JP2676877B2 - 温度設定表示装置 - Google Patents
温度設定表示装置Info
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- JP2676877B2 JP2676877B2 JP1040867A JP4086789A JP2676877B2 JP 2676877 B2 JP2676877 B2 JP 2676877B2 JP 1040867 A JP1040867 A JP 1040867A JP 4086789 A JP4086789 A JP 4086789A JP 2676877 B2 JP2676877 B2 JP 2676877B2
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- Japan
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- temperature
- display
- setting
- temperature setting
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、温度検出を行って、複数の温度設定に対応
して温度制御を行う機器の温度設定表示装置に関するも
のである。
して温度制御を行う機器の温度設定表示装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、この種の温度設定表示装置は、第3図に示すよ
うに温度設定部21と、温度制御部22と、設定表示部23
と、温度検出部24と、温度が異常である場合に異常の表
示を行うための異常表示部25とから成っている。
うに温度設定部21と、温度制御部22と、設定表示部23
と、温度検出部24と、温度が異常である場合に異常の表
示を行うための異常表示部25とから成っている。
温度検出部の一般的な回路を第2図を用いて説明す
る。この回路において、温度検出電圧Vthは、基準電圧
Vを抵抗11と負特性サーミスタ(以下、単にサーミスタ
と表記する)12とで抵抗分割した値となる。一例とし
て、湯温制御に於ける温度検出電圧Vthと温度が異常で
あると判断する範囲を第4図に示す。ここで、温度が低
温側の異常と判断されるのは、温度が−1℃以下である
か、サーミスタ12の断線故障か、抵抗11の短絡故障かの
いずれかである。また、温度が高温側の異常と判断され
るのは、温度が46℃以上か、サーミスタ12の短絡故障
か、抵抗11のいずれかである。
る。この回路において、温度検出電圧Vthは、基準電圧
Vを抵抗11と負特性サーミスタ(以下、単にサーミスタ
と表記する)12とで抵抗分割した値となる。一例とし
て、湯温制御に於ける温度検出電圧Vthと温度が異常で
あると判断する範囲を第4図に示す。ここで、温度が低
温側の異常と判断されるのは、温度が−1℃以下である
か、サーミスタ12の断線故障か、抵抗11の短絡故障かの
いずれかである。また、温度が高温側の異常と判断され
るのは、温度が46℃以上か、サーミスタ12の短絡故障
か、抵抗11のいずれかである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記構成では、異常表示を行うための
専用の表示素子が必要であり、その分コストアップとな
っている。
専用の表示素子が必要であり、その分コストアップとな
っている。
又、表示素子1個で、異常を表示するため異常の内容
が温度が高すぎるためか、低すぎるためかの区別がつか
ず、故障ケ所の特定ができないため、修理に時間を要す
るといった課題がある。複数の異常を区別して表示する
には、それぞれ専用の、表示素子を必要としさらにコス
トアップとなるといった課題がある。
が温度が高すぎるためか、低すぎるためかの区別がつか
ず、故障ケ所の特定ができないため、修理に時間を要す
るといった課題がある。複数の異常を区別して表示する
には、それぞれ専用の、表示素子を必要としさらにコス
トアップとなるといった課題がある。
本発明は上記課題を解決し、温度設定レベルの表示素
子を用いて温度異常を表示する温度設定表示装置を提供
するものである。
子を用いて温度異常を表示する温度設定表示装置を提供
するものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明の温度設定表示装
置は、温度設定を行う温度設定部と、前記温度設定部に
基づいて温度制御を行う温度制御部と、温度検出部と、
前記温度設定の表示を行うと共に、温度が正常か異常か
を判断し、温度が高温側の異常である場合、最高設定に
該当する表示を点滅表示し、低温側の異常である場合、
最低設定に該当する表示を点滅表示する表示部とからな
るものである。
置は、温度設定を行う温度設定部と、前記温度設定部に
基づいて温度制御を行う温度制御部と、温度検出部と、
前記温度設定の表示を行うと共に、温度が正常か異常か
を判断し、温度が高温側の異常である場合、最高設定に
該当する表示を点滅表示し、低温側の異常である場合、
最低設定に該当する表示を点滅表示する表示部とからな
るものである。
(作用) 上記構成によって、温度設定と温度異常とを同じ表示
素子を用い、しかも異常が低温側か、高温側かを区別し
て行う。
素子を用い、しかも異常が低温側か、高温側かを区別し
て行う。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。第1図は本発明における温度設定表示装置のブロッ
ク図で、1は温度設定部、2は温度制御部、3は温度検
出部、4は表示部である。第2図は具体的な湯温制御の
回路を示したもので、表示部は一例として、高,中、低
の3レベルをLED表示するものを示している。13はマイ
クロプロセッサ(以下、マイコンと表記する)であり、
スイッチ14の信号入力で低→中→高→低・・・の順序で
温度設定の更新を行うと同時に、抵抗11とサーミスタ12
からなる温度検出回路の電圧Vthを検出してこの電圧Vth
から求められる温度が正常の範囲内であれば、温度設定
表示のため低,中,高の内いずれかのLEDの点灯出力を
行い、温度設定値と温度検出値の比較を行って電力制御
素子18を制御し、ヒータ19のON,OFFをおこなうのであ
る。温度が異常と判断された場合は、その値が高温域で
ある場合は高のLED17、低温域である場合は低のLED15を
点滅する出力を行う事になる。なお温度が異常と判断さ
れれば、高,低にかかわらず安全のため温度制御を停止
し、ヒータ19をOFFする構成としている。
る。第1図は本発明における温度設定表示装置のブロッ
ク図で、1は温度設定部、2は温度制御部、3は温度検
出部、4は表示部である。第2図は具体的な湯温制御の
回路を示したもので、表示部は一例として、高,中、低
の3レベルをLED表示するものを示している。13はマイ
クロプロセッサ(以下、マイコンと表記する)であり、
スイッチ14の信号入力で低→中→高→低・・・の順序で
温度設定の更新を行うと同時に、抵抗11とサーミスタ12
からなる温度検出回路の電圧Vthを検出してこの電圧Vth
から求められる温度が正常の範囲内であれば、温度設定
表示のため低,中,高の内いずれかのLEDの点灯出力を
行い、温度設定値と温度検出値の比較を行って電力制御
素子18を制御し、ヒータ19のON,OFFをおこなうのであ
る。温度が異常と判断された場合は、その値が高温域で
ある場合は高のLED17、低温域である場合は低のLED15を
点滅する出力を行う事になる。なお温度が異常と判断さ
れれば、高,低にかかわらず安全のため温度制御を停止
し、ヒータ19をOFFする構成としている。
また、20は湯温の温度過昇防止用のサーモスタットで
あり、湯温が50℃になるとヒータへの通電を停止する安
全装置である。
あり、湯温が50℃になるとヒータへの通電を停止する安
全装置である。
この回路において、他のLED15が点滅する場合の故障
原因としては、温度が−1℃以下であるか、サーミスタ
12の断線故障か、抵抗11の短絡故障かのいずれかが考え
られるが、気温が−1℃以上であればサーミスタ12また
は、抵抗11の故障即ち、温度検出回路部分の故障であ
り、気温が−1℃以下の低温であればヒータ19、または
電力制御素子18の故障即ち、ヒータ回路部分の故障と判
断できる。
原因としては、温度が−1℃以下であるか、サーミスタ
12の断線故障か、抵抗11の短絡故障かのいずれかが考え
られるが、気温が−1℃以上であればサーミスタ12また
は、抵抗11の故障即ち、温度検出回路部分の故障であ
り、気温が−1℃以下の低温であればヒータ19、または
電力制御素子18の故障即ち、ヒータ回路部分の故障と判
断できる。
逆に、高のLED17が点滅する場合の故障原因として
は、温度が46℃以上であるか、サーミスタ12の短絡故障
か、抵抗11の断線故障かのいずれかが考えられるが、温
度が46℃以上となるときは、電力制御素子18の故障であ
り、46℃以下であれば、サーミスタ12、抵抗11の故障即
ち、温度検出回路部分の故障であると判断できる。
は、温度が46℃以上であるか、サーミスタ12の短絡故障
か、抵抗11の断線故障かのいずれかが考えられるが、温
度が46℃以上となるときは、電力制御素子18の故障であ
り、46℃以下であれば、サーミスタ12、抵抗11の故障即
ち、温度検出回路部分の故障であると判断できる。
従って、異常表示の内容で、故障ケ所の推定ができる
のである。
のである。
発明の効果 以上のように本発明の温度設定表示装置によれば次の
ような効果が得られる。
ような効果が得られる。
(1) 温度設定レベルの表示素子を用いて温度異常を
表示できるので、コストの低減ができる。
表示できるので、コストの低減ができる。
(2) 異常に応じた表示を行うことができるので故障
原因、故障ケ所の推定が容易で短時間で的確なメンテナ
ンスが可能である。
原因、故障ケ所の推定が容易で短時間で的確なメンテナ
ンスが可能である。
第1図は本発明の一実施例を示す温度設定表示装置のブ
ロック図、第2図は同装置の回路図、第3図は従来の温
度設定表示装置のブロック図、第4図は温度検出回路の
検出電圧および異常判定の一例を示す図である。 1……温度設定部、2……温度制御部、3……温度検出
部、4……表示部。
ロック図、第2図は同装置の回路図、第3図は従来の温
度設定表示装置のブロック図、第4図は温度検出回路の
検出電圧および異常判定の一例を示す図である。 1……温度設定部、2……温度制御部、3……温度検出
部、4……表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−231345(JP,A) 特開 昭58−181122(JP,A) 特開 昭64−32318(JP,A) 特開 昭56−59317(JP,A) 特開 昭60−246414(JP,A) 実開 昭63−92217(JP,U) 実開 昭63−92218(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】温度設定を行う温度設定部と、前記温度設
定に基づいて温度制御を行う温度制御部と、温度検出
と、前記温度設定の表示を行うと共に、温度が正常か異
常かを判断し、温度が高温側の異常である場合、最高設
定に該当する表示を点滅表示し、低温側の異常である場
合、最低設定に該当する表示を点滅表示する表示部とか
らなる温度設定表示装置。 - 【請求項2】表示部は複数のレベルに対して、1対1に
対応する同数の表示素子からなる請求項(1)記載の温
度設定表示装置。 - 【請求項3】表示部は0から9までの数字の内いずれか
をデジタル表示する請求項(1)記載の温度設定表示装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1040867A JP2676877B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 温度設定表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1040867A JP2676877B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 温度設定表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02219115A JPH02219115A (ja) | 1990-08-31 |
JP2676877B2 true JP2676877B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=12592476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1040867A Expired - Lifetime JP2676877B2 (ja) | 1989-02-21 | 1989-02-21 | 温度設定表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2676877B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59231345A (ja) * | 1983-06-14 | 1984-12-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 温度設定装置 |
JPS6362218U (ja) * | 1986-10-07 | 1988-04-25 | ||
JPS6392217U (ja) * | 1986-12-04 | 1988-06-15 |
-
1989
- 1989-02-21 JP JP1040867A patent/JP2676877B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02219115A (ja) | 1990-08-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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