JP2670308B2 - スピーカキャビネット取付装置 - Google Patents

スピーカキャビネット取付装置

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JP2670308B2 JP23366288A JP23366288A JP2670308B2 JP 2670308 B2 JP2670308 B2 JP 2670308B2 JP 23366288 A JP23366288 A JP 23366288A JP 23366288 A JP23366288 A JP 23366288A JP 2670308 B2 JP2670308 B2 JP 2670308B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、前面に対して後背面が鋭角に傾斜している
2つのスピーカキャビネットを、その後背面を接合させ
て、スピーカを2方向に向け、広い範囲に音を放射する
スピーカキャビネット取付装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、2つのスピーカキャビネットをこのように設置
するには、それぞれのスピーカキャビネットに壁や天井
に取付ける取付金具を取付け、この取付金具を壁や天井
に取付けていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような用途に使用する取付金具は市販されておら
ず、特注しなければならないと共に、その取付けが完了
した後でも取付金具が露出して壁や天井の美感を損ずる
欠点があった。
又、2つのスピーカキャビネットの近接した側面に
は、手が入りにくいため、その取付作業が困難である等
の問題点があった。
本発明は、従来の2つのスピーカキャビネットを、そ
のスピーカを2つの方向に向けて設置する場合の前述の
問題点を解消するためのもので、スピーカの向く方向を
狭、広の2つに変えることができると共に、その変更が
同一の固定板で行え、しかもその取付作業が簡単、容易
であると共に取付板や固定板が露出しないスピーカキャ
ビネット取付装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前述の目的を達成するためのスピーカキャ
ビネット取付装置の手段に関し、前面に対し鋭角状に異
なる角度で傾斜して、延長が直交する後背面と、該後背
面に切截面を有する2つのキャビネットのそれぞれに少
なくとも該切截面に取付手段を有する取付板を固定し、
直角の取付面に取付板を固定した第1の固定板の水平な
挿着面を第2の固定板の切起溝に挿着するものである。
〔作 用〕
本発明のスピーカキャビネット取付装置は、2つのス
ピーカキャビネットの同一傾斜の後背面を近接させて、
その切截面に取付けられている取付け板をその取付手段
によって、第1の取付板の直交する取付面に取付ける。
そして、第1の取付板の水平な挿着面を、壁や天井に
取付けた第2の固定板の切起溝に挿入し、スピーカを2
方向に向けて壁や天井に取付けるものである。
〔発明の実施例〕
次に、本発明のスピーカキャビネットの実施例を、第
1図、第2図について説明する。
このキャビナットAは、本体1、表面にネット2aを張
ったグリル2、取付板3の3点で構成される。
本体1は、図示の如くその対向する2つの後背面1a,1
bが、その一方の後背面1aは、その前面に対して35度、
他方の後背面1bは同じく55度で直交するようになってい
る。
そして、後背面1a,1bの後側の端部においては、前記9
0度の角度で切截するように夫々135度をなす切截面1cに
形成されている。
更に、後背面1a,1bの切截面1cに近い場所には、取付
板3をねじ止めするネジ孔1d、切截面1cにはスピーカの
リード線を接続するコネクタの取付部(図示せず)が形
成されている。
又、この本体1の前面には、グリル2の周縁が嵌着さ
れ固定されている。
取付板3は、第3図、第4図のように中央部3aに対
し、夫々135度の角度で折曲された取付部3bが形成され
ていて、この取付部3bに穿設されている取付孔3cに挿入
したビスをネジ孔1dに螺合することによって取付板3は
本体1の背面に取付けられる。
この取付板3の中央部3aには引掛孔3d、取付孔3eが穿
設され、取付部3bにはT字形で、その入口が拡大傾斜部
3f、となっているガイド孔3fが形成されており、このガ
イド孔31fの背面に当たる本体1の後背面1a,1bには、窪
部1eが形成されている。
このスピーカキャビネットAは、その後背面1a,1bが
前面に対し、35度、55度と異なる角度に形成されている
ので、これを床面に置く際に、後背面1aを下にすると、
スピーカキャビネットAの前面は、床面に対し35度の角
度で上を向くことになる。
これに対し、後背面1bを下にすると、55度の角度で斜
め上方を向くこととなり、その置き方によって、20度の
角度差が生じる。
よって、聴く人の位置に対する角度等によってその置
き方を変え、最も良く聴ける向きとすることができる。
次に、このキャビネットAを2台、その後背面1a、又
は1bを接合させた状態で固定する第1の固定金具10、こ
の第1の固定金具10を取付ける第2の固定金具11の実施
例を第5図、第6図について説明する。
第5図は第1の固定金具10を示し、この固定金具10は
互いに直交する2つの取付面10aと、該取付面10aの先端
には同一平面となる挿着面10bが形成されている。
取付面10aの一側には起立片10cが立設されていて、こ
の起立片10cの孔10dには、ビス12が挿通され、止め輪13
でその抜脱が防止されている。
そして、取付面10aには、取付金具3の取付孔3eに取
付けるための取付孔10eが穿設されている。
第2の固定金具11には、第6図に示すように、壁、天
井、床等に取付ける取付孔11aが多数穿設されると共
に、第1の固定金具10の挿着面10bが挿入される2本の
切起溝11bが平行に設けられている。
この2本の平行な切起溝11bの一側には、挿着面10bの
挿入をガイドするガイド切起溝11cが形成され、又ガイ
ド切起溝11cの間には、ビス12に螺合するねじ孔11dを穿
設した起立片11eが設けられている。
更に、切起溝11bの間には引出孔11fが立設されると共
に、切起溝11bの他側には引掛孔11gを形成した引掛片11
hが設けられているものである。
この第2の固定金具11は、スピーカキャビネットAの
コネクタに接続されるリード線7を引出孔11fから引き
出した後、取付孔11aに挿通したビス6によって、壁、
天井、床のいずれかに取付けられる。
一方、2つのスピーカキャビネットAは、第1の固定
金具10の取付孔11eにビス14を挿通し、取付金具3の取
付孔3eに螺合することによって取付けられる。
そして、第6図のように、両端にクック8aを有する吊
下具8の該フック8aを、取付板3の引掛孔3dと、第2の
固定金具11の引掛孔11gに引っ掛けた後、挿着面10cをガ
イド切起溝11cをガイドとして、切起溝11bに挿入する。
これは、この取付作業の間、固定金具10に取付けられて
いるスピーカキャビネットAを取り落としても、吊下具
8によってスピーカキャビネットAが床に当り、これを
損傷したり、床を損傷したりするのを防止すると共に、
損傷しないようにしている。
そして、挿着面10cの切起溝11bへの挿入が終わった後
は、ビス14の先端をねじ孔11dに螺合することによっ
て、その取付は完了する。
このようにして、2つのスピーカキャビネットAを天
井に吊り下げるようにした場合、第1の固定金具10に、
その後背面1b同志を接合させた場合には、第7図(I)
のように両スピーカキャビネットAの前面は鈍い角度と
なって、比較的狭い範囲に音を放射する。
逆に、後背面1aを接合させた場合には、同図(II)の
ように鋭角となって、比較的広い範囲に音を放射する。
壁に取付けた場合も同様に、第8図(I),(II)に
示すように、音の放射範囲の広狭の切り換えが可能であ
る。
尚、上記実施例においては、後背面1a,1bが前面との
角度を35度、55度として説明したが、この外にも、この
角度の合計が90度となるようにして、種々の角度に変え
ることができ、この実施例と同様な作用効果を奏するも
のである。
〔発明の効果〕
本発明は叙上のように、スピーカキャビネットの後背
面は前面のスピーカ取付面に対して異なる鋭角に形成さ
れているため、2つのスピーカキャビネットのいずれの
傾斜角の後背面を接させるかによって、そのスピーカか
らの音の放射範囲を比較的広、狭に変化させることがで
きる。
そして、切截面はいずれの後背面に対しても135度の
角度であるため、いずれの後背面を接した場合でも、2
つのスピーカキャビネットの切截面同志は、90度の角度
をなす。
従って、音の範囲を広狭のいずれにした場合でも、1
つの第1の固定板への取付けが可能となり第1の固定板
を変える必要がなくなる。
そして、第1の固定板の水平な挿着面を、壁や天井に
取付けられた第2の固定板の切起溝に挿着して、2つの
スピーカキャビネットが壁、天井に取付けられるので、
その取付作業は簡単、容易なものとなる。
しかも、この第1の固定板、第2の固定板は2つのス
ピーカキャビネットの陰にかくれ、見えないので、壁や
天井の美感を損ずることがない等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のスピーカキャビネットの側面図、 第2図は同上の平面図、 第3図は取付板の断面図、 第4図は同上の断面図、 第5図は第1の固定金具の斜面図、 第6図は第1の固定金具によるスピーカキャビネットの
取付工程の斜面図、 第7図、第8図はスピーカ取付状態を示す斜面図であ
る。 A……スピーカキャビネット、1……本体、1a,1b……
後背面、1c……切截面、2……グリル、3……取付板、
3e……取付孔、10……第1の固定金具、10a……取付
面、10b……挿着面、10e……取付孔、11……第2の固定
金具、11b……切起溝。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面のスピーカ取付面に対して傾斜角が異
    なる2つの後背面の延長が直交すると共に、この後背面
    と交叉する切截面とで断面が略台形をなすスピーカキャ
    ビネットの少なくとも切截面に沿接された取付板に取付
    手段を形成し、このスピーカキャビネットを2台、その
    前面に対する傾斜角が同じ後背面を接合させて、第1の
    固定板の直交する取付面に、それぞれの取付手段によっ
    て固定し、該第1の固定板の水平な挿着面を、壁、天井
    等に取付けられた第2の固定板の切起溝に挿入すること
    を特徴とするスピーカキャビネット取付装置。
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