しく低下させることがあるという問題点がある。
また、二輪車用の空気入りタイヤは直進時と旋回時で
は、タイヤのトレッドの接地位置が4輪車用空気入りタ
イヤに比べて大きく変化し、かつ、接地幅も狭い。この
ため、直線状の周方向溝3がトレッドの接地部の中心位
置に来たり、接地部の端部分に来たり、さらに接地部か
ら外れたりして、車のキャンバー変化に対応して滑らか
な横力(サイドフォース)の変化が得られないという欠
点がある。
また、第8図に示す空気入りタイヤ6は、陸部に段差
摩耗は発生し難い。しかしながら、湿潤路面において直
線走行時の排水性能および旋回性能が十分でないという
問題点がある。
そこで本発明は、乾燥路面におけるドライ性能を低下
させることなく、湿潤路面におけるウエット性能、特に
直進走行時の排水性能および旋回時の操縦性能をともに
向上させ、かつ、偏摩耗を極力抑制したトレッド模様を
有する二輪車用タイヤを提供することを目的とする。
(発明が解決しようとする手段) 本発明者らは、高速走行時のドライ性能、ウエット性
能および偏摩耗性能等とトレッド模様との関係につき種
々検討の結果、トレッドに設けられる傾斜主溝の形状を
特定することにより、上記の目的を達成できることを見
出した。
本発明に係る二輪車用タイヤ11は、第1図に示すよう
に、両側のトレッド端からトレッド12を横切る方向に延
びる傾斜主溝13をそれぞれ周上にほぼ等間隔に複数配置
しブロック状の陸部15を形成してなる二輪車用タイヤに
おいて、一方の傾斜主溝13Aは一方のトレッド端12aの近
傍からタイヤ周方向に対し傾斜する傾斜角度θを漸増し
ながら他方のトレッド端12bに開口して終端し、他方の
傾斜主溝13Bは他方のトレッド端13bの近傍からタイヤ周
方向に対し傾斜する傾斜角度θを漸増しながら一方のト
レッド端12aに開口して終端し、同一のトレッド端の近
傍から始まり周方向に隣り合う傾斜主溝により区画され
てなる陸部列の傾斜主溝間の幅Mはタイヤ周方向に対し
小さな傾斜角度で傾斜してなるトレッド区域12L1、12R1
から該傾斜角度が漸増するトレッド区域12L2、12R2に向
って漸増し、前記各傾斜主溝は負荷転動時にタイヤ周方
向に対し小さい傾斜角度θのトレッド区域から大きい傾
斜角度θのトレッド区域へ順次路面に接触するよう(す
なわち、図示する回転方向を有するよう)配置されてな
ることを特徴としている。
なお、本発明に係る二輪車用タイヤにおいては、第6
図に示すように、前述に加えて、タイヤ周上に隣り合う
よう配置される傾斜主溝13により区画されなる陸部列の
うちタイヤ周方向に対し傾斜角度の大きいトレッド区域
12L2、12R2の陸部列をほぼ等分割するよう一方の端部23
aが前記傾斜角度θの大きい側のトレッド端に開口し、
他方の端部23bがトレッドの中央区域12cで終端する少な
くとも1本の補助傾斜溝23を配置してもよい。
また、本発明に係る二輪車用タイヤにおいては、第6
図に示すように、前述に加えて各傾斜主溝13で区画され
る各陸部15にタイヤ回転軸方向にほぼ平行に延在し負荷
転動時に互いに接触する程度の側壁を有する複数のサイ
プ25を設けてもよい。
次に本発明に係る二輪車用タイヤの傾斜主溝の溝構成
において、好ましい範囲につき第1図により説明する。
ここで一方の傾斜主溝13Aと他方の傾斜主溝13Bとはそ
れぞれ周方向に所定量だけずらすことによりトレッドの
センターEを軸に線対称の関係にあるのが好ましい。第
1図においては傾斜主溝13Aと傾斜主溝13Bとは周方向に
1/2ピッチPだけずらしてある。
そして、各トレッド端の近傍から始まる傾斜主溝のタ
イヤ周方向に対する傾斜角度θは、前記トレッド端の近
傍で、傾斜角度θが20゜〜45゜の範囲にあり、それか
ら徐々に漸増して傾斜角度θが50゜〜90゜の範囲でト
レッド端に開口して終端するのが好ましい。
また、傾斜主溝13が終端する開口端末の溝幅W2は傾斜
主溝13が始まるトレッド端の近傍の溝幅W1に対し、同等
若しくは大きい(W2≧W1)のが好ましい。
また、隣り合う傾斜主溝13により区画されるブロック
状の陸部15はトレッドのセンターEより左側のトレッド
12Lにおいて、トレッド12のセンターEの近傍の中央陸
部15A1、トレッド端12aのショルダー陸部15c1およびシ
ョルダー陸部15c1と中央陸部15A1との間の中間陸部15B1
からなっている。そして、右側のトレッド12Rの陸部15
は周方向に所定量だけずらすことにより左側のトレッド
12Lの陸部15とセンターEを軸とすると線対称の関係に
あるのが好ましい。すなわち、左側のトレッド12Lの中
央陸部15A1に対応するのが右側のトレッド12Rの中央部1
5A2、左側の中間陸部15B1に対応するのが右側の中間陸
部15B2、左側のショルダー陸部15C1に対応するのが右側
のショルダー陸部15C2である。
これらの陸部において、傾斜角度θが小さいトレッド
区域から傾斜角度θが漸増するトレッド区域に向って、
陸部15の幅Mは漸増し、陸部15の長さNは漸減するのが
好ましい。
(作用) 次に、本発明に係る二輪車用タイヤの作用を第2図に
より説明する。
一般に、湿潤路面でのトラクション、ブレーキ性能お
よび操縦性能等を向上する手段としては路面上の排水
性 溝縁によるエッジ効果 路面との摩擦力(摩擦
係数μの向上)の3つの増強がある。
本発明に係る二輪車用タイヤ11においては、直進時に
は、第1図に示すトレッドの中央部12cで路面に接地
し、接地部12Aの形状は、第2図に示すように、周方向
に長い長楕円形状で接地中心線Dとトレッドのセンター
Eとはほぼ一致している。接地部12Aにおいて、各傾斜
主溝13の傾斜角度θは漸増し、菱形の陸部15を形成して
いるので、直進時に接地部12Aの踏込側17Aから接地部12
A内に侵入した水(図には矢印と、′印にて示す)
は菱形の各傾斜主溝13に沿って流れ、蹴り出し側17Bの
接地端から左右に排出される。
また、旋回時には、二輪車は第5図に示すように、大
きいキャンバー角αをとりながら走行する。
この際、タイヤの接地部には、キャンバースラストに
よって旋回時の遠心力に逆う求心力、すなわちサイドフ
ォースSFが発生し、このサイドフォースSFと路面からの
垂直反力HFにより旋回走行する。また、サイドフォース
SFはキャンバー角度αに比例し、キャンバー角度αが大
きくなるとサイドフォースSFは大きくなる。
一方、接地部には、駆動によるトラクションTが発生
しており、サイドフォースSFとトラクションTの和から
なるコーナリングフォースCFが、第3図(a)、第4図
(a)に示すように、発生している。このコーナリング
フォースCFの発生方向のトラクションTの方向に対する
コーナリング角度ζはサイドフォースSFの大小により変
化する。
すなわち、コーナリングフォースCFの発生方向は、キ
ャンバー角度αが小さいときはコーナリング角度ζは小
さく、キャンバー角度αが大きいときはコーナリング角
度ζは大きくなる。
一方、旋回時のトレッド12の接地部は、キャンバー角
度αが大きくなると、トレッド12のトレッド中央部12c
から、ショルダー部12dに移行する。そして、接地部の
形状はキャンバー角度αの大きさにより第3図(b)、
第4図(b)に示すように、接地中心線Dは、トレッド
のセンターEからショルダー部側にずれた接地部12B、1
2Cの長楕円形状となる。このため接地部12B、12Cにおけ
る一方の傾斜主溝13Aの傾斜角度θはコーナリングフォ
ースCFのコーナリング角度ζの方向にほぼ平行するよう
に増加し、また他方の傾斜主溝13Bの傾斜角度θは漸減
し、コーナリングフォースCFの方向に対して直交する方
向で変化する。したがって一方の傾斜主溝13Aは効率の
よい排水(図には印にて示す)を行い、他方の傾斜主
溝13Bはより高いエッヂ効果(図には力の方向をにて
示す)を発揮し、高い路面の握持力を発揮する。
また、陸部15は周方向に対し交差するよう傾斜した傾
斜主溝13により網の目状に配置されているのでキャンバ
ー角度αの変化に対して陸部の動きは滑らかに移行し偏
摩耗の発生は極めて少ない。
(実施例) 次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る二輪車用タイヤの第1実施例の
タイヤ11の概略一部平面展開図であり、タイヤサイズは
170/60R16で二輪車の後輪用である。
二輪車用タイヤ11はトレッド12の両側のトレッド端か
らトレッド12を横切る方向に延びる複数の傾斜主溝13を
タイヤ周方向にほぼ等間隔に80mmのピッチPで複数配置
し、ブロック状の多数の陸部15を形成している。一方の
傾斜主溝13Aは一方のトレッド端12aの近傍からタイヤの
周方向に対して傾斜し30゜の傾斜角度θで始まり、以
後トレッド中央部12cから漸増しながら他方のトレッド
端12bに開口して60御の傾斜角度θで終端している。
また、他方の傾斜主溝13Bは他方のトレッド12bの近傍か
らタイヤの周方向に対し傾斜し30゜の傾斜角度θで始
まり、以後トレッド中央部12cから漸増しながら一方の
トレッド端12aに開口して60゜の傾斜角度θで終端し
ている。一方の傾斜主溝13Aと他方の傾斜主溝13Bとは周
方向の1/2ピッチPだけずらすことによりトレッド12の
センターEを軸に線対称になるように配置されている。
また、傾斜主溝13が終端する開口端の溝幅W2は10mm
で、傾斜主溝13が始まるトレッド端の近傍の溝幅W1は7m
mであり,トレッド12の全面積に対する溝面積の比率で
あるネガティブ比は32%である。また、同一のトレッド
端の近傍から始まり、周方向に隣り合う傾斜主溝13によ
り区画されてなる陸部列(例えば、15C1、15B1、15A1
15A2、15B2、15C2)の傾斜主溝13の幅Mはタイヤ周方向
に対し小さな傾斜角度θで傾斜してなるトレッド区域12
L1から傾斜角度θが漸増するトレッド区域12R1に向って
漸増している。すなわち、陸部15B1の幅M1は32mm、陸部
15B2の幅M2は60mmである。また、各傾斜主溝13は負荷転
動時にタイヤ周方向に対し小さい傾斜角度θのトレッド
領域12L1(12R1)から傾斜角度θの大きいトレッド区域
12L2(12R2)へ順次路面に接触するよう配置されてい
る。すなわち、第1図に示す回転方向を有している。前
述以外の構成は通常の二輪車用空気入りタイヤと同じで
あり、詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第2実施例について説明する。
第6図は本発明に係る二輪車用タイヤの第2実施例を
示す図であり、第1実施例と同じ構成には同じ符号をつ
ける。
第2実施例において、23は補助傾斜溝であり、補助傾
斜溝23はタイヤ周上に隣り合って配置される傾斜主溝13
により区画されてなる陸部列のうちタイヤ周方向に対し
傾斜角度θの大きいトレッド区域の陸部列すなわち、一
方のトレッド端12aの近傍から始まる隣り合う一方の傾
斜主溝13Aにより区画される陸部列15C1、15B1、15A1、1
5A2……)のうち、傾斜角度θの大きいトレッド区域12
L2の陸部列をほぼ等分割するように1本だけ配置されて
いる。そして、補助傾斜溝23の一方端部23aは傾斜角度
θの大きい側のトレッド端12bに開口し、他方の端部23b
はトレッドの中央部12cで終端する。また、25はサイプ
であり、サイプ25は各傾斜主溝13で区画されてなる各陸
部15内にタイヤ回転軸方向にほぼ平行に多数延在し、負
荷転動時にその側壁は互に接触する程度に狭いものであ
る。前述以外は第1実施例と同じである。
次に、試験タイヤを3種類(比較例2種、供試タイヤ
1種)準備して本発明の効果を確認したので説明する。
供試タイヤは、第1図に示す本発明の第1実施例と同
じ、比較例1は第8図に示すものと同じ、比較例2は第
7図に示すものと同じである。比較例1、2はトレッド
模様以外は第1実施例と同じ構成である。
試験は2輪車の後輪に試験タイヤ(タイヤサイズ170/
60R16)、前輪に通常タイヤ(タイヤサイズ120/70−1
7)を装着し、ウエット性能として直進安定性並びに旋
回走行性および操縦安定性、そして、乾燥路上の旋回、
操縦安定性および偏摩耗性能について試験した。試験は
下記の試験法によって行った。
(試験法) (1)ウエット性能としての直進安定性、 試験コース内の水深3mmのスキットパット路におい
て、直線部分を約100KM/Hの速度で走行した時の車体振
れおよびフィーリングを測定した。
(2)ウエット性能としての旋回走行性および操縦安定
性、 試験コース内の前述のスキットパット路において、定
常円旋回を行い、スリップが発生する速度を測定した。
(3)乾燥路上の旋回操縦安定性能、 乾燥路上において、旋回走行安定性と周回路における
走行時の操縦性および安定性をフィーリングにつき評価
した。
(4)偏摩耗性能 1周3kmの周回路を約100周した後のトレッドの陸部間
の摩耗段差を測定した。
以上の試験を同一のテストドライバーにより同一車両
に等しい内圧を充填した試験タイヤを装着して試験し
た。試験結果は比較例1のタイヤを100として指数にて
表示した。数値は大きい程良好であること示す。試験結
果は次表に示す。
試験結果は、前表に示すように、供試タイヤは比較例
1、2のタイヤに比較して,ウエット性能、乾燥路上の
旋回、操縦性等のドライ性能および偏摩耗性能ともに大
幅に優れた結果を示した。
(効果) 以上、説明したように、本発明によれば、乾燥路面に
おけるドライ性能を低下させることなく、湿潤路面おけ
るウエット性能、特に、直進走行時の排水性能および旋
回時の操縦性能をともに向上でき、かつ、偏摩耗を極力
抑制したトレッドを有し、大幅な性能の向上ができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明に係る二輪車用タイヤの第1実施例
を示す図であり、第1図はその概略一部平面展開図、第
2図、第3図(b)および第4図(b)はそれぞれ走行
時の接地形状を示す図、第3図(a)、第4図(a)は
それぞれ、接地面に作用する力を示す図、第5図はその
走行時にタイヤに作用する力を示す図である。第6図は
本発明に係る二輪車用タイヤの第2実施例を示す概略一
部平面展開図である。第7、8図はそれぞれ従来タイヤ
を示す概略一部平面展開図である。 11、21……二輪車用タイヤ、 12……トレッド、 12L1、12L2、12R1、12R2……トレッド区域、 13、13A、13B……傾斜主溝、 15、15A1、15B1、15C1、15A2、15B2、15C2……陸部、 23……補助傾斜溝、 25……サイプ、 θ、θ、θ……傾斜角度。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側のトレッド端からトレッドを横切る方
    向に延びる傾斜主溝をそれぞれ周上にほぼ等間隔に複数
    配置しブロック状の陸部を形成してなる二輪車用タイヤ
    において、一方の傾斜主溝は一方のトレッド端の近傍か
    らタイヤ周方向に対し傾斜する傾斜角度を漸増しながら
    他方のトレッド端に開口して終端し、他方の傾斜主溝は
    他方のトレッド端の近傍からタイヤ周方向に傾斜する傾
    斜角度を漸増しながら一方のトレッド端に開口して終端
    し、同一のトレッド端の近傍から始まり周方向に隣り合
    う傾斜主溝により区画されてなる陸部列の傾斜主溝間の
    幅はタイア周方向に対し小さな傾斜角度で傾斜してなる
    トレッド区域から該傾斜角度が漸増するトレッド区域に
    向って漸増し、前記各傾斜主溝は負荷転動時にタイヤ周
    方向に対し小さい傾斜角度のトレッド区域から大きい傾
    斜角度のトレッド区域へ順次路面に接触するよう配置さ
    れてなることを特徴とする二輪車用タイヤ。
  2. 【請求項2】タイヤ周上に隣り合うよう配置される傾斜
    主溝により区画されてなる陸部列のうちタイヤ周方向に
    対し傾斜角度の大きいトレッド区域の陸部列をほぼ等分
    割するような一方の端部が前記傾斜角度の大きい側のト
    レッド端に開口し、他方の端部がトレッドの中央区域で
    終端する少なくとも1本の補助傾斜溝を配置してなる請
    求項1記載の二輪車用タイヤ。
  3. 【請求項3】各傾斜主溝で区画されてなる各陸部にタイ
    ヤ回転軸方向にほぼ平行に延在し負荷転動時に互いに接
    触する程度の側壁を有する複数のサイプを設けた請求項
    1または2記載の二輪車用タイヤ。
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