JP2685857B2 - 動物・魚介類等の油温脱水処理法 - Google Patents

動物・魚介類等の油温脱水処理法

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JP2685857B2 JP63315848A JP31584888A JP2685857B2 JP 2685857 B2 JP2685857 B2 JP 2685857B2 JP 63315848 A JP63315848 A JP 63315848A JP 31584888 A JP31584888 A JP 31584888A JP 2685857 B2 JP2685857 B2 JP 2685857B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、動物・魚介類等の油温脱水処理法に関す
る。
(ロ)従来の技術 従来、動物・魚介類を減圧下で油温により脱水処理し
て飼料・肥料等に使用する技術は、すでに本件出願人に
おいて数多く特許化されており、(特公昭58−35065、
特公昭58−28239等)均等な脱水処理がその後の脱油処
理に利便であり、製品の品質に好影響を与えている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、従来の油温脱水処理法では、クッカー中に原
料を収納した後に完全密閉にし、減圧しながら加熱して
脱水処理を行うものであるため、毎回処理終了後にクッ
カーから製品を取出し、次にまた新たな原料を入れ替え
てクッカー中を減圧、加熱して処理するという手順が必
要であり、処理時間が多大となり、効率の悪い処理方法
となっいた。しかも、毎回行うクッカー中の減圧、及び
加熱操作がクッカー中で毎回同一条件となり得ないこと
が多く、毎回の処理結果に微妙な差異も生じ製品のばら
つきが生じていた。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明では、撹拌機能を有したクッカー中に油を収納
し、同クッカーを減圧操作できるべく構成すると共に、
クッカーの下部に設けた供給孔に原料供給パイプを連通
連設し、同パイプ先端には原料ホッパーを連通連設し、
しかもクッカー中の油量は少なくとも、クッカーの供給
孔よりも上位に位置すべく構成し、減圧操作下で、クッ
カー中の油温により原料の油温脱水処理をしつつ、原料
ホッパーからは原料をクッカー中の負圧により連続吸入
して、大量の原料を連続してクッカー内で処理すること
を特徴とする動物・魚介類の油温脱水処理法を提供せん
とするものである。
(ホ)作用・効果 この発明では、構造上は、クッカーの下部に供給孔を
設け、同孔に原料供給パイプを連通連設し、同パイプ先
端に原料ホッパーを連設し、クッカー中で原料を減圧・
加熱処理しながら次々に原料ホッパーより原料を供給し
ていき、油温脱水処理されたものがクッカー中にある程
貯留される状態となった後に、処理操作を停止し、クッ
カー中より原料を取出して脱油処理を行うものであり、
従って、含水率の高い原料、例えば、下水道汚泥や、し
尿等は、次々にクッカー中に供給されて連続して脱水処
理がなされても、脱水後の処理物は容積が小さく連続し
て次々にクッカー内に貯溜され、小容積のクッカー中に
充分収納でき、大量の原料を、小さなクッカーにて連続
して処理でき、時間的ロスも少なくしうると共に、クッ
カー中での減圧・加熱条件を一定にして連続して処理で
きるので、均一な製品を得ることができる効果がある。
(ヘ)実施例 この発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
(1)はクッカーを示し、円筒状の横型クッカーを用
い、周壁にはジャケット(2)を形成しており、クッカ
ー(1)の上部には、減圧の為にクッカー内蒸気を引く
ための排気パイプ(3)が設けられ、同パイプ(3)は
排気ポンプに連続されてクッカー内空気・蒸気を吸入排
気すべく構成されている。
また、クッカー(1)の軸芯方向にはアジテイター
(4′)が軸架されて、油と原料の撹拌が充分に行える
ように構成されている。
クッカー(1)中には油が収納されており、油は動物
油,植物油,鉱物油等その種類を問わない。
クッカー(1)の下部には、供給孔(4)が形成さ
れ、供給孔(4)には原料供給パイプ(5)が連通連設
されており、同パイプ(5)の供給孔(4)は、クッカ
ー(1)中の油面(L)よりも下方に位置すべく配設さ
れている。
そして、原料供給パイプ(5)の先端には、原料ホッ
パー(6)が連設されており、同ホッパー(6)中には
所定量の要処理原料が収容されており、適宜同パイプ
(5)を通りクッカー(1)中に流入されるように構成
されている。
従って、クッカー(1)中を減圧することにより、原
料(M)は、原料供給パイプ(5)からクッカー(1)
中に吸入されていき、油温により脱水処理され、次々に
原料がクッカー(1)中に流入されて処理されることに
なる。
とくに原料(M)が含水率の高い流動性の原料であれ
ば、クッカー(1)中の減圧により常時少量づつ原料ホ
ッパー(6)から吸入されていき、さらにはクッカーの
減圧操作は排気ポンプにより排気パイプ(3)を介して
行われるのでクッカー中は常に一定減圧条件を保持して
いる。
なお、クッカー(1)の容量は10m3のものを使い、原
料は下水道汚泥を使い、要処理汚泥量は約200トン使用
し、上記の方法で徐々に処理していって、クッカー
(1)中には3〜4トンの最終処理物が貯溜されてい
く。
油種はイワシ油を使い、クッカー中には約4トンを収
納し、クッカー(1)の約半分にまで満されるようにし
た。
時間は、原料ホッパー(6)からの吸引量によって差
異があるが、全体では約3〜4時間にて処理した。
また、原料供給パイプ(5)の中途にはバルブ(7)
を設けて、原料(M)の供給を停止操作できるようにし
ている。
この発明は上記のように構成されているので、原料
(M)はクッカー(1)中の油中に引かれて流入し、従
って、油中に原料が混合しやすい、またクッカー(1)
中は減圧されているので油の逆流は生起せず、更には、
少容量のクッカーによって、大量の原料を次々に処理で
きるので処理効率が向上し、このように、クッカー中で
は新たな原料が少量づつ徐々に流入されて次々に油温脱
水処理されるものであるため、原料の油温処理を完全に
行いうる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明処理法の説明図。 (1):クッカー (2):ジャケット (3):排気パイプ (4′):アジテイター (5):原料供給パイプ (6):原料ホッパー (L):油面 (M):原料

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撹拌機能を有したクッカー中に油を収納
    し、同クッカーを減圧飯作できるべく構成すると共に、
    クッカーの下部に設けた供給孔に原料供給パイプを連通
    連設し、同パイプ先端には原料ホッパーを連通連設し、
    しかもクッカー中の油量は少なくとも、クッカーの供給
    孔よりも上位に位置すべく構成し、減圧操作下で、クッ
    カー中の油温により原料の油温脱水処理をしつつ、原料
    ホッパーからは原料をクッカー中の負圧により連続吸入
    して、大量の原料を連続してクッカー内で処理すること
    を特徴とする動物・魚介類等の油温脱水処理法。
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