JP2677978B2 - レインウェアのフード - Google Patents

レインウェアのフード

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JP2677978B2
JP2677978B2 JP7163558A JP16355895A JP2677978B2 JP 2677978 B2 JP2677978 B2 JP 2677978B2 JP 7163558 A JP7163558 A JP 7163558A JP 16355895 A JP16355895 A JP 16355895A JP 2677978 B2 JP2677978 B2 JP 2677978B2
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敏征 竹中
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敏征 竹中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レインウェアに関す
るもので、詳しくはフード部分の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なレインウェアのフード11は、
図7に示すように、防水性の生地を袋状に縫製して構成
され、顔面4を露出させる開口縁部11aに引絞り用ひ
も2が挿通自在に縫込まれている。このフード11を頭
部に着用し、引絞り用ひも2を下方に引絞ることによ
り、開口縁部11aを顔面4に密着させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のフー
ド11は、開口縁部11aに腰の強さがほとんどないた
め、着用者の姿勢のとり方によっては開口縁部11aが
邪魔になることがあった。例えば、ゴルフのスイング動
作時のように、顔面4をボールに向けたまま体を左右に
回転させると、フード11がレインウェア3に引張られ
て開口縁部11aが顔面中央寄りに引き寄せられ、これ
によって視界が狭められる。
【0004】また、従来のフード11は、フード外面1
1cと顔面4とがほぼ面一になっているため、水滴Wが
防水生地を伝って顔面に流れ込みやすかった。
【0005】従来のフード11には、このような不都合
があるため、これを着用して例えばゴルフをするとミス
ショットを頻発してスコアを大幅に崩す原因になりかね
ない。
【0006】本発明は、このような課題を解決すべく提
案されたもので、良好な視界を確保でき、顔面への水滴
の遮断性に優れるレインウェアのフードを提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、本発明は、引絞り用ひもが開口縁部に沿って縫込
まれてなるレインウェアのフードにおいて、フード外面
の生地を開口縁部から前方に所定長延在させてから開口
縁部内面に向けて折返すことによってフランジ部を形成
し、この折返し端を管状に丸めてその内部に引絞り用ひ
もを挿通し、かつ、引絞り用ひもの直近の折返し端をフ
ード外面の生地と連結する縫込部を形成し、前記引絞り
ひもの引絞りにより、前記フランジ部を前記縫込部を基
端として放射状に立ち上がらせるようにしたことを特徴
としている。
【0008】特に、引絞られた引絞り用ひもによって前
記開口縁部が顔面に密着し、かつ、フランジ部がフード
外面から外側に向かって放射状に立ち上がるようにした
ことを特徴としている。
【0009】
【作用】レインウェアのフードを頭部に着用し、引絞り
用ひもを引絞って開口縁部を顔面に密着させる。このと
き、フード外面のフランジ部が縫込部から外側に向かっ
て放射状に立ち上げられ、開口縁部の腰が強くなる。
【0010】一方、フード外面に降りかかった雨は、水
滴となってフードの頂面から側面を通り、裾部まで落下
する。開口縁部の近傍を流下する水滴は、顔面側へ流れ
落ちようとしても、フランジ部で塞き止められるため顔
面には流れ込まない。
【0011】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図1乃至図6に基
づいて説明する。
【0012】このレインウェアのフード1は、従来例と
同様に防水性の生地によって略袋状に縫製され、開口縁
部1aに沿って引絞り用ひも2がフード下方に挿通自在
に縫込まれている。この引絞り用ひも2の縫込部1bに
沿うフード外面1cには、フランジ部1dが、上方にい
くに従って幅が細くなるようにひさし状に縫製されてい
る。
【0013】フランジ部1dは、フード非着用時には、
図1(b)及び図2に示すように、フード外面1cと面
一になるようにフード前方へ倒されているが、フード着
用時には、引絞り用ひも2を引絞ることにより図2中二
点鎖線に示すようにフード外面1c方向に直立状態で突
出する。
【0014】すなわち、図3及び図4に示すように、フ
ード1の開口部縁部1aより顔面4を露出させ、顎4a
の下方で引絞り用ひも2を引絞ると開口縁部1aが図2
に示すように内側に倒れつつ縮みながら、顔面4に密着
する。このとき、引絞り用ひも2の縫込部1bも縮むが
縫込部1bに縫込まれたフランジ部1dは縮まないた
め、図4に示すように、フランジ部1dがフード外面1
cから直立状に突張って放射状に展開する。このように
フランジ部1dがフード外面1cから直立状に突出する
ことにより、開口縁部1aに従来なかった腰の強さが生
まれる。このため、雨天の例えばゴルフのスイング動作
時に、フード1の開口縁部1aがレインウェア3に引張
られても顔面4の中央側へ引寄せられにくくなり、視界
が狭められることなくゴルフボール及びその目標箇所を
確実に把握できる。
【0015】また、フード外面1cに付着した雨水は、
水滴Wとなってフード外面1aの上方から下方に流れ落
ちるが、このうち開口縁部1aに向かって流れる水滴W
は、フード外面1cのフランジ部1dで塞き止められ、
このフランジ部1dに添ってフード裾部1eへ流れ落
ち、さらにレインウェア3に流れていく。
【0016】さらに、図5及び図6に示すように、前方
に鍔5aのついた帽子5を着用し、その上にフード1を
被ってもよい。帽子5を着用することにより、鍔5aの
先端が開口縁部1aの上縁に確実に係止され、図5に示
すように、鍔5aの両側からフランジ部1dが垂れ下
る。このため、一層広い視界を確保でき、しかも、引絞
り用ひも2を引絞って顔面4に密着させなくても、開口
縁部1aによって視界が遮断されることはない。
【0017】このように本実施例によれば、フード外面
1cより顔面4に流れ込む水滴Wを確実に排除すること
ができ、例えばゴルフ時に着用することにより、ミスシ
ョットが少なくなりスコアアップが期待できる。また、
本発明のフードを、雨天時に自転車の運転者が着用すれ
ば、視界を確実に確保できるため、安全面においてきわ
めて有効である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フード着用時にフード外面からフランジ部が突出するた
め、開口縁部の腰を強化することができると共に、フー
ド外面から顔面側へ向かう雨水をフランジ部で塞き止め
ることができる。
【0019】このため、ゴルフのスイング動作時のよう
に頭部を止めて肩部だけを左右に動かしても、開口縁部
がずれにくく視界が狭められるおそれがなく、かつ、フ
ード外面から雨水が目等にかかることもない。
【0020】この結果、心理的な不安感や不快感がなく
なり、良好な視界と相俟って、雨天時のゴルフのスコア
アップが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係るレインウェアのフードの
一実施例を示す斜視図、(b)は一実施例を折り畳んだ
状態を示す側面図。
【図2】図1(b)のII−II線断面図。
【図3】フードを着用してフランジ部を突出させた状態
を示す正面図。
【図4】フードを着用してフランジ部を突出させた状態
を示す平面図。
【図5】帽子の上にフードを着用した状態を示す正面
図。
【図6】帽子の上にフードを着用した状態を示す平面
図。
【図7】従来のフードを着用した状態を示す側面図。
【符号の説明】
1 フード 1a 開口縁部 1b 縫込部 1c フード外面 1d フランジ部 2 引絞り用ひも 3 レインウェア

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引絞り用ひも2が開口縁部1aに沿って
    縫込まれてなるレインウェアのフード1において、フード外面1cの生地を開口縁部1aから前方に所定長
    延在させてから開口縁部1a内面に向けて折返すことに
    よってフランジ部1dを形成し、この折返し端を管状に
    丸めてその内部に引絞り用ひも2を挿通し、かつ、引絞
    り用ひも2の直近の折返し端をフード外面1cの生地と
    連結する縫込部1bを形成し、前記引絞りひも2の引絞
    りにより、前記フランジ部1dを前記縫込部1bを中心
    として放射状に立ち上がらせるようにしたこと を特徴と
    するレインウェアのフード。
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