JP2685556B2 - デジタル油圧ジヤツキ装置 - Google Patents
デジタル油圧ジヤツキ装置Info
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- JP2685556B2 JP2685556B2 JP31852688A JP31852688A JP2685556B2 JP 2685556 B2 JP2685556 B2 JP 2685556B2 JP 31852688 A JP31852688 A JP 31852688A JP 31852688 A JP31852688 A JP 31852688A JP 2685556 B2 JP2685556 B2 JP 2685556B2
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- Japan
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- hydraulic
- pressure
- signal
- piston rod
- hydraulic jack
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、大負荷を油圧シリンダと油圧ジヤツキを用
いて、高い精度で位置決めをし、あるいは、所定速度で
移動させるデイジタル油圧ジヤツキ装置に関する。
いて、高い精度で位置決めをし、あるいは、所定速度で
移動させるデイジタル油圧ジヤツキ装置に関する。
従来の装置は、特開昭50−64691号公報に記載のよう
に、直線検出器と油圧シリンダ・ロツドをシリンダ外部
で、機械的に一体に連結し、電気油圧変換装置を油圧シ
リンダと一体に組立てた装置となつていた。しかし、油
圧シリンダのコンパクト化については考慮されていなか
つた。
に、直線検出器と油圧シリンダ・ロツドをシリンダ外部
で、機械的に一体に連結し、電気油圧変換装置を油圧シ
リンダと一体に組立てた装置となつていた。しかし、油
圧シリンダのコンパクト化については考慮されていなか
つた。
〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術は油圧源で高圧油圧を発生させ、この高
圧油圧で油圧シリンダに直接取付けられている電気油圧
サーボ弁を利用して油圧シリンダを動作させる。また、
油圧シリンダロツドの外部には検出器が取付けられてお
り、検出器と電気油圧サーボ弁で負フイードバツク回路
を構成し、油圧シリンダロツドの位置を制御している。
しかし、高圧油圧発生方法、検出器の取付け位置の点に
ついて考慮がされておらず、油圧発生装置の構造が複雑
であり、装置が大型である。また、検出器の取付けがシ
リンダロツドの外部であるため構造が複雑、装置全体が
大きい問題があつた。
圧油圧で油圧シリンダに直接取付けられている電気油圧
サーボ弁を利用して油圧シリンダを動作させる。また、
油圧シリンダロツドの外部には検出器が取付けられてお
り、検出器と電気油圧サーボ弁で負フイードバツク回路
を構成し、油圧シリンダロツドの位置を制御している。
しかし、高圧油圧発生方法、検出器の取付け位置の点に
ついて考慮がされておらず、油圧発生装置の構造が複雑
であり、装置が大型である。また、検出器の取付けがシ
リンダロツドの外部であるため構造が複雑、装置全体が
大きい問題があつた。
本発明の目的は、高圧ポンプで直接高圧油圧を発生さ
せないで、低圧油圧でシステムをコントロールし、ま
た、検出器をコンパクト化するデジタル油圧ジヤツキ装
置を提供することにある。
せないで、低圧油圧でシステムをコントロールし、ま
た、検出器をコンパクト化するデジタル油圧ジヤツキ装
置を提供することにある。
上記目的は、低圧油圧発生装置と油圧増幅シリンダと
を組合せて高圧油圧室で高圧油圧を発生させると共に、
この高圧油圧室で発生した高圧油圧が油圧配管を介して
油圧ジャッキ内に導入されてピストンロッドが動作し、
この時のピストンロッドの変位を検出する該ピストンロ
ッドに埋設されている磁気スケールと、該磁気スケール
の変化量とその方向に対応した出力パルスを発生する検
出器と、該検出器のパルス信号をカウントするカウンタ
回路と、油圧ジャッキストローク目標を指令するコンピ
ュータと、指令信号と検出パルスの差に応じた直流電気
信号を出すコントローラ部と、駆動源の起動停止をコン
トロールする信号を出すモータコントロール部とを備え
ていることにより達成される。
を組合せて高圧油圧室で高圧油圧を発生させると共に、
この高圧油圧室で発生した高圧油圧が油圧配管を介して
油圧ジャッキ内に導入されてピストンロッドが動作し、
この時のピストンロッドの変位を検出する該ピストンロ
ッドに埋設されている磁気スケールと、該磁気スケール
の変化量とその方向に対応した出力パルスを発生する検
出器と、該検出器のパルス信号をカウントするカウンタ
回路と、油圧ジャッキストローク目標を指令するコンピ
ュータと、指令信号と検出パルスの差に応じた直流電気
信号を出すコントローラ部と、駆動源の起動停止をコン
トロールする信号を出すモータコントロール部とを備え
ていることにより達成される。
低圧油圧発生装置により発生された低圧油圧は電気油
圧サーボ弁を通じて油圧シリンダを動作させ、この油圧
シリンダにより高圧油圧を発生させることにより、油圧
ジャッキを動作する駆動源となる。それによつて、低圧
油圧発生装置で油圧ジヤツキを動作することができる。
圧サーボ弁を通じて油圧シリンダを動作させ、この油圧
シリンダにより高圧油圧を発生させることにより、油圧
ジャッキを動作する駆動源となる。それによつて、低圧
油圧発生装置で油圧ジヤツキを動作することができる。
油圧ジャッキには、そのピストンロッドに磁気スケー
ルが埋設されており、電圧ジャッキ本体に磁気スケール
移動量をカウントする直線検出器が設置されている。そ
れによつて、油圧ジヤツキの本体外形寸法を大きくする
ことなく、ピストンストロークを検出する検出器を設置
することができる。
ルが埋設されており、電圧ジャッキ本体に磁気スケール
移動量をカウントする直線検出器が設置されている。そ
れによつて、油圧ジヤツキの本体外形寸法を大きくする
ことなく、ピストンストロークを検出する検出器を設置
することができる。
以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。低
圧ポンプ１と駆動モータ２、微小入力で作動する電気油
圧サーボ弁３が取付けられている油圧シリンダ４には、
高圧油圧発生室５が設けられ油圧配管で油圧ジャッキ６
のピストンロッド７に埋設された磁気スケール８と、油
圧ジャッキ６に設置され磁気スケール８の変化量とその
方向に対応した出力パルスを発生する検出器９、パルス
信号をカウントするカウンタ回路10、油圧ジヤツキスト
ローク目標を指令するコンピユータ11、指令信号と検出
パルスの差に応じた直流電気信号を出すコントローラ部
12、ポンプの起動停止をコントロールする信号を出すモ
ータコントローラ部13、その他信号電線、及び、油圧配
管により構成されている。
圧ポンプ１と駆動モータ２、微小入力で作動する電気油
圧サーボ弁３が取付けられている油圧シリンダ４には、
高圧油圧発生室５が設けられ油圧配管で油圧ジャッキ６
のピストンロッド７に埋設された磁気スケール８と、油
圧ジャッキ６に設置され磁気スケール８の変化量とその
方向に対応した出力パルスを発生する検出器９、パルス
信号をカウントするカウンタ回路10、油圧ジヤツキスト
ローク目標を指令するコンピユータ11、指令信号と検出
パルスの差に応じた直流電気信号を出すコントローラ部
12、ポンプの起動停止をコントロールする信号を出すモ
ータコントローラ部13、その他信号電線、及び、油圧配
管により構成されている。
次に、本装置の動作を説明する。モータ２により駆動
された低圧ポンプ１で低圧油圧が発生する低圧油圧は油
圧配管で油圧シリンダ４に取付けられた微少電気信号で
弁を開閉する電気油圧サーボ弁３を通り油圧シリンダ４
の内部に入る。油圧シリンダ４はピストン14とピストン
ロツド15,ピストンロツド15が進入する高圧油圧室５で
構成されており、ピストン14の低圧油圧と接触する面積
ａに対してピストンロツド15の先端部面積ｂは、ａ＞ｂ
の関係となつている。低圧油圧でピストン14、ピストン
ロツド15が動作すると高圧油圧室５に充満している油
は、a,bの面積比に比例した圧力によつて圧縮されるた
め、高圧油圧となる。この高圧油圧は油圧ジヤツキ６に
導入され、油圧ジヤツキピストンロツド７が動作し、負
荷を持ち上げる。油圧ジヤツキピストン16の高圧油圧と
接触する面積Ｃは次の関係Ａ＞C,A≧Ｂでなければなら
ない。
された低圧ポンプ１で低圧油圧が発生する低圧油圧は油
圧配管で油圧シリンダ４に取付けられた微少電気信号で
弁を開閉する電気油圧サーボ弁３を通り油圧シリンダ４
の内部に入る。油圧シリンダ４はピストン14とピストン
ロツド15,ピストンロツド15が進入する高圧油圧室５で
構成されており、ピストン14の低圧油圧と接触する面積
ａに対してピストンロツド15の先端部面積ｂは、ａ＞ｂ
の関係となつている。低圧油圧でピストン14、ピストン
ロツド15が動作すると高圧油圧室５に充満している油
は、a,bの面積比に比例した圧力によつて圧縮されるた
め、高圧油圧となる。この高圧油圧は油圧ジヤツキ６に
導入され、油圧ジヤツキピストンロツド７が動作し、負
荷を持ち上げる。油圧ジヤツキピストン16の高圧油圧と
接触する面積Ｃは次の関係Ａ＞C,A≧Ｂでなければなら
ない。
油圧ジヤツキのピストンロツド７には磁気スケールが
埋設、油圧ジヤツキ本体に検出器が取付けられる。第２
図で詳細に説明する。油圧ジヤツキ６のピストンロツド
７には溝17があり、溝の底面には絶縁板18、次に磁気ス
ケール８、磁気スケール８の表面にナイロン系樹脂のコ
ーテイングテープ19の順序で埋設されている。検出器９
は油圧ジヤツキ本体頭部に設置されており、磁気スケー
ルの変化量とその方向に対応した出力パルス信号を出力
する。この出力信号の処理動作について第３図で説明す
る。パルス信号はパルスをカウントするカウンタ回路10
に入り、カウント数信号に変換され、コンピユータ11に
入力される。コンピユータ11には動作プログラムが組込
まれており、このプログラムに従つてカウント信号をフ
イードバツク信号として利用して指令信号をコントロー
ラ部12、モータコントローラ部13に出力する。コントロ
ーラ部12では、指令信号を直流信号に変換し、電気油圧
サーボ弁３の弁を開閉するための信号を出力する。又、
モータコントローラ部13では指令信号をモータオンオフ
命令信号に変換し、モータを起動停止させる。
埋設、油圧ジヤツキ本体に検出器が取付けられる。第２
図で詳細に説明する。油圧ジヤツキ６のピストンロツド
７には溝17があり、溝の底面には絶縁板18、次に磁気ス
ケール８、磁気スケール８の表面にナイロン系樹脂のコ
ーテイングテープ19の順序で埋設されている。検出器９
は油圧ジヤツキ本体頭部に設置されており、磁気スケー
ルの変化量とその方向に対応した出力パルス信号を出力
する。この出力信号の処理動作について第３図で説明す
る。パルス信号はパルスをカウントするカウンタ回路10
に入り、カウント数信号に変換され、コンピユータ11に
入力される。コンピユータ11には動作プログラムが組込
まれており、このプログラムに従つてカウント信号をフ
イードバツク信号として利用して指令信号をコントロー
ラ部12、モータコントローラ部13に出力する。コントロ
ーラ部12では、指令信号を直流信号に変換し、電気油圧
サーボ弁３の弁を開閉するための信号を出力する。又、
モータコントローラ部13では指令信号をモータオンオフ
命令信号に変換し、モータを起動停止させる。
本実施例によれば、低圧ポンプで油圧ジヤツキを動作
でき、低圧油圧でシステムをコントロールできる効果が
ある。油圧ジヤツキに、直接、センサが設置できるので
コンパクト化することができる。
でき、低圧油圧でシステムをコントロールできる効果が
ある。油圧ジヤツキに、直接、センサが設置できるので
コンパクト化することができる。
更に、油圧増幅形の油圧シリンダを採用したため、従
来例の高圧油圧発生ポンプに比較し、極めて小型の低圧
油圧ポンプ、低圧油圧を制御する電気油圧サーボ弁によ
り高圧油圧をコントロールすることが可能となる。従つ
て、システム構造が簡単になり制御応答性改善の効果が
ある。
来例の高圧油圧発生ポンプに比較し、極めて小型の低圧
油圧ポンプ、低圧油圧を制御する電気油圧サーボ弁によ
り高圧油圧をコントロールすることが可能となる。従つ
て、システム構造が簡単になり制御応答性改善の効果が
ある。
本発明によれば、油圧ジヤツキピストンロツドに磁気
スケールが埋設されているので構造が簡単で検出精度は
高く、油圧ジヤツキ回りが簡単になる。
スケールが埋設されているので構造が簡単で検出精度は
高く、油圧ジヤツキ回りが簡単になる。
第１図は本発明の一実施例のシステムブロツク図、第２
図は油圧ジヤツキの部分断面斜視図、第３図は出力信号
処理回路のブロツク図である。 １……低圧ポンプ、２……モータ、３……電気油圧サー
ボ弁、４……油圧シリンダ、５……高圧油圧発生室、６
……油圧ジヤツキ、７……ピストンロツド、８……磁気
スケール、９……検出器、10……カウンタ回路、11……
コンピユータ、12……コントローラ部、13……モータコ
ントローラ部。
図は油圧ジヤツキの部分断面斜視図、第３図は出力信号
処理回路のブロツク図である。 １……低圧ポンプ、２……モータ、３……電気油圧サー
ボ弁、４……油圧シリンダ、５……高圧油圧発生室、６
……油圧ジヤツキ、７……ピストンロツド、８……磁気
スケール、９……検出器、10……カウンタ回路、11……
コンピユータ、12……コントローラ部、13……モータコ
ントローラ部。
Claims (1)
- 【請求項１】電気的デジタル信号により電気油圧変換装
置を用いて油圧ジャッキのピストンロッドの位置を制御
するデジタル油圧ジャッキ装置において、 前記低圧油圧発生装置と油圧増幅シリンダとを組合せて
高圧油圧発生室で高圧油圧を発生させると共に、この高
圧油圧発生室で発生した高圧油圧が油圧配管を介して油
圧ジャッキ内に導入されてピストンロッドが動作し、こ
の時の前記ピストンロッドの変位を検出する該ピストン
ロッドに埋設されている磁気スケールと、該磁気スケー
ルの変化量とその方向に対応した出力パルスを発生する
検出器と、該検出器のパルス信号をカウントするカウン
タ回路と、油圧ジャッキストローク目標を指令するコン
ピュータと、指令信号と検出パルスの差に応じた直流電
気信号を出すコントローラ部と、駆動源の起動停止をコ
ントロールする信号を出すモータコントロール部とを備
えていることを特徴とするデジタル油圧ジャッキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31852688A JP2685556B2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | デジタル油圧ジヤツキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31852688A JP2685556B2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | デジタル油圧ジヤツキ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02163292A JPH02163292A (ja) | 1990-06-22 |
| JP2685556B2 true JP2685556B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=18100099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31852688A Expired - Lifetime JP2685556B2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | デジタル油圧ジヤツキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2685556B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113860205A (zh) * | 2021-08-25 | 2021-12-31 | 中冶南方工程技术有限公司 | 炉顶秤辅助调平装置及炉顶秤调平方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5529622B2 (ja) * | 2010-05-12 | 2014-06-25 | 株式会社エー・アンド・デイ | エンジンの駆動方法および装置 |
-
1988
- 1988-12-19 JP JP31852688A patent/JP2685556B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113860205A (zh) * | 2021-08-25 | 2021-12-31 | 中冶南方工程技术有限公司 | 炉顶秤辅助调平装置及炉顶秤调平方法 |
| CN113860205B (zh) * | 2021-08-25 | 2023-02-03 | 中冶南方工程技术有限公司 | 炉顶秤辅助调平装置及炉顶秤调平方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02163292A (ja) | 1990-06-22 |
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