JP2668602B2 - 全自動炊飯器 - Google Patents

全自動炊飯器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗米・炊飯プロセスを
一体化、または洗米・炊飯・保温プロセスを一体化した
全自動炊飯器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の全自動炊飯器は、米を洗米する洗
米部と、洗米された米に所定量を給水して炊飯する炊飯
部とを備えている。
【0003】そして、洗米部において、米は渦巻き水流
あるいは噴水流によつて洗米される。
【0004】また、炊飯部において、炊飯に必要な所定
の水量を給水する方法としては、特開平1−18521
7号公報のように重量センサを用いて、米の量と水の量
を重量測定することにより行う方法が開示されている。
【0005】家庭用炊飯器としては、2合〜10合の炊
飯ができなければならない。仮に、10合の炊飯を行う
場合の総重量を計算すると、米10合は約1.5kg、
この炊飯に必要な水は2000mlで約2kg、釜の重
量(ヒーター付)は約6.5kgだから、約10kgに
なる。
【0006】ところで、2合炊飯の場合、所要水量は4
00gであり、給水の許容ばらつきを±3%(±12
g)とすると、重量センサの許容ばらつきは±0.12
%(最大10kgに対して)となる。
【0007】例えば電子レンジに用いられている重量セ
ンサとして、測定重量は0〜1.5kg、測定精度は表
示単位5g(=0.33%)となるものが知られてい
る。
【0008】したがつて、重量センサで米および水の重
量測定を行う場合、10kgまで測定可能で、0〜10
kgまでのリニア性および温度特性を含めてその測定精
度を±0.12%にするためには、上記のような重量セ
ンサよりもそのシステムは複雑で大きな寸法となり、ま
たコストも高価になる。
【0009】(先行技術)本出願人は、上記問題を解決
するため、特願平2−325024号において、炊飯部
へ一定の給水速度で給水を行う給水装置と、設定手段で
設定された炊飯条件に基づいて給水装置を制御する給水
制御装置とを設け、給水装置は、貯水タンクと、該貯水
タンクに水を補給する補給水路を開閉する供給弁と、前
記貯水タンクから炊飯部に水を供給する給水路を開閉す
る給水弁とからなり、前記貯水タンクに高低の二水位を
検出するための高水位検出器および低水位検出器が設け
られ、両水位検出器の出力により低水位と高水位との間
に貯水タンクの水位を保つて一定の給水速度となるよう
前記供給弁および給水弁を給水制御装置により開閉制御
することを提案した。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記先
行技術において、給水路の先端に形成されたノズルから
の吐出水流の向きを下方にすると、ノズルと給水弁の間
に空気が溜まり易く、一旦空気が溜まると排出しにく
く、水路内の通路抵抗が大きくなり、その影響で貯水タ
ンク内で一定水位を作成しても、ノズルからの吐出水流
の流速は不安定なものとなり、正確な水量合わせができ
ない。
【0011】また、給水装置内には、所要水量を供給し
た後も一定水位に水が溜まっており、雑菌が繁殖する恐
れがあり、後日の炊飯用に使用することは不衛生であつ
た。
【0012】本発明は、上記に鑑み、炊飯に必要な水量
を正確に供給できる全自動炊飯器の提供を目的とする。
【0013】また、給水装置内に残った水を使わない衛
生的な全自動炊飯器の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1による課
題解決手段は、図1,2の如く、米と水を撹拌しながら
洗う洗米部1と、洗米された米を所定量の水を用いて炊
飯する炊飯部2と、該炊飯部2へ一定の給水速度で給水
を行う給水装置4とが設けられ、該給水装置4は、貯水
タンク10と、該貯水タンク10に水を補給する補給水
路11を開閉する供給弁12と、前記貯水タンク10か
ら炊飯部2に水を供給する給水路13を開閉する給水弁
14と、前記貯水タンク10内の高低の二水位を検出す
るための高水位検出器15および低水位検出器16と、
両水位検出器15,16の出力により低水位と高水位と
の間に貯水タンク10の水位を保つて一定の給水速度と
なるよう前記供給弁12および給水弁14を開閉制御す
る一定水位作成制御装置17とからなり、前記給水路1
3の先端に吐出用ノズル41が形成され、該ノズル41
は、給水路13内に空気が溜まらないようにノズル出口
41aが上向きにされたものである。
【0015】請求項2では、ノズル41は、ノズル出口
41aが貯水タンク10よりも下方になるように配さ
れ、一定水位作成制御装置17は、炊飯部2に給水を行
う前に給水装置4内の水を排水する排水手段17cを有
せしめられたものである。
【0016】
【作用】上記請求項1による課題解決手段において、ノ
ズル41からの吐出水流は上方に向かい、たとえ水路内
に空気が溜まつても水の流れによつて空気が押し出され
る。
【0017】請求項2によると、炊飯部2に給水が行わ
れる前に、給水弁14が開かれ、給水装置4内に溜まつ
ていた水を排水する。排水後、給水弁14を閉じてから
供給弁12を開いて、貯水タンク10に高水位H1にな
るまで給水する。給水後、給水弁14を開いて給水装置
4内の水を排水して、給水装置4内を清潔にしておく。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例を示す全自動炊飯器の
全体構成図、図2は同じく制御ブロツク図、図3は給水
装置の詳細図、図4は撹拌羽根の平面図、図5は全自動
炊飯器における炊飯までの工程図である。
【0019】本実施例の全自動炊飯器は、米と水を撹拌
しながら洗う洗米部1と、洗米された米を所定量の水を
用いて炊飯する炊飯部2とを備え、炊飯条件を設定する
設定手段3と、前記炊飯部2へ一定の給水速度で給水を
行う給水装置4とが設けられている。
【0020】該給水装置4は、貯水タンク10と、該貯
水タンク10に水を補給する補給水路11を開閉する供
給弁12と、前記貯水タンク10から炊飯部2に水を供
給する給水路13を開閉する給水弁14と、前記貯水タ
ンク10内の高低の二水位を検出するための高水位検出
器15および低水位検出器16と、両水位検出器15,
16の出力A,Bにより低水位と高水位との間に貯水タ
ンク10の水位を保つて一定の給水速度となるよう前記
供給弁12および給水弁14を開閉制御する一定水位作
成制御装置17とからなる。
【0021】該一定水位作成制御装置17は、給水速度
に基づいて設定された水量になるまでの給水時間を演算
する給水時間演算手段17aと、給水時間だけ前記給水
装置4を作動させる給水装置駆動手段17bと、炊飯部
2に給水を行う前に給水装置4内の水を排水する排水手
段17cとを有せしめられている。
【0022】前記洗米部1は、図1の如く、炊飯器本体
に炊飯部2の上方に配設された洗米器20と、該洗米器
20に内装された洗米外釜21と、該洗米外釜21の内
側に一体に形成された洗米内釜22と、該洗米内釜22
の内部に回転自在に挿入された撹拌羽根23とから構成
されている。
【0023】前記洗米内釜22の外周壁には、洗米した
水やごみは通り抜けるが米は通り抜けない大きさの孔2
2aが多数形成されており、洗米外釜21の下部に洗米
内釜22から流れ出した水を排水するための排水パイプ
24が設けられ、該排水パイプ24に電磁弁25が介装
されている。
【0024】また、洗米内釜22の底部中央に、洗米外
釜21および洗米器20を貫通して前記炊飯部2に至る
給米管26に連通した管口26aが形成されている。
【0025】前記撹拌羽根23は、図4の如く、回転軸
27に羽根径の異なる長径羽根23aおよび短径羽根2
3bが交互に一対づつ十字状に取付けられている。そし
て、前記回転軸27は、モータ28の軸を延伸したもの
で、モータ28は、洗米内釜22の上方で炊飯器本体に
図示しない昇降装置により上下動自在に支持されてい
る。
【0026】回転軸27の下部に、上下両面にテーパが
つけられた円盤状の栓29が外嵌されており、モータ2
8の下降により栓29が下降して、前記給米管26の管
口26aを塞ぎ、炊飯部2と洗米部1とを遮閉状態に
し、モータ28の上昇により給米管26の管口26aを
開放して炊飯部2と洗米部1とを連通状態にする。
【0027】前記炊飯部2は、炊飯器本体の下部に配さ
れた外槽30に内装された炊飯外釜31と、該炊飯外釜
31に支持材32を介して内装支持された炊飯内釜33
と、前記炊飯外釜31の底面に環状に取付けられたヒー
タ34とからなる。
【0028】前記炊飯内釜33の底部中央に、少し凹ん
だ排水孔35が形成され、該排水孔35に米は排出され
ないで水だけ排水できるように2mm程度のメツシユ状
の網36がかぶせられている。そして、炊飯外釜31の
底部に排水パイプ37が設けられ、該排水パイプ37に
電磁弁38が介装されている。
【0029】また、炊飯外釜31の上部には、蓋39が
かぶせられており、前記給米管26が蓋39を貫通して
炊飯内釜33に達している。
【0030】前記給水装置4の補給水路11は、水道管
に直結されており、電磁弁からなる供給弁12を介して
貯水タンク10の底部を貫通して内部に突出されてい
る。また、前記給水路13は、貯水タンク10の底部か
ら電磁弁からなる給水弁14を介して前記給米管26に
接続された分岐管40までを接続しており、給水路13
の出口に、水を一定流速で吐出させるための補給水路1
1および給水路13に比べて小口径のノズル41が形成
され、炊飯部2への給水速度は貯水タンク10への供給
水速度に比べて非常に遅くされている。該ノズル41
は、給水路13内に空気が溜まらないようにノズル出口
41aが上向きにされ、ノズル出口41aが貯水タンク
10よりも下方になるように配されている。
【0031】前記高水位検出器15および低水位検出器
16は、一対のフオトダイオード15a,16aと、こ
れに対向するフオトトランジスタ15b,16bとから
なり、それぞれノズル41の先端からの高さがH1,H
2(H1>H2)となる位置に配設されており、フオト
ダイオード15a,16aとフオトトランジスタ15b,
16bの間に貯水タンク10の水が介在すると、フオト
ダイオード15b,16bからL信号が一定水位作成制
御装置17に出力される。
【0032】前記設定手段3は、図2の如く、炊き上り
時間、炊飯メニユー、炊飯量、水加減等の変更や確認の
設定をセツトキーにて行うものである。
【0033】前記一定水位作成制御装置17の給水時間
演算手段17aは、設定手段3により設定された炊飯条
件から給水量を決めて、給水装置4からの一定とされた
給水速度により給水時間を計算する機能を有している。
【0034】すなわち、貯水タンク10の水位が、高水
位H1から低水位H2へ変化する速度は、H2からH1
へ変化する速度に比べて10倍以上遅いので、給水時間
中の平均水位は(H1+H2)/2と考えられる。
【0035】したがつて、ノズル41からの流水速度V
は、
【0036】
【数1】
【0037】となる。
【0038】c:流量係数 g:重量加速度 h:ノズルでの圧力損失水頭 ここで、ノズル41に内径φ1.5mm,厚さ32mmの
ガラス管を用いて、H1=195mm,H2=185m
mとする場合、実験によるとV=1.15m/secと
なつた。この場合、ノズル41からの流水量は2.03
3ml/secとなる。
【0039】例えば、10合の白米を炊飯する場合は、
平均所要水量は2000mlであるので、16.4分で
給水完了となる。
【0040】前記給水装置駆動手段17bは、給水時間
演算手段17aで計算された時間だけ給水装置4の給水
弁14を開にして、給水を行わせる機能を有している。
【0041】前記排水手段17cは、給水弁14を開に
して、給水装置4内の水を排水してから、一旦給水弁1
4を閉じ、供給弁12を開いて貯水タンク10の高水位
H1まで給水し、給水弁14を開にして排水を行う機能
を有しており、洗米工程と同時に進行される。
【0042】なお、図1,2中、42は米投入口、43
は洗米用給水管、44は電磁弁、45は散水ノズル、4
6はオーバーフロー配管、47はスタートスイツチであ
る。
【0043】上記構成において、ユーザーは、計量器等
で計量した米を投入口42から洗米内釜22に投入し、
設定手段3により炊飯完了時間・炊飯メニユー・炊飯量
・水加減等の変更や確認の設定を行い、スタートスイツ
チ47を押す。すると、一定水位作成制御装置17は、
洗米作業スタートの時間や、給水時間演算手段6により
炊飯に必要な所要水量を供給するための給水装置4の給
水弁14を開いておく給水時間を演算・メモリーして、
時間が来たら自動洗米を開始する(準備工程)。
【0044】まず、撹拌羽根23を回転させて、水無し
で米を研ぐ。次に、電磁弁44が開いて、洗米用給水管
43から給水される。このとき、米のごみを取るために
撹拌羽根23は回さないで多量の水を供給し、すぐ電磁
弁25を開いて排水パイプ24から排水する。次に、モ
ータ28を駆動して撹拌羽根23を回転させ、給水管4
3から連続的に給水される水と撹拌羽根23の働きによ
り米を洗う。そのさい余分な水や小さなごみは洗米内釜
22の孔22aより排水、廃棄される。数分間洗米した
後、モータ28を止め、撹拌羽根23を止めるが、給水
は連続して行う。そうすれば炊飯するときの水がきれい
になるし、残つていたごみ・糠も廃棄される(洗米工
程)。
【0045】その後、モータ28とともに栓29を上昇
させて、散水ノズル45より流水しながら米を給米管2
6から炊飯内釜33内に移送させる。次に電磁弁38を
開き、炊飯内釜33の排水完了後、電磁弁38を閉じる
(米移送工程)。
【0046】洗米工程の開始と同時に、給水弁14が開
かれ、給水装置4内に溜まつていた水を排水する。排水
後、給水弁14を閉じてから供給弁12を開いて、貯水
タンク10に高水位H1になるまで給水する。給水後、
給水弁14を開いて給水装置4内の水を排水して、給水
装置4内を清潔にしておく。
【0047】そして、給水弁14を閉じて、炊飯に必要
な所定量の給水工程に入る。給水装置駆動手段17bに
より、まず供給弁12を開き、貯水タンク10に給水
し、貯水タンク10の水位が高水位H1に達して、高水
位検出器15のフオトトランジスタ15bの出力AがL
になるまで給水し、高水位検出器15からのA出力がL
になれば、供給弁12を閉じる。そして、給水時間演算
手段17aにより演算された給水時間の間、給水弁14
を開き、ノズル41を介して炊飯内釜33に所定量の給
水を行う(水量合せ工程)。
【0048】このとき、ノズル41からの吐出水流の向
きを下方にすると、呼吸作用(温度上昇により水が膨張
し管外の出て、逆の温度低下により空気が入る)等によ
りノズル41と給水弁14の間に空気が溜まり易く、一
旦溜まると水路内の通路抵抗が大きくなり、その影響で
給水装置4により一定を作成してもノズル41からの吐
出水流の流速は不安定なものとなる(すなわち、(1)
式におけるhが大きくなる)が、ノズル41からの吐出
水流を上方に向けており、たとえ水路内に空気が溜まつ
ても水の流れによつて空気が押し出される。
【0049】この給水の間、貯水タンク10内の水位が
低水位H2より下がり、低水位検出器16のフオトトラ
ンジスタ16bの出力BがHになれば、供給弁12を開
き、貯水タンク10内への給水を行い、高水位検出器1
5の出力AがLになるまで給水する。
【0050】このようにして、給水時間中、貯水タンク
10の水位は低水位H2から高水位H1の間に保たれる
ため、ノズル41からの吐出水量は一定に保たれる。
【0051】給水時間が完了すると、給水弁14を閉じ
て、米に吸水させるためしばらくの時間(洗米工程開始
から約30分間)おいてから、ヒータ34に通電され、
炊飯が開始される。
【0052】したがつて、貯水タンク10からノズル4
1を介して給水するので、その給水速度は一定であり、
また、給水時間は1合当たり0.2分間以上かけてゆつ
くりと行うので、給水量の精度を高精度にすることがで
きる。
【0053】しかも、水路内に空気が混入しても容易に
空気の排出が行えるので、所要水量を正確に供給でき
る。
【0054】また、給水装置4は供給弁12を介して市
水と直結しているので、水を多く貯めておく必要がない
ので、その貯水タンク10の断面積は小さくすることが
でき、従来の重量センサを用いた給水装置より小さく、
しかも安価にできる。
【0055】また、洗米工程中あるいは洗米工程以前
に、前回に給水装置4内に溜めて残留していた水を排水
することにより、炊飯に使用する水は常に清潔なものと
なり、衛生上の問題はなくなり、水の臭い等の米への乗
り移りがなくおいしいご飯を炊くことができる。
【0056】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明請
求項1によると、ノズルの出口が上方に向けられてお
り、たとえ水路内に空気が溜まつても水の流れによつて
空気が押し出される。そのため、水路内に空気が混入し
ても容易に空気の排出が行えるので、炊飯に必要な水を
所要量を正確に供給できる。
【0058】また、請求項2によると、炊飯部に給水を
行う前に、前回に給水装置内に溜めて残留していた水を
排水することにより、炊飯に使用する水は常に清潔なも
のとなり、衛生上の問題はなくなり、水の臭い等の米へ
の乗り移りがなくおいしいご飯を炊くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第一実施例を示す全自動炊飯器
の全体構成図である。
【図2】図2は同じく制御ブロツク図である。
【図3】図3は給水装置の詳細図である。
【図4】図4は撹拌羽根の平面図である。
【図5】図5は全自動炊飯器における炊飯までの工程図
である。
【符号の説明】
1 洗米部 2 炊飯部 4 給水装置 10 貯水タンク 11 補給水路 12 供給弁 13 給水路 14 給水弁 15 高水位検出器 16 低水位検出器 17 一定水位作成制御装置 17a 給水時間演算手段 17b 給水装置駆動手段 17c 排水手段 23 撹拌羽根 41 ノズル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米と水を撹拌しながら洗う洗米部と、洗
    米された米を所定量の水を用いて炊飯する炊飯部と、該
    炊飯部へ一定の給水速度で給水を行う給水装置とが設け
    られ、該給水装置は、貯水タンクと、該貯水タンクに水
    を補給する補給水路を開閉する供給弁と、前記貯水タン
    クから炊飯部に水を供給する給水路を開閉する給水弁
    と、前記貯水タンク内の高低の二水位を検出するための
    高水位検出器および低水位検出器と、両水位検出器の出
    力により低水位と高水位との間に貯水タンクの水位を保
    つて一定の給水速度となるよう前記供給弁および給水弁
    を開閉制御する一定水位作成制御装置とからなり、前記
    給水路の先端に吐出用ノズルが形成され、該ノズルは、
    給水路内に空気が溜まらないようにノズル出口が上向き
    にされたことを特徴とする全自動炊飯器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のノズルは、ノズル出口が
    貯水タンクよりも下方になるように配され、請求項1記
    載の一定水位作成制御装置は、炊飯部に給水を行う前に
    給水装置内の水を排水する排水手段を有せしめられたこ
    とを特徴とする全自動炊飯器。
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