JP2670357B2 - プロジェクタ式照明装置 - Google Patents

プロジェクタ式照明装置

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JP2670357B2 JP1173822A JP17382289A JP2670357B2 JP 2670357 B2 JP2670357 B2 JP 2670357B2 JP 1173822 A JP1173822 A JP 1173822A JP 17382289 A JP17382289 A JP 17382289A JP 2670357 B2 JP2670357 B2 JP 2670357B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はプロジェクタ式照明装置、特に、配光パタ
ーンを調節可能なプロジェクタ式照明装置に関する。
(従来の技術) プロジェクタ式照明装置は明暗が明確な配光パターン
を得られる等の種々の利点があり、近年、車両の前照灯
に多用されている。そして、車両の前照灯は走行ビーム
とすれ違いビームとのビーム切換が不可欠であり、前照
灯として用いられるプロジェクタ式照明装置にはビーム
切換等の配光パターンの変更のための機構が組み付けら
れる。
この種の配向パターンが可変なプロジェクタ式照明装
置としては、従来、実開昭63−111704号公報等に記載さ
れたものが知られている。この実開昭63−111704号公報
に記載されたプロジェクタ式照明装置は、上半部に回転
楕円反射面を有して下半部に中心が回転楕円面状の反射
面の第1焦点と一致する半球反射面を有する反射鏡と、
この反射鏡の第1焦点に略一致して配設された光源と、
回転楕円反射面の第2焦点の近傍に光軸と略平行に配置
された平面鏡と、この平面鏡を光軸に対し傾動させる駆
動機構とを有し、駆動機構で平面鏡を傾動させて配光パ
ターンを変えるものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来のプロジェクタ式照明装
置にあっては、反射鏡に半球反射面と回転楕円反射面と
を形成しなければならず、反射鏡の構造が複雑化して製
造コストの増大を招くという問題があった。
また、上述のプロジェクタ式照明装置にあっては、第
2焦点の近傍に設けた反射鏡の傾動のみで配光パターン
を変えるため、配光パターンの変更可能な範囲(調節範
囲)が狭いという欠点があった。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、配光
パターの調節範囲が大きく、かつ、反射板の構造を簡素
化できるプロジェクタ式照明装置を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段) この発明は、回転楕円反射面を有する反射板と、該反
射板の回転楕円反射面内の第1焦点に略一致して配置さ
れた光源と、前記回転楕円反射面と光軸を一致して配置
された投光レンズと、を備えたプロジェクタ式照明装置
において、前記反射板の回転楕円反射面と前記光源との
相対位置を変更可能な位置調節手段と、該位置調節手段
により設定された少くなくとも1の相対位置で前記反射
面により反射された光束の一部を遮る遮光板と、を備え
ることが要旨である。
(作用) この発明にかかるプロジェクタ式照明装置は、回転楕
円反射面と光源との相対位置を変え、かつ、一の相対位
置で回転楕円反射面から投光レンズに入射する光束の一
部を遮るため、その配光パターンを大きく変えることが
できる。そして、反射板には回転楕円反射面のみを形成
すれば足りるため、反射板の構造を簡素化できる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図(a),(b)はこの発明の一実施例にかかる
プロジェクタ式照明装置を表す。なお、この実施例およ
び後述する実施例では本発明を車両の前照灯に適用した
ものを例示する。
図中、11は回転楕円状の反射面11aを有する反射板、1
2は反射板11の反射面11aと光軸を一致させて配置された
投光レンズである。反射板11には反射面11a内に図外の
点灯制御回路に並列に結線されたバルブのフィラメント
等の2つの光源13,14が設けられ、一方の光源13が反射
面11aの第1焦点F1に、他方の光源14が反射面11aの光軸
上で上述の光源13より反射面11aに近接した位置に配置
されている。点灯制御回路は、図中明示しないが、ビー
ム切換スイッチ、車速センサあるいは車高センサ等が接
続されてビーム切換スイッチの操作位置、車速あるいは
車高(車体姿勢)等に応じ光源13,14の一方を択一的に
点灯し、また、光源13,14の一方の点灯時に当該光源に
断線等の故障が生じるとビーム切換スイッチの操作位置
等の如何にかかわらず他方を点灯する。この点灯回路お
よび2つの光源13,14は位置調節手段を構成する。な
お、位置調節手段は複数(2つ)の光源を設けること無
く、1つの光源を設けて光源あるいは反射板を移動させ
て相対位置を変更するように構成することも可能であ
る。
また、反射板11と投光レンズ12との間には反射面11a
の第2焦点F2と略一致する位置で遮光板15が設けられて
いる。遮光板15は一方の縁部が光軸の近傍(図中、第2
焦点F2の直下)に位置して光軸と直交する方向(図中下
方)に延在している。この遮光板15は、遮光性材料から
成る。なお、この遮光板15は有色透明材料から構成すれ
ばフォグランプ等の配光パターンを得ることもでき、ま
た、遮光板15を光学的パターンを有する透明体から構成
すれば光学的パターンに対応した配光パターンを得るこ
ともできる。
このプロジェクタ式照明装置は、光源13,14の一方を
ビーム切換スイッチの操作位置、車速あるいは車高に応
じ択一的に点灯する。そして、ビーム切換スイッチが走
行ビーム位置に操作されると、第1図(a)に示すよう
に、光源13が点灯されて反射面11aで反射した光束が第
2焦点F2で収束した後に投光レンズ12に入射する。した
がって、遮光板15で遮られることも無く全ての光束が投
光レンズ12に入射して投光レンズ12から照射され、走行
ビームの配光パターンが得られる。また、ビーム切換ス
イッチがすれ違いビーム位置に操作されると、第1図
(b)に示すように、光源14が点灯して反射面11aで反
射した光線は第2焦点F2より投光レンズ12側で光軸を横
断する。したがって、反射面11aで反射した光束は一部
が遮光板15で遮られて投光レンズ12の図中下半部に入射
し、投光レンズ12から下向きに照射されてすれ違いビー
ムの配向パターンが得られる。
一方、ビーム切換スイッチの走行ビーム位置への操作
時に光源13が断線等の故障を生じた場合にはその故障が
検出されて他の光源14が点灯し、また同様に、ビーム切
換スイッチのすれ違いビーム位置への操作時に光源14が
断線等の故障を生じた場合には他の光源13が点灯され
る。したがって、フィラメントの断線等で夜間の前方視
認性が損なわれることも無くなり、高い信頼性を得られ
る。
さらに、このプロジェクタ式照明装置は、高車速時あ
るいは車体の前傾時等に光源13を点灯し、低車速時ある
いは車体の後傾時等に光源14を点灯する。したがって、
高車速時には遠方側、低車速時には手前側を照射する車
速に感応する配光パターンを得られ、また、積載荷重等
による車体姿勢の影響を受けること無く最適な位置を照
射できる。
第2図には、この発明の他の実施例を示す。なお、上
述した実施例と同一の部分には同一の番号を付して説明
を省略する。
この実施例は、1つの光源13を第1焦点F1に、この光
源13から光軸と直交する方向に離間して他の光源14を配
置するとともに、光軸から光源14側で第2焦点F2より投
光レンズ12側に遮光板15を配置したものである。なお、
光源14は図中符号14′に示すように光軸の下側に配置す
ることも可能である。
この実施例にあっても、光源13の点灯時には第2図
(a)に示すように反射面11aで反射された全ての光束
が投光レンズ12に入射して走行ビームの配向パターンを
得られ、また、光源14の点灯時には第2図(b)に示す
ように光束は一部が遮られて投光レンズ12の図中下半部
に入射してすれ違いビームの配光パターンが得られる。
そして、このプロジェクタ式照明装置も、光源13,14の
点灯を制御するのみで機構を必要としないため小型化の
達成と高信頼性を得られ、また、反射板11等の構造の簡
素化が図れる。
なお、上述した各実施例では車両の前照灯として用い
たプロジェクタ式照明装置を例示するが、この発明のプ
ロジェクタ式照明装置は家庭用照明器等の一般照明装置
にも適用できることは言うまでも無い。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明にかかるプロジェクタ
式照明装置によれば、大型化すること無く、かつ簡素な
構造で配向パターンを広範囲にわたって変えることがで
きるという効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)はこの発明の一実施例にかかるプ
ロジェクタ式照明装置を示し、第1図(a)が一の状態
の模式図、第1図(b)が第1図(a)と異なる態様の
模式図である。第2図(a),(b)はこの発明の他の
実施例にかかるプロジェクタ式照明装置を示し、第2図
(a)が一の状態の模式図、第2図(b)が他の状態の
模式図である。 11……反射板、11a……反射面 12……投光レンズ、13,14……光源 15……遮光板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 顕一郎 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭64−67804(JP,A) 特開 平1−159902(JP,A) 実開 昭62−161704(JP,U) 実開 昭63−131003(JP,U) 実開 昭62−186302(JP,U) 実開 昭63−111704(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転楕円反射面を有する反射板と、該反射
    板の回転楕円反射面内の第1焦点に略一致して配置され
    た光源と、前記回転楕円反射面と光軸を一致して配置さ
    れた投光レンズと、を備えたプロジェクタ式照明装置に
    おいて、 前記反射板の回転楕円反射面と前記光源との相対位置を
    変更可能な位置調節手段と、該位置調節手段により設定
    された少くなくとも1の相対位置で前記反射面により反
    射された光束の一部を遮る遮光板と、を備えることを特
    徴とするプロジェクタ式照明装置。
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