JP2686724B2 - 移動観覧席の手すり取付装置 - Google Patents

移動観覧席の手すり取付装置

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JP2686724B2
JP2686724B2 JP3318595A JP3318595A JP2686724B2 JP 2686724 B2 JP2686724 B2 JP 2686724B2 JP 3318595 A JP3318595 A JP 3318595A JP 3318595 A JP3318595 A JP 3318595A JP 2686724 B2 JP2686724 B2 JP 2686724B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階段状の各段面の端部
に手すりを着脱自在に設ける移動観覧席の手すり取付装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、椅子をそれぞれ配備した階段状
の各段面の端部には上方に手すりを着脱自在に装着して
多目的に使用される移動観覧席において、図10に見ら
れるように、階段状の各段面2の端部上面にはねじのつ
まみ12がついたソケット3が立設されており、手すり
3の支脚14の下部14aが着脱自在に嵌装されて、手
すり3が必要に応じ着脱されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この移
動観覧席は多目的に使用されているものであって、図1
1ないし図12に示すように、会場の状態により、複数
の移動観覧席Aを並設したり単独の移動観覧席Aを設備
する場合、各ブロックBの両端側には観客の落下防止用
に手すりが取付けられて、複数の移動観覧席Aからなる
ブロックB内で横方向の通路となる隣接の部位からは手
すりが外されることになるが、その部位には図10に見
られるようにつまみ12がついたソケット13があって
通行の邪魔になるとともに危険であり、また、ソケット
13に嵌合する支脚14の下部14aをねじの先端面の
衝合により固定させるだけでは、手すり3がどうしても
振らついたりすることになって不安定であり、しかも、
支脚14の下部14aをソケット13に嵌合させる場
合、合わせにくくて嵌挿するのに手間がかかる、といっ
た不具合を呈していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのような不
具合を解決し、好適かつ有効に手すりを取付可能とする
ものであり、そのため椅子をそれぞれ配備した階段状の
各段面の端部には上方に手すりを着脱自在に装着して多
目的に使用される移動観覧席において、上方に開口する
角筒状のソケットを各段面端部の上面より垂設し、前記
手すりの角筒状支脚の下端部には、それぞれ横断面がコ
字状となって上下方向中間部を支軸に軸支される支持杆
と可動杆の上部を内装し、該支持杆と可動杆の上部間に
はそれぞれを反対側方向に弾圧するばねを、介装すると
ともに、前記支脚の下部に設けたねじの進退により、支
脚の下端より下方に突出する前記可動杆の下部を前記支
持杆の下部に対し移動可能にして構成したものであり、
またソケットの上端開口部には上面が平面状をする栓体
を着脱自在に嵌装した観覧席取付装置である。
【0005】また、本発明は、手すりが取外された場合
にさらに安全状態にしておくことが出来るようにしたも
のであり、そのため、ソケットの上端開口部には上面が
平面状となる栓体を着脱自在に嵌装して構成したもので
ある。
【0006】
【作用】したがって、手すりを取付ける場合には、ねじ
が退出するように操作すると、ばねの弾圧力により可動
杆の下部側を支持杆の内方側に移動させながら、ソケッ
トに嵌入させやすいように細くすることが出来ることに
なって、しかも、ソケットの上端開口部が段面の上面に
一致しているので、支持杆をソケットに容易に嵌挿でき
ることになり、嵌挿してから、ねじが進出するよう操作
すると、可動杆の下部側がソケットの一側面側に移動し
て圧接しながら、ばねを介して支持杆の下部側をソケッ
トの他側面に圧接させることが出来ることになって、手
すりが振れたりしないように安定良く固定できることに
なり、手すりを取外すと、取外したあとの段面の上面は
突出部がない状態となって、安全に歩行することができ
る。
【0007】また、手すりを取外してから、ソケットの
上端開口部に、上面が平面状となる栓体を嵌装しておく
と、女性の靴のヒ−ルが引っかかったりしないよう、さ
らに安全状態にしておくことができる。
【0008】
【実施例】図1ないし図9において、図2は移動観覧席
の一部を概略示した側面図であり、階段状となる各段面
2の上方後部には折りたたみ自在の椅子1をそれぞれ配
備し、最も低い最前の段面2の前部上方にはガ−ド15
を立設し、各段面2は階段状に展開させることができる
とともに最も高い最後部の段面の下方に重ねて収納させ
ることができるように構成したものである。
【0009】階段状となる各段面2の両端部には観客の
落下防止用となる手すり3をそれぞれ着脱自在に取付け
るが、図9に示すように、各段面2の両端部上面の前後
には2つの4角状孔をそれぞれ形設するとともに、該両
孔には垂立させた4角筒状両ソケット4の上端開口部を
それぞれ合致させて固設し、また、両ソケット4の上端
開口部には4角形状の栓体11をそれぞれ着脱自在に嵌
装するが、両栓体11の上部には、該栓体11より大き
い4角形状となって高さが低く平面状となる上面11a
を一体的に形設して構成する。
【0010】前記手すり3の下部には2本の角筒状支脚
5を垂設するが、両支脚5の横断面が前記ソケット4の
横断面と同一となるように形設し、両支脚5の下端部に
は、横断面がコ字状となって前記ソケット4に嵌挿でき
る支持杆7の上半部を内装するとともに、該支持杆7の
長手方向中間部を、支脚5の下端部中央に軸架した支軸
6に軸支し、前記支持杆7の長さの約半分となる短い長
さとなって、横断面がコ字状になる可動杆8を支持杆7
の内方に嵌装するとともに、可動杆8の長手方向中間部
を前記支軸6に軸支し、両支脚5の下部寄り内側面には
ナット16をそれぞれ固設し、つまみ10a付きのねじ
10を前記ナット16に螺挿するとともに、ねじ10の
先端が前記可動杆8の上端部背面に衝合できるようにし
て構成する。
【0011】また、両支脚5の下部側内方となる支持杆
7と可動杆8の上部間にばね9を介装するが、1本のば
ね杆の中央部を折り曲げて形成したばね9の中間部を前
記支軸6の下方に掛装し、上方に延出する両端屈折部9
a、9aを前記支持杆7の上端背面部に係合するととも
に、折り曲げ部9bを前記可動杆8の上端背面部に係合
して構成する。
【0012】したがって、手すり3を取付ける場合に
は、ねじ10が矢印イ方向に退出するようにつまみ10
aを操作すると、図7に示すように、ばね9の弾圧力に
より可動杆8を支軸6中心に回動させて、可動杆8の下
部を支持杆7の内方に寄せながら、ソケット4に嵌入さ
せやすいように細くすることができることになり、しか
も、図5に示すように、ソケット4の上端開口部が段面
2の上面に一致しているので、支持杆7の下端部を段面
2の上面に置くようにしてソケット4に合わせながら容
易に嵌挿できることになる。
【0013】そのようにして嵌挿してから、ねじ10が
矢印ロ方向に進出するようにつまみ10aを操作する
と、図1に示すように、ねじ10の先端により押されて
支軸6中心に回動する可動杆8の下部側がソケット4内
の一側面側に出っ張って圧接されるとともに、ばね9を
介して支持杆7の下部側背面をソケット4内の他側面側
に圧接させることができることになって、手すり3が振
れたりしないように安定良く固定できることになり、ま
た、前記のようにねじ10を操作しながら可動杆8の下
部を支持杆7の内方に移動させると、手すり3をスム−
ズに引抜いて容易に取外すことができる。
【0014】図5に示すように、手すり3を取外すと、
取外したあとの段面2の上面は突出部がない状態となっ
て、安全な歩行することができるが、図9に示すよう
に、段面2の上面に開口しているソケット4の上端開口
部に、上面11aが平面状となる栓体11を嵌装してお
くと、女性の靴のヒ−ルが引っかかったりしないよう、
さらに安全状態にしておくことができる。
【0015】
【発明の効果】このように本発明は、手すり(3)を取付
けたり取外したりする場合には、ねじ(10)が退出するよ
うに操作すると、ばね(9)の弾圧力により可動杆(8)の
下部側を支持杆(7)の内方側に移動させながら、ソケッ
ト(4)に嵌入させやすくて引き出しやすいように挿入部
を細くすることが出来ることになって、手すり(3)を容
易に着脱できることになり、しかも、ソケット(4)の上
端開口部が段面(2)の上面に一致しているので、支持杆
(7)をソケット(4)に容易に嵌挿できることになり、嵌
挿してから、ねじ(10)が進出するよう操作すると、可動
杆(8)の下部側がソケット(4)の一側面側に移動して圧
接しながら、ばね(9)を介して支持杆(7)の下部側をソ
ケット(4)の他側面に圧接させることが出来ることにな
って、手すり(3)が振れたりしないように安定良く固定
できることになり、手すり(3)を取外すと、取外したあ
との段面(2)の上面は突出部がない状態となって、安全
に歩行することが出来ることになり、好適に実施できる
特長を有する。
【0016】また、手すり(3)を取外してから、ソケッ
ト(4)の上端開口部に、上面(11a)が平面状となる栓体
(11)を嵌装しておくと、女性の靴のヒ−ルが引っかかっ
たりしないよう、さらに安全状態にしておくことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の要部を示した側断面図である。
【図2】移動観覧席の一部を概略示した側面図である。
【図3】移動観覧席の一部を概略示した平面図である。
【図4】移動観覧席の一部を概略示した正面図である。
【図5】移動観覧席の一部を示した斜視図である。
【図6】本発明実施例の要部を示した正面図である。
【図7】図6の一部を示した側面図である。
【図8】図1の底面を示した底面図である。
【図9】図5の一部を示した斜視図である。
【図10】従来例の観覧席の一部を示した斜視図であ
る。
【図11】移動観覧席の配備状況を示した平面図であ
る。
【図12】同じく移動観覧席の他の配備状況を示した平
面図である。
【符号の説明】
1 椅子 2 段面 3 手すり 4 ソケット 5 支脚 6 支軸 7 支持杆 8 可動杆 9 ばね 10 ねじ 11a 上面 11 栓体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】椅子(1)をそれぞれ配備した階段状の各段
    面(2)の端部には上方に手すり(3)を着脱自在に装着し
    て多目的に使用される移動観覧席において、上方に開口
    する角筒状のソケット(4)を各段面(2)端部の上面より
    垂設し、前記手すり(3)の角筒状支脚(5)の下端部に
    は、それぞれ横断面がコ字状となって上下方向中間部を
    支軸(6)に軸支される支持杆(7)と可動杆(8)の上部を
    内装し、該支持杆(7)と可動杆(8)の上部間にはそれぞ
    れを反対側方向に弾圧するばね(9)を介装するととも
    に、前記支脚(5)の下部に設けたねじ(10)の進退によ
    り、支脚(5)の下端より下方に突出する前記可動杆(8)
    の下部を前記支持杆(7)の下部に対し移動可能にして構
    成したことを特徴とする手すり取付装置。
  2. 【請求項2】ソケット(4)の上端開口部には上面(11a)
    が平面状となる栓体(11)を着脱自在に嵌装してなる請求
    項1記載の移動観覧席の手すり取付装置。
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