JP2673679B2 - 水門用多段式ゲ−トのワイヤ−ロ−プ調節法 - Google Patents
水門用多段式ゲ−トのワイヤ−ロ−プ調節法Info
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- JP2673679B2 JP2673679B2 JP20127395A JP20127395A JP2673679B2 JP 2673679 B2 JP2673679 B2 JP 2673679B2 JP 20127395 A JP20127395 A JP 20127395A JP 20127395 A JP20127395 A JP 20127395A JP 2673679 B2 JP2673679 B2 JP 2673679B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水門用多段式ゲ−
トのワイヤ−ロ−プ調節法に関し、詳しくは、ダム、湖
沼、溜池等から取水のための直線多段式ロ−ラゲ−ト等
のワイヤ−ロ−プの伸び調節法に関するものである。
トのワイヤ−ロ−プ調節法に関し、詳しくは、ダム、湖
沼、溜池等から取水のための直線多段式ロ−ラゲ−ト等
のワイヤ−ロ−プの伸び調節法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、農業用ダムや溜池や湖沼等に
おいては選択取水が行われている。すなわち、灌漑期に
は水の表層の温水や清水を取水して農業用水として使用
し、また、洪水期には洪水後の濁水を速やかに放流し
て、長期間の濁水の流出を防ぐため、底層または中間層
から取水する、という選択取水が行われている。更に、
水質対策として、高濃度の栄養塩を放流するため、表層
または任意層からの選択取水も行われている。
おいては選択取水が行われている。すなわち、灌漑期に
は水の表層の温水や清水を取水して農業用水として使用
し、また、洪水期には洪水後の濁水を速やかに放流し
て、長期間の濁水の流出を防ぐため、底層または中間層
から取水する、という選択取水が行われている。更に、
水質対策として、高濃度の栄養塩を放流するため、表層
または任意層からの選択取水も行われている。
【0003】かかる選択取水のため、例えば直線多段式
ロ−ラゲ−トが汎用されている。これを図3〜5によっ
て説明する。
ロ−ラゲ−トが汎用されている。これを図3〜5によっ
て説明する。
【0004】図3の概念図において、この直線多段式ロ
−ラゲ−トは、例えばダムの堰堤に設置され、その取水
部Aは、第1ゲ−ト1、および、第2,3,4,5ゲ−
ト2,3,4,5で構成されており、これらのゲ−ト1
〜5の両側には複数のロ−ラ(不図示)が設けられ、各
ゲ−ト1〜5の昇降を円滑にしている。
−ラゲ−トは、例えばダムの堰堤に設置され、その取水
部Aは、第1ゲ−ト1、および、第2,3,4,5ゲ−
ト2,3,4,5で構成されており、これらのゲ−ト1
〜5の両側には複数のロ−ラ(不図示)が設けられ、各
ゲ−ト1〜5の昇降を円滑にしている。
【0005】また、第1〜第4ゲ−ト1〜4の上流側下
端には、それぞれ引掛け爪(不図示)が突設され、第2
〜4ゲ−ト2〜4の下流側上端には、前記引掛け爪に係
脱するフック(不図示)が突設されている。
端には、それぞれ引掛け爪(不図示)が突設され、第2
〜4ゲ−ト2〜4の下流側上端には、前記引掛け爪に係
脱するフック(不図示)が突設されている。
【0006】そして、第1ゲ−ト1と第5ゲ−ト5に
は、第1,第2ロ−プ6,7がそれぞれ左右1対連結さ
れて吊設され、これらのワイヤ−ロ−プ6,7は、それ
ぞれ第1,第2ロ−プ巻上機8,9によって巻上げ、下
げされる。なお、10は取水スクリ−ン、11は導水
管、12は建屋を示す。
は、第1,第2ロ−プ6,7がそれぞれ左右1対連結さ
れて吊設され、これらのワイヤ−ロ−プ6,7は、それ
ぞれ第1,第2ロ−プ巻上機8,9によって巻上げ、下
げされる。なお、10は取水スクリ−ン、11は導水
管、12は建屋を示す。
【0007】したがって、かかる直線多段式ロ−ラゲ−
トにおいて、第1ゲ−ト1を開く場合には、第1ロ−プ
巻上機8を作動させて第1ワイヤ−ロ−プ6を巻下げる
と、第1ゲ−ト1はその自重により第2ゲ−ト2と並ぶ
位置に迄下がって開く。また、第5ゲ−ト5を開く場合
は、第2ロ−プ巻上機9を作動させて第2ワイヤ−ロ−
プ7を巻上げれば、第5ゲ−ト5は第4ゲ−ト4と並ぶ
位置迄上がって開く。
トにおいて、第1ゲ−ト1を開く場合には、第1ロ−プ
巻上機8を作動させて第1ワイヤ−ロ−プ6を巻下げる
と、第1ゲ−ト1はその自重により第2ゲ−ト2と並ぶ
位置に迄下がって開く。また、第5ゲ−ト5を開く場合
は、第2ロ−プ巻上機9を作動させて第2ワイヤ−ロ−
プ7を巻上げれば、第5ゲ−ト5は第4ゲ−ト4と並ぶ
位置迄上がって開く。
【0008】また、中間層から取水する場合は、当該中
間層位置のゲ−トを下げることにより、不図示の上蓋兼
用の整流板も所定の中間位置迄下がり中間取水を行う。
間層位置のゲ−トを下げることにより、不図示の上蓋兼
用の整流板も所定の中間位置迄下がり中間取水を行う。
【0009】ところで、上記のような第1,第2ワイヤ
−ロ−プ6,7は、通常、プリテンション加工(ワイヤ
−ロ−プの破断荷重の40%の荷重をワイヤ−ロ−プに
加え、30分間保持する。これを2回繰返す操作をい
う)が施されたものが使用され、これらのワイヤ−ロ−
プ6,7には伸びが少なくなるようにしている。かかる
プリテンション加工を施しても、長時間の使用によりク
リ−プ伸びや、左右のワイヤ−ロ−プの長さのアンバラ
ンスや、ひいては、ゲ−ト両側に設けたロ−ラの転動不
良や、ワイヤ−ロ−プが水分を含むことによる短縮等が
発生し、ワイヤ−ロ−プの長さを調節する必要がある。
−ロ−プ6,7は、通常、プリテンション加工(ワイヤ
−ロ−プの破断荷重の40%の荷重をワイヤ−ロ−プに
加え、30分間保持する。これを2回繰返す操作をい
う)が施されたものが使用され、これらのワイヤ−ロ−
プ6,7には伸びが少なくなるようにしている。かかる
プリテンション加工を施しても、長時間の使用によりク
リ−プ伸びや、左右のワイヤ−ロ−プの長さのアンバラ
ンスや、ひいては、ゲ−ト両側に設けたロ−ラの転動不
良や、ワイヤ−ロ−プが水分を含むことによる短縮等が
発生し、ワイヤ−ロ−プの長さを調節する必要がある。
【0010】かかる調節は、通常、設置してから一定期
間の後に、ワイヤ−ロ−プゆるみ検出装置、または、ワ
イヤ−ロ−プ緊急負荷検出装置における、ネジ棒と固定
用ナットにより行われる。
間の後に、ワイヤ−ロ−プゆるみ検出装置、または、ワ
イヤ−ロ−プ緊急負荷検出装置における、ネジ棒と固定
用ナットにより行われる。
【0011】すなわち、これをワイヤ−ロ−プ緊急負荷
検出装置14で、便宜的に説明する。図4の模式図およ
び図5の詳細図において、ゲ−ト1Aに設けられたプ−
リ15(実機では、ゲ−トの上面に1対の吊りロッドを
立設し、これらの吊りロッドを水平状のリフティングビ
−ムに取付け、このリフティングビ−ム上に当該プ−リ
15を設けている)に、ワイヤ−ロ−プ6Aを巻回し、
このワイヤ−ロ−プ6Aの一端をロ−プ巻上機8Aに巻
上げ・下げ自在に連結し、他端を次のようなワイヤ−ロ
−プ緊急負荷検出装置14に連結している。
検出装置14で、便宜的に説明する。図4の模式図およ
び図5の詳細図において、ゲ−ト1Aに設けられたプ−
リ15(実機では、ゲ−トの上面に1対の吊りロッドを
立設し、これらの吊りロッドを水平状のリフティングビ
−ムに取付け、このリフティングビ−ム上に当該プ−リ
15を設けている)に、ワイヤ−ロ−プ6Aを巻回し、
このワイヤ−ロ−プ6Aの一端をロ−プ巻上機8Aに巻
上げ・下げ自在に連結し、他端を次のようなワイヤ−ロ
−プ緊急負荷検出装置14に連結している。
【0012】すなわち、このワイヤ−ロ−プ6Aの他端
をワイヤ−・ネジ棒連結具13を介してネジ棒16に連
結している。このネジ棒16は機台17に立設された装
置ケ−ス18を抜差自在に貫通している。
をワイヤ−・ネジ棒連結具13を介してネジ棒16に連
結している。このネジ棒16は機台17に立設された装
置ケ−ス18を抜差自在に貫通している。
【0013】この装置ケ−ス18は、機台17に立設・
固定された下部ケ−ス19と、この下部ケ−ス19に摺
動自在に外嵌された中間ケ−ス20と、この中間ケ−ス
20に摺動自在に外嵌された上部ケ−ス21とからな
り、中間ケ−ス20の上下中央内側にはバネ受部22が
設けられ、また、上部ケ−ス21は蓋状になっている。
この下部ケ−ス19に圧縮コイルバネ23を収容し、こ
の圧縮コイルバネ23は機台17とバネ受部22とをバ
ネ受としている。また、中間ケ−ス20のバネ受部22
と上部ケ−ス21の蓋部との間にサラバネ24を収容し
ている。したがって、装置ケ−ス18はこれらの圧縮コ
イルバネ23とサラバネ24との弾力により、ネジ棒1
6に沿って拡大しようとしている。
固定された下部ケ−ス19と、この下部ケ−ス19に摺
動自在に外嵌された中間ケ−ス20と、この中間ケ−ス
20に摺動自在に外嵌された上部ケ−ス21とからな
り、中間ケ−ス20の上下中央内側にはバネ受部22が
設けられ、また、上部ケ−ス21は蓋状になっている。
この下部ケ−ス19に圧縮コイルバネ23を収容し、こ
の圧縮コイルバネ23は機台17とバネ受部22とをバ
ネ受としている。また、中間ケ−ス20のバネ受部22
と上部ケ−ス21の蓋部との間にサラバネ24を収容し
ている。したがって、装置ケ−ス18はこれらの圧縮コ
イルバネ23とサラバネ24との弾力により、ネジ棒1
6に沿って拡大しようとしている。
【0014】そして、蓋状の上部ケ−ス21の上面を、
ネジ棒16に螺合した固定用ナット25によって締付け
て、装置ケ−ス18の拡大を調節している。なお、26
はロックナットを示す。
ネジ棒16に螺合した固定用ナット25によって締付け
て、装置ケ−ス18の拡大を調節している。なお、26
はロックナットを示す。
【0015】また、中間ケ−ス20の外周にはリミット
スイッチ27が突設され、上部ケ−ス21の外周にも、
このリミットスイッチ27と対向してアタッチ用ボルト
28が突設されていて、ワイヤ−ロ−プ6Aにゆるみが
生じると、このリミットスイッチ27が検知し、モ−タ
29を停止する。
スイッチ27が突設され、上部ケ−ス21の外周にも、
このリミットスイッチ27と対向してアタッチ用ボルト
28が突設されていて、ワイヤ−ロ−プ6Aにゆるみが
生じると、このリミットスイッチ27が検知し、モ−タ
29を停止する。
【0016】したがって、ゲ−ト1Aを上下動させる
際、異物のかみ込み等によって、その操作が不能となっ
たとき、過負荷またはゆるみ負荷を検出し、ロ−プ巻上
機8Aのモ−タ29を停止させ、ロ−プ巻上機8Aのド
ラムやワイヤ−ロ−プ6A等の損傷を防いでいる。
際、異物のかみ込み等によって、その操作が不能となっ
たとき、過負荷またはゆるみ負荷を検出し、ロ−プ巻上
機8Aのモ−タ29を停止させ、ロ−プ巻上機8Aのド
ラムやワイヤ−ロ−プ6A等の損傷を防いでいる。
【0017】勿論、ゲ−ト1Aを最下位に降下させると
ワイヤ−ロ−プ6Aがゆるむので、そのときもモ−タ2
9は停止する。
ワイヤ−ロ−プ6Aがゆるむので、そのときもモ−タ2
9は停止する。
【0018】ここにおいて、プリテンション加工を施さ
れたワイヤ−ロ−プ6Aでも、前記のように伸びが発生
するので、この伸びを調節するため、ワイヤ−ロ−プ緊
急負荷検出装置14におけるネジ棒16に螺合した固定
用ナット25を締付ける。すなわち、ワイヤ−ロ−プ6
Aの全長を短縮するには、固定用ナット25を締付け、
ネジ棒16を上方に移動させてワイヤ−ロ−プ6Aの全
長を短縮する。
れたワイヤ−ロ−プ6Aでも、前記のように伸びが発生
するので、この伸びを調節するため、ワイヤ−ロ−プ緊
急負荷検出装置14におけるネジ棒16に螺合した固定
用ナット25を締付ける。すなわち、ワイヤ−ロ−プ6
Aの全長を短縮するには、固定用ナット25を締付け、
ネジ棒16を上方に移動させてワイヤ−ロ−プ6Aの全
長を短縮する。
【0019】ところで、前記のように直線多段式ロ−ラ
ゲ−トでは、複数のゲ−トを同時に吊り上げる構造であ
るため、ワイヤ−ロ−プ6Aに作用する荷重も当然大き
くなり(例えば30ton)、したがって、ネジ棒16
の軸径も大となることから、ゲ−ト1Aを吊ったままの
負荷状態において、ワイヤ−ロ−プ6Aの長さを調節す
るには、固定用ナット25のネジ部の回転抵抗トルクが
非常に大となり、その上、防錆上、ネジ棒16や固定用
ナット25をステンレス製としているため、高面圧を受
けているネジ部を回転させると、直ちにこのネジ部に焼
付きが発生する。
ゲ−トでは、複数のゲ−トを同時に吊り上げる構造であ
るため、ワイヤ−ロ−プ6Aに作用する荷重も当然大き
くなり(例えば30ton)、したがって、ネジ棒16
の軸径も大となることから、ゲ−ト1Aを吊ったままの
負荷状態において、ワイヤ−ロ−プ6Aの長さを調節す
るには、固定用ナット25のネジ部の回転抵抗トルクが
非常に大となり、その上、防錆上、ネジ棒16や固定用
ナット25をステンレス製としているため、高面圧を受
けているネジ部を回転させると、直ちにこのネジ部に焼
付きが発生する。
【0020】したがって従来、かかる直線多段式ロ−ラ
ゲ−トにおいて、ワイヤ−ロ−プ6Aの伸びを調節する
には、ゲ−ト1Aを総て休止位置迄吊り上げ、不図示の
休止フックによって仮止めしておくか、ゲ−ト群を最下
位の所に迄、下げておき、ワイヤ−ロ−プ6Aにゲ−ト
1Aの重量が作用しない状態にして、ワイヤ−ロ−プ6
Aの伸びの調節や、左右のワイヤ−ロ−プの長さのアン
バランスを調節している。
ゲ−トにおいて、ワイヤ−ロ−プ6Aの伸びを調節する
には、ゲ−ト1Aを総て休止位置迄吊り上げ、不図示の
休止フックによって仮止めしておくか、ゲ−ト群を最下
位の所に迄、下げておき、ワイヤ−ロ−プ6Aにゲ−ト
1Aの重量が作用しない状態にして、ワイヤ−ロ−プ6
Aの伸びの調節や、左右のワイヤ−ロ−プの長さのアン
バランスを調節している。
【0021】なお、ロ−プ巻上機を作動させて、ワイヤ
−ロ−プ6Aの伸びを調節することも考えられるが、ロ
−プ巻上機ではゲ−トを可動・停止させる各種の信号
(貯水運用計画に基づく操作管理信号)が組込まれてい
るので、かかる方法でワイヤ−ロ−プ6Aの伸びを調節
すれば、これらの信号の発信位置を再調整しなければな
らず、現場作業においては面倒となり、採用できない。
−ロ−プ6Aの伸びを調節することも考えられるが、ロ
−プ巻上機ではゲ−トを可動・停止させる各種の信号
(貯水運用計画に基づく操作管理信号)が組込まれてい
るので、かかる方法でワイヤ−ロ−プ6Aの伸びを調節
すれば、これらの信号の発信位置を再調整しなければな
らず、現場作業においては面倒となり、採用できない。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の技術では、ワイヤ−ロ−プの伸びを調節するには、
ワイヤ−ロ−プを無負荷にした状態で、固定用ナットを
締付けてワイヤ−ロ−プの長さを調節するため、多段式
ゲ−トを総て休止位置迄、吊り上げてしまうか、最下位
に迄吊り下げなければならず、ダム等の水位が渇水状態
でなければならない、という制約があった。
来の技術では、ワイヤ−ロ−プの伸びを調節するには、
ワイヤ−ロ−プを無負荷にした状態で、固定用ナットを
締付けてワイヤ−ロ−プの長さを調節するため、多段式
ゲ−トを総て休止位置迄、吊り上げてしまうか、最下位
に迄吊り下げなければならず、ダム等の水位が渇水状態
でなければならない、という制約があった。
【0023】殊に、大型ゲ−トにおける取水中、選択取
水の変更の必要が生じ、かつ、ワイヤ−ロ−プの長さの
調節をする必要がある場合、そのままでゲ−トを上下動
させると、左右のワイヤ−ロ−プがアンバランスになる
ことから、ワイヤ−ロ−プ緊急負荷検出装置が働き、そ
の上下動操作が不能になり、したがって、かかる場合、
選択取水の変更は通常、行われていない。
水の変更の必要が生じ、かつ、ワイヤ−ロ−プの長さの
調節をする必要がある場合、そのままでゲ−トを上下動
させると、左右のワイヤ−ロ−プがアンバランスになる
ことから、ワイヤ−ロ−プ緊急負荷検出装置が働き、そ
の上下動操作が不能になり、したがって、かかる場合、
選択取水の変更は通常、行われていない。
【0024】したがって、ダム等の水位が取水範囲のい
ずれの状態にあってもワイヤ−ロ−プの伸びの調節がで
き、ひいては、取水中何時でも選択取水の変更可能とす
る装置の開発が強く望まれていた。
ずれの状態にあってもワイヤ−ロ−プの伸びの調節がで
き、ひいては、取水中何時でも選択取水の変更可能とす
る装置の開発が強く望まれていた。
【0025】
【課題を解決するための手段】かかる要請に応えるため
の本発明の要旨は、ゲ−トの上側に設けたプ−リにワイ
ヤ−ロ−プを巻回し、該ワイヤ−ロ−プの一端をロ−プ
巻上機に巻上げ・下げ自在に連結すると共に、他端を、
固定用ナットを螺合したネジ棒に連結した水門用多段式
ゲ−トにおけるワイヤ−ロ−プの伸び調節法において、
前記ワイヤ−ロ−プに多段式ゲ−トの重量が作用してい
る取水中、前記固定用ナットを螺合したままのネジ棒に
おける前記重量を、油圧ジャッキで支持した後、該固定
用ナットを締付けることによってワイヤ−ロ−プの伸び
を調節することにより、当該取水中、選択取水の変更を
可能としたことを特徴とする水門用多段式ゲ−トのワイ
ヤ−ロ−プ調節法にある。
の本発明の要旨は、ゲ−トの上側に設けたプ−リにワイ
ヤ−ロ−プを巻回し、該ワイヤ−ロ−プの一端をロ−プ
巻上機に巻上げ・下げ自在に連結すると共に、他端を、
固定用ナットを螺合したネジ棒に連結した水門用多段式
ゲ−トにおけるワイヤ−ロ−プの伸び調節法において、
前記ワイヤ−ロ−プに多段式ゲ−トの重量が作用してい
る取水中、前記固定用ナットを螺合したままのネジ棒に
おける前記重量を、油圧ジャッキで支持した後、該固定
用ナットを締付けることによってワイヤ−ロ−プの伸び
を調節することにより、当該取水中、選択取水の変更を
可能としたことを特徴とする水門用多段式ゲ−トのワイ
ヤ−ロ−プ調節法にある。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明を、その実施の形態を示す
図1および図2により詳細に説明する。
図1および図2により詳細に説明する。
【0027】図1は本発明の第1の実施の形態であり、
図2は第2の実施の形態であって、従来例を示す図3か
ら図5に示す部分と同一部分は同一符号を付し、また、
共通部分は図示およびその説明を省略する。
図2は第2の実施の形態であって、従来例を示す図3か
ら図5に示す部分と同一部分は同一符号を付し、また、
共通部分は図示およびその説明を省略する。
【0028】本発明の第1および第2の実施の形態は、
いずれも農業用等多目的ダムに設置された、コンピュ−
タ制御される直線多段式ロ−ラゲ−トに好適なものであ
って、特に、多段式ロ−ラゲ−トで、取水量を常時12
m3 /Sとする大型ゲ−トに属するものに好適である。
勿論、半円形多段式ゲ−トにも適用できる。
いずれも農業用等多目的ダムに設置された、コンピュ−
タ制御される直線多段式ロ−ラゲ−トに好適なものであ
って、特に、多段式ロ−ラゲ−トで、取水量を常時12
m3 /Sとする大型ゲ−トに属するものに好適である。
勿論、半円形多段式ゲ−トにも適用できる。
【0029】図1において、第1の実施の形態について
述べるが、先ず、ワイヤ−ロ−プゆるみ検出装置14A
の概要を説明する。ワイヤ−ロ−プ6Aの端をワイヤ−
・ネジ棒連結具13を介してネジ棒16に連結し、この
ネジ棒16を、機台17に立設されたワイヤ−ロ−プゆ
るみ検出装置14Aに抜差自在に貫通している。
述べるが、先ず、ワイヤ−ロ−プゆるみ検出装置14A
の概要を説明する。ワイヤ−ロ−プ6Aの端をワイヤ−
・ネジ棒連結具13を介してネジ棒16に連結し、この
ネジ棒16を、機台17に立設されたワイヤ−ロ−プゆ
るみ検出装置14Aに抜差自在に貫通している。
【0030】このワイヤ−ロ−プゆるみ検出装置14A
は、機台17に立設・固定された下部ケ−ス19Aと、
この下部ケ−ス19Aに摺動自在に外嵌された蓋状の上
部ケ−ス21Aと、この上部ケ−ス21Aに回動自在に
球面接合された受部22Aと、から構成している。この
下部ケ−ス19A内に圧縮コイルバネ23を収容し、こ
の圧縮コイルバネ23は機台17と上部ケ−ス21Aの
蓋とをバネ受としている。したがって、装置ケ−ス18
Aは圧縮コイルバネ23の弾力により、ネジ棒16に沿
って拡大しようとしている。そして、上部ケ−ス21A
の蓋の上面を、ネジ棒16に螺合した固定用ナット25
によって締付けて、かかる拡大を調節している。
は、機台17に立設・固定された下部ケ−ス19Aと、
この下部ケ−ス19Aに摺動自在に外嵌された蓋状の上
部ケ−ス21Aと、この上部ケ−ス21Aに回動自在に
球面接合された受部22Aと、から構成している。この
下部ケ−ス19A内に圧縮コイルバネ23を収容し、こ
の圧縮コイルバネ23は機台17と上部ケ−ス21Aの
蓋とをバネ受としている。したがって、装置ケ−ス18
Aは圧縮コイルバネ23の弾力により、ネジ棒16に沿
って拡大しようとしている。そして、上部ケ−ス21A
の蓋の上面を、ネジ棒16に螺合した固定用ナット25
によって締付けて、かかる拡大を調節している。
【0031】また、上部ケ−ス21Aの外周にはリミッ
トスイッチ27が突設され、ワイヤ−ロ−プ6Aにゆる
みが生じると、このリミットスイッチ27が検知して、
モ−タ29で停止する。
トスイッチ27が突設され、ワイヤ−ロ−プ6Aにゆる
みが生じると、このリミットスイッチ27が検知して、
モ−タ29で停止する。
【0032】ここにおいて、かかるワイヤ−ロ−プゆる
み検出装置14Aに、次のようなワイヤ−ロ−プ伸び調
節装置を付加している。したがって、この装置では、固
定用ナット25を兼用し、付加構造が簡素化できるもの
である。
み検出装置14Aに、次のようなワイヤ−ロ−プ伸び調
節装置を付加している。したがって、この装置では、固
定用ナット25を兼用し、付加構造が簡素化できるもの
である。
【0033】すなわち、図1において、上部ケ−ス21
Aの蓋の上面に球面接合された受部22A上に、ジャッ
キ載置用プレ−ト30を固定し、このジャッキ載置用プ
レ−ト30にネジ棒16を抜差自在に貫通している。こ
のネジ棒16には固定用ナット25が螺合しており、こ
の固定用ナット25によってジャッキ載置用プレ−ト3
0を締付けるようにしている。
Aの蓋の上面に球面接合された受部22A上に、ジャッ
キ載置用プレ−ト30を固定し、このジャッキ載置用プ
レ−ト30にネジ棒16を抜差自在に貫通している。こ
のネジ棒16には固定用ナット25が螺合しており、こ
の固定用ナット25によってジャッキ載置用プレ−ト3
0を締付けるようにしている。
【0034】このジャッキ載置用プレ−ト30に対応し
て調整用プレ−ト31が設けられ、この調整用プレ−ト
31にも、前記ネジ棒16が抜差自在に貫通している。
て調整用プレ−ト31が設けられ、この調整用プレ−ト
31にも、前記ネジ棒16が抜差自在に貫通している。
【0035】この調整用プレ−ト31の上下面には調整
用ナット32,33がネジ棒16に螺合しており、これ
らの調整用ナット32,33で調整用プレ−ト31を締
付け挟んで、ネジ棒16と調整用プレ−ト31とを一体
化している。
用ナット32,33がネジ棒16に螺合しており、これ
らの調整用ナット32,33で調整用プレ−ト31を締
付け挟んで、ネジ棒16と調整用プレ−ト31とを一体
化している。
【0036】これらのジャッキ載置用プレ−ト30と調
整用プレ−ト31との間に、複数の油圧ジャッキシリン
ダ34,34…を介在させ、これらの油圧ジャッキシリ
ンダ34の伸び作用によって、ジャッキ載置用プレ−ト
30と調整用プレ−ト31とを離反し、固定用ナット2
5を螺合したままのネジ棒16に作用しているゲ−トの
重量を支えるようにしている。
整用プレ−ト31との間に、複数の油圧ジャッキシリン
ダ34,34…を介在させ、これらの油圧ジャッキシリ
ンダ34の伸び作用によって、ジャッキ載置用プレ−ト
30と調整用プレ−ト31とを離反し、固定用ナット2
5を螺合したままのネジ棒16に作用しているゲ−トの
重量を支えるようにしている。
【0037】したがって、この直線多段式ロ−ラゲ−ト
が取水中、ワイヤ−ロ−プ6Aの伸びが発見され、その
調節の必要が生じた場合、建屋12内において、ジャッ
キ載置用プレ−ト30に油圧ジャッキシリンダ34を載
置し、調整用プレ−ト31を、この油圧ジャッキシリン
ダ34の最小ストロ−ク位置に合せて調整用ナット3
2,33で位置決めする。勿論、ゲ−ト休止中にこの調
節をする場合も、本発明には含まれる。
が取水中、ワイヤ−ロ−プ6Aの伸びが発見され、その
調節の必要が生じた場合、建屋12内において、ジャッ
キ載置用プレ−ト30に油圧ジャッキシリンダ34を載
置し、調整用プレ−ト31を、この油圧ジャッキシリン
ダ34の最小ストロ−ク位置に合せて調整用ナット3
2,33で位置決めする。勿論、ゲ−ト休止中にこの調
節をする場合も、本発明には含まれる。
【0038】そこで、油圧ジャッキシリンダ34に、不
図示の油圧ポンプにより油圧を供給して必要寸法だけの
伸びを行えば、調整用プレ−ト31がジャッキ載置用プ
レ−ト30に対し離反する。そのとき、固定用ナット2
5もネジ棒16に螺合したままジャッキ載置用プレ−ト
30から離反する。
図示の油圧ポンプにより油圧を供給して必要寸法だけの
伸びを行えば、調整用プレ−ト31がジャッキ載置用プ
レ−ト30に対し離反する。そのとき、固定用ナット2
5もネジ棒16に螺合したままジャッキ載置用プレ−ト
30から離反する。
【0039】しかして、固定用ナット25をジャッキ載
置用プレ−ト30に締付けると、ワイヤ−ロ−プ6Aの
伸びが解消できる。そして、油圧ジャッキシリンダ34
を縮ませ油圧ジャッキシリンダ34を取外す。この場
合、油圧ジャッキシリンダ34の全長ストロ−ク以上の
調節が必要であれば、以上の作業を繰返した後、油圧ジ
ャッキシリンダ34を取外す。
置用プレ−ト30に締付けると、ワイヤ−ロ−プ6Aの
伸びが解消できる。そして、油圧ジャッキシリンダ34
を縮ませ油圧ジャッキシリンダ34を取外す。この場
合、油圧ジャッキシリンダ34の全長ストロ−ク以上の
調節が必要であれば、以上の作業を繰返した後、油圧ジ
ャッキシリンダ34を取外す。
【0040】次に、前記ワイヤ−ロ−プ緊急負荷検出装
置14に、次のようなワイヤ−ロ−プ伸び調節装置を付
加した場合を説明する。
置14に、次のようなワイヤ−ロ−プ伸び調節装置を付
加した場合を説明する。
【0041】この第2の実施の形態と、前記第1の実施
の形態との違いは、図2に示すように上部ケ−ス21の
蓋の上面に直接、ジャッキ載置用プレ−ト30を固定し
ている点のみで、他の調整用プレ−ト31や油圧ジャッ
キシリンダ34等の取付け構造は一致している。したが
って、使い方等の作用も同じであるので省略する。
の形態との違いは、図2に示すように上部ケ−ス21の
蓋の上面に直接、ジャッキ載置用プレ−ト30を固定し
ている点のみで、他の調整用プレ−ト31や油圧ジャッ
キシリンダ34等の取付け構造は一致している。したが
って、使い方等の作用も同じであるので省略する。
【0042】なお、図1および図2における油圧ジャッ
キシリンダ34を作動させる、不図示の油圧ジャッキポ
ンプは、高圧700kgf/cm2 、低圧20kgf/
cm2 、吐水量(cc/ストロ−ク)高圧時1.0、低
圧時5.0のものでよく、また、油圧ジャッキシリンダ
34は、ストロ−ク50mm、シリンダ径60.5m
m、最小全長171mmのものであれば2台でよい。
キシリンダ34を作動させる、不図示の油圧ジャッキポ
ンプは、高圧700kgf/cm2 、低圧20kgf/
cm2 、吐水量(cc/ストロ−ク)高圧時1.0、低
圧時5.0のものでよく、また、油圧ジャッキシリンダ
34は、ストロ−ク50mm、シリンダ径60.5m
m、最小全長171mmのものであれば2台でよい。
【0043】この油圧ジャッキポンプであれば、片手で
ポンプハンドルを数10回上下動させるだけで、ワイヤ
−ロ−プの40mmの伸びを解消できた。
ポンプハンドルを数10回上下動させるだけで、ワイヤ
−ロ−プの40mmの伸びを解消できた。
【0044】なお又、油圧ジャッキシリンダ34はジャ
ッキ載置用プレ−ト30に常時、固着しておいてもよ
く、特に、ジャッキ載置用プレ−ト30は、ワイヤ−ロ
−プゆるみ検出装置14Aやワイヤ−ロ−プ緊急負荷検
出装置14に付設することに限らず、別個の機台等に設
けたフレ−ムに固定してもよく、そのときは、固定用ナ
ット25は別個に必要となる。
ッキ載置用プレ−ト30に常時、固着しておいてもよ
く、特に、ジャッキ載置用プレ−ト30は、ワイヤ−ロ
−プゆるみ検出装置14Aやワイヤ−ロ−プ緊急負荷検
出装置14に付設することに限らず、別個の機台等に設
けたフレ−ムに固定してもよく、そのときは、固定用ナ
ット25は別個に必要となる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、多段式ゲ−トの重量が
作用しているワイヤ−ロ−プの伸び調節法であるから、
取水を中断することなく調節ができ、殊に従来、ワイヤ
−ロ−プの伸びがあってその調節を必要とするときに、
選択取水の変更をしようとしても不可能であったが、そ
の変更を可能とし、水管理に好都合となる。
作用しているワイヤ−ロ−プの伸び調節法であるから、
取水を中断することなく調節ができ、殊に従来、ワイヤ
−ロ−プの伸びがあってその調節を必要とするときに、
選択取水の変更をしようとしても不可能であったが、そ
の変更を可能とし、水管理に好都合となる。
【0046】殊に、油圧ジャッキを介在させるのみでワ
イヤ−ロ−プの伸びを調節するので、安価な装置で、か
つ、既存の水門用多段式ゲ−トにも容易に組付けること
ができ、その上、現場における調節作業が極めて容易に
できる。
イヤ−ロ−プの伸びを調節するので、安価な装置で、か
つ、既存の水門用多段式ゲ−トにも容易に組付けること
ができ、その上、現場における調節作業が極めて容易に
できる。
【0047】勿論、ワイヤ−ロ−プの伸びを調節して
も、水門の自動制御には支障を与えず、定期保守点検時
のみならず、何時でも現場の作業者により調節ができ
る。
も、水門の自動制御には支障を与えず、定期保守点検時
のみならず、何時でも現場の作業者により調節ができ
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態装置である。
【図2】本発明の第2の実施の形態装置である。
【図3】一般の概念図である。
【図4】従来例である。
【図5】図4の詳細図である。
1,2,3,4,5,1A…ゲ−ト、6,7,6A…ワ
イヤ−ロ−プ、8,9,8A…ロ−プ巻上機、15…プ
−リ、16…ネジ棒、25…固定用ナット、34…油圧
ジャッキシリンダ
イヤ−ロ−プ、8,9,8A…ロ−プ巻上機、15…プ
−リ、16…ネジ棒、25…固定用ナット、34…油圧
ジャッキシリンダ
Claims (1)
- 【請求項1】 ゲ−トの上側に設けたプ−リにワイヤ−
ロ−プを巻回し、該ワイヤ−ロ−プの一端をロ−プ巻上
機に巻上げ・下げ自在に連結すると共に、他端を、固定
用ナットを螺合したネジ棒に連結した水門用多段式ゲ−
トにおけるワイヤ−ロ−プの伸び調節法において、 前記ワイヤ−ロ−プに多段式ゲ−トの重量が作用してい
る取水中、前記固定用ナットを螺合したままのネジ棒に
おける前記重量を、油圧ジャッキで支持した後、該固定
用ナットを締付けることによってワイヤ−ロ−プの伸び
を調節することにより、当該取水中、選択取水の変更を
可能としたことを特徴とする水門用多段式ゲ−トのワイ
ヤ−ロ−プ調節法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20127395A JP2673679B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 水門用多段式ゲ−トのワイヤ−ロ−プ調節法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20127395A JP2673679B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 水門用多段式ゲ−トのワイヤ−ロ−プ調節法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0931950A JPH0931950A (ja) | 1997-02-04 |
JP2673679B2 true JP2673679B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=16438232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20127395A Expired - Lifetime JP2673679B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 水門用多段式ゲ−トのワイヤ−ロ−プ調節法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2673679B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200464602Y1 (ko) * | 2007-11-28 | 2013-01-10 | 현대중공업 주식회사 | 전자제어 대형엔진 체인 유압 조임장치 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5058048B2 (ja) * | 2008-04-02 | 2012-10-24 | 日立造船株式会社 | ワイヤロープ式水門設備におけるワイヤロープの弛み状態検出装置および弛み状態検出方法 |
JP5197520B2 (ja) * | 2009-07-27 | 2013-05-15 | 開成工業株式会社 | ワイヤ弛み検知装置 |
JP5516901B2 (ja) * | 2011-06-07 | 2014-06-11 | 豊国工業株式会社 | 水門開閉装置 |
CN104358238B (zh) * | 2014-10-14 | 2016-03-23 | 范卫刚 | 螺杆启闭机 |
CN109883597A (zh) * | 2019-03-13 | 2019-06-14 | 贵州钢绳股份有限公司 | 一种钢丝绳压套滑移试验检测方法及装置 |
CN110116961A (zh) * | 2019-05-30 | 2019-08-13 | 杭州国电机械设计研究院有限公司 | 一种用于大型重载钢丝绳连接卷扬提升设备的调节螺杆装置及其带载调节方法 |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP20127395A patent/JP2673679B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200464602Y1 (ko) * | 2007-11-28 | 2013-01-10 | 현대중공업 주식회사 | 전자제어 대형엔진 체인 유압 조임장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0931950A (ja) | 1997-02-04 |
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