JP2678892B2 - キノコ用パック - Google Patents
キノコ用パックInfo
- Publication number
- JP2678892B2 JP2678892B2 JP7039200A JP3920095A JP2678892B2 JP 2678892 B2 JP2678892 B2 JP 2678892B2 JP 7039200 A JP7039200 A JP 7039200A JP 3920095 A JP3920095 A JP 3920095A JP 2678892 B2 JP2678892 B2 JP 2678892B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mushroom
- paper
- mushrooms
- base
- wrap film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Packaging Of Special Articles (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Packages (AREA)
Description
ためのキノコ用パックに関する。
スチロールで成形した比較的深い容器を用意し、この容
器にキノコを収容するとともに、容器全体をラッピン
グ、即ち、容器の上から被せた薄い透明のラップ用合成
樹脂フィルム、具体的には、塩化ビニル系の合成樹脂フ
ィルムにより容器全体を包んでいた。
チロールで成形した容器を必要とし、コストアップを招
くことから、キノコをラップフィルムによりそのまま包
んだ簡易なシュリンク包装も行われている。
来のシュリンク包装は簡易故に、大幅なコストダウンを
図れるものの、反面、商品であるキノコ自身を傷付けた
り形を崩してしまうとともに、密閉によりキノコの呼吸
が妨げられることからキノコの鮮度を損ないやすく、し
かも、塩化ビニル系の合成樹脂フィルムを使用すること
から環境問題(資源,公害,廃棄)上、好ましくないと
いう問題があった。
題を解決したものであり、大幅なコストダウンを図れる
ことに加え、キノコの傷付きや形を崩してしまう弊害を
防止し、しかも、キノコの鮮度を損なわないとともに、
環境問題対策にも貢献できるキノコ用パックの提供を目
的とする。
ック1は、一枚の厚紙Pを折ることにより、キノコMを
載せる八角形に形成した基部3及びこの基部3の端辺か
ら一辺置きに起立する四つの起立部4a,4b,4c及
び4dを設けてなるキノコ保護紙2と、キノコMを載せ
たキノコ保護紙2をラップするラップフィルム5を具備
することを特徴とする。
保護紙2は、再生紙を用いる。また、ラップフィルム5
は架橋二軸延伸ポリエチレンフィルムを用いるととも
に、ラップフィルム5の面には極小穴6…を多数開け
る。
コ保護紙2は、段ボール紙等を用いた一枚の厚紙Pを折
って形成されるため、安価に製造できる。一方、キノコ
保護紙2は、キノコMを載せる基部3と、この基部3の
端辺から起立する複数の起立部4a,4b,4c及び4
dを有するため、パッキングの際には、キノコ保護紙2
の上にキノコMを載せ、全体をラップフィルム5により
ラッピングすればよい。これにより、キノコMはキノコ
保護紙2の上に載り、キノコMの側面は、起立した複数
の起立部4a,4b,4c及び4dにより保護され、キ
ノコMの茎が折れるなどの傷付きや形が崩れる等の弊害
が防止される。
3を八角形に形成し、かつ基部3の端辺に一辺置きの起
立部4a…を設けて形成したため、キノコ保護紙2にお
ける鋭角部によりラップフィルム5が破れる等の弊害が
防止される。
フィルム5は架橋二軸延伸ポリエチレンフィルムを用い
るため、公害上の問題もほとんど発生せず、しかも、ラ
ップフィルム5の面には極小穴6…を多数開けるため、
キノコの呼吸を助けて鮮度を保てる。
面に基づき詳細に説明する。
構成について、各図を参照して説明する。
るキノコ保護紙である。キノコ保護紙2は図2に示すよ
うに、再生紙を用いるとともに、キノコM…から出るド
リップに対し防水性に優れた材質を用いた一枚の厚紙P
により形成したキノコ保護紙用原紙2oを用意し、この
キノコ保護紙用原紙2oを折って形成する。キノコ保護
紙用原紙2oにおいて、3は八角形に形成した基部であ
り、この基部3の端辺に一辺置きの起立部、即ち、一定
の間隔で配した四つの起立部4a,4b,4c及び4d
を一体に設ける。各起立部4a…は、略長方形に形成
し、先端隅部は斜め或いは丸くなるようにカッティング
する。なお、基部3と各起立部4a…間には、ミシン目
i…を設けることが望ましい。よって、基部3と各起立
部4a…間を略直角に折れば、基部3に対して各起立部
4a…が起立した図3に示すキノコ保護紙2が得られ
る。
薄い透明な合成樹脂フィルムを用いる。合成樹脂フィル
ムとしては、キノコM…自身が呼吸し、炭酸ガスを放出
しているため、フィルムの曇を解消する防曇性に優れた
合成樹脂フィルム、望ましくは、架橋二軸延伸ポリエチ
レンフィルムを用いるとともに、ラップフィルム5の面
には極小穴6…を多数開ける(図1参照)。
用いたキノコMのパッキング方法について、図1を参照
して説明する。
に、ホンシメジ等のキノコMを載せ、この後、全体をラ
ップフィルム5によりラッピングする。このように、パ
ッキングは極めて容易に行うことができる。
上に載り、キノコMの側面は、起立した複数の起立部4
a,4b,4c及び4dにより保護され、例えば、キノ
コMの茎が折れるなどの傷付きや形が崩れる等の弊害が
防止されるとともに、起立部4a…の存在により横にし
ても安定に置くことができる。また、収縮によるキノコ
M…の上部の変形を防止できる。特に、キノコ保護紙2
の基部3を八角形に形成し、かつ基部3の端辺に一辺置
きの起立部4a…を設けるとともに、略長方形に形成し
た各起立部4a…の先端隅部を斜め或いは丸くなるよう
にカッティングしたため、キノコ保護紙2における鋭角
部によりラップフィルム5が破れる等の弊害が防止され
る。
リエチレンフィルムを用いるため、公害上の問題もほと
んど発生しないとともに、ラップフィルム5の面には極
小穴6…を多数開けたため、キノコM…の呼吸を助け、
キノコM…の鮮度を保つことができる。
本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、
細部の構成、形状、素材、数量等において、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
クは、一枚の厚紙を折ることにより、キノコを載せる八
角形に形成した基部及びこの基部の端辺から一辺置きに
起立する四つの起立部を設けてなるキノコ保護紙と、キ
ノコを載せたキノコ保護紙をラップするラップフィルム
を具備するため、大幅なコストダウンを図れることに加
え、キノコの傷付きや形を崩してしまう弊害を防止し、
しかも、キノコの鮮度を損なわないとともに、環境問題
対策にも貢献できる。また、キノコ保護紙における鋭角
部によりラップフィルムが破れる等の弊害を防止できる
という顕著な効果を奏する。
ッキングした状態の正面図、
の平面図、
図、
Claims (4)
- 【請求項1】 一枚の厚紙を折ることにより、キノコを
載せる八角形に形成した基部及びこの基部の端辺から一
辺置きに起立する四つの起立部を設けてなるキノコ保護
紙と、キノコを載せたキノコ保護紙をラップするラップ
フィルムを具備することを特徴とするキノコ用パック。 - 【請求項2】 キノコ保護紙は再生紙を用いたことを特
徴とする請求項1記載のキノコ用パック。 - 【請求項3】 ラップフィルムは架橋二軸延伸ポリエチ
レンフィルムを用いたことを特徴とする請求項1記載の
キノコ用パック。 - 【請求項4】 ラップフィルムには極小穴を多数開けて
なることを請求項1又は3記載のキノコ用パック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7039200A JP2678892B2 (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | キノコ用パック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7039200A JP2678892B2 (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | キノコ用パック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08207975A JPH08207975A (ja) | 1996-08-13 |
JP2678892B2 true JP2678892B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=12546493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7039200A Expired - Lifetime JP2678892B2 (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | キノコ用パック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2678892B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0279219U (ja) * | 1988-12-01 | 1990-06-19 |
-
1995
- 1995-02-03 JP JP7039200A patent/JP2678892B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08207975A (ja) | 1996-08-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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