JP2671905B2 - サイドボード - Google Patents
サイドボードInfo
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- JP2671905B2 JP2671905B2 JP1312562A JP31256289A JP2671905B2 JP 2671905 B2 JP2671905 B2 JP 2671905B2 JP 1312562 A JP1312562 A JP 1312562A JP 31256289 A JP31256289 A JP 31256289A JP 2671905 B2 JP2671905 B2 JP 2671905B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recess
- core material
- sideboard
- top plate
- wall surface
- Prior art date
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- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プレゼンテーションルーム等に配置して使
用されるサイドボードに関するものである。
用されるサイドボードに関するものである。
[従来の技術] 従来、例えば、大型商談等のために使用されるプレゼ
ンテーションルームには、テーブルや椅子以外に、コー
トハンガ、電話台、フロアスタンドおよびサイドボード
等の家具が配置されているのが一般的である。しかし
て、従来のサイドボードは、内部に収納空間を有した筐
体をなしており、周知のような単一機能しか有していな
い。
ンテーションルームには、テーブルや椅子以外に、コー
トハンガ、電話台、フロアスタンドおよびサイドボード
等の家具が配置されているのが一般的である。しかし
て、従来のサイドボードは、内部に収納空間を有した筐
体をなしており、周知のような単一機能しか有していな
い。
[発明が解決しようとする課題] ところで、近時のプレゼンテーションにおいては、黒
板やホワイトボードのみならず、VTRやスライド、或い
は、オーバーヘッドプロジェクタ等の表示装置を種々使
用する傾向にあるため、各種機器類を配置するためのス
ペースが不可欠となる。
板やホワイトボードのみならず、VTRやスライド、或い
は、オーバーヘッドプロジェクタ等の表示装置を種々使
用する傾向にあるため、各種機器類を配置するためのス
ペースが不可欠となる。
そのため、限られた室内に前述したような種々の家具
を各別に配置すると、客に狭苦しい感じを与え易いとい
う問題がある。
を各別に配置すると、客に狭苦しい感じを与え易いとい
う問題がある。
本発明は、以上のような課題を解決することを目的と
している。
している。
[課題を解決するための手段] 本発明は、このような目的を達成するために、次のよ
うな手段を講じたものである。
うな手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係るサイドボードは、先ず第1の
構成として、前面、背面及び左右両側面にそれぞれ鉛直
方向に伸びる凹部を有し、背面における凹部以外の位置
に平面視直線状の壁面添設部を形成し、左右両側面の凹
部を平面視コ字形のものに形成したコア材と、このコア
材の上端に設けられ後縁部が前記壁面添設部に略合致す
る位置に配設された天板とを具備してなるものであっ
て、背面側の凹部に照明装置を設け、天板を透明なガラ
ス板により構成したことを特徴とする。
構成として、前面、背面及び左右両側面にそれぞれ鉛直
方向に伸びる凹部を有し、背面における凹部以外の位置
に平面視直線状の壁面添設部を形成し、左右両側面の凹
部を平面視コ字形のものに形成したコア材と、このコア
材の上端に設けられ後縁部が前記壁面添設部に略合致す
る位置に配設された天板とを具備してなるものであっ
て、背面側の凹部に照明装置を設け、天板を透明なガラ
ス板により構成したことを特徴とする。
また、第2の構成として、前面、背面及び左右両側面
にそれぞれ鉛直方向に伸びる凹部を有し、背面における
凹部以外の位置に平面視直線状の壁面添設部を形成し、
左右両側面の凹部を平面視コ字形のものに形成したコア
材と、このコア材の上端に設けられ後縁部が前記壁面添
設部に略合致する位置に配設された天板とを具備してな
るものであって、前面側の凹部に前面を開口し内部に棚
板を有した筐体を埋設し、その筐体の開口部に扉を設け
ていることを特徴とする。この第2の構成は、第1の構
成と併用すると特に有効なものとなる。
にそれぞれ鉛直方向に伸びる凹部を有し、背面における
凹部以外の位置に平面視直線状の壁面添設部を形成し、
左右両側面の凹部を平面視コ字形のものに形成したコア
材と、このコア材の上端に設けられ後縁部が前記壁面添
設部に略合致する位置に配設された天板とを具備してな
るものであって、前面側の凹部に前面を開口し内部に棚
板を有した筐体を埋設し、その筐体の開口部に扉を設け
ていることを特徴とする。この第2の構成は、第1の構
成と併用すると特に有効なものとなる。
コートハンガ的な機能を付与したい場合には、左右い
ずれかの凹部の上部にハンガーを掛止し得るバーを配設
するとよい。
ずれかの凹部の上部にハンガーを掛止し得るバーを配設
するとよい。
電話台その多の補助テーブル的な機能を付与した場合
には、左右いずれかの凹部の中間位置に、補助天板を設
けるのがよい。
には、左右いずれかの凹部の中間位置に、補助天板を設
けるのがよい。
自在に移動させて、状況に応じた種々の態様で使用し
たい場合には、コア材の下端にキャスタを設けておくの
が望ましい。
たい場合には、コア材の下端にキャスタを設けておくの
が望ましい。
[作用] このような構成のものであれば、コア材の前面、背
面、左右の側面にそれぞれ凹部が形成されるため、それ
らの凹部を利用して多機能化を図ることができる。すな
わち、これらの凹部は、前後左右にそれぞれ独立して開
口しているため、コア材の壁面添設部を天板の後縁部と
共に壁面に当接させて配置した場合、背面の凹部は壁面
との間において閉塞されるので頻繁に出入れする必要が
ない物を配置するための機能空間として利用でき、前面
の凹部は最も人目につく場所であるためサイドボードの
格調を高める上で有用な物を配置する機能空間として利
用でき、左右両側面の凹部はそれぞれ平面視コ字形をな
し、前方から見え難い位置に十分な空間を形成するた
め、比較的大きな物であって頻繁に出入れするようなも
のを収納するための機能空間として利用できることにな
る。また、コア材の平断面がX字形に類するものになる
ため、倒れ難い安定した状態で床上に配置しておくこと
ができるとともに、ねじれ等に対しても高い強度を発揮
し得るものとなる。
面、左右の側面にそれぞれ凹部が形成されるため、それ
らの凹部を利用して多機能化を図ることができる。すな
わち、これらの凹部は、前後左右にそれぞれ独立して開
口しているため、コア材の壁面添設部を天板の後縁部と
共に壁面に当接させて配置した場合、背面の凹部は壁面
との間において閉塞されるので頻繁に出入れする必要が
ない物を配置するための機能空間として利用でき、前面
の凹部は最も人目につく場所であるためサイドボードの
格調を高める上で有用な物を配置する機能空間として利
用でき、左右両側面の凹部はそれぞれ平面視コ字形をな
し、前方から見え難い位置に十分な空間を形成するた
め、比較的大きな物であって頻繁に出入れするようなも
のを収納するための機能空間として利用できることにな
る。また、コア材の平断面がX字形に類するものになる
ため、倒れ難い安定した状態で床上に配置しておくこと
ができるとともに、ねじれ等に対しても高い強度を発揮
し得るものとなる。
加えて、第1の構成によれば、このサイドボードを壁
に密着させて配置した場合でも、照明装置から発せられ
る光は天板を通して上方に導出され、その壁を照らすこ
とになる。そのため、このサイドボード自体が、間接照
明用の照明家具としての機能を営むことになる。
に密着させて配置した場合でも、照明装置から発せられ
る光は天板を通して上方に導出され、その壁を照らすこ
とになる。そのため、このサイドボード自体が、間接照
明用の照明家具としての機能を営むことになる。
また、第2の構成によれば、その筐体の棚板にワイン
サーバや書類など目的に応じた種々の物品を収容するこ
とができる。そのため、このサイドボード自体が、ワイ
ンボードや書類棚等としての機能を営むことになる。
サーバや書類など目的に応じた種々の物品を収容するこ
とができる。そのため、このサイドボード自体が、ワイ
ンボードや書類棚等としての機能を営むことになる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
この実施例は、本発明に係るサイドボードAをプレゼ
ンテーションルームBに配置した場合のものである。
ンテーションルームBに配置した場合のものである。
サイドボードAは、第1図〜第5図に示すように、コ
ア材1と、天板2とを具備してなる。
ア材1と、天板2とを具備してなる。
コア材1は、第2図に示すように、平面から見た場合
に全体的にはX字形に類するが細部においては特殊な形
状をなす等断面のもので、前面に前凹部11、背面に後凹
部12、左側面に左凹部13、右側面に右凹部14をそれぞれ
具備している。各凹部11、12、13、14を区成する壁部1
a、1b,1c、1dは外方に延出しており、各壁部1a、1b,1
c、1dにおける底面先端部分にキャスタ15を設けてい
る。
に全体的にはX字形に類するが細部においては特殊な形
状をなす等断面のもので、前面に前凹部11、背面に後凹
部12、左側面に左凹部13、右側面に右凹部14をそれぞれ
具備している。各凹部11、12、13、14を区成する壁部1
a、1b,1c、1dは外方に延出しており、各壁部1a、1b,1
c、1dにおける底面先端部分にキャスタ15を設けてい
る。
前面側に形成された前凹部11は、部分円弧状のもの
で、その前凹部11に前面を開口した筐体16を埋設してい
る。筐体16の奥壁は鏡板により構成してあり、その内部
にはガラス製の棚板16aが複数段架設してある。筐体16
の開口部16bには扉16cを蝶着している。扉16cにはガラ
スを張設した透窓16dが設けてある。筐体16の内部は図
示しないランプにより照明し得るようにしてある。しか
して、この前凹部11は、ワインサーバーなどのための飾
棚として使用し得るようになっており、その棚板16a上
にワインクーラその他を載置するようにしている。
で、その前凹部11に前面を開口した筐体16を埋設してい
る。筐体16の奥壁は鏡板により構成してあり、その内部
にはガラス製の棚板16aが複数段架設してある。筐体16
の開口部16bには扉16cを蝶着している。扉16cにはガラ
スを張設した透窓16dが設けてある。筐体16の内部は図
示しないランプにより照明し得るようにしてある。しか
して、この前凹部11は、ワインサーバーなどのための飾
棚として使用し得るようになっており、その棚板16a上
にワインクーラその他を載置するようにしている。
背面側に形成された凹部12は、部分円弧状のもので、
この凹部12に照明装置17を設けている。照明装置17は、
例えば、縦向きの蛍光灯17aを2本具備してなるもの
で、これらの蛍光灯17aを部分円弧状に凹陥部する後凹
部12の内周に固設した照明装置本体17bのソケット17cに
装着している。この照明装置17の電源コード(図示せ
ず)は、コア材1の下端から床上に導出させてあり、適
宜なコンセントに接続し得るようになっている。また、
この凹部12の左右両側におけるコア材1の背面には、平
面視直線状の壁面添設部1eが形成してあり、この壁面添
設部1eを壁面に当接させて配置することができるように
している。
この凹部12に照明装置17を設けている。照明装置17は、
例えば、縦向きの蛍光灯17aを2本具備してなるもの
で、これらの蛍光灯17aを部分円弧状に凹陥部する後凹
部12の内周に固設した照明装置本体17bのソケット17cに
装着している。この照明装置17の電源コード(図示せ
ず)は、コア材1の下端から床上に導出させてあり、適
宜なコンセントに接続し得るようになっている。また、
この凹部12の左右両側におけるコア材1の背面には、平
面視直線状の壁面添設部1eが形成してあり、この壁面添
設部1eを壁面に当接させて配置することができるように
している。
左側に形成された左凹部13は、平面視コ字形のもの
で、その上部には、横架板18が架設してあり、この横架
板18の下面にコートハンガ用のバー18aを固設してい
る。このバー18aはU字形をなすもので、上着を掛ける
ためのハンガー18bを掛止させることができるようにな
っている。
で、その上部には、横架板18が架設してあり、この横架
板18の下面にコートハンガ用のバー18aを固設してい
る。このバー18aはU字形をなすもので、上着を掛ける
ためのハンガー18bを掛止させることができるようにな
っている。
右側に形成された右凹部14は、左凹部13とは反転した
方向に開口する平面視コ字形のもので、その中間位置に
は、補助天板19を設けており、この天板19上に電話機19
a等を載置するようにしている。補助天板19の下には、
くず入れ19bを配設するための空間19cが残してある。
方向に開口する平面視コ字形のもので、その中間位置に
は、補助天板19を設けており、この天板19上に電話機19
a等を載置するようにしている。補助天板19の下には、
くず入れ19bを配設するための空間19cが残してある。
コア材1の上端に載置した天板2は透明なガラス製の
もので、前記照明装置17からの光を、この天板2を通し
て上方に導出させ得るようにしている。
もので、前記照明装置17からの光を、この天板2を通し
て上方に導出させ得るようにしている。
プレゼンテーションルームBは、第6図に示すよう
に、ルーム空間3内に、表示装置4と、テーブル5と、
椅子6を配置してなる。
に、ルーム空間3内に、表示装置4と、テーブル5と、
椅子6を配置してなる。
ルーム空間3は、四方を壁31、32、33、34に囲まれた
平面視四角形のもので、特定の壁33に出入口35を有して
いる。
平面視四角形のもので、特定の壁33に出入口35を有して
いる。
表示装置4は、例えば、前面に観音扉41、42を有した
筐体43内にプロジェクタ44を設け、このプロジェクタ44
のスクリーンを前面に配している。扉41の内面には掲示
板が装着されているとともに、他方の扉42の内面にはホ
ワイトボードが設けてあり、扉41、42を開くことによっ
て、プロジェクタ44のスクリーンが前面に表出すると同
時に、その両側に掲示板とホワイトボードが現れるよう
になっている。筐体43の内部には、遠隔操作可能なVT
R、TVスライドコンパクタ(図示せず)等が収容してあ
り、これらVTRやTVスライドコンパクタからの映像信号
をプロジェクタ44に導入することによって、前記スクリ
ーンに動画や静止画を映し出すことができるようにして
ある。この表示装置4は、ルーム空間3における出入口
35から離れた奥の領域36に配置されている。なお、45は
オーバーヘッドカメラ(図示せず)を装備した操作テー
ブルであり、このオーバヘッドカメラからの映像信号を
ケーブルを介して前記プロジェクタ44に供給することも
できるようになっている。この操作ケーブル45には、前
記VTRやTVスライドコンパクタを遠隔操作するための操
作盤46等も設けてある。
筐体43内にプロジェクタ44を設け、このプロジェクタ44
のスクリーンを前面に配している。扉41の内面には掲示
板が装着されているとともに、他方の扉42の内面にはホ
ワイトボードが設けてあり、扉41、42を開くことによっ
て、プロジェクタ44のスクリーンが前面に表出すると同
時に、その両側に掲示板とホワイトボードが現れるよう
になっている。筐体43の内部には、遠隔操作可能なVT
R、TVスライドコンパクタ(図示せず)等が収容してあ
り、これらVTRやTVスライドコンパクタからの映像信号
をプロジェクタ44に導入することによって、前記スクリ
ーンに動画や静止画を映し出すことができるようにして
ある。この表示装置4は、ルーム空間3における出入口
35から離れた奥の領域36に配置されている。なお、45は
オーバーヘッドカメラ(図示せず)を装備した操作テー
ブルであり、このオーバヘッドカメラからの映像信号を
ケーブルを介して前記プロジェクタ44に供給することも
できるようになっている。この操作ケーブル45には、前
記VTRやTVスライドコンパクタを遠隔操作するための操
作盤46等も設けてある。
テーブル5は、第6図に示すように、天板51が略二等
辺三角形をなすもので、その天板51の尖端部分51aが出
入口35側に位置し底辺部分51bが表示装置4に向くよう
にして配置されており、椅子6は、テーブル5の両等辺
部分51c、51dに沿って配置してある。
辺三角形をなすもので、その天板51の尖端部分51aが出
入口35側に位置し底辺部分51bが表示装置4に向くよう
にして配置されており、椅子6は、テーブル5の両等辺
部分51c、51dに沿って配置してある。
このルーム空間3内に、本発明に係るサイドボードA
を、その背面に形成した壁面添設部1eを壁32に当接させ
た状態で配置している。
を、その背面に形成した壁面添設部1eを壁32に当接させ
た状態で配置している。
このような構成のものであれば、コア材1の前面、背
面、左右の側面にそれぞれ凹部11、12、13、14が形成さ
れるため、それらの凹部11、12、13、14を利用して多機
能化を図ることができる。この実施例では、前凹部11
は、棚盤16a上にワインクーラなどを載置しておくこと
ができ、ワインサーバー用のワインボードとして使用す
ることができる。なお、この筐体16内の棚板の材質や段
数を変更することによって、書類やカタログ等を保管す
るための書類棚として機能させるようなことも勿論可能
である。また、後凹部12には、照明装置17が設けてあ
り、かつ、天板2は、透明なカラスにより構成されてい
る。そのため、このサイドボードAを壁32に密着させて
配置した場合でも、照明装置17から発せられる光は天板
2を通して上方に導出され、その壁23を照らすことにな
る。そのため、このサイドボードA自体が、間接照明用
の照明家具としての機能を営むことになる。さらに、左
凹部13には、その上部にハンガー18bを掛止させ得るバ
ー18aが配されているため、この左凹部13内にスーツ等
の上着類を吊すことができ、コートハンガとしての機能
を発揮させることができる。また、右凹部14には、補助
天板19が設けてあるため、その補助天板19上に電話機19
a等を載置して電話台としての役割を担わせることも可
能になる。しかも、その補助天板19の下にはくず入れ19
bを目立たないようにして収容しておくことができる。
面、左右の側面にそれぞれ凹部11、12、13、14が形成さ
れるため、それらの凹部11、12、13、14を利用して多機
能化を図ることができる。この実施例では、前凹部11
は、棚盤16a上にワインクーラなどを載置しておくこと
ができ、ワインサーバー用のワインボードとして使用す
ることができる。なお、この筐体16内の棚板の材質や段
数を変更することによって、書類やカタログ等を保管す
るための書類棚として機能させるようなことも勿論可能
である。また、後凹部12には、照明装置17が設けてあ
り、かつ、天板2は、透明なカラスにより構成されてい
る。そのため、このサイドボードAを壁32に密着させて
配置した場合でも、照明装置17から発せられる光は天板
2を通して上方に導出され、その壁23を照らすことにな
る。そのため、このサイドボードA自体が、間接照明用
の照明家具としての機能を営むことになる。さらに、左
凹部13には、その上部にハンガー18bを掛止させ得るバ
ー18aが配されているため、この左凹部13内にスーツ等
の上着類を吊すことができ、コートハンガとしての機能
を発揮させることができる。また、右凹部14には、補助
天板19が設けてあるため、その補助天板19上に電話機19
a等を載置して電話台としての役割を担わせることも可
能になる。しかも、その補助天板19の下にはくず入れ19
bを目立たないようにして収容しておくことができる。
したがって、この実施例のサイドボードAが1台あれ
ば、従来のサイドボードをはじめ、コートハンガ、電話
台、間接照明用のランプスタンド等が不要となり、スペ
ースを有効に利用できることになる。しかも、コア材1
をX字形に類する形状にすることにより、前後左右に凹
部11、12、13、14を形成しておけば、各凹部11、12、1
3、14は、壁部1a、1b、1c、1dによって明確に区分され
相互に独立したものとなる。そのため、多機能化したた
めに使い方に混乱を招くというような不具合が生じな
い。
ば、従来のサイドボードをはじめ、コートハンガ、電話
台、間接照明用のランプスタンド等が不要となり、スペ
ースを有効に利用できることになる。しかも、コア材1
をX字形に類する形状にすることにより、前後左右に凹
部11、12、13、14を形成しておけば、各凹部11、12、1
3、14は、壁部1a、1b、1c、1dによって明確に区分され
相互に独立したものとなる。そのため、多機能化したた
めに使い方に混乱を招くというような不具合が生じな
い。
また、コア材1を平断面X字形のものにしておけば、
各壁部1a、1b、1c、1dの先端に前述したようなキャスタ
15や、図示しないアジャスタ等を設けることができるの
で、倒れ難い安定した状態で床上に配置しておくことが
できる。また、このような形状のコア材1は、断面係数
を大きく確保することが可能になるので、ねじれ等に対
しても高い強度を発揮し得るものとなる。
各壁部1a、1b、1c、1dの先端に前述したようなキャスタ
15や、図示しないアジャスタ等を設けることができるの
で、倒れ難い安定した状態で床上に配置しておくことが
できる。また、このような形状のコア材1は、断面係数
を大きく確保することが可能になるので、ねじれ等に対
しても高い強度を発揮し得るものとなる。
なお、凹部に配設する要素は、図示実施例のものに限
定されないのは勿論であり、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変形が可能である。
定されないのは勿論であり、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変形が可能である。
[発明の効果] 本発明は、以上のような構成であるから、使い方に混
乱を招くことなしに、多数の機能を付与することがで
き、スペースの有効利用を図りつつ多種類の家具を併用
した場合と同様な機能を容易に発揮させることができ
る。そのため、スペース的に余裕のないルーム内を可及
的に広く使用することを可能とし、前述したようなプレ
ゼンテーションルームをはじめ、種々の場所で快適に使
用され得るものである。特に、コア材を前述したような
形状にしていると、前面の凹部をサイドテーブルとして
の格調を高めるための機能空間として利用でき、背面の
凹部に頻繁に出入れする必要がない物を配置するための
機能空間として利用でき、左右の凹部を比較的大きな物
であって出入れが頻繁に行われるような物を収納するた
めの機能空間として利用できるので、サイドボードの格
調性と機能性を両立して高めることができるという優れ
た効果が奏される。その上、コア材がこのような形状の
ものであると、転倒し難い位置にキャスタやアジャスタ
を装着することができるので、床上に安定した状態で配
置することができ、また、断面係数を大きく確保するこ
とができるので、ねじれ等に対して高い強度を発揮させ
ることができるという効果を奏する。
乱を招くことなしに、多数の機能を付与することがで
き、スペースの有効利用を図りつつ多種類の家具を併用
した場合と同様な機能を容易に発揮させることができ
る。そのため、スペース的に余裕のないルーム内を可及
的に広く使用することを可能とし、前述したようなプレ
ゼンテーションルームをはじめ、種々の場所で快適に使
用され得るものである。特に、コア材を前述したような
形状にしていると、前面の凹部をサイドテーブルとして
の格調を高めるための機能空間として利用でき、背面の
凹部に頻繁に出入れする必要がない物を配置するための
機能空間として利用でき、左右の凹部を比較的大きな物
であって出入れが頻繁に行われるような物を収納するた
めの機能空間として利用できるので、サイドボードの格
調性と機能性を両立して高めることができるという優れ
た効果が奏される。その上、コア材がこのような形状の
ものであると、転倒し難い位置にキャスタやアジャスタ
を装着することができるので、床上に安定した状態で配
置することができ、また、断面係数を大きく確保するこ
とができるので、ねじれ等に対して高い強度を発揮させ
ることができるという効果を奏する。
しかして、背面側の凹部に照明装置を設け、天板をガ
ラス板により構成した場合には、壁面に密着させて配置
した場合でも、その照明装置からの光が天板を通して上
方に照射されることになり、その壁面に光を当てること
ができる。そのため、複雑な遮光板等を一切用いること
なしに適切な間接照明を行うことが可能となる。
ラス板により構成した場合には、壁面に密着させて配置
した場合でも、その照明装置からの光が天板を通して上
方に照射されることになり、その壁面に光を当てること
ができる。そのため、複雑な遮光板等を一切用いること
なしに適切な間接照明を行うことが可能となる。
また、前面側の凹部に前面を開口し内部に棚板を有し
た筐体を埋設し、その筐体の開口部に扉を設けておけ
ば、ワインボードや書類棚等として使用することができ
る。そのため、例えば、プレゼンテーションルームなど
で使用する場合には、ワインサーバやティーサーバなど
を行う場合の格好の家具となり、また、必要に応じて書
類やカタログなどを収納しておくための書類棚などとし
ても好適に使用し得るものとなる。
た筐体を埋設し、その筐体の開口部に扉を設けておけ
ば、ワインボードや書類棚等として使用することができ
る。そのため、例えば、プレゼンテーションルームなど
で使用する場合には、ワインサーバやティーサーバなど
を行う場合の格好の家具となり、また、必要に応じて書
類やカタログなどを収納しておくための書類棚などとし
ても好適に使用し得るものとなる。
さらに、左右いずれかの凹部の上部にハンガーを掛止
し得るバーを配設しておけば、その凹部を利用して上着
類掛けて置くことが可能となり、コートハンガとしての
機能を発揮し得るものとなる。
し得るバーを配設しておけば、その凹部を利用して上着
類掛けて置くことが可能となり、コートハンガとしての
機能を発揮し得るものとなる。
また、左右いずれかの凹部の中間位置に、補助天板を
設けておけば、その上に電話機等を配置することが可能
となり、電話台その他の補助テーブルとしての役割を演
ずることになる。
設けておけば、その上に電話機等を配置することが可能
となり、電話台その他の補助テーブルとしての役割を演
ずることになる。
その上、コア材の下端にキャスタを設けておけば、自
在に移動させることができるので、状況に応じた種々の
態様で使用することができ、ワゴン的な機能をも発揮し
得るものとなる。
在に移動させることができるので、状況に応じた種々の
態様で使用することができ、ワゴン的な機能をも発揮し
得るものとなる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図及び第2図はサ
イドボードの斜視図、第3図は同平面図、第4図は同正
面図、第5図は同右側面図、第6図は使用態様を示す概
略的な平面図である。 A……サイドボード 1……コア材 1e……壁面添設部 2……天板 11、12、13、14……凹部 15……キャスタ 16……筐体 16a……棚板 16b……開口部 16c……扉 17……照明装置 18a……バー 19……補助天板
イドボードの斜視図、第3図は同平面図、第4図は同正
面図、第5図は同右側面図、第6図は使用態様を示す概
略的な平面図である。 A……サイドボード 1……コア材 1e……壁面添設部 2……天板 11、12、13、14……凹部 15……キャスタ 16……筐体 16a……棚板 16b……開口部 16c……扉 17……照明装置 18a……バー 19……補助天板
Claims (6)
- 【請求項1】前面、背面及び左右両側面にそれぞれ鉛直
方向に伸びる凹部を有し、背面における凹部以外の位置
に平面視直線状の壁面添設部を形成し、左右両側面の凹
部を平面視コ字形のものに形成したコア材と、このコア
材の上端に設けられ後縁部が前記壁面添設部に略合致す
る位置に配設された天板とを具備してなるものであっ
て、背面側の凹部に照明装置を設け、天板を透明なガラ
ス板により構成したことを特徴とするサイドボード。 - 【請求項2】前面、背面及び左右両側面にそれぞれ鉛直
方向に伸びる凹部を有し、背面における凹部以外の位置
に平面視直線状の壁面添設部を形成し、左右両側面の凹
部を平面視コ字形のものに形成したコア材と、このコア
材の上端に設けられ後縁部が前記壁面添設部に略合致す
る位置に配設された天板とを具備してなるものであっ
て、前面側の凹部に前面を開口し内部に棚板を有した筐
体を埋設し、その筐体の開口部に扉を設けていることを
特徴とするサイドボード。 - 【請求項3】前面側の凹部に前面を開口し内部に棚板を
有した筐体を埋設し、その筐体の開口部に扉を設けてい
ることを特徴とする請求項1記載のサイドボード。 - 【請求項4】左右いずれかの凹部の上部にコートハンガ
用のバーを配設したことを特徴とする請求項1、2又は
3記載のサイドボード。 - 【請求項5】左右いずれかの凹部の中間位置に、補助天
板を設けていることを特徴とする請求項1、2、3又は
4記載のサイドボード。 - 【請求項6】コア材の下端にキャスタを設けていること
を特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のサイド
ボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1312562A JP2671905B2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | サイドボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1312562A JP2671905B2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | サイドボード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03173507A JPH03173507A (ja) | 1991-07-26 |
JP2671905B2 true JP2671905B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=18030707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1312562A Expired - Lifetime JP2671905B2 (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | サイドボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2671905B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4290973B2 (ja) * | 2002-12-18 | 2009-07-08 | ミサワホーム株式会社 | 収納棚 |
JP6057232B1 (ja) * | 2016-02-12 | 2017-01-11 | 大塚 健 | 衣服収納庫 |
JP6916071B2 (ja) * | 2017-09-08 | 2021-08-11 | 株式会社オカムラ | 物品収納什器システム、物品収納什器 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5663329U (ja) * | 1979-10-17 | 1981-05-28 | ||
JPS60176629U (ja) * | 1984-05-04 | 1985-11-22 | 立岩工業株式会社 | 支柱 |
JPS6371735A (ja) * | 1986-09-16 | 1988-04-01 | Hitachi Ltd | マルチタスクオペレ−テイングシステム |
JPH01128621U (ja) * | 1988-02-27 | 1989-09-01 |
-
1989
- 1989-11-30 JP JP1312562A patent/JP2671905B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03173507A (ja) | 1991-07-26 |
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