JP2659169B2 - 太陽電池パネル用コネクタ - Google Patents
太陽電池パネル用コネクタInfo
- Publication number
- JP2659169B2 JP2659169B2 JP6074615A JP7461594A JP2659169B2 JP 2659169 B2 JP2659169 B2 JP 2659169B2 JP 6074615 A JP6074615 A JP 6074615A JP 7461594 A JP7461594 A JP 7461594A JP 2659169 B2 JP2659169 B2 JP 2659169B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solar cell
- plug
- receptacle
- end wall
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽電池パネル用コネ
クタに関し、特に、多数の太陽電池モジュールの接続が
簡単で、短時間で行えるようにした太陽電池パネル用コ
ネクタに関するものである。
クタに関し、特に、多数の太陽電池モジュールの接続が
簡単で、短時間で行えるようにした太陽電池パネル用コ
ネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】エネルギー資源の枯渇が問題にされるよ
うになった近年では、太陽光線の有するエネルギーを太
陽電池(セル)によって電気エネルギーに変換して利用
することが試みられている。セル1個当たりの発電量は
それ程多くないので、例えば図5の平面図および図6の
断面図に示す太陽電池モジュール100 を複数枚用いて、
太陽電池パネルを構成し、さらに太陽電池パネルを複数
並列に接続し、太陽電池アレイとして所要の発電量を得
られるようにしている。
うになった近年では、太陽光線の有するエネルギーを太
陽電池(セル)によって電気エネルギーに変換して利用
することが試みられている。セル1個当たりの発電量は
それ程多くないので、例えば図5の平面図および図6の
断面図に示す太陽電池モジュール100 を複数枚用いて、
太陽電池パネルを構成し、さらに太陽電池パネルを複数
並列に接続し、太陽電池アレイとして所要の発電量を得
られるようにしている。
【0003】この太陽電池モジュール100 は、フロント
カバーと呼ばれる透明なガラス基板101 と、このガラス
基板101 の裏面に平面的に並べて貼り付けられた多数の
セル102 と、ガラス基板101 の裏面に形成され、これら
セル102 を接続する導体パターン103 と、セル102 と導
体パターン103 を保護するための充填材104 およびバッ
クカバーと呼ばれる保護用フィルム105 と、上記ガラス
基板101 の周縁が充填材106 を介して嵌め込まれる端壁
107 とを備えている。また、導体パターン103には、外
部に電力を取り出すために図7に示すリード線108 が接
続され、このリード線108 を太陽電池モジュール100 の
裏側で接続スリーブ109 や防水ジョインターによって継
ぐことにより、各太陽電池モジュール100 どうしを電気
的に接続している。
カバーと呼ばれる透明なガラス基板101 と、このガラス
基板101 の裏面に平面的に並べて貼り付けられた多数の
セル102 と、ガラス基板101 の裏面に形成され、これら
セル102 を接続する導体パターン103 と、セル102 と導
体パターン103 を保護するための充填材104 およびバッ
クカバーと呼ばれる保護用フィルム105 と、上記ガラス
基板101 の周縁が充填材106 を介して嵌め込まれる端壁
107 とを備えている。また、導体パターン103には、外
部に電力を取り出すために図7に示すリード線108 が接
続され、このリード線108 を太陽電池モジュール100 の
裏側で接続スリーブ109 や防水ジョインターによって継
ぐことにより、各太陽電池モジュール100 どうしを電気
的に接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この太陽電
池モジュール100 による電力を一般家庭で利用する場合
には、太陽光線を効果的に受けると共に、太陽電池パネ
ルの設置によって庭や居住空間が狭められないようにす
るために、太陽電池パネルが屋根の上に設けられる。
池モジュール100 による電力を一般家庭で利用する場合
には、太陽光線を効果的に受けると共に、太陽電池パネ
ルの設置によって庭や居住空間が狭められないようにす
るために、太陽電池パネルが屋根の上に設けられる。
【0005】リード線の接続工事は、各太陽電池モジュ
ール100 を設置した後に、傾斜した屋根の上で行われる
ので、作業性が著しく低下するとともに、安全性を高め
る上でも不利になる。本発明は、上記の事情に鑑み、太
陽電池パネルの接続作業が太陽電池パネルの設置と同時
に行えるようにした太陽電池パネル用コネクタの提供と
いう技術的課題を解決することを目的とするものであ
る。
ール100 を設置した後に、傾斜した屋根の上で行われる
ので、作業性が著しく低下するとともに、安全性を高め
る上でも不利になる。本発明は、上記の事情に鑑み、太
陽電池パネルの接続作業が太陽電池パネルの設置と同時
に行えるようにした太陽電池パネル用コネクタの提供と
いう技術的課題を解決することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、複数個の方形状太陽電池モジュールを傾斜
させて多段状に上下方向の端壁を互いに接して配置した
太陽電池モジュールを接続する太陽電池パネル用コネク
タであって、太陽電池モジュールの上下方向の端壁の内
側に内側壁を設け、上記端壁に形成した小判型の開口部
を水密状に蓋するように上記端壁に固定されるレセップ
と、このレセップの端面に開口する差込み口に差し込ま
れるプラグとからなり、上記レセップは内部配線が接続
されると共に、差込み口を端壁の長手方向に次第に外側
に向かって広幅になる小判型に形成し、差込み口の口部
に段落状に拡径された封止溝を全周にわたり設け、端面
方向に開放されたプラグ穴を有するレセップ端子と、こ
のレセップ端子および差込み口を取り囲む絶縁封止部材
とを有し、上記プラグは、互いに対向する2つの差込み
口に対応する形状で中間部には上記レセップの封止溝に
対応する封止突条を全周にわたり形成した絶縁体と、こ
の絶縁体を貫通してその両側に突出するプラグ端子とを
有し、絶縁体から突出させたプラグ端子の両端部が上記
プラグ穴に対応する形状に形成し、内側壁に上記レセッ
プを挿通する孔が形成されており、絶縁性封止部材に外
嵌された取付板を内側壁に固着してなる太陽電池パネル
用コネクタとした。
成するため、複数個の方形状太陽電池モジュールを傾斜
させて多段状に上下方向の端壁を互いに接して配置した
太陽電池モジュールを接続する太陽電池パネル用コネク
タであって、太陽電池モジュールの上下方向の端壁の内
側に内側壁を設け、上記端壁に形成した小判型の開口部
を水密状に蓋するように上記端壁に固定されるレセップ
と、このレセップの端面に開口する差込み口に差し込ま
れるプラグとからなり、上記レセップは内部配線が接続
されると共に、差込み口を端壁の長手方向に次第に外側
に向かって広幅になる小判型に形成し、差込み口の口部
に段落状に拡径された封止溝を全周にわたり設け、端面
方向に開放されたプラグ穴を有するレセップ端子と、こ
のレセップ端子および差込み口を取り囲む絶縁封止部材
とを有し、上記プラグは、互いに対向する2つの差込み
口に対応する形状で中間部には上記レセップの封止溝に
対応する封止突条を全周にわたり形成した絶縁体と、こ
の絶縁体を貫通してその両側に突出するプラグ端子とを
有し、絶縁体から突出させたプラグ端子の両端部が上記
プラグ穴に対応する形状に形成し、内側壁に上記レセッ
プを挿通する孔が形成されており、絶縁性封止部材に外
嵌された取付板を内側壁に固着してなる太陽電池パネル
用コネクタとした。
【0007】
【作用】互いに端壁を接して設置される2枚の太陽電池
パネルの一方のレセップにプラグを差込み、この太陽電
池パネルの端壁にもう一方の太陽電池パネルを端壁が接
するように配置すると、プラグがもう一方の太陽電池パ
ネルに設けたレセップに差し込まれ、両太陽電池モジュ
ールが接続される。このモジュールが何枚か接続されて
太陽電池パネルができる。
パネルの一方のレセップにプラグを差込み、この太陽電
池パネルの端壁にもう一方の太陽電池パネルを端壁が接
するように配置すると、プラグがもう一方の太陽電池パ
ネルに設けたレセップに差し込まれ、両太陽電池モジュ
ールが接続される。このモジュールが何枚か接続されて
太陽電池パネルができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付された図面に基
づいて具体的に説明するが、本発明は、この実施例に限
定されず、本明細書および添付された図面の記載事項全
体からあきらかになる本発明の真に意図する技術的思想
の範囲全体に広くおよぶものである。
づいて具体的に説明するが、本発明は、この実施例に限
定されず、本明細書および添付された図面の記載事項全
体からあきらかになる本発明の真に意図する技術的思想
の範囲全体に広くおよぶものである。
【0009】図1の正面図に示す太陽電池用コネクタ
は、1対のレセップ1とこれらを接続する1個のプラグ
2とを備え、上記レセップ1は互いに端壁3を接して設
置される各太陽電池モジュール4内に配置される。太陽
電池モジュール4の端壁3には平面視において小判型の
開口部5が形成され、レセップ1はこの開口部5を水密
状に蓋するように端壁3に固定される。
は、1対のレセップ1とこれらを接続する1個のプラグ
2とを備え、上記レセップ1は互いに端壁3を接して設
置される各太陽電池モジュール4内に配置される。太陽
電池モジュール4の端壁3には平面視において小判型の
開口部5が形成され、レセップ1はこの開口部5を水密
状に蓋するように端壁3に固定される。
【0010】図1および図2の側面図に示すように、各
レセップ1はレセップ端子6と絶縁封止部材7とを備
え、このレセップ端子6には太陽電池モジュール4内の
リード線8が接続されると共に、端壁3の端面方向に開
放されるプラグ穴9が形成される。また、絶縁封止部材
7は、上記レセップ端子6を取り囲むと共に、上記プラ
グ穴9に連続して端壁3の端面に開口する差込み口10を
有しており、この差込み口10の断面形状はプラグ2の差
込みができる形状で、端壁3の長手方向に次第に外側に
向かって小判型に形成されている。
レセップ1はレセップ端子6と絶縁封止部材7とを備
え、このレセップ端子6には太陽電池モジュール4内の
リード線8が接続されると共に、端壁3の端面方向に開
放されるプラグ穴9が形成される。また、絶縁封止部材
7は、上記レセップ端子6を取り囲むと共に、上記プラ
グ穴9に連続して端壁3の端面に開口する差込み口10を
有しており、この差込み口10の断面形状はプラグ2の差
込みができる形状で、端壁3の長手方向に次第に外側に
向かって小判型に形成されている。
【0011】しかし、この実施例では、差込み口10の内
周面がプラグ2の差込みを案内するようにするため、端
壁3の長手方向に次第に外側に向かって広幅になる小判
型に形成されている。さらに、この差込み口10の口部に
は、段落状に拡径された封止溝11が全周にわたって形成
されている。上記レセップ端子6および後述のプラグ端
子16の素材は、導電性を有する素材であればよく、例え
ば金属、導電性合成樹脂などを用いることができるが、
この実施例では、表面に錆が発生しないように表面に錫
メッキを施した銅を用いている。
周面がプラグ2の差込みを案内するようにするため、端
壁3の長手方向に次第に外側に向かって広幅になる小判
型に形成されている。さらに、この差込み口10の口部に
は、段落状に拡径された封止溝11が全周にわたって形成
されている。上記レセップ端子6および後述のプラグ端
子16の素材は、導電性を有する素材であればよく、例え
ば金属、導電性合成樹脂などを用いることができるが、
この実施例では、表面に錆が発生しないように表面に錫
メッキを施した銅を用いている。
【0012】上記絶縁封止部材7の素材は絶縁性を有す
る素材であればよく、一般に絶縁材として使用されてい
る各種の合成樹脂、ゴム、セラミックスなどを用いるこ
とができるが、この実施例では、最もポピュラーな絶縁
材である塩化ビニルで絶縁封止部材7で形成している。
上記太陽電池モジュール4の端壁3は二重壁部分を有
し、この二重壁部分の内側壁12にはレセップ1を挿通す
る孔13が形成されている。そして、絶縁性封止部材7に
外嵌された取付板14をこの内側壁12にビス止めすること
により、レセップ1が端壁3に固定される。
る素材であればよく、一般に絶縁材として使用されてい
る各種の合成樹脂、ゴム、セラミックスなどを用いるこ
とができるが、この実施例では、最もポピュラーな絶縁
材である塩化ビニルで絶縁封止部材7で形成している。
上記太陽電池モジュール4の端壁3は二重壁部分を有
し、この二重壁部分の内側壁12にはレセップ1を挿通す
る孔13が形成されている。そして、絶縁性封止部材7に
外嵌された取付板14をこの内側壁12にビス止めすること
により、レセップ1が端壁3に固定される。
【0013】なお、このレセップ1は、例えば図4に示
すように、互いに端壁3を接して設置される各太陽電池
モジュール4の互いに対向する端壁3の長手方向の同じ
位置に設けられる。上記プラグ2は、図1および図3の
立体図に示すように、互いに対向する2つの差込み口10
に対応する形状の絶縁体15と、この絶縁体15を貫通して
その両側に突出するプラグ端子16とを有し、絶縁体15か
ら突出させたプラグ端子16の両端部が上記プラグ穴9に
対応する形状に形成される。
すように、互いに端壁3を接して設置される各太陽電池
モジュール4の互いに対向する端壁3の長手方向の同じ
位置に設けられる。上記プラグ2は、図1および図3の
立体図に示すように、互いに対向する2つの差込み口10
に対応する形状の絶縁体15と、この絶縁体15を貫通して
その両側に突出するプラグ端子16とを有し、絶縁体15か
ら突出させたプラグ端子16の両端部が上記プラグ穴9に
対応する形状に形成される。
【0014】この絶縁体15の素材は絶縁性を有する素材
であればよく、一般に絶縁材として使用されている各種
の合成樹脂、ゴム、セラミックスなどを用いることがで
きるが、この実施例では、最もポピュラーな絶縁材であ
る塩化ビニルで絶縁体15を形成している。また、上記絶
縁体15の中間部にはレセップ1の封止溝11に対応する封
止突条17が全周にわたって形成され、プラグ2をレセッ
プ1に差し込んだ時に、プラグ端子16がプラグ穴9に突
入してレセップ端子6に電気的に接続されると共に、こ
の封止突条17が封止溝11に密嵌することにより、差込み
口10およびプラグ穴9への水や異物の侵入を防止するよ
うにしている。
であればよく、一般に絶縁材として使用されている各種
の合成樹脂、ゴム、セラミックスなどを用いることがで
きるが、この実施例では、最もポピュラーな絶縁材であ
る塩化ビニルで絶縁体15を形成している。また、上記絶
縁体15の中間部にはレセップ1の封止溝11に対応する封
止突条17が全周にわたって形成され、プラグ2をレセッ
プ1に差し込んだ時に、プラグ端子16がプラグ穴9に突
入してレセップ端子6に電気的に接続されると共に、こ
の封止突条17が封止溝11に密嵌することにより、差込み
口10およびプラグ穴9への水や異物の侵入を防止するよ
うにしている。
【0015】今、図4の斜視図に示すように、架台18に
多数の太陽電池モジュール4を左右上下方向に多列多段
に配置する場合を例にとって説明すれば、下側の太陽電
池モジュール4を設置した後、上側の太陽電池モジュー
ル4の下側の端壁3のレセップ1にプラグ2を差込む
と、プラグ2の上半分がそのレセップ1に差し込まれ、
プラグ2の下半分は太陽電池モジュール4の端壁3から
下方に突出する。
多数の太陽電池モジュール4を左右上下方向に多列多段
に配置する場合を例にとって説明すれば、下側の太陽電
池モジュール4を設置した後、上側の太陽電池モジュー
ル4の下側の端壁3のレセップ1にプラグ2を差込む
と、プラグ2の上半分がそのレセップ1に差し込まれ、
プラグ2の下半分は太陽電池モジュール4の端壁3から
下方に突出する。
【0016】このプラグ2をレセップ1に差し込んだ上
側の太陽電池モジュール4を架台18の上方から滑り落と
し、上下両太陽電池モジュール4の端壁3どうしを当接
させると、下側の太陽電池モジュール4の上側の端壁3
に固定したレセップ1の差込み口10にプラグ2の下半分
が差し込まれ、これにより、上下両太陽電池モジュール
4が電気的に接続される。
側の太陽電池モジュール4を架台18の上方から滑り落と
し、上下両太陽電池モジュール4の端壁3どうしを当接
させると、下側の太陽電池モジュール4の上側の端壁3
に固定したレセップ1の差込み口10にプラグ2の下半分
が差し込まれ、これにより、上下両太陽電池モジュール
4が電気的に接続される。
【0017】すなわち、上下いずれかの太陽電池モジュ
ール4のレセップ1にプラグ2を差し込んでおきさえす
れば、太陽電池モジュール4を互いに端壁3どうしが接
するように配置するだけで両太陽電池モジュール4を接
続でき、屋根上での危険なリード線接続作業が不要にな
り、作業性および安全性を著しく高めることができるの
である。
ール4のレセップ1にプラグ2を差し込んでおきさえす
れば、太陽電池モジュール4を互いに端壁3どうしが接
するように配置するだけで両太陽電池モジュール4を接
続でき、屋根上での危険なリード線接続作業が不要にな
り、作業性および安全性を著しく高めることができるの
である。
【0018】また、プラグ2と両レセップ1との間は、
各レセップ1の封止溝11に対応する封止突条17が嵌まり
込むことにより水密状に封止され、プラグ2と両レセッ
プ1との間から各太陽電池モジュール4に水や異物が侵
入することが防止される。さらに、上方の太陽電池モジ
ュール4を上方にずらすと、プラグ2は上下何れか一方
の太陽電池モジュール4のレセップ1から外れ、太陽電
池モジュール4間の接続が簡単に、しかも、短時間で解
除される。
各レセップ1の封止溝11に対応する封止突条17が嵌まり
込むことにより水密状に封止され、プラグ2と両レセッ
プ1との間から各太陽電池モジュール4に水や異物が侵
入することが防止される。さらに、上方の太陽電池モジ
ュール4を上方にずらすと、プラグ2は上下何れか一方
の太陽電池モジュール4のレセップ1から外れ、太陽電
池モジュール4間の接続が簡単に、しかも、短時間で解
除される。
【0019】他方、太陽電池モジュール4の運搬時、同
モジュール4より、プラグ2が取り外せるため、一時的
にこれを外すと凸起部が無くなり、運搬時の作業性が向
上する。
モジュール4より、プラグ2が取り外せるため、一時的
にこれを外すと凸起部が無くなり、運搬時の作業性が向
上する。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、太陽電池モジュールの端壁の所定の位置にレセップ
を埋め込み、このレセップにプラグを差し込んだ後、こ
の太陽電池パネルと対応するレセップを埋め込まれた太
陽電池モジュールとを互いに端壁が接するように配置す
るだけで、両太陽電池モジュールを電気的に接続させる
ことができ、危険な屋根の上でのリード線接続作業が不
要になり、簡単に、しかも、短時間で両太陽電池モジュ
ールを接続することができ、作業性および安全性が高め
られる、という効果が得られる。また、長期的にみた場
合、長寿命の太陽電池モジュールに対し、短寿命のリー
ド線の使用を削減することにより保守上の問題発生が軽
減される。
ば、太陽電池モジュールの端壁の所定の位置にレセップ
を埋め込み、このレセップにプラグを差し込んだ後、こ
の太陽電池パネルと対応するレセップを埋め込まれた太
陽電池モジュールとを互いに端壁が接するように配置す
るだけで、両太陽電池モジュールを電気的に接続させる
ことができ、危険な屋根の上でのリード線接続作業が不
要になり、簡単に、しかも、短時間で両太陽電池モジュ
ールを接続することができ、作業性および安全性が高め
られる、という効果が得られる。また、長期的にみた場
合、長寿命の太陽電池モジュールに対し、短寿命のリー
ド線の使用を削減することにより保守上の問題発生が軽
減される。
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】本発明の一実施例のレセップの側面図である。
【図3】本発明の一実施例のプラグの立体図である。
【図4】本発明の一実施例を用いる太陽電池モジュール
の接続方法の説明図である。
の接続方法の説明図である。
【図5】従来の太陽電池モジュールの平面図である。
【図6】従来の太陽電池モジュールにレセップを取付け
た部分の断面図である。
た部分の断面図である。
【図7】従来の太陽電池モジュールのリード線接続構造
の斜視図である。
の斜視図である。
1…レセップ 2…プラグ 3…端壁 4…太陽電池モジュール 5…開口部 6…レセップ端子 7…絶縁封止部材 8…リード線 9…プラグ穴 10…差込み口 11…封止溝 15…絶縁体 16…プラグ端子 17…封止突条
Claims (1)
- 【請求項1】 複数個の方形状太陽電池モジュール
(4)を傾斜させて多段状に上下方向の端壁(3)を互
いに接して配置した太陽電池モジュール(4)を接続す
る太陽電池パネル用コネクタであって、太陽電池モジュ
ール(4)の上下方向の端壁(3)の内側に内側壁(1
2)を設け、上記端壁(3)に形成した小判型の開口部
(5)を水密状に蓋するように上記端壁(3)に固定さ
れるレセップ(1)と、このレセップ(1)の端面に開
口する差込み口(10)に差し込まれるプラグ(2)とか
らなり、上記レセップ(1)は内部配線が接続されると
共に、差込み口(10)を端壁(3)の長手方向に次第に
外側に向かって広幅になる小判型に形成し、差込み口
(10)の口部に段落状に拡径された封止溝(11)を全周
にわたり設け、端面方向に開放されたプラグ穴(9)を
有するレセップ端子(6)と、このレセップ端子(6)
および差込み口(10)を取り囲む絶縁封止部材(7)と
を有し、上記プラグ(2)は、互いに対向する2つの差
込み口(10)に対応する形状で中間部には上記レセップ
(1)の封止溝(11)に対応する封止突条(17)を全周
にわたり形成した絶縁体(15)と、この絶縁体(15)を
貫通してその両側に突出するプラグ端子(16)とを有
し、絶縁体(15)から突出させたプラグ端子(16)の両
端部が上記プラグ穴(9)に対応する形状に形成し、内
側壁(12)に上記レセップ(1)を挿通する孔(13)が
形成されており、絶縁性封止部材(7)に外嵌された取
付板(14)を内側壁(12)に固着してなる太陽電池パネ
ル用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6074615A JP2659169B2 (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 太陽電池パネル用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6074615A JP2659169B2 (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 太陽電池パネル用コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07282889A JPH07282889A (ja) | 1995-10-27 |
JP2659169B2 true JP2659169B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13552264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6074615A Expired - Lifetime JP2659169B2 (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 太陽電池パネル用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2659169B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3575295B2 (ja) * | 1998-04-15 | 2004-10-13 | 住友電装株式会社 | 電気接続用コネクタのプラグ |
JP3769509B2 (ja) * | 2002-01-31 | 2006-04-26 | 木谷電器株式会社 | 太陽電池モジュール用端子ボックス |
JP4069834B2 (ja) * | 2003-08-20 | 2008-04-02 | 松下電工株式会社 | 太陽光発電システム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6373872U (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-17 |
-
1994
- 1994-04-13 JP JP6074615A patent/JP2659169B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07282889A (ja) | 1995-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20100275976A1 (en) | Photovoltaic module with edge access to pv strings, interconnection method, apparatus, and system | |
US20120129401A1 (en) | External electrical connectors for solar modules | |
CA2238747A1 (en) | Photovoltaic solar roof | |
WO2010019754A2 (en) | Photovoltaic panel having snap engagement features | |
JPH11145496A (ja) | 太陽電池モジュール、太陽電池アレイ、及びそれを用いた太陽光発電装置 | |
US9813018B2 (en) | Solar cell apparatus | |
TWM445264U (zh) | 太陽能電池板接線模組 | |
JP2659169B2 (ja) | 太陽電池パネル用コネクタ | |
US11005195B2 (en) | Encapsulated IPC lug connector | |
CN211351601U (zh) | 一种电力电缆接线装置 | |
KR102237579B1 (ko) | 창호 일체형 태양광 발전 시스템 및 이의 설치공법 | |
CN211089062U (zh) | 一种母线槽连接结构 | |
JP2004132123A (ja) | 屋根材一体型太陽電池モジュールおよびその配線方法 | |
KR20110089559A (ko) | 태양전지 패널의 정션박스용 에어밴트 및 이를 구비한 정션박스 | |
JPH0537482Y2 (ja) | ||
CN101894869B (zh) | 太阳能电池模块及连接器组成 | |
CN218006192U (zh) | 一种光伏组件的分体式接线盒、光伏组件 | |
JP2001055815A (ja) | 太陽電池モジュール用瓦 | |
CN218006193U (zh) | 一种光伏组件接线盒的扁平线缆、光伏组件接线盒 | |
CN210578414U (zh) | 一种光伏组件用接线盒 | |
CN217770024U (zh) | 一种绝缘性光伏组件接线盒 | |
CN220586244U (zh) | 一种防触电光伏组件 | |
CN220605041U (zh) | 一种电力电气安装调试用接头保护装置 | |
JP3354374B2 (ja) | 太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュール群 | |
CN210350692U (zh) | 一种具有多种防护功能的线槽 |