JP2676095B2 - 半導体製造装置用チャンバーの洗浄時期判定方法 - Google Patents

半導体製造装置用チャンバーの洗浄時期判定方法

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信宏 梶川
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、半導体製造装置用チャンバーの洗浄時期判
定方法に関する。 (従来の技術) 一般に、スパッタリング装置、エッチング装置、CVD
装置等の半導体製造装置は、チャンバー内で所定の反応
を生起して、半導体ウエハ等の被処理基板の処理を行
う。 例えばスパッタリング装置では、アルゴン等のガスを
イオン化し、直流電界、交流電界、直交電磁界等によっ
て加速して、アルミニウム等からなるターゲットに衝突
させてスパッタし、このスパッタ粒子を半導体ウエハ等
の被処理基板表面にディポジションさせて薄膜を形成す
る。 このような半導体製造装置、例えばスパッタリング装
置では、スパッタされて消耗したターゲットの交換、ス
パッタ粒子が付着したチャンバー内の洗浄等、各種のメ
ンテナンスを行う必要がある。また、CVD装置、エッチ
ング装置等でも、同様にチャンバー内の洗浄、電極の交
換等各種のメンテナンスを行う必要がある。このような
メンテナンス時期は、従来例えば数日に一度、一週間に
一度等、一定期間ごとに行うか、千枚処理ごと、一万枚
処理ごと等被処理基板の処理枚数によって判定してい
る。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述の従来の方法では、半導体製造装
置の使用頻度あるいは処理条件の違い等により、チャン
バー内の汚れ具合等の違いが生じ、必ずしも適切な時期
に洗浄を行うことができないという問題があった。 本発明はかかる従来の事情に対処してなされたもの
で、スパッタリング装置、CVD装置、エッチング装置等
の半導体製造装置のチャンバー内の洗浄時期を適切に判
定することのできる半導体製造装置用チャンバーの洗浄
時期判定方法を提供しようとするものである。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) すなわち本発明は、内部で所定の処理反応を生起し、
被処理基板に処理を施す半導体製造装置用チャンバーの
洗浄時期を判定するにあたり、 少なくとも、前記処理反応を行うために印加される電
力のデータ、前記チャンバー内に流通される反応ガスの
ガス圧のデータ、前記処理反応を行うために形成される
磁界のデータを示す電気信号を演算処理して前記処理反
応の強度を算出し、この強度を前記処理反応の反応時間
によって積算し、この積算値を予め設定された積算設定
値とを比較して、洗浄時期を設定することを特徴とす
る。 (作用) 本発明の半導体製造装置用チャンバーの洗浄時期判定
方法では、少なくとも、半導体ウエハ等の被処理基板に
処理を施す処理反応を行うために印加される電力のデー
タ、チャンバー内に流通される反応ガスのガス圧のデー
タ、処理反応を行うために形成される磁界のデータを示
す電気信号を演算処理して処理反応の強度を算出し、こ
の強度を処理反応の反応時間によって積算し、この積算
値と予め設定された積算設定値とを比較して、洗浄時期
を判定する。 このような処理反応の反応強度は、一般に消耗部品の
消耗度、あるいはチャンバーの汚れ等に比例する。した
がって、反応強度を積算することによって、反応チャン
バーの汚れ等を適切に判定することができ、半導体製造
装置の使用頻度、処理条件等の違いによらず、適切な洗
浄時期を判定することができる。 (実施例) 以下、本発明方法の実施例を図面を参照して説明す
る。 本発明方法によりスパッタリング装置のチャンバーの
洗浄時期を判定する場合、図に示すような装置を構成す
る。 すなわち、判定装置1の入力部1aには、スパッタリン
グ装置2のターゲットに印加される直流電力2a、チャン
バー内に流通されるアルゴン等の反応ガスのガス圧2b、
ターゲットの周囲に形成される磁界の強さ2c等のデータ
ーが入力される。 判定装置1では、入力部1aに入力されたこれらのデー
タに対応して、反応強度算出部1bにおいてあらかじめ実
測により求められた反応強度、すなわちこの実施例の場
合はターゲットの消費量を算出し、この算出値に比例し
た電気信号を出力する。 なお、このような反応強度の算出は、あらかじめ実測
により求められた実測値から入力されるデータを変数と
して一つの関数として求めておく方法、あるいは各入力
データのデータ値に対応してあらかじめ実測によりテー
ブルを作製しておき、このテーブルの中から入力データ
値に対応する反応強度を検索して求める方法、即ち予め
ターゲットの直流電力、ガス圧、磁界の強さ夫々をパラ
メータとして実験的にターゲットの経時的消耗率を測定
してテーブルに記憶しておき、各スパッタ装置の動作条
件により上記テーブルから抽出して、その条件によるタ
ーゲットの消耗量を積算する方法、あるいは上記方法を
組合せて用いる方法等により求めることができる。 そして、反応強度算出部1bから出力された反応強度に
比例した電気信号は、積算部1cで反応時間によって積算
され、比較部1dであらかじめ実測等で求められた積算設
定値と比較して、この積算設定値以上となると、メンテ
ナンス(チャンバーの洗浄)を要求する信号を出力す
る。 そして、この信号によりアラームを鳴らせたり、ラン
プを点滅させたり、CRT等の表示装置に表示させる等し
て、判定結果を表示する。 また、上述の装置を、例えばCVD装置のチャンバー洗
浄時期判定に用いる場合は、データ入力部1aに入力され
るデータを、高周波電力、反応ガスの種類およびガス圧
と流量、被処理基板温度、バイアス電圧、磁束密度等と
して、これらのデータに基づいてあらかじめ反応強度と
してデポジション速度をテーブル等として求めておくこ
とによって実現できる。 すなわち、この実施例では、判定装置1によって、例
えばスパッタリング装置2のターゲット消費量、CVD装
置のディポジション速度等を、反応時間によって積算
し、この積算値をあらかじめ設定された積算設定値と比
較することによってチャンバーの洗浄時期を判定する。 したがって、これらの反応強度および反応時間に比例
するチャンバーの汚れ具合等を適切に判定することがで
き、半導体製造装置の使用頻度、処理条件等が異なって
も、チャンバーの洗浄時期を適切に判定することができ
る。 [発明の効果] 上述のように本発明の半導体製造装置用チャンバーの
洗浄時期判定方法では、スパッタリング装置、CVD装
置、エッチング装置等の半導体制御装置のチャンバー内
の洗浄時期を適切に判定することができ、これによって
品質の安定化、歩留の向上ができる。
【図面の簡単な説明】 図は本発明方法を説明するための判定装置の構成図であ
る。 1……判定装置、1a……データ入力部、1b……反応強度
算出部、1c……積算部、1d……比較部、2……スパッタ
装置。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.内部で所定の処理反応を生起し、被処理基板に処理
    を施す半導体製造装置用チャンバーの洗浄時期を判定す
    るにあたり、 少なくとも、前記処理反応を行うために印加される電力
    のデータ、前記チャンバー内に流通される反応ガスのガ
    ス圧のデータ、前記処理反応を行うために形成される磁
    界のデータを示す電気信号を演算処理して前記処理反応
    の強度を算出し、この強度を前記処理反応の反応時間に
    よって積算し、この積算値と予め設定された積算設定値
    とを比較して、洗浄時期を判定することを特徴とする半
    導体製造装置用チャンバーの洗浄時期判定方法。
JP61248788A 1986-10-20 1986-10-20 半導体製造装置用チャンバーの洗浄時期判定方法 Expired - Fee Related JP2676095B2 (ja)

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KR101232867B1 (ko) 2012-07-30 2013-02-13 한국생산기술연구원 가스연료탱크의 충진횟수 측정장치, 가스연료탱크의 충진횟수 측정방법 및 이를 이용한 세척시기 측정방법

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