JP2669681B2 - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JP2669681B2
JP2669681B2 JP1007197A JP719789A JP2669681B2 JP 2669681 B2 JP2669681 B2 JP 2669681B2 JP 1007197 A JP1007197 A JP 1007197A JP 719789 A JP719789 A JP 719789A JP 2669681 B2 JP2669681 B2 JP 2669681B2
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、湯沸器から出湯栓への給湯管に出湯栓近く
で戻り湯管を接続し、戻り湯管による湯沸器への循環給
水によって給湯停止時に給湯管内の湯を保温して、出湯
初期においても所望温度の湯を出湯栓から供給できるよ
うにするための給湯装置に関する。
さらに詳しくは、湯沸器に接続した出湯栓の近くから
前記湯沸器への給水管路に循環給水するポンプ付の戻り
湯管路を設け、前記湯沸器への給水量を検出する水量検
出センサーを設け、循環水の温度を検出する温度検出セ
ンサーを設け、前記水量検出センサー及び温度検出セン
サーからの情報に基いて前記ポンプと前記湯沸器のバー
ナ、又は、それらポンプとバーナと循環水加熱用の電気
ヒータを自動操作する制御器を設けた給湯装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、第5図に示すように、制御器(C3)を運転状態
と停止状態に切換えるためのスイッチ(SW)を出湯栓
(6)の近くに配置し、給湯及び保温が必要な時にだけ
制御器(C3)を運転状態にして、電気や燃料の無駄な消
費が少ない経済的運転を容易に実行できるように構成
し、かつ、スイッチ(SW)を運転状態に操作すると、制
御器(C3)により下記のように自動操作すべく構成して
いた。
(イ)立上がり時 出湯栓(6)が閉じられていて水量検出センサー
(S4)の検出水量が設定水量未満であり、かつ、温度検
出センサー(S5)による検出温度が設定未満であるた
め、制御器(C3)によりポンプ(P)が運転状態にかつ
バーナ(1)又は電気ヒータが加熱状態になり、ポンウ
(P)で循環される水がバーナ(1)又は電気ヒータで
加熱される。そして、温度検出センサー(S5)による検
出温度が設定温度以上になると、制御器(C3)によりバ
ーナ(1)又は電気ヒータが停止状態になる。
(ロ)保温時 温度検出センサー(S5)からの情報で制御器(C3)に
よりポンプ(P)が運転状態と停止状態に、かつ、バー
ナ(1)又は電気ヒータが加熱状態と停止状態に自動的
に切換操作され、ポンプ(P)により循環される水の温
度が設定温度に維持される。
(ハ)給湯時 出湯栓(6)が開かれ、給水管路から湯沸器(B)に
給水され、水量検出センサー(S4)の検出流量が設定水
量以上になるため、バーナ(1)が加熱状態になり、湯
沸器(B)から出湯栓(6)に所定温度の湯が供給され
る。この時、給湯初期においてもバーナ(1)又は電気
ヒータで保温された所定温度の湯が供給される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、出湯栓(6)近くのスイッチ(SW)と湯沸器
(B)近くの制御器(C3)は一般に遠く離れているた
め、スイッチ(SW)と制御器(C3)を接続する配線工事
に多くの手数と経費を要し、殊に、保温手段を備えてい
ない既設の給湯設備を、保温機能を有するものに既設の
湯沸器を利用して改造する場合に、配線工事に要する多
くの手数と経費が大きな欠点になっていた。
本発明の目的は、所定の加熱機能、保温機能、及び、
遠隔運転停止切換機能を有するものでありながら、制御
器を出湯栓近くで運転停止切換えするためのスイッチが
不用で施工面及び工事費の面で有利な給湯装置を提供す
る点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本第1発明の特徴構成は、 湯沸器への給水量を検出する水量検出センサーを配置
するに、給水管路のうち戻り湯管路との接続部よりも下
流側に第1水量検出センサーをかつ上流側に第2水量検
出センサーを設け、 前記第1及び第2水量検出センサー、並びに、循環水
の温度を検出する温度検出センサーからの情報に基い
て、前記戻り湯管路のポンプと前記湯沸器のバーナを自
動操作する制御手段を形成するに、前記第1水量検出セ
ンサーによる検出水量が設定水量以上においてのみ前記
バーナを燃焼状態にする第1制御器を設けると共に、前
記第2水量検出センサー及び温度検出センサーからの情
報により前記ポンプを自動操作する第2制御器を設け、 前記第2制御器を形成するに、前記第2水量検出セン
サーによる検出水量が前記設定水量以上においてのみ前
記ポンプに停止状態を指示するための第1判定手段、 前記第2水量検出センサーによる検出水量が前記設定
水量未満で、前記温度検出センサーによる検出温度が設
定温度以上においてのみ、前記ポンプに停止状態を指示
するための第2判定手段、 前記第2水量検出センサーによる検出水量が前記設定
水量未満で、前記温度検出センサーによる検出温度が前
記設定温度未満においてのみ、前記ポンプに運転状態を
指示するための第3判定手段、 前記第2水量検出センサーによる検出水量が前記設定
水量以上になった後で前記設定水量未満になった特定タ
イミングを判定する第4判定手段、並びに、 前記第4判定手段による前記特定タイミング毎の指示
に基いて設定時間だけ前記第3判定手段による前記ポン
プの運転指示を許容する時限手段を設けたことにあり、
その作用は次の通りである。
〔作 用〕
つまり、上記給湯装置は次のように動作する。
(イ)立上がり時 出湯栓を開いて閉じる操作を行うと、第2水量検出セ
ンサーからの情報で第4判定手段により特定タイミング
が判定され、第4判定手段からの指示で時限手段が設定
時間だけ第3判定手段によるポンプ運転指示を許容する
状態になる。
また、出湯栓が閉じられた後は第2水量検出センサー
による検出水量が設定水量未満になり、かつ、温度検出
センサーによる検出温度が設定温度未満になり、第3判
定手段からの指示でポンプが運転状態になる。
したがって、第1水量検出センサーの検出水量がポン
プによる水循環で設定水量以上になり、第1制御器によ
りバーナが燃焼状態になり、湯沸器により循環水が加熱
される。
そして、温度検出センサーによる検出温度が設定温度
以上に昇温すると、第2判定手段からの指示でポンプが
停止され、第1制御器によりバーナが消火される。
(ロ)保温時 温度検出センサーからの情報でポンプが第2制御器に
より運転状態と停止状態に自動的に切換操作され、それ
に伴ってバーナが第1制御器により燃焼状態と消火状態
に自動的に切換操作され、ポンプにより循環される水の
温度が設定温度に維持される。
(ハ)給湯時 出湯栓が開かれて、給水管路から湯沸器に給水され、
第1及び第2水量検出センサーによる検出水量が設定水
量以上になり、第1制御器によりバーナが燃焼状態にな
ると共に、第1判定手段からの指示でポンプが停止状態
になる。この時、給湯初期においても所定温度に保温さ
れた湯が供給される。
そして、出湯栓が閉じられた後、例えば30分又は1時
間などの設定時間にわたって出湯栓が閉じられたままに
なっていると、第4判定手段からの指示が無いために時
限手段が第3判定手段によるポンプ運転指示を不能にす
る状態になり、温度検出センサーによる検出温度が設定
温度未満に低下してもポンプが停止状態のままになり、
そのためにバーナが消火状態のままになり、不必要な保
温に起因する電気と燃料の消費が無くなる。
要するに、所定の加熱機能と保温機能を有し、かつ、
給湯が必要になれば遠隔操作で運転状態に切換えられる
と共に、保温が不必要に行われることを無くせる経済性
向上機能を有するものでありながら、従来必要とした出
湯栓近くの運転停止切換用スイッチを無くして、そのス
イッチと制御器にわたる配線工事及び配線工事経費を不
要にできる。
〔課題を解決するための手段〕
本第2発明の特徴構成は、 湯沸器への給水量を検出する水量検出センサーを配置
するに、給水管路のうち戻り湯管路との接続部よりも下
流側に第1水量検出センサーをかつ上流側に第2水量検
出センサーを設け、 前記第1及び第2水量検出センサー、並びに、循環水
の温度を検出する温度検出センサーからの情報に基い
て、前記戻り湯管路のポンプと前記湯沸器のバーナと循
環水加熱用電気ヒータを自動操作する制御手段を形成す
るに、前記第1水量検出センサーによる検出水量が設定
水量以上においてのみ前記バーナを燃焼状態にする第1
制御器を設けると共に、前記第2水量検出センサー及び
温度検出センサーからの情報により前記ポンプ及び電気
ヒータを自動操作する第2制御器を設け、 前記第2制御器を形成するに、 前記第2水量検出センサーによる検出水量が前記設定
水量以上においてのみ前記ポンプ及び電気ヒータに停止
状態を指示するための第1判定手段、 前記第2水量検出センサーによる検出水量が前記設定
水量未満で、前記温度検出センサーによる検出温度が前
記設定温度以上においてのみ、前記ポンプ及び電気ヒー
タに停止状態を指示するための第2判定手段、 前記第2水量検出センサーによる検出水量が前記設定
水量未満で、前記温度検出センサーによる検出温度が設
定温度未満においてのみ、前記ポンプ及び電気ヒータに
運転状態を指示するための第3判定手段、 前記第2水量検出センサーによる検出水量が前記設定
水量以上になった後で前記設定水量未満になった特定タ
イミングを判定する第4判定手段、並びに、 前記第4判定手段による前記特定タイミング毎の指示
に基いて設定時間だけ前記第3判定手段による前記ポン
プ及び電気ヒータの運転指示を許容する時限手段を設け
たことにあり、その作用及び効果は次のとおりである。
〔作 用〕
つまり、上記給湯装置は次のように動作する。
(イ)立上がり時 出湯栓を開いて閉じる操作を行うと、第2水量検出セ
ンサーからの情報で第4判定手段により特定タイミング
が判定され、第4判定手段からの指示で時限手段が設定
時間だけ第3判定手段によるポンプ及び電気ヒータの運
転指示を許容する状態になる。
また、出湯栓が閉じられた後は第2水量検出センサー
による検出水量が設定水量未満になり、かつ、温度検出
センサーによる検出温度が設定温度未満になり、第3判
定手段からの指示でポンプと電気ヒータが運転状態にな
り、電気ヒータにより循環水が加熱される。
そして、温度検出センサーによる検出温度が設定温度
以上に昇温すると、第2判定手段からの指示でポンプと
電気ヒータが停止される。
(ロ)保温時 温度検出センサーからの情報でポンプ及び電気ヒータ
が第2制御器により運転状態と停止状態に自動的に切換
操作され、ポンプにより循環される水の温度が設定温度
に維持される。
(ハ)給湯時 出湯栓が開かれて、給水管路から湯沸器に給水され、
第2水量検出センサーによる検出水量が設定水量以上に
なり、第1制御器によりバーナが燃焼状態になると共
に、第1判定手段からの指示でポンプ及び電気ヒータが
停止状態になる。この時、給湯初期においても所定温度
に保温された湯が供給される。
そして、出湯栓が閉じられた時、例えば30分又は1時
間などの設定時間にわたって出湯栓が閉じられたままに
なっていると、第4判定手段からの指示が無いために時
限手段が第3判定手段によるポンプと電気ヒータの運転
指示を不能にする状態になり、温度検出センサーによる
検出温度が設定温度未満に低下してもポンプと電気ヒー
タが停止状態のままになり、そのために不必要な保温に
起因する電気の消費が無くなる。
要するに、本第1発明と同様に、所定の加熱機能と保
温機能を有し、かつ、給湯が必要になれば遠隔操作で運
転状態に切換えられると共に、保温が不必要に行われる
ことを無くせる経済性向上機能を有するものでありなが
ら、従来必要とした出湯栓近くの運転停止切換用スイッ
チを無くして、そのスイッチと制御器にわたる配線工事
及び配線工事経費を不要にできる。
〔発明の効果〕
その結果、給湯性能、操作性、経済性において優れて
いる上に、施工性及び工事費の面においても優れた、一
段と便利な給湯装置を提供できるようになった。
殊に、保温手段を備えていない既設の給湯設備を、保
温機能を有するものに既設の湯沸器を利用して改造する
場合、配線を無くすことによる施工性向上と工事費低減
の効果は大きい。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
(実施例1) 第1図に示すように、瞬間型の燃焼式湯沸器(B)に
おいて、第1水量検出センサー(S1)による検出水量が
設定水量以上においてのみバーナ(1)の燃料弁(V3
を開いて点火プラグ(24)でバーナ(1)を燃焼させる
ための第1制御器(C1)を設けてある。
給水源(2)と湯沸器(B)と出湯栓(6)に接続し
て保温機能を備えさせるための給湯用保温装置(A)に
下記(イ)ないし(ヘ)項の構成要素をユニットにして
備えさせてある。
(イ)水道などの給水源(2)に対する第1配管接続部
(3) (ロ)湯沸器(B)の給水管(4)に対する第2配管接
続部(5) (ハ)出湯栓(6)の近くからの戻り湯管(7)に対す
る第3配管接続部(8) (ニ)第1配管接続部(3)から第2配管接続部(5)
への給水管路のうち戻り湯管路の接続部より上流側に設
けた第2水量検出センサー(S2)と逆止弁(V1) (ホ)第3配管接続部(8)から第2配管接続部(5)
への戻り湯管路に設けたポンプ(P)と温度検出センサ
ー(S3)と逆止弁(V2) (ヘ)第2水量検出センサー(S2)及び温度検出センサ
ー(S3)からの情報に基いてポンプ(P)を自動操作す
る第2制御器(C2) 第2制御器(C2)において、第2図に示すように下記
第1ないし第4判定手段及び時限手段を設けてある。
(a)第2水量検出センサー(S2)による検出水量が設
定水量以上においてのみポンプ(P)に停止状態を指示
するための指令を出力回路(18a)に発信する第1判定
手段(19) (b)第2水量検出センサー(S2)による検出水量が前
記設定水量未満で、温度検出センサー(S3)による検出
温度が設定温度以上においてのみ、ポンプ(P)に停止
状態を指示するための指令を出力回路(18b)に発信す
る第2判定手段(20) (c)第2水量検出センサー(S2)による検出水量が前
記設定水量未満で、温度検出センサー(S3)による検出
温度が設定温度未満においてのみ、ポンプ(P)に運転
状態を指示するための指令を出力回路(18c)に発信す
る第3判定手段(21) (d)第2水量検出センサー(S2)による検出水量が前
記設定水量以上になった後で前記設定水量未満になった
特定タイミングを判定する第4判定手段(22) (e)第4判定手段(22)による前記特定タイミング毎
の指示に基いて設定時間だけ第3判定手段(21)による
ポンプ(P)の運転指示を許容する時限手段(23) 尚、時限手段(23)は、第4判定手段(22)からの指
示を受けると設定時間だけスイッチオン信号を発信する
タイマー(23a)と、タイマー(23a)からのスイッチオ
ン信号で入りになるタイマースイッチ(23b)とから成
る。
要するに、本第1発明に対する〔作用〕の欄の(イ)
ないし(ハ)項で説明したように動作して、湯沸器
(B)への給湯用保温装置(A)の組付けにより保温機
能を付加できるように構成し、操作性の良い状態で不必
要な保温による電気と燃料の消費を無くせるように、か
つ、そのためのスイッチを出湯栓(6)近くに設ける必
要が無いように構成してある。
(実施例2) 第3図に示すように、瞬間型の燃焼式湯沸器(B)に
おいて、第1水量検出センサー(S1)による検出水量が
設定水量以上においてのみバーナ(1)の燃料弁(V3
を開いて点火プラグ(24)でバーナ(1)を燃焼させる
ための第1制御器(C1)を設けてある。
給水源(2)と湯沸器(B)と出湯栓(6)に接続し
て保温機能を備えさせるための給湯用保温装置(D)に
下記(イ)ないし(リ)項の構成要素をユニットにして
備えさせてある。
(イ)水道などの給水源(2)に対する第1配管接続部
(3) (ロ)湯沸器(B)の給水管(4)に対する第2配管接
続部(5) (ハ)出湯栓(6)の近くからの戻り湯管(7)に対す
る第3配管接続部(8) (ニ)湯沸器(B)の給湯管(13)に対する第4配管接
続部(14) (ホ)出湯栓(6)への給湯管(15)に対する第5配管
接続部(16) (ヘ)第1配管接続部(3)から第2配管接続部(5)
への給水管路のうち戻り湯管路の接続部より上流側に設
けた第2水量検出センサー(S2)と逆止弁(V1) (ト)第3配管接続部(8)から第2配管接続部(5)
への戻り湯管路に設けたポンプ(P)と温度検出センサ
ー(S3)と逆止弁(V2) (チ)第4配管接続部(14)から第5配管接続部(16)
への給湯管路に備えられた緩衝タンク(17)に設けた電
気ヒータ(H) (リ)第2水量検出センサー(S2)及び温度検出センサ
ー(S3)からの情報に基いてポンプ(P)、電気ヒータ
(H)を自動操作する第2制御器(C2) 第2制御器(C2)において、第4図に示すように下記
第1ないし第4判定手段及び時限手段を設けてある。
(a)第2水量検出センサー(S2)による検出水量が設
定水量以上においてのみポンプ(P)及び電気ヒータ
(H)に停止状態を指示するための指令を出力回路(25
a)に発信する第1判定手段(26) (b)第2水量検出センサー(S2)による検出水量が前
記設定水量未満で、温度検出センサー(S3)による検出
温度が設定温度以上においてのみ、ポンプ(P)及び電
気ヒータ(H)に停止状態を指示するための指令を出力
回路(25b)に発信する第2判定手段(27) (c)第2水量検出センサー(S2)による検出水量が前
記設定水量未満で、温度検出センサー(S3)による検出
温度が前記設定温度未満においてのみ、ポンプ(P)及
び電気ヒータ(H)に運転状態を指示するための指令を
出力回路(25c)に発信する第3判定手段(28) (d)第2水量検出センサー(S2)による検出水量が前
記設定水量以上になった後で前記設定水量未満になった
特定タイミングを判定する第4判定手段(29) (e)第4判定手段(29)による前記特定タイミング毎
の指示に基いて設定時間だけ第3判定手段(28)による
ポンプ(P)及び電気ヒータ(H)の運転指示を許容す
る時限手段(30) 尚、時限手段(30)は、第4判定手段(29)からの指
示を受けると設定時間だけスイッチオン信号を発信する
タイマー(30a)と、タイマー(30a)からのスイッチオ
ン信号で入りになるタイマースイッチ(30b)から成
る。
要するに、本第2発明に対する〔作用〕の欄の(イ)
ないし(ハ)項で説明したように動作して、湯沸器
(B)への給湯用保温装置(D)の組付けにより保温機
能を付加できるように構成し、操作性の良い状態で不必
要な保温による電気消費を無くせるように、かつ、その
ためのスイッチを出湯栓(6)近くに設ける必要が無い
ように構成してある。
〔別実施例〕
次に別実施例を説明する。
湯沸器(B)と給湯用保温装置(A),(D)が一体
ユニットに形成されていてもよい。
給湯装置や給湯用保温装置(A),(D)は壁掛型又
は据置型のいずれでもよい。
第1及び第2水量検出センサー(S1),(S2)は水量
スイッチなどの公知の適当なものから選定でき、温度検
出センサー(S3)もサーミスターなどの公知の適当なも
のから選定できる。
第1及び第2制御器(C1),(C2)のハードウェア及
びソフトウェアは滴宜変更自在である。例えば、時限手
段(23),(30)の設定時間は任意に選定できる。
対象とする湯沸器(B)の具体構成は不問である。例
えば、貯湯式でもよく、燃料は都市ガス、天然ガス、プ
ロパン、重油、灯油などであってもよい。
出湯栓(6)は設置数、給湯対象などにおいて限定さ
れない。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本第1発明の実施例を示し、第1図
は給湯装置の概念図、第2図は制御系を説明するブロッ
ク図である。 第3図及び第4図は本第2発明の実施例を示し、第3図
は給湯装置の概念図、第4図は制御系を説明するブック
図である。 第5図は従来例の概念図である。 (1)……バーナ、(6)……出湯栓、 (7)……戻り湯管路、(19)……第1判定手段、 (20)……第2判定手段、(21)……第3判定手段、 (22)……第4判定手段、(23)……時限手段、 (26)……第1判定手段、(27)……第2判定手段、 (28)……第3判定手段、(29)……第4判定手段、 (30)……時限手段、(B)……湯沸器、 (C1)……第1制御器、(C2)……第2制御器、 (H)……電気ヒータ、(P)……ポンプ、 (S1)……第1水量検出センサー、(S2)……第2水量
検出センサー、(S3)……温度検出センサー。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湯沸器(B)に接続した出湯栓(6)の近
    くから前記湯沸器(B)への給水管路に循環給水するポ
    ンプ(P)付の戻り湯管路(7)を設け、前記湯沸器
    (B)への給水量を検出する水量検出センサー(S1),
    (S2)を設け、循環水の温度を検出する温度検出センサ
    ー(S3)を設け、前記水量検出センサー(S1),(S2
    及び温度検出センサー(S3)からの情報に基いて前記ポ
    ンプ(P)と前記湯沸器(B)のバーナ(1)を自動操
    作する制御手段を設けた給湯装置であって、 前記水量検出センサー(S1),(S2)を配置するに、前
    記給水管路のうち前記戻り湯管路(7)との接続部より
    も下流側に第1水量検出センサー(S1)をかつ上流側に
    第2水量検出センサー(S2)を設け、 前記制御手段を形成するに、前記第1水量検出センサー
    (S1)による検出水量が設定水量以上においてのみ前記
    バーナ(1)を燃焼状態にする第1制御器(C1)を設け
    ると共に、前記第2水量検出センサー(S2)及び温度検
    出センサー(S3)からの情報により前記ポンプ(P)を
    自動操作する第2制御器(C2)を設け、 前記第2制御器(C2)を形成するに、 前記第2水量検出センサー(S2)による検出水量が前記
    設定水量以上においてのみ前記ポンプ(P)に停止状態
    を指示するための第1判定手段(19)、 前記第2水量検出センサー(S2)による検出水量が前記
    設定水量未満で、前記温度検出センサー(S3)による検
    出温度が設定温度以上においてのみ、前記ポンプ(P)
    に停止状態を指示するための第2判定手段(20)、 前記第2水量検出センサー(S2)による検出水量が前記
    設定水量未満で、前記温度検出センサー(S3)による検
    出温度が前記設定温度未満においてのみ、前記ポンプ
    (P)に運転状態を指示するための第3判定手段(2
    1)、 前記第2水量検出センサー(S2)による検出水量が前記
    設定水量以上になった後で前記設定水量未満になった特
    定タイミングを判定する第4判定手段(22)、並びに、 前記第4判定手段(22)による前記特定タイミング毎の
    指示に基いて設定時間だけ前記第3判定手段(21)によ
    る前記ポンプ(P)の運転指示を許容する時限手段(2
    3) を設けてある給湯装置。
  2. 【請求項2】湯沸器(B)に接続した出湯栓(6)の近
    くから前記湯沸器(B)への給水管路に循環給水するポ
    ンプ(P)付の戻り湯管路(7)を設け、前記湯沸器
    (B)への給水量を検出する水量検出センサー(S1),
    (S2)を設け、循環水の温度を検出する温度検出センサ
    ー(S3)を設け、前記水量検出センサー(S1),(S2
    及び温度検出センサー(S3)からの情報に基づいて前記
    ポンプ(P)と前記湯沸器(B)のバーナ(1)と循環
    水加熱用電気ヒータ(H)を自動操作する制御手段を設
    けた給湯装置であって、 前記水量検出センサー(S1),(S2)を配置するに、前
    記給水管路のうち前記戻り湯管路(7)との接続部より
    も下流側に第1水量検出センサー(S1)をかつ上流側に
    第2水量検出センサー(S2)を設け、 前記制御手段を形成するに、前記第1水量検出センサー
    (S1)による検出水量が設定水量以上においてのみ前記
    バーナ(1)を燃焼状態にする第1制御器(C1)を設け
    ると共に、前記第2水量検出センサー(S2)及び温度検
    出センサー(S3)からの情報により前記ポンプ(P)及
    び電気ヒータ(H)を自動操作する第2制御器(C2)を
    設け、 前記第2制御器(C2)を形成するに、 前記第2水量検出センサー(S2)による検出水量が前記
    設定水量以上においてのみ前記ポンプ(P)及び電気ヒ
    ータ(H)に停止状態を指示するための第1判定手段
    (26)、 前記第2水量検出センサー(S2)による検出水量が前記
    設定水量未満で、前記温度検出センサー(S3)による検
    出温度が設定温度以上においてのみ、前記ポンプ(P)
    及び電気ヒータ(H)に停止状態を指示するための第2
    判定手段(27)、 前記第2水量検出センサー(S2)による検出水量が前記
    設定水量未満で、前記温度検出センサー(S3)による検
    出温度が前記設定温度未満においてのみ、前記ポンプ
    (P)及び電気ヒータ(H)に運転状態を指示するため
    の第3判定手段(28)、 前記第2水量検出センサー(S2)による検出水量が前記
    設定水量以上になった後で前記設定水量未満になった特
    定タイミングを判定する第4判定手段(29)、並びに、 前記第4判定手段(29)による前記特定タイミング毎の
    指示に基いて設定時間だけ前記第3判定手段(28)によ
    る前記ポンプ(P)及び電気ヒータ(H)の運転指示を
    許容する時限手段(30) を設けてある給湯装置。
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