JP2665229B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 気相成長炉に縦形反応管を用いて半導体基板上に結晶
を成長させる半導体製造装置に関し、 反応時に生じる固形物の降下を少なくして反応管のつ
まりや汚染を少なくすることを目的とし、 縦形反応管の上部に設けられているガス排出口付近に
発熱体を置き、発熱体によって縦形反応管の上部を加熱
できるようにした構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、気相成長炉に縦形反応管を用いて半導体基
板上に結晶を成長させる半導体製造装置に関する。
MOCVD法(Metalorganic CVD法)は、III族元素のア
ルキル化物とV族元素の水素化物とを原料として用いる
気相成長法で、化合物結晶や固溶体の多層エピタキシャ
ル層の形成技術として用いられている。このようなMOCV
D法等の気相成長法に用いる気相成長炉に縦形反応管を
用いる場合、下方から反応ガス及びキャリアガスを導入
して半導体基板上にAlGaAs(アルミニウムガリウムヒ
素)結晶を成長させるいわゆるチムニー形炉と称する炉
がある。
このものは、流体力学上は理想的な縦形反応管と考え
られているが、下方から反応ガス及びキャリアガスを導
入して反応させる場合にその反応部が上方にあるため、
反応時に生じるAs(ヒ素)等の固形物が下方に降下して
管のつまりや汚染の原因となる。そこで、このような上
方に存在する固形物を少なくして管のつまりや汚染とな
る要因を取除くことが必要である。
〔従来の技術〕
第5図は従来装置の一例の構成図を示す。同図中、1
は縦形反応管(チムニー形炉)で、内部に設けられたサ
セプタ2に半導体基板3を設置する。ここで、下方のガ
ス導入口4よりAlGaAs成長用の反応ガス及びH2(水素)
等のキャリアガスを導入して反応させ、赤外線加熱ラン
プ7にて高温となった基板3上にAlGaAs結晶を成長させ
る。この場合、反応ガスが基板3付近で加熱された後に
冷却される部分、つまりチムニー形炉の場合は上方、特
にガス排出口5付近に反応ガス中のAs等が固体となって
固形物6が生成される。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来装置は、反応時に生じる固形物に対して特別
な配慮が払われていないため、管がつまったり、汚染の
原因になり、基板1表面の欠陥につながる等の問題点が
あった。
本発明は、反応時に生じる固形物の降下を少なくして
反応管のつまりや汚染を少なくできる半導体製造装置を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理図を示す。同図中、43は発熱体
で、縦形反応管部40の上部にあるガス排出口42付近に設
けられており、縦形反応管40の上部を加熱する構成とす
る。41は反応管40内部に設置された基板である。
〔作用〕
本発明では、発熱体43にて反応管40の上部が加熱さ
れ、反応後の冷却によって生じた反応ガス中のAs等の固
形物は加熱された反応管40上部において蒸気となり、或
いは、反応ガスは加熱によって固形物とならず、ガス排
出口42を介して反応管40外部に排出される。これによ
り、反応管40内部のAs等の固形物は少なくなり、管のつ
まりや汚染の原因となることはない。
〔実施例〕
第2図は本発明装置の第1実施例の構成図を示す。10
は縦形反応管(チムニー形炉)で内部にサセプタ11が設
けられており、ここにGaAs(ガリウムヒ素)の半導体基
板12を設置する。13は赤外線加熱ランプで、基板12を加
熱する。14はガス発生部でTMA(トリメチルアルミニウ
ム)、TMG(トリメチルガリウム)、AsH3(アルシ
ン)、ドーピング用SiH4(モノシラン)をマスフローコ
ントローラ14a、バルブ14b、ガス導入口15を介して反応
管10内に導入する。16はキャリアガス発生部で、水素純
化装置16aにて水素を純化し、マスフローコントローラ1
6b、ガス導入口15を介して反応管10内にキャリアガスと
して導入する。
18はカーボンで、反応管10の上部のガス排出口19付近
に例えば着脱自在に取付けられている。20は赤外線加熱
ランプで、カーボン18を加熱できるようにカーボン18の
付近で反応管10の外部に設けられている。
ここで、ガス導入口15から導入された反応ガスは、赤
外線加熱ランプ13にて高温となった基板12上で分解し、
ここにエピタキシャル層を形成する。この際、廃ガスは
ガス排出口19から排出されるが、この際、この反応後の
冷却によって生じたAsの固形物は赤外線加熱ランプ20に
て加熱されたカーボン18によって蒸気となり、ガス排出
口19を介して反応管10外部に排出される。或いは、反応
ガスは反応管10上部の加熱によって上部において固形物
とならず、ガス排出口19を介して排出される。このた
め、反応管10内のAsの固形物は第5図に示す従来装置の
場合に比して激減し、管のつまりや汚染の原因となるこ
とはない。
第3図は本発明装置の第2実施例(誘導加熱方式)の
要部の構成図を示す。同図において、反応管25の上部の
ガス排出口26付近にはカーボン27が取付けられており、
カーボン27の外周を取巻くように高周波コイル28が反応
管25の外部に設けられている。その他の構造は第2図に
示すものと同様である。
このものは、高周波コイル28によってカーボン27が加
熱され、この加熱によってAsの固形物は蒸気となる。そ
の他の作用は第2図に示すものと同様である。
第4図は本発明装置の第3実施例(抵抗加熱方式)の
要部の構成図を示す。同図において、反応管29の上部外
側にはガス排出口31の付近に抵抗加熱体(ヒータ)30が
取付けられており、特に第2図、第3図に示すようなカ
ーボンは設けられていない。その他の構造は第2図に示
すものと同様である。
このものは、抵抗加熱体30によって反応管29の上部が
直接加熱され、この加熱によってAsの固形物は蒸気とな
る。その他の作用は第2図に示すものと同様である。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明によれば、反応後の冷却に
よって生じた反応ガス中のAs等の固形物は加熱された反
応管上部において蒸気となり、或いは、反応ガスは加熱
によって固形物とならず、ガス排出口を介して反応管外
部に排出され、これにより、反応管内部の固形物は従来
例の場合に比して少なくなり、管のつまりや汚染の原因
となることはなく、エピタキシャル成長時の半導体基板
表面の欠陥を少なくでき、メンテナンスが容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明装置の第1実施例の構成図、 第3図、第4図は本発明装置の第2、第3実施例の要部
の構成図、 第5図は従来装置の構成図である。 図において、 10,25,29,40は縦形反応管、 12,41は半導体基板、 14は反応ガス発生部、 15はガス導入口、 18,27はカーボン、 19,26,31,42はガス排出口、 20は赤外線加熱ランプ、 28は高周波コイル、 30は抵抗加熱体、 43は発熱体 を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦形反応管(40)の下部より反応ガスを導
    入し、該縦形反応管(40)内部に設置されて加熱された
    半導体基板(41)上に結晶を成長させる構造の半導体製
    造装置において、 上記縦形反応管(40)の上部に設けられているガス排出
    口(42)付近に発熱体(43)を置き、該発熱体(43)に
    よって上記縦形反応管(40)の上部を加熱できるように
    構成したことを特徴とする半導体製造装置。
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