JP2658530B2 - 荷役車両の日除け装置 - Google Patents

荷役車両の日除け装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、運転席の天蓋に設けられた透視窓を開閉す
る荷役車両の日除け装置に関する。
[従来の技術] 運転室(キャビン)を有するフォークリフトトラック
において、例えば上昇したフォーク等の荷役昇降部材に
よる荷扱いを注視するために運転席の天蓋には透視窓が
設けられる。
なお、このような透視窓を介して陽光の直射を和らげ
るため、通常は透視窓に着色ガラスが装着されている。
一方、本出願人の出願による特開昭59−37296号公報
には、荷役昇降部材の昇降に連動して透視窓を開閉する
日除け部材を天蓋上面に沿って配設することが開示され
ている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、透視窓に着速ガラスを装着すると、夜
間作業時に上方が視認しにくくなる。
一方、天蓋上面に設けた荷役昇降部材連動の日除け部
材は荷役昇降部材の動きにより日除け部材の開度が自動
的に左右され、独自な開閉操作ができない不具合があ
る。例えば夜間荷役時には透視窓を常時全開することが
望ましく、その他、昼間荷役であっても陽光の有無にか
かわらず全開又は全閉したい場合もある。
このような現状から従来より運転者が作業途中などに
おいても容易に操作することができ、かつ、日除け部材
の清掃点検が容易な日除け装置が要望されている。通
常、運転室の天蓋を支承する壁部と日除け部材との間の
前後間隔が狭い荷役車両においても構成が簡素で日除け
部材の容易な着脱、清掃が可能な日除け装置が、特に高
塵埃環境下での使用に際して強く要望されていた。
したがって本発明は、荷役作業の中断をできる限り回
避しつつ運転者が容易に開閉することができ、日除け部
材の清掃も容易で構成も簡素な荷役車両の日除け装置を
提供することをその解決すべき課題としている。
[課題を解決するための手段] 本発明の荷役車両の日除け装置は、運転席の上方を覆
う天蓋に設けられた透視窓と、上記天蓋の下面に前後方
向へ装着された一対のレールと、このレールの間隔より
も狭幅の主体部及びこの主体部の前後両側部に装着され
て上記レールにより案内されるローラーを有して上記透
視窓を開閉する日除け部材とを備え、 上記レールの端部と上記天蓋を支承する壁部との間に
上記ローラーの離脱が可能な隙間が形成され、上記日除
け部材の主体部は、上記前部及び後部の一方の一対のロ
ーラーの離脱状態にて上記前部及び後部の他方の一対の
ローラーを中心として回動可能に配設されていることを
特徴としている。
[作用] レールに案内される日除け部材を閉じることにより太
陽光線など透視窓から運転室に入射する光線は遮られ、
日除け部材を開けることにより運転者は透視窓を通して
車両前部の荷及び荷役昇降部材を視認することができ
る。また、日除け部材が着脱自在なために、その清掃な
どが容易である。
また、日除け部材の前後両側部に設けられたローラー
を案内するレールが、日除け部材の開位置(透視状態位
置)にて前側のローラーを係止し、日除け部材の閉位置
(日除け状態位置)にて後側のローラーを係止する凹部
をもつので、簡素な構成で走行時における日除け部材の
開状態及び閉状態の安定保持を実現できる。更に、日除
け部材の主体部がレール間隔より狭幅とされ、かつ、ロ
ーラーがレールの端部開口から抜き出せる構造をもつの
で、日除け部材の取り外しに際して、まず一端側のロー
ラーを端部開口から取り外した後、他端側のローラーを
中心として主体部を下側へ回動させつつ日除け部材を抜
き出すことができ、レールの端部開口側のスペースが少
なくても日除け部材の取り外しを簡単に行うことができ
る。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図を参照して説明す
る。
この荷役車両の日除け装置は、キャビン付フォークリ
フトに装備されたものであって、荷役昇降部材10が前面
に設けられている車体上には運転席11を囲んで運転室
(キャビン)12が設けられている。この運転室12は天蓋
13、フロントガラス14、後壁部15、出入扉16付きの側壁
部17及びこれらを支持するフレーム18により構成されて
いる。天蓋13の前半部は開口されて上部透視窓19となっ
ており、この上部透視窓19には透明ガラスが固定されて
いる。天蓋13の下面に沿って、本発明にかかる日除け装
置2が設けられている。
日除け装置2は、第2図及び第5図に示すように天蓋
13の下面に互いに向い合せに固定された軽量C形鋼製の
一対のレール3を有し、両レール3は上部透視窓19の左
右側縁に沿って天蓋13のほぼ前端から後端にまで延設さ
れている。レール3の上板部33の後端部は一定寸法分だ
け切欠かれ、更にレール3の底板部36の後端にはストッ
パプレート35が上方に向けて突設されている。また、レ
ール3の底板部36の中央部には、上部透視窓19の後延部
に近接して切り欠き部37が設けられており、この切り欠
き部37を挟む前後の底板部36の下面にはジョイントプレ
ート38が溶接されている。ショイントプレート38はその
中央部に凹部39が形成された平板からなり、このジョイ
ントプレート38の凹部39は切り欠き部37に整合して設け
られている。
レール3には第2図〜第5図に示す日除け部材4が前
後方向移動可能に保持されている。日除け部材4は、上
部透視窓19とほぼ同一寸法に形成された長方形の樹脂枠
41と、周縁が樹脂枠41に固着されて樹脂枠41の角形開口
部42を覆う光下透性の布部43とを有している。なお、樹
脂枠41と布部43は本発明でいう主体部を構成している。
また、樹脂枠41の前後端部46、48両側にはそれぞれゴム
ローラ44、45が回転自在に枢支されており、樹脂枠41の
前端部46下面には把手47が設けられている。
ゴムローラ44、45はそれぞれレール3に転動自在に保
持されており、その結果として日除け部材4は前後方向
に移動自在となっている。
以下、この日除け装置の動作を第5図〜第9図を参照
して説明する。
第5図は上部透視窓19を閉鎖した状態を示す。
この状態において、後部のゴムローラ45はジョイント
プレート38の凹部39に落込んでおり、この落込みにより
車両の走行にかかわらず日除け部材4の位置は不変に保
たれる。
上部透視窓19を開放するには、把手47を後方にやや強
く付勢すればよい。凹部39の前後壁面は傾斜して形成さ
れており、ゴムローラ44、45はレール3上を転動し、日
除け部材4は後方へ移動する。
第6図は上部透視窓19を開放した状態を示す。
この状態において、前部のゴムローラ44はジョイント
プレート38の凹部39に落込んでおり、この落込みにより
車両の走行にかかわらず日除け部材4の位置は不変に保
たれる。なお、このとき後部のゴムローラ45はストッパ
プレート35に規則されてそれ以上退動不能となってい
る。
第7図〜第9図は日除け部材4をレール3から取外す
動作を示す。
まず、樹脂枠41の後端部48(第3図参照)を持ち上
げ、後部のゴムローラ45をストッパプレート35を越えて
レール3の後方へ抜出す(第7図参照)。
次に、樹脂枠41の後端部48をほぼ垂直に下降させる
(第8図参照)。このとき、樹脂枠41は前部のゴムロー
ラ44を枢支点として回動しつつ退動する。
最後に、前部のゴムローラ44がストッパプレート35に
接近したら、樹脂枠41の前端部46(第3図参照)を押し
上げて、ストッパプレート35を越えさせ、レール3から
日除け部材4を取外す。
以上説明したようにこの実施例では、レール3の底板
部36の中央部にゴムローラ44、45を落し込む凹部39を形
成しているので、上部透視窓19の閉鎖時及び開放時の両
方において日除け部材4の無用な移動を防止することが
できる。
また、レール3の後端部にストッパプレート35を設け
ているので、上記開放状態にある日除け部材4がそれ以
上後動することがない。
更に、樹脂枠41が前部のゴムローラ44を枢軸として回
動可能とされ、かつ、後部のゴムローラ45をストッパプ
レート35を越えた後、下方に移動可能に構成しているの
で、レール3の後端に近接して運転室12の後壁部15が存
在していても簡単にレール3から日除け部材4を取外す
ことができる。言替えれば、レール3の後端が運転室の
後壁部近傍まで延在していても、日除け部材4の後方抜
出しが可能となる。なお、この実施例では日除け部材4
を後方に抜出しているが、当然、同様の構造を設けるこ
とにより日除け部材4の前方抜出しが可能となる。
上記説明した日除け部材4の抜出しにより日除け部材
4の洗浄、清掃、取替が簡単にできる。
更に、回転可能なゴムローラ44、45の代りにレール3
上に滑動する球形、直方体等種々形状のスライダを採用
してもよい。ただしこの場合、ゴムローラ44を代用する
前部のスライダは日除け部材4の後下方抜出しのために
樹脂枠41に対して回動可能とする必要があり、ゴムロー
ラ45を代用する後部のスライダは日除け部材4の前下方
抜出しのために樹脂枠41に対して回動可能とする必要が
ある。
もちろん、日除け部材4の素材及び形状は用途に合せ
て各種変更可能である。
なお、この実施例では凹部39は一箇所としたが更に追
加して設けることも可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の荷役車両の日除け装置
は、運転室の点蓋の下面両側に設けた一対のレールに日
除け部材を前後方向移動可能に保持している。
したがって、運転者は作業状況に応じて日除け部材を
随時開閉することができ、太陽光線の遮蔽及び夜間の上
方視認の両方の利益を享受することができる。
特にこの発明では、日除け部材を運転席の直上すなわ
ち運転者の頭上に設けているので、運転者が例えば運転
中でも片手を上げて簡単にかつ素早く移動することがで
き、開閉のための機構あるいは作業が極めて簡単とな
る。
また、レールの端部が、天蓋を支承する壁部からロー
ラーを抜け出せるだけの隙間を介して配設され、更に、
日除け部材の主体部がレール間隔より狭幅とされ、か
つ、ローラーがレールの端部開口から抜き出せる構造を
もつので、日除け部材の取り外しに際して、まず一端側
のローラーを端部開口から取り外した後、他端側のロー
ラーを中心として主体部を下側へ回動させつつ日除け部
材を抜け出すことができ、レールの端部開口側のスペー
スが少なくても日除け部材の取り外しを簡単に行うこと
ができる。
更に、日除け部材の容易な抜き出しを実現できるとと
もに、抜き出しスペースはローラー幅以上であればよい
ので、透視窓の前後幅を大きく設定することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の荷役車両の日除け装置の一実施例を表
す側面図、第2図はこの日除け装置を表す正面図、第3
図は日除け部材の平面図、第4図は日除け部材の正面
図、第5図〜第9図は日除け部材の抜出し動作を順番に
説明するための一部側断面図である。 3……レール、4……日除け部材 13……天蓋、19……上部透視窓

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転室の上方を覆う天蓋に設けられた透視
    窓と、上記天蓋の下面に前後方向へ装着された一対のレ
    ールと、このレールの間隔よりも狭幅の主体部及びこの
    主体部の前後両側部に装着されて上記レールにより案内
    されるローラーを有して上記透視窓を開閉する日除け部
    材とを備え、 上記レールの端部と上記天蓋を支承する壁部との間に上
    記ローラーの離脱が可能な隙間が形成され、上記日除け
    部材の主体部は、上記前部及び後部の一方の一対のロー
    ラーの離脱状態にて上記前部及び後部の他方の一対のロ
    ーラーを中心として回動可能に配設されていることを特
    徴とする荷役車両の日除け装置。
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