JP2681852B2 - モザイク荷電メンブレン及びその製造方法 - Google Patents
モザイク荷電メンブレン及びその製造方法Info
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- JP2681852B2 JP2681852B2 JP3274997A JP27499791A JP2681852B2 JP 2681852 B2 JP2681852 B2 JP 2681852B2 JP 3274997 A JP3274997 A JP 3274997A JP 27499791 A JP27499791 A JP 27499791A JP 2681852 B2 JP2681852 B2 JP 2681852B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はモザイク荷電メンブレン
に関し、更に詳しくは電解質・非電解質分離用濾過膜と
して有用であるモザイク荷電メンブレンに関する。
に関し、更に詳しくは電解質・非電解質分離用濾過膜と
して有用であるモザイク荷電メンブレンに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、カチオン性ポリマーとアニオン性
ポリマーとが交互に配列されたモザイク荷電メンブレン
は公知である。かかるモザイク荷電メンブレンは、浸透
濾過膜と逆の性質、即ち塩化ナトリウムの様な電解質を
一次液（原液）側から二次液（濾過液）側に通過させ、
非電解質の透過を遮断する性質を有している。このモザ
イク荷電メンブレンは、電気的印加を必要とせずに電解
質・非電解質の濾過分離が可能であり、又、塩濃度が低
い領域においても脱塩が可能である等の有用な性能を有
しており、電解質と非電解質の濾過分離に応用が期待さ
れている。
ポリマーとが交互に配列されたモザイク荷電メンブレン
は公知である。かかるモザイク荷電メンブレンは、浸透
濾過膜と逆の性質、即ち塩化ナトリウムの様な電解質を
一次液（原液）側から二次液（濾過液）側に通過させ、
非電解質の透過を遮断する性質を有している。このモザ
イク荷電メンブレンは、電気的印加を必要とせずに電解
質・非電解質の濾過分離が可能であり、又、塩濃度が低
い領域においても脱塩が可能である等の有用な性能を有
しており、電解質と非電解質の濾過分離に応用が期待さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとしている問題点】然しながら、従
来のモザイク荷電メンブレンの場合は、膜の平面方向で
はカチオン性ポリマーとアニオン性ポリマーとを交互に
配列させることは容易であるが、表裏面、即ち厚さ方向
に同一荷電のポリマーを配列させることが困難であっ
て、十分な強度と十分な分離能が得られず、実用化に至
っていない。従って本発明の目的は、十分な強度と十分
な濾過能を有するモザイク荷電メンブレンを安価に提供
することである。
来のモザイク荷電メンブレンの場合は、膜の平面方向で
はカチオン性ポリマーとアニオン性ポリマーとを交互に
配列させることは容易であるが、表裏面、即ち厚さ方向
に同一荷電のポリマーを配列させることが困難であっ
て、十分な強度と十分な分離能が得られず、実用化に至
っていない。従って本発明の目的は、十分な強度と十分
な濾過能を有するモザイク荷電メンブレンを安価に提供
することである。
【０００４】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、カチオン性ポリ
マーとアニオン性ポリマーとが交互に配列されたモザイ
ク荷電メンブレンにおいて、少なくとも一方のポリマー
が直径０．０１〜１０μｍの架橋された球状ポリマーで
あることを特徴とするモザイク荷電メンブレン、及びそ
の製造方法である。
によって達成される。即ち、本発明は、カチオン性ポリ
マーとアニオン性ポリマーとが交互に配列されたモザイ
ク荷電メンブレンにおいて、少なくとも一方のポリマー
が直径０．０１〜１０μｍの架橋された球状ポリマーで
あることを特徴とするモザイク荷電メンブレン、及びそ
の製造方法である。
【０００５】
【作用】モザイク荷電メンブレンにおけるカチオン性ポ
リマーとアニオン性ポリマーとの少なくとも一方のポリ
マーを、直径０．０１〜１０μｍの架橋された球状ポリ
マーとすることにによって、十分な強度と十分な濾過能
を有するモザイク荷電メンブレンを安価に提供すること
が出来る。
リマーとアニオン性ポリマーとの少なくとも一方のポリ
マーを、直径０．０１〜１０μｍの架橋された球状ポリ
マーとすることにによって、十分な強度と十分な濾過能
を有するモザイク荷電メンブレンを安価に提供すること
が出来る。
【０００６】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳細に説明する。本発明で使用するカチオン
性又はアニオン性ポリマーは、１〜３級のアミノ基又は
４級アンモニウム基、スルホン酸基、カルボン酸基、こ
れらのイオン性基の塩の基を有するポリマーである。塩
の基の場合には、カチオン性基に対しては、例えば、塩
酸、硫酸、燐酸、有機酸等のアニオン残基が使用され、
アニオン性基に対しては、例えば、アルカリ金属イオン
等のカチオンが使用される。
発明を更に詳細に説明する。本発明で使用するカチオン
性又はアニオン性ポリマーは、１〜３級のアミノ基又は
４級アンモニウム基、スルホン酸基、カルボン酸基、こ
れらのイオン性基の塩の基を有するポリマーである。塩
の基の場合には、カチオン性基に対しては、例えば、塩
酸、硫酸、燐酸、有機酸等のアニオン残基が使用され、
アニオン性基に対しては、例えば、アルカリ金属イオン
等のカチオンが使用される。
【０００７】イオン性ポリマーの具体例としては、アニ
オン性ポリマーとして、ポリスチレンスルホン酸（又は
その塩）、ポリスチレンのスルホン化物（又はその
塩）、ポリ２−アクリロイルアミノ−２−メチル−１−
プロパンスルホン酸（又はその塩）、ポリ２−アクリル
アミド−２−プロパンスルホン酸（又はその塩）、ポリ
メタクリロイルオキシプロピルスルホン酸（又はその
塩）、ポリスルホンプロピルメタクリレート（又はその
塩）、ポリ２−スルホエチルメタクリレート（又はその
塩）、ポリスルホエチルメタクリレート（又はその
塩）、ポリビニルスルホン酸（又はその塩）、ポリアク
リル酸（又はその塩）、ポリスチレンマレイン酸共重合
体（又はその塩）或いはこれらのモノマーの共重合体、
他のモノマーとの共重合体等が挙げられ、一方、カチオ
ン性ポリマーとしては、例えば、ポリビニルピリジン及
びその４級化物、ポリ２−ヒドロキシ−３−メタクリロ
キシプロピルトリメチルアンモニウムクロライド、ポリ
メタクリル酸ジエチルアミノエチル（又はその塩）、ポ
リメタクリル酸ジメチルアミノエチル（又はその塩）或
いはこれらのモノマーの共重合体、他のモノマーとの共
重合体等が挙げられる。
オン性ポリマーとして、ポリスチレンスルホン酸（又は
その塩）、ポリスチレンのスルホン化物（又はその
塩）、ポリ２−アクリロイルアミノ−２−メチル−１−
プロパンスルホン酸（又はその塩）、ポリ２−アクリル
アミド−２−プロパンスルホン酸（又はその塩）、ポリ
メタクリロイルオキシプロピルスルホン酸（又はその
塩）、ポリスルホンプロピルメタクリレート（又はその
塩）、ポリ２−スルホエチルメタクリレート（又はその
塩）、ポリスルホエチルメタクリレート（又はその
塩）、ポリビニルスルホン酸（又はその塩）、ポリアク
リル酸（又はその塩）、ポリスチレンマレイン酸共重合
体（又はその塩）或いはこれらのモノマーの共重合体、
他のモノマーとの共重合体等が挙げられ、一方、カチオ
ン性ポリマーとしては、例えば、ポリビニルピリジン及
びその４級化物、ポリ２−ヒドロキシ−３−メタクリロ
キシプロピルトリメチルアンモニウムクロライド、ポリ
メタクリル酸ジエチルアミノエチル（又はその塩）、ポ
リメタクリル酸ジメチルアミノエチル（又はその塩）或
いはこれらのモノマーの共重合体、他のモノマーとの共
重合体等が挙げられる。
【０００８】以上の如きポリマーを球状体にする方法と
しては、種々の方法を利用することが出来るが、架橋剤
によってポリマーを架橋させる必要がある。架橋剤とし
ては、例えば、ジビニルベンゼン、メチレンビスアクリ
ルアミド、ジメタクリル酸エチレングリコール、ジメタ
クリル酸−１，３−ブチレングルコール、その他３〜４
官能性のアクリレート類が挙げられる。これらの架橋剤
はポリマーを構成するモノマー１００重量部に対して
０．１〜２０重量部、好ましくは０．５〜１０重量部の
割合で使用する。得られる球状体の直径は１０〜１０，
０００ｎｍ、好ましくは２０〜１，０００ｎｍである。
しては、種々の方法を利用することが出来るが、架橋剤
によってポリマーを架橋させる必要がある。架橋剤とし
ては、例えば、ジビニルベンゼン、メチレンビスアクリ
ルアミド、ジメタクリル酸エチレングリコール、ジメタ
クリル酸−１，３−ブチレングルコール、その他３〜４
官能性のアクリレート類が挙げられる。これらの架橋剤
はポリマーを構成するモノマー１００重量部に対して
０．１〜２０重量部、好ましくは０．５〜１０重量部の
割合で使用する。得られる球状体の直径は１０〜１０，
０００ｎｍ、好ましくは２０〜１，０００ｎｍである。
【０００９】本発明のモザイク荷電メンブレンは、上記
の如き球状のポリマーを使用して形成されるが、その形
成に際しては、形成されるメンブレンを補強する支持体
を使用することが好ましい。かかる支持体としては、織
布、不織布、多孔質樹脂シート、多孔質セラミック焼結
体、金属メッシュ等の如く、通液性である多孔質体が好
ましい。これらの多孔質体の厚みは０．０１〜１，００
０μｍ、好ましくは０．１〜１００μｍである。本発明
のモザイク荷電メンブレンを作成する方法では、アニオ
ン性ポリマー又はカチオン性ポリマーの少なくとも一方
を球状体とする必要があり、他方のポリマーは必ずしも
球状体である必要はない。
の如き球状のポリマーを使用して形成されるが、その形
成に際しては、形成されるメンブレンを補強する支持体
を使用することが好ましい。かかる支持体としては、織
布、不織布、多孔質樹脂シート、多孔質セラミック焼結
体、金属メッシュ等の如く、通液性である多孔質体が好
ましい。これらの多孔質体の厚みは０．０１〜１，００
０μｍ、好ましくは０．１〜１００μｍである。本発明
のモザイク荷電メンブレンを作成する方法では、アニオ
ン性ポリマー又はカチオン性ポリマーの少なくとも一方
を球状体とする必要があり、他方のポリマーは必ずしも
球状体である必要はない。
【００１０】製造方法としては、先ず、球状ポリマーを
支持体に固定化し、これと反対荷電のポリマー及び／又
はモノマーの流体を流し込み固定化する方法、一方の球
状体を支持体に固定し、反対荷電の球状体を充填且つ固
定化する方法、２種の球状体を混合し、この混合物を支
持体上及び／又は支持体中で固定化する方法、二種の球
状体と反対荷電のモノマー或は重合体の流動体の混合物
を支持体上及び／又は支持体中に充填させて固定化する
方法等が挙げられる。これらの方法は、採用する支持体
によって異なるので、支持体に合わせて適当な方法を採
用する。以上の様に、カチオン性又はアニオン性ポリマ
ーの少なくとも一方を球状体としてモザイク荷電メンブ
レンを形成することによって、球状体の連続相（球状体
同士の結合）は飛躍的に向上し、又、モザイク荷電メン
ブレンは球状体によって点接着になる為、膜を通過する
液体の抵抗を下げることが出来、良好な通液性が得られ
る。従って、本発明のモザイク荷電メンブレンは、分離
性能、通液性に優れ且つ支持体の存在によって優れた強
度を有している
支持体に固定化し、これと反対荷電のポリマー及び／又
はモノマーの流体を流し込み固定化する方法、一方の球
状体を支持体に固定し、反対荷電の球状体を充填且つ固
定化する方法、２種の球状体を混合し、この混合物を支
持体上及び／又は支持体中で固定化する方法、二種の球
状体と反対荷電のモノマー或は重合体の流動体の混合物
を支持体上及び／又は支持体中に充填させて固定化する
方法等が挙げられる。これらの方法は、採用する支持体
によって異なるので、支持体に合わせて適当な方法を採
用する。以上の様に、カチオン性又はアニオン性ポリマ
ーの少なくとも一方を球状体としてモザイク荷電メンブ
レンを形成することによって、球状体の連続相（球状体
同士の結合）は飛躍的に向上し、又、モザイク荷電メン
ブレンは球状体によって点接着になる為、膜を通過する
液体の抵抗を下げることが出来、良好な通液性が得られ
る。従って、本発明のモザイク荷電メンブレンは、分離
性能、通液性に優れ且つ支持体の存在によって優れた強
度を有している
【００１１】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説
明する。 実施例１ ５００ｍｌの水に３ｍｌの４−ビニルピリジンと０．１
ｍｌのジビニルベンゼンと０．１ｇの２，２−アゾビス
（２−メチルピオアミジン）ジハライドロクロライド
（和光純薬製、Ｋ−５０）とをフラスコに仕込み、窒素
ガス流入下で８０℃で５時間反応させ、乳化状物を得
た。この乳化状物に３ｇの塩化ナトリウムを入れて撹拌
し、その後ミリポアフイルターを用いて加圧濾過及び水
洗し、乾燥して約３００ｎｍの直径の球状のポリビニル
ピリジンを得た。上記の１ｇのポリビニルピリジンを３
重量％を含むメタノールの分散液に調整し、この中に
０．２ｇのヨウ化メチルと０．２ｇのクロルメチルスチ
レンを添加し、３０℃で４０時間反応させて４級化し
た。
明する。 実施例１ ５００ｍｌの水に３ｍｌの４−ビニルピリジンと０．１
ｍｌのジビニルベンゼンと０．１ｇの２，２−アゾビス
（２−メチルピオアミジン）ジハライドロクロライド
（和光純薬製、Ｋ−５０）とをフラスコに仕込み、窒素
ガス流入下で８０℃で５時間反応させ、乳化状物を得
た。この乳化状物に３ｇの塩化ナトリウムを入れて撹拌
し、その後ミリポアフイルターを用いて加圧濾過及び水
洗し、乾燥して約３００ｎｍの直径の球状のポリビニル
ピリジンを得た。上記の１ｇのポリビニルピリジンを３
重量％を含むメタノールの分散液に調整し、この中に
０．２ｇのヨウ化メチルと０．２ｇのクロルメチルスチ
レンを添加し、３０℃で４０時間反応させて４級化し
た。
【００１２】次にガラス板にポリスチレン−ポリブタジ
エン−ポリスチレンブロックコポリマー（ポリスチレン
分４０重量％）を約１００μｍの厚みに塗布した。その
上に坪量４０ｇ／ｍ2 、厚さ５０μｍのポリエステル製
不織布を熱圧着し、不織布の目止を行った。この不織布
の目止されていない面に、上記で得られた球状ポリマー
の分散液を含浸させて放置・乾燥後、６０℃で１２時間
乾燥した。更にその表面から濃度１０重量％のポリスチ
レンスルホン酸ソーダの水溶液を含浸させ、６０℃で乾
燥後、水洗し、乾燥する。その後目止層を除去して得ら
れた本発明のモザイク荷電メンブレンの荷電ポリマーの
量は４．２ｇ／ｍ2 であった。
エン−ポリスチレンブロックコポリマー（ポリスチレン
分４０重量％）を約１００μｍの厚みに塗布した。その
上に坪量４０ｇ／ｍ2 、厚さ５０μｍのポリエステル製
不織布を熱圧着し、不織布の目止を行った。この不織布
の目止されていない面に、上記で得られた球状ポリマー
の分散液を含浸させて放置・乾燥後、６０℃で１２時間
乾燥した。更にその表面から濃度１０重量％のポリスチ
レンスルホン酸ソーダの水溶液を含浸させ、６０℃で乾
燥後、水洗し、乾燥する。その後目止層を除去して得ら
れた本発明のモザイク荷電メンブレンの荷電ポリマーの
量は４．２ｇ／ｍ2 であった。
【００１３】図１に示す装置を作成し、容器１中に３重
量％の塩化ナトリウム水溶液２０ｍｌと０．０１モル／
リットルのアクリルアミド水溶液２０ｍｌを入れ、一
方、容器２中には純水４０ｍｌを入れ撹拌しながら２５
℃で３日間放置した。その結果、液面は容器１の方が容
器２の方よりも上昇しており、浸透圧がかかっていた。
又、容器１の溶液の電導度は当初から２００ｍｓ／ｃｍ
であったが、容器２の電導度は０．０３ｍｓ／ｃｍから
５０ｍｓ／ｃｍに上昇した。容器１のアクリルアミド濃
度は０．０１モル／リットルと変わらず、容器２の溶液
のアクリルアミド濃度は殆ど無視できる濃度であり、僅
かに０．００００１モル／リットルであり、塩化ナトリ
ウムの移動のみが十分に為されていることが分かった。
以上のことは、明らかに通常の半透過膜では起こりない
電解質の低濃度相への移動と非電解質の移行を阻止する
モザイク荷電メンブレンの性質を示している。
量％の塩化ナトリウム水溶液２０ｍｌと０．０１モル／
リットルのアクリルアミド水溶液２０ｍｌを入れ、一
方、容器２中には純水４０ｍｌを入れ撹拌しながら２５
℃で３日間放置した。その結果、液面は容器１の方が容
器２の方よりも上昇しており、浸透圧がかかっていた。
又、容器１の溶液の電導度は当初から２００ｍｓ／ｃｍ
であったが、容器２の電導度は０．０３ｍｓ／ｃｍから
５０ｍｓ／ｃｍに上昇した。容器１のアクリルアミド濃
度は０．０１モル／リットルと変わらず、容器２の溶液
のアクリルアミド濃度は殆ど無視できる濃度であり、僅
かに０．００００１モル／リットルであり、塩化ナトリ
ウムの移動のみが十分に為されていることが分かった。
以上のことは、明らかに通常の半透過膜では起こりない
電解質の低濃度相への移動と非電解質の移行を阻止する
モザイク荷電メンブレンの性質を示している。
【００１４】
【効果】以上の如き本発明によれば、モザイク荷電メン
ブレンにおけるカチオン性ポリマーとアニオン性ポリマ
ーとの少なくとも一方のポリマーを、直径０．０１〜１
０μｍの架橋された球状ポリマーとすることにによっ
て、十分な強度と十分な濾過能を有するモザイク荷電メ
ンブレンを安価に提供することが出来る。
ブレンにおけるカチオン性ポリマーとアニオン性ポリマ
ーとの少なくとも一方のポリマーを、直径０．０１〜１
０μｍの架橋された球状ポリマーとすることにによっ
て、十分な強度と十分な濾過能を有するモザイク荷電メ
ンブレンを安価に提供することが出来る。
【００１５】
【図１】本発明のメンブレンによる電解質・非電解質の
濾過・分離を説明する図。
濾過・分離を説明する図。
１：電解質容器 ２：非電解質容器 ３：メンブレン ４：スタラー
Claims (2)
- 【請求項１】 カチオン性ポリマーとアニオン性ポリマ
ーとが交互に配列されたモザイク荷電メンブレンにおい
て、少なくとも一方のポリマーが直径０．０１〜１０μ
ｍの架橋された球状ポリマーであることを特徴とするモ
ザイク荷電メンブレン。 - 【請求項２】 多孔質支持体上及び／又は中に、カチオ
ン性又はアニオン性である直径０．０１〜１０μｍの架
橋された球状ポリマーを充填し、しかる後に反対荷電の
ポリマーを充填することを特徴とするモザイク荷電メン
ブレンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3274997A JP2681852B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | モザイク荷電メンブレン及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3274997A JP2681852B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | モザイク荷電メンブレン及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0584430A JPH0584430A (ja) | 1993-04-06 |
| JP2681852B2 true JP2681852B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=17549461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3274997A Expired - Fee Related JP2681852B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | モザイク荷電メンブレン及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2681852B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106582304B (zh) * | 2016-12-30 | 2019-09-03 | 浙江工业大学 | 一种荷电镶嵌膜的制备方法 |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP3274997A patent/JP2681852B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0584430A (ja) | 1993-04-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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