JP2682201B2 - 回転電機の冷却装置 - Google Patents
回転電機の冷却装置Info
- Publication number
- JP2682201B2 JP2682201B2 JP2143487A JP14348790A JP2682201B2 JP 2682201 B2 JP2682201 B2 JP 2682201B2 JP 2143487 A JP2143487 A JP 2143487A JP 14348790 A JP14348790 A JP 14348790A JP 2682201 B2 JP2682201 B2 JP 2682201B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inlet
- outlet
- casing
- electric machine
- rotating electric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、軸端が高温にさらされるような回転電機
の軸端に、負荷との間に軸端を冷却する羽根車を固定し
た回転電機の冷却装置に関する。
の軸端に、負荷との間に軸端を冷却する羽根車を固定し
た回転電機の冷却装置に関する。
〔従来の技術〕 第3図は従来例の正面図、第4図は第3図の部分断面
図であり、回転軸の軸端1に固定した遠心形の羽根車2
を囲むケーシング3を外被4に設け、前記ケーシグ3の
軸方向に離れた位置に冷却風の入口5と出口6とを設
け、この入口5と出口6をそれぞれ前記羽根車2の入口
側7と出口側8に連通している。
図であり、回転軸の軸端1に固定した遠心形の羽根車2
を囲むケーシング3を外被4に設け、前記ケーシグ3の
軸方向に離れた位置に冷却風の入口5と出口6とを設
け、この入口5と出口6をそれぞれ前記羽根車2の入口
側7と出口側8に連通している。
前記ケーシング3には羽根車の入口側7と出口側8と
を仕切る円板9が取付けられている。
を仕切る円板9が取付けられている。
前記の従来の技術では、入口5と出口6とが軸方向に
離れてはいるが接近しているので、冷却風の一部は破線
の矢印で示すように循環して効果的な冷却ができないと
いう問題がある。
離れてはいるが接近しているので、冷却風の一部は破線
の矢印で示すように循環して効果的な冷却ができないと
いう問題がある。
この発明の目的は、冷却風の循環を少なくして冷却効
果を高めることができるような回転電機の冷却装置を提
供することにある。
果を高めることができるような回転電機の冷却装置を提
供することにある。
この発明の回転電機の冷却装置は、 回転軸の軸端に固定した羽根車を囲むケーシグを外被
に設け、前記ケーシングの軸方向に離れた位置に冷却風
の入口と出口とを設け、この入口と出口をそれぞれ前記
羽根車の入口側と出口側に連通する回転電機の冷却装置
において、 前記入口と出口とを周方向に離し、この入口と出口と
の間に、前記ケーシングの外周の軸方向に堰を設けるも
のである。
に設け、前記ケーシングの軸方向に離れた位置に冷却風
の入口と出口とを設け、この入口と出口をそれぞれ前記
羽根車の入口側と出口側に連通する回転電機の冷却装置
において、 前記入口と出口とを周方向に離し、この入口と出口と
の間に、前記ケーシングの外周の軸方向に堰を設けるも
のである。
冷却風の入口と出口とはケーシング上で周方向に離れ
ているうえに堰が間にあるので、出口を出た空気が入口
に再び入るような循環が大幅に減少し、冷却効果が向上
する。また、この冷却効果を向上させながら、入口と出
口は、千鳥状に一個ずつ堰の間に配置されて、第3図お
よび第4図の従来のものと比べてその数が半減され、こ
れに軸方向の堰10の補強効果が加わって、ケーシングの
剛性を高める他、単純で製作容易な構成となる。
ているうえに堰が間にあるので、出口を出た空気が入口
に再び入るような循環が大幅に減少し、冷却効果が向上
する。また、この冷却効果を向上させながら、入口と出
口は、千鳥状に一個ずつ堰の間に配置されて、第3図お
よび第4図の従来のものと比べてその数が半減され、こ
れに軸方向の堰10の補強効果が加わって、ケーシングの
剛性を高める他、単純で製作容易な構成となる。
第1図は実施例の正面図、第2図は第1図の部分断面
図であり、回転軸の軸端12に固定した遠心形の羽根車2
を囲むケーシグ13を外被4に設け、前記ケーシング13の
軸方向に離れた位置に冷却風の入口15と出口16とを設
け、この入口15と出口16をそれぞれ前記羽根車2の入口
側7と出口側8に連通している。
図であり、回転軸の軸端12に固定した遠心形の羽根車2
を囲むケーシグ13を外被4に設け、前記ケーシング13の
軸方向に離れた位置に冷却風の入口15と出口16とを設
け、この入口15と出口16をそれぞれ前記羽根車2の入口
側7と出口側8に連通している。
ここまでは従来例とおよそ同一構造であるが、実施例
の特徴的な構造として、前記入口15と出口16とを周方向
に離し、この入口15と出力16との間に、前記ケーシング
13の外周の軸方向に堰10を設ける。
の特徴的な構造として、前記入口15と出口16とを周方向
に離し、この入口15と出力16との間に、前記ケーシング
13の外周の軸方向に堰10を設ける。
なお、羽根車は遠心形と限らず、斜流形、軸流形等も
採用でき、軸流形で外径がケーシング13に近接していれ
ば、円板9を必要としない。
採用でき、軸流形で外径がケーシング13に近接していれ
ば、円板9を必要としない。
このような構造によれば冷却風の入口と出口とはケー
シング上で周方向に離れているうえに堰が間にあるの
で、出口を出た空気が入口に再び入るような循環が大幅
に減少し、冷却効果が向上する。また、軸方向の堰10が
ケーシングを補強し、これに加えて、入口と出口が、千
鳥状に一個ずつ堰の間に配置されるようになって、第3
図および第4図の従来のものと比べてその数、したがっ
て開口率が半減されるのでケーシングの剛性が高まり、
また、入口と出口とを周方向に離し、この入口と出口と
の間に、ケーシングの外周の軸方向の堰を設けるという
単純な構成であるので、容易に製作できる。
シング上で周方向に離れているうえに堰が間にあるの
で、出口を出た空気が入口に再び入るような循環が大幅
に減少し、冷却効果が向上する。また、軸方向の堰10が
ケーシングを補強し、これに加えて、入口と出口が、千
鳥状に一個ずつ堰の間に配置されるようになって、第3
図および第4図の従来のものと比べてその数、したがっ
て開口率が半減されるのでケーシングの剛性が高まり、
また、入口と出口とを周方向に離し、この入口と出口と
の間に、ケーシングの外周の軸方向の堰を設けるという
単純な構成であるので、容易に製作できる。
この発明は回転電機の冷却装置は、 回転軸の軸端に固定した羽根車を囲むケーシングを外
被に設け、前方ケーシングの軸方向に離れた位置に冷却
風の入口と出口とを設け、この入口と出口をそれぞれ前
記羽根車の入口側と出口側に連通する回転電機の冷却装
置において、 前記入口と出口とを周方向に離し、この入口と出口と
の間に、前記ケーシングの外周の軸方向に堰を設けるよ
うにしたので、出口を出た空気が入口に再び入るような
循環が大幅に減少し、冷却効果が向上するという効果が
ある他、ケーシングの剛性を高め、しかも製作容易であ
るなどの効果を奏する。
被に設け、前方ケーシングの軸方向に離れた位置に冷却
風の入口と出口とを設け、この入口と出口をそれぞれ前
記羽根車の入口側と出口側に連通する回転電機の冷却装
置において、 前記入口と出口とを周方向に離し、この入口と出口と
の間に、前記ケーシングの外周の軸方向に堰を設けるよ
うにしたので、出口を出た空気が入口に再び入るような
循環が大幅に減少し、冷却効果が向上するという効果が
ある他、ケーシングの剛性を高め、しかも製作容易であ
るなどの効果を奏する。
第1図は実施例の正面図、第2図は第1図の部分断面図
であり、第3図は従来例の正面図、第4図は第3図の部
分断面図である。 1……軸端、2……羽根車、3,13……ケーシング、3…
…外被、5,15……入口、6,16……出口、7……出口側、
8……入口側、10……堰。
であり、第3図は従来例の正面図、第4図は第3図の部
分断面図である。 1……軸端、2……羽根車、3,13……ケーシング、3…
…外被、5,15……入口、6,16……出口、7……出口側、
8……入口側、10……堰。
Claims (1)
- 【請求項1】回転軸の軸端に固定した羽根車を囲むケー
シングを外被に設け、前記ケーシングの軸方向に離れた
位置に冷却風の入口と出口とを設け、この入口と出口を
それぞれ前記羽根車の入口側と出口側に連通する回転電
機の冷却装置において、 前記入口と出口とを周方向に離し、この入口と出口との
間に、前記ケーシングの外周の軸方向に堰を設けること
を特徴とする回転電機の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2143487A JP2682201B2 (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | 回転電機の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2143487A JP2682201B2 (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | 回転電機の冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0438150A JPH0438150A (ja) | 1992-02-07 |
JP2682201B2 true JP2682201B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=15339850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2143487A Expired - Lifetime JP2682201B2 (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | 回転電機の冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2682201B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2286293A (en) * | 1993-12-23 | 1995-08-09 | London Innovation Limited | Adjustable stator: winding construction: cooling and commutator construction inan electric machine |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54132708U (ja) * | 1978-03-07 | 1979-09-14 |
-
1990
- 1990-06-01 JP JP2143487A patent/JP2682201B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0438150A (ja) | 1992-02-07 |
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