JP2659420B2 - 搬送用紙分岐装置 - Google Patents

搬送用紙分岐装置

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JP2659420B2 JP63333704A JP33370488A JP2659420B2 JP 2659420 B2 JP2659420 B2 JP 2659420B2 JP 63333704 A JP63333704 A JP 63333704A JP 33370488 A JP33370488 A JP 33370488A JP 2659420 B2 JP2659420 B2 JP 2659420B2
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、両面・合成複写が行える複写機における搬
送用紙分岐装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の複写機においては、両面複写モードあるいは
合成複写モードの時は、感光体からの第1回目の転写が
行われた後、複写紙(用紙)を直ちに機外に排出はせず
に、両面・合成複写のために再給紙装置へと導く。そし
てその際、再給紙トレイ上で異なるサイズの複写紙の先
端が揃えられるために、複数のゲート(分岐爪)が用い
られる。すなわち、これらゲートの開閉動作により、大
サイズ紙は再給紙トレイの後端側から進入するように
し、小サイズ紙は再給紙トレイの先端側に進入させるも
のである。
従つて、各ゲートは複写紙のサイズに対応して独立に
開閉されねばならない。
従来、この開閉機構として、 (1)複写紙を分岐案内するための各ゲートにプランジ
ヤソレノイド等を配置して各ゲートを単独に動作させる
もの、 (2)2つのプランジヤソレノイドのオン、オフ及びそ
のタイミングをずらすことによつて4つのゲートを開閉
するもの、 等が公知となつていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記(1)に示す従来技術において
は、プランジヤソレノイドの数がゲート分必要となり、
機構が複雑且つコスト高となる欠点があつた。また上記
(2)に示す従来技術においては、プランジヤソレノイ
ドの制御で単純に同時オンというタイミングが無く、一
方がオンした後で他方をオンさせるなど複雑な制御にな
る欠点があつた。
本発明は、上記従来技術の欠点を解消し、より少ない
電装部品により、より多くのゲートの開閉動作を行わせ
ることのできる搬送用紙分岐装置を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、同一軸上に設け
られた複数のゲート爪からなるゲートを用紙搬送方向に
沿つて複数配置し、このゲートの開閉により搬送用紙を
分岐させる搬送用紙分岐装置において、搬送方向下流側
の複数のゲートに開閉用のプランジヤソレノイドをそれ
ぞれ設け、且つ上流端のゲートには複数のプランジヤソ
レノイドが総てオンになつた時のみ駆動が伝達される伝
達手段が係合されていることを特徴とする。
〔作用〕
上記手段を採用したため、例えば2つのプランジヤソ
レノイドで、3個のゲートを開閉することができ、電装
部品を減らし電装ハーネスも減らすことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第7図は本発明の一実施例の正面図であつて、複写機
本体1の上部の矢印Aに示す位置から複写される原稿が
挿入され、コンタクトガラス203上の所定の位置に停止
される。100は後に詳述する自動反転原稿給送装置(ARD
F)である。
200は光学系であり、この光学系200はコンタクトガラ
ス203の下方で原稿像を走査可能に配設したもので、原
稿照明用光源201,可動ミラー204,205,206、ズームレン
ズ207、固定ミラー208,209,210とから構成されている。
前記光源201、リフレクター202、可動ミラー204は第1
スキヤナー220を構成し、感光体ドラム601の周速度
(V)に対して、この第1スキヤナー220は(V/m)の速
度で図の右方向に移動し(ここでmは複写倍率)、それ
と同時に可動ミラー205,206で構成される第2スキヤナ
ー230は(V/2m)の速度で図の右方向に移動するように
駆動モータ(図示せず)で駆動される。尚、感光体ドラ
ム601の周速度は等倍、変倍に拘らず一定である。
複写倍率の変更はレンズ駆動モータ(図示せず)の駆
動によりズームレンズ207の光路上の位置を変えること
により行う。図でズームレンズ207の位置がIのときが
m=0.5(50%縮小)、Hのときがm=1.0(等倍)、G
のときがm=2.0(200%拡大)を示す。
複写機本体の中央やや右に感光体ドラム601を中心に
作像系600が配設されている。この感光体ドラム601の周
りには感光体を一様に帯電させる帯電チヤージヤ602、
不要な部分の電荷を消去するイレーサ603、静電潜像に
トナー粉末を磁気ブラシにより顕像化する第1現像器50
1と第2現像器502、感光体上のトナー像を用紙に転写す
るベルト転写装置630、用紙に転写されずに感光体上に
残留したトナー像を清掃するクリーニング装置608等が
配設されている。
ベルト転写装置630は、複数のローラ614等により張架
される無端状ベルト613を感光体ドラム601に軽く圧接
し、その背面からチヤージヤ609で転写用コロナ放電を
行うものである。チヤージヤ612は無端状ベルト613を帯
電させ、用紙を静電的に吸着するものである。チヤージ
ヤ610は無端状ベルト613の除電を行う除電用チヤージヤ
である。ゴムブレード615は用紙搬送後に無端状ベルト6
13の残留物を清掃するためのものである。
用紙の給紙部は大別して2つあり、一つは本体に付属
しているマルチ手差し給紙装置300と、もう一つは複数
の給紙トレイを備えた多段給紙装置(PB)400である。
マルチ手差し給紙装置300の用紙ガイド301は通常閉じら
れていて、使用するときに図のように開け用紙をセツト
する。セツトされた用紙は呼び出しローラ302により引
き込まれ、給紙ローラ303、分離ローラ304により1枚だ
け送られる。レジストローラ対305で一旦停止させられ
た後、感光体ドラム601上の画像先端と同期をとり給送
される。一方、多段給紙装置400による給紙は、まず選
択された給紙段の用紙トレイに向かつて給紙装置410が
昇降する。選択された用紙トレイに差し掛かるとセンサ
ー(図示せず)の信号を受けて給紙装置410の昇降駆動
は停止され、続いて用紙トレイが給紙装置側に移動させ
られる。給紙方式は基本的にマルチ手差し給紙装置と同
様である。すなわち、呼び出しローラ411により用紙は
給紙ローラ412側に送られ、次いで給紙ローラ412、分離
ローラ413により1枚に分離させられ給送される。給紙
された用紙は搬送ローラ306を経てレジストローラ対305
に達し停止する。
レジストローラ305対を通過し無端ベルト613に保持さ
れトナー像を転写された用紙は定着装置700を構成する
熱ローラ対(定着ローラ701と加圧ローラ702)によりト
ナー像を融着させられる。定着後の複写紙(定着以後の
転写紙は複写紙と称する)は定着排紙ローラ対を通過
し、本体排紙トレイ809または再給紙装置900へと向か
う。第7図中、421,422,423,424,425は転写紙P1,P2,P3,
P4,P5を収納する給紙トレイである。
次に両面複写について説明する。この場合には、大別
してA4(またはLT)サイズ以下とそれ以外とで2つの異
なる搬送路を用いる。A4(またはLT)サイズ紙以下の場
合、第7図に示すように、定着装置700を複写紙の後端
が通過するとセンサー810からの信号を受けてゲート801
が下方に変位し、同時にローラ802が逆転し複写紙をロ
ーラ901の方向に送る。ローラ901により放出された複写
紙は整列コロ908により給紙部側に送られる。片面複写
紙のすべてがスタツクされると吸引フアン(図示せず)
と連結したチヤンバー915を介して回動する有孔ベルト
からなる給紙ベルトが最下層の複写紙を給送し、上方に
位置し時計方向に回転する分離ローラ910により1枚だ
けが給紙される。以降は搬送ローラ306を通つてレジス
トローラ対305へと向かう。
A4(またはLT)より大きいサイズ紙の場合には複写紙
は定着装置700通過後、ローラ802を通過し、ゲート803,
804は第7図の実線の位置にあり反転ローラ805へと向か
う。複写紙の後端がセンサー811を通過すると、その信
号に基づいてローラ805,806,807,808は反転する。と同
時にゲート804は破線の位置をとり、複写紙の今までの
後端は今度は先頭になりローラ902へ向かう。複写紙サ
イズがA3(または17″)のときはゲート905は破線の位
置をとりローラ902通過後、直ちに再給紙装置上に放出
される。複写紙サイズがB4(または14″)のときはゲー
ト905は実線、ゲート906が破線の位置をとり、ローラ90
3を通過後に再給紙装置上に放出される。また複写紙サ
イズがA4縦、B5縦(または11″)のときはゲート905,90
6は実線、ゲート907は破線の位置をとり、ローラ904を
通過後に再給紙装置上に放出される。以降の動作はA4以
下の時と同様である。
また多重または合成複写の場合は、サイズの大小に関
係なく、まずゲート803は破線の位置に変位して定着後
の複写紙をローラ902へと送る。複写紙サイズがA3(ま
たは17″)の時はゲート905は破線の位置をとりローラ9
02通過後、直ちに再給紙装置上に放出される。複写紙サ
イズがB4(または14″)の時はゲート905は実線、ゲー
ト906が破線の位置をとりローラ903を通過後に再給紙上
に放出される。複写紙サイズがA4縦,B5縦(または1
1″)の時はゲート905,906は実線、ゲート907は破線の
位置をとり、ローラ904を通過後に再給紙装置上に放出
される。複写紙サイズがA4横以下(またはLT以下)のと
きはゲート905,906,907は実線の位置をとり、ゲート907
の上方を通過後に再給紙装置上に放出される。放出され
た複写紙の整列には前記整列コロ908が動作する。
次に、第1図乃至第6図に基づきゲート905,906,907
の動作について更に詳しく説明する。
尚、第1図はゲート爪部と動作機構部の一部を示す概
略平面図、第2図は複写紙を紙サイズに応じて再給紙装
置部に分岐搬入するゲート爪部の動作機構部分の概略
図、第3図は最下流のゲートを開いて複写紙を案内する
場合の動作状態図、第4図は真中かのゲートを開いて複
写紙を案内する場合の動作状態図、第5図は最上流のゲ
ートを開いて複写紙を案内する場合の動作説明図、第6
図は各ゲートの動作範囲の説明図である。
上述した通り、ゲート905はA3サイズまたは17インチ
サイズ紙を案内するもの、ゲート906はB4サイズまたは1
4インチサイズ紙を案内するもの、ゲート907はA4縦サイ
ズ、B5縦サイズまたは11インチサイズ紙を案内するもの
である。
まず、ゲート907が開いて(つまり上方に回動して)
左側からきた複写紙をゲート907の下に案内する場合を
説明する(第2,3,6図参照)。本体からの複写サイズ信
号によりプランジソレノイド955に通電され、プランジ
ヤは左側に吸引され、それと連結されているレバー951
は時計方向に回動する。このレバー951は軸961を介して
複数のゲート爪からなるゲート907と一体となつている
(第1図)。従つて、ゲート907も時計回りに回動する
ことになり、ゲート907を開くことになる(第3図の状
態)。
次に、ゲート906が開いて複写紙をゲート906の下に案
内する場合を説明する。本体からの複写サイズ信号によ
り、プランジヤソレノイド956に通電され、プランジヤ
は左側に吸引され、それと連結されているレバー952は
時計方向に回動する。このレバー952は軸962を介して複
数のゲート爪からなるゲート906と一体となつている
(第1図)。従つてゲート906も時計回りに回動するこ
とになり、ゲートを開くことになる(第4図の状態)。
次に、ゲート905が開いて複写紙をゲート905下に案内
する場合を説明する。本体からの複写サイズ信号によ
り、プランジヤソレノイド955と956に通電され、それぞ
れのプランジヤは左側に吸引され、それと連結されてい
るレバー951と952は時計方向に回動する。レバー951の
先端にはピン951aが設けられていて、リンク954と摺動
自在に結合されている。また、レバー952の先端にもピ
ン952aがあり、リンク954と回動自在に結合されている
(第1図)。ピン951aの位置は、プランジヤソレノイド
のオフに比べてオン状態で高くなり、一方、ピン952aの
位置は、プランジヤソレノイドのオフに比べてオンの状
態で低くなるように構成されている。従つて、プランジ
ヤソレノイド955,956の両方がオンした時、リンク954の
左端部が最も低い位置になる(第2図〜第5図をそれぞ
れ比較参照)。このリンク954の左端部はレバー953の先
端に設けたピン953aを下方に蹴る形になり、レバー953
を時計方向に回動する。このレバー953も軸963を介して
複数のゲート爪からなるゲート905と一体となつてい
る。従つて、ゲート905も時計回りに回動することにな
り、開放される(第5図)。
尚、第5図から分かるように、ゲート905が開いてい
る時、ゲート906,907も同様に開いている。しかしなが
ら、複写紙は左側より搬送されてくるので、分岐案内す
るゲートの右側のゲートの開閉はこの際、無関係であ
り、このような構成であつても何ら問題はない。また、
スプリング957,958,959はゲート907,906,905をそれぞれ
閉じた位置(ホームポジシヨン)に付勢しておくための
ものである。
尚、特許請求の範囲に記載した伝達手段は、ピン951
a,952a,953a、レバー953、リンク954により構成され
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、最上流端のゲ
ートの開閉用のプランジヤソレノイドを独立して設ける
必要がないので、機構の簡素化と低コスト化が図られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る搬送用紙分岐装置の平
面図、第2図,第3図,第4図,第5図は各ゲートの動
作状態を示す説明図、第6図は各ゲートの動作範囲を示
す説明図、第7図は本発明が適用される複写機全体の概
略構成図である。 905,906,907……ゲート、951a,952a,953a……ピン、953
……レバー、954……リンク、955,956……プランジヤソ
レノイド。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一軸上に設けられた複数のゲート爪から
    なるゲートを用紙搬送方向に沿つて複数配置し、このゲ
    ートの開閉により搬送用紙を分岐させる搬送用紙分岐装
    置において、搬送方向下流側の複数のゲートに開閉用の
    プランジヤソレノイドをそれぞれ設け、且つ上流端のゲ
    ートには複数のプランジヤソレノイドが総てオンになつ
    た時のみ駆動が伝達される伝達手段が係合されているこ
    とを特徴とする搬送用紙分岐装置。
JP63333704A 1988-12-29 1988-12-29 搬送用紙分岐装置 Expired - Fee Related JP2659420B2 (ja)

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