JP2671610B2 - 半導体レーザー特性欠陥検出装置 - Google Patents

半導体レーザー特性欠陥検出装置

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JP2671610B2 JP491091A JP491091A JP2671610B2 JP 2671610 B2 JP2671610 B2 JP 2671610B2 JP 491091 A JP491091 A JP 491091A JP 491091 A JP491091 A JP 491091A JP 2671610 B2 JP2671610 B2 JP 2671610B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体レーザー特性欠陥
検出装置に関し、特に半導体レーザーの駆動電流の変化
に対する微分光出力の変動(L−Iキンク)をニューラ
ルネットの学習を用いて検出し、その欠陥形状を分類
し、ニューラルネットの出力値に応じて、半導体レーザ
ーの良否を判定する半導体レーザー特性欠陥検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体レーザーの欠陥検出装置は
半導体レーザーに駆動電流を入力し、この駆動電流に対
する光出力を測定する。次に、駆動電流(I)と光出力
のデータをアナログ微分器に入力し、電流増加に対する
光出力の変化である微分L−Iデータに変換する。さら
に、駆動電流と微分L−IデータとをA/D変換して、
これらの値を計算機に取り込む。
【0003】図4はA/D変換した微分L−I特性デー
タを示す図で、横軸は駆動電流(mA)、縦軸は微分光
出力(dL/dI)である。マイクロプロセッサは入力
された微分L−I特性から急峻な立ち上がり点を検出
し、この点を開始点として、一定直線を推定し、全波形
データと推定直線との距離との最大値を探索する。この
最大値を判定規格と照合し、規格外の場合には波形の乱
れ、すなわちL−Iキンク有りで不良品と判断し、最大
距離の大きさによって半導体レーザーの品質を分類して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
レーザー特性欠陥検出装置は、レーザー波形を判定する
直線を推定するために、特許01−006177に示さ
れるようにすべての微分L−I特性を極座標変換し、変
換データの最大交差度数を求める為に多大な記憶容量を
必要としている。また、直線部の推定および波形データ
と推定直線との距離を探索するために多大な計算時間を
必要としている。さらに、波形データの変動が著しく、
直線部が判別しにくい場合には人間ならば、明らかに不
良と理解すると、品質の測定そのものをやめてしまう
が、計算機は盲目的に直線の推定計算から始めるため
に、余分な計算時間がかかる上、正しい直線が推定出来
ない場合があるという欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体レーザー
特性欠陥検出装置は、 (A)駆動電流Iに対する半導体レーザーの光出力Lを
測定する測定手段と、 (B)駆動電流Iに対するdL/dIを求め、A/D変
換した微分L−I特性データを求めるデータ作成手段
と、 (C)前記データ作成手段により得られる微分L−I特
性データの変化率が最大でかつ光出力が最大である開始
点を求める開始点探索手段と、 (D)開始点から測定終了点までの微分L−I特性デー
タからの差分方向ベクトル集合を生成する手段と、 (E)前記差分方向ベクトルをスレッシュホールドを持
つ階段関数を用いて特徴検出器上のセル座標に変換し、
セル座標変換ベクトル集合を生成する手段と、 (F)前記セル座標変換ベクトルから前記特徴検出器の
セル座標コードを生成する手段と、 (G)2組の前記セル座標コードを成分とする入力層ユ
ニット行列を生成し、前記入力層ユニット行列の成分値
をニューラルネットへの入力層ユニット番号を持つ特徴
ベクトルに割り当てる手段と、 (H)前記特徴ベクトルの出現頻度情報をカウントし、
正規化する手段と、 (I)特徴ベクトルの前記出現頻度情報をニューラルネ
ットに学習させる手段と、 (J)ニューラルネットの学習により微分L−I特性の
欠陥を検出し、分類する手段とを含んで構成される。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例の測定系のブロッ
ク図である。電流駆動部1で駆動電流aが発生し、微分
回路2に入力される。半導体レーザー3は駆動電流aの
大きさに応じて光出力bを出力する。光出力bは光信号
測定回路4に入力され、電気信号に変換されて出力信号
cが発生する。出力信号cは微分回路2に入力され、駆
動電流aに応じた微分出力信号dを発生する。微分出力
信号dと駆動電流aとはA/D変換回路5に入力され、
2次元データ信号eを発生し、マイクロプロセッサ6に
取り込まれ、波形データ番号とともに、記憶される。
【0008】次に本実施例の動作について説明する。
【0009】図2および図3は本実施例の2次元データ
信号eの処理のフローチャートである。2次元データ信
号eは駆動電流aと微分出力信号dとの2次元配列(I
s ,Ls )(s=1,2,3…N:Nはデータの最大
数)としてマイクロプロセッサ6に格納される(手順
1)。再び図4を引用すると、図4は2次元配列
(Is ,Ls )である微分L−I特性データの例を示す
図で、(Is ,Ls )は図4に示す曲線上の点である
(本実施例ではI1 ,I2 ,…INは一定値毎に増加す
る駆動電流である)。図5は図4を5倍に拡大した図で
ある。次に図5に示す微分L−I特性の特徴点の抽出開
始点(I1 ,L1 )の決定を行う(手順2)。ここでは
マイクロプロセッサ6に格納された2次元配列(Is
s )から微分光出力の変化率の最大値を求め、その近
傍の前後10点の(Is ,Ls )の微分出力の最大値の
点を(I1 ,L1 )とする。次にこの開始点(I1 ,L
1 )以降のデータからニューラルネットに入力する特徴
ベクトルを生成する。
【0010】ここで特徴ベクトルの生成手段について詳
細に説明する。まず、微分L−Iデータである2次元配
列(Is ,Ls )から波形の変動量を示す差分方向ベク
トル集合を生成する(手順3)。差分方向ベクトル集合
は V=(△Is ,△Ls ) (1) s=1,2,3,…N と定義できる。ただし、 △Is =Is −Is-1 (2) △Ls =Ls −Ls-1 (3) である。次に波形パターンデータを特徴検出器上のセル
座標変換ベクトル集合の生成手段について説明する。本
実施例ではマイクロプロセッサ6のメモリー容量を考慮
して特徴検出器のセル数は5*5=25とする。
【0011】式(1)で作成した差分方向ベクトル集合
を特徴検出器のセル座標値に変換する為に図13に示す
階段関数P(z)を定義する。
【0012】この階段関数P(z)は
【0013】
【0014】と与えられる。ただし、β,γは差分方向
ベクトルの移動量に応じてセル座標位置を決定する階段
関数のスレッシュホールドであり、│β│<│γ│なる
関係を満足する。階段関数P(z)は手順3で生成した
差分方向ベクトルの変位量に応じて特徴検出器のセル座
標変換ベクトル集合に変換する(手順4)。この時得ら
れるセル座標変換ベクトル集合Vt (s)は Vt (s)=[p(△Is ),p(△Ls )] (5) s=1,2,3,…N で与えられる。Vt (s)は図14に示されるように特
徴検出器の中心を原点とするいずれかのマトリックス上
のセル座標値である。さらに階段関数p(z)の性質か
ら、計測された微分L−I特性がノイズ等の影響で局所
的に微分光出力の変動量△Ls が著しく大きくてもスレ
ッシュホールド│β│、│γ│により、変動量は圧縮さ
れ、セル座標値のいずれかの位置に変換される。これと
同様に変動量△Ls が小さい場合にはスレッシュホール
ド以下となり、反応するセル座標は変化しない。従っ
て、階段関数p(z)は微分光出力の変動量△Ls のデ
ータ圧縮、整合効果を持ち、同時にノイズ等の影響を排
除するフィルタ機能を持つ。次にニューラルネットの入
力層ユニットへセル座標学習させるための入力層ユニッ
ト番号を生成し、各入力層ユニットに入力する特徴ベク
トルの出現頻度情報の生成手段について詳細に説明す
る。
【0015】まず図14に示すセル座標系を図15に示
される座標コードに割り当て、セル座標変換ベクトルを
コード化し、対象となっているサンプル点データ番号s
とs−1のコードを順次シフトさせながらマイクロプロ
セッサ6のメモリーに記憶する(手順5)。この時、セ
ル座標値から得られる座標コードの一般関係式は i=code[s]=(2m−1)*p(△Is )+p(△Ls ) +2m(m−1)+1 (6) s=1,2,3,…N で与えられる。本実施例では25個のセルであるから、
m=3であり、code[s]は1から25までの整数
値である。手順5で得た座標コード番号から、ニューラ
ルネットへの入力層ユニット番号lを生成する(手順
6)。
【0016】反応したセル座標値から得られる対応セル
座標コード番号と入力層ユニット番号との関係式は l=(2m−1)2 *(code[s]−1)+j (7) j=code[s−1] (8) s=1,2,3,…N m=3 で与えられる。これは対象となっているセル座標コード
番号と一つ前のセル座標コード番号から唯一決定され、
また、2つの反応座標の組合せの最大値は(2m−1)
4 通りである。本実施例ではm=3なのでlは625ま
での整数値となる。式(6)、(7)、(8)から、入
力層ユニット番号行列U[i,j]を生成し(手段
7)、その成分配列unit[i,j]を特徴ベクトル
集合X(l)に割り当てると、 unit[i,j]=x[l] (9) と与えられ、これを行列表示すると
【0017】
【0018】となる。特徴ベクトルX(l)に割り当て
られる情報は図16に示されるベクトルカウンタによっ
て生成される。ベクトルカウンタは1つの微分L−I波
形データである二次元データが特徴検出器に入力される
と、特徴検出器上の2組の反応セルの座標値から決定さ
れる入力層ユニットX[l]に反応があったものとして
1を加算し、マイクロプロセッサ6のメモリーに記憶す
る。この動作を1パターンの微分のL−I特性データの
開始点以降のすべてのサンプル点s(s=1、2…N)
について順次行い、特徴検出器上の2組の反応セル座標
変換ベクトルのパターン出現頻度情報として、マイクロ
プロセッサ6上のメモリーに累積していく(手順8)。
【0019】続いてベクトルカウンター内に蓄えられた
特徴ベクトルの出現頻度情報のノルムを計算する(手順
9)。この特徴ベクトルの出現頻度情報のノルムは生成
された特徴ベクトルX(l)の2組の反応セルが原点に
あった場合、すなわち、特徴検出器の中心セルから以外
に反応がない時の特徴ベクトルunit[2m(m−
1)+1,2m(m−1)+1]=X[(2m2 −2m
+1)2 ]、(m=3)と他の2組の特徴検出器上のセ
ル反応座標ベクトルの組合せパターンから生成する特徴
ベクトル間のユーグリット距離を意味する。手順7で得
た特徴ベクトルX[l]はニューラルネットの入力層ユ
ニットに入力するためにその前処理として、ベクトルカ
ウンタ内のすべての反応頻度情報は[0,1]の範囲に
なるように正規化される(手順10)。
【0020】続いて、各入力層ユニットに割り当てられ
ている特徴ベクトルの正規化頻度情報を図17に示され
る階層型ニューラルネットに学習させる。学習アルゴリ
ズムは文献Paralell Distributed
Processing MIT Press 198
6に基づくバックプロパゲーション法で行う。ここで本
実施例で用いたニューラルネットの学習アルゴリズムに
ついて詳細に説明する。手順7で得たメモリー上にある
頻度情報のノルムであるニューラルネットの入力層ユニ
ットへの入力特徴ベクトル群を新たにl=jとおいて、
[1] (j)と表記する(ここで[1]は第1層を表
し、以降の説明で[]内のmはニューラルネットの層番
号とし、式(6)のmとは異る)。
【0021】ニューラルネットの荷重、および荷重バイ
アス値を小さな乱数で初期化する(手順11)。手順7
で得たx[1] (j)の出現頻度データを入力層ユニット
に入力し、すべての入力層と中間層ユニットを結合させ
る。計算手順は下記のように行う。まず、第m層のニュ
ーラルネットの第jユニットから第iユニットへの荷重
をω[m] [i][j]、バイアス値をθj として荷重和
を計算する(手順12)。そのときの荷重和は
【0022】
【0023】と与えられる。
【0024】手順12の計算による各層のj番目のユニ
ット出力値は O[m] [j]=f(net[m] [j]) (12) m=1,2,…M と表現される。ただし、式(12)は f(X)=1/(1+exp(−X/U0)) (13) f’(X)=X(1−X) (14) なる非線形飽和特性をもつシグモイド関数、U0はその
傾きを示すパラメータである。ニューラルネットの各層
の入力ユニットの頻度情報が与えられた時、第p番目に
提示された波形パターンのカテゴリに対する教師信号を
[p] [j]、実際の出力層ユニットでの出力値をO
[m] [j](m=M Mは層の最大数、本実施例ではM
=3)とすると、二乗誤差ERR(j)は
【0025】
【0026】である。次に微分L−I波形の分類カテゴ
リに対応する教師信号を入力し(手順13)、二乗誤差
を計算する(手順14)。さらに、教師信号と出力層ユ
ニットの出力の一致の有無を確認し、一致していない場
合はニューラルネットの各層間の荷重値と荷重バイアス
を修正する(手順15)。その時の修正式は出力層ユニ
ットについては δ[m] [j]=(T[p] [j]−O[m] [j])・f’(net[m] [j]) (16) ただし、m=Mである。第k番目の中間層ユニットにつ
いては δ[k][j]=f’(net[k] [j]) ・Σδ[k+1] [l]ω[k] [i][j] (17) △ω[k-1][k][i][j]=η・δ[k] [j]・O[k-1] [j] (ηは定数) (18) で与えられる。式(17)は実際には学習が安定に行な
われるために、学習効率化係数αを導入して荷重修正式
は △ω[k-1][k][i][j](t+1) =η・δ[k] [j]・O[k] [j]+α△ω[k-1][k][j](t) (19) と与えられる。そして出力層ユニットのO[m] [j]の
最大値を調べ、おのおのの出力ユニットに割り当てられ
たカテゴリ名を出力し(手順16)、一パターンの微分
L−I波形の学習を終了する。学習過程ではそれぞれの
カテゴリに属する微分L−I特性をランダムにニューラ
ルネットに提示し、式(9)の二乗誤差ERR(j)が
設定されたしきい値以下になるまで学習を行なう。学習
が終了すると、学習によって得られた荷重値、荷重バイ
アス値を計算機メモリーに格納し記憶する(手順1
4)。
【0027】自動検査時には学習で得た荷重、荷重バイ
アスデータを再び読み込み(手順15)、図1の測定系
から得られる微分L−Iデータの2次元配列を学習過程
と同様に特徴ベクトルを生成し(手順3、4、5、6、
7、8、9、10)、図17に示される階層ニューラル
ネットに入力し、式(11)式(12)を計算し、出力
層ユニットの最大値に属するカテゴリ名を表示する(手
順17)。
【0028】図5、図8、図11は図4、図7、図10
をそれぞれ5倍に拡大し、カテゴリ“良品”,“不良
品”,“ノイズ”の微分L−Iデータを図17に示され
る入力ユニット数25、中間層ユニット数35、出力ユ
ニット数3の階層構造を持つニューラルネットに学習さ
せた後、未学習の微分L−I波形を提示した時、本装置
がそれぞれ良品、不良品、ノイズと正しく分類、認識し
た例を示すものである。
【0029】図6、図9、図12は図17に示される階
層型ニューラルネットが学習によって獲得した良品、不
良品、ノイズに対する中間層ユニットの反応の強さを示
す状態図である。図6、図9、図12において35個の
升は各中間層ユニットを示し、各升の中の黒い四角形の
大きさは各中間層ユニットの反応の強さを示す。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体レー
ザー特性欠陥検出装置は、半導体レーザーの微分L−I
特性の直線部の有無にかかわらず波形直線部を推定し、
抽出直線と波形データとの距離の最大値を規格値と比較
させて、L−Iキンクの有無を認識させる代わりに、微
分L−I特性の変動を検知する特徴検出器とニューラル
ネットの学習凡化能力を用いて、未提示の計測された微
分L−I特性の任意の位置にあるL−Iキンクを自動的
に検出、分類する。学習後のニューラルネットは波形デ
ータを入力するだけで、波形の欠陥を検出し、分類する
ので、波形の直線部がない場合の余分な直線推定の計算
が省け、製品検査のリードタイムの大幅な向上ができる
という効果がある。
【0031】また、特徴検出器は波形パターンデータの
意味を損なわずに特徴検出器上の2組の反応セルの頻度
情報である特徴ベクトルに変換するので、データの圧縮
が図れる上、特徴検出器上で定義した階段関数の特性に
よって波形上の局所的に発生する計測ノイズの影響を取
り除くことができるというフィルタリング効果がある。
また、ニューラルネットの学習結果である出力層の各出
力ユニットはそれぞれ、良品、不良品、ノイズのカテゴ
リに割り当てられ、この出力の最大値の値は分類カテゴ
リであると同時に判定の確信度を示しているので、分類
結果の認識度合を数値化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す測定系のブロック図で
ある。
【図2】図1に示すマイクロプロセッサの処理を示す流
れ図である。
【図3】図1に示すマイクロプロセッサ6の処理を示す
流れ図である。
【図4】図1の測定系から得られる良品の2次元データ
信号eの出力図である。
【図5】図4に示されるデータを5倍に拡大し、図2お
よび図3に示される検査フローに従ってデータ処理さ
れ、ニューラルネットが半導体レーザーの微分L−I特
性波形形状を良品と判定した出力例を示す図である。
【図6】ニューラルネットが学習によって獲得した図5
に示す微分L−I特性波形に対する中間層ユニットの反
応の強さを示す状態図である。
【図7】図1の測定系から得られる不良品の2次元デー
タ信号eの出力図である。
【図8】図7に示されるデータを5倍に拡大した出力例
を示す図である。
【図9】ニューラルネットが学習によって獲得した図8
に示す微分L−I特性波形に対する中間層ユニットの反
応の強さを示す状態図である。
【図10】図1の測定系から得られるノイズを含む2次
元データ信号eの出力図である。
【図11】図10に示されるデータを5倍に拡大した出
力例を示す図である。
【図12】ニューラルネットが学習によって獲得した図
11に示す微分L−I特性波形に対する中間層ユニット
の反応の強さを示す状態図である。
【図13】特徴検出器のスレッシュホールドを持つ階段
関数の概念図である。
【図14】特徴検出器のセル座標図である。
【図15】特徴検出器の各セル座標をコード化した図で
ある。
【図16】2つのセル座標の組合せから決定される特徴
ベクトルが各入力層ユニット番号に割り当てられ、その
出現頻度をカウントし、マイクロプロセッサ6上に累積
し、記憶するベクトルカウンタの概念図である。
【図17】本実施例で用いたニューラルネットの概念図
である。
【符号の説明】
1 電流駆動部 2 微分回路 3 半導体レーザー 4 光信号測定回路 5 A/D変換回路 6 マイクロプロセッサ a 駆動電流 b 光パワー c 出力パワー信号 d 微分出力パワー信号 e 二次元データ信号

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)駆動電流Iに対する半導体レーザ
    ーの光出力Lを測定する測定手段と、 (B)駆動電流Iに対するdL/dIを求め、A/D変
    換した微分L−I特性データを求めるデータ作成手段
    と、 (C)前記データ作成手段により得られる微分L−I特
    性データの変化率が最大でかつ光出力が最大である開始
    点を求める開始点探索手段と、 (D)前記開始点から測定終了点までの微分L−I特性
    データからの差分方向ベクトル集合を生成する手段と、 (E)前記差分方向ベクトルをスレッシュホールドを持
    つ階段関数を用いて特徴検出器上のセル座標に変換し、
    セル座標変換ベクトル集合を生成する手段と、 (F)前記セル座標変換ベクトルから前記特徴検出器の
    セル座標コードを生成する手段と、 (G)2組の前記セル座標コードを成分とする入力層ユ
    ニット行列を生成し、前記入力層ユニット行列の成分値
    をニューラルネットへの入力層ユニット番号を持つ特徴
    ベクトルに割り当てる手段と、 (H)前記特徴ベクトルの出現頻度情報をカウントし、
    正規化する手段と、 (I)特徴ベクトルの前記出現頻度情報をニューラルネ
    ットに学習させる手段と、 (J)ニューラルネットの学習により微分L−I特性の
    欠陥を検出し、分類する手段とを含む半導体レーザー特
    性欠陥検出装置。
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