JP2666236B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2666236B2
JP2666236B2 JP6226676A JP22667694A JP2666236B2 JP 2666236 B2 JP2666236 B2 JP 2666236B2 JP 6226676 A JP6226676 A JP 6226676A JP 22667694 A JP22667694 A JP 22667694A JP 2666236 B2 JP2666236 B2 JP 2666236B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、コンピュータなどの
端末装置としてのプリンタに適した画像形成装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】電子写真プロセスを利用した画像形成装
置において、像担持体としての記録体と、この記録体に
形成された静電潜像を可視像化する現像器を互いに一体
化してユニット化し、このユニットを記録体の軸方向に
引出し自在にすることが提案されている。この装置で、
転写ジャムが発生した場合には、ユニットが記録体の軸
方向に引出されて、ジャム処理が行なわれる。また、画
像形成装置の稼働時間が予め設定されている作動時間に
到達すると、現像剤容器と記録体のユニットは、装置本
体から取り外されて廃棄され、新たな記録体と現像剤容
器からなるユニットが装着される。またジャム処理の容
易化を図るために、記録体と現像器とを、記録体の回転
中心軸と直交する方向に引き出し自在とした技術もあ
る。この技術において、転写ジャムが発生した場合に
は、まず、現像器が引き出され、その後記録体が引き出
されて、ジャム処理が行われる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記ユニットの引き出
し方向が記録体の軸方向とすると、転写ジャムが発生し
た場合に、ユニットを引出すと、記録体に密着している
記録紙がユニットの端部により引き裂かれて、ユニット
が引出せなくなるという問題が上記装置にはある。
た、記録体や現像器を記録体の軸方向と直交する方向に
着脱しようとした場合に、以下の問題がある。記録体を
歯車を用いて駆動しようとすると、これら歯車は、記録
体の軸方向に関して画像が形成される光導電層よりも外
側の位置に設け、本体側の駆動源と係合させて駆動する
ことが考えられる。このとき、記録体や現像器をこれら
の軸方向と直交する方向に移動させるようにすると、こ
のような移動方向を採用したがゆえに、これら歯車と装
置本体がぶつかって歯車の歯先を損傷してしまったり、
歯車を支持する支持軸を曲げてしまったりして、記録体
の駆動を行うことができなくなるおそれがある。また、
操作者はこのような事態が生じないように注意して着脱
操作を行わなければならなくなり、着脱の操作性が著し
く損なわれる。 【0004】また、設定されている記録体の交換時期が
来ると、未だ使用可能な記録体であっても、画像品質を
維持するために、新しいユニットと交換されるようにな
っている。そのために、現像剤容器中に現像剤が残って
いても、このユニットは廃棄される。このことは省資源
の見地から無駄なことである、という問題がある。上述
の記録体と現像器とを、記録体の回転中心軸と直交する
方向に引き出し自在とした技術では、記録体を画像形成
装置本体から離脱させるには、先ず現像器を離脱させ
て、その後に記録体を単独で装置本体から離脱しなけれ
ばならない。よって、現像器の離脱の際に、現像器の現
像スリーブが露出した状態で装置本体内部を移動させる
ことになり、この状態にて振動が加わると、現像スリー
ブから現像剤が飛散して、装置本体内部の広い領域を現
像剤で汚染してしまう、という問題がある。さらに、記
録体の離脱の際に、記録体の表面が露出した状態で操作
者側を向くことになり、記録体の表面に手を触れずに、
この記録体を離脱するのは極めて困難である、という問
題もある。 【0005】そこで、本発明の目的は、記録体着脱時の
記録体表面の損傷や、ジャム紙の破損を防止しつつ、記
録体の着脱の操作性を著しく向上させるとともに、前記
の着脱時の歯車の損傷を防止した画像形成装置の提供に
ある。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
光導電層を有する回転可能に支持された記録体と、上記
記録体を一様に帯電する帯電手段と、帯電された記録体
に記録画像に対応する光情報を照射して静電潜像を形成
する露光手段と、上記静電潜像を可視像化する現像手段
と、記録紙を一枚ずつ送り出す給紙手段と、上記記録体
上の可視像を上記記録紙に転写する転写手段と、可視像
を記録紙に定着させる定着手段と、可視像定着済の記録
紙を排出する排紙装置とを具備する画像形成装置におい
て、上記記録体と上記現像手段とを支持体により一体的
に保持した記録体・現像ユニットと、上記記録体・現像
ユニットを上記記録体の軸方向と直交する方向に移動さ
せて上記画像形成装置本体に対して着脱するための、上
記画像形成装置本体に設けられた記録体・現像ユニット
案内手段と、上記画像形成装置本体側に設けられた第1
の駆動歯車と、上記記録体・現像ユニットの画像形成装
置本体への装着状態で、上記第1の駆動歯車と係合して
駆動源からの駆動力を上記記録体に伝達するための当該
記録体の軸方向に関して上記光導電層よりも外側の位置
で上記記録体・現像ユニットに設けられた第2の歯車と
を有し、上記第2の歯車が、上記記録体の軸方向に関し
て上記支持体の内側の位置に配置されていることを特徴
とする。 【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、上記記録体・現像ユニットに保持
された上記記録体と上記現像器とは、上記記録体・現像
ユニットが引出された時に互いに分離可能に構成されて
いることを特徴とする。 【0008】請求項3記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、上記記録体・現像ユニットに保持
された上記現像器に現像剤を補給可能に構成したことを
特徴とする。 【0009】請求項4記載の発明は、請求項2又は請求
項3記載の画像形成装置において、上記記録体・現像
ニットは、該記録体・現像ユニットの引出し方向に対
し、上流側に上記記録体、下流側に上記現像器を保持す
ると共に、画像形成装置本体に対し、上記現像手段のみ
が露出する位置と、上記記録体と上記現像手段の両者が
露出する位置とに引出されることを特徴とする。 【0010】 【作用】記録体・現像ユニットを記録体の軸方向と直交
する方向に移動させて画像形成装置本体に対して引き出
し、また、該ユニットを装置本体の所定の位置まで押し
込む。この際、駆動源からの駆動力をユニットに伝達す
る歯車が、記録体の軸方向に関して支持体の内側の位置
に配置されているので、この歯車が画像形成装置本体ぶ
つかることがない。 【0011】 【実施例】以下、図示の一実施例に基づいて本発明を詳
細に説明する。 【0012】図1は本発明を適用した画像形成装置の外
観を示していて、符号1は装置全体を示している。画像
形成装置1の正面には、電源スイッチ311が設けら
れ、矢印aで示す向きに着脱自在の給紙トレイ3が装着
されている。トレイ3の蓋4は、該トレイを装置本体に
装着したままで矢印cの向きに開閉自在である。 【0013】さらに、画像形成装置1の正面には、後述
する記録体・現像ユニット5が矢印bの向きに引き出し
自在に取り付けられている。記録体・現像ユニット5
は、装置本体から一定長さ引き出すことも、装置本体か
ら完全に引き出すこともできるのであるが、図1は装置
本体に完全に押し込まれた位置を示している。 【0014】図1において、符号6は記録体・現像ユニ
ット5の手掛け部を示している。画像形成装置1の正面
の透明カバー7内には、ポーズボタン,リセットボタン
及び表示ランプ等(何れも図示せず)が収納されてい
る。装置本体の側板8と、上カバーの一部9とは、本体
から取り外すことが可能である。装置本体の後部には、
機外に排出された記録紙を受ける記録紙受け10が設け
られている。 【0015】画像形成装置1は、電子写真の乾式現像可
視像転写方式を利用したものであるが、その内部構造の
概略を図2に基づいて説明する。 【0016】画像形成装置1の略中央部には、エンドレ
スベルト状の記録体11が一対のベルトローラ12,1
3に巻き掛けられて配設されている。ベルトローラ1
2,13のうち、ローラ12は従動ローラであり、同1
3は駆動ローラであり、後述する駆動系により示矢方向
に回転させられる。記録体11は、ベースフィルム上に
有機または無機光導電体層を設けられた電子写真用感光
体である。 【0017】記録体11周辺には、電子写真プロセスを
実行する種々の手段が配置されている。記録体11の時
計周りの回転方向に沿ってそれらを説明すると、符号1
4は記録体11を所定の極性に帯電させる帯電手段とし
ての帯電チャージャ、同15は帯電させられた記録体1
1に記録画像に対応する光情報を照射する露光手段、同
16は光情報に対応した静電潜像に現像剤を供給してこ
れを可視像化する現像器、同17は記録紙24を送り出
す給紙ローラ、同18は送り出された記録紙と記録体1
1とのタイミングをとって記録紙24を記録体11に密
着させる搬送ローラ対、同19は可視像を担持した記録
体に密着した記録紙24に可視像を転写させる転写手段
としての転写チャージャ、同20は可視像を記録紙24
に定着させる定着手段としての定着装置、同21は可視
像転写後の記録体11に残る電荷を除去する除電手段と
しての除電チャージャ、同22は可視像転写後の記録体
表面に残留する現像剤を除去するクリーニング手段をそ
れぞれ示している。 【0018】画像形成装置1の作用を簡単に説明してお
くと、先ず、記録体11の表面が帯電チャージャ14に
よって所定極性に一様に帯電され、次に露光手段15に
よって画像情報を含む光が照射される。これによって、
記録体11上の帯電電荷が選択的に消散され、そこに記
録すべき画像に応じた静電潜像が形成される。この静電
潜像は、次に現像器16から現像剤32を供給されて可
視像化される。この可視像は、記録体11上の像形成に
同期して記録紙トレイ3から給紙コロ17及び搬送ロー
ラ対18によって送られてきた記録紙24に、転写チャ
ージャ19の位置で重ねられ、転写チャージャ19のコ
ロナ放電を受けることによって記録紙24に転写され
る。 【0019】記録紙24はその後、記録体11から分離
されて定着装置20に入り、そこで可視像の定着を受
け、排紙ローラ対25によって記録紙受け10に排出さ
れる。一方、記録体11は、その表面に残留する電位が
除電手段21によって消去された後、転写残りの残留現
像剤がクリーニング手段22によって除去されて次の画
像形成に備える。 【0020】この画像形成装置1の各手段の具体的な構
成を説明する。 【0021】記録体11と現像器16は、ユニット化さ
れて一体的に組み立てられている。図5に示すように、
記録体ユニット23は、記録体11と、これを支持し駆
動するローラ12,13と、両ローラの両側端部を回転
可能に支持する支持板26とから成っている。駆動ロー
ラ13は、図4,図8及び図12に示すように、ベアリ
ング46を嵌合した軸38によって、支持板26の一端
に回転自在に支持されている。エンドレスベルト状の記
録体11は、固定位置で回転する駆動ローラ13と、次
に説明する従動ローラ12との間に巻き掛けられてい
る。 【0022】記録体11は、記録紙の長さよりも僅かに
長く形成されていて、画像形成装置1のメインスイッチ
がオンになっているときには、その継ぎ目xが図24
(b)に示すように、転写チャージャ19の上位に位置
している。メインスイッチがオフになっているときに
は、記録体11の継ぎ目xは図24(a)に示すよう
に、帯電チャージャ14の下位に位置している。 【0023】図5,図6,図7において、従動ローラ1
2は、支持板26に設けられたばね27により外方に押
圧されて、記録体11に張力を与えている。図6は、記
録体張力付加機構の一例を示している。従動ローラ12
の軸12aには、外周に溝42を有するベアリング43
が嵌合されている。ベアリング43の外周上の一部に
は、ばね27の一端を受ける受け面43aが形成されて
いる。一方、支持板26には、ベアリング43の溝42
に嵌合する一対の支持片44,44と、支持片相互間に
三角状に突出して設けられたばね止め45が形成されて
いる。軸12aには、ベアリングの溝42が支持板26
の支持片44によって案内されながら支持板26に挿入
されるが、その際、受け面43aとばね止め45との間
にはばね27が取り付けられる。従って、図5中の記録
体11には、ばね27によって、ローラ12を介した張
力Fが付与されて良好な平面性が与えられている。 【0024】図5及び図7において、支持板26の略中
間部に形成された孔26aは、記録体ユニット23を受
け部35にセットして記録体・現像器ユニット5(図7
参照)を組み立てるときに手指を入れる指掛け用の孔で
ある。 【0025】図5に示すように、支持板26はその上部
に頂板28を有し、記録体11の上部張渡し部11aの
下面を支持している。支持板26の下部には、二つの突
起29,30が、記録体11の下部張渡し部11bの下
面より突出するように設けられている。現像器ユニット
31は、現像剤32を収容した開閉蓋33a付きの現像
剤容器33と、この容器33内の下部に回転可能に支持
された現像スリーブ34とを有している。現像剤容器3
3の両側板及び底板は、その現像スリーブ34を支持し
ている部分から直角に延長されて、記録体ユニット23
を支持する受け部35を構成している。受け部35の両
側板36の現像スリーブ34近傍には、受け部35の長
手方向に垂直に溝37が形成され、この溝37に、記録
体ユニット23の駆動ローラ13の軸38が挿入され、
記録体11の現像スリーブ34に対する位置決めがなさ
れている。 【0026】記録体ユニット23は、現像器ユニット3
1の受け部35の底板39の上に単に載せられ、軸38
が溝37に入り込んでいるだけなので、左右方向の動き
は規制されるも、上方向にはフリーになっている。記録
体ユニット23が受け部35の底板39の上に載せられ
るとき、記録体ユニット23の支持板26の下部突起2
9,30だけが底板39に当たるので、記録体11を傷
付けることはない。 【0027】また、受け部35の先端には、溝40が設
けられており、これは、現像器ユニット31を装置本体
に取り付けるときの位置決め用として作用する。上記両
側板36,36の後端は、図2及び図4に示すように、
ステー73で互いに連結され補強されている。 【0028】図7は、記録体ユニット23と現像剤容器
33すなわち現像器ユニット31とを一体的に組み立て
た記録体・現像器ユニット5を示している。この図にお
いては、駆動ローラ13の軸38にはベアリング41が
取り付けられ、このベアリング41が現像器ユニット3
1の受け部の溝37に係合している。 【0029】記録体ユニット23を受け部35にセット
する際、記録体表面に手指が触れると、その部分の感光
特性が変化してしまう。そこで、記録体ユニット23
は、穴26aに手指を掛けて持つのであるが、上記セッ
ト時にこの手指を逃がすための切欠36aが側板36に
形成されている。 【0030】図11,図12及び図15において、現像
器ユニット31の受け部35の両側板36には、それぞ
れ第1の部材49と第2の部材50が設けられている。
第1の部材49は、ねじ51によって側板36に固定さ
れていて、図11に示すように、断面L字形であって、
その両端部に規制面52aを有する一対のスペーサ52
を有している。スペーサ52の規制面の上端は、切り殺
がれていて、記録体ユニット23を装着するときのガイ
ド面52bとなっている。 【0031】第2の部材50は、図示の例の場合、第1
の部材49と同様の形状であって、ねじ53によって側
板36に固定されていて、その両端にスペーサ52,5
2に対向するガイド部54a,54aを形成されたガイ
ド部材54と、この部材と共締めされて側板36に固定
された弾性部材55とからなっている。弾性部材55
は、図示の例の場合、一対設けられている。そして、第
1の部材49,ガイド部材54,弾性部材55のうち、
少なくとも弾性部材55は導電性を有する材料で形成さ
れ、受け部35と電気的に導通させられている。受け部
35は、案内板56(図9参照)を介して装置本体に接
地される。 【0032】弾性部材55は、図示の例の場合、金属製
板ばねで形成されているが、金属製コイルばねであって
も良い。受け部35に対する記録体ユニット23の位置
は、スペーサ52の幅Wcで決定されていて、この幅W
cは、記録体11の周囲に設置される他の各種装置との
相対的関係で決められる。そして、記録体ユニット23
の支持板26,26間の幅をWaとし、規制面52aと
自由状態における弾性部材の先端部55aとの間の幅を
Wbとしたとき、Wa>Wbとなるように、弾性部材5
5の突出量が設定されている。また、規制面52aとガ
イド部54aとの間は、幅Waよりも間隙Wdだけ大き
くなるように設定されている。この間隙Wdは受け部3
5に記録体ユニット23を容易に着脱できるに充分な数
値に設定されている。 【0033】いま、図11に示すように、受け部35の
上方から記録体ユニット23を落し込むと、該ユニット
は、一対の支持板26,26をガイド面52bとガイド
部54aに案内されて、図12に示すように、一方の支
持板26の弾性部材55で弾発的に押し動かされること
によって、他方の支持板26を規制面52aに衝合させ
て装着される。 【0034】すなわち、記録体ユニット23は、弾性部
材55を撓ませながら落し込まれ、底部の突起29,3
0(図5参照)を底板39に衝合させ、一方の支持板2
6を規制面52aに弾発的に押し付けられて位置決めさ
れる。従って、記録体ユニット23は、記録体11の幅
方向において、その一側面を規制面52aに、他側面を
導電性の弾性部材55に衝合させることによって位置決
めされると同時に、受け部35と電気的導通状態に保持
される。記録体ユニット23を現像器ユニット31の受
け部35から取り外す場合、弾性部材55を撓ませるこ
と勿論であり、これらの脱着が極めて容易に行える。 【0035】図11及び図12に示した実施例において
は、規制面52aを有する固定されたスペーサ52と、
ガイド部を有するいま1つのスペーサ(ガイド部材5
4)を設け、このガイド部材の方に弾性部材55を配置
したが、一方のスペーサ(ガイド部材54)を廃して、
弾性部材55のみで第2の部材を構成しても良い。この
場合、弾性部材55が導電性を持たせられて良いこと勿
論であり、支持板26の略中央部(記録体11の移動方
向において)に当接する位置に設けられることが望まし
い。このような簡単な構成であっても、支持板26は、
2ケ所の規制面52a,52aと1ケ所の弾性規制部に
よって、記録体の幅方向を位置規制され、同時に受け部
35との電気的接続も保持される。 【0036】このような記録体ユニット23を保持した
現像器ユニット31は、装置本体に対し挿入及び引出し
可能に取り付けられる。図9に示すように、装置本体に
は、現像器ユニット31の、現像剤容器33の上部を案
内するための案内板57及び下部の底板39を案内する
ための案内板56が取り付けられており、現像器ユニッ
ト31は、これらに沿って装置本体に挿入される。ま
た、装置本体には、図10に示すように、現像器ユニッ
ト31の両側面を案内するための案内板58が設けられ
ており、これによって現像器ユニット31の装置本体に
対する記録体幅方向の位置決めがなされる。 【0037】装置本体には、さらに、現像器ユニット3
1の挿入方向の位置決めをするピン59が、装置本体の
側板60から突出して設けられ、このピン59が現像器
ユニット先端部の溝40(図5参照)に係合して、現像
器ユニット31の挿入方向の位置決めがなされる。装置
本体の側板60,67(図8参照)には、さらに記録体
ユニットにおける駆動ローラ13の回転軸38及び従動
ローラ12の回転軸12aのベアリング42(図6参
照)を、これらが挿入されたときに支持するためのブラ
ケット61,62がそれぞれ所定の位置に設けられてい
る。このブラケットは、各ローラを介して記録体11の
上下方向の位置決めをするためのものである。これによ
って、各ローラ12,13及び現像スリーブ34は、挿
入方向と平行に略一直線上に並ぶことになる。 【0038】このような各種の位置決め手段を設けたの
で、記録体ユニット23と、現像器ユニット31とから
なる記録体・現像器ユニット5(図7参照)を装置本体
の所定位置まで挿入するだけで本体内の他の部材及び装
置との相互の位置関係が確実にかつ容易に確保される。
また、必要に応じて現像器ユニット31を装置本体から
引出すことにより、現像剤容器内に現像剤を補給した
り、記録体11を交換したりすることが極めて容易に行
われる。 【0039】図13,図14には、記録体・現像器ユニ
ット5の駆動系が示されている。記録体11を支持駆動
するローラ12,13及び現像スリーブ34は、現像器
ユニット31の挿入引出し方向と平行に略一直線上にな
らんでおり、これには略垂直な方向に、装置本体の駆動
源に接続される動力伝達歯車63が配置され、これに駆
動ローラ13の回転軸38に固着された駆動歯車64が
噛み合っている。図示の動力伝達歯車63は、駆動歯車
64の下部で噛んでいるが、駆動歯車64の上部で噛み
合うようにしても良い。駆動歯車64は、現像スリーブ
34の回転軸65に固着された従動歯車66とも噛み合
っており、従って、装置本体の駆動源からの駆動力は、
歯車63から歯車64,66へと伝達される。図14は
この状態を斜視図で示してある。 【0040】駆動系をこのように構成することにより、
現像器ユニット31の挿入・引出しが容易に行われ、か
つ挿入したときの動力伝達が確実に行われる。このよう
に、記録体及び現像器をそれぞれユニット化して組立て
てあるので、装置本体に対し容易に着脱可能であり、し
かも確実に位置規制ができる。記録体11と現像スリー
ブ34及び各チャージャ等との間隙は、極めてシビアに
維持されなければならないが、図示の例によれば、記録
体11及び現像器16が装置本体から着脱可能であるに
も拘らず、これらの間隙が何通りもの位置決め手段によ
り容易にかつ精度良く位置決めされるので、位置調整が
不要となり、相対位置が変動する畏れもない。 【0041】また、従来装置のような大きな開口を設け
る必要がなく、小さな開口と簡単なガイド手段のみで、
記録体11の交換や他の補修並びに現像剤32の補給等
を行うことができる。さらに、記録体11及び現像器1
6がユニット化されているため、構成が小型かつ簡単で
あり、記録体全体を容易に交換することができ、交換時
に記録体表面に傷を付けたり、記録体表面を現像剤で汚
したりすることがない。さらに、駆動系を、ユニットの
着脱が容易に行われるように、かつ動力の伝達が確実に
行われるように配設しているので、ユニットの脱着に無
理を生じない。 【0042】また、記録体11は、これの上部張渡し部
11aを支持板の頂板28によって案内されている。そ
のため、両者間の摺擦による静電気が発生する。この静
電気は、記録体の頂板28に対する張り付き現象として
現われ、駆動負荷の増加、延いては駆動ローラ13と記
録体11との滑りによる記録体送り速度のむらという不
具合となって現われる。従って、支持板26は静電気を
逃すために確実に接地されている必要がある。 【0043】記録体11は、可撓性のゴム又は合成樹脂
からなるベース層と、これの上層に蒸着されたアルミ薄
膜層からなる導電層と、この導電層の上層に形成された
記録層すなわち光導電層とからなっている。なお、光導
電層を被覆する絶縁層が設けられても良い。鮮明な画像
を得るためには、画像情報に対応する正確な静電潜像が
形成されなければならない。そのためには、帯電チャー
ジャ14(図2参照)のコロナ放電によって一様に帯電
された記録体表面において、露光個所のみ導電性を生じ
て当該個所の電位を可及的アース電位(零ボルト)に近
付けることが必要である。そこで、記録体11の幅方向
一側縁を剥離して導電層を露出させて、この部分にアー
ス用ブラシを接触させる。 【0044】図8において、記録体11の一側縁には、
導電層を露出させた露出部68が形成されている。露出
部68には、導電性繊維からなるアース用ブラシ69の
自由端が接触させられている。アース用ブラシ69は、
ブラケット70を介して、側板67へ導電的に支持され
ている。記録体11の移動方向においては、アース用ブ
ラシ69は、図2に示すように、記録体11の張り側で
あって且つ駆動ローラ13に近い直線状に移動する部位
に設けられている。 【0045】かかる設置位置を選んだ背景には、次のよ
うな問題があった。エンドレスベルト状の記録体11の
弛み側にアース用ブラシを接触させると、回動するベル
トの波打ちによって接触状態が時間的に変化し、接触抵
抗の変動により導電路インピーダンスが変動してしま
う。記録体が最も安定しているのは、ローラへの巻き掛
け部分であるが、曲率部分にアース用ブラシを接触させ
ると、ブラシ繊維の1本1本と記録体との接触角度が異
なることとなり、電気的に有効な接触が安定して得られ
ない。 【0046】また、記録体ユニット23が装置本体に対
して着脱自在であって且つ現像器ユニット31と一体化
されていると、従動ローラ12への巻き掛け部分を利用
せざるを得ない。しかし、該ローラ12は、記録体11
に張力を与えるために変位可能になっているので、アー
ス用ブラシと記録体との相対距離が一定せず、安定した
導電路の形成が望めない。 【0047】従って、エンドレスベルト状の記録体11
が安定している位置としては、その軸38が固定位置で
回転する駆動ローラ13の近くであって且つ張力を付与
されているいわゆる張り側である。張り側11aは、記
録体11が直線状になり、回動に伴う振動も最小にな
る。そのために、記録体11とアース用ブラシとの相対
位置が常に一定に保たれることとなり、極めて安定した
導電路が維持できることになる。 【0048】また、図8において、記録体11の他方の
側縁には、副走査同期マーク71が設けられている。副
走査同期マーク71に対向して、これを読み取る副走査
同期検知器72が側板60に固定して設けられている。
副走査同期マーク71は、記録体11の回転位置を検出
して画像形成のシーケンス制御に利用されるものであ
る。 【0049】図16において、磁気ブラシ現像方法を採
用している現像器16を説明する。現像器16は、反時
計方向に回転する非磁性の円筒状現像スリーブ34と、
該スリーブ内に設けられた磁石111,112,11
3,114,115,116とからなっている。現像ス
リーブ34は、現像剤を貯蔵した現像剤容器33の開口
部に配置されている。現像剤としては、磁性トナーのみ
からなる一成分現像剤が使用されている。現像剤容器3
3の現像剤排出用側壁33bには、現像剤規制部材11
7が取り付けられている。現像剤規制部材117は、磁
石116と対向する位置関係にある。 【0050】また、磁石111は現像主極であるが、中
央部が一部カットされた凹状の磁石である。そして、こ
の磁石111は、記録体11と現像スリーブ34との最
接近位置よりも現像スリーブ34の回転方向にみてやや
上流側を向くように配置されている。他の磁石はN極と
S極が交互になるように配置されている。現像スリーブ
34が回転すると、現像剤が現像剤容器33から現像ス
リーブ34の回転方向に運び出される。しかし、現像剤
出口部に現像剤規制部材117が配設されているので、
現像スリーブ上の過剰な現像剤は除去され、一定の厚さ
の現像剤層が形成される。これにより一定の穂高の磁気
ブラシがスリーブ上に形成されることになる。 【0051】現像主極111は、前述したように中央部
が一部カットされている。例えば、現像スリーブ34の
表面での磁力をみると、その磁石の両端部に対応する部
分は約1200ガウスであるが、中央部分に対応する部
分は約800ガウスである。このような磁石を使用する
と、現像スリーブ34の回転を停止したとき、磁石の中
央部分に対応するところは現像剤が存在しないようにす
ることができる。すなわち、図17に示すように、現像
スリーブ34の表面には母線に沿って現像剤が存在しな
い部分118が形成されるのである。しかも、その部分
118は図16に示す範囲R内にあるようにしなければ
ならない。すなわち、現像スリーブ34へ現像剤が供給
される部分から現像部までの間には、現像剤が存在する
ようにしなければならない。図17から判るように、現
像剤が存在しない部分118は、スリーブの回転方向に
みて、図中符号Tで示す現像部よりやや上流に来るよう
になっている。 【0052】いま、現像剤規制部材117と現像スリー
ブ34との間に異物が詰ってしまうと、前述したように
この部分だけ現像剤が供給されなくなってしまう。従っ
て、図17に示すように、現像スリーブ34上に現像剤
が供給されない未供給部分119が形成される。ところ
が、現像部Tに現像剤が到達する前に現像剤が存在しな
い部分118があると、幅方向において一旦全て現像剤
が存在しない部分が出来、現像剤規制部材117によっ
て生じる供給不足がほとんど解消される。これは、現像
剤が最も安定した位置へ容易に移動し得ることができる
ためである。これによって、図に示すように、現像部T
では全幅にわたり現像剤が顕著に不足したと判る程度の
供給不足は解消されることになる。 【0053】このような現像器を用いて、記録体11上
の静電潜像を可視像化したところ、現像剤の供給不足に
よる白すじの発生はほとんど解消され、影響が出てもそ
の程度は軽微であった。 【0054】図2及び図16において、現像剤容器33
内には、撹拌軸189に設けられた第1撹拌部材190
と、現像スリーブ34と非接触であって且つこれと平行
に設けられた第2撹拌部材191が配設されている。第
2撹拌部材191は、軸状の磁性体からなっていて、図
22に示すように、螺旋状の山状突出部192が形成さ
れている。また、第2撹拌部材191を往復回動させ、
第2撹拌部材191を現像スリーブ34に対して相対的
に往復移動させる機構193が、第2撹拌部材191と
撹拌軸189の間に設けられている。 【0055】上記機構193は、図23に示すように、
撹拌軸189の端部に固着された円形フランジ194
と、フランジ194上に植設されたピン195と、ピン
195に摺動嵌合し且つ基部を第2撹拌部材191の端
部に固着されたフォーク状レバー196とからなってい
る。従って、撹拌軸189が一定方向に回転するとき、
その回転運動をレバー196が第2撹拌部材191の往
復回動運動に変換し、第2撹拌部材191は等角度の正
逆回転を行うことになる。 【0056】上記した現像器16においては、第2撹拌
部材191の磁力線はその山状突出部192と現像スリ
ーブ34との狭い間隙部分に集中し、その部分で現像剤
32はその一部が現像スリーブ34との間に保持され、
後から来る現像剤の一部は図22の矢印d方向で示すよ
うに少し横に動かされるので、横方向の撹拌が行われ
る。 【0057】また、第2撹拌部材191が回動している
ことにより、現像剤は矢印e方向に移動し、前述の現像
スリーブ34との間に保持された現像剤も、次第に他の
現像剤と入れ換わり、現像スリーブ34上の残留現像剤
の除去と撹拌が行われる。 【0058】なお、第2撹拌部材191が一方向にのみ
回転すると、現像剤は現像剤容器33内で片側に寄って
現像に悪影響を及ぼすと共に回転により現像剤に圧力が
加わり現像剤の凝集が促進される事態が生じるが、第2
撹拌部材191は往復回動しているので、常に同じ現像
剤が第2撹拌部材191と現像スリーブ34間で保持さ
れることはなく、また数rpm以下の低速回転とするこ
とにより現像剤凝集も発生せず、現像スリーブ34上の
現像剤の除去撹拌が行われる。 【0059】以上説明したような現像器16によると、
現像スリーブ34に近接して非接触の状態で第2撹拌部
材191を設け、且つこの撹拌部材191を現像スリー
ブ34に対して相対的に往復移動させる機構193を設
けた構造としたので、現像スリーブ34に接触すること
なくこれから残留現像剤を除去しながら撹拌することが
出来、現像スリーブの損傷及び現像剤凝集を防止し、常
に良好且つ安定した画像を得ることができる。 【0060】さて、記録体・現像器ユニット5は、上述
したように、現像剤容器33を含む現像器ユニット31
に記録体ユニット23を支持させて、両ユニットを一体
化したものであるが、該ユニットは、定期あるいは不定
期に装置本体から引出す必要がある。例えば、現像剤の
補給やエンドレスベルト状記録体の交換は、頻度の差こ
そあれ、日常的な保守作業である。通常の記録体交換の
間隔に比べて、現像剤の補給間隔が短くその頻度は高
い。 【0061】そして、記録体の交換に際しては、記録体
・現像器ユニットを装置本体から完全に引出してしまわ
ないと、その作業が行えないが、現像剤の補給に際して
は、現像剤容器33の蓋33aを開くに充分なだけユニ
ットを引出せば足りる。 【0062】一方、記録体11を不必要に装置外に引出
して光導電層を露出することは、室内の照明光による感
光特性の劣化,傷やごみの付着の原因となるから、極力
避けた方が良い。 【0063】そこで、図示の例においては、記録体・現
像器ユニット5の引出し量を保守操作の内容に応じて選
択できる構成を採用している。図18において、案内板
56の略中央部には、穴56aが形成されていて、この
穴にはストッパ121の係止片121aが臨ませられて
いる。ストッパ121は、図4に示すように、側板6
0,67間に支持された支軸122に固着されている。
また、ストッパ121の一端には、ばね123が掛けら
れていて、これの係止片121aが穴56aに突入する
向きの揺動習性を与えられている。 【0064】支軸122の一端には、操作アーム124
の一端124aが固着されている。この操作アームの他
端には、操作ノブ125が固定されていて、この操作ノ
ブ125は、図1にも示すように、装置正面の外部へ突
出させられている。一方、ユニットの底板39には係合
穴39a(図15参照)が形成されている。 【0065】そして、図18に示すように、記録体・現
像器ユニット5が装置本体内に装着されている状態にお
いては、ストッパ121は底板39の下面に当接してい
る。この位置から記録体・現像器ユニット5を矢印方向
に引出すと、係止片121aが底板39の下面を摺擦し
て、図19に示すように、係止片121aが係合穴39
aに係合した位置でその引出し動作が規制され、これ以
上引出せなくなる。この図19に示す位置は、その蓋3
3aを破線で示すように開くことができる位置であり、
現像剤容器33に現像剤を補給する現像剤補給位置であ
る。この場合、記録体ユニット23は、装置本体内部に
位置している。そのため、記録体11が室内の照明灯に
瀑されることがなく、その特性の劣化が防止できる。 【0066】記録体11を交換する場合には、図19に
示す位置まで記録体・現像器ユニット5を引き出したの
ち、操作ノブ125を押し下げて、操作アーム124を
揺動させてストッパ121の係止片121aを係合穴3
9aから退避させておいて、該ユニットを機外へ引き出
せば良い。記録体の交換を終えた記録体・現像器ユニッ
ト5を本体に装着する場合には、ストッパ121はその
テーパ部が底板39の先端縁39b(図18参照)で押
されることにより回動して抵抗なく装着動作が行える。 【0067】図18は、記録体・現像器ユニット5の底
板39にストッパ121を係脱させる例であるが、側板
36にストッパを作用させても良い。この例を図20に
示していて、側板36の側傍には、支軸126に支持さ
れたストッパ127が設けられている。このストッパ1
27は、ばね128で付勢されていて、係止片127a
を側板36に衝合させている。ストッパ127の一端1
27bは、操作スライダ129の一端に衝合している。
このスライダ129は、案内穴129aを固定ピン13
0に遊嵌させて摺動自在である。一方、側板36には、
係合穴36b(図21参照)が形成されている。記録体
・現像器ユニット5を矢印(図20参照)の向きへ引き
出して、係合穴36bに係止片127aが嵌入すると、
この位置(図21参照)で記録体・現像器ユニット5の
引き出しが規制される。このときのユニット5の位置
は、図19に示す現像剤補給位置である。この現像剤補
給位置にユニットを係止したストッパ127は、同時
に、操作スライダ129を押動して、操作ノブ129b
を機外へ突出させている。 【0068】記録体・現像器ユニットを機外に完全に引
き出したい場合には、図21に示す操作ノブ129bを
押し込んで、ストッパ127を係合穴36bから退避さ
せることで、中間位置でのストップ状態を解除すれば、
その引き出しが可能となる。エンドレスベルト状の記録
体を用いた場合、ベルトローラ間における記録体には、
弛みや波打ち等の現象が発生する。そのために、記録体
周りに配設する各装置の配設位置は充分考慮される必要
がある。 【0069】現像器16については、現像器ユニット3
1と記録体ユニット23とを一体化することにより、現
像ギャップを一定に維持できるようになっている。この
ことは既に述べた通りである。 【0070】記録体11と相対的な位置関係の精度が、
上記現像器16以上に要求されるものに露光装置15が
ある。記録体11と露光装置15との位置を一定に保つ
最も良い手段は、ベルトローラへの巻き掛け部分、いわ
ゆる曲率域で露光を行えば良い。但し、この場合、走査
ビームの走査線がベルトローラの軸線と平行である、と
いう前提条件が満たされていなければならない。ベルト
ローラの径が小さい場合に、上記両者が平行でないと、
ローラの軸方向、換言すると、記録体11の幅方向にお
ける露光むらが発生する。 【0071】また、帯電チャージャ14についても、記
録体11との相対位置ができるだけ変動しない位置に設
けることが要求されている。特にスコロトロン方式の帯
電チャージャ14の場合、多数のグリッドワイヤは、記
録体11との距離をすべて等しくする必要がある。 【0072】図示の画像形成装置においては、露光位置
と帯電位置を設定するにあたり、上記要求を満たしてい
る。図25において、記録体11は平面性,速度特性等
の違いにより、4つの領域に分けられる。この4つの領
域のうち、記録面が他の構成ユニットとの位置変動の少
ない領域は張り側直線域G1と、駆動側曲率域E1であ
る。また、記録体の送り速度の安定している領域は、駆
動側曲率域E1及びその近くの張り側直線域G1となる。
緩み側直線域Gは、記録面の波打ち等の現象により位
置、送り速度の変動が生じ易く、従動側曲率域Eは送り
速度の変動が生じ易い。 【0073】上述のエンドレスベルト状記録体11の各
領域の特性を考慮すると、画像形成に重要な帯電,露
光,現像の工程は、記録体11が張り側直線域G1から
駆動側曲率域E1に移動する間で行うのが望ましいこと
が判る。 【0074】更に、具体的に述べれば、露光装置15と
しては、記録面の変動が少なく、しかも速度変動が少な
い直線域としての記録体11が駆動ローラ13に接する
直前の張り側直線域G1を選び、現像器16は現像ギャ
ップの変動及び速度変動の最も少ない記録体11と駆動
ローラ13とが接している曲率域E1に配置し、また、
帯電器14は記録体11の直線域でなおかつ、記録体面
の変動が少ない張り側直線域G1に設けることが前述の
目的に適っている。 【0075】すなわち、図2に示すように、帯電チャー
ジャ14は記録体11の張り側直線域に、露光装置15
は記録体11が直線域から曲率域に変化する直前の直線
域へ向けて露光光を照射するようにそれぞれの位置を設
定されている。 【0076】帯電チャージャ14は、スコロトロン方式
の帯電器である。露光装置15は、光源としてHe−N
e等のガスレーザ或いは半導体レーザ等を用い、光源ビ
ームを変調、偏向して記録体上に微小なビームスポット
をその光強度を変化させながら走査(幅走査)すること
により露光するものであるが、この画像形成装置は、か
かる露光形式に限定されるものではない。 【0077】このように、エンドレスベルト状記録体1
1が平面から曲面に変化する部分の近くの平面域に露光
装置の入射位置を設けたことによって、走査ビームの記
録体の幅方向に対する平行度の調整精度が楽になる。 【0078】次に、記録紙を記録体へ向けて給送する給
紙装置について説明する。 【0079】図2において、符号130は給紙装置を総
括的に示している。給紙装置130に貯容されている記
録紙24は、最も上位にあるものから給紙コロ17とフ
リクションパッド131による共働作用により一枚ずつ
給送されガイド板132に案内されて搬送ローラ対18
へ送られるように成っている。給紙装置130における
記録紙の有無は、ペーパーエンドセンサ133により検
出されるようになっている。 【0080】給紙装置130は上部が開いた箱形の給紙
トレイ3を有している。給紙トレイ3の底部のうち後方
部は、固定の底板134により構成され、前方部は可動
底板135により構成されている。可動底板135はそ
の後端部136にて給紙トレイ3に実質的に枢支され、
その枢支部を中心として前端部が上下方向に傾動可能に
なっている。可動底板135は圧縮コイルばね137の
ばね力により図にて上方へ向けて付勢されている。給紙
トレイ3には枢軸138によってその一端部を枢支され
て給紙トレイ3の上部を開閉する上蓋4が設けられてい
る。 【0081】上蓋4が閉じられているとき、フリクショ
ンパッド131は給紙コロ17に圧接し、圧縮コイルば
ね137が可動底板135を押し上げて給紙コロ17の
下部周面に押し当てている。この場合、底板135に記
録紙が積載されていると、最上位の記録紙が給紙コロ1
7の下部周面に押圧される。 【0082】記録紙24をセットするには、閉じられて
いる上蓋4を枢軸138を中心として反時計方向に揺動
させて開くと、図示されない連動部材を介して可動底板
135がコイルばね137の弾力に抗して押し下げられ
る。こののち、記録紙の束を開いた上蓋4と可動底板1
35との間に挿入し、その先端縁をトレイ前板156に
衝き当てる。次いで、上蓋4を閉じると、可動底板13
5がコイルばね137の弾力により上昇し、積載された
記録紙のうちの最上位のものを給紙コロ17の周面に押
し付ける。 【0083】ペーパーエンドセンサ133は、ブラケッ
ト160を介して装置本体に固定されていて、検知フィ
ラー163を可動底板135の開口部(図示せず)に対
向させている。可動底板135上に一枚でも記録紙が存
在すると、検知フィラー163が記録紙上に乗ることで
ペーパー有の信号を出力し、記録紙がないと検知フィラ
ー163が上記開口部に落ち込んでペーパー無の信号を
出力する。 【0084】給紙コロ17は、図2及び図4に示すよう
に、給紙トレイ3の前板156の上位に設けられてい
て、トレイの幅方向の略中央に位置している。この給紙
コロ17は、図4から明らかなように、搬送ローラ対1
8の上ローラ18aの周面と互い違いとなるように配置
されている。上ローラ18aと下ローラ18bとは互い
に圧接させられている。これら各ローラの駆動について
は後述する。 【0085】記録紙24の搬送方向において、搬送ロー
ラ対18の下流側には、図2に示すように、レジストセ
ンサ179が配設されている。レジストセンサ179
は、トレイ3から送り出されて搬送ローラ対18に挾持
された記録紙を検出するものであって、記録紙を検出し
たとき、搬送ローラ対18,給紙コロ17の回転駆動を
断つ信号を出力する。 【0086】ところで、給紙装置130の上位には、記
録体・現像器ユニット5が配置されていて、さらにその
上位にはクリーニング装置22が配置されている。クリ
ーニング装置22は、転写後の記録体11表面に残留す
る現像剤を回収除去するものである。従って、記録体の
交換或いは現像剤補給時のユニット5を装置本体から全
部又はその一部を引き出した際に、クリーニング装置2
2で回収された現像剤が振動や衝撃によって給紙装置1
30、特に搬送ローラ対18、給紙コロ17、フリクシ
ョンパッド131上に落下する畏れがある。現像剤が付
着した各ローラやパッドは、その表面の摩擦係数が変化
して正常な記録紙送り動作が行えなくなる。また、記録
紙に不要な現像剤が付着して汚れたコピーとなる。更
に、記録体11の移動に伴い、これの表面に形成された
粉体像の一部が遊離して浮遊トナーとなり、記録紙24
やローラ類を汚染することがある。 【0087】ところで、記録紙24は、給紙トレイから
送り出されたのち、記録体11へ密着させられるのであ
るが、該記録紙24は所定の向きへその姿勢を保って送
られる必要がある。そこで、記録体・現像器ユニット5
の下位には、記録紙24及びその搬送路を、これへ向け
て落下する現像剤から防ぐ記録紙ガイドカバー180が
着脱可能に設けられている。記録紙ガイドカバー180
を取り付けたのち、記録体・現像器ユニット5を装置本
体に装着すると、受け部35の底板39によって該カバ
ーの上方への移動が規制される。 【0088】図2に示すように、記録紙ガイドカバー1
80を装置本体に取り付けたとき、その前端のガイド部
180aは、本体に固定して設けられたガイド板185
と協働して記録紙通路186を構成し、転写域へ搬送さ
れる記録紙の姿勢を保つ働きをする。記録紙ガイドカバ
ー180を固定しないことによって得られる効果として
は、次のことを挙げることができる。給紙コロ17は、
その周面の摩擦抵抗が低下すると、正常な紙送りができ
なくなるので、定期的に清掃する必要がある。かかる清
掃保守作業に際して、記録体・現像器ユニット5を引き
出したのち、記録紙ガイドカバー180を取り外せば、
その跡に形成される装置本体前面の開口部分からの保守
作業が極めて簡単に行える。 【0089】図示の画像形成装置に適用した定着装置2
0は、ローラ定着方式である。 【0090】定着装置20内には、定着ローラ197と
加圧ローラ198とが対向接触して設けられていて、定
着ローラ対を構成している。この定着ローラ対による定
着方式は加熱方式或いは加圧方式の何れでも構わないの
であるが、例えば加熱方式の場合、記録紙24の通過す
る定着動作時のみ定着に必要な加圧力が両ローラ間に働
くように一回転クラッチや滑り摩擦機構等が適宜付設さ
れている。 【0091】定着ローラ197の周面には、図示されな
いばねにより付勢された分離爪201の先端部が当接さ
せられている。また、定着ローラ197の周面には、該
周面に付着した現像剤を拭掃する耐熱性フェルトとから
なるクリーニングパッド209が適宜の加圧力をもって
圧接させられている。 【0092】定着ローラ対の排紙側には、ローラ20
4,205からなる排紙ローラ対25が配設されてい
る。排紙ローラ対25は、定着済みの記録紙を記録紙受
け10に送り出すものである。装置本体の上カバーの一
部9は、排紙ローラ対25を含む定着装置20部分に詰
まった記録紙を除去するのに便利なように、開閉可能に
設けられている。 【0093】転写チャージャ19は、図示されない高圧
電源に接続された放電電極247とこれのシールドケー
ス248とからなっている。転写チャージャ19は、装
置本体の側板8(図1参照)を開いて示矢方向に引き出
すことができる。 【0094】帯電チャージャ14は、スコロトロン方式
であって、図示されない電源にそれぞれ接続された放電
電極249とグリッド250及びこれらのシールドケー
ス251とから成っている。帯電チャージャ14も転写
チャージャ19と同様に同方向へ装置本体に着脱自在に
設けられている。そして、帯電チャージャ14と転写チ
ャージャ19は、それぞれ同極性のコロナ放電を記録体
11表面及び記録紙裏面へ向けて放射する。 【0095】除電装置21は、図2に示す例の場合、交
流コロナ又は記録体の帯電極性とは逆極性に直流偏倚さ
せた交流コロナを放つ放電電極252と、除電ランプ2
53と、これらのシールドケース254とからなってい
る。この例の場合、記録体の除電のみでなく、トナー像
転写後の記録紙の除電も行うべく、チャージャは図にて
左方に寄って配置され、またシールドケース254の左
方の側板は記録紙がジャムしないように開放されてい
る。記録体11のローラ12への巻き掛け部分、所謂曲
率部分に除電装置を配置したことにより、曲率分離に加
えて記録体と記録紙の分離性が向上する。 【0096】クリーニング装置22の構成を図2に基づ
いて説明する。クリーニング装置22は、各チャージャ
と同方向に装置本体に対して引き出し自在であって、ケ
ーシング255と、このケーシングに回転自在に支持さ
れ且つ互いに平行に設けられたクリーニングローラ25
6と、磁性体ローラ257と、回収軸258とから主に
構成されている。クリーニングローラ256は、表面に
短い繊維を植え付けた非磁性スリーブと、これの内部に
配置された3個のマグネット260,261,262と
からなっている。クリーニングローラ256は、後述す
る駆動系によって時計方向へ回転させられる。 【0097】図3及び図4に基づいて、画像形成装置の
駆動系を説明する。駆動モータ273の回転軸には、プ
ーリ274,275が一体的に取り付けられている。プ
ーリ274には、プーリ276,277,278及びテ
ンションプーリ279に掛け回された無端状のタイミン
グベルト280が巻き掛けられている。プーリ276,
277,278は、それぞれの軸281,282,28
3で側板67(図4,図8参照)に回転自在に取り付け
られている。 【0098】プーリ276の軸281には、歯車63が
固着されていて、図8及び図13にも示すように、駆動
ベルトローラ13と実質的に一体の歯車64に噛み合っ
ている。歯車64には、現像スリーブ34の歯車66が
噛み合っている。プーリ277の軸282には、歯車2
84が固定されていて、この歯車284はクリーニング
ローラ256の軸285に固着された歯車86に噛み合
っている。 【0099】プーリ278の軸283には、歯車287
が固着されていて、この歯車287は定着ローラ197
の軸288に固着された歯車289に噛み合っている。
歯車289には加圧ローラ198の軸291と一体の歯
車290が噛み合っている。従って、ローラ197,1
98は互いにスリップすることなく回転する。排紙ロー
ラ204の軸234には、歯車235が固着されてい
る。歯車235は、中間歯車を介して定着ローラの歯車
289に連動している。歯車289と軸288との間に
は、一方向クラッチ294が設けられていて、駆動力は
歯車289から軸288の方へのみ伝達されるようにな
っている。従って、駆動系が停止しているとき、定着ロ
ーラ197は、記録紙の搬送方向へ自由に回転可能であ
る。 【0100】駆動モータ273のいまひとつのプーリ2
75には、プーリ295との間にタイミングベルト29
6が巻き掛けられている。図4に示すように、プーリ2
95は、搬送ローラ対18の下ローラ18bの軸297
に、電磁クラッチからなる搬送クラッチ299を介して
装着されている。この搬送クラッチ299が導通される
ことにより、プーリ295と軸297が互いに一体化し
て回転するようになっている。この状態をクラッチがオ
ンしたと定義しておく。 【0101】下ローラ18bの軸297には、歯車29
8が固着されていて、この歯車298には、上ローラ1
8aの軸300の一端に固着された歯車301が噛み合
っている。図4に示すように、軸300の他端には、歯
車302が固着されていて、この歯車302には歯車3
03が噛み合っている。歯車303は電磁クラッチから
なる給紙クラッチ304を介して給紙コロ17の軸30
5に装着されている。この給紙クラッチ304が通電さ
れると、歯車303の回転を軸305に伝達して給紙コ
ロ17を給紙方向に回転させるようになっている。給紙
コロ17は、図示しない一方向回転クラッチを介して軸
305に装着されていて、軸305が回転していないと
き、該コロは自由に回転することが可能である。 【0102】さて、現像剤を補給するには、図19に示
すように、記録体・現像器ユニット5を現像剤補給位置
まで引き出しておいて蓋33aを破線(図2に鎖線参
照)で示すように開き、現像剤容器33に現像剤を補給
する。補給を終えたユニット5は、図1,図18に示す
ように装置本体内に押し込まれる。 【0103】 【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、記録体・
現像ユニットを記録体の軸方向と直交する方向に移動さ
せて上記画像形成装置本体に対して着脱するようにした
から、ユニット着脱時において、記録体に密着している
ジャム紙がユニットの端部により引き裂かれたり、逆に
ジャム紙により記録体表面が損傷したりすることなく、
ユニットの引出しが可能となる。さらに、記録体を軸方
向と直交する方向に引き出す場合の、記録体引き出しの
操作性が著しく向上する。駆動源からの駆動力をユニッ
トに伝達する歯車が、記録体の軸方向に関してユニット
支持体の内側の位置に配置されているから、ユニット着
脱時における歯車の損傷が防止されるとともに、ユニッ
ト着脱の操作性が向上する。 【0104】請求項2記載の発明によれば、記録体・現
ユニットに保持された記録体と現像器とを分離可能に
構成したので、記録体と現像器との寿命が異なっても、
寿命になった部品のみを交換すれば良いので、資源の無
駄使いがなくなる。 【0105】請求項3記載の発明によれば、現像器に現
像剤を補給可能に構成したから、現像剤がなくなった場
合には、現像剤を補給すれば良いので、記録体・現像
ニット交換の無駄がなくなる。 【0106】請求項4記載の発明によれば、記録体・現
ユニットが、その引出し方向に対し、上流側に記録
体、下流側に現像器を保持し、装置本体に対し現像手段
のみが露出する位置と、記録体と現像手段の両者が露出
する位置とに引出されるので、記録体が装置本体内に位
置した状態で、現像器の交換、又は、現像剤の補給が可
能になり、不要に記録体を外光に露出させることがなく
なり、現像器の交換又は現像剤の補給時に飛散した現像
剤の記録体に対する悪影響を防止できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す外観斜
視図である。 【図2】同上の内部構造を示す概略側面図である。 【図3】同上の駆動系を示す側面図である。 【図4】同上の概略平面図である。 【図5】記録体ユニットと現像器ユニットとからなる記
録体・現像器ユニットを示す分解側面図である。 【図6】記録体に張力を付加する手段の一例を示す要部
斜視図である。 【図7】記録体・現像器ユニットを示す斜視図である。 【図8】装置本体に装着された状態の記録体ユニットを
示す正面図である。 【図9】記録体・現像器ユニットを装置本体に対して上
下方向の位置決めをした状態を示す概略側面図である。 【図10】同上の要部を示す概略平面図である。 【図11】記録体ユニットの記録体幅方向における位置
決め機構を示す正面図である。 【図12】同上の平面図である。 【図13】記録体・現像器ユニットの駆動手段の一例を
示す概略側面図である。 【図14】同上の要部斜視図である。 【図15】記録体ユニットの位置決め手段を具備する受
け部を示す要部斜視図である。 【図16】現像器の一例を示す側断面図である。 【図17】現像剤が存在しない部分を有する現像スリー
ブを示す部分背面図である。 【図18】記録体・現像器ユニットの保守操作機構の一
例を示す側面図である。 【図19】記録体・現像器ユニットが現像剤補給位置ま
で引き出されて位置決めされた状態を示す同上の作用図
である。 【図20】保守操作機構の他の例を示す要部平面図であ
る。 【図21】同上の作用図である。 【図22】第2撹拌部材を示す斜視図である。 【図23】第2撹拌部材を往復動させる機構を示す側面
図である。 【図24】電力供給停止時及び記録可能時の停止位置を
示す記録体の側面図である。 【図25】エンドレスベルト状記録体の曲率域及び直線
域を示す側面図である。 【符号の説明】 3・・・・給紙トレイ 5・・・・記録体・現像器ユニット 11・・・記録体 14・・・帯電チャージャ 15・・・露光装置 16・・・現像器 17・・・給紙コロ 19・・・転写チャージャ 20・・・定着器 21・・・除電装置 22・・・クリーニング装置 23・・・記録体ユニット 24・・・記録紙 25・・・排紙ローラ対 31・・・現像器ユニット 32・・・現像剤 33・・・現像剤容器 33a・・蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小玉 豊 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (72)発明者 山崎 茂 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (72)発明者 丹路 雅一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (72)発明者 冨田 悟 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (72)発明者 池田 邦彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (72)発明者 鈴木 茂 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭55−133076(JP,A) 特開 昭51−2433(JP,A) 特開 昭55−93185(JP,A) 実開 昭54−166336(JP,U) 実開 昭55−105451(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.光導電層を有する回転可能に支持された記録体と、
    上記記録体を一様に帯電する帯電手段と、帯電された記
    録体に記録画像に対応する光情報を照射して静電潜像を
    形成する露光手段と、上記静電潜像を可視像化する現像
    手段と、記録紙を一枚ずつ送り出す給紙手段と、上記記
    録体上の可視像を上記記録紙に転写する転写手段と、可
    視像を記録紙に定着させる定着手段と、可視像定着済の
    記録紙を排出する排紙装置とを具備する画像形成装置に
    おいて、 上記記録体と上記現像手段とを支持体により一体的に保
    持した記録体・現像ユニットと、 上記記録体・現像ユニットを上記記録体の軸方向と直交
    する方向に移動させて上記画像形成装置本体に対して着
    脱するための、上記画像形成装置本体に設けられた記録
    体・現像ユニット案内手段と、 上記画像形成装置本体側に設けられた第1の駆動歯車
    と、 上記記録体・現像ユニットの画像形成装置本体への装着
    状態で、上記第1の駆動歯車と係合して駆動源からの駆
    動力を上記記録体に伝達するための当該記録体の軸方向
    に関して上記光導電層よりも外側の位置で上記記録体・
    現像ユニットに設けられた第2の歯車とを有し、 上記第2の歯車が、上記記録体の軸方向に関して上記支
    持体の内側の位置に配置されていることを特徴とする画
    像形成装置。 2.上記記録体・現像ユニットに保持された上記記録体
    と上記現像器とは、上記記録体に引出されたときに互い
    に分離可能に構成されていることを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。 3.上記記録体・現像ユニットに保持された上記現像器
    に現像剤を補給可能に構成したことを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。 4.上記記録体・現像ユニットは、該記録体・現像ユニ
    ットの引出し方向に対し、上流側に上記記録体、下流側
    に上記現像器を保持すると共に、画像形成装置本体に対
    し、上記現像手段のみが露出する位置と、上記記録体と
    上記現像手段の両者が露出する位置とに引き出されるこ
    とを特徴とする請求項2または請求項3記載の画像形成
    装置。
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