JP2673302B2 - 生物付着防止塗料組成物及び生物付着防止方法 - Google Patents

生物付着防止塗料組成物及び生物付着防止方法

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JP2673302B2
JP2673302B2 JP63050232A JP5023288A JP2673302B2 JP 2673302 B2 JP2673302 B2 JP 2673302B2 JP 63050232 A JP63050232 A JP 63050232A JP 5023288 A JP5023288 A JP 5023288A JP 2673302 B2 JP2673302 B2 JP 2673302B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規な生物付着防止塗料組成物及び該塗料
組成物を水中構造物、並びに建築物等の基材に塗布して
基材表面に生物が付着するのを防止する新規な方法に関
する。
従来の技術及びその課題 海、河川、湖沼等の水中には、例えばフジツボ、ホ
ヤ、セルプラ、ムラサキイガイ、カラスガイ、フサコケ
ムシ、アオノリ、アオサ等の水中生物が多数棲息してい
る。このような水中に、例えば、船舶、港湾施設、ブ
イ、パイプライン、橋梁、海底基地、養殖網、定置網等
の水中構造物を設置又は就航すると、その飛沫部から没
水部表面に水中生物が付着生育して種々の被害が発生す
る。例えば、船体に水中生物が付着すると水との摩擦抵
抗が増大し航行速度の低下を生じ、一定の速度を維持す
るためには燃料消費量が増加し経済的に好ましくない。
また、港湾施設等の水中又は水面に固定しておく構造物
に水中生物が付着するとこれらが有する個々の機能を十
分に発揮することが困難となり、しかも基材を腐食する
こともある。さらに、養殖網、定置網に水中生物が不着
すると網目が閉塞し魚介類を致死させることがある。
従来、このような水中構造物に水中生物が付着生育す
ることを防止するために、塩化ビニル樹脂、ロジン等の
ビヒクル成分に可塑剤及び防汚剤を配合した防汚塗料;
有機錫含有不飽和単量体の単独重合体又は共重合体をビ
ヒクル成分とする防汚塗料(例えば特公昭40−21426号
公報、特公昭44−9579号公報、特公昭51−12049号公報
等参照)を塗装することがされていた。しかしながら、
これらの塗料は、水中生物の付着はほぼ防止できるが、
毒性の強い防汚剤や有機錫含有不飽和単量体の成分を用
いているために、該塗料に製造、塗装時においての環境
安全衛生上人体に対して好ましくなく、しかも水中にお
いて塗膜から毒性防汚剤が徐々に溶出されているので水
域を汚染し、魚介類に対しても悪影響を及ぼし社会的に
も問題となってきた。
これらの状況から無毒性乃至低毒性の防汚塗料とし
て、例えば防汚剤として窒化リン化合物を添加した塗料
組成物(特開昭62−131076号公報参照)やペンタクロル
フェニルアクリレートの重合体(特公昭44−9299号公報
参照)をビヒクル成分とする塗料組成物等が提案されて
いる。しかしながら、前者のものは防汚性が不充分であ
る。また、後者のものはペンタクロルフェニルアクリレ
ートとして、アクリル酸クロライドとペンタクロルフェ
ノール又はそのNa塩を反応させて得るものを使用するも
のであるが、このアクリル酸クロライドとペンタクロル
フェノールとの反応においては反応系中に塩酸を発生す
るため危険性が高く、更に合成設備も塩酸に耐久性を有
するものでなければならず、そのために該反応物のコス
トが非常に高くなること及びアクリル酸クロライドとペ
ンタクロルフェノールのNa塩との反応においても上記と
同様に該反応物のコストが非常に高くなること等の問題
が残されており実用的でない。また、重合体のポリマー
主鎖と側鎖であるフェニル基とが近接しているのでフェ
ニル基による立体障害により水分によって加水分解し難
く、防汚性に充分な効果を発揮することができないとい
う欠点がある。
また、カビ等の微生物は建築物の内、外壁等の諸施設
に付着して繁殖し、種々の分泌物を生産するので、美感
上はもちろん環境衛生上にも問題がある。また、該微生
物が付着、繁殖すると、外観の汚染、塗膜の劣化、剥離
等を生じ、塗膜本来の機能を失う。このようなカビ等の
微生物の付着を防止するため、ハロアリルスルホン系、
有機スズ系、ジチオカーバメート系等の防かび剤を塗料
に配合した防かび塗料を使用することが提案されてい
る。しかも、このものは毒性が低いと防かび効果が低
く、防かび効果を高くすると毒性も高くなって環境衛生
的に問題があり、両者を満足させるものではなく、しか
も持続性が悪いという問題点がある。又防かび剤として
前記ペンタクロルフェニルアクリレートの重合体をビヒ
クル成分として用いようとすると前記したと同様の問題
があるので防かび性に優れた塗料を得ることができな
い。
課題を解決するための手段 本発明者等は、かかる従来の課題を解決し、上記した
水中生物及び微生物等の生物の付着を防止する性質、即
ち防汚性及び防カビ性等に優れ、且つ環境衛生的に問題
のない生物付着防止塗料組成物の開発を行なうことを目
的として、鋭意研究を行なった結果、特定の新規重合体
をビヒクル成分として用いることにより、目的が達成で
きることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、 (A)エポキシ基含有不飽和単量体と、 (B)フェノール化合物と1分子中に1個の無水カルボ
ン酸基を有する化合物との付加反応生成物とを反応させ
て得られたフェノール変性不飽和単量体の単独重合体又
はこれとラジカル重合性不飽和単量体との共重合体であ
るビヒクル成分、及び 有機溶剤を含有することを特徴とする生物付着防止塗
料組成物、並びに 当該組成物を基材に塗布することを特徴とする生物付
着防止方法に係る。
本発明で用いる重合体の原料の内、(A)成分のエポ
キシ基含有不飽和単量体は、もう一方の原料である
(B)成分中のカルボン酸にエステル結合により結合す
るものである。(A)成分のエポキシ基含有不飽和単量
体の好適な具体例としては、例えばグリシジル(メタ)
アクリレート、β−メチルグリシジル(メタ)アクリレ
ート、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル(メタ)ア
クリレート、アリルグリシジルエーテル、p−ビニルフ
ェニルグリシジルエーテル等が挙げられる。
本発明で用いる重合体の原料の内、(B)成分の付加
反応生成物は、フェノール化合物と無水カルボン酸化合
物とを付加反応させることによって得られる1分子中に
1個のカルボキシル基を有する化合物である。
フェノール化合物としては、芳香環の水素原子を水酸
基で置換したフェノール性の水酸基を1分子中に少なく
とも1個有するものであり、具体的には、例えば一般式 〔式中、R1、R2、R3、R4及びR5は、各々水素原子、ハロ
ゲン原子、水酸基、アルキル基、アルコキシ基、ニトロ
基又はシアノ基を示す。〕 で表わされる1価又は多価フェノール化合物、及び一般
〔式中、芳香環の水素原子は、未置換であっても、ハロ
ゲン原子、水酸基、アルキル基、アルコキシ基、ニトロ
基又はシアノ基で置換されていても良い。R6は、アルキ
レン基、−O−、−CH2O−、CH2OCH2−又は−SO2−を示
す。〕 で表わされる多価フェノール化合物が挙げられる。
上記一般式〔I〕及び〔II〕において、「ハロゲン原
子」はフッ素、塩素、臭素原子等であり、又「アルキル
基」としては1〜8個の炭素数を有するものが好適であ
る。「アルコキシ基」としては、好ましくは1〜8個の
炭素数を有するものであり、例えばメトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、ブトキシ、ペントキシ、オクチルオキ
シ等が挙げられる。「アルキレン基」としては、 CnH2nで示され、nは1〜5の整数が好ましく、
例えば −CH2−、 等が挙げられる。
一般式〔I〕及び〔II〕の化合物の好ましい具体例と
しては、まず一般式〔I〕で表わされるものとしては、
例えばフェノール(石炭酸)、o−クレゾール、m−ク
レゾール、p−クレゾール、2,3−キシレノール、2,4−
キシレノール、2,5−キシレノール、2,6−キシレノー
ル、3,4−キシレノール、3,5−キシレノール、o−エチ
ルフェノール、m−エチルフェノール、p−エチルフェ
ノール、p−tert−アミルフェノール、p−tert−ブチ
ルフェノール、p−フェニルフェノール、p−シクロヘ
キシルフェノール、m−メトキシフェノール等の如きフ
ェノール類及びこれらの誘導体;o−クロルフェノール、
p−クロルフェノール、2,4,6−トリクロルフェノー
ル、ペンタクロルフェノール、2,4,6−トリブロムフェ
ノール等の如きハロゲン原子で置換されたフェノール
類;o−ニトロフェノール、p−ニトロフェノール、2,4
−ジニトロフェノール、2,4,6−トリニトロフェノール
等の如くニトロ基で置換されたフェノール類;p−シアノ
フェノール等の如きシアノ基で置換されたフェノール類
等の1価フェノール化合物及びカテコール、レゾルシ
ン、ヒドロキノン、ピロガロール、ヒドロキシヒドロキ
ノン、クロログリシン等が挙げられ、又一般式(II)で
表わされるものとしては、例えば2,2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン〔ビスフェノールA〕、2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン〔ビスフェノ
ールB〕、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタ
ン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン〔ビスフェ
ノールF〕、4−ヒドロキシフェニルエーテル、p−
(4−ヒドロキシ)フェノール、 等が挙げられる。これらの中でも、無水カルボン酸基を
有する化合物との反応が容易で且つ増粘、ゲル化するこ
となく(B)成分の付加反応生成物の製造を行なえるこ
とから1価フェノール化合物を用いることが好適であ
る。上記したフェノール化合物は、1種又は2種以上組
合わせて用いることができる。
上記フェノール化合物と反応させる無水カルボン酸化
合物は、1分子中に1個の無水カルボン酸基を有する化
合物であれば特に制限されずに使用できる。その好まし
い具体例としては、例えば一般式 〔式中、R7は水素原子又は炭素数1〜18(好ましくは炭
素数1〜12)のアルキル基を示す。〕で表わされる飽和
脂肪族無水カルボン酸類、例えば 〔式中、R8は水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基を
示す。〕 で表わされる不飽和脂肪族無水カルボン酸類、例えば 等;一般式 〔式中、R9は水素原子又は炭素数1〜8(好ましくは炭
素数1〜4)のアルキル基を示す。〕 で表わされるシクロヘキサン無水カルボン酸類、例えば 〔式中、R9は上記と同じ。〕 及び一般式 〔式中、R10は−CH2−、−CH2−CH2環の水素原子は未置換であってもハロゲン原子(例えば
フッ素、塩素、臭素等)、炭素数1〜8のアルキル基等
で置換されていても良い。〕 で表わされるシクロヘキセン無水カルボン酸類、例えば 等;一般式 〔式中、芳香環の水素原子は未置換であっても、ハロゲ
ン原子(例えばフッ素、塩素、臭素等)、炭素数1〜10
のアルキル基、フェニル基等で置換されても良い。〕 で表わされる芳香族無水カルボン酸類、例えば 等及び一般式 〔式中、R9は前記と同じ。〕 で表わされるビシクロ飽和脂肪族無水カルボン酸類、例
えば 等が挙げられる。
上記フェノール化合物と1分子中に1個の無水カルボ
ン酸基を有する化合物との付加反応生成物は、1価及び
/又は多価フェノール化合物及び1分子中に1個の無水
カルボン酸基を有する化合物の混合物を、必要に応じて
不活性有機溶剤に溶解又は分散し、触媒の存在下又は不
存在下で反応温度100〜300℃、好ましくは150〜200℃で
樹脂酸価を測定しながら、通常該樹脂酸価が理論上の樹
脂酸価の約1/2になるまで反応を続けることによって製
造を行なうことができる。
上記不活性有機溶剤としては、例えば芳香族炭化水素
系、セロソルブ系、グライム系、ジグライム系、石油系
等の有機溶剤が挙げられる。
又触媒としては、例えばピコリン、トリエチルアミ
ン、トリブチルアミン、ピリジン、トリ−2−エチルヘ
キシルアミン等が挙げられる。
フェノール化合物と1分子中に1個の無水カルボン酸
基を有する化合物とは、前者1モルに対して後者を約0.
9〜1.1モルの範囲で使用できる。後者の使用割合が約0.
9モル未満になると、最終的に得られる重合体に化学結
合していない遊離のフェノール化合物成分が多くなって
防汚性及び防かび性に優れた塗膜を形成し難くなり、他
方使用割合が約1.1モルより多くなると、形成塗膜の親
水性が大きくなって長期間にわたって防汚性及び防かび
性に優れた効果を発揮し難くなる。
本発明における、前記(A)成分と(B)成分とを反
応させて得られたフェノール変性不飽和単量体は、1分
子中に約1個のラジカル重合可能な不飽和結合と加水分
解によりフェノール化合物を生成する基を有する不飽和
単量体である。
(A)成分のエポキシ基含有不飽和単量体と(B)成
分の付加反応生成物との反応は、(A)成分及び(B)
成分の混合物を、重合禁止剤(例えばハイドロキノン、
パラベンゾキノン、ハイドノキノンモノメチルエーテル
等)の存在下で、反応温度80〜150℃程度好ましくは100
〜130℃で樹脂酸価を調整しながら樹脂酸価が通常1以
下になるまで反応を続けることによって製造を行なうこ
とができる。又上記反応において、(A)成分としてエ
ポキシ基含有不飽和単量体を用いているため該エポキシ
基が(B)成分のカルボキシル基と比較的低温で容易に
反応するので純度の高いフェノール変性不飽和単量体が
得られることから好適である。この該エポキシ基含有不
飽和単量体と(B)成分との反応において、例えばトリ
ブチルアミン、ピリジン等のアミン系、テトラエチルア
ンモニウムブロマイド等の第4級アンモニウム塩等の触
媒を使用することができる。
本発明で用いる重合体は、(A)成分のエポキシ基含
有不飽和単量体と(B)成分の反応生成物とを反応させ
て得られたフェノール変性不飽和単量体を単独重合反応
させて得られる単独重合体又は該フェノール変性不飽和
単量体とラジカル重合性不飽和単量体とを共重合反応さ
せて得られる共重合体である。これらの重合体は、重合
体中に上記フェノール化合物に由来する加水分解性フェ
ノールエステル基を有するものである。
ラジカル重合性不飽和単量体としては、望まれる性能
に応じて広範に選択することができる。斯かる不飽和単
量体の代表例を示せば次の通りである。
(I)アクリル酸又はメタクリル酸のエステル:例え
ば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリ
ル酸ラウリル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸イソプロピ
ル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ヘキシル、メタ
クリル酸オクチル、メタクリル酸ラウリル等のアクリル
酸又はメタクリル酸の炭素数1〜18のアルキルエステ
ル;アクリル酸メトキシブチル、メタクリル酸メトキシ
ブチル、アクリル酸メトキシエチル、メタクリル酸メト
キシエチル、アクリル酸エトキシブチル、メタクリル酸
エトキシブチル等のアクリル酸又はメタクリル酸の炭素
数2〜18のアルコキシアルキルエステル;アリルアクリ
レート、アリルメタクリレート等のアクリル酸はメタク
リル酸の炭素数2〜8のアルケニルエステル:ヒドロキ
シエチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレー
ト、ヒドロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシプロ
ピルメタクリレート等のアクリル酸又はメタクリル酸の
炭素数2〜8のヒドロキシアルキルエステル;アリルオ
キシエチルアクリレート、アリルオキシメタクリレート
等のアクリル酸又はメタクリル酸の炭素数3〜18のアル
ケニルオキシアルキルエステル等。
(II)酸基含有化合物:例えばアクリル酸、メタクリル
酸、(無水)マレイン酸、イタコン酸、シトラコン酸
等。
(III)ビニル芳香族化合物:例えば、スチレン、α−
メチルスチレン、ビニルトルエン、p−クロルスチレン
等。
(IV)ポリオレフィン系化合物:例えば、ブタジエン、
イソプレン、クロロプレン等。
(V)その他:アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、メチルイソプロペニルケトン、酢酸ビニル、ベオバ
モノマー(シェル化学製品)、ビニルプロピオネート、
ビニルピバレートなど。
上記重合反応は、従来公知の方法で行うことができ、
例えば上記フェノール変性不飽和単量体又はこれとその
他のラジカル重合性不飽和単量体との混合物及び重合開
始剤を加熱溶剤(例えば通常70〜150℃程度、好ましく
は90〜130℃)に滴下して重合させることによって行な
うことができる。上記溶剤は、不飽和単量体及びこれら
から生成される重合体を溶解又は分散する不活性なもの
であれば特に制限なしに使用できる。これらの溶剤とし
ては、例えば芳香族系、アルコール系、エステル系、エ
ーテル系、ケトン系等の有機溶剤が挙げられる。また、
重合開始剤としては、例えばアゾ系化合物、パーカーボ
ネート系化合物、パーオキサイド系化合物、ジアゾ化合
物、ニトロソ化合物、レドックス系及び電離性放射線等
のラジカル重合に使用できる開始剤が使用できる。
本発明で用いる重合体においては、該重合体1kg中に
フェノールエステル基を0.01〜10モル程度、好ましくは
0.1〜5モルの範囲で含有させることができる。フェノ
ールエステル基の含有量が0.01モルより少ないと防汚性
及び防かび性に優れた性質を発揮する塗膜が形成され
ず、他方、フェノールエステル基の含有量を10モルより
多くすると塗膜の摩耗速度が速くなって長期間にわたっ
て防汚性及び防かび性を保持することが困難となり好ま
しくない。
本発明で用いる重合体の分子量は、特に制限されず要
求される性能に応じて適宜選択することが可能である
が、通常5000〜100000程度好ましくは10000〜50000の重
量平均分子量の範囲を有することができる。該分子量が
5000より小さいと長期間にわたって防汚性及び防かび性
を保持することができず、他方分子量が100000より大き
いと塗膜の加水分解性が悪くなって優れた防汚性及び防
かび性を発揮することができず好ましくない。
かくして得られる単独重合体又は共重合体を、本発明
生物付着防止塗料組成物のビヒクル成分として使用す
る。
即ち、上記重合体をビヒクル成分として含有し、更に
該重合体を溶解又は分散する有機溶剤を含有する本発明
生物付着防止塗料組成物は、それ自体防汚性及び防かび
性に優れた性質を発揮する塗膜を形成することができ
る。而して、本発明塗料組成物においては、要求される
性能に応じて適宜防汚剤及び防かび剤等の添加剤を配合
することができる。防汚剤の具体例としては、例えば亜
酸化銅、ロダン銅、チオシアン銅、銅粉末等の銅系;ト
リフェニル錫フルオライド、トリフェニル錫クロライ
ド、トリブチル錫オキサイド等の有機錫系;エチレンビ
ス(ジチオカルバミン酸)亜鉛、エチレンビス)ジチオ
カルバミン酸)マンガン、テトラメチルチウラムジサル
ファイド等の含チッ素系等のものが挙げられる。また、
防かび剤の具体例としては、例えばハロアリルスルホン
系、ヨードプロパルギン系、ベンゾチアゾール系、ジチ
オカーバメート系、トリアジン系、チアジアジン系、イ
ソチアゾリン系、有機スズ系、第4級アンモニウム塩
系、ブロム化インダン系、ニトリル系、N−ハロアルキ
ルチオ系等が挙げられる。これらの防汚剤又は防かび剤
の配合割合は、要求される性能に応じて適宜選択され、
又これらの種類によっても異なるものであるが、従来の
防汚塗料組成物又は防かび塗料組成物で使用する場合よ
りも通常少ない範囲で配合される。該防汚剤の配合割合
としては、塗料組成物の固形分換算で、例えば亜酸化銅
では約50重量%以下程度、好ましくは約5〜35重量%の
範囲で配合するのが適当である。また、防かび剤の配合
割合としては、塗料組成物の固形分換算で約2重量%以
下程度で充分である。
本発明塗料組成物には、必要に応じて従来公知の着色
顔料、体質顔料、顔料分散剤、塗面調整剤、可塑剤、樹
脂等が使用できる。
本発明方法は、上記塗料組成物を生物付着防止を必要
とする建築物、水中構造物等の基材に塗布することによ
り、実施される。即ち、該塗料組成物は、例えば住宅関
連の諸施設やバイオクリーンな環境が要求される病院、
醸造工場、食品工場(例えば製パン工場)、医薬品製造
工業、電子機器製造工場等の内装用として、微生物汚染
から環境を守るのに有効であり、また水中構造物(例え
ば、船舶、港湾施設、ブイ、パイプライン、橋梁、海底
基地、養殖網、定置網等)に塗装して、水中生物の付着
生育の防止を行なうことができる。該組成物を水中構造
物に塗装することにより、長期間にわたってすぐれた防
汚性を有し、かつ人体に対し極めて安全性の高い被覆物
を提供することができる。また、該組成物を水中構造物
に適用する場合、一般には塩化ゴム系下塗り防食塗料を
塗装し、次いで該組成物を塗装するのが好ましい。
該塗料組成物を塗布する場合、該組成物は、例えば刷
毛塗り、吹付け塗り、ローラー塗り、浸漬等の手段で基
材表面に塗布することができる。塗布量は、特に制限は
ないが、一般には5〜400g/m2の範囲である。塗膜の乾
燥は、室温で行なうことができるが、必要に応じて約20
0℃までの温度で加熱乾燥を行なってもよい。
発明の効果 本発明において、重合体成分で使用するフェノール変
性不飽和単量体は、フェノール化合物と無水カルボン酸
化合物との付加反応生成物を用いて不飽和単量体にフェ
ノールエステル基を導入したものであり、フェノール化
合物と無水カルボン酸化合物との反応は反応性に優れ、
又前記従来のフェノールとアクリル酸クロライドとの反
応と比べて危険性も少なくコストも安価なものであり、
しかもフェノール成分が無水カルボン酸を介して不飽和
基に導入されているため、該不飽和基とフェノール成分
との距離が長く、該不飽和基に及ぼすフェノール成分の
立体障害の影響が少なくなって該不飽和基のラジカル重
合反応が容易に行なわれるため重合率の高い重合体を得
ることができる。
また、上記フェノール変性不飽和単量体の重合体をビ
ヒクル成分とする塗料組成物から形成される塗膜は従来
のものと比較して、フェノールエステル基がポリマー主
鎖から比較的距離の長いところに存在するので、フェノ
ール成分による立体障害の影響を受け難く、例えば雨水
や空気中の水分等のわずかの水分によっても容易に加水
分解する、その結果としてフェノール成分が塗膜表面か
ら容易に放出されて、防汚性及び防かび性に優れた効果
を発揮することができる。又塗膜表面からフェノール成
分が放出した残基はカルボキシル基を生成する。該カル
ボキシル基は、ポリマー主鎖から比較的距離の長いとこ
ろに存在するので、疎水性を有するポリマー主鎖の影響
を受けずに海水等の塩基性物質によって容易にカルボン
酸塩を生成して親水性に優れた表面を有する塗膜が形成
される。更に該塗膜は海水又は水によって水中に水分散
又は水溶化されて、塗膜表面が摩耗して生物の付着を防
止することができるもので、長期にわたって生物付着防
止に効果を発揮できる。
実 施 例 次に、実施例を掲げて本発明をさらに具体的に説明す
る。実施例中、「部」及び「%」はいずれも重量基準で
ある。
製造例1 フェノール 94部 無水コハク酸 100部 トリブチルアミン 1部 上記各成分を混合し、樹脂酸価と理論上の樹脂酸価の
比が0.5になるまで、200℃で6時間反応を行なって、常
温固体状、固形分100%の反応生成物を得た。次に、こ
のものに グリシジルメタクリレート 142 部 ハイドロキノン 0.2部 を混合し、酸価が1以下になるまで、130℃で2時間反
応を行ない、さらにブタノール337部を加えて希釈し、
固形分50%、粘度(ガードナー粘度、25℃、以下同様)
Bのフェノール変性不飽和単量体を得た。
次に、100℃に加熱したキシレン337部中に、 上記変性不飽和単量体 674部 n−ブチルメタクリレート 337部 アゾイソブチロニトリル 13部 からなる混合物を3時間かけて滴下し、100℃で更に2
時間反応を行なって、固形分50%、粘度P、重量平均分
子量30000の共重合体溶液Iを得た。
製造例2 P−クロロフェノール 129部 無水コハク酸 148部 トリブチルアミン 1部 上記各成分を混合し、樹脂酸価と理論上の樹脂酸価の
比が0.5になるまで、250℃で3時間反応を行なって、常
温固体状、固形分100%の反応生成物を得た。次に、こ
のものに、 グリシジルアクリレート 128 部 パラベンゾキノン 0.2部 を混合し、酸価が1以下になるまで、130℃で2時間反
応を行ない、さらに エチルセロソルブ 406部 を加えて希釈し、固形分50%、粘度Gのフェノール変性
不飽和単量体を得た。
次に、110℃に加熱したブチルアセテート400部中に 上記変性不飽和単量体 812部 メチルメタクリレート 200部 スチレン 200部 ベンゾイルパーオキサイド 8部 からなる混合物を3時間かけて滴下し、110℃で更に2
時間反応を行なって、固形分50%、粘度U、重量平均分
子量40000の共重合体溶液IIを得た。
製造例3 ビスフェノールA 228部 テトラヒドロ無水フタル酸 152部 ビリジン 10部 キシレン 370部 上記各成分を混合し、樹脂酸価と理論上の樹脂酸価の
比が0.5になるまで、140℃で18時間反応を行なって、固
形分50%の反応生成物を得た。次に、このものに、 3,4−エポキシシクロヘキシルメタクリレート 195 部 キシレン 195 部 ハイドロキノン 0.5部 を混合し、酸価が1以下になるまで、100℃で6時間反
応を行ない、固形分50%、粘度Hのフェノール変性不飽
和単量体を得た。
次に、120℃に加熱したキシレン2300部中に、 上記変性不飽和単量体 1150部 2−エチルヘキシルアクリレート 1150部 スチレン 1150部 アゾイソブチロニトリル 144部 からなる混合物を3時間かけて滴下し、120℃で更に2
時間反応を行ない、固形分50%、粘度T、重量平均分子
量15000の共重合体溶液IIIを得た。
製造例4 P−クレゾール 108部 無水コハク酸 100部 トリブチルアミン 1部 上記各成分を混合し、樹脂酸価と理論上の樹脂酸価の
比が0.5になるまで、200℃で6時間反応を行なって、固
形分100%の反応生成物を得た。次に、このものに、 グリシジルメタクリレート 142 部 ハイドロキノンモノメチルエーテル 0.2部 を混合し、酸価が1以下になるまで、120℃で3時間反
応を行ない、さらに 酢酸ブチル 350部 を加えて希釈し、固形分50%、粘度ABのフェノール変性
不飽和単量体を得た。
次に、100℃に加熱した酢酸ブチル450部中に、 上記変性不飽和単量体 100部 アクリル酸 25部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート 100部 メチルメタアクリレート 325部 アゾイソブチロニトリル 10部 からなる混合物を3時間かけて滴下し、100℃で更に2
時間反応を行なって、固形分50%、粘度R、重量平均分
子量25000の共重合体溶液IVを得た。
実施例1 製造例1の共重合体溶液(I)56.0部(固形分50
%)、タルク5.0部、ベンガラ3.0部、「エロジル#20
0」(シリカ、西独デグサ社製)0.5部、亜酸化銅10.0部
およびエチレングリコールモノエチルエーテル25.5部を
ペイントコンディショナーで混合分散して防汚塗料組成
物を得た。
実施例2〜7 第1表に示す配合割合で実施例1と同様にして実施例
2〜7の防汚塗料組成物を調製した。
比較例1〜4 下記の配合で防汚塗料組成物を実施例1と同様にして
調製した。
比較例1 塩化ビニル樹脂 10.0部 ロジン 10.0部 トリクレジルホスフェート 4.0部 トリフェニル錫フルオライド 10.0部 タルク 5.0部 弁柄 5.0部 キシレン 28.0部 メチルイソブチルケトン 28.0部 計 100.0部 比較例2 合成ゴム樹脂 3.0部 ロジン 10.0部 トリクレジルホスフェート 3.0部 亜酸化銅 50.0部 タルク 5.0部 バリタ 3.0部 弁柄 4.0部 キシレン 22.0部 計 100.0部 比較例3 塩化ビニル樹脂 5.5部 ロジン 5.5部 トリクレジルホスフェート 2.0部 亜酸化銅 30.0部 トリフェニル錫ハイドロオキサイド 10.0部 硫酸バリウム 4.0部 タルク 11.0部 ベンガラ 10.0部 キシレン 11.0部 メチルイソブチルケトン 11.0部 計 100.0部 比較例4 トリブチル錫メタクリレート共重合体溶液(50%固形
分) 56.0部 タルク 5.0部 ベンガラ 3.0部 エロジン#200 0.5部 亜酸化銅 10.0部 キシレン 25.5部 計 100.0部 次に実施例1〜7及び比較例1〜4の各塗料組成物の
塗膜防汚性能試験を行なった。
防汚性能試験方法 被検塗料を、大きさ100×300×2mmのサンドブラスト
処理鋼板にジンクエポキシ系ショッププライマー(乾燥
膜厚15μ)及びエポキシ系防錆塗料(同200μ)を予め
塗装した被塗板に乾燥膜厚が50μになるように塗装して
試験塗板として7日間乾燥させて供試した。第2表にこ
れら試験板を三重県鳥羽湾に18ヶ月浸漬して防汚性(数
字は付着生物の付着面積を%で示す)を評価した結果を
示した。
本試験結果より明らかなように本発明による防汚塗料
は、良好な防汚性能を示した。
実施例8 製造例1の共重合体溶液I1.4部、キシレン2.4部、ブ
チルアセテート3.4部、酸化チタン(帝国化学(株)
製、「チタン白JR602」)23.2部、N−(トリクロロメ
チルチオ)フタルイミド1部をタンクに仕込み、撹拌機
で前練したあと、サンドミルでツブが30μ以下になるよ
うに分散して得た分散ベースを、共重合体溶液I50.5
部、セルソロブ3.7部、キシレン5.5部を仕込んだタンク
に撹拌しながら均一に混合し防カビ用塗料組成物を得
た。
実施例9〜12 下記第3表の配合で防カビ用塗料組成物を調製した。
比較例5〜9 製造例の共重合体溶液に代えて、「アクリデックA18
0」(大日本インキ化学社製、アクリル系樹脂、固形分4
5%)を、固形分が同じになるようおきかえた以外は実
施例8〜12と同様にして配合及び製造を行なった。尚、
実施例8と比較例5、実施例9と比較例6、実施例10と
比較例7、実施例11と比較例8、実施例12と比較例9と
が対応する様に配合した。
次に、実施例8〜12及び比較例5〜9の各塗料の防カ
ビ性能の試験結果を行なった。
防カビ性能試験方法 各被検塗料を用い、JIS Z 2911に準拠してカビ抵
抗性試験を行なった。なお、被検カビとして次の3種を
用いた。
(イ) Aspergillus niger,Penicillium citrinum及び
Cladosporium cladosporioidesの3種混合菌による暴
露。
(ロ) Alternaria sp.1種による暴露。
(ハ) Fusarium sp.1種による暴露。
評価基準は、次の通りである。
−:試料面にカビの生育が全く認められない。
+:試料面の1/3以下にカビの生育が認められる。
:試料面の1/3〜2/3にカビの生育が認められる。
:試料面の2/3以上にカビの生育が認められる。
結果を第4表に示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩井 弘 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関西ペイント株式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−22723(JP,A) 特開 昭57−131265(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)エポキシ基含有不飽和単量体と、 (B)フェノール化合物と1分子中に1個の無水カルボ
    ン酸基を有する化合物との付加反応生成物 とを反応させて得られたフェノール変性不飽和単量体の
    単独重合体又はこれとラジカル重合性不飽和単量体との
    共重合体であるビヒクル成分、及び 有機溶剤を含有することを特徴とする生物付着防止塗料
    組成物。
  2. 【請求項2】更に、防汚剤又は防かび剤を添加してなる
    請求項1記載の塗料組成物。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の塗料組成物を、基材
    に塗布することを特徴とする生物付着防止方法。
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