JP2662181B2 - ディジタル・データ無線通信システムおよびその操作方法 - Google Patents

ディジタル・データ無線通信システムおよびその操作方法

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JP2662181B2
JP2662181B2 JP6036765A JP3676594A JP2662181B2 JP 2662181 B2 JP2662181 B2 JP 2662181B2 JP 6036765 A JP6036765 A JP 6036765A JP 3676594 A JP3676594 A JP 3676594A JP 2662181 B2 JP2662181 B2 JP 2662181B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全般的に、データ通信
に関し、詳しくは、ローカル・エリア・ネットワーク
(LAN)でのデータ通信に関する。詳細に言うと、本
発明は、LANでの無線アクセス用の媒体アクセス制御
(MAC)プロトコルに関する。
【0002】
【従来の技術】個人用無線通信の必要性は、ディジタル
通信およびパーソナル通信システムの出現とともに急速
に拡大してきている。過去数年間のセル式無線技術の進
歩およびセル式電話システムの成長は、無線アクセスを
介する位置独立通信の市場需要が極めて大きいことを示
している。現行の無線網アーキテクチャの多くは、主と
して、音声通信および広い通達範囲を対象として設計さ
れ且つ最適化されている。パーソナル・コンピュータお
よび携帯式コンピュータとローカル・エリア・ネットワ
ークの普及につれて、ファイル・サーバ・アクセス、ク
ライアント・サーバ実行、電子メールなどのデータ・サ
ービスおよびアプリケーションに、分散コンピューティ
ングをサポートするLAN環境での無線アクセスが必要
になると考えられている。データ・トラフィックの特性
およびプロフィールは、音声トラフィックのそれと非常
に異なるので、無線アクセス・プロトコルは、極めて動
的でバースト型であるというデータ・トラフィックの性
質に対して効率的に適応する必要がある。
【0003】米国特許第4907224号は、ネットワ
ーク・チャネルを介して通信を希望するノードが複数の
競合スロット中に予約要求を送信し、競合スロットの数
がネットワーク負荷に従って動的に制御されるという、
衝突除去多重アクセス・プロトコルを提供する、パケッ
ト交換網でデータを送信する方法を開示している。次に
チャネルの制御を獲得するように指定されたノードが、
予約要求を送信するノードの識別子を受信する。そし
て、アプリケーション・データを送信する前に、首尾よ
く受信された予約要求の送信元のノードの識別子から成
るネットワーク制御データを送信する。送信された識別
子は、同じ待ち行列中の各ノードによって受信され記憶
され、それによりチャネルの以後の制御が、各ノードに
出現するノード識別子の順序に基づいて循環される。送
信されるネットワーク制御データは、前の競合スロット
期間中に受信された予約要求と、待ち行列補正情報と、
制御側ノードが受信する予定のデータの送信元のノード
の識別子とを含む。
【0004】米国特許第5123029号は、移動局と
コンピュータ・システムの間の屋内ディジタル・データ
無線通信システムにおいて実施された周波数ホッピング
・スペクトル拡散通信技術を使用する、制御アクセス/
ランダム・アクセス混成方式を開示している。この発明
によると、スプレッド・スペクトル通信技術を用いて、
制御されたアクセス方式とランダム・アクセス方式のハ
イブリッドが提供される。さらに詳細には、様々な媒体
アクセス・プロトコルが個々の間隔において利用され得
るように、フレームが2つの間隔に細分化される。原則
的には2つの間隔において任意のプロトコルを使用でき
るが、プロトコルの好ましい実施例では、1つの間隔に
おいて集中制御方式を使用し、もう1つの間隔において
分散化方式を使用している。間隔の相対的な長さを変化
させて、変化する負荷条件に適応することができる。こ
の米国特許は、周波数ホッピング・スプレッド・スペク
トル通信システムを用いて実施される。周波数ホッピン
グ・スプレッド・スペクトル・システムにおいて、送信
機のキャリヤ周波数は個々の時間の間隔で変化するが、
その時刻と時刻との間では一定である。一定周波数の期
間は「ホップ」と呼ばれ、メッセージが交換されるの
は、この「ホップ」期間中だけである。ホップの持続期
間は有限なので、これらのホップが無線チャネル上に構
造を与える。即ち、伝送がホップ境界を超えて発生する
可能性はない。従って、ホップは時間上にフレーミング
構造を与える。この発明は、いずれのプログラムもワイ
ヤレス・リンクの存在に気付く必要がないという意味
で、顧客とサーバ・プログラムの間に「透過連結性」を
提供する。この発明の目的は、システム構成時間の各間
隔の間に境界を設定することによって達成される。従っ
て、マルチプル・ダム・ターミナル(multiple-dumb-te
rminal)アプリケーションでは、ポーリングするだけの
ためにベース・ステーションが設置されるが、ポータブ
ルPC(パーソナル・コンピュータ)アプリケーション
では、ベース・ステーションはコンテンション・アクセ
スを可能にするだけのために設置される。また、この発
明の目的は、負荷が増大するにつれてコンテンションか
らポーリングまたは割当てにシフトすることによって達
成され、従って、特定リモート・ステーションが他のス
テーションよりも弱い競争者であったとしても、リモー
ト・ステーションが決して「ロックアウト」されないこ
とを保証する。
【0005】L.G.Robertsの"Dynamic Allocation of sa
tellite capacity through packetreservation"(Nat.
Comput. Conf. AFIPS Conf. Proc.、Vol.42、 pp.711-71
6、1973年6月)は、ユーザ・データ・トラフィック用の
予約構造および予約を行うための競合方式に基づく、M
ACプロトコルに関する提案を記載している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明によれば、ロー
カル・エリア環境での無線アクセス用の適応的で効率的
な媒体アクセス制御(MAC)プロトコルは、音声やビ
デオなどのバースト型データ・トラフィックと同期式サ
ービスの両方をサポートすることができる。本発明で
は、所与のセル(数百メートルの範囲をカバーする小規
模のセル)内の複数の移動遠隔局が、無線チャネルを使
用して、固定ローカル・エリア・ネットワークに接続で
きる基地局と通信する、パケット交換アーキテクチャを
使用している。遠隔局は、限られた範囲内で屋内でも屋
外でも動作することができ、バックボーン・ネットワー
ク上の基地局に無線アクセスが可能である。一例とし
て、複数のオフィス・ビルから成る構内環境を検討して
みる。ビルはセルに分割され、セル同士は有線LANな
ど何らかのバックボーン・ネットワークを介して接続さ
れる。本発明は、セル間多重アクセス問題に対処する。
基本的な問題は、セル内のあらゆる移動局が共有する無
線チャネル帯域幅を、公平かつ柔軟に要求に応じて調整
し、高スループットを達成する方法である。
【0007】
【課題を解決するための手段】LAN上の基地局に対す
る複数の遠隔局の無線アクセスのための媒体アクセス制
御(MAC)プロトコルを開示する。このMACプロト
コルは、ユーザ・データ・トラフィック用の予約方式
と、制御およびトラフィック通知用のランダム・アクセ
ス技術とに基づいている。時間をスロット化し、タイム
・スロットをデータ・サブフレームと制御サブフレーム
(すなわち期間)から成る固定フレームにグループ化す
る、時分割固定フレーム構造がある。固定フレーム構造
は、3つの期間(A、B、およびC)と、それぞれのヘ
ッダから構成される。第1の期間であるA期間は、アウ
トバウンド・チャネルであり、基地局から遠隔局へのデ
ータ転送専用に使用される。次の期間であるB期間は、
インバウンド・チャネルであり、遠隔局から基地局への
競合のないデータ転送に使用される。A期間およびB期
間中のデータ・スロットの割振りは、基地局によって実
行される。C期間と呼ばれるフレームの最後の期間は、
制御チャネルであり、スロット化Alohaプロトコル
を使用し、ランダム・アクセス競合モードで遠隔局から
基地局に予約要求およびデータを送信するために使用さ
れる。3つの期間の持続期間は、可動境界技術を使用し
て変えることができる。基地局は、遠隔局からのフィー
ドバック情報を使用して、現在送信中の遠隔局の数を推
定する。この推定値が制御指標として遠隔局に同報通信
されて、C期間における遠隔局の送信の試みが制御さ
れ、これによって送信効率が向上する。
【0008】
【実施例】ユーザ・データ・トラフィック用の予約構造
と、制御およびトラフィック通知のためのランダム・ア
クセス技術とに基づくMACプロトコルを記述する。こ
こで提案する方式は、時分割フレーム構造に基づいてい
る。時間をスロット化し、タイム・スロットをデータ・
サブフレームと制御サブフレームから成る固定フレーム
にグループ化する。データ・チャネルも、インバウンド
(遠隔局から基地局へ)送信用と、アウトバウンド(基
地局からリモートへ)送信用の2つのセグメントに分割
される。データ送信用に予約構造を使用する理由を以下
に説明する。
【0009】ユーザ・トラフィックの性質は、非常にバ
ースト型で、予測不能であり、相関性が高くなる可能性
があるので、要求に応じて帯域幅を予約すると、高度な
サービスおよび性能が可能になるはずである。無線チャ
ネルは、典型的な固定チャネルよりもエラー率が高いの
で、無線リンクを介して小型のパケットを送信する必要
がある。したがって、無線リンクでは、ユーザ・メッセ
ージを小型パケットに断片化する必要がある。すなわ
ち、単一のユーザ・メッセージまたは要求が一群の無線
パケットとなる可能性があるが、これらのパケットは最
小の遅延で送信する必要がある。
【0010】音声やビデオなどのストリーム状トラフィ
ックでは、同期送信のために帯域幅を確保する必要があ
る。
【0011】本発明は、以下の特徴を含む。
【0012】1.予約要求に使用するランダム・アクセ
ス制御チャネルと、要求対応型予約ベースのデータ・チ
ャネル。一方がインバウンド用、他方がアウトバウンド
用となる。
【0013】2.バースト型の対話型データと、ストリ
ーム状同期トラフィックをサポートする統一方式
【0014】3.より多くのユーザを収容し、より高い
スループットを達成する、小型の競合スロット
【0015】4.最大スループットを達成するために、
制御チャネルとデータ・チャネルの間、およびインバウ
ンド・チャネルとアウトバウンド・チャネルの間のフレ
ーム境界を柔軟かつ動的に調整する技術
【0016】5.制御チャネルで実時間推定技術を使用
して最大スループットを達成するための、適応状態依存
ランダム・アクセス送信方式
【0017】6.計算効率の高い単純ベルヌーイ・ラン
ダム変数生成機構
【0018】これから図面、特に図1を参照すると、複
数の移動局10、12、14、16と、コンピューティ
ング・システムに常駐するアプリケーションおよびデー
タとの間の通信を可能にする屋内無線システムが示され
ている。このコンピューティング・システムは通常、ロ
ーカル・エリア・ネットワーク(LAN)24の無線ネ
ットワーク・マネージャ(WNM)または無線ネットワ
ーク制御装置18を含む。WNM18には、モニタ20
およびキーボード22が接続されている。LAN24に
は、複数のワークステーションまたはパーソナル・コン
ピュータ(図を簡単にするため図示せず)が接続されて
いる。移動局10、12、14、16と通信する1つま
たは複数のゲートウェイ26および28もLAN24に
接続されている。これらのゲートウェイは、基地局と呼
ばれ、本発明によれば、共通無線チャネルへの移動局の
アクセスを調整する一定の無線システム管理機能を提供
するために付加されている。移動局の間の通信は、基地
局26および28による中継によってサポートされる。
【0019】図2に詳細に示すように、基地局26また
は28は、従来型のマイクロコンピュータでよいが、L
ANアダプタ30がバス・スロットに挿入され、LAN
ケーブル32に接続されている。WNM18も、通常は
やはり従来型のマイクロコンピュータであり、ハードデ
ィスク(図示せず)など1つまたは複数の直接アクセス
記憶装置(DASD)を含むが、やはりLANアダプタ
34がバス・スロットに挿入され、LANケーブル32
に接続されている。LANアダプタ30および34とL
ANケーブル32とLANソフトウェアが、LAN24
を構成している。LAN24は従来型の設計のものであ
り、本発明の一部を形成しない。基地局26または28
はまた、そのバス・スロットに挿入されるプリント回路
カードとして実施された高周波トランシーバ・アダプタ
36を有する。高周波トランシーバ・アダプタ36は、
従来型の設計のスペクトル拡散式トランシーバを含む。
高周波トランシーバ・アダプタ36は、1つまたは複数
の遠隔局または移動局10、12、14、16との無線
リンク40を確立するためのアンテナ38を有する。移
動局は、それ自体従来型設計のハンド・ヘルドまたはラ
ップ・トップ型コンピュータでよく、基地局と同様に、
アンテナ42と、やはりコンピュータのバス・スロット
に挿入されるプリント回路カードとして実施されたトラ
ンシーバ・アダプタ44とを備えている。トランシーバ
・アダプタ44は、トランシーバ・アダプタ36と同様
に、類似の設計のスペクトル拡散式トランシーバを含
む。基地局および移動局はさらに、それぞれのトランシ
ーバ・アダプタをサポートする、ソフトウェア46およ
び48を備えている。
【0020】図3は、図1の移動局と基地局の両方に共
通する無線システムを示す。この無線システムは、コン
ピュータのバス・インタフェース52を介してコンピュ
ータ50に接続されたトランシーバ・アダプタ36また
は44を含む。トランシーバ・セクション自体は、市販
のスペクトル拡散式トランシーバとすることができる高
周波トランシーバ54と、インタフェース58を介して
トランシーバ54を制御する専用マイクロプロセッサ・
システム56とに分割される。マイクロプロセッサ・シ
ステム56はさらに、トランシーバ・セクションとコン
ピュータ・セクション50のインタフェースをとるシス
テム・インタフェース60を含む。マイクロコンピュー
タは、実時間マイクロプロセッサ・システムに典型的な
高分解能時間間隔決定ハードウェアまたは「タイマ」を
備えた専用マイクロプロセッサ62を含む。
【0021】専用マイクロプロセッサ62は、メモリ・
バス64によってプログラム記憶装置66およびデータ
記憶装置68と、インタフェース58および60に接続
されている。インタフェース58および60は、それぞ
れバス・インタフェース52および高周波トランシーバ
54への接続を提供する。プログラム記憶装置66は通
常、読取り専用メモリ(ROM)であり、一方データ記
憶装置68は静的または動的ランダム・アクセス・メモ
リ(SRAMまたはDRAM)である。受信されたパケ
ットまたはこれから送信されるパケットは、データ記憶
装置68に保持され、直列チャネルと、専用マイクロプ
ロセッサ62の一部である直接メモリ・アクセス(DM
A)制御装置(図示せず)との制御下で、インタフェー
ス58を介して高周波トランシーバ54と通信する。こ
れらの直列チャネルの機能は、HDLC(高分解能デー
タ・リンク制御)パケット構造内にデータおよび制御情
報を封じ込め、パケットを直列形式で高周波トランシー
バ54に提供することである。HDLCパケット構造に
関する詳細は、たとえばミシャ・シュワルツ(Mischa S
chwartz)著、Telecommunication Networks: Protocol
s, Modeling and Analysis(Addison-Wesley、1988
年)を参照されたい。
【0022】高周波トランシーバ54を介してパケット
が受信されると、直列チャネルが、パケット宛先アドレ
スとエラーの有無をチェックし、パケットを非逐次化し
てデータ記憶装置68に入れる。直列チャネルは、特定
のアダプタ・アドレスならびに同報通信アドレスを認識
できる必要がある。適切な直列チャネルおよびタイマ機
能をもつマイクロプロセッサには、モトローラ(Motoro
la)68302およびナショナル(National)HPC4
6400Eマイクロプロセッサがある。
【0023】コンピュータ50は、1つまたは複数のユ
ーザ・アプリケーション・プログラム72をサポートす
るオペレーティング・システム70を走らせる。オペレ
ーティング・システム70は通信マネージャ74を含む
ことができる。また、通信マネージャ自体が、コンピュ
ータ上にインストールされたアプリケーション・プログ
ラムであってもよい。いずれの場合も、通信マネージャ
74はオペレーティング・システム70を介して装置ド
ライバ76を制御する。装置ドライバ76は、バス・イ
ンタフェース52を介してトランシーバ・アダプタ36
または44と通信する。
【0024】プロトコル・システムの説明 固定フレーム構造は、図4に示すように、3つの期間
(A、B、およびC)と、それぞれのヘッダから構成さ
れる。A期間と呼ばれる第1の期間は、アウトバウンド
・チャネルであり、基地局から遠隔局へのデータ転送専
用に使用される。B期間と呼ばれる次の期間は、インバ
ウンド・チャネルであり、遠隔局から基地局への競合の
ないデータ転送に使用される。AおよびB期間中のデー
タ・スロットの割振りは、基地局によって実行される。
C期間と呼ばれるフレームの最後の期間は、制御チャネ
ルであり、スロット化Alohaプロトコルを使用して
ランダム・アクセス競合モードで遠隔局から基地局に予
約要求およびデータを送信するために使用される。有限
数の遠隔局が、アウトバウンドまたはインバウンド・デ
ータ・チャネル上の(1つのユーザ・メッセージに対応
する)いくつかのスロットを要求して制御チャネル上で
競合する。A期間とB期間のスロット・サイズは等し
く、それぞれ1つの無線データ・パケットを収容する。
C期間のスロットは通常、これよりもはるかに小さく、
ミニ・スロットと呼ばれる。そのようなミニ・スロット
はそれぞれ1つの制御パケットを収容する。制御チャネ
ルにミニ・スロットを使用すると、サポートできるユー
ザの数と帯域幅利用度のどちらの点でも、フル・サイズ
・スロットを使用するよりも効率が高くなる。これは、
競合チャネルがスロット化Alohaで約37%のスル
ープットを達成する(すなわち、むだが63%)のに対
し、A期間およびB期間は常に利用度が100%だから
である。したがって、帯域幅のむだが発生するのは制御
チャネルだけであり、本発明ではCスロットを小型にす
ることによりむだが最小限になる。
【0025】各期間は、図4に示すアクセス制御情報を
含むヘッダ・セクションを有する。Aヘッダは、その間
に基地局が、A期間の始めを通知するメッセージをすべ
ての遠隔局に同報通信(broadcast)する、時間間隔で
ある。このヘッダはまた、A期間の長さ、アウトバウン
ド・スロット割振りスケジュール、および物理層につい
ての制御情報を含む。
【0026】Bヘッダは、その間に基地局が、A期間の
終わりとB期間の始めを通知するメッセージを同報通信
する、時間間隔である。Bヘッダはまた、B期間の長さ
と追加の制御情報を含む。具体的には、Bヘッダ中でス
ロット割振りスケジュールが指定され、各遠隔局がB期
間中の送信時期を知るようになる。
【0027】AヘッダおよびBヘッダと同様に、Cヘッ
ダはB期間の終わりとC期間の始めを通知する。Cヘッ
ダはまた、C期間の長さと、フレームのC期間の間に遠
隔局によって使用される送信の確率に関する他の制御情
報を含む。C期間では、どの遠隔局も、チャネルを争奪
し、基地局からの明示的な割振りなしでメッセージを送
信することができる。この競合方式は、有限数の遠隔局
がそれぞれ所与のミニ・スロット(すなわち、Cスロッ
ト)中で、ある確率pで送信を試みるように、スロット
化ALohaプロトコルに基づいている。送信するか否
かの確率的決定は、各遠隔局で独立に下される。せいぜ
い1つの遠隔局があるスロット中で送信を試みる場合、
その局が送信争奪に勝利する。複数の局があるスロット
中で送信を試みる場合、それらの局は衝突し、次のCス
ロットで同じ確率pで再送信を試みる。この確率の値は
適応的であり、基地局がフレーム間でこの値を変更する
ことができる。このp値を適合させる推定アルゴリズム
については以下で説明する。前述のように、基地局は、
C期間の始めにpの新規の値を(Cヘッダを使用して)
すべての遠隔局に通知する。衝突は検出できないので、
受信確認メッセージを使用してパケットの正常な受信を
通知する。したがって、すべてのパケット送信に対し
て、個々にまたはグループとして受信確認する必要があ
る。
【0028】期間Cは、以下の種類の情報に使用され
る。
【0029】1.遠隔局がそれら自体を識別し、基地局
のサービスを要求できるようにする登録要求
【0030】2.B期間での送信時間の要求
【0031】送信時間要求は、同期サービスまたは非同
期サービスに対して行うことができる。ここで、同期サ
ービスとは、持続する期間中に帯域幅の確保を必要とす
る、接続の確立を意味する。遠隔局は、予約要求を送信
するとき、必要とするサービスのタイプと、非同期サー
ビス用のスロットまたは同期サービス用の帯域幅を識別
する。基地局は、スロットの割振りをスケジューリング
し、各遠隔局にスケジュールのマップを送信する。非同
期トラフィックでは、接続の持続期間中各フレームにス
ロットが割り振られる。これらのスロットは、フレーム
内のどこに位置してもよい。同期トラフィックでは、要
求された割振りに関して、最初に利用可能なフレームと
それ以降のフレーム中にスロットが予約される。予約要
求を第1のデータ・パケット上でピギー・バッグ式に結
合すると、制御チャネル上での競合を減らすことができ
る。基地局は、すべての受信された要求のスケジューリ
ングを保証する。
【0032】基地局での動作 基地局が従う論理の概要を図5に示す。基地局は、電源
投入されると、ブロック100で初期設定手順を実行す
る。
【0033】ブロック101に示すように、フレームの
始めに、基地局は、1組の遠隔局へのアウトバウンド送
信用のパケットをもつ可能性がある。アウトバウンド・
データがない場合、パラメータTAが0に設定される。
アウトバウンド・パケットを遠隔局Vに送信する場合、
ブロック102のA期間ヘッダは<V,Out(V)>
を含む。ここで、Out(V)は、Vが現フレーム中で
受信するパケットの数である。TAは、現フレーム中で
送信されるアウトバウンド・パケットの総数に等しく設
定される。次に、ブロック103で、基地局は予約モー
ドで遠隔局に送信を行う。
【0034】各フレームの始めに、基地局は、(遠隔局
から基地局への)インバウンド・データ転送のための1
組の保留帯域幅予約要求をもつ可能性がある。その1組
の保留要求が空である場合、ブロック101でパラメー
タTBが0に設定される。空でない場合は、基地局は、
できるだけ多数の予約要求を許可しようとする。遠隔局
Vが現フレームのIn(V)スロットを与えられた場
合、ブロック104でB期間ヘッダが送信される。この
ヘッダは<V,In(V)>を含む。TBは、割り振ら
れたインバウンド・スロットの総数に等しく設定され
る。ブロック105で、遠隔局が予約モードで基地局に
送信を行う。
【0035】C期間の始めに、ブロック106で、基地
局は活動遠隔局の数の推定値Kと、TCすなわちC期間
の長さを送信する。ブロック107で、遠隔局がC期間
中にスロット化Alohaプロトコルを使用して送信を
行うとき、基地局は、首尾よく受信された各パケットの
ヘッダから制御情報を取り出す。この制御情報は、再試
行ビットと呼ばれる単一のビットであり、パケットが再
試行されたか否かを示す。すなわち、最初に送信を試み
たときに衝突または雑音のためにパケットが再送信され
たか否かを示す。再試行ビットは、基地局でKの推定値
を改定するために実行される、ブロック108の推定手
順で使用される。Kを推定するために使用される方法に
ついては、以下の節で詳細に説明する。C期間の終わり
に、基地局は、ブロック101に戻り、次のフレーム用
の3つの間隔の長さを算出する。
【0036】遠隔局での動作 遠隔局が従う論理の概要を図6に示す。遠隔局は、電源
投入されると、ブロック120で初期設定手順を実行
し、1組の内部パラメータを設定する。次に、遠隔局
は、基地局との同期を獲得し、フレームのヘッダ・メッ
セージの聴取を開始する。
【0037】フレームの始めに、遠隔局Sは、ブロック
121でA期間ヘッダを受信し、A期間の長さであるT
Aを抽出する。遠隔局は、タイマを持続期間TAに設定
する。遠隔局は、基地局から同報通信され、それ自体に
アドレス指定されたすべてのパケットを受信する。ブロ
ック122で、基地局は予約モードで遠隔局に送信を行
う。
【0038】A期間の終わりに、タイマが満了し、ブロ
ック123で、遠隔局がB期間ヘッダを受信する。遠隔
局は、B期間の長さであるTBを抽出し、タイマを持続
期間TBに設定する。遠隔局は、それにスロットが割り
振られている場合、ブロック124で、指定された時間
に基地局に送信を行う。
【0039】B期間の終わりに、タイマが満了し、ブロ
ック125で、遠隔局がC期間ヘッダを受信する。遠隔
局は、C期間の長さであるTCを抽出し、タイマを持続
期間TCに設定する。遠隔局はまた、Kに関する情報を
獲得し、C期間スロットでの送信の確率p=1/kを計
算する。C期間では、遠隔局は、スロット化Aloha
プロトコルに従って競合モードで基地局に送信を行う。
タイマが満了すると、現フレームが終了し、遠隔局は、
ブロック121に戻って、次のフレームのA期間ヘッダ
を聴取する。
【0040】境界調整方法 適応的方法を使用して、プロトコルの3つの期間A、
B、Cの長さを調整し、トラフィック条件の変化に従っ
てフレームの3つの期間のサイズを迅速に適応させる。
3つの期間の長さは、フレームの始めに基地局によって
算出され、A期間ヘッダですべての遠隔局に送信され
る。期間BおよびCの長さも、基地局によって送信され
るそれぞれの期間のヘッダに含められる。それらの選択
肢は、3つの期間のそれぞれで所望のスループットが達
成されるように設計されている。
【0041】この方法の3つの主要な目標について以下
に説明する。優先順位はアウトバウンド・トラフィック
に与えられる(期間A)。トラフィックは遠隔局から発
信される予約要求によって生成されるので、アウトバウ
ンド・トラフィックに優先順位を与えることにより、シ
ステムにさらに要求が入ってくる前に未処理の要求を完
了することができる。インバウンド・チャネルの枯渇を
防止する助けとして、インバウンド・トラフィックに最
小帯域幅が留保される(期間B)。最後に、C期間に最
小帯域幅が留保され、制御チャネルの良好な性能が提供
されるとともに、新規の遠隔局が基地局のセルに入った
ときに登録を実行するための非ゼロのC期間が得られ
る。
【0042】この方法は、前述のシステムの説明によっ
て規定される以下の制限に従う必要がある。A期間とB
期間中のスロットが同じサイズであり、これらの正規サ
イズのスロットとC期間のミニ・スロットの比率がR:
1であると仮定すると、TA+TB+TC/R=TFが
成立する。ここで、TA、TB、TCはそれぞれ、A、
B、C期間のスロットの数であり、TFは、フレーム・
サイズをAスロットまたはBスロットのサイズで割った
値である。
【0043】前述の方法は、基地局で実行される集中方
式である。基地局は、図7および図8に示す期間Aおよ
びBの待ち行列長(当該期間での送信を待つトラフィッ
ク)に基づき期間の長さを算出する。基地局は、詳細に
後述するように、2つの変数QAおよびQBを維持す
る。図7に示すように、基地局はブロック159で変数
QAを維持している。この変数は、A期間で送信される
「アウトバウンド待機パケット」の総数を表す。ブロッ
ク160で、基地局によって送信すべく受信された各新
規アウトバウンド・データ・メッセージについて、QA
が、ブロック161で、関連するバッファを送信するの
に必要なパケットの数だけ増分される。ブロック162
でA期間に送信される各パケットについて、ブロック1
63でそのパケットが遠隔局によって首尾よく受信され
た(すなわち、受信確認を受け取った)場合、ブロック
164でQAが1だけ減分される。ブロック163でパ
ケットが首尾よく受信されなかった場合は、ブロック1
64でQAが1だけ減分される場合と同様にブロック1
60に戻る。
【0044】図8に示すように、基地局はブロック16
9で、変数QBを維持している。この変数は、B期間で
基地局が遠隔局から受信する「インバウンド待ちパケッ
ト」の総数を表す。ブロック170で遠隔局から受信さ
れた各スロット割振り要求について、ブロック171
で、QBが、必要なスロットの数だけ増分される。ブロ
ック172でB期間で送信される各パケットについて、
ブロック173で、パケットが基地局によって首尾よく
受信されたと判定される(すなわち、受信確認を受け取
った)場合、ブロック174でQBが1だけ減分され
る。そうでない場合(たとえば、パケットが失われた、
すなわちパケットが混信によって首尾よく受信されなか
った場合)、QBは変更されない。いずれかの事象の
後、ブロック170に戻る。
【0045】この可動境界方法では、ユーザによって選
択される2つのパラメータ、TB_MINおよびTC_
MINがある。これらの値は、ある公称値に固定するこ
とも、あるいはトラフィック変化の特性として経時的に
変えることもできる。TB_MINは、少なくともTB
_MINトラフィックがB期間で受信待ちであるときの
B期間の最小長であると定義される。すなわち、インバ
ウンド・トラフィック用に最小帯域幅が留保される。C
期間中のスロットの数は、値TC_MINによって下限
が定められる。これらの値は、TB_MIN+TC_M
IN/R<TFが成立するように選ばれる。
【0046】各フレームの終わりに(または、同じこと
であるが、フレームの始めに)、TA、TB、TCが、
図9に示す以下の戦略に従って設定される。基地局は、
変数(QA、QB)がブロック150、151、153
の式に適合する状況を識別し、ブロック152、15
6、155、154の式に従ってTA、TB、TCを算
出する。トラフィックがない場合(すなわち、QAおよ
びQBがゼロに等しい)、フレームは空のA期間、空の
B期間、およびTC=R×TFのC期間を含む。この状
況は、基地局が初期設定の直後に同報通信を開始すると
きに発生する。
【0047】本発明がトラフィックの変化にいかに迅速
に応答するかを示すために、以下の例を検討する。基地
局が各フレーム用の4個の新規アウトバウンド・パケッ
トQAと、4個の新規インバウンド・パケットQBを受
信することを求めるグローバル要求とを受信する、「背
景」定常トラフィックがあるものと仮定する。さらに、
時間iに、16個の余分のパケットのアウトバウンド・
トラフィック・ピークが基地局によって受信されるもの
とする。その後時間jに、16個の余分なパケットのイ
ンバウンド・トラフィック・ピークが基地局によって受
信される。最後に、時間kに、インバウンド・トラフィ
ック・ピークとアウトバウンド・トラフィック・ピーク
の組合せが基地局によって受信される。表1には、パラ
メータ値TF=16、TB_MIN=2、およびTC_
MIN=4と仮定したときに、3つの期間サイズが経時
的にどのように変化するかを示す。図を簡単にするため
に、この例ではR=1と仮定する。
【0048】アウトバウンド・トラフィック・ピークは
4フレーム単位、インバウンド・トラフィック・ピーク
は4フレーム単位、それらの組合せは8フレーム単位で
吸収される。従来技術のある種の技術は、固定サイズ期
間に依拠しており、トラフィック・ピークの吸収をそれ
ほど迅速に行うことはできない。たとえば、TAおよび
TBを6スロットに固定すると、インバウンドまたはア
ウトバウンド・トラフィック・ピークを吸収するのに必
要な時間は8フレームである(可動境界方法の場合の2
倍の長さ)。
【表1】
【0049】活動遠隔局の数の推定方法 遠隔局からのフィードバック情報(すなわち、再試行ビ
ット)と、基地局で実行される適応アルゴリズムを使用
して、C期間中に送信を試みる(すなわち、活動状態で
ある)遠隔局の数Kの推定値を調整する。このパラメー
タは、基地局が公式K=1/pに従って送信の確率pを
求めるために使用する。このpの選択肢は、スロット化
Alohaシステムのスループットが最大限になるよう
に示すことができる。プロトコル・システムの説明で述
べたように、確率pは、遠隔局が、C期間の所与のミニ
・スロットで送信を行うか否かの確率的決定を行う際に
使用する。
【0050】この方式の主要な属性は以下のとおりであ
る。
【0051】この方法は基地局に集中している。以前に
開示された大部分のアルゴリズムは、各遠隔局で分散ア
ルゴリズムを実行するバックオフ戦略を使用している。
【0052】この方法では、2つの情報を使用してKを
推定する。
【0053】1.Cスロットで送信が成功する確率の測
定。具体的には、あるフレームにおいて、首尾よく送信
が行われるCスロットの数と、Cスロットの総数との比
が算出される。
【0054】2.Cスロットでの遠隔局の最初の試みが
成功する確率の測定。これは、遠隔局が最初に成功する
Cスロットと、フレームで首尾よく転送が行われるCス
ロットの総数との比である。遠隔局の最初の試みが成功
であったことは、遠隔局から基地局に送信されるパケッ
トのヘッダ中の再試行ビットによって通信される。
【0055】前記の2つの測定値は極めて変わりやすい
性質であるため、平滑フィルタを使用する。
【0056】Kの推定値は、平滑フィルタと同じ時定数
を使用して時々更新される。
【0057】基地局は、多数の受信されたパケットが再
試行されたことを検出すると、Kの推定値を増加して
(すなわち、遠隔局で使用されるp値を減らして)、衝
突の数を減らし、それによってスループットを増大させ
る。あるいは、基地局は、パケットのほんの一部しか再
試行されていないことを検出すると、Kの値を減らして
(すなわち、p値を増して)、アイドル(すなわち、送
信を試みている遠隔局がないスロット)の数を減らし、
それによってスループットを増大させる。上記の推定ア
ルゴリズムでは、基地局がKの値をそれぞれ2の累乗お
よび1/2の累乗だけ増減する。
【0058】性能分析によれば、2、4、8、16、3
2の5つの値から成る1組のK値(あるいは、同じこと
であるが、列挙したK値の逆数に対応する5つのp値)
を使用すると、遠隔局の数が約45未満であるとき、性
能の損失はほとんどないことが分かっている。言うまで
もなく、この技術は、より大きな2の累乗(すなわち、
64、128など)を使用することにより、45より多
くの遠隔局がある状況に拡張することができる。2の累
乗を使用する理由は、後述する単純ベルヌーイ変数生成
機構を使用すると、そのようなp値が遠隔局で容易に実
施できるからである。
【0059】図10のK推定方法では、1/2、1/
4、1/8、1/16、1/32のうち、pにどの値を
使うかを決定する必要がある。インデックスIは、p=
1/Kにどの値を使用しているかを識別するために使用
される。したがって、Iは1,...,5の値を取る。ここ
で、p=(1/2)I、K=2Iである。この推定方法
は、図5のブロック108に示すように、各フレームの
終わりに基地局で実行される。C期間の始めに、基地局
は、2つのカウンタ、NSUCカウンタおよびNFRS
TSカウンタをゼロに設定する。NSUCカウンタは、
基地局はパケットを首尾よく受信できた各Cスロットご
とに1ずつ増分される。同様に、NFRSTSカウンタ
は、パケット受信が成功し、再試行ビットがゼロに設定
されている各Cスロットごとに1ずつ増分される。すな
わち、パケット・ヘッダは、パケットが最初に送信され
る場合はゼロになり、パケットが1回または複数回再試
行された場合は1になる、再試行ビットと呼ばれる制御
ビットを含む。したがって、NFRSTSとは、所与の
C期間に成功した最初のパケット送信の数である。これ
ら2つの情報と、C期間の長さであるTCを使って、
1)成功の確率PSMEAS、および2)最初の成功の
確率PFMEASの2つの確率測度を算出するブロッ
ク200で、PSMEASおよびPFMEASが算出さ
れる。ブロック201で、NSUCがゼロより大きいか
どうかが判定される。ゼロより大きい場合、ブロック2
02で、数式PSMEAS=NSUC/TCに従ってP
SMEASが算出される。TC>0と仮定するが、TC
=0の場合はPSMEASを0に設定することができ
る。さらにブロック202で、数式PFMEAS=NF
RSTS/NSUCによってPFMEASが算出され
る。フレームの終わりにNSUCがゼロである場合、P
FMEASはゼロに設定される。PFMEASをゼロに
設定するこの決定は、NSUC=0の状況で遠隔局がゼ
ロではなく、多数あるとの仮定に対応する。ブロック2
01のテストでNSUCがゼロ以下であった場合、ブロ
ック203で、PSMEASおよびPFMEASがそれ
ぞれゼロに等しく設定される。
【0060】測定値PSMEASおよびPFMEAS
は、活動遠隔局の数が一定であるときでもフレームごと
に大きく異なることが判明した。この変動により、成功
および最初の成功の確率のより信頼できる測定値を生成
するために、ブロック204で平滑化フィルタを使用す
る必要がある。以下の再帰フィルタリング式は、前のフ
レーム・タイムの終わりの最後の平滑化推定値と現測定
値が与えられる場合に、現フレーム・タイムの終わりに
新規の平滑化推定値を提供する。
【0061】
【数1】 PSHAT=(1−ALPHA)×PSHAT+ALPHA×PSMEAS
【数2】 PFHAT=(1−ALPHA)×PFHAT+ALPHA×PFMEAS
【0062】PSHATおよびPFHATはそれぞれ、
成功および最初の成功の確率についてのフィルタ済みの
推定値である。基地局が初期設定されるとき、PSHA
TおよびPFHATの値はゼロに初期設定される。
【0063】シミュレーションによって、ALPHA=
1/8の値は、十分な平滑化特性をもたらすことが分か
った。このALPHAの値は、7.5フレーム・タイム
のフィルタ時定数に対応する。スライディング・ウィン
ドウ方式を含め、他のフィルタリング技術が可能であ
る。前記のフィルタリング式の利点は、古い測定値より
も新しい測定値により大きな重みが与えられることであ
る。これに対し、単純スライディング・ウィンドウ技術
では、ウィンドウ内のすべてのデータを等しい重みで処
理する。
【0064】必要なフィルタは約8タイム・フレームの
有効ラグを導入するので、Kの推定値はこれに対応する
頻度で更新するだけでよい。パラメータTIMELは、
タイム・フレーム単位で表したKパラメータ更新の期間
を示す。TIMELの適切な選択肢は、提案されたAL
PHAの選択肢に対して1/ALPHAまたはTIME
L=8タイム・フレームである。したがって、値p=1
/Kが8タイム・フレームの間一定になり、その間に、
次の推定を行うために新しい情報が収集される。1/A
LPHAよりもずっと小さなTIMELの値を選択する
と、極めて振動性の高い挙動が発生する可能性がある。
この低頻度の更新手順は、ブロック205、206、2
07で実施される。基地局が初期設定されるとき、ブロ
ック207で、フレーム・カウンタJがゼロに初期設定
される。このため、最初のTIMEL−1フレームで
は、初期Iは変更されないが、TIMEL番目のフレー
ムの終わりに、ブロック20で、フレーム・カウンタ
値Jがリセットされ、I値が更新される。ブロック20
8でIを選択するために使用される手順を図11に示
す。離散関数PSMIN(I)、PFUP(I)、およ
びPFDWN(I)の値を表2に示す。基地局が初期設
定されるとき、Iの値は最初、ブロック209で初期K
値2Iに対応する1に設定される。
【0065】過去にIのある値が使用されたと仮定する
と、K推定方法では、現推定値PSHATおよびPFH
ATを使って、図11の手順に従って、次のTIMEL
フレーム・グループにI−1、I、I+1のうちどれを
使用するかを決定する。ブロック210でPSHAT≧
PSMIN(I)である場合、何の措置も講じられず、
現I値を引き続き使用することになる。PSHAT<P
SMIN(I)である場合、PFHATの値に応じて以
下の3つの状況が発生する。
【0066】1.ブロック211でPFHAT<PFU
P(I)である場合、ブロック213でIの値が1だけ
増加される。これは、Kを2倍にすることに対応する。 2.ブロック212でPFUP(I)≦PFHAT≦P
FDWN(I)である場合、Iの値は変更されず、ブロ
ック210に戻る。 3.ブロック212でPFDWN(I)<PFHATで
ある場合、ブロック214でIの値が1だけ減少され
る。これは、Kの値を2分の1にすることに対応する。
【0067】分析結果を使用して、表2に示す関数値を
算出した。これらの結果は、一定数の活動遠隔局を備え
たスロット化Alohaシステムの分析に基づいてい
る。
【表2】
【0068】PFDWN(I)が1に設定されており、
Iは、K=2に対応する1より減少できないことに留意
されたい。さらに、PFUP(5)はゼロに設定されて
いる。Iは、K=32に対応する5より増加できないか
らである。
【0069】推定方法に組み込まれた基本規則は、推定
量の情報がほとんど信頼できない状況では、小さな値の
pに対応する大きな値のKを使用するというものであ
る。たとえば、NSUCが数フレームの間ゼロである場
合、次の2つの状況が原因である可能性がある。1)活
動遠隔局がない。2)活動遠隔局は多数あるが、使用し
ているp値が大きすぎるためにすべての遠隔局が衝突し
ている。この推定方法では、この状況でNFRSTSを
ゼロに等しく設定するので、事例2が、NSUCがゼロ
である原因であると暗黙的に仮定されている。活動遠隔
局の数は過小評価するよりも過大評価する方がよいの
で、これは好ましい挙動である。同様に、無線媒体によ
るエラーが多い場合、K推定方法では、活動遠隔局の数
を過大評価する傾向がある。この場合も、情報が不足し
ているときには、これが好ましい挙動である。
【0070】表2に列挙した値を獲得する手順を簡単に
説明する。スロット化Alohaシステムでは、スロッ
トで首尾よく送信が行われる確率PSが、PS(K,
p)=K×p(1−p)(K-1)によって与えられること
を示すことができる。この値、したがってスループット
は、各K値にp=1/Kの値を使用することにより最大
にすることができる。本発明の方法では、pは1/2、
1/4、1/8、1/16、または1/32の5つの値
のうちの1つを取ることを想起されたい。ここで、各値
は異なるI値に対応する。1つのp値から別のp値にい
つ切り替えるかを計算するために、PSに関する式を使
用して、pの異なる隣接値について等しいPS値をもた
らすKの値を見つける。上記の5つのp値については、
K値が2.71、5.50、11.05、および22.
14のときにこれらの交点が発生する。したがって、局
の数が6ないし11である場合、1/8のp値を使用し
てPSを最大にする必要がある。これに対し、局の数が
12ないし22の場合には、1/16のp値を使用する
必要がある。これらの交点は、p=(1/2)Iの曲線
とp=(1/2)(I+1)の曲線の間でKint(I)=
1n(1/2)/1n((1−(1/2)I/(1−
(1/2)(I+1)))+1であるときに発生する。これ
らの交点でのPSの値を使って、表2のPSMIN
(I)を算出する。ただし、PSMIN(I)=PS
(Kint(I),(1/2)I)である。
【0071】表2のPFUPおよびPFDWNを算出す
るために、成功が発生した場合の最初の成功PFの確率
を算出する。この確率は、スロット化Alohaシステ
ムについてPF(k,p)=(1−p)(K-1)によって
与えられる。この数式を使用すると、I=1、2、3、
および4である場合、PFUP(I)=PF(Kint
(I),(1/2)I)であることが分かる。さらに、
I=2、3、4、および5である場合、PFDWN
(I)=PF(Kint(I−1),(1/2)I)で
ある。
【0072】ベルヌーイ・ランダム変数生成機構 値pが与えられている場合にベルヌーイ・ランダム変数
を生成するための、計算効率の高い機構について以下に
説明する。ベルヌーイ・ランダム変数は、確率pの場合
は1で、その他の場合は0である。本発明の方式は、p
の値を一定の離散値に制限することによって計算を簡単
にする。値0と値1が等しい確率で出現するランダム・
ビットのストリームが生成される。そのようなランダム
・ビットのストリームを近似的に生成する方法はいくつ
か知られている。本発明の方法では、図12に示すよう
に、線形フィードバック機構を備えたシフト・レジスタ
301を使用する(図12のブロック301を参照)。
シフト・レジスタの各クロック・サイクル中に、合計点
300で示されるように、示されたレジスタ・ビットの
2進合計が算出され、矢印で示すようにレジスタ301
中にシフトされる。シフト・レジスタの様々な位置のビ
ットは、ルックアップ・テーブル302中のアドレスと
して使用するために読取り可能である。
【0073】この例では、シフト・レジスタ上のタップ
は、シフト・レジスタからの最大長シーケンスを達成す
るプリミティブ多項式の使用に対応する。図13に示す
例では、多項式y8+y4+y3+y2+y+1を使用す
る。この場合、シフト・レジスタ・シーケンスは28
1すなわち255クロック・サイクルの間は繰り返され
ない。これよりも長いシフト・レジスタ長を使用すれ
ば、これよりも長いシーケンスを生成することができ
る。シフト・レジスタを初期設定するとき、少なくとも
1つの非ゼロ値をレジスタのビットにロードする必要が
ある。同時に開始した局が同じランダム・ビット・シー
ケンスを生成しないように、異なる局のシフト・レジス
タを、その一義的装置識別タグ(たとえば、IEEE8
02規格で使用される48ビットMACアドレス)から
導いた値で初期設定することができる。
【0074】前述のランダム・ビット・ストリームを使
用してベルヌーイ・ランダム変数を生成する2つの機構
について説明する。図12の第1の機能では、テーブル
302が、シフト・レジスタ301からi個のビットを
取り出すことによって、p=j/2iに対するベルヌー
イ・ランダム変数を生成することができる。前式でj=
1,2,...,2i−1である。たとえばi=5である場
合、ルックアップ・テーブル方式によってp=1/3
2,2/32, ...,31/32に対するベルヌーイ・ラ
ンダム変数を生成することが可能である。信号線303
に示されている、pの値が5/32である場合の送信信
号を生成するための例を示す。ブロック302のテーブ
ルで、シフト・レジスタ301から取り出された5つの
2進信号X1、X2、X3、X4、X5によって5ビット・
アドレス値が決定される。各アドレス値ごとに、信号線
303上で信号を生成するために使用される記憶された
2進値を示してある。確率の等しい32個のアドレスの
うち5個だけが1に設定され、p値が5/32である場
合の送信信号が生成される。シフト・レジスタ301
は、ベルヌーイ・ランダム変数が生成されるたびにiビ
ットずつシフトする必要があることに留意されたい。次
の機構で示すようにさらに小さな1組のp値を使用し
て、計算をずっと簡単にすることができる。
【0075】図13の第2の機構では、ランダム・ビッ
ト・ストリームからのm個のビットに対してゲート35
2などの論理AND演算を使用して、p=(1/2)m
(mは整数)に対するベルヌーイ・ランダム変数を生成
する。K推定方法で検討した事例では、1、2、3、
4、5のm値を使用した。したがって、各C期間スロッ
トごとに、シフト・レジスタをmビット(最大5)ずつ
クロックする必要がある。
【0076】以上述べたように、本発明には以下のよう
な態様がある。
【0077】(1)ディジタル・データ無線通信システ
ムであって、それぞれトランシーバを含む複数の遠隔局
と、前記複数の遠隔局それぞれのトランシーバと無線通
信を行うためのトランシーバを有する基地局であって、
それぞれ前記基地局から前記複数の遠隔局への送信用の
第1の間隔と、前記複数の遠隔局から前記基地局への競
合のない送信用の第2の間隔と、前記複数の遠隔局によ
る前記基地局への送信のための競合アクセス用の第3の
間隔の3つの間隔に分割され、その間にメッセージおよ
びデータが送信される複数のフレームを規定する手段
と、所与の遠隔局が前記第3の間隔中にアクセス権を得
る確率を示す制御指標を、前記基地局から前記所与の遠
隔局への送信に含ませる手段とを有する前記基地局とを
有するディジタル・データ無線通信システム。
【0078】(2)前記第3の間隔が、それぞれの間に
ある遠隔局が前記基地局への送信のためにアクセスを求
めて競合することができる複数の副間隔に分割され、前
記制御指標が、ある遠隔局が前記第3の間隔の所与の副
間隔中にアクセス権を得る確率を含む、(1)記載のデ
ィジタル・データ無線通信システム。
【0079】(3)ある遠隔局から前記基地局への送信
中に所与のデータ送信が再送信であるか否かの指示を提
供する手段を含む、(2)記載のディジタル・データ無
線通信システム。
【0080】(4)前記制御指標を、所与のフレームに
おける前記遠隔局のそれぞれからの送信中の前記指示の
関数として計算する手段を含む、(3)記載のディジタ
ル・データ無線通信システム。
【0081】(5)前記制御指標がフレームごとに再計
算される、(4)記載のディジタル・データ無線通信シ
ステム。
【0082】(6)前記制御指標を、フレームごとに、
アクセスを求めて競合する遠隔局の数の推定値の関数と
して変更する手段を含む、(1)記載のディジタル・デ
ータ無線通信システム。
【0083】(7)前記第3の間隔が、それぞれの間に
ある遠隔局が前記基地局に送信を行うことができる複数
の副間隔に分割され、前記制御指標を変更する前記手段
が、前記制御指標を、ある遠隔局から前記基地局への送
信が首尾よく行われる副間隔の数と副間隔の総数との比
の関数として計算する手段を含む、(6)記載のディジ
タル・データ無線通信システム。
【0084】(8)前記制御指標を変更する前記手段
が、前記制御指標を、ある遠隔局が前記基地局への最初
の送信の試みに成功した副間隔の数と、前記基地局への
送信の試みに成功した遠隔局の総数との比の関数として
計算する手段を含む、(7)記載のディジタル・データ
無線通信システム。
【0085】(9)前記フレームのそれぞれが固定長で
あり、前記3つの間隔それぞれの持続期間をシステムの
メッセージ・トラフィック負荷の関数として変更する手
段を含む、(6)記載のディジタル・データ無線通信シ
ステム。
【0086】(10)前記第3の間隔が所定の最小持続
期間を持つようにする手段を含む、(9)記載のディジ
タル・データ無線通信システム。
【0087】(11)第2の間隔送信時間が、所定のし
きい値の最小値、または前記第2の間隔における予定さ
れたトラフィックの送信時間を上回るようにする手段
と、第1の間隔送信時間が、前記最小値を上回る前記第
2の間隔送信時間よりも優先されるようにする手段とを
含むことを特徴とする、(10)記載のディジタル・デ
ータ無線通信システム。
【0088】(12)3つの間隔がそれぞれスロットに
分割され、前記第1および第2の間隔のスロットは、サ
イズが等しく、正規サイズ・スロットと呼ばれ、それぞ
れ1個の無線データ・パケットを収容し、前記第3の間
隔のスロットは、前記第1および第2の間隔のスロット
よりも所定の係数だけ小さいミニ・スロットであり、各
ミニ・スロットがそれぞれ1個の制御パケットを収容す
る、(9)記載のディジタル・データ無線通信システ
ム。
【0089】(13)前記第1、第2、第3の間隔のス
ロットの数がそれぞれ、TA、TB、TCであり、前記
所定の係数が、前記正規サイズ・スロットと前記ミニ・
スロットの比であって、この比がR:1である、(1
2)記載のディジタル・データ無線通信システム。
【0090】(14)TF=TA+TB+TC/Rとい
う制限に従い、固定フレーム・サイズTFに関するT
A、TB、TCを計算する手段を含む、(13)記載の
ディジタル・データ無線通信システム。
【0091】(15)ディジタル・データ無線通信シス
テムであって、それぞれトランシーバを含む複数の遠隔
局と、前記複数の遠隔局それぞれのトランシーバと無線
通信するためのトランシーバを有する基地局であって、
それぞれ3つの期間A、B、Cに分割され、各期間がそ
れぞれ、ヘッダを含み、スロットに分割され、A期間お
よびB期間のスロットが、サイズが等しく、正規サイズ
・スロットと呼ばれ、それぞれ1個の無線データ・パケ
ットを収容し、C期間のスロットが、A期間およびB期
間のスロットよりも所定の係数だけ小さいミニ・スロッ
トであり、各ミニ・スロットがそれぞれ1個の無線制御
パケットを収容し、A期間が前記基地局から前記複数の
遠隔局への通信用であり、B期間が前記複数の遠隔局か
ら前記基地局への割り振られた通信用であり、C期間が
前記遠隔局から前記基地局への通信のための競合による
アクセス用である、固定フレーム長の複数のフレームを
定義する手段と、前記A、B、およびC期間をそれぞ
れ、前記システム上のメッセージ・トラフィック負荷の
関数として変化させる手段と、ある遠隔局が前記C期間
中に前記基地局への通信のためのアクセス権を得る確率
を示す制御指標を、前記A、B、およびC期間のうちの
少なくとも1つに含める手段であって前記制御指標を、
フレームごとに、アクセスを求めて競合する遠隔局の数
の推定値の関数として変更する手段を含む前記手段とを
有するディジタル・データ無線通信システム。
【0092】(16)前記制御指標が、ある遠隔局が前
記C期間中の所与のミニ・スロット中にアクセス権を得
る確率を含む、(15)記載のディジタル・データ無線
通信システム。
【0093】(17)ある遠隔局から前記基地局への送
信中に、所与のデータ送信が再送信であるか否かの指示
を提供する手段を含む、(16)記載のディジタル・デ
ータ無線通信システム。
【0094】(18)前記制御指標を、所与のフレーム
における前記遠隔局のそれぞれからの送信中の前記指示
の関数として計算する手段を含む、(17)記載のディ
ジタル・データ無線通信システム。
【0095】(19)前記制御指標を、ある遠隔局から
前記基地局への送信が首尾よく行われるミニ・スロット
と、ミニ・スロットの総数との比の関数として計算する
手段を含む、(15)記載のディジタル・データ無線通
信システム。
【0096】(20)前記制御指標を、ある遠隔局が前
記基地局への最初の送信の試みに成功したミニ・スロッ
トの数と、前記基地局への送信の試みに成功した遠隔局
の総数との比の関数として計算する手段を含む、(1
9)記載のディジタル・データ無線通信システム。
【0097】(21)前記C期間が所定の最小持続期間
をもつようにする手段を含む、(20)記載のディジタ
ル・データ無線通信システム。
【0098】(22)前記B期間送信時間が、所定のし
きい値の最小値、または前記B期間における予定された
トラフィックの送信時間を上回るようにする手段と、前
記A期間送信時間が、前記最小値を上回る前記B期間送
信時間よりも優先されるようにする手段とを含む、(2
1)記載のディジタル・データ無線通信システム。
【0099】(23)期間A、B、Cのスロットの数が
それぞれ、TA、TB、TCであり、前記所定の係数
が、前記正規サイズ・スロットと前記ミニ・スロットの
比であって、この比がR:1である、(20)記載のデ
ィジタル・データ無線通信システム。
【0100】(24)TF=TA+TB+TC/Rとい
う制限に従い、固定フレーム・サイズTFに関するT
A、TB、TCを計算する手段を含む、(23)記載の
ディジタル・データ無線通信システム。
【0101】(25)それぞれトランシーバを含む複数
の遠隔局と、前記複数の遠隔局それぞれのトランシーバ
と無線通信を行うためのトランシーバを有する基地局と
を含むディジタル・データ無線通信システムを操作する
方法であって、それぞれ前記基地局から前記複数の遠隔
局への送信用の第1の間隔と、前記複数の遠隔局から前
記基地局への競合のない送信用の第2の間隔と、前記複
数の遠隔局による前記基地局への送信のための競合アク
セス用の第3の間隔の3つの間隔に分割され、その間に
メッセージおよびデータが送信される、複数のフレーム
を規定するステップと、所与の遠隔局が前記第3の間隔
中にアクセス権を得る確率を示す制御指標を、前記基地
局から前記所与の遠隔局への送信に含めるステップとを
含むディジタル・データ無線通信システムの操作方法。
【0102】(26)前記第3の間隔が、それぞれの間
に遠隔局が前記基地局への送信のためにアクセスを求め
て競合することができる複数の副間隔に分割され、前記
制御指標が、ある遠隔局が前記第3の間隔の所与の副間
隔中にアクセス権を得る確率を含む、(25)記載のデ
ィジタル・データ無線通信システムの操作方法。
【0103】(27)ある遠隔局から前記基地局への送
信中に所与のデータ送信が再送信であるか否かの指示を
提供するステップを含む、(26)記載のディジタル・
データ無線通信システムの操作方法。
【0104】(28)前記制御指標を、所与のフレーム
における前記遠隔局のそれぞれからの送信中の前記指示
の関数として計算するステップを含む、(27)記載の
ディジタル・データ無線通信システムの操作方法。
【0105】(29)前記制御指標がフレームごとに再
計算される、(28)記載のディジタル・データ無線通
信システムの操作方法。
【0106】(30)前記制御指標を、フレームごと
に、アクセスを求めて競合する遠隔局の数の推定値の関
数として変更するステップを含む、(25)記載のディ
ジタル・データ無線通信システムの操作方法。
【0107】(31)前記第3の間隔が、それぞれの間
に遠隔局が前記基地局に送信を行うことができる複数の
副間隔に分割され、前記制御指標を変更する前記ステッ
プが、前記制御指標を、ある遠隔局から基地局への送信
が首尾よく行われる副間隔の数と、副間隔の総数との比
の関数として計算するステップを含む、(30)記載の
ディジタル・データ無線通信システムの操作方法。
【0108】(32)前記制御指標を変更する前記ステ
ップが、前記制御指標を、ある遠隔局が前記基地局への
最初の送信の試みに成功した副間隔の数と、前記基地局
への送信の試みに成功した遠隔局の総数との比の関数と
して計算するステップを含む、(31)記載のディジタ
ル・データ無線通信システムの操作方法。
【0109】(33)前記フレームのそれぞれが固定長
であり、前記3つの間隔それぞれの持続期間を前記シス
テムのメッセージ・トラフィック負荷の関数として変更
するステップを含む、(32)記載のディジタル・デー
タ無線通信システムの操作方法。
【0110】(34)前記第3の間隔が所定の最小持続
期間をもつようにするステップを含む、(33)記載の
ディジタル・データ無線通信システムの操作方法。
【0111】(35)第2の間隔送信時間が、所定のし
きい値の最小値、または前記第2の間隔における予定さ
れたトラフィックの送信時間を上回るようにするステッ
プと、第1の間隔送信時間が、前記最小値を上回る前記
第2の間隔送信時間よりも優先されるようにするステッ
プとを含む、(34)記載のディジタル・データ無線通
信システムの操作方法。
【0112】(36)3つの間隔がそれぞれスロットに
分割され、前記第1および第2の間隔のスロットが、サ
イズが等しく、正規サイズ・スロットと呼ばれ、それぞ
れ1個の無線データ・パケットを収容し、前記第3の間
隔のスロットが、前記第1および第2の間隔のスロット
よりも所定の係数だけ小さいミニ・スロットであり、各
ミニ・スロットがそれぞれ1個の制御パケットを収容す
る、(33)記載のディジタル・データ無線通信システ
ムの操作方法。
【0113】(37)前記第1、第2、第3の間隔のス
ロットの数がそれぞれTA、TB、TCであり、前記所
定の係数が、正規のサイズのスロットとミニ・スロット
の比であって、この比がR:1である、(36)記載の
ディジタル・データ無線通信システムの操作方法。
【0114】(38)TF=TA+TB+TC/Rとい
う制限に従い、固定フレーム・サイズTFに関するT
A、TB、TCを計算するステップを含む、(37)記
載のディジタル・データ無線通信システムの操作方法。
【0115】(39)それぞれ1つのトランシーバを含
む複数の遠隔局と、前記複数の遠隔局それぞれのトラン
シーバと無線通信するためのトランシーバを有する基地
局とを含むディジタル・データ無線通信を操作する方法
であって、それぞれ3つの期間A、B、Cに分割され、
各期間がそれぞれ、ヘッダを含み、スロットに分割さ
れ、A期間およびB期間のスロットが、サイズが等し
く、正規サイズ・スロットと呼ばれ、それぞれ1個の無
線データ・パケットを収容し、C期間のスロットが、前
記A期間およびB期間のスロットよりも所定の係数だけ
小さいミニ・スロットであり、各ミニ・スロットがそれ
ぞれ1個の無線制御パケットを収容し、前記A期間が前
記基地局から前記複数の遠隔局への通信用であり、前記
B期間が前記複数の遠隔局から前記基地局への割り振ら
れた通信用であり、前記C期間が前記遠隔局から前記基
地局への通信のための競合によるアクセス用である、固
定フレーム長の複数のフレームを規定するステップと、
前記A、B、およびC期間をそれぞれ、前記システム上
のメッセージ・トラフィック負荷の関数として変化させ
るステップと、ある遠隔局が前記C期間中に前記基地局
への通信のためのアクセス権を得る確率を示す制御指標
を、前記A、B、およびC期間のうちの少なくとも1つ
に含めるステップであって前記制御指標を、フレームご
とに、アクセスを求めて競合する遠隔局の数の関数とし
て変更するステップを含む前記ステップとを含むディジ
タル・データ無線通信システムの操作方法。
【0116】(40)前記制御指標が、ある遠隔局が前
記C期間中の所与のミニ・スロット中にアクセス権を得
る確率を含む、(39)記載のディジタル・データ無線
通信システムの操作方法。
【0117】(41)ある遠隔局から前記基地局への送
信中に、所与のデータ送信が再送信であるか否かの指示
表示を提供するステップを含む、(40)記載のディジ
タル・データ無線通信システムの操作方法。
【0118】(42)前記制御指標を、所与のフレーム
における前記遠隔局のそれぞれからの送信中の前記指示
の関数として計算するステップを含む、(41)記載の
ディジタル・データ無線通信システムの操作方法。
【0119】(43)前記制御指標を、ある遠隔局から
基地局への送信が首尾よく行われる前記ミニ・スロット
と、前記ミニ・スロットの総数との比の関数として計算
するステップを含む、(42)記載のディジタル・デー
タ無線通信システムの操作方法。
【0120】(44)前記制御指標を、ある遠隔局が基
地局への最初の送信の試みに成功したミニ・スロットの
数と、前記基地局への送信の試みに成功した遠隔局の総
数との比の関数として計算するステップを含む、(4
3)記載のディジタル・データ無線通信システムの操作
方法。
【0121】(45)期間A、B、Cのスロットの数が
それぞれ、TA、TB、TCであり、前記所定の係数
が、前記正規サイズ・スロットと前記ミニ・スロットの
比であって、この比がR:1である、(44)記載のデ
ィジタル・データ無線通信システムの操作方法。
【0122】(46)TF=TA+TB+TC/Rとい
う制限に従い、固定フレーム・サイズTFに関するT
A、TB、TCを計算するステップを含む、(45)記
載のディジタル・データ無線通信システムの操作方法。
【0123】(47)前記C期間が所定の最小持続期間
をもつようにするステップを含む、(46)記載のディ
ジタル・データ無線通信システムの操作方法。
【0124】(48)前記B期間送信時間が、所定のし
きい値の最小値、または前記B期間における予定された
トラフィックの送信時間を上回るようにするステップ
と、前記A期間送信時間が、前記最小値を上回る前記B
期間送信時間よりも優先されるようにするステップとを
含む、(39)記載のディジタル・データ無線通信シス
テムの操作方法。
【0125】(49)ディジタル・データ無線通信シス
テムであって、それぞれトランシーバを含む複数の遠隔
局と、前記複数の遠隔局それぞれのトランシーバと無線
通信を行うためのトランシーバを有し、前記複数の遠隔
局と前記基地局の間でその間に情報が送信される複数の
フレームを規定する手段を含み、各フレームの一部分
が、前記複数の遠隔局による前記基地局への送信のため
の競合アクセス用に割り振られる、基地局と、少なくと
も1つの前のフレームでの遠隔局からの送信中にフィー
ドバック情報に基づいて送信を試みた遠隔局の数の推定
値を提供する手段と、ある遠隔局が、所与のフレームで
送信を行うかどうかを前記推定値の関数として決定でき
るようにする手段とを有するディジタル・データ無線通
信システム。
【0126】(50)ディジタル・データ無線通信シス
テムであって、それぞれトランシーバを含む複数の遠隔
局と、前記複数の遠隔局それぞれのトランシーバと無線
通信用を行うためのトランシーバを有し、前記複数の遠
隔局と前記基地局の間でその間に情報が送信される複数
のフレームを定義する手段を含み、各フレームの一部分
が、前記複数の遠隔局による前記基地局への送信のため
の競合アクセス用に割り振られる、基地局と、ある遠隔
局から前記基地局への情報の送信中に、前回この情報の
送信が試みられたかどうかについての指示を提供する手
段と、少なくとも1つの前のフレームでの遠隔局からの
送信中にフィードバック情報に基づいて送信を試みた遠
隔局の数の推定値を提供する手段と、ある遠隔局が、所
与のフレームで送信を行うかどうかを前記推定値の関数
として決定する手段とを有するディジタル・データ無線
通信システム。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施されるタイプの屋内無線ディジタ
ル・データ通信システムを示す絵画図である。
【図2】移動局と基地局の基本構成要素を示す、図1に
示したシステムのブロック図である。
【図3】本発明の好ましい実施例の実施態様で使用され
る無線システムのブロック図である。
【図4】本発明によるMACプロトコルのフレーム構造
を示す図である。
【図5】本発明のMACプロトコルにおいて基地局が従
う論理のフロー・チャートである。
【図6】本発明のMACプロトコルにおいて遠隔局が従
う論理のフロー・チャートである。
【図7】MACプロトコルの期間Aの間の未処理パケッ
トの数を算出するためのフロー・チャートである。
【図8】MACプロトコルの期間Bの間の未処理パケッ
トの数を算出するためのフロー・チャートである。
【図9】MACプロトコルの期間A、B、Cの長さを算
出するためのフロー・チャートである。
【図10】MACプロトコルの期間Cの間に送信を試み
る遠隔局の数を推定する方法のフロー・チャートであ
る。
【図11】図10のフロー・チャートのブロック208
の詳細なフロー・チャートである。
【図12】本発明を実施する際に使用されるベルヌーイ
・ランダム変数生成機構の概略図である。
【図13】本発明を実施する際に使用されるベルヌーイ
・ランダム変数生成機構の概略図である。
【符号の説明】
10 移動局 12 移動局 14 移動局 16 移動局 18 無線ネットワーク・マネージャ(WNM) 24 ローカル・エリア・ネットワーク(LAN) 26 基地局(ゲートウェイ) 28 基地局(ゲートウェイ) 30 アダプタ 32 LANケーブル 34 LANアダプタ 36 高周波トランシーバ・アダプタ 38 アンテナ 46 ソフトウェア 48 ソフトウェア 52 バス・インタフェース 56 マイクロプロセッサ・システム 60 システム・インタフェース 62 専用マイクロプロセッサ 64 メモリ・バス 70 オペレーティング・システム 72 ユーザ・アプリケーション・プログラム 74 通信マネージャ 76 装置ドライバ 301 シフト・レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フレデリック・ジャック・ボショー フランス06640 ラ=トゥラック・サ ン・ジャネ シュマン・デュ・ヴァロン 299 (72)発明者 アルヴィンド・クリシュナ アメリカ合衆国10510 ニューヨーク州 ブライアクリフ・マナー オーチャド・ ロード157 (72)発明者 リチャード・オルヴィユ・ラ=メール アメリカ合衆国10598 ニューヨーク州 ヨークタウン・ハイツ カリフォルニ ア・ロード138 (72)発明者 カダトゥル・スブラマニヤ・ナタラージ ャン アメリカ合衆国10546 ニューヨーク州 ミルウッド オーバーブルック・ドライ ブ25 (56)参考文献 特開 昭64−55937(JP,A) 特開 昭58−88939(JP,A) 特開 平3−6145(JP,A) 特開 平2−166845(JP,A) 特開 平2−214339(JP,A) 特開 平5−95358(JP,A)

Claims (59)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれトランシーバを含む複数の遠隔局
    と、 前記複数の遠隔局それぞれのトランシーバと無線通信を
    行うためのトランシーバを有する基地局であって、 それぞれ前記基地局から前記複数の遠隔局への送信用の
    第1の間隔と、前記複数の遠隔局から前記基地局への競
    合のない送信用の第2の間隔と、前記複数の遠隔局によ
    る前記基地局への送信のための競合アクセス用の第3の
    間隔の3つの間隔に分割され、その間にメッセージおよ
    びデータが送信される複数のフレームを規定する手段
    と、前記遠隔局により用いられる、送信の確率に関する制御
    指標を、前記基地局から前記所与の遠隔局への送信に含
    ませる手段と、 前記基地局により首尾よく受信された前記遠隔局からの
    送信の数の関数として、前記制御指標を各フレームごと
    に計算する制御指標計算手段と を有する基地局とを有す
    るディジタル・データ無線通信システム。
  2. 【請求項2】前記第3の間隔が、それぞれの間にある
    遠隔局が前記基地局に送信を行うことができる複数の副
    間隔に分割され、前記基地局により首尾よく受信された前記遠隔局からの
    送信の数が、前記基地局により首尾よく受信された前記
    遠隔局からの送信が生じた副間隔の数であることを特徴
    とする請求項1 記載のディジタル・データ無線通信シス
    テム。
  3. 【請求項3】前記制御指標計算手段が、 前記制御指標を、前記フレームにおいて、ある遠隔局が
    前記基地局への最初の送信の試みに成功した副間隔の数
    と、前記基地局への送信の試みに成功した遠隔局の総数
    との比の関数として計算する手段を含む、請求項記載
    のディジタル・データ無線通信システム。
  4. 【請求項4】前記フレームのそれぞれが固定長であり、 前記3つの間隔それぞれの持続期間をシステムのメッセ
    ージ・トラフィック負荷の関数として変更する手段を含
    む請求項1乃至3のいずれか記載のディジタル・データ
    無線通信システム。
  5. 【請求項5】前記第3の間隔が所定の最小持続期間を持
    つようにさせる手段を含む、請求項記載のディジタル
    ・データ無線通信システム。
  6. 【請求項6】前記第2の間隔の送信時間が、所定のしき
    い値の最小値、または前記第2の間隔における予定され
    たトラフィックの送信時間を上回るようにする手段と、
    前記第1の間隔の送信時間が、前記最小値を上回る前記
    第2の間隔の送信時間よりも優先されるようにする手段
    とを含むことを特徴とする、請求項記載のディジタル
    ・データ無線通信システム。
  7. 【請求項7】前記3つの間隔がそれぞれスロットに分割
    され、前記第1および第2の間隔のスロットは、サイズ
    が等し正規サイズ・スロットであり、それぞれ1個の
    無線データ・パケットを収容し、前記第3の間隔のスロ
    ットは、前記第1および第2の間隔のスロットよりも所
    定の係数だけ小さいミニ・スロットであり、各ミニ・ス
    ロットがそれぞれ1個の制御パケットを収容する、請求
    記載のディジタル・データ無線通信システム。
  8. 【請求項8】前記第1、第2、第3の間隔のスロットの
    数がそれぞれ、TA、TB、TCであり、前記所定の係
    数が、前記正規サイズ・スロットと前記ミニ・スロット
    の比であって、この比がR:1である、請求項記載の
    ディジタル・データ無線通信システム。
  9. 【請求項9】TF=TA+TB+TC/Rという制限に
    従い、固定フレーム・サイズTFに関するTA、TB、
    TCを計算する手段を含む、請求項記載のディジタル
    ・データ無線通信システム。
  10. 【請求項10】前記遠隔局が、前記基地局への送信に所
    与のデータ送信が再送信であるか否かの指示を与える
    段を有する請求項1又は3記載のディジタル・データ無
    線通信システム。
  11. 【請求項11】前記第3の間隔が、それぞれの間に
    る遠隔局が前記基地局への送信のためにアクセスを求め
    て競合することができる複数の副間隔に分割され、前記
    制御指標が前記第3の間隔の所与の副間隔中の送信の
    確率に関する制御指標である、請求項1記載のディジタ
    ル・データ無線通信システム。
  12. 【請求項12】前記制御指標を、所与のフレームにおけ
    、各前記遠隔局からの送信の中の前記指示の関数とし
    て計算する手段を含む、請求項10記載のディジタル・
    データ無線通信システム。
  13. 【請求項13】前記制御指標が、アクセスを求めて競合
    する前記遠隔局の数の推定値であることを特徴とする請
    求項1乃至12のいずれか記載のディジタル・データ無
    線通信システム。
  14. 【請求項14】それぞれトランシーバと送信に所与のデ
    ータ送信が再送信であるか否かの指示を与える手段とを
    含む複数の遠隔局と、 前記複数の遠隔局それぞれのトランシーバと無線通信を
    行うためのトランシーバを有する基地局であって、 それぞれ前記基地局から前記複数の遠隔局への送信用の
    第1の間隔と、前記複数の遠隔局から前記基地局への競
    合のない送信用の第2の間隔と、前記複数の遠隔局によ
    る前記基地局への送信のための競合アクセス用の第3の
    間隔の3つの間隔に分割され、その間にメッセージおよ
    びデータが送信される複数のフレームを規定する手段
    と、 前記遠隔局により用いられる、送信の確率に関する制御
    指標を、前記基地局から前記所与の遠隔局への送信に含
    ませる制御指標提供手段と、 前記基地局により首尾よく受信された遠隔局からの最初
    の送信の数の関数として、前記制御指標を各フレームご
    とに計算する制御指標計算手段と を有する基地局と を有
    するディジタル・データ無線通信システム。
  15. 【請求項15】前記第3の間隔が、それぞれの間に、あ
    る遠隔局が前記基地局への送信のためにアクセスを求め
    て競合することができる複数の副間隔に分割され、前記
    基地局により首尾よく受信された前記遠隔局からの最初
    の送信の数が、前記基地局により首尾よく受信された遠
    隔局からの最初の送信が生じた副間隔の数であることを
    特徴とする請求項14記載のディジタル・データ無線通
    信システム。
  16. 【請求項16】前記制御指標計算手段が、 前記制御指標を、前記基地局により首尾よく受信された
    遠隔局からの送信の数を用いて計算することを特徴とす
    る請求項14又は15記載のディジタル・データ無線通
    信システム。
  17. 【請求項17】それぞれトランシーバを含む複数の遠隔
    局と、 前記複数の遠隔局それぞれのトランシーバと無線通信を
    行うためのトランシーバを有する基地局であって、 それぞれ前記基地局から前記複数の遠隔局への送信用の
    第1の間隔と、前記複数の遠隔局から前記基地局への競
    合のない送信用の第2の間隔と、前記複数の遠隔局によ
    る前記基地局への送信のための競合アクセス用の第3の
    間隔の3つの間隔に分割され、その間にメッセージおよ
    びデータが送信される複数の固定長フレームを規定する
    手段と、 前記遠隔局により用いられる、送信の確率に関する制御
    指標を、前記基地局から前記所与の遠隔局への送信に含
    ませる手段と、 前記3つの間隔それぞれの持続期間をシステムのメッセ
    ージ・トラフィック負荷の関数として変更する手段と
    有する基地局と を有する記載のディジタル・データ無線
    通信システム。
  18. 【請求項18】前記遠隔局の各々は、前記基地局への送
    信に所与のデータ送信が再送信であるか否かの指示を与
    える手段を有し、 前記基地局は、前記基地局により首尾よく受信された遠
    隔局からの最初の送信の数の関数として、前記制御指標
    を各フレームごとに計算する制御指標計算手段を有する
    ことを特徴とする請求項17記載のディジタル無線通信
    システム。
  19. 【請求項19】それぞれトランシーバと送信に所与のデ
    ータ送信が再送信であるか否かの指示を与える手段とを
    含む複数の遠隔局と、 前記複数の遠隔局それぞれのトランシーバと無線通信を
    行うためのトランシーバを有する基地局であって、 それぞれ前記基地局から前記複数の遠隔局への送信用の
    第1の間隔と、前記複数の遠隔局から前記基地局への競
    合のない送信用の第2の間隔と、前記複数の遠隔局によ
    る前記基地局への送信のための競合アクセス用の第3の
    間隔の3つの間隔に分割され、その間にメッセージおよ
    びデータが送信される複数のフレームを規定する手段
    と、 前記遠隔局により用いられる、送信の確率に関する制御
    指標を、前記基地局から前記所与の遠隔局への送信に含
    ませる制御指標提供手段と、 前記遠隔局からのデータ送信が再送信であるか否かの指
    示を用いて、前記制御指標を計算する制御指標計算手段
    を有する基地局と を有するディジタル無線通信システ
    ム。
  20. 【請求項20】それぞれトランシーバを含む複数の遠隔
    局と、 前記複数の遠隔局それぞれのトランシーバと無線通信す
    るためのトランシーバを有する基地局であって、各々が固定長を有する複数のフレームを定義する手段で
    あって、前記フレームは それぞれ3つの期間A、B、C
    に分割され、各期間それぞれヘッダを含みA期間お
    よびB期間はサイズの等しい正規サイズ・スロットに分
    割され且つ各々のスロットは1個の無線データ・パケッ
    トを収容し、C期間のスロットA期間およびB期間の
    スロットよりも所定の係数さいミニ・スロットであ
    り、各ミニ・スロットそれぞれ1個の無線制御パケッ
    トを収容し、A期間前記基地局から前記複数の遠隔局
    への通信用であり、B期間は割振りのなされた、前記複
    数の遠隔局から前記基地局への信用であり、C期間
    前記遠隔局から前記基地局への通信のための競合によ
    るアクセス用である、前記手段と、 前記A、B、およびC期間をそれぞれ、前記システム上
    のメッセージ・トラフィック負荷の関数として変化させ
    る手段と、前記遠隔局により用いられる、送信の確率に関する 制御
    指標を、前記A、BおよびC期間のうちの少なくとも1
    つに含ませる手段であって 前記制御指標を、フレームごとに更する手段を含む前
    記手段とを有する基地局とを有するディジタル・データ
    無線通信システム。
  21. 【請求項21】前記制御指標が、ある遠隔局により用い
    られる、前記C期間中の送信の確率に関する制御指標で
    ある、請求項20記載のディジタル・データ無線通信シ
    ステム。
  22. 【請求項22】ある遠隔局から前記基地局への送信中
    に、所与のデータ送信が再送信であるか否かの指示を
    える手段を含む、請求項20記載のディジタル・データ
    無線通信システム。
  23. 【請求項23】前記制御指標を、所与のフレームにおけ
    、各前記遠隔局からの送信の中の前記指示の関数とし
    て計算する手段を含む、請求項22記載のディジタル・
    データ無線通信システム。
  24. 【請求項24】前記制御指標を、ある遠隔局から前記基
    地局への送信が首尾よく行われミニ・スロットと、ミ
    ニ・スロットの総数との比の関数として計算する手段を
    含む、請求項20記載のディジタル・データ無線通信シ
    ステム。
  25. 【請求項25】前記制御指標を、ある遠隔局が前記基地
    局への最初の送信の試みに成功したミニ・スロットの数
    と、前記基地局への送信の試みに成功した遠隔局の総数
    との比の関数として計算する手段を含む、請求項22
    載のディジタル・データ無線通信システム。
  26. 【請求項26】前記C期間が所定の最小持続期間をもつ
    ようにさせる手段を含む、請求項20記載のディジタル
    ・データ無線通信システム。
  27. 【請求項27】前記B期間送信時間が、所定のしきい値
    の最小値、または前記B期間における予定されたトラフ
    ィックの送信時間を上回るようにさせる手段と、 前記A期間送信時間が、前記最小値を上回る前記B期間
    送信時間よりも優先されるようにする手段とを含む、請
    求項26記載のディジタル・データ無線通信システム。
  28. 【請求項28】期間A、B、Cのスロットの数がそれぞ
    れ、TA、TB、TCであり、前記所定の係数が、前記
    正規サイズ・スロットと前記ミニ・スロットの比であっ
    て、この比がR:1である、請求項20記載のディジタ
    ル・データ無線通信システム。
  29. 【請求項29】TF=TA+TB+TC/Rという制限
    に従い、固定フレーム・サイズTFに関するTA、T
    B、TCを計算する手段を含む、請求項28記載のディ
    ジタル・データ無線通信システム。
  30. 【請求項30】それぞれトランシーバを含む複数の遠隔
    局と、前記複数の遠隔局それぞれのトランシーバと無線
    通信を行うためのトランシーバを有する基地局とを含む
    ディジタル・データ無線通信システムを操作する方法で
    あって、 それぞれ前記基地局から前記複数の遠隔局への送信用の
    第1の間隔と、前記複数の遠隔局から前記基地局への競
    合のない送信用の第2の間隔と、前記複数の遠隔局によ
    る前記基地局への送信のための競合アクセス用の第3の
    間隔の3つの間隔に分割され、その間にメッセージおよ
    びデータが送信される、複数のフレームを規定するステ
    ップと、前記遠隔局により用いられる、送信の確率に関する制御
    指標を、前記基地局から前記所与の遠隔局への送信に含
    めるステップと、 前記基地局により首尾よく受信された前記遠隔局からの
    送信の数の関数として、前記制御指標を各フレームごと
    に計算する制御指標計算ステップと を含むディジタル・
    データ無線通信システムの操作方法。
  31. 【請求項31】前記第3の間隔が、それぞれの間に、あ
    遠隔局が前記基地局に送信を行うことができる複数の
    副間隔に分割され、前記基地局により首尾よく受信された前記遠隔局からの
    送信の数が、前記基地局により首尾よく受信された前記
    遠隔局からの送信が生じた副間隔の数であることを特徴
    とする 請求項30記載のディジタル・データ無線通信シ
    ステムの操作方法。
  32. 【請求項32】前記制御指標計算ステップが、 前記制御指標を、前記フレームにおいて、ある遠隔局が
    前記基地局への最初の送信の試みに成功した副間隔の数
    と、前記基地局への送信の試みに成功した遠隔局の総数
    との比の関数として計算するステップを含む、請求項3
    1記載のディジタル・データ無線通信システムの操作方
    法。
  33. 【請求項33】前記フレームのそれぞれが固定長であ
    り、 前記3つの間隔それぞれの持続期間システムのメッセ
    ージ・トラフィック負荷の関数として変更するステップ
    を含む請求項30乃至32のいずれか記載のディジタル
    ・データ無線通信システムの操作方法。
  34. 【請求項34】前記第3の間隔が所定の最小持続期間を
    持つようにするステップを含む、請求項33記載のディ
    ジタル・データ無線通信システムの操作方法。
  35. 【請求項35】前記第2の間隔の送信時間が、所定のし
    きい値の最小値、または前記第2の間隔における予定さ
    れたトラフィックの送信時間を上回るようにするステッ
    プと、 前記第1の間隔の送信時間が、前記最小値を上回る前記
    第2の間隔の送信時間よりも優先されるようにするステ
    ップとを含むことを特徴とする、請求項34記載のディ
    ジタル・データ無線通信システムの操作方法。
  36. 【請求項36】前記3つの間隔がそれぞれスロットに分
    割され、前記第1および第2の間隔のスロットは、サイ
    ズが等し正規サイズ・スロットであり、それぞれ1個
    の無線データ・パケットを収容し、前記第3の間隔のス
    ロット、前記第1および第2の間隔のスロットよりも
    所定の係数だけ小さいミニ・スロットであり、各ミニ・
    スロットがそれぞれ1個の制御パケットを収容する、請
    求項33記載のディジタル・データ無線通信システムの
    操作方法。
  37. 【請求項37】前記第1、第2、第3の間隔のスロット
    の数がそれぞれTA、TB、TCであり、前記所定の
    係数が、前記正規サイズ・スロットと前記ミニ・スロッ
    トの比であって、この比がR:1である、請求項36記
    載のディジタル・データ無線通信システムの操作方法。
  38. 【請求項38】TF=TA+TB+TC/Rという制限
    に従い、固定フレーム・サイズTFに関するTA、T
    B、TCを計算するステップを含む、請求項37記載の
    ディジタル・データ無線通信システムの操作方法。
  39. 【請求項39】前記遠隔局が、前記基地局への送信に所
    与のデータ送信が再送信であるか否かの指示を与えるス
    テップを含む請求項30又は33記載のディジタル・デ
    ータ無線通信システムの操作方法。
  40. 【請求項40】前記第3の間隔が、それぞれの間に、あ
    遠隔局が前記基地局への送信のためにアクセスを求め
    て競合することができる複数の副間隔に分割され、前記
    制御指標が前記第3の間隔の所与の副間隔中の送信の
    確率に関する制御指標である、請求項30記載のディジ
    タル・データ無線通信システムの操作方法。
  41. 【請求項41】前記制御指標を、所与のフレームにおけ
    、各前記遠隔局からの送信の中の前記指示の関数とし
    て計算するステップを含む、請求項39記載のディジタ
    ル・データ無線通信システムの操作方法。
  42. 【請求項42】前記制御指標が、アクセスを求めて競合
    する前記遠隔局の数の推定値であることを特徴とする請
    求項30乃至41のいずれか記載のディジタル・データ
    無線通信システムの操作方法。
  43. 【請求項43】それぞれトランシーバと送信に所与のデ
    ータ送信が再送信であるか否かの指示を与える手段とを
    含む複数の遠隔局と、前記複数の遠隔局それぞれのトラ
    ンシーバと無線通信を行うためのトランシーバを有する
    基地局とを含むディジタル・データ無線通信システムの
    操作方法であって、 それぞれ前記基地局から前記複数の遠隔局への送信用の
    第1の間隔と、前記複数の遠隔局から前記基地局への競
    合のない送信用の第2の間隔と、前記複数の遠隔局によ
    る前記基地局への送信のための競合アクセス用の第3の
    間隔の3つの間隔に分割され、その間にメッセージおよ
    びデータが送信される複数のフレームを規定するステッ
    プと、 前記遠隔局により用いられる、送信の確率に関する制御
    指標を、前記基地局から前記所与の遠隔局への送信に含
    める制御指標提供ステップと、 前記基地局により首尾よく受信された遠隔局からの最初
    の送信の数の関数として、前記制御指標を各フレームご
    とに計算する制御指標計算ステップと を含むディジタル
    ・データ無線通信システムの操作方法。
  44. 【請求項44】前記第3の間隔が、それぞれの間に、あ
    る遠隔局が前記基地局への送信のためにアクセスを求め
    て競合することができる複数の副間隔に分割され、前記
    基地局により首尾よく受信された前記遠隔局からの最初
    の送信の数が、前記基地局により首尾よく受信された遠
    隔局からの最初の送信が生じた副間隔の数であることを
    特徴とする請求項43記載のディジタル・データ無線通
    信システムの操作方法。
  45. 【請求項45】前記制御指標計算ステップが、 前記制御指標を、前記基地局により首尾よく受信された
    遠隔局からの送信の数を用いて計算するステップを含む
    請求項43又は44記載のディジタル・データ無線通信
    システムの操作方法。
  46. 【請求項46】それぞれトランシーバを含む複数の遠隔
    局と、前記複数の遠隔局それぞれのトランシーバと無線
    通信を行うためのトランシーバを有する基地局とを含む
    ディジタル・データ無線通信システムを操作する方法で
    あって、 それぞれ前記基地局から前記複数の遠隔局への送信用の
    第1の間隔と、前記複数の遠隔局から前記基地局への競
    合のない送信用の第2の間隔と、前記複数の遠隔局によ
    る前記基地局への送信のための競合アクセス用の第3の
    間隔の3つの間隔に分割され、その間にメッセージおよ
    びデータが送信される複数の固定長フレームを規定する
    ステップと、 前記遠隔局により用いられる、送信の確率に関する制御
    指標を、前記基地局から前記所与の遠隔局への送信に含
    めるステップと、 前記3つの間隔それぞれの持続期間をシステムのメッセ
    ージ・トラフィック負荷の関数として変更するステップ
    を含むディジタル・データ無線通信システムの操作方
    法。
  47. 【請求項47】前記遠隔局の各々が、前記基地局への送
    信に所与のデータ送信が再送信であるか否かの指示を与
    えるステップと、 前記基地局により首尾よく受信された遠隔局からの最初
    の送信の数の関数として、前記制御指標を各フレームご
    とに計算する制御指標計算ステップと を含む請求項46
    記載のディジタル無線通信システムの操作方法。
  48. 【請求項48】それぞれトランシーバと送信に所与のデ
    ータ送信が再送信であるか否かの指示を与える手段とを
    含む複数の遠隔局と、前記複数の遠隔局それぞれのトラ
    ンシーバと無線通信を行うためのトランシーバを有する
    基地局とを含むディジタル無線通信システムの操作方法
    であって、 それぞれ前記基地局から前記複数の遠隔局への送信用の
    第1の間隔と、前記複数の遠隔局から前記基地局への競
    合のない送信用の第2の間隔と、前記複数の遠隔局によ
    る前記基地局への送信のための競合アクセス用の第3の
    間隔の3つの間隔に分割され、その間にメッセージおよ
    びデータが送信される複数のフレームを規定するステッ
    プと、 前記遠隔局により用いられる、送信の確率に関する制御
    指標を、前記基地局から前記所与の遠隔局への送信に含
    ませる制御指標提供ステップと、 前記遠隔局からのデータ送信が再送信であるか否かの指
    示を用いて、前記制御指標を計算する制御指標計算ステ
    ップと を含むディジタル無線通信システムの操作方法。
  49. 【請求項49】それぞれトランシーバを含む複数の遠隔
    局と、前記複数の遠隔局それぞれのトランシーバと無線
    通信を行うためのトランシーバを有する基地局とを含む
    ディジタル・データ無線通信システムを操作する方法で
    あって、各々が固定長を有する複数のフレームを定義するステッ
    プであって、前記フレームは それぞれ3つの期間A、
    B、Cに分割され、各期間それぞヘッダを含み
    期間およびB期間はサイズの等しい正規サイズ・スロッ
    トに分割され且つ各々のスロットは1個の無線データ・
    パケットを収容し、C期間のスロットA期間およびB
    期間のスロットよりも所定の係数さいミニ・スロット
    であり、各ミニ・スロットそれぞれ1個の無線制御パ
    ケットを収容し、A期間前記基地局から前記複数の遠
    隔局への通信用であり、B期間は割振りのなされた、
    記複数の遠隔局から前記基地局への信用であり、C期
    前記遠隔局から前記基地局への通信のための競合
    によるアクセス用である、前記ステップと、 前記A、B、およびC期間をそれぞれ、前記システム上
    のメッセージ・トラフィック負荷の関数として変化させ
    るステップと、前記遠隔局により用いられる、送信の確率に関する 制御
    指標を、前記A、BおよびC期間のうちの少なくとも1
    つに含めるステップであって 前記制御指標を、フレームごとに更するステップを含
    む前記ステップとを含むディジタル・データ無線通信シ
    ステムの操作方法。
  50. 【請求項50】前記制御指標が、ある遠隔局により用い
    られる、前記C期間中の送信の確率に関する制御指標で
    ある、請求項49記載のディジタル・データ無線通信シ
    ステムの操作方法。
  51. 【請求項51】ある遠隔局から前記基地局への送信中
    に、所与のデータ送信が再送信であるか否かの指示を
    えるステップを含む、請求項49記載のディジタル・デ
    ータ無線通信システムの操作方法。
  52. 【請求項52】前記制御指標を、所与のフレームにおけ
    、各前記遠隔局からの送信の中の前記指示の関数とし
    て計算するステップを含む、請求項51記載のディジタ
    ル・データ無線通信システムの操作方法。
  53. 【請求項53】前記制御指標を、ある遠隔局から前記基
    地局への送信が首尾よく行われミニ・スロットと、ミ
    ニ・スロットの総数との比の関数として計算するステッ
    プを含む、請求項49記載のディジタル・データ無線通
    信システムの操作方法。
  54. 【請求項54】前記制御指標を、ある遠隔局が前記基地
    局への最初の送信の試みに成功したミニ・スロットの数
    と、前記基地局への送信の試みに成功した遠隔局の総数
    との比の関数として計算するステップを含む、請求項
    記載のディジタル・データ無線通信システムの操作方
    法。
  55. 【請求項55】前記C期間が所定の最小持続期間をもつ
    ようにするステップを含む、請求項49記載のディジタ
    ル・データ無線通信システムの操作方法。
  56. 【請求項56】前記B期間送信時間が、所定のしきい値
    の最小値、または前記B期間における予定されたトラフ
    ィックの送信時間を上回るようにするステップと、 前記A期間送信時間が、前記最小値を上回る前記B期間
    送信時間よりも優先されるようにするステップとを含
    む、請求項55記載のディジタル・データ無線通信シス
    テムの操作方法。
  57. 【請求項57】期間A、B、Cのスロットの数がそれぞ
    れ、TA、TB、TCであり、前記所定の係数が、前記
    正規サイズ・スロットと前記ミニ・スロットの比であっ
    て、この比がR:1である、請求項49記載のディジタ
    ル・データ無線通信システムの操作方法。
  58. 【請求項58】TF=TA+TB+TC/Rという制限
    に従い、固定フレーム・サイズTFに関するTA、T
    B、TCを計算するステップを含む、請求項57記載の
    ディジタル・データ無線通信システムの操作方法。
  59. 【請求項59】ディジタル・データ無線通信システムで
    あって、 それぞれトランシーバを含む複数の遠隔局と、 前記複数の遠隔局それぞれのトランシーバと無線通信用
    を行うためのトランシーバを有し、前記複数の遠隔局と
    前記基地局の間でその間に情報が送信される複数のフレ
    ームを定義する手段を含み、各フレームの一部分が、前
    記複数の遠隔局による前記基地局への送信のための競合
    アクセス用に割り振られる、基地局と、 ある遠隔局から前記基地局への情報の送信中に、前回こ
    の情報の送信が試みられたかどうかについての指示を提
    供する手段と、 少なくとも1つのフレームでの遠隔局からの送信の中
    の前記指示に基づいて、送信を試みた遠隔局の数の推定
    値を提供する手段と、 ある遠隔局が、所与のフレームで送信を行うかどうかを
    前記推定値の関数として決定する手段とを有するディジ
    タル・データ無線通信システム。
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