JP2655816B2 - シュレッダーの制御方法と装置 - Google Patents

シュレッダーの制御方法と装置

Info

Publication number
JP2655816B2
JP2655816B2 JP6246288A JP24628894A JP2655816B2 JP 2655816 B2 JP2655816 B2 JP 2655816B2 JP 6246288 A JP6246288 A JP 6246288A JP 24628894 A JP24628894 A JP 24628894A JP 2655816 B2 JP2655816 B2 JP 2655816B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
power
rate
shredder
change rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6246288A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08108087A (ja
Inventor
直哉 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinki KK
Original Assignee
Kinki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kinki KK filed Critical Kinki KK
Priority to JP6246288A priority Critical patent/JP2655816B2/ja
Publication of JPH08108087A publication Critical patent/JPH08108087A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2655816B2 publication Critical patent/JP2655816B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Protection Of Generators And Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この出願に係る発明は、破砕不能
物が供給された場合、電動機の電流或いは電力定格値を
超えていなくても、電流或いは電力の時間的変化率が予
め設定された許容変化率を超えているか否かを判断し、
破砕可能物供給過多と破砕不能物とを区別することによ
って安定的な運転を実現させるシュレッダーの制御方法
と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種シュレッダーには一軸又は2軸剪
断式破砕機があり、家庭ごみや都市ごみ(紙、布、缶な
ど)を破砕するのに多用されている。例えば、二軸剪断
式のシュレッダーの場合は、ケーシング内に駆動機によ
り駆動される駆動軸と、駆動軸ギヤとこれと係合する従
動軸ギヤとを介して従動軸が設けられ、駆動軸と従動軸
の周上には、それぞれ多数の回転刃が装着されている。
両軸の回転刃が相対向方向に回転して摺接に近い状態で
櫛状に噛み合う一方、ケーシング側に固定された固定刃
と噛み合うことにより、被破砕物は剪断破砕されるよう
になっている(例えば、実公平3−56257号公報参
照)。
【0003】シュレッダーに供給される被破砕物は、雑
多であり、破砕の容易さが著しく異なる。若し、金属塊
などを含んだ破砕不能物が混入されて供給された場合、
運転を強行すると機械が破損するので、機械の負荷量
(電流又は電力など)が所定値を超すと停止するように
なっている。また、運転停止後、一定時間逆回転させ、
その後正回転させるような制御を行うこともある。更
に、この逆・正回転を数回繰り返して、なおも負荷が減
少しない場合には機械を停止させるべく制御を行う機械
もある。
【0004】しかし、破砕不能物が除去されない限り、
正常運転に戻ることはできないことから、実公平3−5
6257号公報に記載の如く、シュレッダーの負荷が所
定値を超えた場合、停止、一定時間逆回転した後、正回
転を行い、また、繰り返しても負荷が下がらない場合、
破砕不能物を異物排除(掃出除去)手段で除去する方法
がとられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記実公平3−562
57号公報記載の考案は、破砕不能物が投入された場合
に作用する排除手段に関するものであるが、一般に破砕
不能物が投入されたかどうかは、駆動電動機の電力又は
電流を測定し、それが定格値を超えたかどうかで判定し
ている。
【0006】しかし、それでは破砕可能物が多量に投入
された( 破砕可能物供給過多の)場合との区別がつかな
い。また、破砕不能物であっても小さい場合は感知せず
破砕を続けてしまい、電力又は電流には問題がないとし
ても回転刃の破損を招くという不都合がある。
【0007】このように従来は破砕不能物と破砕可能物
供給過多との区別を行わないので、回転刃の破損防止が
できないと共に安定的なシュレッダーの運転が確保でき
ないという問題ガあった。
【0008】この出願に係る発明の目的は、駆動電動機
の電流又は電力の時間的変化率が設定値を超えた場合に
は破砕不能物と判断して、破砕可能物供給過多と区別す
ることによりシュレッダーの安定的な運転を確保するシ
ュレッダーの制御方法と装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、
求項1のシュレッダーの制御方法は、シュレッダーを駆
動する電動機の電流又は電力の時間的変化率dA/dt 又は
dP/dt を演算し、その演算された時間的変化率dA/dt 又
はdP/dt が予め設定された許容変化率を超えずに電流又
は電力が定格値を超えた場合には破砕可能物の供給過多
と判断して被破砕物の供給を停止するとともにシュレッ
ダーの運転を停止した後、回転刃を逆転・正転させて破
砕運転を続行する一方、実際の電流又は電力が定格値を
超えていなくてもその時間的変化率dA/dt 又はdP/dt が
許容変化率を超えた場合には破砕不能物と判断して被破
砕物の供給を停止するとともにシュレッダーの運転を停
止し、異物排除手段を動作させてその破砕不能物を排除
した後、破砕運転を再開するようにしたことを特徴とす
る。
【0010】請求項2のシュレッダー制御装置は、破砕
不能物を除去するための異物排除手段と、シュレッダー
を駆動する電動機の電流を測定する電流測定手段と、こ
の電流測定手段から入力された実際の電流値に基づき電
流の時間的変化率dA/dt を演算する演算手段と、実際の
電流値及び該演算手段によって算出された電流の時間的
変化率dA/dt と予め設定された電流定格値及び許容変化
率とをそれぞれ比較する比較手段と、算出された電流の
時間的変化率dA/dt が許容変化率内にあっても実際の電
流値が定格値を超えた場合には破砕可能物供給過多と判
断して回転刃を正転・逆転させ、また、実際の電流値が
定格値内にあっても算出された電流の時間的変化率dA/d
t が許容変化率を超えた場合には電動機を停止させて異
物排除手段を動作させるよう制御する制御手段とを具備
したことを特徴とする。
【0011】請求項3のシュレッダー制御装置は、破砕
不能物を除去するための異物排除手段と、シュレッダー
を駆動する電動機の電流と電圧を測定する電流電圧測定
手段と、この電流電圧測定手段から入力された実際の電
流値と電圧値に基づき電力及び電力の時間的変化率dP/d
t を演算する演算手段と、この演算手段によって算出さ
れた電力及び電力の時間的変化率dP/dt と予め設定され
た電力定格値及び許容 変化率とをそれぞれ比較する比較
手段と、算出された電力の時間的変化率dP/dtが許容変
化率内にあっても実際の電力値が定格値を超えた場合に
は破砕可能物供給過多と判断して回転刃を正転・逆転さ
せ、また、実際の電力値が定格値内にあっても算出され
た電力の時間的変化率dP/dt が許容変化率を超えた場合
には破砕不能物と判断して電動機を停止させて異物排除
手段を動作させるよう制御する制御手段とを具備したこ
とを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1の制御方法では、電流又は電力及びそ
の時間的変化率dA/dt 又はdP/dt と、予め設定された許
容電流又は電力( 定格値) 、また、その許容変化率とを
それぞれ比較することで、破砕不能物か、破砕可能物供
給過多かの区別判定(時間的変化率が許容変化率を超え
た場合には破砕不能物と判定し、電流又は電力が定格値
を超えた場合には破砕可能物供給過多と判定)し、これ
によって、その後の適切な運転制御ができ、回転刃の破
損事故が防止されるとともに、安定的なシュレッダーの
運転が確保される。
【0013】請求項2、3の制御装置は、上記制御方法
を実行するための装置であって、破砕不能物と判定した
場合には、シュレッダーの運転を停止するとともに異物
排除手段を作動させて破砕不能物である異物を排除し、
これにより回転刃の破損防止が図られる一方、破砕可能
物供給過多と判定した場合には、シュレッダーの運転を
停止するとともに電流又は電力が定格値以下になるまで
電動機の逆転・正転を繰り返した後に正常運転に復帰す
る。
【0014】
【実施例】以下、この出願に係る発明の制御方法と装置
について図面を参照しながら説明する。この出願に係る
発明が対象とするシュレッダーは図示していないが、従
来周知の一軸又は二軸剪断式破砕機である。但し、本案
の場合には、被破砕物の投入口(ホッパー)部には被破
砕物の投入を開始、停止、供給量調整するためのフィー
ダと、破砕不能物を除去するための異物排除手段(例え
ば、実公平3−56257号公報に記載のもの)とを備
えたものが好適である。
【0015】図1はこの出願に係る発明装置の機能ブロ
ック図、図2はそのフローチャート、図3は電流又は電
力の負荷曲線図である。
【0016】図1に示すように、電源1がシュレッダー
の回転刃の駆動軸を駆動するための電動機2に供給さ
れ、少なくとも、その時の電流値が電流測定手段3であ
る電流計で測定され、その計測データが演算手段4に入
力されるようになっている。また、この演算手段4にパ
ルス発生器5からの時間要素が入力され、演算手段4で
実際の電流の時間的変化率( 電流の時間微分値)dA/dtが
演算されるようになっている。電流の時間的変化率dA/d
t は1/60秒間に1 回演算され、その算出された電流の時
間的変化率dA/dt が比較手段6に入力されるようになっ
ている。なお、電流計で計測された実際の電流値は直接
比較手段6に入力してもよい。
【0017】ところで、図3に示す電流( 又は電力) 負
荷曲線のように、被破砕物の破砕難易によって、実際の
電流( 又は電力) 値は変動する。図3は縦軸に電流( 又
は電力) 値、横軸に時間をとって示したものであるが、
A点における曲線の傾斜が緩やかな場合の電流( 又は電
力) の時間的変化率dA1 /dt (dP1/dt)は許容変化率の
範囲内にあり、B点における傾斜が急な場合の時間的変
化率dA2/dt(dP2/dt)は許容範囲を超えているものとす
る。C点は電流又は電力の定格値の上限である。電流又
は電力が定格値内にあって、かつ、その時間的変化率dA
/dt 又はdP/dtが許容範囲内であれば、シュレッダーは
正常に連続運転される。なお、図3から明らかなよう
に、破砕不能物が供給された場合、電流又は電力が定格
値内でもB点のように時間的変化率dA2/dt(dP2/dt)が
許容範囲を超える現象がまず発生する。従って、電流又
は電力が定格値内にある場合の時間的変化率dA/dt (dP
/dt)を監視すればよい。
【0018】上記比較手段6に、条件設定手段( 例えば
キーボード) 7において予め入力された許容電流値( 電
流定格値)と許容変化率の設定値が入力されるようにな
っている。そして、比較手段6において、実際の電流値
と定格値(許容電流値)とが比較されるとともに、算出
された電流の時間的変化率dA/dt と許容変化率とが比較
され、比較した結果は、制御手段8に出力されるように
なっている。
【0019】この制御手段8は、正転・逆転スイッチ8
aとON・OFF スイッチ8bとを含むものである。制御手
段8において、実際の電流値が定格値の範囲内である場
合には、正転・逆転スイッチ8aは働かない。つまり、
図3のA点のような通常負荷状態では、電流値が定格値
の範囲内で、かつ時間的変化率も許容変化率より小さい
場合は、運転が継続される。しかし、実際の電流値が定
格値の範囲内であっても、図3のB点のように電流の時
間的変化率dA2/dtが許容範囲を超えている場合には、破
砕不能物が混入していると判断し、比較手段6よりその
信号が制御手段8に送られて、ON・OFF スイッチ8bが
働き、電動機2を停止させるとともにフィーダ9による
供給を停止するようになっている。そして、制御手段8
からの指令により油圧バルブ10を開にし、異物排除手
段11を駆動するための油圧シリンダへ圧油を供給して
異物排除手段11を動作させ、破砕不能物(異物)を除
去する。その後に電動機は再起動されシュレッダーは正
常運転に戻る。
【0020】一方、電流の時間的変化率が許容範囲にあ
っても、実際の電流値が定格値より大きくなった場合に
は、被破砕物の供給過多と判断して、その信号が比較手
段6から制御手段8に送られ、ここの正転・逆転スイッ
チ8aが働き、電動機2の電流が定格値以下になるまで
逆転・正転を繰り返し、定格値以下になると再び正常運
転に戻るようになっている。
【0021】図2のフローチャートに基づき制御方法を
詳述する。
【0022】まず、運転開始にあたり電動機を起動する
(S1)。次に、被破砕物を投入開始し破砕を始める
(S2)。シュレッダーの運転中、電動機の電流値を計
測し、それが定格値を超えているかどうかを判断し(S
3)、実際の電流値が定格値より大きくない場合でも、
次に実際の電流の時間的変化率が設定値( 許容変化率)
より大きいか否かが判断される(S4)。実際の電流の
時間的変化率が設定値( 許容変化率) より大きくなけれ
ば、被破砕物の投入は続けられ、運転は正常に続行され
る。一方、実際の電流の時間的変化率が設定値( 許容変
化率) より大きいと判断された場合(S4)には、破砕
不能物とみなして電動機は停止され(S5)、被破砕物
の投入は停止され(S6)、異物は排出される(S
7)。
【0023】実際の電流値が定格値より大きい場合に
は、破砕可能物供給過多と判断され((S3)、電動機
は停止され(S8)、被破砕物の投入は停止される(S
9)。そして、電動機が一定時間逆転された(S10)
後、正転され(S11)、この時の電流値が定格値より
大きいか否か判断される(S12)。大きくなければ供
給過多は解消されたものと判断して、再び被破砕物の投
入が開始され正常運転に戻る。大きい場合には定格値以
下になるまで逆転・正転を繰り返し行う(S10〜S1
1)。このような制御方法によれば、破砕不能物が投入
された場合と破砕可能物の供給過多の場合とを区別判定
でき、回転刃の破損を防止できるとともに、シュレッダ
ーの安定的な運転を実現させることができる。
【0024】図1の機能ブロック図は、電流を制御要素
にしていたが、電流に代えて電力を制御要素にしてもよ
い。図4は電力の制御要素にした場合の機能ブロック図
を示す。図1と異なる点は、電流計の他に電圧計を設け
て、電流計と電圧計とを含む電流電圧測定手段3Aと
し、これにより電流と電圧を測定し、この測定データを
の実際の電流値と電圧値として演算手段4に入力し、演
算手段4で電力(電圧×電流)と電力の時間的変化率dP
/dt の演算を行うようにした点である。従って、比較手
段6では、条件設定手段7より予め入力された許容電力
(定格値)、許容変化率と上記算出された実際の電力、
その時間的変化率との比較がそれぞれ行われ、その結果
が制御手段8に送信される。
【0025】なお、図2において図1と同一の構成要素
には同一符号を付して詳しい説明は省略する。また、こ
の場合のフローチャートは図2のフローチャートにおい
て、「電流」を「電力」に置き換えればよい。
【0026】
【発明の効果】請求項1の制御方法では、電流又は電力
及びその時間的変化率dA/dt 又はdP/dt と、予め設定さ
れた許容電力又は電流( 定格値)、また、その許容変化
率とをそれぞれ比較することで、破砕不能物か破砕可能
物供給過多かの区別判定が可能となり、これによって、
その後の適切な運転制御ができ、回転刃の破損事故が防
止できるとともに安定的なシュレッダーの運転が確保で
きる。
【0027】請求項2、3の制御装置では、破砕不能物
か破砕可能物供給過多かの区別判定が可能となり、破砕
可能物供給過多と判定した場合には、シュレッダーの運
転を停止するとともに電流又は電力が定格値以下になる
まで電動機の逆転・正転を繰り返すことによりシュレッ
ダーの円滑な運転が確保でき、また、破砕不能物と判定
した場合には、シュレッダーの運転を停止するとともに
異物排除手段を作動させて破砕不能物である異物を排除
できるので、回転刃の破損防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電流を制御要素にした場合の本願発明の機能ブ
ロック図である。
【図2】同フローチャート図である。
【図3】電流又は電力の負荷曲線図である。
【図4】電力を制御要素とした場合の本願発明の機能ブ
ロック図である。
【符号の説明】
1…電源 2…電動機 3…電流計測手段 3A…電流電圧計測手段 4…演算手段 5…パルス発生器 6…比較手段 7…条件設定手段 8…制御手段 8a…正転・逆転スイッチ 8b…ON・OFF スイッチ 9…フィーダ 10…油圧バルブ 11…異物排除手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シュレッダーを駆動する電動機の電流又
    は電力の時間的変化率dA/dt 又はdP/dt を演算し、その
    演算された時間的変化率dA/dt 又はdP/dt が予め設定さ
    れた許容変化率を超えずに電流又は電力が定格値を超え
    た場合には破砕可能物の供給過多と判断して被破砕物の
    供給を停止するとともにシュレッダーの運転を停止した
    後、回転刃を逆転・正転させて破砕運転を続行する一
    方、実際の電流又は電力が定格値を超えていなくてもそ
    の時間的変化率dA/dt 又はdP/dtが許容変化率を超えた
    場合には破砕不能物と判断して被破砕物の供給を停止す
    るとともにシュレッダーの運転を停止し、異物排除手段
    を動作させてその破砕不能物を排除した後、破砕運転を
    再開するようにしたことを特徴とするシュレッダーの制
    御方法。
  2. 【請求項2】 破砕不能物を除去するための異物排除手
    段と、シュレッダーを駆動する電動機の電流を測定する
    電流測定手段と、この電流測定手段から入力された実際
    の電流値に基づき電流の時間的変化率dA/dt を演算する
    演算手段と、実際の電流値及び該演算手段によって算出
    された電流の時間的変化率dA/dt と予め設定された電流
    定格値及び許容変化率とをそれぞれ比較する比較手段
    と、算出された電流の時間的変化率dA/dt が許容変化率
    内にあっても実際の電流値が定格値を超えた場合には破
    砕可能物供給過多と判断して回転刃を正転・逆転させ、
    また、実際の電流値が定格値内にあっても算出された電
    流の時間的変化率dA/dt が許容変化率を超えた場合には
    電動機を停止させて異物排除手段を動作させるよう制御
    する制御手段とを具備したことを特徴とするシュレッダ
    ー制御装置。
  3. 【請求項3】 破砕不能物を除去するための異物排除手
    段と、シュレッダーを駆動する電動機の電流と電圧を測
    定する電流電圧測定手段と、この電流電圧測定手段から
    入力された実際の電流値と電圧値に基づき電力及び電力
    の時間的変化率dP/dt を演算する演算手段と、この演算
    手段によって算出された電力及び電力の時間的変化率dP
    /dt と予め設定された電力定格値及び許容変化率とをそ
    れぞれ比較する比較手段と、算出された電力の時間的変
    化率dP/dt が許容変化率内にあ っても実際の電力値が定
    格値を超えた場合には破砕可能物供給過多と判断して回
    転刃を正転・逆転させ、また、実際の電力値が定格値内
    にあっても算出された電力の時間的変化率dP/dt が許容
    変化率を超えた場合には破砕不能物と判断して電動機を
    停止させて異物排除手段を動作させるよう制御する制御
    手段とを具備したことを特徴とするシュレッダー制御装
    置。
JP6246288A 1994-10-12 1994-10-12 シュレッダーの制御方法と装置 Expired - Fee Related JP2655816B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6246288A JP2655816B2 (ja) 1994-10-12 1994-10-12 シュレッダーの制御方法と装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6246288A JP2655816B2 (ja) 1994-10-12 1994-10-12 シュレッダーの制御方法と装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08108087A JPH08108087A (ja) 1996-04-30
JP2655816B2 true JP2655816B2 (ja) 1997-09-24

Family

ID=17146323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6246288A Expired - Fee Related JP2655816B2 (ja) 1994-10-12 1994-10-12 シュレッダーの制御方法と装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2655816B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100591422C (zh) * 2006-01-05 2010-02-24 阿龙·阿布拉姆松 具有降低的危险潜力的撕碎机

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000048737A1 (fr) * 1999-02-16 2000-08-24 Kabushiki Kaisha Meiko Shokai Commande d'un dechiqueteur et procede en regulant l'entrainement
JP4848636B2 (ja) * 2004-12-27 2011-12-28 富士ゼロックス株式会社 細断処理装置および紙詰まり除去方法
JP2006305460A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Toto Ltd 厨芥処理装置
JP2006305459A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Toto Ltd 厨芥処理装置
CN102074932B (zh) * 2011-01-06 2013-06-19 广东省韶关钢铁集团有限公司 一种电机载荷监控法以及电机载荷监控系统
CN102856883A (zh) * 2012-08-17 2013-01-02 三一重工股份有限公司 一种搅拌机及其保护装置和保护方法
US20150115077A1 (en) * 2013-10-28 2015-04-30 Sakae Co., Ltd. Shredder and sheet-like-object processing apparatus using the same
JP6503022B2 (ja) * 2017-07-14 2019-04-17 アイリスオーヤマ株式会社 シュレッダ
CN109107745B (zh) * 2018-10-31 2020-05-19 扬州维邦园林机械有限公司 树枝粉碎机的智能控制方法
JP2020116547A (ja) * 2019-01-28 2020-08-06 株式会社キンキ 剪断式回転破砕機の駆動制御方法
JP6644224B2 (ja) * 2019-03-22 2020-02-12 アイリスオーヤマ株式会社 シュレッダ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5352708U (ja) * 1976-10-05 1978-05-06
JPH0785779B2 (ja) * 1986-07-29 1995-09-20 勤 氏家 切断式クラツシヤ
JPH07124493A (ja) * 1993-11-01 1995-05-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd シュレッダ及びシュレッダのモータロック検出方法
JP3015646U (ja) * 1995-03-09 1995-09-05 重信 齋喜 土留め用コンクリートブロック

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100591422C (zh) * 2006-01-05 2010-02-24 阿龙·阿布拉姆松 具有降低的危险潜力的撕碎机

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08108087A (ja) 1996-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2655816B2 (ja) シュレッダーの制御方法と装置
JPH0523609A (ja) ロータ剪断式破砕機
EP3589411A1 (en) A control method of a treatment plant of elements to be recycled or disposed and a treatment plant of elements to be recycled or disposed
RU2590831C2 (ru) Приводная система для шаровой мельницы и способ эксплуатации шаровой мельницы
JP2006320875A (ja) 破砕機の制御装置及びその制御方法
CN107282282A (zh) 电动绞肉机的控制系统
US4212429A (en) Method and an apparatus for controlling a crusher
JPH09239286A (ja) クラッシャーの負荷制御装置
JP6391605B2 (ja) 二軸剪断式破砕機
EP1333928B9 (de) Verfahren und anlage zur zerkleinerung von abfall
WO1996022833A1 (fr) Broyeur mobile et procede de commande de ce broyeur
JPH07251093A (ja) 破砕装置
CN110479449B (zh) 基于压力变化率的破碎机异常进料控制方法及破碎机
JP4318383B2 (ja) 旋動破砕機の出口隙間調整装置
JP4192265B2 (ja) 破砕機の運転制御方法とこれに使用される制御装置及びこの制御装置を備えた破砕機
JP5552403B2 (ja) 負荷状態に合わせた電気機器の回転数制御を用いた電動機駆動トルク制御装置及び電動機駆動トルク制御方法
JP5615089B2 (ja) 電動機駆動トルク制御装置及び電動機駆動トルク制御方法
KR960007008A (ko) 파쇄기의 구동방법 및 구동장치
JP3078719B2 (ja) 破砕装置およびその運転制御方法
JPH07274383A (ja) 負荷監視装置
JP2006150244A (ja) 粉砕機の駆動制御装置および駆動制御方法
CN113097974A (zh) 粉碎机
CN112060253B (zh) 碎木机的智能控制方法及装置
CN110064484B (zh) 一种破碎系统
JP3248100B2 (ja) 破砕・粉砕機の運転制御方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080530

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100530

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100530

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120530

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130530

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140530

Year of fee payment: 17

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees