JP2690394B2 - フィルタ濾過装置のための水平に取り外し可能なポンプ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景及び要約 本発明は、汚染物や機械加工屑を包含する機械加工用
クーラントを清浄し、清浄済みのクーラントを再利用の
ために機械加工機に戻すような適用産業に用いるフィル
タ濾過装置のためのポンプに関する。更に詳細には、本
発明は、ポンプ及び装置、並びに、該装置に使用される
フィルタ濾過用タンクに関連してポンプを取付けるため
の方法に関するものであって、ポンプは、保全のために
簡単容易に取り外され、フィルタ濾過装置に再度組み込
まれる。

その開示内容が本文に参考のために包含される米国特
許出願シリアル番号第144,058号から理解されるよう
に、前述の適用産業のようなフィルタ濾過用タンクは、
汚れた液体及び機械加工屑が機械加工機からタンクに流
れ得るように高さ位置に通常置かれる。タンク内におい
て、大きくて重い機械加工屑や他の破片物は、タンク底
部に堆積する傾向にあり、ドラグアウトコンベヤ装置の
他の機械的な手段は、加工屑や切れ端をタンク外に取り
出すために用いられる。タンク内には、より小さな加工
屑や他の汚染物をクーラントから分離するために、フィ
ルタが設けられる。この目的のために使用される商業的
に成功したフィルタ濾過装置の１つの公知なものは、ヘ
ンリーフィルターズ社からの譲受人によって提供（市
販）されており、それは、タンク底部の近傍に配設した
１以上の水平に配置した略円筒状のフィルタドラムを用
いている。フィルタ要素を通してタンクからクーラント
を引き出し、フィルタタンクの一部を形成するクリーン
クーラント室に清浄済みクーラントを配送するために、
各フィルタドラムの内部には、サクション装置が設けら
れる。フィルタケーキと呼ばれる小さな加工屑や他の汚
染物のかたまり（堆積物）は、ドラム表面の外側に形成
される。ドクターブレードと呼ばれるフィルタケーキを
こすり落とすために用いられる部品に関連して、フィル
タドラムの間欠的な回転割り出し動作により、フィルタ
ケーキ（堆積物）が部分的に移動し、タンク底部に落下
する（本出願人の米国特許出願Re32,135号参照）。

清浄済みクーラントをフィルタ濾過用タンクのクリー
ンクーラント室から工作機械にポンプ供給するために、
垂直なタービン型のポンプは、他のタイプの装置と共に
しばしば使用される。これらの装置は、時々定期的な点
検とメンテナンスを要する。フィルタ濾過用タンクから
そのようなタイプのポンプを取り外すには、相当な労
力、停止時間、多くのタイプの熟練工の作業等が必要と
なり、それらは装置の費用を増大させる。そのようなタ
イプのポンプの取り外しに関係する問題は、前記米国特
許出願に詳細に記載されており、その課題は、そのよう
なポンプを、新奇な改善されたポンプ及びその補助的な
取付け装置によって置き換えることに向けられている。
前記米国特許出願に記載されているように、斯かる問題
の１つの解決策は、その駆動モータが水中に沈めること
ができるタイプであってクーラントの高さレベルよりも
下側にポンプと共に沈められるようなポンプ吐出ヘッド
を設けることにある。別の解決策は、駆動モータをポン
プ吐出ヘッドに接続する取り外し自在の駆動シャフトを
具え、タンク内のクーラントの高さレベルよりも上側に
配置されるポンプから分離自在の駆動モータを設けるこ
とにある。これらの実例にあっては、ポンプは、クリー
ンクーラントタンクの底部近傍のサクション受容リング
の中に受容可能なサクション入口ポートを有する。ポン
プのポンプ吐出ヘッドは、タンク内に固定した環状のハ
ウジングの中に受容され得る。該ハウジングは、ポンプ
吐出ヘッドと共に、環状チャンバを形成し、環状チャン
バは、固定側の吐出出口コンジットと連通している。タ
ンク内でポンプを下げることでも、ポンプのサクション
及び吐出の効果は影響を受ける。２つのポンプの効率的
な接続を実現するには、ボルトや配管接続具等のポンプ
やタンクの様々な要素を使用しないことが必要である。
同様に、単にタンクからポンプを持ち上げることによっ
て、ポンプの取り外しができ、同じように、ボルト緩め
等のようなタンク内のポンプ及び配管の接続を物理的に
解除することが不要である。或る装置は、インペラの回
転軸線が略垂直である垂直に配設したポンプを有する。

本発明に従い、ポンプを水平に配置することは、有益
であり、ポンプの吸引側及び吐出側が、例えばタンク側
壁を通して、タンクに対して脱着できる。すなわち、ポ
ンプを水平に配置することにより、清浄タンクの外側に
ポンプを取付けることができる。ポンプの水平な取付け
は、大きな利点をもたらす。例えば、ポンプをタンクか
ら垂直方向に動かす際に、頭上スペースが十分でない場
合がある。水平に配置したポンプの横方向取付け形式
は、取付け及び取り外しの面で非常に有益である。更
に、そのようなポンプの水平配置は、工場の床面のよう
な高さ位置やそれより下側に、タンクと共に設置でき
る。別の利点としては、例えば、ポンプを駆動する空気
冷却型のモータを外部に取付けることができる。モータ
が水濡れする虞れのある状態の下では、水中使用型のモ
ータを用いることができる。更に、この水平配置は、タ
ンクに対するアクセスの回数等にもよるが、垂直配置型
のポンプよりも、既存設備の改良によって容易にできる
ものである。

本発明の実施のために、フィルタ濾過用タンクが設け
られる。好ましくは（必須ではない）、タンクの清浄ク
ーラント用区画室には、タンクのアウトレット管を通し
て連通される側部開口が設けられる。好ましくは、この
側部開口は、ポンプの吸引入口ポートを受容するための
受けリングを含む。ポンプ取付け時に、タンクの側部開
口及び入口ポートをシールするために、入口ポートと受
けリングとの間には、適当なシールが設けられる。固定
側のポンプ吐出ハウジングが追加的に設けられる。該ハ
ウジングは、環状体から成り、ポンプ吐出ヘッドからの
清浄液体（クーラント）を工作機械に戻るように流すた
めのマニフォールドと連通する固定側のアウトレット管
を有する。ポンプは、ポンプ吐出ヘッドと入口ポートと
の間にインペラを含む。ポート吐出ヘッドは、入口ポー
トから清浄クーラント（液体）を受容するために環状の
吐出チャンバを画成する部分に一対の軸方向に隔てた端
壁を含む。

ポンプがハウジング内に取付けられ、入口ポートが受
けリングに配置されるとき、ポンプ吐出ヘッドの端壁及
びハウジングは、インペラ及び入口ポートを介して、清
浄クーラント用区画室のクーラントと連通する環状の吐
出チャンバを形成する。従って、ポンプ作動時には、濾
過液（清浄クーラント）は、固定側のアウトレット管を
通って工作機械に戻る流れを形成するためにハウジング
及びポンプ吐出ヘッドによって形成される環状の吐出チ
ャンバ内に、入口ポートを介してポート送りされる。

本発明に従い、ポンプは、タンク及びハウジングに対
して取り外し自在に取付けられる。特に、ポンプは、イ
ンペラの軸線に一致する略水平な軸線の上に配設され
る。インペラ及び入口ポートは、これらの要素がハウジ
ングを通って移動できるように寸法化される。従って、
ポンプの取付けのために、入口ポート及びインペラは、
最初にハウジングに挿入される。次いで、入口ポート
は、タンクの側壁開口の受けリングに収容される。同時
に、ポンプ吐出ヘッドの端壁は、水平に配置されたハウ
ジングに対してシールし、環状の吐出チャンバは完全に
囲まれる。バルブ組立体は、タンクのアウトレット管の
中に配置され、ポンプ作動時に、閉弁してタンクに空気
が侵入するのを阻止する。タンクからポンプを取り外す
とき、バルブ組立体は、タンクの開口に向かう流れを阻
止する。

例えば修理や保全のためにポンプを取り外すために、
バルブ組立体は閉じられ、ポンプはインペラの回転軸線
に略平行な、タンクから離れる略水平方向に引かれる。
これにより、ポンプ吐出ヘッドは、ハウジングから取り
外される。この動作時に、ポンプの入口ポート及びイン
ペラは、同様にハウジングを通して引かれる。ポンプの
メンテナンスが終了したら、ポンプは再度取付けられ
る。これを行うために、ポンプ吐出ヘッドの端壁がハウ
ジングに係合してシールし、入口ポートが受けリングの
中にシールされるまで、ポンプはハウジングを通して入
口ポートに挿入される。最終工程でポンプを取付けるた
めにハウジングにポンプをクランプ締結するために適当
なクランプが設けられる。この状態において、入口ポー
トは、タンク外部に対してシールされる。バルブ組立体
を開弁させてポンプを作動させると、タンクからポンプ
を通ってマニフォールドに至る工作機械用クーラントの
戻り流れが形成される。

本発明の取付け及び取り外し構造は、ポンプや配管の
ボルトの締めや緩め作業が不要であり、熟練作業員も不
要である。吸引のための連結や非連結の作業は、相互に
逆方向であるポンプの水平方向の単なる移動によって迅
速且つ容易に機械的に行うことができる。好ましくは、
ハウジングは、タンクの外部にあり、タンクに固定され
るか、あるいは、タンクとは別の補助的な支持構造に固
定される。代わりに、ハウジングは、タンクの一体部品
として構成できるが、垂直よりも水平に配置することが
好ましい。後者の構造の場合、ハウジング、アウトレッ
ト管、マニフォールドは、タンク内部に配置でき、ハウ
ジングは、タンクの外部からポンプにアクセスできる。

本発明の好適実施態様に従い、液体のポンプ送り装置
が提供され、タンクから液体をポンプ送りするためのポ
ンプは、入口ポートとポンプ吐出ヘッドとインペラを含
み、インペラは、タンクから入口ポートを通してポート
吐出ヘッドに液体を供給するために略水平な軸線の回り
を回転し得るように取付けられる。ポンプ吐出ヘッドに
よって支持された手段は、ポンプ吐出ヘッド（Ｈ）から
排出された液体を受容するためのチャンバを少なくとも
部分的に形成し、ポンプをタンクに解除自在に連結する
ために設けられる。このような連結の手段は、ポンプ吐
出ヘッドを少なくとも部分的に囲むためのハウジング
と、該ハウジングに連結されたアウトレット管、とを含
み、該ハウジングは、タンクから液体が入口ポート及び
前記チャンバを介してアウトレット管に流れ得るように
ポンプがタンクに連結されるとき、前記チャンバを部分
的に形成する。入口ポートは、タンクからポンプを取り
外すためにポンプを水平軸線方向に移動させるときにハ
ウジングを通り抜け得るような寸法を有する。

本発明の別の実施態様に従い、フィルタの吸引側に接
続されるべきポンプの取付け方法が提供され、タンク
は、液体を収容でき、フィルタは、吸引側を有し、連通
手段は、フィルタの吸引側に連通し、ポンプは、入口ポ
ートとポンプ吐出ヘッドとインペラとを有し、ポンプ
は、タンクからフィルタを通して液体を吸引するために
連通手段と連通するフィルタの吸引側に配置でき、タン
クからドラムフィルタを通してクーラントが吸引され、
前記管、入口ポート、及びポンプ吐出ヘッドを経て、ア
ウトレット管に至るような装置において、（ａ）タンク
内のクーラントの高さ位置よりも下側で、前記入口ポー
ト及び前記連通手段の間を連結させるステップと、
（ｂ）ポンプ吐出ヘッド及びアウトレット管の間を連結
させるステップ、とを含み、（ｃ）これらのステップ
（ａ）及び（ｂ）は、ポンプ（Ｐ）を略水平方向に移動
させることによって達成される。

本発明の他の実施態様において、コンテナは、ポンプ
を収容し得るように構成される。この態様においては、
コンテナは、ポンプ吐出ヘッドを整合するように収容し
得る環状体を有する。コンテナは、タンクに取付けら
れ、ポンプは、コンテナ内に挿入できるし、コンテナか
ら取り外すこともできる。この態様において、受けリン
グは、入口ポートを必要としない。バルブ組立体を組み
込むことができる。タンクに取付けられるコンテナにバ
ルブ組立体を取付けることもできる。また、バルブ組立
体は、タンク内部に設けることができ、これにより、ポ
ンプの停止時もしくは取り外し時に、閉弁する。

従って、本発明の目的は、新規かつ改善された、フィ
ルタ濾過装置におけるポンプ及びその取り付け・取り外
し方法並びに装置を提供することであって、該ポンプ
は、フィルタ濾過装置から略水平方向に移動させること
で簡単且つ容易に取り付け・取り外しできる。

本発明のこれら及び他の目的並びに利点は、請求の範
囲や以下の記載から明らかになろう。

図面の簡単な説明 図１は、本発明に従って設置したポンプと清浄濾過液
用区画室及び汚染液用区画室を具えるフィルタ濾過タン
クの垂直断面図であり、 図２は、複数のフィルタ及びポンプを示す図１のタン
ク及びポンプの水平断面図であり、 図３は、コンテナ内にポンプを設置した本発明の別の
実施態様の図解的な垂直断面図である。

本発明の詳細な説明 以下、本発明の好適な実施例について詳細に説明す
る。

図面、特に図１を参照すると、産業的環境において床
面やそれより下に配置されたピットに設置され得る据置
型タンク10が示されている。ピット内に設置される場合
には、後述するような取り付け及び取り外しの目的のた
めに、タンクの一側には、ピットの一部として適当なス
ペースが設けられる。タンクは、好ましくは矩形状を有
し、図示しない傾斜端部を有する。該傾斜端部は、タン
ク内の液体からフィルタ濾過されて沈殿した汚染物をタ
ンクから除去するためにドラグアウトコンベヤ12と関係
して使用される。タンクは、好ましくは２つの独立の区
画室、すなわち、図示しない工作機械からの汚れたクー
ラントを収容するための汚染クーラント用区画室14と、
該区画室14からの清浄済みクーラントを受容するための
清浄クーラント用区画室18、とから成る。１以上の水平
配置の略円筒状のドラムフィルタ20は、汚染クーラント
用区画室14に配置されており、例えば、本発明の譲受人
であるヘンリーフィルターズ社の製造するＶ字ワイヤ型
（wedgewire）のサクション割出しドラムフィルタのよ
うなタイプを含むことができる。フィルタ20は、汚染物
から成る外面上のフィルタケーキを形成及び収集するた
めに細いワイヤを回りに有した細長いドラムを含み、ク
ーラントは、フィルタケーキ及びワイヤを通ってドラム
内部に侵入できないように構成されている。詳細を後述
するように、ドラム内部には、ポンプＰによって吸引
（サクション）作用が及ぼされ、これにより、清浄クー
ラントは、ドラム20の内部から管22を介して清浄クーラ
ント用区画室18に流れる。

好ましくは、清浄クーラント用区画室18は、タンク底
壁の上側の高くした補助床24を含み、フィルタドラムの
サクション（吸引）側から管22を介して清浄クーラント
を受容するための下部チャンバ26を画成する。図示しな
い手段により、両チャンバを包含する清浄（クーラン
ト）タンクが清浄クーラントで略充填されるようなポン
プによる排出の割合で清浄タンクに作用し、清浄クーラ
ントは、補助床24の上側の上部チャンバ28に収容され
る。フィルタドラムの割り出し動作時に開くような常閉
バルブ（図示せず）は、清浄クーラント用区画室18の上
部チャンバ28と下部チャンバ26との間の連通関係を形成
する。この形式の場合、ポンプによる吸引（サクショ
ン）作用は、フィルタドラムから取り除くことができ、
フィルタドラムは、清浄クーラント用区画室18から工作
機械に清浄クーラントを連続的にポンプ送りする間中、
割り出し動作ができる。

清浄（クーラント）タンクにおいて、ポンプの数に対
応した１以上の側部出口開口30が設けられる。該開口30
の各々は、管32によって下部チャンバ26と連通するよう
に構成されている。該管32は、通常形式で自動もしくは
手動で開閉し得るバルブ組立体34を有する。バルブ組立
体34は、タンクへの空気の流れを阻止するためのポンプ
停止時に閉弁する。ポンプ動作時にはバルブ組立体は、
ポンプへの流れのフィルタ濾過ができるように開弁す
る。ポンプ取り外し時には、バルブ組立体は、閉弁位置
に保持され、フィルタ濾過のための流れを遮断する。

バルブ組立体の代わりに、一連のサービスバルブ及び
チェックバルブを配管に用いることができ、サービスバ
ルブは、チェックバルブの上流側に配置する。

図示のように、複数のポンプＰが配設され、下部チャ
ンバ26から清浄クーラントが吸引され、各ポンプＰから
分岐アウトレット管42を介してヘッダー（マニフォール
ド）40に供給される。ヘッダー40及び分岐アウトレット
管42は、タンク外部に配設されるが、タンク内部に配設
することもできる。分岐アウトレット管42の各々は、ヘ
ッダー40と、関係するポンプの固定側のポンプ吐出ハウ
ジング46との間に、図示しないチェックバルブを支持す
る。これにより、ポンプの取り外し時に、清浄クーラン
トは、ヘッダー40からポンプ吐出ハウジング46内に逆流
することがない。側部出口開口30の近傍の管32の部分
は、ポンプの入口ポートのための吸引（サクション）受
けリングを構成する。従って、ポンプのための吸引用の
入口接続構造は、タンク固定側部分を構成している。吸
引受けリングは、Ｏリングを収容するための軸方向に隔
てた溝を有することができる。Ｏリングの一端は、Ｏリ
ング内に入口ポートを挿入するのを容易にするために面
取りが施される。しかしながら、ポンプ吐出ハウジング
（ポンプハウジング）46は、ポンプの一部を形成できる
か又は形成できない（すなわち、ポンプハウジング46が
タンクの一部でない補助的な支持構造を有することがで
きる）ような支持構造によって支持されている。図１に
示すように、ポンプハウジング46は、環状の受けリング
を含む。該受けリングの一方の端部（図１の右端）は、
外側に朝顔形に広がっている（あるいは傾斜した）縁部
48を有し、反対側の端部（図１の左端）は、内方に傾斜
したフランジ50を有する。勿論ポンプＰは、タンクに対
する設置位置に描かれている。ポンプＰは、多段インペ
ラを収容する１以上の軸方向に隔てたインペラケーシン
グ52を有する。１以上のインペラ53は、ポンプ吐出ヘッ
ドＨを貫通するシャフト54によって駆動される。シャフ
ト54の一端は、支持のためにポンプ入口ポートの近傍の
インペラケーシング52に取付けられている（図示せ
ず）。下部チャンバ26からの清浄クーラントは、インペ
ラによってポート吐出ヘッドＨ内にポンプ送りされ得
る。ポンプは、モータＭによって駆動される。

図１に示すように、ポンプ吐出ヘッドＨは、一対の軸
方向に隔てた端壁56及び58を含む。インペラケーション
52の近傍の端壁56は、最終的な設置時に（傾斜型）フラ
ンジ50に対して係合するためにＯリングシール60を支持
する。反対側の端壁58は、ポンプハウジング46の内壁に
係合するためにＯリングシール62を支持する。従って、
吐出チャンバＣは、清浄タンク（清浄クーラント用区画
室）18からポンプ送りされる液体（クーラント）を収容
するためのポンプハウジング46の内部において、端壁56
及び58の間で画定される。ポンプ吐出ヘッドＨをポンプ
ハウジング46にクランプ締結するため、適当なクランプ
が使用される。

ポンプＰに対する入口ポート及びインペラケーシング
52の外径は、ポンプハウジング46の直径よりも僅かに小
さい。従って、ポンプの吸引入口ポート及びインペラケ
ーシングは、ポンプの設置及び取り外しのためのいずれ
かの方向に、ポンプハウジング46を通して軸方向（水平
方向）に移動することができる。

上述したように、ポンプは設置位置に描かれている。
例えば、メンテナンスの目的で、１台のポンプを取り外
すためには、バルブ組立体34は、閉じた状態で保持さ
れ、クランプ66は、解除される。次いで、ポンプＰは、
ハウジング46からポンプ吐出ヘッドＨを縦方向に引くた
めに、そして同様に、ハウジング46を通して入口ポート
及びインペラケーシング52を引くために、縦方向（すな
わち、インペラの回転軸線に略平行な方向）に移動され
る。例えば、図１に示したように、ポンプは、左から右
に水平方向に引くことができる。ポンプＰを引くこと
は、配管金具、配管、電気的接続等を取り外すことな
く、あるいは、バルブ組立体ではなくて他のバルブの作
業やボルト取り外しを行うことなく、実行可能である。
一度ポンプが外れると、ポンプ以外の装置部分は、継続
的に作動でき、清浄クーラント用区画室18から工作機械
（図示せず）にクーラントを供給できる。

取り外したポンプを再度設置する場合、単に逆の作業
を行うことである。すなわち、インペラケーシング52及
びポンプに対する入口ポートは、最初に配置される、す
なわち、ハウジング46を介して伸縮自在に受容される。
ポンプのための入口ポートは、タンクの側壁の開口30に
整列される。例えば、図１に示すように、右から左にポ
ンプを軸方向に移動させることにより、入口ポートを吸
引受けリングに装着することができる。これにより、Ｏ
リングシール43は、入口ポート及び受けリングを相互に
シールすることができる。ポンプが右から左に移動する
とき、ポンプ吐出ヘッドＨの端壁は、ハウジング46内に
位置し、Ｏリング43は、ハウジング46の内縁部をシール
する。次いで、ポンプをハウジング46に取付けるため、
クランプ66が締結される。バルブ組立体34は、開弁され
る。従って、ポンプは作動可能な状態になる。ポンプが
取り外されている場合に、その再設置は、熟練した作業
員のサービスを必要としないし、配管金具、配管、電気
的接続等も必要としない。バルブ組立体は、自動もしく
は手動で動作させることができる。

ハウジング46のための支持構造44は、タンク10の一部
として形成できるし、タンクに対する追加的な構造とし
ても形成できる。ハウジング46、分岐アウトレット管4
2、マニフォールド40は、清浄クーラント用区画室18の
内部に配置できる。すなわち、ハウジング46は、タンク
の側壁に形成でき、ポンプの吸引入口ポートのための受
けリングは、管32に沿ってタンクの更に内部に配置でき
る。この構成において、タンクの側壁の外部にさらされ
るポンプ部分は、モータＭである。ポンプの取り外し及
び設置のための同一の順序のステップにより、対応する
有益な結果がもたらされる。

図３に示す別の実施態様にあっては、ポンプは、コン
テナ68の中に予め取付けられる。先の実施態様において
は、受けリングに関係するシールを適当に整列形成させ
るために、入口ポートのための正確な作業が必要であ
り、ハウジング46に対して適当に整列整合させるため
に、ポート吐出ヘッドＨのための正確な作業が必要であ
る。図３の実施態様にあっては、タンクから離れたとこ
ろで、正確な作業を行えばよく、ポンプ吐出ヘッドＨ及
びコンテナ68の環状体90は、タンクにコンテナを取付け
る前に適当に整列され得る。更に、図３に示したよう
に、入口ポートのための受けリングは必要ない。これに
より、必要とされるべき正確な作業を低減でき、２つの
独立した正確な作業を要することなく、タンクの側部に
コンテナ68の全体を取付けることができる。

図３を参照すると、コンテナ68は、好ましくは継ぎ目
なし鋼管で形成されたハウジング70と、タンク10の側部
に取付けるためのフランジ72、とを含む。図３に示した
ように、コンテナ68は、ボルト76及びナット74を介し
て、あるいは、例えば溶接によってタンクに取付けるこ
とができる。先の実施態様のようにポンプ吐出ヘッドＨ
は、一対の軸方向に隔てた端壁78及び80を含む。インペ
ラケーシング82の近傍の端壁80は、最終設置時に傾斜型
フランジ86に係合するようにＯリングシール84を支持す
る。反対側の端壁78は、環状体90の内壁に係合するよう
にＯリングシール88を支持する。

先の実施態様のように、清浄タンク18からポンプ送り
される液体を収容するために、ハウジング70の内部で端
壁78及び80の間には、吐出チャンバＣが画成される。ポ
ンプ吐出ヘッドＨをハウジング70にクランプ締結するた
めに、適当なクランプ（図示せず）が設けられる。

先の実施態様のように、ポンプＰの入口ポート及びイ
ンペラケーシング82の外径は、ハウジング70の直径より
も僅かに小さい。従って、ポンプの入口ポート及びイン
ペラケーシングは、コンテナ68からポンプを取り外す及
び設置するためのいずれかの方向に、ハウジング70を通
して軸方向（水平方向）に移動させることができる。

この実施態様においては、先の実施態様と同じよう
に、シャフト92が設けられ、吸引入口ポート94が包含さ
れる。清浄クーラントは、チャンバ26から吸引され、ポ
ンプＰの各々から分岐アウトレット管98を介してマニフ
ォールド96に供給される。

先の実施態様のように、ポンプは、多段インペラを収
容する１以上の軸方向に隔てた外側ケーシングを有す
る。この態様において、入口ポートは、受けリングを必
要としない。コンテナはタンクに取付けられ、ポンプ吐
出ヘッドは、ハウジング70の中で適当にシールされ、こ
れにより、液体（クーラント）は、入口ポートを通して
ポンプ吐出ヘッドに流れ込むのを阻止される。バルブ組
立体100は、タンクとコンテナとの間に取付けられる。
代わりに、タンクの管の中に配置されていたような先の
実施態様のように、バルブ組立体を用いることができ
る。バルブ組立体100は、先の実施態様と同じように機
能する。

本発明は、より実用的で好適な実施態様であると考え
られるものに関連して説明されたが、それに限定される
ものではなく、逆に、請求の範囲に記載した範囲内の様
々の変更や均等なものを包含することが意図されてい
る。

Claims (17)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】タンク（10）から液体をポンプ送りするた
   めのポンプ（Ｐ）は、入口ポートとポンプ吐出ヘッド
   （Ｈ）とインペラ（53）を含み、 インペラ（53）は、タンク（10）から入口ポートを通し
   てポート吐出ヘッド（Ｈ）に液体供給するために略水平
   な回転軸線を有するシャフト（54）に取付けられ、 壁（56、58）は、ポンプ吐出ヘッド（Ｈ）によって支持
   されており、ポンプ吐出ヘッド（Ｈ）から排出された液
   体を受容するためのチャンバを少なくとも部分的に形成
   し、 ポンプ吐出ハウジング（46）は、タンク（10）内の液体
   と連通する入口ポートを介してポンプ（Ｐ）をタンク
   （10）に解除自在に連結し、 ポンプ吐出ハウジング（46）は、ポンプ吐出ヘッド
   （Ｈ）を支持するためにポンプ吐出ヘッド（Ｈ）を少な
   くとも部分的に囲むために、タンク（10）に対して半永
   久的な固定関係を有し、 ポンプ吐出ハウジング（46）は、アウトレット管（42）
   を有し、 ポンプ吐出ハウジング（46）は、タンク（10）から液体
   が入口ポート及び前記チャンバを介してアウトレット管
   （42）に流れ得るようにポンプ（Ｐ）及びタンク（10）
   を連結するためにポンプ吐出ハウジング（46）がポンプ
   吐出ヘッド（Ｈ）を囲むときに、前記チャンバを部分的
   に形成し、 入口ポートは、タンク（10）からポンプ（Ｐ）を取り外
   すためにポンプ（Ｐ）を水平軸線方向に移動させるとき
   にハウジング（46）を通り抜け得るような寸法を有する
   ことを特徴とする装置。
2. 【請求項２】タンク（10）は、第１区画室（14）と第２
   区画室（18）を有し、 第１区画室（14）は、汚れた工作機械用クーラントを収
   容でき、 第１区画室（14）には、汚れた工作機械用クーラントか
   ら汚染物をフィルタ濾過して濾過済みの清浄なクーラン
   トを得ることができるように、少なくとも１つの円筒状
   のドラムフィルタ（20）が配設され、 コンベヤ（12）は、第１区画室（14）から汚染物を搬出
   し、 ポンプ（Ｐ）は、入口ポートとポンプ吐出ヘッド（Ｈ）
   と略水平な回転軸線を有するシャフト（54）に取付けら
   れるインペラ（53）とを含み、第１区画室（14）のフィ
   ルタ（20）に対して吸引作用を及ぼしてフィルタ濾過済
   みクーラントを第２区画室（18）に供給し、更に第２区
   画室（18）から入口ポートを介してポンプ吐出ヘッド
   （Ｈ）に供給し、 壁（56、58）は、ポンプ吐出ヘッド（Ｈ）によって支持
   されており、ポンプ吐出ヘッド（Ｈ）から排出されたフ
   ィルタ濾過済みクーラントを受容するためのチャンバを
   少なくとも部分的に形成し、 ポンプ吐出ハウジング（46）は、第２区画室（18）のフ
   ィルタ濾過済みクーラントと連通する入口ポートを介し
   てポンプ（Ｐ）をタンク（10）に解除自在に連結し、 ポンプ吐出ハウジング（46）は、ポンプ吐出ヘッド
   （Ｈ）を支持するためにポンプ吐出ヘッド（Ｈ）を少な
   くとも部分的に囲むために、タンク（10）に対して半永
   久的な固定関係を有し、 ポンプ吐出ハウジング（46）は、アウトレット管（42）
   を有し、 ポンプ吐出ハウジング（46）は、第２区画室（18）から
   クーラントが入口ポート及び前記チャンバを介してアウ
   トレット管（42）に流れ得るようにポンプ（Ｐ）及びタ
   ンク（10）を連結するためにポンプ吐出ハウジング（4
   6）がポンプ吐出ヘッド（Ｈ）を囲むときに、前記チャ
   ンバを部分的に形成し、 入口ポートは、タンク（10）からポンプ（Ｐ）を取り外
   すためにポンプ（Ｐ）を水平軸線方向に移動させるとき
   にポンプ吐出ハウジング（46）を通り抜け得るような寸
   法を有することを特徴とする装置。
3. 【請求項３】前記壁（56、58）は、一対の軸方向に隔て
   た端壁であって、ポンプ吐出ハウジング（46）に係合す
   るようにシール（60、62）を支持し、 前記チャンバは、ポンプ吐出ハウジング（46）及び前記
   壁（56、58）によって部分的に形成され、入口ポート及
   びアウトレット管（42）と連通し、 前記ポンプ吐出ヘッド（Ｈ）は、タンク（10）からポン
   プ（Ｐ）を取り外すためにポンプ（Ｐ）を水平軸線方向
   に移動させるときにポンプ吐出ハウジング（46）から取
   り外しできることを特徴とする請求項１又は２記載の装
   置。
4. 【請求項４】前記タンク（10）は、該タンク（10）と連
   通するアウトレット通路（32）と、該アウトレット通路
   （32）のバルブ（34）とを有し、 該バルブ（34）は、ポンプ（Ｐ）をタンク（10）から取
   り外すときに、アウトレット通路を閉じることを特徴と
   する請求項１又は２記載の装置。
5. 【請求項５】前記ポンプ吐出ハウジング（46）は、タン
   ク（10）内のクーラントと連通するようにポンプ（Ｐ）
   が配置されるときにポンプ吐出ヘッド（Ｈ）を少なくと
   も部分的に囲むために略円筒状の受けリング（48、50）
   を含み、 ポンプ吐出ヘッド（Ｈ）は、略円筒の形状を有してお
   り、間に前記チャンバを部分的に形成するような一対の
   軸方向に隔てた略円筒状の端壁（56、58）を含み、 シール（60、62）は、受けリング（48、50）に係合する
   ように端壁（56、58）によって支持され、 前記チャンバは、略環状であり、受けリング（48、50）
   及び前記壁（56、58）によって部分的に形成され、アウ
   トレット管（42）と連通することを特徴とする請求項１
   又は２記載の装置。
6. 【請求項６】前記ポンプ（Ｐ）を収容し得るコンテナ
   （68）を含み、 該コンテナ（68）は、前記ポンプ吐出ハウジング（46）
   を含み、タンク（10）に取付けられることを特徴とする
   請求項１又は２記載の装置。
7. 【請求項７】ポンプ（Ｐ）を駆動するためにポンプ
   （Ｐ）に接続される電気モータ（Ｍ）を含むことを特徴
   とする請求項１又は２記載の装置。
8. 【請求項８】前記モータ（Ｍ）は、水中でも動作し得る
   タイプであることを特徴とする請求項７記載の装置。
9. 【請求項９】タンク（10）は、汚染物を含む汚れた工作
   機械用クーラントを収容でき、 フィルタ（20）は、汚れた工作機械用クーラントをフィ
   ルタ濾過して清浄なクーラントと濾過物とを得ることが
   できるように、タンク（10）内に沈められ、 ポンプ（Ｐ）は、タンク（10）から濾過物を搬出し、 ポンプ（Ｐ）は、入口ポートとポンプ吐出ヘッド（Ｈ）
   と略水平な回転軸線を有するシャフト（54）に取付けら
   れるインペラ（53）とを含み、フィルタ（20）に対して
   吸引作用を及ぼしてフィルタ濾過済みクーラントを入口
   ポートを介してポンプ吐出ヘッド（Ｈ）に供給し、 壁（56、58）は、ポンプ吐出ヘッド（Ｈ）によって支持
   されており、ポンプ吐出ヘッド（Ｈ）に供給されるフィ
   ルタ濾過済みクーラントを受容するためのチャンバを少
   なくとも部分的に形成し、 ポンプ吐出ハウジング（46）は、タンク（10）内のクー
   ラントと連通する入口ポートを介してポンプ（Ｐ）をタ
   ンク（10）に解除自在に連結し、 ポンプ吐出ハウジング（46）は、ポンプ吐出ヘッド
   （Ｈ）を支持するためにポンプ吐出ヘッド（Ｈ）を少な
   くとも部分的に囲むために、タンク（10）に対して半永
   久的な固定関係を有し、 ポンプ吐出ハウジング（46）は、アウトレット管（42）
   を有し、 ポンプ吐出ハウジング（46）は、ポンプ吐出ハウジング
   （46）がポンプ（Ｐ）及びタンク（10）を連結するため
   にポンプ吐出ヘッド（Ｈ）を囲むときに、ポンプ吐出ヘ
   ッド（Ｈ）と前記チャンバとアウトレット管（42）とが
   連通するように、前記チャンバを部分的に形成し、 入口ポートは、タンク（10）からポンプ（Ｐ）を取り外
   すためにポンプ（Ｐ）を水平軸線方向に移動させるとき
   にポンプ吐出ハウジング（46）を通り抜け得るような寸
   法を有することを特徴とする装置。
10. 【請求項１０】前記タンク（10）は、汚れたクーラント
    を収容するための汚染クーラント用区画室（14）と、フ
    ィルタ濾過済みのクーラントを収容するための清浄クー
    ラント用区画室（18）と、フィルタ濾過済みのクーラン
    トを清浄クーラント用区画室（18）に供給するためにフ
    ィルタ（20）と連通する管（22）、とを含むことを特徴
    とする請求項９記載の装置。
11. 【請求項１１】前記壁（56、58）は、一対の軸方向に隔
    てた端壁であって、ポンプ吐出ハウジング（46）に係合
    するようにシール（60、62）を支持し、 前記チャンバは、ポンプ吐出ハウジング（46）及び前記
    壁（56、58）の間において少なくとも部分的に形成さ
    れ、 前記チャンバは、入口ポート及びアウトレット管（42）
    と連通することを特徴とする請求項９記載の装置。
12. 【請求項１２】前記タンク（10）は、開口（30）を具え
    た側壁を有し、 前記入口ポートは、前記タンク（10）内のクーラントと
    連通するために該開口（30）に配置されることを特徴と
    する請求項９記載の装置。
13. 【請求項１３】前記ポンプ（Ｐ）を収容し得るコンテナ
    （68）を含み、 該コンテナ（68）は、前記ポンプ吐出ハウジング（46）
    を含み、タンク（10）に取付けられることを特徴とする
    請求項９記載の装置。
14. 【請求項１４】タンク（10）は、汚染物を含む汚れた工
    作機械用クーラントを収容でき、 円筒状のドラムフィルタ（20）は、クーラントから濾過
    物を分離してドラムフィルタ（20）の吸引側にフィルタ
    濾過済みクーラントを供給し、 管（32）は、ドラムフィルタ（20）の吸引側に連通し、 ポンプ（Ｐ）は、入口ポートを有し、 インペラ（53）は、略水平な回転軸線を有するシャフト
    （54）に取付けられ、 ポンプ（Ｐ）は、ドラムフィルタ（20）の吸引側に配置
    でき、前記管（32）に連通され、 タンク（10）からドラムフィルタ（20）を通してクーラ
    ントが吸引され、前記管（32）、入口ポート、及びポン
    プ吐出ヘッド（Ｈ）を経て、アウトレット管（42）に至
    るような装置において、ドラムフィルタ（20）の吸引側
    にポンプ（Ｐ）を取付ける方法であって、 （ａ）タンク（10）内のクーラントの高さ位置よりも下
    側で、前記入口ポート及び前記管（32）の間を連結させ
    るステップと、 （ｂ）ポンプ吐出ヘッド（Ｈ）及びアウトレット管（4
    2）の間を連結させるステップ、とを含み、 （ｃ）これらのステップ（ａ）及び（ｂ）は、ポンプ
    （Ｐ）を略水平方向に移動させることによって達成され
    ることを特徴とする方法。
15. 【請求項１５】前記略水平方向とは、シャフト（54）の
    軸線に沿う方向であることを特徴とする請求項14記載の
    方法。
16. 【請求項１６】前記ステップ（ａ）及び（ｂ）を実行す
    る前に、前記入口ポート及びインペラ（53）が前記ポン
    プ吐出ハウジング（46）を貫通するように、前記ポンプ
    （Ｐ）を前記略水平方向に移動させるステップと、 前記ステップ（ａ）及び（ｂ）を実行するために、前記
    ポンプ（Ｐ）を更に前記略水平方向に移動させるステッ
    プと、 ポンプ吐出ハウジング（46）に対してポンプ吐出ヘッド
    （Ｈ）をシールするステップ、とを更に含むことを特徴
    とする請求項14記載の方法。
17. 【請求項１７】前記入口ポート及び前記管（32）の間の
    非連結状態にするような前記略水平方向の逆方向にポン
    プ（Ｐ）を移動させることによって、前記ドラムフィル
    タ（20）の吸引側からポンプ（Ｐ）を取り外すステップ
    を更に含むことを特徴とする請求項14記載の方法。