JP2666190B2 - アンダーラツプ - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、骨折、捻挫、脱臼等の整形外科的疾患で患
部をギプス包帯、ブレース、スプリント等で固定する場
合、患部の皮膚を保護するため、固定する部分の皮膚上
に直接巻いたりシート状にして当てたりして使用するア
ンダーラップに関する。
部をギプス包帯、ブレース、スプリント等で固定する場
合、患部の皮膚を保護するため、固定する部分の皮膚上
に直接巻いたりシート状にして当てたりして使用するア
ンダーラップに関する。
骨折、捻挫、脱臼等の整形外科的疾患の処置には、患
部を安静に保持する方法が行われている。患部を安静に
保持するには、ギプス包帯、ブレース、スプリント等の
固定材を用いて患部を動かないように固定する方法が用
いられているが、これらの固定材はすべて硬質のもので
あるから、患部を固定する場合には皮膚を保護するため
通常アンダーラップが使用される。このアンダーラップ
に要求される性能には、医師や看護婦が患部に当てる際
の特性、固定している間の特性、治癒したとき又は治療
上固定材を取り除く際の特性、及び衛生面上の特性の4
点がある。
部を安静に保持する方法が行われている。患部を安静に
保持するには、ギプス包帯、ブレース、スプリント等の
固定材を用いて患部を動かないように固定する方法が用
いられているが、これらの固定材はすべて硬質のもので
あるから、患部を固定する場合には皮膚を保護するため
通常アンダーラップが使用される。このアンダーラップ
に要求される性能には、医師や看護婦が患部に当てる際
の特性、固定している間の特性、治癒したとき又は治療
上固定材を取り除く際の特性、及び衛生面上の特性の4
点がある。
まず医師や看護婦がアンダーラップを患部に適用する
際の特性としては、身体の凹凸にも容易にフィットする
ように巻けること、適度の力で巻いてもアンダーラップ
が切れてしまったり、患部を締め過ぎてしまったり、幅
が狭くなったりせず均等に巻けること、巻いたアンダー
ラップは手を離してもほずれたりせず、また必要に応じ
て重ね合わせができること等が要求される。
際の特性としては、身体の凹凸にも容易にフィットする
ように巻けること、適度の力で巻いてもアンダーラップ
が切れてしまったり、患部を締め過ぎてしまったり、幅
が狭くなったりせず均等に巻けること、巻いたアンダー
ラップは手を離してもほずれたりせず、また必要に応じ
て重ね合わせができること等が要求される。
次に固定している間、すなわち固定材を装着して治療
期間中は、皮膚にソフトで刺激を与えないこと、圧迫が
加わったり、汗や水分によってクッション性を失わない
こと、ずれたり撚り玉を生じないことが要求される。
期間中は、皮膚にソフトで刺激を与えないこと、圧迫が
加わったり、汗や水分によってクッション性を失わない
こと、ずれたり撚り玉を生じないことが要求される。
また治癒したとき又は治療上固定材を取り除くとき
は、一般に固定材をギプスカッターで切断するが、その
ときカッター刃から皮膚を保護することができ、かつ固
定材と容易に分離できることが要求される。
は、一般に固定材をギプスカッターで切断するが、その
ときカッター刃から皮膚を保護することができ、かつ固
定材と容易に分離できることが要求される。
さらに衛生面上では、特に手術室等の無菌室で使用す
る場合繊維くずが抜け飛散しないこと、また滅菌のため
オートクレーブ処理が可能なこと等の性能が要求され
る。
る場合繊維くずが抜け飛散しないこと、また滅菌のため
オートクレーブ処理が可能なこと等の性能が要求され
る。
従来のアンダーラップとしては、綿、レーヨン、テト
ロン等の繊維を単体或いは混合してカード方式で目付量
70〜130g/m2に綿包帯状に加工した後その表面に酢酸ビ
ニルエマルジョンを散布し乾燥しカール状に巻き取った
カードタイプのアンダーラップや、テトロン、レイヨ
ン、ナイロン、アクリル等の繊維を目付量70〜130g/m2
で繊維の結合にニードル加工したニードルタイプのアン
ダーラップ、また繊維を熱溶着剤やバインダーで結合し
たバインダータイプのアンダーラップ等が知られている
が、いずれも伸びはする(繊維結合が弛む)がバックス
トレッチは全くなく、凸部に対しては変形するが凹部分
は浮いてしまい、伸びの程度も少なくかつ伸びた所は極
端に薄くなり強度もなくなり、クッション性が不足する
欠点や、繊維くずの脱落が多く手術室では無菌フイルタ
ーの目づまりを起こしたりする欠点がある。また特にカ
ード方式や結合剤に熱溶着繊維やバインダーを使用した
ものはオートクレーブ処理すると層間が結合したり硬く
なったりしてクッション性がなくなるという欠点があ
る。又ニードルパンチング処理したものはギプスに付着
してしまい、ギプスとの分離性がないためいちいち鋏で
アンダーラップを切るという手数がかかる。またこのギ
プスをシャーレーとして使用できないという欠点をも有
している。
ロン等の繊維を単体或いは混合してカード方式で目付量
70〜130g/m2に綿包帯状に加工した後その表面に酢酸ビ
ニルエマルジョンを散布し乾燥しカール状に巻き取った
カードタイプのアンダーラップや、テトロン、レイヨ
ン、ナイロン、アクリル等の繊維を目付量70〜130g/m2
で繊維の結合にニードル加工したニードルタイプのアン
ダーラップ、また繊維を熱溶着剤やバインダーで結合し
たバインダータイプのアンダーラップ等が知られている
が、いずれも伸びはする(繊維結合が弛む)がバックス
トレッチは全くなく、凸部に対しては変形するが凹部分
は浮いてしまい、伸びの程度も少なくかつ伸びた所は極
端に薄くなり強度もなくなり、クッション性が不足する
欠点や、繊維くずの脱落が多く手術室では無菌フイルタ
ーの目づまりを起こしたりする欠点がある。また特にカ
ード方式や結合剤に熱溶着繊維やバインダーを使用した
ものはオートクレーブ処理すると層間が結合したり硬く
なったりしてクッション性がなくなるという欠点があ
る。又ニードルパンチング処理したものはギプスに付着
してしまい、ギプスとの分離性がないためいちいち鋏で
アンダーラップを切るという手数がかかる。またこのギ
プスをシャーレーとして使用できないという欠点をも有
している。
本発明の目的は、身体の凹凸にもなじむ伸縮性を有
し、水分や汗にあってもクッション性が失われず、使用
時繊維による飛散が発生せずかつオートクレーブも可能
で、ギプスから容易に分離することができるアンダーラ
ップを提供することにある。
し、水分や汗にあってもクッション性が失われず、使用
時繊維による飛散が発生せずかつオートクレーブも可能
で、ギプスから容易に分離することができるアンダーラ
ップを提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明のアンダーラップ
においては、交絡処理により一体化された主として捲縮
数30〜80ヶ/インチのループ状捲縮短繊維から成るもの
である。
においては、交絡処理により一体化された主として捲縮
数30〜80ヶ/インチのループ状捲縮短繊維から成るもの
である。
同様の目的で、交絡処理により一体化された主として
捲縮数30〜80ヶ/インチのループ状捲縮短繊維と20〜40
ヶ/インチのジグザグ状捲縮短繊維とから成るものとす
ることもできる。
捲縮数30〜80ヶ/インチのループ状捲縮短繊維と20〜40
ヶ/インチのジグザグ状捲縮短繊維とから成るものとす
ることもできる。
本発明におけるループ状捲縮短繊維とは、繊維の捲縮
形態が平面的または立体的にU字形状またはΩ字形状ま
たはらせん形状の湾曲をなすものをいう。かかるループ
状捲縮短繊維は、例えば偏心芯鞘型又はサンドバイサイ
ド型のコンジュゲート繊維の熱処理、あるいはニットデ
ニットの糸加工処理、噴射賦形加工、噴射押込加工など
のエヤージェット処理などによって得ることができる。
その繊維素材は特に限定されるものでなく、例えばアク
リル繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリエ
チレン繊維、ポリ塩化ビニル繊維などを用いることがで
きる。
形態が平面的または立体的にU字形状またはΩ字形状ま
たはらせん形状の湾曲をなすものをいう。かかるループ
状捲縮短繊維は、例えば偏心芯鞘型又はサンドバイサイ
ド型のコンジュゲート繊維の熱処理、あるいはニットデ
ニットの糸加工処理、噴射賦形加工、噴射押込加工など
のエヤージェット処理などによって得ることができる。
その繊維素材は特に限定されるものでなく、例えばアク
リル繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリエ
チレン繊維、ポリ塩化ビニル繊維などを用いることがで
きる。
本発明においてループ状捲縮短繊維の捲縮数を特に30
〜80ヶ/インチとする理由は、30ヶ/インチ未満では巻
いた層同士のからみが不充分で緊密な捲状とならず、ま
た巻き終わった後のアンダーラップの端が下層に十分付
着せずほつれ、さらに伸縮性も不充分であり、固定用ギ
プス材との分離性も悪くなり、上限の80ヶ/インチを越
えると表面凹凸の変化が微小になるため巻き終わった後
の端が下層に十分付着せず、また患部とのフィット性が
低下するからである。この点ループ状捲縮数が30〜80ヶ
/インチの範囲では、アンダーラップとして巻き付けた
とき、重ねた上下の層同士が、巻き終わった端部におい
ても互いに付着し合い、いわゆるファスナー効果の極め
て高いものが得られる。
〜80ヶ/インチとする理由は、30ヶ/インチ未満では巻
いた層同士のからみが不充分で緊密な捲状とならず、ま
た巻き終わった後のアンダーラップの端が下層に十分付
着せずほつれ、さらに伸縮性も不充分であり、固定用ギ
プス材との分離性も悪くなり、上限の80ヶ/インチを越
えると表面凹凸の変化が微小になるため巻き終わった後
の端が下層に十分付着せず、また患部とのフィット性が
低下するからである。この点ループ状捲縮数が30〜80ヶ
/インチの範囲では、アンダーラップとして巻き付けた
とき、重ねた上下の層同士が、巻き終わった端部におい
ても互いに付着し合い、いわゆるファスナー効果の極め
て高いものが得られる。
ループ状捲縮繊維の単糸繊度は1〜6デニールが好ま
しい。1デニール末端では伸長応力が高くなりすぎ、か
つカード工程での生産性が低下し、6デニールを越える
とシートの風合が粗硬となり肌ざわりが悪くなる。また
繊維長は38〜64mmが好ましく、38mm末端では短繊維の末
端が表面に突出して表面品位を低下させ、64mmを越える
とアンダーラップの伸長応力が高くなり、応力集中が強
く、伸長時の幅変動が大きい。
しい。1デニール末端では伸長応力が高くなりすぎ、か
つカード工程での生産性が低下し、6デニールを越える
とシートの風合が粗硬となり肌ざわりが悪くなる。また
繊維長は38〜64mmが好ましく、38mm末端では短繊維の末
端が表面に突出して表面品位を低下させ、64mmを越える
とアンダーラップの伸長応力が高くなり、応力集中が強
く、伸長時の幅変動が大きい。
ループ状捲縮短繊維を使用してアンダーラップを得る
には、この短繊維をウエブに形成し、交絡処理を施す。
ウエブに形成するにはランダムカード、ローラーカード
等を用いるが、空気を利用したエアー方式を用いること
もできる。交絡処理はニードルパンチ法、ウォーターニ
ードル法などを用いるが、ニードルパンチ法の場合、ニ
ードルパンチ密度は50〜200パンチ/cm2が好ましく、50
パンチ/cm2未満では充分なアンダーラップ強度が得られ
ず、200パンチ/cm2を越えると交絡のためループ状捲縮
の発現が抑制され、またアンダーラップの風合が粗硬と
なる。交絡処理により得られるフェルト状物の目付は50
〜300g/cm2が好ましい。これは50g/cm2未満では目付量
が少なすぎ、適度のクッション性を得るためには巻数を
多くしなければならなくなり、巻き操作数が多くなり、
また引張強度も小さいため巻き操作中にちぎれたりする
欠点が生じ、一方300g/cm2を越えると厚くなりすぎ、巻
上がりに段差ができ均等なクッション性が得られず、さ
らに引張強度も大きくなりすぎ、手切れ性も悪く、アン
ダーラップとして好ましくないからである。
には、この短繊維をウエブに形成し、交絡処理を施す。
ウエブに形成するにはランダムカード、ローラーカード
等を用いるが、空気を利用したエアー方式を用いること
もできる。交絡処理はニードルパンチ法、ウォーターニ
ードル法などを用いるが、ニードルパンチ法の場合、ニ
ードルパンチ密度は50〜200パンチ/cm2が好ましく、50
パンチ/cm2未満では充分なアンダーラップ強度が得られ
ず、200パンチ/cm2を越えると交絡のためループ状捲縮
の発現が抑制され、またアンダーラップの風合が粗硬と
なる。交絡処理により得られるフェルト状物の目付は50
〜300g/cm2が好ましい。これは50g/cm2未満では目付量
が少なすぎ、適度のクッション性を得るためには巻数を
多くしなければならなくなり、巻き操作数が多くなり、
また引張強度も小さいため巻き操作中にちぎれたりする
欠点が生じ、一方300g/cm2を越えると厚くなりすぎ、巻
上がりに段差ができ均等なクッション性が得られず、さ
らに引張強度も大きくなりすぎ、手切れ性も悪く、アン
ダーラップとして好ましくないからである。
なお、コンジュゲート繊維の場合は交絡処理にさらに
熱処理が加えられるが、その熱処理条件は110〜180℃が
好ましく、110℃未満では繊維のループ状捲縮の発現が
不充分であり、180℃を越えるとループ状捲縮の発現は
充分であるが、アンダーラップが粗硬化し風合を低下さ
せる。
熱処理が加えられるが、その熱処理条件は110〜180℃が
好ましく、110℃未満では繊維のループ状捲縮の発現が
不充分であり、180℃を越えるとループ状捲縮の発現は
充分であるが、アンダーラップが粗硬化し風合を低下さ
せる。
本発明のアンダーラップを構成するに当たって、捲縮
数30〜80ヶ/インチのループ状捲縮短繊維は必ずしも10
0%使用する必要はなく、少量であれば捲縮数が30〜80
ヶ/インチの範囲以外のループ状捲縮短繊維、またはそ
の他の繊維を混合して使用することもできる。
数30〜80ヶ/インチのループ状捲縮短繊維は必ずしも10
0%使用する必要はなく、少量であれば捲縮数が30〜80
ヶ/インチの範囲以外のループ状捲縮短繊維、またはそ
の他の繊維を混合して使用することもできる。
本発明におけるジグザグ状捲縮短繊維とは、繊維の捲
縮形態が平面的または立体的にジグザグ形状をなすもの
をいう。かかるジグザグ状捲縮短繊維は、例えばギヤ捲
縮処理、押込捲縮処理等により得ることができる。その
繊維素材は特に限定されるものではなく、上述のループ
状捲縮短繊維について述べたものと同様の素材を用いる
ことができる。
縮形態が平面的または立体的にジグザグ形状をなすもの
をいう。かかるジグザグ状捲縮短繊維は、例えばギヤ捲
縮処理、押込捲縮処理等により得ることができる。その
繊維素材は特に限定されるものではなく、上述のループ
状捲縮短繊維について述べたものと同様の素材を用いる
ことができる。
本発明においてはループ状捲縮短繊維にジグザグ状捲
縮短繊維を混合して用いることにより同様に優れた効果
を得ることができるものであるが、ジグザグ状捲縮短繊
維の捲縮数を特に20〜40ヶ/インチとする理由は、20ヶ
/インチ未満では充分なファスナー効果が得られず、40
ヶ/インチを越えるとジグザグ状捲縮とループ状捲縮と
の繊維間交絡が増すため手切れ性が悪化し、また応力集
中が強く伸長時の幅変動が大きいからである。
縮短繊維を混合して用いることにより同様に優れた効果
を得ることができるものであるが、ジグザグ状捲縮短繊
維の捲縮数を特に20〜40ヶ/インチとする理由は、20ヶ
/インチ未満では充分なファスナー効果が得られず、40
ヶ/インチを越えるとジグザグ状捲縮とループ状捲縮と
の繊維間交絡が増すため手切れ性が悪化し、また応力集
中が強く伸長時の幅変動が大きいからである。
ループ状捲縮短繊維とジグザグ状捲縮短繊維との混率
は、ジグザグ状捲縮短繊維が40重量%以下がアンダーラ
ップとしては好ましく、この範囲外では風合、クッショ
ン性、嵩高性、剥離性、ファスナー効果がやや低下す
る。
は、ジグザグ状捲縮短繊維が40重量%以下がアンダーラ
ップとしては好ましく、この範囲外では風合、クッショ
ン性、嵩高性、剥離性、ファスナー効果がやや低下す
る。
ループ状捲縮短繊維とジグザグ状捲縮短繊維とを混合
する場合の各繊維の単糸繊度、繊維長については、ルー
プ状捲縮短繊維単独の場合の各値のものを用いることが
できる。また両短繊維を混合してアンダーラップを得る
には、これら両短繊維をウエブに形成し、交絡処理を施
すが、ウエブの形成方法および交絡処理の方法について
も、ループ状捲縮短繊維単独の場合と同様の方法を用い
ることができる。
する場合の各繊維の単糸繊度、繊維長については、ルー
プ状捲縮短繊維単独の場合の各値のものを用いることが
できる。また両短繊維を混合してアンダーラップを得る
には、これら両短繊維をウエブに形成し、交絡処理を施
すが、ウエブの形成方法および交絡処理の方法について
も、ループ状捲縮短繊維単独の場合と同様の方法を用い
ることができる。
捲縮数30〜80ヶ/インチのループ状捲縮短繊維と20〜
40ヶ/インチのジグザグ状捲縮短繊維とでアンダーラッ
プを構成する場合、両捲縮短繊維でアンダーラップの10
0%を占めるようにすることは必ずしも必要としない。
これらの捲縮数の範囲外の両捲縮短繊維、或いはその他
の繊維を少量混合してもよい。
40ヶ/インチのジグザグ状捲縮短繊維とでアンダーラッ
プを構成する場合、両捲縮短繊維でアンダーラップの10
0%を占めるようにすることは必ずしも必要としない。
これらの捲縮数の範囲外の両捲縮短繊維、或いはその他
の繊維を少量混合してもよい。
本発明のアンダーラップにおいては、ループ状又はジ
グザグ状捲縮短繊維を用いるため、捲縮数30〜80ヶ/イ
ンチのループ状捲縮短繊維同士、捲縮数30〜80ヶ/イン
チのループ状捲縮短繊維と捲縮数20〜40ヶ/インチのジ
グザグ状捲縮短繊維とがそれぞれ絡み合い、アンダーラ
ップとして好都合な結合状態を形成する。
グザグ状捲縮短繊維を用いるため、捲縮数30〜80ヶ/イ
ンチのループ状捲縮短繊維同士、捲縮数30〜80ヶ/イン
チのループ状捲縮短繊維と捲縮数20〜40ヶ/インチのジ
グザグ状捲縮短繊維とがそれぞれ絡み合い、アンダーラ
ップとして好都合な結合状態を形成する。
このループ状又はジグザグ状捲縮短繊維は、無張力状
態においてはそれぞれループ形状又はジグザグ形状を保
持しながらアンダーラップを構成しているが、張力が加
わるとループ状、ジグザグ状から変形して直線状になる
ため幅が変形せずに延び、かつ張力を除くと元のループ
状又はジグザグ状に戻ろうとするためソフトな復元力が
働き、人体に適度の力で巻きつき、また凹部分にも良好
に密着する。
態においてはそれぞれループ形状又はジグザグ形状を保
持しながらアンダーラップを構成しているが、張力が加
わるとループ状、ジグザグ状から変形して直線状になる
ため幅が変形せずに延び、かつ張力を除くと元のループ
状又はジグザグ状に戻ろうとするためソフトな復元力が
働き、人体に適度の力で巻きつき、また凹部分にも良好
に密着する。
また繊維がループ状又はジグザグ状に形成されている
ことにより繊維同士が引かかり合いやすくなっているた
め脱落せず、繊維が飛散しない。さらに繊維がループ
状、ジグザグ状のため比較的嵩高に仕上がり、保温性、
クッション性を高くすることができる。なおループ状、
ジグザグ状捲縮短繊維は100℃以上の耐熱性を有するた
め、アンダーラップも耐熱性を有し、高温処理が可能で
ある。
ことにより繊維同士が引かかり合いやすくなっているた
め脱落せず、繊維が飛散しない。さらに繊維がループ
状、ジグザグ状のため比較的嵩高に仕上がり、保温性、
クッション性を高くすることができる。なおループ状、
ジグザグ状捲縮短繊維は100℃以上の耐熱性を有するた
め、アンダーラップも耐熱性を有し、高温処理が可能で
ある。
さらに仕上ったアンダーラップは、表面にもループ状
又はジグザグ状捲縮短繊維が存在するため表面に凹凸が
あり、摩擦力が大きくかつ引かかりも生ずるので、重な
り合った層間同士の自着性も大きいものが得られる。
又はジグザグ状捲縮短繊維が存在するため表面に凹凸が
あり、摩擦力が大きくかつ引かかりも生ずるので、重な
り合った層間同士の自着性も大きいものが得られる。
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
なお各実施例において各評価項目は下記の方法で測定
した。
した。
(1) 100%伸長応力 幅5cm、長さ10cmのサンプルシート(ニードルパンチ
不織布)を使用し、インストロン引張試験機で引張速度
250mm/minで伸長させ、100%伸長時の応力を測定した。
不織布)を使用し、インストロン引張試験機で引張速度
250mm/minで伸長させ、100%伸長時の応力を測定した。
(2) 切断伸度 100%伸長応力測定と同一方法で測定し、サンプルシ
ート切断時の伸度を測定した。
ート切断時の伸度を測定した。
(3) 寸法安定性 100%伸長時の幅方向の寸法変化を目視により比較評
価した。伸長前の幅に対し、幅変化の少ないものを○、
幅が狭くなり幅変化の大きいものを×、その中間の程度
のものを△とした。
価した。伸長前の幅に対し、幅変化の少ないものを○、
幅が狭くなり幅変化の大きいものを×、その中間の程度
のものを△とした。
(4) 風合 官能検査により、良好なものを○、あまり良好でない
ものを△とした。
ものを△とした。
(5) ファスナー効果 実用テストにおける官能的比較により評価し、良好な
ものを○、あまり良好でないものを△、不良のものを×
とした。
ものを○、あまり良好でないものを△、不良のものを×
とした。
(6) 手切れ性 手でアンダーラップを引裂いて切れ易さを官能的に評
価し、良好なものを○、あまり良好でないものを△とし
た。
価し、良好なものを○、あまり良好でないものを△とし
た。
まずループ状捲縮短繊維単独のものについてアンダー
ラップを作成し、評価試験を行った。
ラップを作成し、評価試験を行った。
実施例1 〔η〕0.64のポリエチレンテレフタレートを1成分と
し、〔η〕0.48の5−ナトリウムスルホイソフタル酸2.
5モル%を共重合したポリエチレンテレフタレートを他
の成分とするサイドバイサイド型コンジュゲート短繊維
で、単糸繊度2.5デニール、繊維長51mmの原綿を使用
し、ローラーカード機を通して紡出しクロスレイされた
単繊維ウエブとしたものに、40番針で106パンチ/cm2の
ニードルパンチを施した後140℃で30秒間熱処理をし
た。得られたシートの目付は98g/cm2であり、シート中
の短繊維のループ状捲縮数は63ヶ/インチであった。
し、〔η〕0.48の5−ナトリウムスルホイソフタル酸2.
5モル%を共重合したポリエチレンテレフタレートを他
の成分とするサイドバイサイド型コンジュゲート短繊維
で、単糸繊度2.5デニール、繊維長51mmの原綿を使用
し、ローラーカード機を通して紡出しクロスレイされた
単繊維ウエブとしたものに、40番針で106パンチ/cm2の
ニードルパンチを施した後140℃で30秒間熱処理をし
た。得られたシートの目付は98g/cm2であり、シート中
の短繊維のループ状捲縮数は63ヶ/インチであった。
実施例2 単糸繊度2デニール、繊維長51mmのポリアミド繊維に
ニットデニット処理を施した原綿を使用し、実施例1と
同様の処理を行いシートを得た。得られたシートの目付
は105g/cm2であり、シート中の短繊維のループ状捲縮数
は32ヶ/インチであった。
ニットデニット処理を施した原綿を使用し、実施例1と
同様の処理を行いシートを得た。得られたシートの目付
は105g/cm2であり、シート中の短繊維のループ状捲縮数
は32ヶ/インチであった。
実施例3 単糸繊度2.5デニール、繊維長51mmのポリエステル繊
維にエヤージェット処理を施した原綿を使用し、実施例
1と同様の処理を行いシートを得た。得られたシートの
目付は90g/cm2であり、シート中の短繊維のループ状捲
縮数は78ヶ/インチであった。
維にエヤージェット処理を施した原綿を使用し、実施例
1と同様の処理を行いシートを得た。得られたシートの
目付は90g/cm2であり、シート中の短繊維のループ状捲
縮数は78ヶ/インチであった。
上述の3実施例と比較評価のためループ状捲縮数が30
〜80ヶ/インチの範囲外にあるものを次のように2例作
成した。
〜80ヶ/インチの範囲外にあるものを次のように2例作
成した。
比較例1 単糸繊度2.5デニール、繊維長51mmのポリエステル繊
維にニットデニット処理を施した原綿を使用し、実施例
1と同様の処理を行いシートを得た。得られたシートの
目付は113g/cm2であり、シート中の短繊維のループ状捲
縮数は25ヶ/インチであった。
維にニットデニット処理を施した原綿を使用し、実施例
1と同様の処理を行いシートを得た。得られたシートの
目付は113g/cm2であり、シート中の短繊維のループ状捲
縮数は25ヶ/インチであった。
比較例2 単糸繊度2.5デニール、繊維長51mmのポリエステル繊
維にエヤージェット処理を施した原綿を使用し、実施例
1と同様の処理方法でシートを得た。得られたシートの
目付は97g/cm2であり、シート中のループ状短繊維の捲
縮数は84ヶ/インチであった。
維にエヤージェット処理を施した原綿を使用し、実施例
1と同様の処理方法でシートを得た。得られたシートの
目付は97g/cm2であり、シート中のループ状短繊維の捲
縮数は84ヶ/インチであった。
上述の実施例1〜3と比較例1、2の評価結果を第1
表に示す。
表に示す。
第1表から明らかなように、ループ状捲縮数が30ヶ/
インチより少ないものはファスナー効果が悪く、ソフト
感も低下し、ループ状捲縮数が80ヶ/インチより多いも
のはピッチが細かすぎるため同様にファスナー効果が良
好でなく、またしまりが強くなりすぎて硬い風合とな
り、手切れ性も低下した。
インチより少ないものはファスナー効果が悪く、ソフト
感も低下し、ループ状捲縮数が80ヶ/インチより多いも
のはピッチが細かすぎるため同様にファスナー効果が良
好でなく、またしまりが強くなりすぎて硬い風合とな
り、手切れ性も低下した。
次にループ状捲縮短繊維とジグザグ状捲縮短繊維とを
混合したものについてアンダーラップを作成し、評価試
験を行った。
混合したものについてアンダーラップを作成し、評価試
験を行った。
実施例4 ループ状捲縮短繊維として実施例1と同様のものを使
用し、ジグザグ状捲縮短繊維として単糸繊度2デニー
ル、繊維長51mmのギヤ捲縮ポリエチレンテレフタレート
短繊維を使用した。このループ状捲縮短繊維60重量%と
ジグザグ状捲縮短繊維40重量%とを均一に混合した原綿
に実施例1と同様の処理を行ってシートを作成した。得
られたシートの目付は105g/cm2であり、シート中のルー
プ状捲縮短繊維の捲縮数は63ヶ/インチ、ジグザグ状捲
縮短繊維の捲縮数は22ヶ/インチであった。
用し、ジグザグ状捲縮短繊維として単糸繊度2デニー
ル、繊維長51mmのギヤ捲縮ポリエチレンテレフタレート
短繊維を使用した。このループ状捲縮短繊維60重量%と
ジグザグ状捲縮短繊維40重量%とを均一に混合した原綿
に実施例1と同様の処理を行ってシートを作成した。得
られたシートの目付は105g/cm2であり、シート中のルー
プ状捲縮短繊維の捲縮数は63ヶ/インチ、ジグザグ状捲
縮短繊維の捲縮数は22ヶ/インチであった。
実施例5 ループ状捲縮短繊維として実施例1と同様のものを使
用し、ジグザグ状捲縮短繊維として単糸繊度2デニー
ル、繊維長51mmのギヤ捲縮ポリエチレンテレフタレート
短繊維を使用した。このループ状捲縮短繊維60重量%と
ジグザグ状捲縮短繊維40重量%とを均一に混合したもの
に実施例1と同様の処理を行ってシートを作成した。得
られたシートの目付は98g/cm2であり、シート中のルー
プ状捲縮短繊維の捲縮数は63ヶ/インチ、ジグザグ状捲
縮短繊維の捲縮数は38ヶ/インチであった。
用し、ジグザグ状捲縮短繊維として単糸繊度2デニー
ル、繊維長51mmのギヤ捲縮ポリエチレンテレフタレート
短繊維を使用した。このループ状捲縮短繊維60重量%と
ジグザグ状捲縮短繊維40重量%とを均一に混合したもの
に実施例1と同様の処理を行ってシートを作成した。得
られたシートの目付は98g/cm2であり、シート中のルー
プ状捲縮短繊維の捲縮数は63ヶ/インチ、ジグザグ状捲
縮短繊維の捲縮数は38ヶ/インチであった。
上述の2実施例と比較評価のためジグザグ状捲縮数が
20〜40ヶ/インチの範囲外にあるものを次のように2例
作成した。
20〜40ヶ/インチの範囲外にあるものを次のように2例
作成した。
比較例3 実施例4と同様のループ状捲縮短繊維と実施例4で使
用したジグザグ状捲縮短繊維と同種のものを使用し、実
施例4と同じ比率で混合した混綿に実施例1と同様の処
理を行ってシートを作成した。得られたシートの目付は
110g/cm2であり、シート中のループ状捲縮短繊維の捲縮
数は63ヶ/インチ、ジグザグ状捲縮短繊維の捲縮数は17
ヶ/インチであった。
用したジグザグ状捲縮短繊維と同種のものを使用し、実
施例4と同じ比率で混合した混綿に実施例1と同様の処
理を行ってシートを作成した。得られたシートの目付は
110g/cm2であり、シート中のループ状捲縮短繊維の捲縮
数は63ヶ/インチ、ジグザグ状捲縮短繊維の捲縮数は17
ヶ/インチであった。
比較例4 実施例4と同様のループ状捲縮短繊維と、実施例4で
使用したジグザグ状捲縮短繊維と同種のものを使用し、
実施例4と同じ比率で混合した混綿に実施例1と同様の
処理を行ってシートを作成した。得られたシートの目付
は116g/cm2であり、シート中のループ状捲縮短繊維の捲
縮数は63ヶ/インチ、ジグザグ状捲縮短繊維の捲縮数は
43ヶ/インチであった。
使用したジグザグ状捲縮短繊維と同種のものを使用し、
実施例4と同じ比率で混合した混綿に実施例1と同様の
処理を行ってシートを作成した。得られたシートの目付
は116g/cm2であり、シート中のループ状捲縮短繊維の捲
縮数は63ヶ/インチ、ジグザグ状捲縮短繊維の捲縮数は
43ヶ/インチであった。
上述の実施例4、5と比較例3、4の評価結果を第2
表に示す。
表に示す。
第2表から明らかなように、ジグザグ状捲縮数が20ヶ
/インチより少ないものはファスナー効果、ソフト感共
に悪く、ジグザグ状捲縮数が40ヶ/インチより多いもの
はファスナー効果がよいがソフト感、手切れ性が低かっ
た。
/インチより少ないものはファスナー効果、ソフト感共
に悪く、ジグザグ状捲縮数が40ヶ/インチより多いもの
はファスナー効果がよいがソフト感、手切れ性が低かっ
た。
本発明によれば、下記のような効果を得ることができ
る。
る。
(1) 巻いた層同士のからみが強いので、巻いた層間
に滑りがなく緊密な巻き形状となり、巻き終わりの端も
下層に付着してほつれない(ファスナー効果)。
に滑りがなく緊密な巻き形状となり、巻き終わりの端も
下層に付着してほつれない(ファスナー効果)。
(2) ギプスから分離しやすく、ギプスを患部から外
すときの処理が容易となる(分離性)。
すときの処理が容易となる(分離性)。
(3) 患部とのフィット性が優れ、患部の固定効果が
良好となる(フィット性)。
良好となる(フィット性)。
(4) 通常の力で巻いても切れず、しかも手で簡単に
引裂くことができるから、装着操作が容易となる(手切
れ性)。
引裂くことができるから、装着操作が容易となる(手切
れ性)。
(5) 巻き進んでも幅が狭くならず使用しやすい(寸
法安定性)。
法安定性)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹川 直光 東京都板橋区高島平8丁目33番8号 ロ イヤルハイツ高島302
Claims (2)
- 【請求項1】交絡処理により一体化された主として捲縮
数30〜80ヶ/インチのループ状捲縮短繊維から成るアン
ダーラップ。 - 【請求項2】交絡処理により一体化された主として捲縮
数30〜80ヶ/インチのループ状捲縮短繊維と20〜40ヶ/
インチのジグザグ状捲縮短繊維とから成るアンダーラッ
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9275389A JP2666190B2 (ja) | 1989-04-12 | 1989-04-12 | アンダーラツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9275389A JP2666190B2 (ja) | 1989-04-12 | 1989-04-12 | アンダーラツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02271861A JPH02271861A (ja) | 1990-11-06 |
JP2666190B2 true JP2666190B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=14063179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9275389A Expired - Lifetime JP2666190B2 (ja) | 1989-04-12 | 1989-04-12 | アンダーラツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2666190B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5198892B2 (ja) * | 2008-02-04 | 2013-05-15 | 株式会社クラレ | アンダーラップテープ |
JP5242187B2 (ja) * | 2008-02-06 | 2013-07-24 | 株式会社クラレ | 不織布、梱包材および梱包方法 |
-
1989
- 1989-04-12 JP JP9275389A patent/JP2666190B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02271861A (ja) | 1990-11-06 |
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