JP2679036C - - Google Patents

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JP2679036C
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、螢光体層を持つガス放電パネルの基板において、該基板上にあらか
じめ形成されているセル対応の隔壁内に液体噴射装置を用いて、螢光体層を形成
することを特徴とするガス放電パネルの製造方法である。 〔産業上の利用分野〕 ガス放電パネルは壁掛けテレビに代表されるカラ一化平面表示装置の一翼を担
うものである。 本発明の技術は、その中でも有望視される面放電形ガス放電パネルの表示面と
なるカバー基板の内面に、螢光体層を形成する新しい方法について述べている。 〔従来の技術〕 従来面放電形プラズマディスプレイパネルのカバー基板6に形成するカラー表
示面は、螢光体を沈澱法,スプレイ法,スピンナーで塗布する法,印刷法,薄膜
法など、用途に応じて多くあるが、ここでは確実な印刷法を例に採り上げること
にする。 印刷法に依る螢光体付着中のカバー基板60の構成を第4図に示す。該図にお いて、70は基板を固定する取りつけ台、60はカバー基板、61はすでに印刷
形成された網目状螢光体塗布用パターンで、隔壁と呼ぶ。20は印刷マスク、2
2は印刷中のインクに該当する螢光体材料、21は前記螢光体材料をマスクから
押し出すローラである。 取りつけ台70に高さ20ミクロン以下の低い網目状螢光体塗布用隔壁61を
あらかじめ形成したカバー基板60を取りつけ、印刷マスク20を記載しない合
わせマークに合わせて固定し、ローラ21によって、螢光体材料インク22をマ
スク20から前記隔壁61の中へ押し出し乾燥、固化させる。 カラー表示の場合は、以上の螢光体塗布工程を所要の発色螢光体の数だけ複数
回繰り返す。 このようにしてできたカバー基板60を、あらがじめ作ってあった電極基板に
対向して放電セルと隔壁で囲まれた螢光体部とを合わせ、パネル端部を封じて放
電ガスを加えると、面放電形プラズマディスプレイパネルができ上がる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 当該セル以外からの紫外線による刺激には応答しないようにするため螢光体の
周りを隔壁で囲ってやれば良い。該隔壁が高いと凸凹が激しいために、マスクを
使って特定のセルを別プロセスとすることができないから薄膜法は使えない。し
かし螢光体を先につけて、隔壁を後からつけることは隔壁の機械的強度が得られ
ないから実用できない。ゆえに完全な、背の高い隔壁を構成してしまった後、螢
光体を該隔壁の中に塗布したい。 〔問題点を解決するための手段〕 付けるべき基板上の隔壁7から、ノズル2を離しておけば隔壁7を越えて螢光
体を塗れる。この性質を持つのはインクジェット方式であるので、該インクジェ
ット方式で螢光体の塗布を行えば良い。 〔作用〕 散乱紫外線を入れないですむ高い隔壁を構成した後、隔壁に接触しないで螢光
体材料を隔壁の奥の基板の露出面に付着させることができる。 〔実施例] 以下に本発明の説明用として、単ノズルを用いた原理を第1図に、複ノズルを 用いた実施例を第2図に、カバー基板6のセル単位詳細断面図を第3図に示した
。 第1図において、1は噴射ヘッド、2はノズル、3は走査機構、4は制御ケー
ブル、5は制御部、6はカバー基板、7は隔壁、8は取りつけ台、9は螢光体、
10は別の走査部、11は送りねじ、12は受けねじである。噴射ヘッド1は、
走査機構3上を滑動すると共に、走査機構3そのものが前記滑動方向と直角方向
にも動いてカバー基板6上の全面を画素ピッチ毎に動く。したがってノズル2と
隔壁7との間には空間距離が保たれている。取りつけ台8上に隔壁7をあらかじ
め加工して取りつけたカバー基板6を動がぬよう固定する。 制御部5から制御ケーブル4を経由して制御される走査機構3上を移動する噴
射ヘッド1の各一時停止位置が、画素位置と対応させているので、その位置に来
たとき噴射ヘッド1内からノズル2を通して螢光体液を滴下または噴射する。該
滴下または噴射された螢光体液は乾燥させて第3図セル詳細断面図に示すように
、カバー基板6上の表示放電点と対応する隔壁7で囲まれた部分にノズル2から
の滴下または噴射によって螢光体9が塗布された形となる。なお、螢光体は隔壁
の内面を含めた塗布であっても良い。 第2図に示す装置は、前記原理図から改良された螢光体塗布装置であって、ノ
ズル部1が作業速度向上のため複数個保持されたものになっている。 複数のノズルは3原色用3つを同時に噴射するものであってもよいし、同色の
ものを等間隔に配列したものであっても良い。 噴射ヘッド1の移動方式としては、光等の手段で目標位置を検出しつつ自分の
位置を修正するいわゆるサーボ方式であっても良いし、パルスモータによって開
ループでディジタル移動量を規制する方式であっても良い。また噴射ヘッド1と
カバー基板6との走査は相対的なものであるから、第2図に示すように取りつけ
台8を送りねじ11と、受けねじ12を用いて走査部10の管理のもとに走査し
ても良いのである。 以上のようにして付着させた螢光体は、第3図に示す構造で付着している。放
電からの紫外線は矢印Q方向からやって来て螢光体9を刺激する。隔壁7によっ
て直接隣のセルを刺激することはなくなったし、隣の空間からの散乱紫外線は遮
られる。 〔発明の効果] 隔壁を高くしてクロストークを無くしたカバー基板6では、従来の厚膜法や薄
膜法で螢光体を隔壁の底部に付着させることはできなかった。 螢光体と隔壁との製作順を入れ換えて、螢光体付着を先にすれば隔壁が機械的
に安定しなくて隔壁が基板に固定し難い。したがって本発明の液体噴射装置を用
いると完成して高い隔壁に妨害されることなく表示点に螢光体を付着させること
ができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明の一実施例、 第3図は本発明の一例のカバー基板、 第4図は従来の一実施例である。 図において、1は噴射ヘッド、 2はノズル、 3は走査機構、 5は制御部、 6はカバー基板、 7は隔壁、 9は螢光体、 10は走査部、 11は送りねじ、 12は受けねじである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数の表示用面放電電極が設けられた一方の基板に対向して、複数色の蛍光
    体が規則に配列された他方の基板を配置した面放電型ガス放電パネルの製造方法
    において、 あらかじめ前記他方の基板上に隣の空間からの紫外線を遮るに充分な高さで
    定パターンの隔壁を形成する工程と、 該隔壁の形成された基板に対向して前記隔壁パターンに対応する所定間隔で配
    置された複数のノズルを備えたヘッドを当該ノズルと隔壁との間に所定の空間距
    離が保たれた状態で配設し、それら各ノズルがら同一色の蛍光体液を前記基板上
    の複数の隔壁内に同時に塗布する工程と、を含んでなることを特徴とするガス放
    電パネルの製造方法。

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