JP2673193B2 - シリコーン被覆布用表面コート材組成物 - Google Patents

シリコーン被覆布用表面コート材組成物

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JP2673193B2 JP62085458A JP8545887A JP2673193B2 JP 2673193 B2 JP2673193 B2 JP 2673193B2 JP 62085458 A JP62085458 A JP 62085458A JP 8545887 A JP8545887 A JP 8545887A JP 2673193 B2 JP2673193 B2 JP 2673193B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、シリコーン被覆布用表面コート材組成物に
関するものである。 [従来の技術] シリコーン被覆布は電気絶縁材料、ダイヤフラム、防
水布、スパッタ防止布、ベルト、防火カーテンなどとし
て使用されているが、最近は競技場、体育館、屋外レス
トラン等の屋根材として使用され始めた。かかる屋根材
等の建築物の外装材料として使用する場合には、シリコ
ーン被覆布が大気中のほこりを吸着し汚れるという欠点
があった。そのためシリコーン被覆布の表面を各種シリ
コーンレジンで被覆し、その表面を防汚性にする方法が
提案されている。例えば、シリコーン被覆布の表面を湿
分硬化型シリコーンレジン組成物で被覆する方法(特開
昭60−39485号公報または特開昭57−5985号公報参
照)、白金系触媒含有付加反応硬化型シリコーンレジン
組成物で被覆する方法(特開昭59−29157号公報または
特開昭60−51754号公報参照)が提案されている。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、湿分硬化型のシリコーンレジン組成物
は硬化速度が遅いためシリコーン被覆布の工業的生産工
程においてシリコーン被覆布同士のブロッキングを起こ
したり、コーティング後の乾燥に長時間を要するという
欠点があった。また、白金系触媒含有付加反応硬化型シ
リコーンレジン組成物は硬化速度を促進することが容易
であり、保存安定性にすぐれるという利点を有するが、
シリコーン被覆布の下地コート材であるシリコーンゴム
に対する接着力が十分でなく、シリコーン被覆布同士の
接合を行なった場合に下地コート材との界面で剥離し易
いという欠点があった。 本発明は、上記した従来技術の欠点を解消したもので
あり、これをシリコーン被覆布に被覆し加熱硬化させる
とシリコーン被覆布との接着性にすぐれ、かつ、柔軟性
があり、耐屈曲性、防汚性にすぐれた表面コート材とな
り、良好なシリコーン被覆布を与え得るシリコーン被覆
布用表面コート材組成物を提供することを目的とする。 [問題点を解決するための手段とその作用] 上記した目的は、 (A)1分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合アル
ケニル基を有する25℃における粘度が200〜100,000セン
チポイズの直鎖状もしくは分枝鎖状オルガノポリシロキ
サン、 (B)一般式 [▲R1 3▼SiO1/2]a[▲R2 2▼R3SiO1/2]b[SiO4/
2]c (式中、R1、R2はアルキル基、アラルキル基、ハロ置換
アルキル基、アリール基およびアルコキシ基からなる群
から選択される同種もしくは異種の一価有機基、R3はア
ルケニル基、a+b/cは1.0〜4.0の数、b/a+cは0.25〜
4.0の数である(ただし、bは0ではない)。)で表わ
されるオルガノポリシロキサン(A)成分の重量に対し
て0.2〜0.7倍となる量、 (C)1分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素
原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン 本成分中のケイ素原子結合水素原子と(A)成分および
(B)成分中の全アルケニル基のモル比が1.0〜3.0の範
囲内になるような量 および (D)白金系触媒 触媒量 から成るシリコーン被覆布用表面コート材組成物により
達成される。 これを説明するに、(A)成分は1分子中に少なくと
も2個の低級アルケニル基を有するオルガノポリシロキ
サンである。かかるアルケニル基としてはビニル基、ア
リル基が例示される。オルガノポリシロキサンの他の有
機基としてはメチル基、エチル基、プロピル基などのア
ルキル基;フェニル基、トリル基などのアリール基が例
示される。このオルガノポリシロキサンの分子構造は直
鎖状の構造でも枝分かれを持つ構造でもよく、また、こ
れらの混合物でもよいが、直鎖状の構造を有するものが
好ましい。また粘度は25℃における粘度が200〜100,000
センチポイズの範囲内にあることが必要である。これは
粘度が低すぎると硬化皮膜がもろくなってシリコーン被
覆布を屈曲した際にクラックが生じ易くなるからであ
り、粘度が高すぎるとコーティング作業性が悪くなった
り、防汚性が低下するからである。本成分の具体例とし
ては、両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポ
リシロキサン、両末端ジメチルアリルシロキシ基封鎖ジ
メチルポリシロキサン、両末端フェニルメチルビニルシ
ロキシ基封鎖ジフェニルシロキサン・ジメチルシロキサ
ン共重合体、両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖メチ
ルビニルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、両
末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルビニルシロキサン
・ジメチルシロキサン共重合体、両末端ジメチルビニル
シロキシ基封鎖メチル(3,3,3−トリフルオロプロピ
ル)ポリシロキサンが例示される。 (B)成分は本発明の特徴をなす成分である。 これは(D)成分の触媒作用により(C)成分と付加
反応し硬化してシリコーン被覆布との接着性に優れたシ
リコーンレジン皮膜を形成するという作用効果を示す。
かかる(B))成分は、一般式 で表わされるオルガノポリシロキサンであることを必須
とする。ここでR1、R2はアルキル基、アラルキル基、ハ
ロ置換アルキル基、アリール基およびアルコキシ基から
なる群から選択される同種もしくは異種の一価有機基で
あり、これにはメチル基、エチル基、プロピル基などの
アルキル基;2−フェニルエチル基、2−フェニルプロピ
ル基などのアラルキル基;クロロメチル基、3,3,3−ト
リフルオロプロピル基などのハロ置換アルキル基;フェ
ニル基、トリル基などのアリール基;メトキシ基、エト
キシ基、メトキシエトキシ基などのアルコキシ基が例示
される。R3はアルケニル基であり、これにはビニル基、
アリル基が例示される。▲R1 3▼SiO1/2単位、▲R2 2
R3SiO1/2単位、SiO4/2単位の比はa+b/cが1.0〜4.0
で、かつ、b/a+cが0.25〜4.0の範囲から選択される
(ただし,bは0ではない)。これはa+b/cが小さい程
またb/a+cが大きい程硬化皮膜が硬くなり、防汚性は
良好となるが、屈曲性は悪くなる。またb/a+cが小さ
いと下地コート材との接着性が低下するからである。な
お、(B)成分は少量のアルコキシ基および/または水
酸基を含有するものであってもよい。かかる(B)成分
は公知の方法によって製造される。例えば、テトラメト
キシシラン、テトラエトキシシラン等の4官能シランを
水により加水分解した後、得られる加水分解縮合物の分
子末端をジメチルシロキサンダイマー、メチルビニルシ
ロキサンダイマー等で封鎖することによって容易に得ら
れる。(B)成分の添加量は(A)成分の重量に対して
0.2〜0.7倍の範囲内であることが必要である。 (C)成分は上記(A)成分および(B)成分の架橋
剤としての働きをし、(D)成分の触媒作用により本成
分中のケイ素原子結合水素原子が(A)成分および
(B)成分中のアルケニル基と付加反応して硬化するも
のである。粘度は常温で液体となるようであれば特に限
定されないが、25℃において3〜10,000センチポイズで
あることが望ましい。本成分の具体例としては、両末端
トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンポリシ
ロキサン、両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシ
ロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、
両末端ジメチルフェニルシロキシ基封鎖メチルフェニル
シロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合
体、環状メチルハイドロジェンポリシロキサン、ジメチ
ルハイドロジェンシロキシ単位とSiO4/2単位からなる共
重合体が例示される。これらの中でもSiO4/2単位を含む
オルガノハイドロジェンポリシロキサン、すなわち、レ
ジン状のオルガノハイドロジェンポリシロキサンが好ま
しい。(C)成分の添加量は(C)成分中のケイ素原子
結合水素原子と(A)成分中および(B)成分中のアル
ケニル基のモル比が1.0〜3.0になるような量が必要であ
る。これはこの範囲よりも小さいと下地コート材に対す
る接着力が低下したり十分に硬化せず、この範囲よりも
大きいと耐屈曲性が低下するからである。 (D)成分は白金系触媒であり、白金黒、塩化白金
酸、四塩化白金、塩化白金酸のオレフィン錯体、塩化白
金酸とメチルビニルシロキサンとの錯体、ロジウム化合
物、パラジウム化合物が例示される。(D)成分の添加
量は触媒量でよいが、通常は(A)成分と(B)成分の
合計量に対して白金系金属として0.5〜1000ppmになるよ
うな量である。 本発明の組成物にはその他必要に応じて、本発明の目
的を損なわない範囲でシリカ微粉末、カーボンブラック
微粉末、けいそう土、石英粉、アルミナ、水酸化アルミ
ニウム、酸化鉄、酸化亜鉛、炭酸亜鉛のような無機質充
填剤、3−メチル−1−ブチン−3−オール、3,5−ジ
メチル−1−ヘキシン−3−オール、フェニルブチノー
ル、メチルトリス(3−メチル−1−ブチン−3−オキ
シ)シランのような付加反応遅延剤、耐熱剤、難燃剤、
顔料等の1種または2種以上を添加してもよい。 次に本発明の組成物が表面コートされるシリコーン被
覆布について説明すると、これはシリコーンゴムが布を
被覆しており、かつ該シリコーンゴムと布とが一体化し
たものである。ここで使用されるシリコーンゴムの種類
としては有機過酸化物硬化型、付加反応硬化型および縮
合反応硬化型があるが、生産性にすぐれ、本発明の効果
を十分に発揮するためには付加反応硬化型シリコーンゴ
ムが好ましい。 シリコーン被覆布を構成する布としては、織物、編
物、不織布、網およびそれらの積層品のいずれでもよ
く、これらを構成する繊維としては、ガラス繊維、炭素
繊維、炭化ケイ素繊維、ステンレススチール繊維等の無
機繊維;ナイロン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
アクリロニトリル、芳香族ポリアミド等の合成繊維;ア
セテート、レーヨンのような半合成繊維;木綿、麻等の
自然繊維が使用される。シリコーン被覆布の形状、厚
み、大きさは特に限定されない。 本発明の組成物をシリコーン被覆布の表面に被覆する
には、ナイフコーティング、ディップコーティングなど
の従来公知のコーティング方法により容易に行い得る。
例えば、本発明の組成物をそのままシリコーン被覆布に
ナイフコーティングした後、これを加熱硬化させるか、
あるいは、有機溶剤にて希釈した本発明の組成物をシリ
コーン被覆布にディップコーティングした後、有機溶剤
を蒸発させ、次いで、これを120℃〜200℃の雰囲気中で
加熱硬化させる。本発明の組成物を加熱硬化して得られ
る表面コート材の厚みは、シリコーン被覆布の表面を平
滑にし、柔軟性を損なわない範囲で5μm〜200μm程
度にコーティングされることが好ましい。 [実施例] 次に実施例により本発明を説明する。実施例中、部と
あるのは重量部、Meはメチル基、Viはビニル基を示し、
粘度は25℃において測定した値であり、cpはセンチポイ
ズを示す。 実施例1 粘度2,000センチポイズの両末端ジメチルビニルシロ
キシ基封鎖ジメチルポリシロキサン45部、(Me)3SiO1/
2単位と(Me)2ViSiO1/2単位とSiO4/2単位からなり、そ
のモル比が0.4:1.2:1である共重合体30部、(Me)2HSiO
1/2単位とSiO4/2単位からなり、そのモル比が1.6:1であ
る共重合体25部、塩化白金酸とテトラメチルジビニルジ
シロキサンの錯体(白金含有量0.5重量%)0.2部および
フェニルブチノール0.05部を混合した。得られた混合物
をトルエンに溶解させ、固形分55%のシリコーン被覆布
用表面コート材組成物を得た。 次に、粘度2,000センチポイズの両末端ジメチルビニ
ルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン100部、ヘキ
サメチルジシラザンにより疎水化処理した比表面積200m
2/gの乾式シリカ20部、粘度20センチポイズの両末端ト
リメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハ
イドロジェンシロキサン共重合体(ケイ素原子結合水素
原子の含有量1.5重量%)3.0部、塩化白金酸とテトラメ
チルジビニルジシロキサンの錯体(白金含有量0.5重量
%)0.3部、メチルブチノール0.5部を均一に混合して得
られたシリコーンゴム組成物を固形分65%のトルエン溶
液とし、ディップコーティング法によりガラスクロス
(平織り、織り密度24本×19本/25mm、重量490g/m2、厚
み0.50mm)に被覆し、70℃でトルエンを蒸発させた後18
0℃で5分間加熱して硬化させた。得られたシリコーン
被覆ガラスクロスは重量800g/m2、厚み0.65mmであっ
た。このシリコーン被覆ガラスクロスは防汚性がなく、
屋外での使用は汚れが付着して不適当であった。次に、
このシリコーン被覆ガラスクロスを上記で得られたシリ
コーン被覆布用表面コート材組成物中に浸漬し、ディッ
プコートした後70℃でトルエンを蒸発させた後に180℃
で5分間加熱して硬化させた。得られた表面コートされ
たシリコーン被覆ガラスクロスは重量900g/m2、厚み0.7
mmであり屋外に6箇月暴露した後もほとんど汚れが付着
せず、少量付着していたほこりはウエスで容易に拭き取
れた。またこの表面コートされたシリコーン被覆ガラス
クロスは指で折り曲げても表面コート材にクラックを発
生せず、すぐれた屈曲性と接着性を維持していた。ま
た、シリコーン被覆用表面コート材組成物のみを硬化さ
せて硬度を測定したところ、JIS−A硬度92であった。 次に表面コート材と下地コート材との接着性を確認す
るために、両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖ジメチ
ルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体生ゴム
(メチルビニルシロキサン単位含有量0.20モル%)100
部、ヘキサメチルジシラザンにより疎水化処理した比表
面積300m2/gの乾式シリカ50部、純分50重量%の2,4−ジ
クロルベンゾイルパーオキサイド1.5部を均一になるま
で混練し、厚み0.5mmのシート状にしたシリコーンゴム
接着剤を上記表面コートされたシリコーン被覆ガラスク
ロスの間にはさみ貼り合わせ、これを200℃の熱板間に
1分間はさんで、シリコーンゴム接着剤を加熱硬化させ
上記表面コートされたシリコーン被覆ガラスクロスを接
合した。この試料をJIS−K6328に従って180゜剥離強度
を測定したところ剥離強度は3.5kg/cmであり、その破断
状態はシリコーンゴム接着剤層で破断しており表面コー
ト材と下地コート材は強固に接着していることが確認さ
れた。 [比較例1] 実施例1において、(Me)3SiO1/2単位と(Me)2ViSi
O1/2単位とSiO4/2単位からなり、そのモル比が0.4:1.2:
1である共重合体の替わりに、(Me)3SiO1/2単位と(M
e)2ViSiO1/2単位とSiO4/2単位からなり、そのモル比が
0.48:0.12:1である共重合体を混合した以外は実施例1
と同様にしてシリコーン被覆布用表面コート材組成物を
調製した。この組成物の特性を実施例1と同様にして測
定したところ、剥離強度は0.8kg/cmであり、その破断状
態は表面コート材とシリコーン被覆布の下地コート材と
の間で剥離した。 実施例2〜6 実施例1において、シリコーン被覆布用表面コート材
組成物の組成を表1に示すような組成にした以外は実施
例1と同様にしてシリコーン被覆布用表面コート材組成
物を得た。次いで、これを実施例1で使用したシリコー
ン被覆ガラスクロス表面に実施例1と同様としてディッ
プコートした。得られた表面コートされたシリコーン被
覆ガラスクロスについて実施例1と同様にして接着性を
測定した。その測定結果を表2に示した。 比較のため、(C)成分中のケイ素原子結合水素原子
と(A)成分および(B)成分中の全アルケニル基のモ
ル比が0.9であるシリコーン被覆用表面コート剤組成物
および(B)成分の(Me)3SiO1/2単位と(Me)2ViSiO1
/2単位とSiO1/2単位の比率が1.4:0.4:1(b/a+c=0.1
7)であるシリコーン被覆用表面コート材組成物を調製
し、上記と同様にして接着性を測定した。その組成の詳
細を表1に、その測定結果を表2に示す。 [発明の効果] 本発明のシリコーン被覆布用表面コート材組成物は、
(A)〜(D)成分からなり、特に(B)成分として特
定のオルガノポリシロキサンを含有する組成物なので、
硬化後はシリコーン被覆布に強固に接着するという特徴
がある。さらに、これを被覆してなるシリコーン被覆布
は耐屈曲性および防汚性に優れるという特徴があるので
建築中の外装材料、例えば、空気膜構造用材料やテンシ
ョン膜構造用材料、テント、オーニングなどの大気にさ
らされる材料、従来公知を工業用材料などとし広く使用
することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 83:05)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.(A)1分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合
    アルケニル基を有する25℃における粘度が200〜100,000
    センチポイズの直鎖状もしくは分枝鎖状オルガノポリシ
    ロキサン、 (B)一般式 [R1 3SiO1/2][R2 2R3SiO1/2][SiO4/2] (式中、R1、R2はアルキル基、アラルキル基、ハロ置換
    アルキル基、アリール基およびアルコキシ基からなる郡
    から選択される同種もしくは異種の一価有機基、R3はア
    ルケニル基、a+b/cは1.0〜4.0の数、b/a+cは0.25〜
    4.0の数である(ただし、bは0ではない)。)で表わ
    されるオルガノポリシロキサン (A)成分の重量に対して0.2〜0.7倍となる量、 (C)1分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素
    原子を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン 本成分中のケイ素原子結合水素原子と(A)成分および
    (B)成分中の全アルケニル基のモル比が1.0〜3.0の範
    囲内になるような量 および (D)白金系触媒 触媒量 から成るシリコーン被覆布用表面コート材組成物。
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