JP2692345B2 - 記号列照合装置 - Google Patents

記号列照合装置

Info

Publication number
JP2692345B2
JP2692345B2 JP2164408A JP16440890A JP2692345B2 JP 2692345 B2 JP2692345 B2 JP 2692345B2 JP 2164408 A JP2164408 A JP 2164408A JP 16440890 A JP16440890 A JP 16440890A JP 2692345 B2 JP2692345 B2 JP 2692345B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
symbol string
collation
partial
matching
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2164408A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0454672A (ja
Inventor
真人 本村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2164408A priority Critical patent/JP2692345B2/ja
Publication of JPH0454672A publication Critical patent/JPH0454672A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2692345B2 publication Critical patent/JP2692345B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、情報処理システムの構成要素に係わり、よ
り具体的には入力される被照合記号列の中から複数個の
照合信号列と特定の関係にある部分を検索する記号列照
合装置に関するものである。
(従来の技術) 上記記号列照合装置はテキストデータベースの検索
や、ワープロで作成された文章からのキーワード検索、
機械飜訳の支援などに使われ、これらの情報処理システ
ムにおいて欠くことの出来ないものである。記号列照合
装置の従来の技術としては、日経エレクトロニクス1987
年6月1日号pp.165〜181に掲載された文字列検索LSI
(以下先行技術と呼ぶ)がある。この文字列検索LSIは
複数の照合記号列を登録し、被照合記号列の中で照合記
号列が任意の間隔で含まれている部分を検索する機能を
持っている。例えば、「電子」と「学会」の二つを照合
記号列とし、被照合記号列中の「電子情報通信学会」や
「電子通信学会」等の記号列を検索することができる。
この機能は特にテキストデータベースの検索に於て重要
である。なぜならば、テキストデータベースの検索に於
ては複数のキーワードを含んだテキストを検索したいと
いう要求が頻繁にあるからである。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように先行技術の記号列照合装置で複数個の照
合記号列を任意の間隔で含んだ記号列を検索できる。し
かし、先行技術には、被照合記号列中に登録した複数の
照合記号列が遠く離れて存在しても検索してしまうとい
う問題があった。例えば、上記の「電子」と「学会」と
いう照合記号列の例では、「電子的な…。このような
…。これに対し、物理学会…」といった長大な記号列ま
で検索してしまう。これを避けるためには、例えば、
{「電子」と「学会」を5記号以下の間隔で含む記号
列}といった、照合記号列間の長さを制限した検索が必
要であるが、従来はこの長さが指定できなかった。
本発明の目的は、簡易なハードウェアで、登録した複
数の照合記号列をある一定の長さ以下の間隔で含む記号
列を被照合記号列の中から検索することが可能な記号列
照合装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の記号列照合装置は、
N個の部分記号列照合装置と(N−1)個のLビットカ
ウンターを有し、第mの部分記号列照合装置で入力記号
列と第mの照合記号列を照合し、一致を発見すると照合
結果信号を出力し、第mの部分記号列照合装置の照合結
果信号により第mのカウンターを起動し、第mのカウン
ターの出力信号を第(m+1)の部分記号列照合装置の
照合動作開始信号として、間隔が2L記号以下の記号列を
被照合記号列中から検索することを特徴としている。
また、本発明の記号列照合装置は、N個(Nは正整
数)の部分記号列照合装置を一列に接続して構成され、
それぞれの部分記号列照合装置が少なくとも照合モード
とカウンターモードの二つの動作モードを持ち、照合モ
ードにおいては各部分記号列照合装置は照合開始信号の
入力により入力記号列と各照合信号列の照合を開始し、
一致を発見すると照合結果信号を出力し、カウンターモ
ードにおいては各部分記号列照合装置はカウント開始信
号の入力によりM(Mは任意の正整数)回のカウントを
開始し、カウントが終わるまで照合開始信号を出力し、
第n番目(nは(N−1)以下の正整数)の部分記号列
照合装置の照合結果信号を第(n+1)番目の記号列照
合装置のカウント開始信号とし、第n番目の部分記号列
照合装置の照合開始信号出力を第(n+1)番目の記号
列照合装置の照合開始信号入力はとすること、を特徴と
する。
また、前記部分記号列照合装置がカウントモードにお
いて、カウント開始伝播信号かもしくはカウント開始信
号の入力によりカウントを開始し、カウントを開始する
ときに前記部分記号列照合装置がカウント開始伝播信号
を出力し、第m番目の前記部分記号列照合装置の前記カ
ウント開始伝播信号出力を第(m+1)の前記部分信号
列照合装置のカウント開始伝播信号入力とすること、を
特徴としている。
(実施例) 第1図は、請求項1の発明の一実施例を示す構成図で
ある。以下、まず同図の構成について説明する。同図に
おいて記号列照合装置は、照合開始信号入力端子101と
照合記号列登録端子102-1〜Nと、被照合記号列入力端
子103と、照合結果出力端子104と、クロック入力端子10
5と、N個の部分記号列照合装置110-1〜Nと、(N−
1)個のカウンター120-1〜(N−1)とから構成され
る。部分記号列照合装置110は、照合開始信号入力端子1
11と、照合結果出力端子112と、照合記号列登録端子113
と、被照合記号列入力端子114と、クロック入力端子115
を持ち、カウンター120はイネーブル端子121と、出力端
子122と、クロック入力端子125を持つ。各部分記号列照
合装置110の照合記号列登録端子113は照合記号列登録端
子102に接続され、被照合記号列入力端子114は被照合記
号列入力端子103に接続され、クロック信号入力端子115
はクロック信号入力端子105に接続される。第1番目の
部分記号列照合装置110の照合開始信号入力端子111は照
合開始信号入力端子101に接続され、第h番目(hは2
以上N以下の整数)の部分記号列照合装置110の照合開
始信号入力端子111は第(h−1)番目のカウンター120
の出力端子122に接続される。第i番目(iは(N−
1)以下の正整数)の部分記号列照合装置の照合結果出
力端子112は第i番目のカウンター120のイネーブル端子
121に接続され、第N番目の部分記号列照合装置110の照
合結果出力端子112は照合結果出力端子104接続される。
第2図は一個の部分記号列照合装置110の一例であ
る。同図は、照合記号列がM個の記号からなり、各記号
が1ビットで構成される場合を示している。同図で、部
分記号列照合装置110は、照合開始信号入力端子111と、
照合結果出力端子112と、照合記号列登録端子113と、被
照合記号列入力端子114と、クロック入力端子115と、M
個の1ビットレジスタ210と、M個の比較器220と、M個
のアンドゲート230と、(M−1)個のフリップフロッ
プ240とから構成される。
第3図は第2図の部分記号列照合装置110の照合動作
を説明するものである。同図は照合記号列と同一の被照
合記号列を入力した場合を示している。同図には示して
いないが、照合動作を行う前に照合記号列登録端子113-
1〜Mから照合記号列をレジスタ210に登録する必要があ
る。被照合記号列は被照合記号列入力端子114から1ク
ロック毎に1記号づつ入力される。第1記号の入力に合
わせて照合開始信号入力端子から“1"を入力することに
より、照合動作が開始される。第1記号は比較器220-1
〜Mで照合記号列の各記号と比較され、比較器220-1は
一致を示す“1"、その他の比較器は不一致を示す“0"を
出力する。これによりアンドゲード230-1の出力信号
は、第3図に示したように、第1記号の入力に応じて
“1"になる。同様にアンドゲード230-2の出力信号は第
2記号の入力に応じて“1"になる。この様にして、第L
記号を入力すると、照合結果出力端子112から照合記号
列と被照合記号列の一致を示す“1"が出力される。な
お、同図中に点線で示したように、全てのクロックサイ
クルで照合開始信号入力端子111から“1"を入力するこ
とにより、被照合記号列中の全ての記号から照合を開始
することができる。
第4図は、カウンター120のビット数をL(Lは正整
数)としたときの入出力信号の関係を示すものである。
同図は、あるクロックサイクルでイネーブル信号入力端
子から“1"が与えられると出力端子122から2Lサイクル
の間だけ“1"が出力されることを示している。
続いて第1図の実施例の動作について第2、第3、第
4図に基づいて説明する。ます、N個の照合記号列を照
合記号列登録端子102-1〜Nから部分記号列照合装置110
-1〜Mに登録する。その後、被照合記号列を被照合記号
列入力端子105から1記号づつ順に入力する。照合開始
信号入力端子101から“1"を入力することにより、部分
記号列照合装置110-1は照合を開始する。被照合記号列
中に第1の照合記号列と一致する部分があると、第3図
で説明しように、部分記号列照合装置110-1の照合結果
出力端子112は“1"を出力する。これにより、カウンタ
ー120-1のイベーブル端子121に“1"が与えられるので、
第4図で説明したように、2Lサイクルの間カウンター12
0-1の出力端子121は“1"を出力する。これにより、部分
記号列照合装置110-2の照合開始信号入力端子111に“1"
が与えられるので、部分記号列照合装置110-2は照合を
行ない、この2Lサイクルの間に第2の照合記号列と一致
する部分が被照合記号列中にあれば照合結果出力端子11
2から“1"を出力する。同様の動作を部分記号列照合装
置110-3〜N、カウンター120-2〜(N−1)で逐次続け
ることにより、第1図の実施例に示した記号列照合装置
で、被照合記号列中でN個の照合記号列がそれぞれの間
隔2L記号以下で含まれる部分を研削することが可能にな
る。
第5図は、請求項2の発明の実施例を示す構成図であ
る。同図において記号列照合装置は、照合開始信号入力
端子501と、カウント開始信号入力端子502と、照合記号
列登録端子503-1〜Nと、被照合記号列入力端子504と、
クロック入力端子505と、照合結果出力端子506-1〜N
と、動作モード設定端子507-1〜Nと、N個の部分記号
列照合装置510とから構成される。部分記号列照合装置5
10は、照合開始信号入力端子511と、カウント開始信号
入力端子512と、照合記号列登録端子513と、被照合記号
列入力端子514と、クロック入力端子515と照合結果出力
端子516と、動作モード設定端子517と、照合開始信号出
力端子518を持つ。各部分記号列照合装置510の照合記号
列登録端子513は照合記号列登録端子503に接続され、被
照合記号列入力端子514は被照合記号列入力端子504に接
続され、クロック信号入力端子515はクロック信号入力
端子505に接続され、照合結果出力端子516は照合結果出
力端子506に接続され、動作モード設定端子517は動作モ
ード設定端子507に接続される。第1番目の部分記号列
照合装置510の照合開始信号入力端子511は照合開始信号
入力端子501に接続され、カウント開始信号入力端子512
はカウント開始信号入力端子502に接続される。第h番
目(hは2以上N以下の整数)の部分記号列照合装置51
0の照合開始信号入力端子511は第(h−1)番目の部分
記号列照合装置510の照合開始信号出力端子518に接続さ
れ、カウント開始信号入力端子512は第(h−1)番目
の部分記号列照合装置510の照合結果出力端子516に接続
される。
第6図は一個の部分記号列照合装置510の一例であ
る。同図は、照合記号列がM個の記号からなり、各記号
が1ビットで構成される場合を示している。同図で、部
分記号列照合装置510は、照合開始信号入力端子511と、
カウント開始信号入力端子512と、照合記号列登録端子5
13と、被照合記号列入力端子514と、クロック入力端子5
15と、照合結果出力端子516と、動作モード設定端子517
と、照合開始信号出力端子518と、M個の1ビットレジ
スタ610と、M個の比較器620と、M個の第1のオアゲー
ト630と、M個の第1のアンゴゲード640と、セレクタ65
0と、(M−1)個のDフリップフロップ660と、SRフリ
ップフロップ670と、第2のオアゲート680から構成され
る。
まず第6図の部分記号列照合装置510の動作について
説明する。動作モード設定端子517から、照合モードの
時は“1"を、カウンターモードの時は“0"を入力する。
セレクタ650は第9図に示したように、入力Sの値に応
じて、入力D1もしくはD2の値を出力端子Qから出力す
る。第10図は第6図の部分記号列照合装置510の照合モ
ード時の動作を説明するタイミングチャートである。同
図は照合記号列と同一の被照合記号列を入力した場合を
示している。同図には示していないが、照合動作を行う
前に照合記号列登録端子513-1〜Mから照合記号列をレ
ジスタ610に登録する必要がある。被照合記号列は被照
合記号列入力端子514から1クロック毎に1記号づつ入
力される。照合開始信号入力端子から“1"を入力してお
くことにより、第1記号の入力と同時に照合動作が開始
される。第1記号は比較器620-1〜Mで照合記号列の各
記号と比較され、比較器620-1は一致を示す“1"、その
他の比較器は不一致を示す“0"を出力する。これにより
第1のアンドゲート640-1の出力信号は、第10図に示し
たように、第1記号の入力に応じて“1"になる。同様に
第1のアンゲート640-2の出力信号は第2記号の入力に
応じて“1"になる。この様にして、第M記号を入力する
と、照合結果出力端子516から照合記号列と被照合記号
列の一致を示す“1"が出力される。
第11図は第6図の部分記号列照合装置510のカウンタ
ーモード時の動作を説明するものである。カウント開始
信号入力端子512に“1"が与えられると、この“1"はM
個のDフリップフロップ260を次々にシフトしていき、
最後にSRフリップフロップ270のリセット端子Rに入る
ので、照合開始信号出力端子118からは、カウント開始
信号入力端子112に“1"が与えられてから(M−1)サ
イクルだけ、“1"が出力される(Mサイクル目に“0"が
出力されるので(M−1)サイクルだけ“1"が出力され
ることになる)。
続いて第5図の実施例の動作について第6、第10、第
11図に基づいて説明する。まず、N個の部分記号列照合
装置510を全て照合モードで用いる場合を説明する。記
号列登録端子502-1〜Nから部分記号列照合装置510-1〜
Nに登録する。その後、被照合記号列を被照合記号列入
力端子504から1記号づつ順に入力する。照合開始信号
入力端子501には常に“1"を与えておく。第6図から、
照合モードでは部分記号列照合装置510の照合開始信号
出力端子518から常に“1"が出力されるから、全ての部
分記号列照合装置510の照合開始信号入力端子111には常
に“1"が与えられ、被照合記号列入力端子514から与え
られる被照合記号列中の任意の記号から照合を開始する
ことができる。被照合記号列中に第p番目(pはN以下
の正整数)の部分記号列照合装置510に登録された照合
記号列と一致する部分があると、第10図で説明したよう
に、照合結果出力端子506-pは“1"を出力する。このよ
うにして、第5図の記号列照合装置で長さMのN個の照
合記号列と被照合記号列の照合を並列に実行することが
できる。次に、第q番目(qは2以上N未満の正整数)
の部分記号列照合装置510がカウンターモードである場
合を考える。第(q−1)番目の部分記号列照合装置51
0に登録された照合記号列と被照合記号列が一致する
と、照合結果出力端子516から“1"が出力される。これ
により、第q番目の部分記号列照合装置510のカウント
動作が開始し、(M−1)サイクルの間、照合開始信号
出力端子518から“1"を出力する。これにより、第(q
+1)番目の部分記号列照合装置510の照合開始信号入
力端子511に“1"が与えられるので、この(M−1)サ
イクルの間、第(q+1)番目の部分記号列照合装置51
0は登録された照合記号列と被照合記号列の照合を行う
ことができる。このようにして、第5図の記号列照合装
置で、長さMの複数の照合記号列が隣合う照合記号列同
士の間隔が(M−1)以下で含まれる被照合記号列を検
出することができる。
第12図にN=M=4とした場合の照合記号列の例を示
す。第12図(a)では4つの部分記号列照合装置を全て
照合モードで用い、“ABCD"、“EFGH"、“IJKL"、“MNO
P"の4つの照合記号列を登録した例を示している。この
例では、被照合記号列に含まれるこれら4つの照合記号
列を並列に検出することができる。また、第12図(b)
でば第2番目の部分記号列照合装置510をカウンターモ
ードとして用い、それ以外の部分記号列照合装置510
に、“ABCD"、“IJKL"、“MNOP"の3つの照合記号列を
登録した場合を示している。この例では、被照合記号列
に“ABCD"と“IJKL"が間隔3以下で含まれている部分
と、“MNOP"とを並列に検出することができる。
請求項3の発明の実施例を第7図に示す。第5図の記
号列照合装置の実施例との違いは、複数の連続した部分
記号列照合装置をカウンターモードで用いることによ
り、被照合記号列に含まれる照合記号列間の間隔を柔軟
に設定できるようにした点にある。第7図の実施例で、
第5図の実施例の構成と違うところは、部分記号列照合
装置710がカウント開始伝播信号入力端子711とカウント
開始伝播信号出力端子712を持ち、第1番目の部分記号
列照合装置710のカウント開始伝播信号入力端子311カウ
ントと開始伝播信号入力端子701と接続され、第h番目
の(hは2以上N以下の正整数)部分記号列照合装置71
0のカウント開始伝播信号入力端子711が第(h−1)番
目の部分記号列照合装置710のカウント開始信号出力端
子712に接続されている点である。
第8図は部分照合記号列710の一例である。これは第
6図の実施例に、カウント開始伝播信号入力端子711、
カウント開始伝播信号出力端子712、第2のアンドゲー
ト810、第3のオアゲート820を付加した構成をしてい
る。
第7図の動作を第8図に基づいて説明する。第r番目
(rは2以上(N−2)以下)と第(r+1)番目の部
分記号列照合装置710がカウンターモード、それ以外は
照合モードであるとする。第(r+1)番目の部分記号
列照合装置710に登録される照合記号列と入力された被
照合記号列が一致すると、第r番目の部分記号列照合装
置710のカウント開始信号入力端子512に“1"が入力さ
れ、これによりこの部分記号列照合装置710のカウント
動作が始まると同時に、カウント開始伝播信号出力端子
712に“1"が与えられる。これにより、第(r+1)番
目の部分記号列照合装置710のカウント開始伝播信号入
力端子711に“1"が与えられ、第(r+1)番目の部分
記号列照合措置710のSRフリップフロップ670は“1"にセ
ットされ、照合開始信号出力端子518から“1"が出力さ
れる。2(M−1)サイクル後、第(r+1)番目の部
分記号列照合装置710の第1のアンドゲート640−Mから
“1"が出力され、SRフリップフロップ670は“0"にリセ
ットされる。これにより、第(r+2)番目の部分記号
列照合装置710に登録された照合記号列が第r(r−
1)番目の部分記号列照合装置710に登録された照合記
号列から間隔2(M−1)以下で含まれる被照合記号列
を検出することができる。同様にして最大(N−2)個
の連続した部分記号列照合装置710をカウンターモード
で用いて、間隔N(M−1)以下で照合記号列が含まれ
る被照合記号列を検出することができる。
第13図にN=M=4とした場合の照合記号列の例を示
す。同図では第2番目、第3番目の部分の記号列照合装
置710をカウンターモードとして用い、それ以外の部分
記号列照合装置510に、“ABCD"と“MNOP"の2つの照合
記号列を登録した場合を示している。この例では、被照
合記号列に“ABCD"と“MNOP"とが間隔6以内で含まれて
いる部分を検出することができる。
(発明の効果) 請求項1の発明によれば、カウンター120を用いて被
照合記号列の長さをカウントしながら検索を行っている
ので、照合記号列をある間隔以下で含む記号列を被照合
記号列中から検索することができる。また、カウンター
120のビット数Lを変えることにより、相関の強い照合
記号列間の間隔は短く設定し、相関の弱い照合記号列間
の間隔を長く設定することができるので、柔軟な検索を
行えるという効果も有する。
請求項2の発明によれば、複数の照合記号列をある間
隔以下で含む記号列を被照合記号列中から検索すること
ができ、しかも部分記号列照合装置510あるいは710をカ
ウンターとしても用いるので、カウンターのハードウェ
アを新たに追加する必要が無い。
また請求項3の発明によれば、任意数の部分記号列照
合装置をカウンターモードとして接続して用いることに
より、相関の強い照合記号列間の間隔は短く設定し、相
関の弱い照合記号列間の間隔を長く設定することができ
るので、柔軟な検索を行えるという効果も有する。
なお、部分記号列照合装置110、510の例として、第2
図、第6図、第10図に示した構成を示すものをあげた
が、照合記号列と被照合記号列の照合を行うことができ
ればどの様なものでもよい。例えば、特開昭63-269746
号公報に述べられている、照合記号列と被照合記号列の
間の誤字を許して照合を行うことができる記号列照合装
置を部分照合記号列として用いてもよい。このように、
以上の実施例は単なる一例であって、何ら本発明を限定
するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の記号列照合装置の実施例を示す構成
図、第2図は部分記号列照合装置の構成図、第3図は部
分記号列照合装置の動作を説明するタイミングチャー
ト、第4図はカウンターの動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。 第5図は請求項1の発明の実施例を示す構成図、第6図
は第5図の部分記号列照合装置の構成図、第7図は請求
項2の発明の実施例を示す構成図、第8図は第7図の実
施例の部分記号列照合装置の構成図、第9図はセレクタ
の入出力関係図、第10図は照合モードの動作を説明する
タイミングチャート、第11図はカウンターモードの動作
を説明するためのタイミングチャート、第12図は第5図
の実施例を登録照合記号列の例を示す図、第13図は第7
図の実施例の登録照合記号列の例を示す図である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N個(Nは正整数)の部分記号列照合装置
    と(N−1)個のLビットカウンターを有し、第m(m
    はN以下の正整数)の部分記号列照合装置で入力記号列
    と第mの照合記号列を照合し、一致を発見すると照合結
    果信号を出力し、第mの部分記号列照合装置の照合結果
    信号により第mのカウンターを起動し、第mのカウンタ
    ーの出力信号を第(m+1)の部分記号列照合装置の照
    合動作開始信号として、間隔が2L記号以下の記号列を被
    照合記号列中から検索することを特徴とする記号列照合
    装置。
  2. 【請求項2】N個(Nは正整数)の部分記号列照合装置
    を一列に接続して構成される記号列照合装置であって、
    それぞれの部分記号列照合装置が少なくとも照合モード
    とカウンターモードの二つの動作モードを持ち、照合モ
    ードにおいては各部分記号列照合装置は照合開始信号の
    入力により入力記号列と各照合記号列の照合を開始し、
    一致を発見すると照合結果信号を出力し、カウンターモ
    ードにおいては各部分記号列照合装置はカウント開始信
    号の入力によりM(Mは任意の正整数)回のカウントを
    開始し、カウントが終わるまで照合開始信号を出力し、
    第n番目(nは(N−1)以下の正整数)の部分記号列
    照合装置の照合結果信号を第(n+1)番目の記号列照
    合装置のカウント開始信号とし、第n番目の部分記号列
    照合装置の照合開始信号出力を第(n+1)番目の記号
    列照合装置の照合開始信号入力とすること、を特徴とす
    る記号列照合装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の記号列照合装置において、
    カウントモードにおいては部分記号列照合装置がカウン
    ト開始伝播信号かもしくはカウント開始信号の入力によ
    りカウントを開始し、カウントを開始するときに部分記
    号列照合装置がカウント開始伝播信号を出力し、第m番
    目の部分記号列照合装置のカウント開始伝播信号出力を
    第(m+1)の部分記号列照合装置のカウント開始伝播
    信号入力とすること、を特徴とする記号列照合装置。
JP2164408A 1990-06-22 1990-06-22 記号列照合装置 Expired - Fee Related JP2692345B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2164408A JP2692345B2 (ja) 1990-06-22 1990-06-22 記号列照合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2164408A JP2692345B2 (ja) 1990-06-22 1990-06-22 記号列照合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0454672A JPH0454672A (ja) 1992-02-21
JP2692345B2 true JP2692345B2 (ja) 1997-12-17

Family

ID=15792574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2164408A Expired - Fee Related JP2692345B2 (ja) 1990-06-22 1990-06-22 記号列照合装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2692345B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0454672A (ja) 1992-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5060143A (en) System for string searching including parallel comparison of candidate data block-by-block
US6983274B2 (en) Multiple alignment genome sequence matching processor
US5377349A (en) String collating system for searching for character string of arbitrary length within a given distance from reference string
US3927391A (en) Technique for ranking data observations
US5212697A (en) Variable length character string detection apparatus
US3609703A (en) Comparison matrix
JP2692345B2 (ja) 記号列照合装置
US3521238A (en) Multi-processor computing apparatus
US20140358837A1 (en) Searching Apparatus Utilizing Sub-word Finite State Machines
WO2018182058A1 (ko) 관계형 데이터베이스의 조인 방법
US3794974A (en) Digital flow processor
JP2729491B2 (ja) 可変長文字列検出装置
RU2469425C2 (ru) Ассоциативная запоминающая матрица маскированного поиска вхождений
RU2792182C1 (ru) Устройство для ранжирования чисел
Takahashi et al. Intelligent string search processor to accelerate text information retrieval
Takahashi et al. A string search processor LSI
JP2773657B2 (ja) 文字列検索装置
JPS62127939A (ja) 高速検索処理装置
SU1444749A1 (ru) Устройство дл сортировки чисел
SU746502A1 (ru) Устройство дл сравнени -разр дных двоичных чисел
JP2589884B2 (ja) ビットサーチ回路
RU2580803C1 (ru) Устройство поиска информации
SU1278977A1 (ru) Ассоциативное запоминающее устройство
SU1434501A1 (ru) Ассоциативное запоминающее устройство
RU1795447C (ru) Устройство дл поиска данных

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees