JP2655517B2 - 経口/非経口的流体制御及び注入用ポンプ装置 - Google Patents

経口/非経口的流体制御及び注入用ポンプ装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (利用分野) 本発明は、一般に人間又は動物への栄養剤投与のため
の流体注入装置に関する。より具体的には、技術的に熟
達していない医療関係者や技術を有さない患者によって
もポンプハウジングに対して容易に且つ安全に挿入又は
取り外しできる、自動的に作動する弁装置を備えた殺菌
処理可能な使い捨てのカセットを有する新規な改良され
た計量式流体ポンプ装置に関する。
(従来技術及び解決すべき課題) 鼻控管や空腸瘻術カテーテルを介して消化管へ経口的
に栄養流体を注入したり、静脈挿入管を介して非経口的
に栄養流体を注入することは一般的な医療である。医学
関係者は一般に正圧力ポンプを用いて栄養剤の注入及び
その流量調整を行っている。
従来の経口注入用ポンプは、一組のシリコン製のゴム
管挿入部を用いた計量機能を有さない制圧力蠕動装置で
あり、該ゴム管挿入部はポンプのロータに直接接触さ
れ、さらに流体貯蔵器と患者とをポンプに連結するPVC
管に機械的に接続されるものである。ゴム挿入部はポン
プ表面の溝又はブラケットに据えられた取付用つまみに
よりロータの周囲に引き伸ばされて被覆される。上記一
組の管は、流体滴の通過を観察して栄養剤が流れている
か否かを検出するために光通路ハウジングの内部に装着
された点滴室を備えている。
この蠕動式経口注入用ポンプの固有のデザインにより
多くの機能上の欠点が生じており、その最も顕著なもの
として下記があげられる。即ち、様々な通常の操作状態
における計量が不正確なこと、管がポンプに正しく装着
されていない場合操作状態が安全でないこと、及び装置
の組立てが複雑なことである。
蠕動式ポンプの正確さは、ポンプに対する流体貯蔵
器、流体の粘性、及びシリコン管挿入部の物理的特性に
より大きく影響される。これらの装置は注入器ポンプの
ような排出量計量式装置と対比される非計量式装置であ
り、全体の流量に影響を及ぼす外因的な圧力を与える弁
装置を有していない。高価なシリンコゴム挿入部の使用
は、正確さを保持するために及び比較的短期間での管の
劣化や裂管を回避するために必要とされてきたものであ
る。シリコン製の管は厳密な内径及び外径の公差で押し
出し成形しなければならず、非常に精密な切断と取付用
つまみ内におけるアセンブリ全体の正確な長さが要求さ
れる。
組み立て工程はシリコンがプラスチック接合に合わな
いためさらに複雑である。このことはさらに、管が下流
側閉塞により加圧されたとき取付接合部における漏れの
可能製を生み出している。この管の取付の問題は常に認
識されてきたものである。患者及び医療関係者は管をポ
ンプ面に誤って装着することがしばしばあり、その結
果、流体が流れなかったり不正確な量が流れたり、また
場合によっては患者に深刻な混乱を生じさせ得るオープ
ンフローを引き起こしたりしている。光通路ハウジング
内への点滴室の装着もよく知られた問題点であり、誤っ
て警報を行う状況をつくり出している。また光通路によ
る流れ状態検出方法を使用するとポンプを比較的直立し
て静止した状態で使用しなければならなくなる。そうし
ないと、流体滴は光線を迂回するか、あるいは側壁に飛
散してこれを覆い、誤って光線を遮断してしまう。
多くの非経口用点滴制御器即ち注入ポンプは経口用ポ
ンプと同種の問題点を有し得る。より進んだ高価な制圧
力式計量注入器でさえいくつかの点において満足な性能
が得られない。これらの装置は概ね操作が複雑であり、
使い捨てカートリッジの誤った装置の可能性を残してい
る。これらの問題点は文書により公知であり、新しい特
許出願の論議の主題にもなっている。
カートリッジを適切に装着する際の主たる障害は注入
器の先端をポンプのピストン機構を取り付けることであ
る。この設計上の制限が、空気や病原菌さえも注入器の
流体室に侵入する可能性を生じさせる不整合を生じさせ
たり、不正確な流量の原因に成ったりしていると文書に
記録されている。さらに、種々の弁機構と警報検出器と
の境界面がポンプ本体内で不適切に装着されたという報
告もある。
これらの装置の第2の主たる制限は経口栄養剤投与に
対する適切さを欠いていることである。一般にこれらの
装置及び使い捨てカートリッジは経口用製品に比して非
常に効果であり、その正しい操作には技術的に訓練され
た人員が必要である。さらに、いくつかのカートリッジ
の設計では、時間の経過に伴い流量及び各注入量に悪影
響を与えるようになる、弁の吸入口/非出口内残留栄養
剤の蓄積の可能性がある。
経口式及び非経口式栄養剤注入装置の現在の技術水準
のこのような制限の結果、移動治療及び自宅治療を含む
低い範囲で比較的に技術訓練を積まない医療関係者や患
者も安心して利用しうる、正確で安全、且つコスト的に
も有利な装置を備えた医療コミュニティを提供すること
がぜひとも必要である。以下に記載する本発明は該要求
を本質的に満たすものである。
(課題を解決するための手段) 従って本発明の目的は、ポンプ装置の正確さと安全性
を増大させ、装置の構成要素のコスト及び該要素の組み
立てコストを低減させ、患者により又は患者の身体に使
用される装置をセッティングするために必要とされる技
術の程度と時間とを低減させ、且つ該装置を移動状態で
も使用しうるようにすることである。
要約すれば、本発明は、従来の蠕動式のロータ/シリ
コン管を組合せたシリンゲ型注入ポンプ装置を、可圧縮
性膜と少なくとも1つの圧力作動式逆止弁とを含むカセ
ットと置換することである。この使い捨て殺菌カセット
は、可圧縮性膜を駆動する往復動ピストンに隣接する位
置においてポンプハウジング内に挿入される。ポンプ室
内にはセンサが配置され、該センサは、装置の故障又は
その他の警報を発すべき状態を使用者に警告するために
ポンプハウジング内の監視回路に接続される。好ましく
は、マイクロプロセッサが監視、所望の流量の設定、計
量、及び警報表示発信等を行うために使用される。
より詳細には、本発明は、計量式設計及び上流及び下
流の両側弁装置の使用により、多くの蠕動式装置に比較
して広い操作状態範囲にわたりより高い精度を提供す
る。医療環境における操作精度も、従来使用されていた
経口及び非経口用ポンプ装置に比べて、本発明における
構成が簡単であるため向上するはずである。
本発明はさらに、その密封材カセットと、栄養剤流体
の漏れ、そのオープンフロー、及び空気や病原菌の侵入
を防止する下流側チェック弁とにより向上した安全性を
提供する。安全性はさらに、オペレータの潜在的なエラ
ーの低減によりさらに向上するであろう。けだし、カセ
ットは単に簡単に所定位置にカチッと装着され、且つ点
滴室形成部分や弁機構を設けていないからである。さら
に、カセットをかけがね(latch)装置を介してポンプ
室に挿入したときに確実に掛止されなかった場合には、
可圧縮性膜部材がカセットを実質的にポンプ外部に押し
戻すとともに、ポンプが作動状態にされる場合は圧力セ
ンサ警報器が作動するようになっている。かけがね装置
は、弁を有さない蠕動式装置ではオープンフローを引き
起こしうる、使用中におけるカセットの偶発的な位置ず
れも防止する。
シリコン管の除去と本発明のカセットの固有な設計と
により装置の生産上の複雑さが低減される。カセットの
全ての構成操作は鋳造部材で構成され、該鋳造部材は、
容易に圧入嵌めされ、音波溶接又は接着剤により接合さ
れるものである。従って極めて精密な公差にカッティン
グすべきシリコン管を使用せず、且つ液漏れを防ぐため
の特殊な加工を要するプラスチック/ゴム接合も用いら
れていない。さらに、ポンプ作動機構は高価なリンケー
ジ装置や点滴室用の光通路用空間や外部の弁アクチュエ
ータ等を必要としない。
円形のポンプ室へのカセットの装着は特別な器用さや
訓練を必要としない簡単な操作で行える。矢形のキャッ
プはポンプハウジングに形成された同形の凹部に嵌合
し、かけがけ装置は自動的に作動する。点滴室や外部の
装置は不要である。
点滴室センサを新しい改良された圧力センサ及びカセ
ットの本体を横切る光センサで置換することにより本発
明は完全な移動状態で使用可能となり、即ち患者は歩行
可能となる。
本発明の上記特徴は、医療団体における、用途が多
く、使い易く、安全且つ正確な栄養流体注入装置に対す
る広く認識されたニーズを満たすものである。これらの
利点は以下に記載する詳細な説明及び添付図面によりさ
らに明らかとなろう。下記における好ましい実施例の詳
細な説明は特に経口用のポンプ装置に関するものであ
る。しかしながら、本発明は、ほとんど公知である空気
泡検出器又は排除器を加えることにより非経口用にも容
易に適用されうる。
(実施例) 第1図は本発明のポンプ装置の全体を示す。栄養剤
は、静脈注射用ポールにつるしてあるか患者の身体に付
帯させてある貯蔵器1からポンプ供給管2を介してカセ
ット3に流入する。カセット3は伸縮性のベローズを有
しているのが好ましいが、他の中空の可圧縮性構成要
素、例えばゴム製の密閉ケースや折りたたみ式膜部材に
内蔵されたばね等も使用可能であって且つ本発明の範囲
内にある。操作中は、カセット3はポンプ兼制御ハウジ
ング5内の点線で示された室4内に固定される。好まし
くは、室4はポンプハウジングに対して略30度の角度を
なしている。供給管2に空気の気泡がわずかでも侵入し
た場合には、それらの気泡は管内を上昇して除去される
であろう。ポンプ作用開始後、溶液はカセット3から流
出管6を介して患者の体内に流入する。
第2図はポンプハウジング5の前面制御パネルを示
す。該パネルは、好ましくはアラームインジケータ及び
液晶表示(L.C.D)又は発光ダイオード(L.E.D)等の標
準的な7セグメント表示からなる表示窓8を特徴として
いる。LCDとしてはハムリン(Hamlin)社のモデル47173
15431が適している。複数のボタン式スイッチ9、好ま
しくはメンブレンスイッチは表示窓8に示される数字を
調節する。新規なフリップハンドル式制御ダイヤル10が
図面に示す文字で表示されたモード間の切換用に設けら
れている。半球状の凹部11がポンプハウジングの表面に
形成され、二つの対向縁で回動可能に支持された円盤状
ハンドル12を該凹部11内に押圧により回動されるように
している。ハンドル12はポンプハウジング5に付着した
ダイヤルハウジング内に固定されている。該ダイヤルハ
ウジングはマルチポジションスイッチに接続され、該ス
イッチの6つの接点は第14図の左下隅に図示されてい
る。使用者はディスク12の各面に指を一本あてがい、水
平方向軸を中心に該ディスクを回動させることにより、
例えばハウジング5内に備えられたプリント回路基板
(PCB)上に配置された夫々のスイッチの接点を閉じる
ことができる。所望のセッティングに達したとき、ディ
スク12をハウジングの表面と同じ高さに回動して戻すこ
とができ、歩行する患者の衣服や管等に引っかかるよう
な突起物を残さない。
第3図はポンプハウジング5の縦断面図であり、カセ
ット収納室4及びその他の構成部品を示している。該カ
セットは、好ましくはばねにより荷重されたかけがね14
により室4内に取り外し可能に固定され、ハウジング5
の外側面に設けられた摺動式ハンドル16により取り外さ
れる。カセット3が挿入される室4の壁内に配された発
光体18はカセット3の一側内に光線を放射し、カセット
3の他側に設けられた光解読器19はカセット3内の室39
に流体が存在していないときこれを検出し警報音を発生
させる。前記部品18及び19としては、夫々TRWオプトロ
ン(TRW Optron)社の#OP240 SLA GaAlAsプラスチック
赤外線放射ダイオード及びTRW Optron #OP550 SLC NPN
シリコンフォトトランジスタ(両者とも880ナノメータ
の波長にて作動する)が適している。
マイクロプロセッサ20、好ましくはトムソン/モステ
ック(Thomson/Mostek)社のモデルETC 9444N−XYHはナ
ショナルセミコンダクタ(National Semiconductor)社
のモデルCOP444CNが第15図に示してある。該プロセッサ
はポンプハウジング内の全電気的要素に接続され、その
プログラムに従ってセンサの入力信号に応答して適当な
制御出力信号を発生させる。
特に、マイクロプロセッサ20はモータ22を回転させる
制御パルスを発生させ、モータ22はカムを回転させ以っ
てカムの従動部即ちピストン24を駆動してカセット3の
ベローズ部を圧縮する。モータ22はミクロモエレクトロ
ニクス(Micromo Electronics)社のモデル1624E003SP4
2+16/5,262:1 K297等の直流ギヤモータが好ましい。も
ちろん、偏心カム等の同等の部品も多少改造することに
よりピストン24のかわりに使用しうる。マイクロプロセ
ッサ20は表示窓8の7セグメント表示駆動機26を制御す
る。該駆動機26としてはナショナルセミコンダクタ社の
モデルCOP472N−3が好ましい。マイクロプロセッサ20
はさらに、スイッチ9、制御ダイヤル10、光検出器19、
バッテリーの出力レベル、及び圧力センサ28を監視す
る。圧力センサ28はヴァーニトロン(vernitron)社の
ピエゾエレクトリック(Piezoelectric)部門のモデルP
ZT−5 #6020等のピエゾエレクトリックディスクトラン
スジューサーが好ましい。該圧力センサ28はベローズ34
とピストン24間の圧力を検出する。
マイクロプロセッサ20は圧力の対時間変化の曲線形状
を調べて管内で閉塞や遮断が生じていないかどうかを検
出する。該装置は下記の状態を判別しうる:(1)カセ
ット収納室内が空か否か;(2)供給管内での上流側に
おける閉塞;及び(3)患者側の流出管6のねじれ等に
よる下流側での閉塞。上流側での閉塞の場合、トランス
ジューサー28からの圧力信号により描かれる典型的な鐘
状曲線はモータサイクル及びピストンの動きに対して時
間にして数ミリセカンドの遅れでシフトする。下流側で
の閉塞の場合、圧力曲線のピークは略1.2ボルトの通常
の電圧信号ピークよりも高くなる。電力は、好ましくは
4ボルトの変化幅を有するバッテリ29により供給され
る。前記マイクロプロセッサのメモリは128バイトのRAM
(ランダムアクセスメモリ)及び2キロバイトのROM
(リードオンリメモリ)を含んでいるので好ましく、さ
らに第7図〜第13図に示されるフローチャートの操作プ
ログラムを含んでいるのが好ましい。
第4図はカセット3の断面図である。該カセットは略
円筒状のベローズリテーナ30を含み、該リテーナ30は一
端においてボール形の凹部31を、他端において環状室32
を有し、該環状32には軸方向に波形になった全体に円筒
状のベローズ等の可圧縮性の構成要素34の単一の開口端
が嵌合されている。リテーナ30の管状保護被覆部35はベ
ローズ34よりやや大きい直径を有しベローズをその長さ
の一部に亘って覆っている。ベローズリテーナ30の前記
一端は、略円筒状の外観を有し且つ中央軸方向通路37及
び側部軸方向通路39を有するバルブリテーナ36と嵌合し
且つこれに固着されている。該嵌合部は環状溝とこれに
合致した環状リブの形態を成すようにしてもよい。プラ
スチック材料が重量を減少させるために使用されている
が、図示されるように他に半環状凹部を設けてもよい。
供給管2及び流出管6を受容する開口を形成されてい
るカセットキャップ38は、バルブリテーナ36の反ベロー
ズリテーナ30側端に固着されている。概キャップ38の外
周は第3A図で示されるような不規則な形状を有している
のが好ましく、これによりハウジング5に唯一の方位・
位置で嵌合することができ以ってカセット3の誤った装
着に防止しうる。これらの構成要素は好ましくはスチレ
ンアクリロニトリル(SAN)又はこれと同類の剛固な熱
可塑性物質からなり、周波数20,000ヘルツの音波による
溶接又は接着剤により互いに接合される。
ベローズ34はこのましくはエチルビニルアセテート
(EVA)からなり、射出成形により形成される。
ベローズリテーナ30とバルブリテーナ36との間には、
好ましくはシリコン主成分の材料で形成されたコンビネ
ーションバルブ40が介在している。該バルブ40は中央管
状部即ちステム41を有し、該ステム41はバルブリテーナ
36の軸方向通路37内に延入し且つ流体が患者からポンプ
の方へ逆流するのを防止するダックビル逆止弁42を有し
ている。該逆止弁42は流出管6内の背圧により閉じるも
ので、これによりパンプが作動しているかどうか又はポ
ンプ並びに供給貯蔵器、管系統が患者に対してどのよう
な方位・位置にあるかにかかわりなく、逆流を防止しう
る。ステム41からはかさ状弁44が延びており、該弁44の
外周縁45はベローズ34とは反対方向に供給管2側に向か
っている。弁42と弁44との間において、ステム41は外側
に延びる環状リブ43を有し、該リブ43はバルブリテーナ
36の反径方向内側に延びる環状リブと嵌合している。
作動:弁44は、約216g/cmの水圧下で“かさ状の外周縁"
45が中央部のステム41から離れる方向に撓んでボール形
凹部31内に深く沈むに伴い開弁して、流体(溶液)を管
2から、ベローズ34が固有の弾性によって膨張したとき
に該ベローズ34とボール形凹部31とにより画成される空
洞へ流入させる。ステム41のリブ43は弁40の軸方向への
摺動を防止する。しかる後、ベローズ34の圧縮は一定量
の流体、好ましくは1/3cm3の流体を、中央軸方向開口部
46、タデックビル弁42、及び通路37を介して管6に繰り
返し送り出す。この圧縮の繰り返される割合即ちパルス
率を変化させることにより所望の流量が得られる。
弁42及び44は自動的に作動するものであって、外部制
御装置、リンケージ、ソレノイド等を一切必要としな
い。それらの開閉タイミングは流体により正確に調整さ
れる。これにより実質的に、精度が向上し、構成が簡略
化し、信頼性が増し、さらに製造コストを低減しうる。
弁40はバルブリテーナ36に圧入嵌合される。該弁40の適
切なデザインを研究中に、オハイオ州イエロースプリン
グスのヴァーニーラボラトリーズ(Vernay Laboratorie
s)社のカタログに記載されたモデルVA3836として示さ
れたプロトタイプのコンビネーションバルブが所要の機
能を提供することが認められた。該弁の基本的な設計は
米国特許3,159,176に開示されている。該弁の“クラッ
キング圧”の調整を含めた研究及び開発の結果、この種
のバルブの設計が要件を満たすことが認識された。該さ
か状弁44の形状及び予荷重が重要な特徴である。好まし
くは、前述したように、弁44はおそよ216g/cm以上の水
圧下で開弁するように設計されている。
ベローズ34は同時に計量室としての役割をも有し、下
記の4つの機能を果たす。
(1) 吸入弁44を開く; (2) 計量された分量の流体を吸い込む; (3) 戻り力を与える;及び (4) 末端部即ち吐出弁42を開き流体を送り出す。
ベローズ34は従来のポンプ注入器構成要素と異なり往
復動要素にそれを付着する何らの取付装置を必要としな
い自動戻し手段であるので、患者や看護人によるセッテ
ィングも間違いなく行われうる。ベローズ34はベローズ
リテーナ30に圧入嵌合されるが、好ましくは耐水性のロ
クタイトピラミッド(Loctite Pyramid)社のモデル460
シアノアクリレート等のシアノアクリル樹脂の接着剤に
よりさらに固着するようにしてもよい。
第5図はカセット3の端面図であり、好ましくは、供
給管2がカセットキャップ38の中心からずれた側部開口
部に接続し、流出管6が中央部に嵌合する構成を示して
いる。該キャップ38の外周は第5図に示すような不規則
な多角形即ち“矢”形を成す不規則な形態を有するのが
好ましく、これにより唯一の方位・位置でハウジング5
内に嵌入できるため技術的に未熟な患者や看護人でもカ
セット3を誤らずに装着することができる。カセットは
正しく挿入されない場合、ハウジングに確実に係止され
ず、且つ圧力センサが所定のモータ回転数以内での警報
を発生させるようになっている。
第6図は光学系統の断面図である。構成要素36の二つ
のくさび形半径方向部分は切り欠かれて凹部を形成して
いる。発光体18は、これら二つの部分の一方を介して、
該二つの部分の他方に隣接する検出器19の方向に光線を
直射する。流体が光線の通路内にあると、光は分散し検
出信号の閾値以下にまで減衰する。他方、供給管2、従
って室39が空になると、光は分散せず、検出器19が起動
されて警報表示が行われる。好ましくは、“空”信号が
LCD表示窓8に点灯され、ビーパーが鳴る。
第7図はマイクロプロセッサ20及びその関連構成要素
の好ましい作動プログラムの全体構成を示すフローチャ
ートである。機能走査ステップは第2図の回転スイッチ
がどの位置にあるかを検出する。機能選択ジャンプテー
ブルは制御ダイヤルで選択された5つの機能の1つに対
応するサブルーチンに制御を移行させる。
第8図は、流体が5〜300ml/時の好ましい作動範囲内
においてどの程度の速度で送出されるかを決定する、
“セット流量(SET RATE)”のサブルーチンを示してい
る。
第9図は、選択された流量でポンプ作動を実際に開始
するための、“実行(RUN)”サブルーチンの第1の部
分を示している。
第10図は、警報表示を発生すべきか否かを決定する各
種センンサを監視するための、“実行(RUN)”サブル
ーチンの第2の部分を示している。
第11図は、患者に供給した流体の量に関するデータを
保存する一方、次にセットすべき機能又は流量を決定す
るための“保持(HOLD)”サブルーチンを示している。
第12図は“供給量(VOLUME FED)”サブルーチンを示
している。該サブルーチンは、“保持(HOLD)”、“セ
ット流量(SET RATE)”及び“供給量クリア(CLEAR VO
LUME)”サブルーチンと同様に、ポンプが5分間操作さ
れないとき可聴警報を発生させるものである点に注目さ
れたい。これにより患者の不注意を防止し、バッテリの
電力を節約する。
第13図は供給した流体の量に関するデータを消去する
“供給量クリア(CLEAR VOLUME)”サブルーチンを示し
ている。
第14図はポンプ回路の回路図のシート1である。まず
第14図の左下隅にはモータ22の回転軸と共に回転する図
示しない磁石の通過を検出するリードスイッチが図示さ
れている。該スイッチは第15図に示すマルチプレクサの
端子1Bに供給されるサイクル(CYCLE)信号を発生し、
この信号によってモータが各一回転を行った時点をマイ
クロプロセッサ20に知らせる。
該リードスイッチの真上には、回転スイッチ11−12の
接点が図示されている。コンデンサC18及びその関連抵
抗は前記スイッチの接点のバウンドを防止する(de−bo
unce)。
該回転スイッチ接点の上方には、ダイオードD1を含む
充電回路が図示されている。該回路は回路内の他の部分
に供給するバッテリー電圧(Vbat)を供給する。抵抗R2
を介してマイクロプロセッサ20の端子L6(第15図)には
バッテリーからよりも図示しないポールクランプアセン
ブリ即ちバックパックの充電器から電圧が供給されると
きを示す信号が流れる。
ダイオードD1の下流において、トランジスタQ1を含む
回路は、該回路以外のすべての比較器や演算増幅器に供
給される電圧V′を供給する。該電圧は約3.65ボルトと
約4.5ボルトにわたる範囲内にある。
さらに下流の、第14図中で中央下部には、第1の比較
器U1とスイッチの働きをするトランジスタQ2及びQ3を含
む。バッテリ低電圧(LOW BATTERY)時作動停止回路は
電圧V′が3.65ボルト以下になったとき回路の作動を停
止する。安全性のため、回路はポンプのスイッチを切ら
ない限り再作動しないようになっている。
さらに第14図の下方右側には、トランジスタQ3を含む
回路が、マイクロプロセッサ20、マルチプレクサ、後述
する第14図の閉塞検出回路、及び第15図に図示されるプ
ルアップ抵抗に供給電圧V+を供給する。
第14図の中央右側においては、抵抗R10がバッテリー
低電圧時作動停止回路を、トランジスタQ6、第2の比較
器U1、及びパワートランジスタQ4を含むモータ電圧調整
回路に接続する。ヒューズF1が出力側で安全のために設
けられている。該回路の出力は好ましくは約2.55ボルト
のモータ供給電圧Vmである。第2比較器U1の正入力端子
に印加される信号は、“暴走(RUNAWAY)”状態が検出
されたとき、即ちマイクロプロセッサがモータサイクル
の終了時期を認知できないとき、回路の作動を停止す
る。
第14図中央において、第3の比較器U1を含むバッテリ
ー低電圧時警報回路はバッテリ電圧が約3.95ボルト以下
になったときを検出し、マイクロプロセッサの端子L7
(第15図)に“早期警報”信号を送る。これにより該プ
ロセッサは実際に作動停止が行われる前に警報器を作動
させる。
下流側閉塞警報(“OCCL") 第14図の左側中央において、演算増幅器U4及び第4の
比較器U2を含む下流側閉塞検出回路は、圧力変換器28の
出力信号のピークが1.2ボルトの基準電圧を越えたか否
かを判別する。越えた場合には、ピストン24がベローズ
34を圧縮する際に通常以上の抵抗を受けることを示す。
圧電磁器変換器28は駆動装置カム従動部即ちピストン24
の端部に装着されている。正常なポンプ作動中、ピスト
ンはカセットのベローズ34に常時当接しており、これに
より圧電磁器変換器28のプレート間に電位差を生じさせ
ている。この変換器の信号はベローズを圧縮するのに必
要な力の変化に応じてその振幅が変化する。該変換器信
号は高インピーダンス分圧回路及びロー・パス・フィル
ターを介して直接供給される。これにより、信号レベル
は使用可能な作動範囲に減少され且つ人工的動きによっ
て生じる不必要なノイズを除去しうる。変換器信号は、
増幅器U4好ましくはモデルTLC271に供給される。該増幅
器の利得はポテンショメータP2により調整される。次い
で、該信号は1.2ボルトの固定の基準電圧と比較され
る。正常な作動状態では、変換器信号は1.2ボルトの基
準電圧よりも小さいため、第4の比較器U2の出力を“高
(HIGH)”レベルに保持させる。下流側閉塞が存在する
と、ベローズ34を圧縮するのに要する力は増大する。こ
のため、変換器出力信号も増大する。変換器レベルが1.
2ボルト基準電圧よりも大きいとき、比較器U2の出力は
“低(LOW)”レベルとなる。このとき閉塞信号が、マ
ルチプレクサの端子2B(第15図)に供給されマイクロプ
ロセッサ20に伝送される。マイクロプロセッサ20は閉塞
が解除されずに最小の2モータサイクル及び/又は45秒
が経過したとき応答するようにプログラムされているの
が好ましい。
上流側閉塞警報(“OCCL") 第14図では前述の下流側閉塞検出回路の上方に、第5
の比較器U2を含む、上流側閉塞兼“カセット不在”検出
回路が図示されている。該回路は変換器出力の鐘状曲線
が存在するかどうか又は該曲線がモータサイクルに対し
て通常よりも遅れているかどうかを計測する。これに該
当するとき警報信号がマルチプレクサの端子3B(第15
図)に供給されマイクロプロセッサ20へ伝送される。圧
電磁器変換器は上流側閉塞の有無を検出するために使用
される。正常なポンプ作動中には、ピストン24はベロー
ズ34と常時当接している。例えば管のつまりやねじれ、
流体の凝固等により上流側閉塞が生じた場合には、ベロ
ーズは自然な状態へ戻ることができず、ピストンと接触
することができなくなる。ポンプ装置が次の作動サイク
ルを開始する時点で、モータがオンにされる時期とピス
トン24がすでに圧縮しているベローズ34と当接する時期
との間にわずかな遅れが生ずる。この時間的な遅れが比
較器U2、さらにマイクロプロセッサ20によって監視され
る。
カセット不在警報(“EMPTY") 正常なポンプ作動中、さらに上流側又は下流側閉塞が
生じている場合であっても、ピストン24はある時点でベ
ローズ34と接触し、変換器28から出力信号を発する。し
かしカセットがカセット収納室に正しく掛止(latch)
されていないときは、変換器出力信号は0ボルトに留ま
る。従って、比較器U2の出力は全ポンプ作動サイクルに
わたって“高(HIGH)”レベルを保持しつづけ、このた
めマイクロプロセッサは2ポンプ作動サイクル以内に可
視及び可聴の“EMPTY"警報を発生させる。
第14図の左上におけるトランジスタQ12,Q13及びQ5を
含む回路は、上述したリードスイッチにより示されるよ
うに、各サイクル終了時にモータの端子間を短絡させ、
以ってモータの巻き線内に逆起電力(EMF)を生じさせ
てモータを制動(BRAKE)するものである。
流体空状態警報(“EMPRY") 第14図の右上におけるトランジスタQ10を含む回路は
発光体18をオンしてカセット内の流体の有無を検出す
る。電力節約のため、発光体18はモータの制動中にのみ
作動するようにされている。好ましくは、GaAlAsプラス
チック赤外線発光ダイオードとNPNフォトトランジスタ1
9とを光線貫通形態(第6図)に配して、使い捨てカセ
ットの吸入室内流体の欠如を検出する。ポテンショメー
タP1はフォトトランジスタ19のコレクタ電流を制御す
る。これは発光体/検出器対18,19のバラツキを考慮し
たものである。第6の比較器U2はポテンショメータのエ
ミッタ抵抗の両端間の電圧降下を固定の1.2ボルトの基
準電圧と比較する。該比較器の出力はマイクロプロセッ
サ20により監視される。カセットの吸入室に液体がある
場合には、比較器U2の出力は“高(HIGH)”となり、通
常の作動状態である。カセット内に液体がなくなったと
きは、出力信号は“低(LOW)”となり警報を発生させ
る。
トランジスタQ11及び第7の比較器U2を含む別の回路
はマイクロプロセッサ20からの“VOLUME",“RUNAWAY"又
は“BEEP"信号により指令されてビーパーの作動及び音
の強さを制御する(第15図)。
第15図はポンプ回路の回路図のシート2である。前述
したように、マイクロプロセッサ20は約2キロバイト×
8ビットの内部ROM及び少なくとも128バイト×4ビット
の内部RAMを有するマスクされたトムソン/モステック
(Thomson/Mostek)社のモデルが好ましい。時間依存カ
ウンタモードは内部の16分割カウンタ及び外部の2メガ
ヘルツクリスタルを使用して8マイクロ秒の命令サイク
ル用のクロック信号を発生させる。
マルチプレクサ、好ましくはCMOS(相補型金属酸化物
セミコンダクタ)の1種のナショナルセミコンダクタ社
のモデル74HC257 2データセレクタがマイクロプロセッ
サに入力を多重送信するために使用される。
抵抗R16、ダイオードD9、及びコンデンサC12からなる
再スタート回路はマイクロプロセッサのリセット端子に
接続される。
マイクロプロセッサの出力端子G2は、ポンプが交流電
流が作動しているとき又は前面パネル(第2図)の電球
のロゴスイッチが押されたときLCD表示を照射するバッ
クライトを点灯させる。第15図の残りの部分は当業者に
は自明であろう。
第16図は液晶表示(LCD)とその制御チップの端子の
レイアウト及びそれらの相互接続を示している。
第17図は、交流電力にてポンプを作動させる際及びポ
ンプ内部の充電式バッテリに充電する際に用いられる電
源の概略ダイヤグラムである。このような電源は、好ま
しくはポンプハウジングが側方からその内部にスライド
しうるようなバックパックに収納される。このバックパ
ック(図示せず)は電力伝送の目的でポンプハウジング
の左側面に嵌入する一組の接点を含んでいる。該電源
は、一時側の1アンペアのスロー・ブロー(緩やかに切
れる)ヒューズ、変圧器、一対のダイオードD301及びD3
02、抵抗/コンデンサ(RC)回路網、電圧調整器、2ア
ンペアの出力ヒューズ、及びポンプを作動させたりその
バッテリを充電させるための約5.15ボルトの直流電流を
供給する一対の端子を含む。
該バックパックは好ましくは、バックパックの側面の
つまみをまわしねじ操作の締金を操作することにより標
準的な点滴用ポールを締着しうる垂直溝が後部に形成さ
れている。電力供給回路はそれ自体その出力側からバッ
クパックに接続する交流電流コードを介して電力を供給
される。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明に依れば、ポンプ装置の
正確さと安全性を増大させ、装置の構成部品のコスト及
び該部品の組み立てコストを低減させ、患者により又は
患者の身体に使用される装置をセッティングするために
必要とされる技術の程度と時間とを低減させ、且つ該装
置を移動状態でも使用しうる効果を有する。
より具体的には、可圧縮性膜と少なくとも1つの圧力
作動式逆止弁とを含む使い捨て殺菌カセットを、可圧縮
性膜を駆動する往復動ピストンに隣接する位置において
ポンプハウジング内に挿入すると共に、ポンプ室内には
装置の故障又はその他の警報を発すべき状態を警告する
ためにポンプハウジング内の監視回路に接続されるセン
サを配置した構成により、多くの蠕動式装置に比較して
広い操作状態範囲にわたりより高い精度を有しうると共
に、医療環境における操作精度も、従来使用されていた
経口及び非経口用ポンプ装置に比べて、本発明における
前記構成が簡単であるため向上しうる。
本発明はさらに、その密封カセットと、栄養剤流体の
漏れ、そのオープンフロー、及び空気や病原菌の侵入を
防止する下流側チェック弁とにより向上した安全性を提
供する。さらに、カセットは単に簡単に所定位置に装着
され、且つ点滴室形成部分や弁機構を設けていないた
め、オペレータの潜在的なエラーの低減により、安全性
をさらに向上しうる。さらに、カセットをかけがね(la
tch)装置を介してポンプ室に挿入したときに確実に掛
止されなかった場合には、可圧縮膜部材がカセットを実
質的にポンプ外部に押し戻すとともに、ポンプが作動状
態にされる場合は圧力センサ警報器が作動するようにな
っている。かけがね装置は、弁を有さない蠕動式装置で
はオープンフローを引き起こしうる、使用中におけるカ
セットの偶発的な位置ずれも防止する。
シリコン管の除去と本発明のカセットの固有な設計と
により液漏れを防ぐための特殊な加工を要するプラスチ
ック/ゴム接合も用いる必要がなく、さらに、ポンプ作
動機構は高価なリンケージ装置や点滴室用の光通路用空
間や外部の弁アクチュエータ等を必要としないので、装
置の生産上の複雑さが低減される。
又、矢形のキャップはポンプハウジングに形成された
同形の凹部に容易に嵌合し、かけがけ装置は自動的に作
動するようにしたので、ポンプ室へのカセットの装着は
特別な器用さや訓練を必要としない簡単な操作で行え
る。
さらに、点滴室センサを新しい改良された圧力センサ
及びカセットの本体を横切る光センサで置換したため、
完全な移動状態で使用可能となり、患者は歩行可能とな
る。
本発明の上記構成及び効果は、医療団体における、用
途が多く、使い易く、安全且つ正確な栄養流体注入装置
に対する広く認識されたニーズを満たすものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は栄養剤貯蔵器、該貯蔵器から延長する管、ベロ
ーズカセット、該カセットが挿入されるポンプ作動及び
制御ハウジング、及び該カセットから患者に向かう管を
示す本発明に係るポンプ装置の概略図、第2図は新規な
フリップハンドル制御セッティング手段を含むポンプ作
動及び制御ハウジングの正面図、第3図はポンプハウジ
ング及びその内部のカセット収納室の垂直断面図、第3A
図はポンプハウジング及び該ハウジングに組合せられる
不規則な形を有するカセットキャップの概略側面図で、
さらに光検出装置の構成要素の配置を示す図、第4図は
ベローズカセットの縦断面図、第5図は吸入管及び送出
管を示すベローズカセットの端面図、第6図は本発明の
光線による空状態検出装置を示す、第4図のVI−VI線に
沿う断面図、第7図〜第13図は本装置の作動シーケンス
即ちプログラムを示すフローチャート、第14図〜第16図
はポンプ作動回路の概略図、第17図はポンプを収納し且
つ自身をポールに締着させる手段を有する別個の充電器
即ちバックパック(図示せず)内に配し得る電力供給回
路を示す回路図、第18図はハウジングに対するモータ及
びピストンの配置を示す概略断面図である。 1……溶液貯蔵器、2……供給管、3……カセット、5
……ポンプハウジング、6……送出管、10……制御ダイ
ヤル、18……発光体、19……光検出器、20……マイクロ
プロセッサ、24……ピストン、29……バッテリ、34……
ベローズ、38……カセットキャップ、42……逆止弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク アール ホナード アメリカ合衆国 オハイオ 44060 モ ンター ホジソン ロード 7221 (72)発明者 ローレンス エム シアーズ アメリカ合衆国 オハイオ 44122 シ ェイカー ハイツ グレンカイルン 3263 (72)発明者 イン シェン アメリカ合衆国 オハイオ 44124 リ ンドハースト エドサル ドライブ 4996

Claims (37)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給管(2)、送出管(6)及び該カセッ
    トに断続的に圧力を加える手段(22,24)を有するポン
    プ装置において使用される容易に殺菌可能なカセット
    (3)であって、前記供給管(2)と連通し液圧により
    自動的に作動する吸入弁(44)と、前記送出管(6)と
    連通しそこからの逆流を防止して液圧により自動的に作
    動する吐出逆止弁(42)と、内部が該吸入弁及び該吐出
    逆止弁と連通し、中空の弾性を有する可圧縮性部材(3
    4)と、前記供給管及び前記送出管、前記吸入弁及び前
    記吐出逆止弁並びに前記可圧縮性部材を一緒に作動する
    関係のもとに固着せしめる支持構造体(30,36,38)とを
    具備し、前記可圧縮性部材(34)は、前記断続的に圧力
    を加える手段(22,24)からの圧力に応じて前記吐出逆
    止弁(42)を開弁して流体を通過せしめて吐出し、前記
    断続的に圧力を加える手段(22,24)からの圧力がない
    時は弾性により拡張し、それにより前記液圧により自動
    的に作動する吸入弁(44)を開弁して前記供給管(2)
    から流体を吸い込むようにしたことを特徴とするカセッ
    ト。
  2. 【請求項2】前記吸入弁(44)及び前記吐出逆止弁(4
    2)が単一の要素(40)から成る請求項1記載のカセッ
    ト。
  3. 【請求項3】前記可圧縮性部材(34)がその内部に各圧
    縮時に吐出される特定の容積を画成して成る請求項1又
    は2記載のカセット。
  4. 【請求項4】前記単一の要素(40)が略かさ状の表面及
    び略円筒状の軸方向のステム(41)を有し、前記吐出逆
    止弁(42)が該ステムに配され、該かさ状の表面の外側
    縁(45)が前記吸入弁(44)を形成する請求項2又は3
    記載のカセット。
  5. 【請求項5】前記可圧縮性部材がベローズ(34)である
    請求項1乃至4のいずれか1項記載のカセット。
  6. 【請求項6】前記支持構造体が互いに一体に固着された
    ベローズリテーナ(30)及び弁リテーナ(36)を具備す
    る請求項1乃至5のいずれか1項記載のカセット。
  7. 【請求項7】前記ベローズリテーナ(30)及び弁リテー
    ナ(36)が音波溶接(sonic welding)により互いに一
    体に固着されて成る請求項6記載のカセット。
  8. 【請求項8】前記支持構造体(30,36,38)が、剛固な熱
    可塑性材料から成る請求項1乃至7のいずれか1項記載
    のカセット。
  9. 【請求項9】前記吐出逆止弁(42)がダックビル弁から
    成る請求項1乃至8のいずれか1項記載のカセット。
  10. 【請求項10】前記吸入弁(44)がボール状の室(31)
    内のかさ状の可撓性要素(44,45)から成る請求項1乃
    至9のいずれか1項記載のカセット。
  11. 【請求項11】前記ベローズ(34)が略円筒状であり、
    その開放端部に周辺のリムが形成されていて、前記ベロ
    ーズリテーナ(30)には該周辺のリムを収納する環状の
    室(32)が形成されて成る請求項5乃至10のいずれか1
    項記載のカセット。
  12. 【請求項12】前記支持構造体はさらに前記供給管
    (2)及び前記送出管(6)と嵌合する円筒状の開口が
    形成されたキャップ(38)を具備する請求項1乃至11の
    いずれか1項記載のカセット。
  13. 【請求項13】唯一の正しい方位・位置においてのみポ
    ンプハウジング(5)に嵌入される不規則な形状を有す
    る手段(38)を具備する請求項1乃至12のいずれか1項
    記載のカセット。
  14. 【請求項14】前記不規則な形状を有する手段(38)に
    把持手段が形成されて成る請求項13記載のカセット。
  15. 【請求項15】前記カセット内に形成され、前記供給管
    (2)に流体が入っているか否かにより可変の透過性を
    有し、それにより流体供給の枯渇を外部から検知する
    (18,19)ことを可能ならしめる光学的な通路をさらに
    具備する(第6図)請求項1乃至14のいずれか1項記載
    のカセット。
  16. 【請求項16】前記弁リテーナ(36)に前記カセットを
    ポンプハウジング内に掛止する(latching)保持リップ
    が形成されて成る請求項1乃至15のいずれか1項記載の
    カセット。
  17. 【請求項17】前記可圧縮性部材(34)は、前記断続的
    に圧力を加える手段(22,24)とは独立に、前記吸入弁
    (44)を作動せしめるのに充分な流体圧力で、弾性によ
    り元の形状に戻るものである請求項1乃至16のいずれか
    1項記載のカセット。
  18. 【請求項18】カセット収納室(4)を形成されたポン
    プハウジング(5)と、 前記室(4)内に摺動して挿入し得る請求項1乃至17の
    いずれか1項によるカセット(3)と、 前記室(4)内に前記カセットを取りはずし可能に支持
    する手段(14)と、 前記カセット(3)に対し往復動のための力を加え、も
    って前記カセット(3)の可圧縮性部材(34)が前記手
    段(22,24)により加えられた押圧力により圧縮し且つ
    該圧縮後に弾性的に拡張するようにする手段(22,24)
    と、 前記可圧縮性部材(34)との流体通路接続を有する供給
    管(2)及び送出管(6)と、 前記可圧縮性部材(34)が拡張している間前記供給管
    (2)を開き、前記可圧縮性部材(34)が圧縮している
    間前記供給管(2)を閉じると共に前記送出管(6)を
    開くように作動する弁手段と から成る流体媒体のためのポンプ装置。
  19. 【請求項19】前記カセットは環状の弁リテーナ(36)
    を含み、前記弁手段(40)は、 前記弁リテーナ(36)内において前記供給管(2)と前
    記可圧縮性部材(34)との管に配され、前記可圧縮性部
    材が拡張している間、前記供給管と前記可圧縮性部材間
    を流体が流れるように作動する吸入弁(44)と、 前記弁リテーナ(36)内において前記可圧縮性部材(3
    4)と前記送出管(6)との間に配され、前記可圧縮性
    部材が圧縮されている間、前記可圧縮性部材と送出管と
    の間を流体が流れるようにすると同時に、前記送出管
    (6)から前記可圧縮性部材(34)及び前記供給管
    (2)へ流体が逆戻りしないように作動する逆止弁(4
    2)とから成る請求項18記載のポンプ装置。
  20. 【請求項20】前記吸入弁(44)は、可撓性のリム(4
    5)を形成され、前記供給管(2)に隣接する前記弁リ
    テーナ(36)内に配され、且つ前記送出管(6)と連通
    する軸方向中央開口部を形成されているかさ状要素から
    なる請求項19記載のポンプ装置。
  21. 【請求項21】さらに、前記カセット内の流体の存在と
    その圧力を検出するセンサ(18,28)と、 前記ポンプハウジング上に設けられた表示手段(8)及
    びスイッチ手段(9,10)と、 前記カセットを介して送出される流体の体積を計量し、
    前記センサ(18,28)からの出力を監視し、前記スイッ
    チ手段(9,10)を介して投入されたセッティングに応じ
    て前記往復動手段を制御し、出力データを前記表示手段
    (8)に供給する監視兼制御回路(20)とを具備する請
    求項18乃至20のいずれか1項記載のポンプ装置。
  22. 【請求項22】前記監視兼制御回路は前記ポンプ装置内
    の圧力を計測することにより前記送出管(6)内の閉塞
    を検出する手段を含む請求項21記載のポンプ装置。
  23. 【請求項23】前記検出手段は前記力手段(22,24)と
    前記可圧縮性部材(34)との間に配され、圧力信号を発
    生する圧力センサ(28)と、前記圧力信号のピーク電圧
    値を基準電圧値と比較する回路とからなる請求項22記載
    のポンプ装置。
  24. 【請求項24】前記監視兼制御回路は、前記力手段(2
    2,24)のサイクルと前記圧力センサ(28)からの出力信
    号の立上りとの間の時間間隔を計測することにより前記
    供給管(2)内の閉塞を検出する手段を含む請求項21記
    載のポンプ装置。
  25. 【請求項25】前記検出手段は前記力手段のサイクルの
    開始を指示する手段(D2)と、該指示手段(D2)の出力
    と前記圧力センサ(28)からの出力信号の立上り時期と
    を比較する回路とからなる請求項24記載のポンプ装置。
  26. 【請求項26】前記監視兼制御回路は前記カセット内流
    体の不在状態を検出する手段を含む請求項21乃至25のい
    ずれか1項記載のポンプ装置。
  27. 【請求項27】前記検出手段は前記ハウジング(5)内
    において前記カセット(3)の一側に隣接して配された
    発光体(18)と、前記ハウジング内において前記カセッ
    ト(3)の他側に隣接して配された光検出器(19)と、
    該光検出器(19)の出力信号の電圧を基準電圧と比較す
    る回路とからなる請求項26記載のポンプ装置。
  28. 【請求項28】前記監視兼制御回路は前記室(4)内に
    おけるカセット(3)の存在を検出する手段を含む請求
    項21乃至27のいずれか1項記載のポンプ装置。
  29. 【請求項29】前記検出手段は前記力手段(22,24)の
    サイクルの開始を指示する手段(D2)と、前記力手段
    (22,24)上の回転感知スイッチと、前記指示手段(D
    2)及び回転感知スイッチの出力信号と前記圧力センサ
    (28)からの出力信号とを比較する回路とからなる請求
    項25乃至28のいずれか1項記載のポンプ装置。
  30. 【請求項30】前記監視兼制御回路は前記押圧手段の回
    転感知スイッチと各回転後に前記力手段を制動する手段
    (Q5)とを含む請求項21乃至29のいずれか1項記載のポ
    ンプ装置。
  31. 【請求項31】請求項18乃至30のいずれか1項によるポ
    ンプ装置であって、更に、 前記カセット(3)を圧縮する、もしくは該カセット
    (3)に対し往復動のための力を加える手段(22,24)
    と、 データ入力手段(9,10)と、 表示手段(8)と、 センサ手段(19,28)と、 記憶されたプログラムを含む固定メモリと、可変メモリ
    とを含む計算手段(20)、 とを有するポンプ装置の操作方法において、 前記可変メモリを所定値に初期化し、 前記データ入力手段(9,10)を走査してその作動を検出
    し、 前記データ入力手段(9,10)から受けた、機能選択及び
    作動パラメータを表わすデータに従って前記記憶プログ
    ラムの機能サブルーチンを選択及び実行し、それにより
    前記ポンプ装置の前記作動パラメータを変化させ、 上記走査ステップを繰り返す ステップから成ることを特徴とするポンプ装置の走査方
    法。
  32. 【請求項32】前記サブルーチンの1つは、 所望のポンプ送出流量を表わすデータを前記データ入力
    手段(9)から読み出し前記可変メモリに書き込み、 前記表示手段に前記ポンプ送出流量データを表示し、 前記データ入力手段(9,10)を走査して新たな機能選択
    を指示するそのいずれかを作動させ、 機能“実行(RUN)”が選択されたとき、前記所望のポ
    ンプ送出流量にて流体を送出する ステップからなる請求項31記載の操作方法。
  33. 【請求項33】前記サブルーチンの1つは、 前記ポンプ送出流量から前記可圧縮性手段(22,24)の
    連続するサイクル間の間隔を計算し、 前記間隔と等しい時間間隔にて前記可圧縮性手段を作動
    させる ステップからなる請求項32記載の操作方法。
  34. 【請求項34】前記サブルーチンの1つは、 前記センサがいくつかの所定の異常状態のうちのいずれ
    かを示しているか否かテストし、示している場合には少
    なくとも1つの警報指令を発信し、 前記可圧縮性手段(22,24)の予め選択された数のサイ
    クルが終了したか否かをテストし、終了した場合には前
    記圧縮手段を停止すると共に前記表示(8)上に表示を
    発生させる ステップからなる請求項31記載の操作方法。
  35. 【請求項35】前記異常状態は、 a) 前記供給管(2)内における閉塞、 b) 前記送出管(6)内における閉塞、 c) 前記ポンプ装置内のカセットの不在、 d) 前記カセット内の流体の不在、 のうちの少なくとも1つを含む請求項34記載の操作方
    法。
  36. 【請求項36】前記サブルーチンの1つは、 機能選択“保持(HOLD)”が前記データ入力手段(10)
    上に作動されたか否かをテストし、作動された場合に
    は、前記表示(8)上に流量表示を発生させ、 現在作動している警報指示のいずれをも停止させる ステップからなる請求項31記載の操作方法。
  37. 【請求項37】前記サブルーチンの1つは、 所定の秒数をカウントし、 前記データ入力手段から受けたデータをテストして新た
    な機能選択が作動されたか否かを判別し、作動されてい
    ない場合には、少なくとも1つの警報指示を発生させる ステップからなる請求項31記載の操作方法。
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