JP2654533B2 - データベース日本語表記候補生成方式 - Google Patents

データベース日本語表記候補生成方式

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JP2654533B2
JP2654533B2 JP5199403A JP19940393A JP2654533B2 JP 2654533 B2 JP2654533 B2 JP 2654533B2 JP 5199403 A JP5199403 A JP 5199403A JP 19940393 A JP19940393 A JP 19940393A JP 2654533 B2 JP2654533 B2 JP 2654533B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データベース日本語表
記候補生成方式に関し、特に、データベースなどの情報
検索手段に対する自然言語インタフェースに係わり、デ
ータベースに対する操作の日本語入力をデータベースの
操作コマンド系列に変換する際に必要となるデータベー
ス日本語表記候補生成方式に関する。
【0002】
【従来の技術】データベース技術やAI(人工知能)技
術の発展によって、専門のオペレータだけではなくて計
算機に馴染みの薄いユーザでも簡単に使えるインタフェ
ースの要望が高まって来ている。従来のデータベース日
本語表記候補生成方式で、この要望に答えるインタフェ
ースの一つに、計算機に対して自然言語により問い合わ
せを行うインタフェースが開発されている。このような
自然言語インタフェースは、自然言語処理を行う意味解
析部を備え、入力される自然言語の入力文の意味を理解
して、それぞれのアプリケーションに対してアプリケー
ション固有の操作手段に従った入力列を作成してアプリ
ケーションを実行している。
【0003】上記の意味解析部が入力文中に含まれてい
る単語の意味を理解するためには、辞書との照合を行っ
て意味解析を行う必要がある。しかし、各種の入力文の
中に含まれる全ての単語を網羅して、予め辞書内に登録
しておくことは不可能であるので、一部に照合できない
未登録語が生じて、結果としては、システムが入力文を
理解できない結果となる場合が多かった。
【0004】このため、自然言語の語彙と、その対象と
なるアプリケーション上の内部表現との関係を記述した
対象領域知識を獲得するために、表形式の入力形式やノ
ードとリンクとの接続により自然言語上の概念素と対象
アプリケーション上の概念素とのマッピングを獲得する
方式などが提案されて来ているが、いづれも知識表現に
関する知識を必要とする場合が多かった。そのため、辞
書表現に対する知識や知識表現に対する知識を持たなく
ても、対象領域辞書や対象領域知識を構築することので
きる手段が提案されている。
【0005】例えば、特願平5−009573号公報記
載の「知識獲得方式」がある。この知識獲得方式では、
対象データベースのスキーマ情報と日本語表記の文法的
構造から文法情報や意味分類情報の推定を行い、推定し
切れなかった文法や意味分類情報は、例文を選択するよ
うな簡単な問い合わせを行って獲得することにより、対
象領域辞書と対象領域意味ネットワークとを半自動的に
獲得することが可能である。この知識獲得方式において
も、対象アプリケーションの内部表現と日本語表記との
対応は、インタフェースを構築する人間が入力する必要
があり、インタフェースを使用する際の大きな負荷とな
っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
ベース日本語表記候補生成方式では、このような日本語
インタフェースを構築する際には、日本語の入力文を解
析するための辞書項目を辞書表現に基づいて記述して、
解析された構造からアプリケーション言語へ変換するた
めの対象領域知識を、システムに依存した知識表現の形
で記述する必要があった。近年、この辞書表現に対する
知識や意味ネットワーク知識の知識表現に対する知識が
なくても、対象領域に詳しい専門家が、直接入力するこ
とのできるようなツールも提案されてきているけれど
も、このような知識獲得方式においては、アプリケーシ
ョンの内部表現に対応する日本語記述を全て人が入力す
る必要があるという欠点がある。
【0007】本発明の目的は、自然言語を入力して処理
する自然言語処理システムで、言語表現および対象デー
タベース上の内部表現の対応づけを行う対象領域知識と
その言語表現を解析するための文法情報を持つ対象領域
辞書とを作成するツールに、内部表現に対応する日本語
表記として、英日辞書,ローマ字仮名漢字変換辞書,略
号辞書,区切り記号辞書を用い、内部表現が表している
日本語を自動的に生成することによって、対象領域辞書
や対象領域知識を構築するユーザの負荷を軽くできるデ
ータベース日本語表記候補生成方式を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明のデータベー
ス日本語表記候補生成方式は、(A)対象データベース
の中からスキーマ情報を抽出して獲得するデータベース
スキーマ獲得部と、(B)前記データベーススキーマ獲
得部により抽出したスキーマ情報を保持するスキーマ情
報保持部と、(C)前記スキーマ情報保持部が保持する
スキーマ情報内の各データベース構成要素名を、英数字
文字列解析ルールおよび英日対訳辞書,ローマ字仮名漢
字変換辞書,区切り記号辞書,略称記号辞書を含む辞書
を使用して、日本語形態素列に解析して出力する構成要
素文字列解析部と、(D)前記構成要素文字列解析部よ
り出力した日本語形態素列および日本語表記生成ルール
から日本語表記を生成する日本語表記生成部と、(E)
前記日本語表記生成部により生成した日本語表記を、入
力となったデータベース構成要素名に対応させて保持す
るスキーマ日本語表記保持部と、を備えることにより、
英数字,ローマ字,略称,区切り記号を使用するスキー
マ情報の各構成要素を、前記英日対訳辞書,前記ローマ
字仮名漢字変換辞書,前記区切り記号辞書,前記略称記
号辞書を含む前記辞書を用いて解析し、日本語表記を生
成することを含んでいる。
【0009】そして、第2の発明のデータベース日本語
表記候補生成方式は、第1の発明のデータベース日本語
表記候補生成方式において、(A)第1の発明のスキー
マ情報保持部が保持するテーブル名を表示することによ
り、作業を行うテーマの分類番号であるテーマIDおよ
びそのテーマの日本語表記をユーザに問い合わせて、そ
のテーマに関するテーブルを獲得するテーマ名獲得部
と、(B)前記テーマ名獲得部が確保したテーマIDお
よびそのテーマの日本語表記並びにそのテーマに関する
テーブルを保持するテーマ名保持部と、を備えることに
より、第1の発明の構成要素文字列解析部によりスキー
マ情報の構成要素を解析する際に、前記テーマ名保持部
に保持する情報を利用することを含んでいる。
【0010】さらに、第3の発明のデータベース日本語
表記候補生成方式は、第1の発明のデータベース日本語
表記候補生成方式において、(A)第1の発明の対象デ
ータベースのスキーマの上で、同レベルである複数のデ
ータベース構成要素名に共通する部分文字列を抜出し
て、既に、第1の発明のスキーマ日本語表記保持部に保
持する日本語の中からその部分文字列に対応する日本語
表記を出力する同レベル構成要素共通文字列解析部と、
(B)前記同レベル構成要素共通文字列解析部の出力で
ある日本語文字列をその部分文字列に対応させて保持す
る共通文字列解釈保持部と、を備えることにより、第1
の発明の構成要素文字列解析部の実行時に、前記共通文
字列解釈保持部の内容も用いることを含んでいる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。図1は、本発明のデータベース日本語表
記候補生成方式の一実施例を示すブロック図である。図
1に示すように、まず、データベーススキーマ獲得部1
03は、対象データベース102からデータベース管理
システム101を通じて、スキーマ情報を抽出して獲得
している。また、スキーマ情報保持部104は、データ
ベーススキーマ獲得部103で獲得したスキーマ情報を
保持している。
【0012】一方、構成要素文字列解析部109は、デ
ータベーススキーマ保持部104が保持している各デー
タベース構成要素名を、英日対訳辞書111とローマ字
仮名漢字変換辞書112と区切り記号辞書113と略称
記号辞書114とを含む辞書115、および英数字文字
列解析ルール110を用いて日本語の形態素列に解析し
ている。
【0013】また、日本語表記生成部118は、構成要
素解析部109が出力した日本語形態素列と日本語表記
生成ルール117とから一つの日本語表記を生成してい
る。なお、スキーマ日本語表記保持部119は、日本語
表記生成部118が出力した日本語表記と入力となった
データベース構成要素名との対応を保持している。
【0014】このために、本実施例では、構成要素文字
列解析部109が、英数字,ローマ字,略称,区切り記
号により構成される対象データベース102のスキーマ
の各構成要素を辞書115と英数字文字列解析ルール1
10とを使用して解析して、日本語表記生成部118
が、日本語表記生成ルール117を使用して構成要素の
対応する日本語表記を作成することができる。
【0015】また、テーマ名獲得部105は、スキーマ
情報保持部104が持つテーブル名を表示することによ
り、作業を行うテーマの分類番号であるテーマIDと、
そのテーマの日本語表記とをユーザに問い合わせて、そ
のテーマに含まれるテーブルを獲得している。このた
め、テーマ名保持部106は、テーマ名獲得部105が
確保したテーマIDとその日本語表記とそのテーマに含
まれるテーブルとを保持している。そこで、本実施例で
は、構成要素文字列解析部109が、スキーマの構成要
素を解析する際に、テーマ名保持部106で保持する情
報を利用することができる。
【0016】さらに、同レベル構成要素共通文字列解析
部107は、部分文字列参照ルール116を参照し、デ
ータベーススキーマ上で同レベルであるデータベースの
構成要素名の複数に共通する部分文字列を抜出し、既
に、スキーマ日本語表記保持部119に保持している日
本語の中から部分文字列に対応する日本語表記を出力し
ている。
【0017】そして、共通文字列解釈保持部108は、
同レベル構成要素共通文字列解析部107の出力である
日本語文字列を部分文字列と対応させて保持している。
このため、構成要素解析部109は、実行時に共通文字
列解釈保持部108の内容も利用することができる。
【0018】図2は、本実施例によって日本語を適応す
るデータベースの内容の一例を示す図である。図3は、
スキーマ情報保持部104が保持する図2のデータベー
スのスキーマ情報の一例を示す図である。図4は、テー
マ名保持部106が保持するテーマ名ファイルに関する
情報の一例を示す図である。図5は、テーマ名獲得部1
05がテーマ名に関する情報を獲得する動作の一例を示
す流れ図である。
【0019】そして、図6は、同レベル構成要素共通文
字列解析部107がスキーマ情報を解析した結果で、複
数のスキーマ構成要素に共通の部分文字列とその日本語
解釈との関係の一例を示す図である。図7は、構成要素
文字列解析部109の動作の一例を示す流れ図である。
図8は、構成要素文字列解析部109が、構成要素を辞
書115と英数字文字列解析ルール110とを使用して
解析した結果の形態素列の一例を示す図である。図9
は、日本語表記生成部118が形態素列に日本語表記生
成ルール117を使用して生成した日本語表記の一例を
示す図である。
【0020】また、図10は、スキーマ構成要素「テー
ブル:kaisha」に対する構成要素文字列解析部1
09の動作結果の一例を示す図である。図11は、スキ
ーマ構成要素「テーブル:kaisha、カラム:k_
no」に対する構成要素文字列解析部109の動作結果
の一例を示す図である。図12は、スキーマ構成要素
「テーブル:kaisha、カラム:telno」に対
する構成要素文字列解析部109の動作結果の一例を示
す図である。一方、図13は、スキーマ構成要素「テー
ブル:kaisha、カラム:employee」に対
する構成要素文字列解析部109の動作結果の一例を示
す図である。図14は、スキーマ構成要素「テーブル:
kaisha、カラム:kname」に対する構成要素
文字列解析部109の動作結果の一例を示す図である。
【0021】次に、本実施例の動作について、図1の対
象データベース102における図2に示すテーブル20
1,……の内容を対象として、図1,〜図14を用いて
説明する。まず、対象データベース102が、テーブル
201,……を含むときに、データベーススキーマ獲得
部103は、データベース管理システム101にそのス
キーマ情報を要求する命令を送るので、データベース管
理システム101は、対象データベース102を検索
し、その命令の実行結果をデータベーススキーマ獲得部
103に返している。
【0022】また、データベーススキーマ獲得部103
は、帰ってきた検索結果を加工し、図3に示しているよ
うに、テーマID302,テーブル名303,フィール
ド名304,タイプ305を含むスキーマ情報301を
スキーマ情報保持部104に格納している。
【0023】一方、テーマ名獲得部105は、図5に示
しているように、スキーマ情報保持部104を参照しな
がら、ステップ51で、図4に示すテーマ名ファイル4
01に既登録IDがあれば、テーマID402,テーマ
名403の一覧を表示して、ステップ52で、ユーザか
らの作業IDの入力を受け、既登録IDがなければ、ス
テップ53で、作業ID決定テーブルを一覧表示して、
ステップ54で、対象テーブルを選択し、ステップ55
で、既登録でないテーマ名を入力し、ステップ56で、
テーマ名ファイル401やスキーマ日本語表記保持ファ
イルを作成している。
【0024】すなわち、テーマ名保持部106に図4の
形式でテーマID402、テーマ名403を格納し、ス
キーマ日本語表記保持部119に新たにスキーマ日本語
表記保持ファイルを設けて、その中にテーマ名を格納
し、その名称をテーマ名保持部106のスキーマ日本語
表記保持ファイル404欄に登録して、テーマ名保持部
106にテーマID402の値を登録している。
【0025】さらに、同レベル構成要素共通文字列解析
部107は、テーマ名保持部106が保持するテーマI
Dを持つスキーマ構成要素名に関して、同レベルで共通
する部分文字列を取り出すと共に、各構成要素を英日対
訳辞書111,ローマ字仮名漢字変換辞書112,区切
り記号辞書113,略称記号辞書114を含んだ辞書1
15を使用して解析し、より上位レベルのスキーマ構成
要素から、図6に示すように、文字列602と一次解釈
603と日本語解釈604とを保有するデータ構造60
1を共通文字列解釈保持部108に格納している。
【0026】なお、一次解釈603は、複数の構成要素
に共通に出現する部分文字列である文字列602を部分
文字列解釈ルール116を用いて解釈した途中結果であ
る。また、このような同レベル構成要素共通文字列解析
部107に対して、例えば、特開昭63−30968
「言語解析方式」によって周知の形態素解析手段や構文
解析手段を用いることができる。
【0027】そこで、構成要素文字列解析部109は、
テーマ名保持部106に保持されたテーマIDを持つス
キーマ情報の構成要素名を、スキーマ情報保持部104
からテーブル名やそのテーブルに属するカラム名という
形式で取出し、英日対訳辞書111,ローマ字仮名漢字
変換辞書112,区切り記号辞書113,略称記号辞書
114を含む辞書115と英数字文字列解析ルール11
0とを用いて、図7に示す流れ図に従って解析し、図8
で示す日本語形態素列を作成して、日本語表記生成部1
18に渡している。
【0028】以下に、上記の動作を具体例を挙げて説明
することとする。例えば、構成要素が、「テーブル名:
kaisha」の場合には、ステップ701で、辞書1
15を使用して構成要素の形態素解析を行って、図10
に示す構成要素の形態素解析結果1001のような語切
りおよび辞書引きをしている。また、辞書内容のない形
態素があれば、ステップ702で、上位構成要素からの
獲得をするけれども、この場合には、辞書内容のない形
態素はないので、ステップ703で、辞書間優先度によ
る順位づけを行っている。この際に、辞書の優先度は、
共通文字列解釈保持部>略号辞書>英日翻訳辞書>ロー
マ字仮名漢字辞書>区切り記号辞書の順であり、kai
shaの日本語表記候補は、その結果として辞書間優先
度による順位づけ結果1002のように、会社,下位
者,………となる。
【0029】次に、ステップ704で、上位構成要素に
よる順位づけを行って、現在対象の構成要素の上位構成
要素が、(テーマ名,会社情報)と文字列的に近いもの
から順位をつけた結果により、会社,下位者,………の
順になり、構成要素がカラムのときには、ステップ70
5で、日本語表記の意味分類処理を行うが、この場合に
は省略して、ステップ706で、各形態素の日本語表記
選択を行うことにより各形態素の日本語表記選択結果1
003のように日本語表記を決定している。
【0030】また、同様に、「テーブル:kaish
a,カラム:k_no」、「テーブル:kaisha,
カラム:telno」、「テーブル:kaisha,カ
ラム:employee」、「テーブル:kaish
a,カラム:kname」の各々に対する構成要素文字
列解析部109の動作結果は、それぞれ図11、図1
2、図13、図14に示す通りとなっている。
【0031】そこで、日本語表記生成部118は、図8
に示す日本語形態素列を日本語表記生成ルール117を
用いて図9に示すようにまとめあげ、テーマ名保持部1
06に格納されたスキーマ日本語表記保持ファイル40
4の欄に示すスキーマ日本語表記保持部119のスキー
マ日本語表記保持ファイルに格納している。そして、ス
キーマ情報保持部104の中で、テーマ名保持部106
が保持するテーマIDを持つ未処理の構成要素がなくな
るまで、上記の構成要素文字列解析部109と日本語表
記生成部118との動作を繰返している。
【0032】以上、本発明を実施例に基いて具体的に説
明したが、本発明は、この実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更が
可能であることはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、従来のデータベー
ス日本語表記候補生成方式では、日本語インタフェース
を構築する際には、対象データベースのスキーマの全構
成要素に対して、日本語表記を入力する必要があり、登
録者に多大な負担がかかった。また、この構成要素の中
には、ローマ字や英語を日本語に変換したものを、他の
スキーマに対する日本語表記の情報との関係から絞込む
ことで簡単に類推できるものも存在していた。
【0034】本発明のデータベース日本語表記候補生成
方式は、データベースのスキーマの構成要素名を英日辞
書,ローマ字仮名漢字変換辞書,略称記号,区切り記号
辞書を用いて文字列解析し、既に推定している他の構成
要素の日本語表記情報により曖昧性の絞込みを行うこと
を繰返すことによって、構成要素名の中の推定可能な日
本語表記を付与することができるとともに、対象領域辞
書および対象領域知識を構築するユーザの負荷を軽くす
ることができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータベース日本語表記候補生成方式
の一実施例を示したブロック図である。
【図2】本実施例により日本語を適応するデータベース
の内容の一例を示す図である。
【図3】スキーマ情報保持部104が保持する図2に示
すデータベースのスキーマ情報の一例を示す図である。
【図4】テーマ名保持部106が保持するテーマ名ファ
イルに関する情報の一例を示す図である。
【図5】テーマ名獲得部105がテーマ名についての情
報を獲得する動作の一例を示す流れ図である。
【図6】同レベル構成要素共通文字列解析部107がス
キーマ情報を解析した結果で、複数のスキーマ構成要素
に共通の部分文字列とその日本語解釈との関係の一例を
示す図である。
【図7】構成要素文字列解析部109の動作の一例を示
す流れ図である。
【図8】構成要素文字列解析部109が構成要素を辞書
115および英数字文字列解析ルール110を使用して
解析した結果の形態素列の一例を示す図である。
【図9】日本語表記生成部118が形態素列に日本語表
記生成ルール117を使用して生成した日本語表記の一
例を示す図である。
【図10】スキーマ構成要素「テーブル:kaish
a」に対する構成要素文字列解析部109の動作結果の
一例を示す図である。
【図11】スキーマ構成要素「テーブル:kaish
a、カラム:k_no」に対する構成要素文字列解析部
109の動作結果の一例を示す図である。
【図12】スキーマ構成要素「テーブル:kaish
a、カラム:telno」に対する構成要素文字列解析
部109の動作結果の一例を示す図である。
【図13】スキーマ構成要素「テーブル:kaish
a、カラム:employee」に対する構成要素文字
列解析部109の動作結果の一例を示す図である。
【図14】スキーマ構成要素「テーブル:kaish
a、カラム:kname」に対する構成要素文字列解析
部109の動作結果の一例を示す図である。
【符号の説明】
101 データベース管理システム 102 対象データベース 103 データベーススキーマ獲得部 104 データベーススキーマ保持部 105 テーマ名獲得部 106 テーマ名保持部 107 同レベル構成要素共通文字列解析部 108 共通文字列解釈保持部 109 構成要素文字列解析部 110 英数字文字列解析ルール 111 英日対訳辞書111 112 ローマ字仮名漢字変換辞書 113 区切り記号辞書 114 略称記号辞書 115 辞書 116 部分文字列解釈ルール 117 日本語表記生成ルール 118 日本語表記生成部 119 スキーマ日本語表記保持部 201 テーブル 301 スキーマ情報 302 テーマID 303 テーブル名 304 フィールド名 305 タイプ 401 テーマ名ファイル 402 テーマID 403 テーマ名 404 スキーマ日本語表記保持ファイル 601 データ構造 602 文字列 603 一次解釈 604 日本語解釈 1001 構成要素の形態素解析結果 1002 辞書間優先度による順位づけ結果 1003 各形態素の日本語表記選択結果

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)対象データベースの中からスキーマ
    情報を抽出して獲得するデータベーススキーマ獲得部
    と、(B)前記データベーススキーマ獲得部により抽出
    したスキーマ情報を保持するスキーマ情報保持部と、
    (C)前記スキーマ情報保持部が保持するスキーマ情報
    内の各データベース構成要素名を、英数字文字列解析ル
    ールおよび英日対訳辞書,ローマ字仮名漢字変換辞書,
    区切り記号辞書,略称記号辞書を含む辞書を使用して、
    日本語形態素列に解析して出力する構成要素文字列解析
    部と、(D)前記構成要素文字列解析部より出力した日
    本語形態素列および日本語表記生成ルールから日本語表
    記を生成する日本語表記生成部と、(E)前記日本語表
    記生成部により生成した日本語表記を、入力となったデ
    ータベース構成要素名に対応させて保持するスキーマ日
    本語表記保持部と、を備えることにより、英数字,ロー
    マ字,略称,区切り記号を使用するスキーマ情報の各構
    成要素を、前記英日対訳辞書,前記ローマ字仮名漢字変
    換辞書,前記区切り記号辞書,前記略称記号辞書を含む
    前記辞書を用いて解析し、日本語表記を生成することを
    特徴とするデータベース日本語表記候補生成方式。
  2. 【請求項2】(A)請求項1記載のスキーマ情報保持部
    が保持するテーブル名を表示することにより、作業を行
    うテーマの分類番号であるテーマIDおよびそのテーマ
    の日本語表記をユーザに問い合わせて、そのテーマに関
    するテーブルを獲得するテーマ名獲得部と、(B)前記
    テーマ名獲得部が確保したテーマIDおよびそのテーマ
    の日本語表記並びにそのテーマに関するテーブルを保持
    するテーマ名保持部と、を備えることにより、請求項1
    記載の構成要素文字列解析部によりスキーマ情報の構成
    要素を解析する際に、前記テーマ名保持部に保持する情
    報を利用することを特徴とする請求項1記載のデータベ
    ース日本語表記候補生成方式。
  3. 【請求項3】(A)請求項1記載の対象データベースの
    スキーマ上で、同レベルである複数のデータベース構成
    要素名に共通する部分文字列を抜出して、既に請求項1
    記載のスキーマ日本語表記保持部に保持する日本語の中
    からその部分文字列に対応する日本語表記を出力する同
    レベル構成要素共通文字列解析部と、(B)前記同レベ
    ル構成要素共通文字列解析部の出力である日本語文字列
    をその部分文字列に対応させて保持する共通文字列解釈
    保持部と、を備えることにより、請求項1記載の構成要
    素文字列解析部の実行時に前記共通文字列解釈保持部の
    内容も用いることを特徴とする請求項1記載のデータベ
    ース日本語表記候補生成方式。
JP5199403A 1993-08-11 1993-08-11 データベース日本語表記候補生成方式 Expired - Lifetime JP2654533B2 (ja)

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KR100757372B1 (ko) * 2006-09-29 2007-09-11 박인기 표의문자를 위한 데이터베이스 시스템 및 처리 방법

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久保、市山"自然言語によるデータベース検索のための対象分野知識入力支援ツール"情報処理学会第45回全国大会講演論文集VOL.3,NO.2F−10(1992−09−28)PP.3−141〜142.

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