JP2654182B2 - 建築図面データ処理方式 - Google Patents
建築図面データ処理方式Info
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- JP2654182B2 JP2654182B2 JP1140381A JP14038189A JP2654182B2 JP 2654182 B2 JP2654182 B2 JP 2654182B2 JP 1140381 A JP1140381 A JP 1140381A JP 14038189 A JP14038189 A JP 14038189A JP 2654182 B2 JP2654182 B2 JP 2654182B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建築図面データ処理方式に関する。
従来CADにおける建築図面データの処理においては、
平面図で配置された部品データ(建具)は、演算処理
後、三次元データを生成し、立面図,外観パース図を形
成し、立面図上で部品データの配置情報(取付座標等)
の修正,削除を実施するためには、再度平面図上で平面
図データを修正,削除動作を実行している。
平面図で配置された部品データ(建具)は、演算処理
後、三次元データを生成し、立面図,外観パース図を形
成し、立面図上で部品データの配置情報(取付座標等)
の修正,削除を実施するためには、再度平面図上で平面
図データを修正,削除動作を実行している。
第4図は従来の処理の流れを表わす図である。平面図
データ(この図では屋根状図まで含める)の部品名称,
配置情報(取付座標)と削除フラッグを保持し、平面図
を形成している。このデータに対して部品の取付位置座
標に従って演算処理を実行することによって立面図の演
算データ(三次元表示データを生成し、立面図,外観パ
ース図を形成する)を生成することによって東西南北の
各立面図を形成することができる。
データ(この図では屋根状図まで含める)の部品名称,
配置情報(取付座標)と削除フラッグを保持し、平面図
を形成している。このデータに対して部品の取付位置座
標に従って演算処理を実行することによって立面図の演
算データ(三次元表示データを生成し、立面図,外観パ
ース図を形成する)を生成することによって東西南北の
各立面図を形成することができる。
上述した従来の建築図面データ処理は、一方向に対し
てのみ連動動作する機能となっているので、一度配置さ
れた部品データ(建具)を立面図上から修正することが
できなかった。すなわち、立面図上で部品データの取付
位置を変更及び削除しても、立面図データの配置情報を
置換することはできないので、平面図に戻り部品データ
の取付位置の座標を変更し再演算処理を実行することに
よって平面図と立面図間のデータ連動を万能としてい
る。
てのみ連動動作する機能となっているので、一度配置さ
れた部品データ(建具)を立面図上から修正することが
できなかった。すなわち、立面図上で部品データの取付
位置を変更及び削除しても、立面図データの配置情報を
置換することはできないので、平面図に戻り部品データ
の取付位置の座標を変更し再演算処理を実行することに
よって平面図と立面図間のデータ連動を万能としてい
る。
このため、図面間のデータ連動ができないという機能
面の欠点と操作面どの複雑かつ容易性,自由性と処理ス
ピード不足という欠点がある。
面の欠点と操作面どの複雑かつ容易性,自由性と処理ス
ピード不足という欠点がある。
本発明の建築図面データ処理方式は、建築物の平面図
に図示される建築部品毎に、該建築部品の識別子と該建
築部品の配置座標とを含む平面図データと、前記平面図
に対応する立面図に図示される前記建築部品毎に、該建
築部品の識別子、該建築部品の配置座標、および対応す
る前記平面図データへのポインタを含む立面図データ
と、前記建築部品を前記立面図内で移動する場合に、該
建築部品の前記立面図データの前記配置座標をその移動
量だけ移動させ、さらに該建築部品の前記ポインタが指
す前記平面図データの前記配置座標を、前記移動量の
内、前記平面図に係る部分の移動量だけ移動させる手段
とを備えたことを特徴とする。
に図示される建築部品毎に、該建築部品の識別子と該建
築部品の配置座標とを含む平面図データと、前記平面図
に対応する立面図に図示される前記建築部品毎に、該建
築部品の識別子、該建築部品の配置座標、および対応す
る前記平面図データへのポインタを含む立面図データ
と、前記建築部品を前記立面図内で移動する場合に、該
建築部品の前記立面図データの前記配置座標をその移動
量だけ移動させ、さらに該建築部品の前記ポインタが指
す前記平面図データの前記配置座標を、前記移動量の
内、前記平面図に係る部分の移動量だけ移動させる手段
とを備えたことを特徴とする。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の構成を表わす図であり、入力手段1
と、記憶手段1−4と、演算手段1−8と、出力手段2
とから成る。
と、記憶手段1−4と、演算手段1−8と、出力手段2
とから成る。
入力手段1は、キーボード1−1,タブレット1−2お
よびペン1−3から成り、CAD運用に必要なコマンドの
選択や、部品データの選択,配置,移動,削除に使用す
る座標データを入力する。
よびペン1−3から成り、CAD運用に必要なコマンドの
選択や、部品データの選択,配置,移動,削除に使用す
る座標データを入力する。
記憶手段1−4は、線分要素ベクトル,座標値及び文
字列ベクトルの保管機能を有し、図面毎にデータ処理や
演算処理されたデータを保管する。データは、すべて
線,円といった単一の要素ベクトルとして処理され、単
一要素ベクトルの集合体を部品データ・壁・コメント・
寸法線として保持される。
字列ベクトルの保管機能を有し、図面毎にデータ処理や
演算処理されたデータを保管する。データは、すべて
線,円といった単一の要素ベクトルとして処理され、単
一要素ベクトルの集合体を部品データ・壁・コメント・
寸法線として保持される。
出力手段2はディスプレイ1−5,XYプロッタ1−6お
よびプリンタ1−7から成る。ディスプレイ1−5は、
入力された部品データ及び削除,修正データを画面に出
力し、XYプロッタ1−6は、図面毎にデータ処理された
保管データを一定制御のもとに、図面単位に入力手段1
より指示指定して出力し、プリンタ1−7は刷字出力す
る。
よびプリンタ1−7から成る。ディスプレイ1−5は、
入力された部品データ及び削除,修正データを画面に出
力し、XYプロッタ1−6は、図面毎にデータ処理された
保管データを一定制御のもとに、図面単位に入力手段1
より指示指定して出力し、プリンタ1−7は刷字出力す
る。
演算手段1−8は、作図に必要な部品データ及びコマ
ンド選択された機能(平面図,屋根伏図)を演算加工し
て、立体的データ(三次元データ)を生成する。このデ
ータによって各立面に必要な線分部品などの要素を抽出
した立面図が自動的に形成される。
ンド選択された機能(平面図,屋根伏図)を演算加工し
て、立体的データ(三次元データ)を生成する。このデ
ータによって各立面に必要な線分部品などの要素を抽出
した立面図が自動的に形成される。
第2図は本発明におけるデータ処理の流れ図である。
平面図で配置された部品データは、名称と配置座標値
と対に図面ファイルに保存される。新規作成の場合は、
平面図データより演算処理を選択することなく無条件に
実行されて立面図演算データ(三次元データ)を生成す
る。この時点で部品データの取付位置変更及び削除処理
が実行されるとA部品と同一であるが座標値の異なる
A′部品(移動量△x,△yをもつ)を保持し、平面図と
連動を取る平面部品ポインタデータを持たせる。
と対に図面ファイルに保存される。新規作成の場合は、
平面図データより演算処理を選択することなく無条件に
実行されて立面図演算データ(三次元データ)を生成す
る。この時点で部品データの取付位置変更及び削除処理
が実行されるとA部品と同一であるが座標値の異なる
A′部品(移動量△x,△yをもつ)を保持し、平面図と
連動を取る平面部品ポインタデータを持たせる。
立面コマンド終了後、再度立面コマンドを選択し、演
算処理を実行するとA′部品(x+△x,y+△y)の座
標値によって立面図演算データの内容が置換され、かつ
A′部品の持つポインタが示す平面図データの部品配置
情報データ(座標値)を更新して、それが平面図の部品
データを表示する手段を有することを特徴とする、CAD
における図面間でのデータ連動方式である。
算処理を実行するとA′部品(x+△x,y+△y)の座
標値によって立面図演算データの内容が置換され、かつ
A′部品の持つポインタが示す平面図データの部品配置
情報データ(座標値)を更新して、それが平面図の部品
データを表示する手段を有することを特徴とする、CAD
における図面間でのデータ連動方式である。
この方式では立面上の修正後に再演算だけで、平面図
上の部品位置も変更が万能なため操作上も簡素になり、
かつ処理の自由度も増し、スピード面でも大きな効果を
出す事ができる。
上の部品位置も変更が万能なため操作上も簡素になり、
かつ処理の自由度も増し、スピード面でも大きな効果を
出す事ができる。
削除動作についても同様に立面図上で部品データ削除
を実行し、再演算処理によって、平面部品ポインタの指
すところの平面部品データの部品名に対応する削除フラ
ッグがONになり、削除される。同時に立面図演算データ
上の指定部品名称も削除が実行される。
を実行し、再演算処理によって、平面部品ポインタの指
すところの平面部品データの部品名に対応する削除フラ
ッグがONになり、削除される。同時に立面図演算データ
上の指定部品名称も削除が実行される。
第3図は本発明の実データによる一動作説明図であ
る。
る。
以上説明したように本発明は、立面図演算データに新
しくポインタ(平面部品ポインタデータ)を持たせるこ
とによって、立面図上で部品データの取付位置の移動又
は、削除を実施し、再演算処理を行なうと、平面図を修
正することなく新しい内容のデータに置換することがで
きる。
しくポインタ(平面部品ポインタデータ)を持たせるこ
とによって、立面図上で部品データの取付位置の移動又
は、削除を実施し、再演算処理を行なうと、平面図を修
正することなく新しい内容のデータに置換することがで
きる。
平面図データと立面図データが演算処理を通して自動
的に連動することによってCAD運用上大きなスピードア
ップが計られその操作性も向上する。
的に連動することによってCAD運用上大きなスピードア
ップが計られその操作性も向上する。
第1図は本発明の全体の構成図、第2図は本発明におけ
るデータ処理の流れの説明図、第3図は本発明での部品
データの処理関連図、第4図は従来の処理の流れをコマ
ンドレベルで処理説明した図である。
るデータ処理の流れの説明図、第3図は本発明での部品
データの処理関連図、第4図は従来の処理の流れをコマ
ンドレベルで処理説明した図である。
Claims (1)
- 【請求項1】建築物の平面図に図示される建築部品毎
に、該建築部品の識別子と該建築部品の配置座標とを含
む平面図データと、 前記平面図に対応する立面図に図示される前記建築部品
毎に、該建築部品の識別子、該建築部品の配置座標、お
よび対応する前記平面図データへのポインタを含む立面
図データと、 前記建築部品を前記立面図内で移動する場合に、該建築
部品の前記立面図データの前記配置座標をその移動量だ
け移動させ、さらに該建築部品の前記ポインタが指す前
記平面図データの前記配置座標を、前記移動量の内、前
記平面図に係る部分の移動量だけ移動させる手段とを備
えたことを特徴とする建築図面データ処理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1140381A JP2654182B2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | 建築図面データ処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1140381A JP2654182B2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | 建築図面データ処理方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH035890A JPH035890A (ja) | 1991-01-11 |
JP2654182B2 true JP2654182B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=15267494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1140381A Expired - Fee Related JP2654182B2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | 建築図面データ処理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2654182B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20020005408A1 (en) | 1997-08-12 | 2002-01-17 | Yuji Yamasaki | Easy-opening can end |
KR20040014895A (ko) * | 2002-08-19 | 2004-02-18 | 김병근 | 통풍장치가 구비된 문짝 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62154066A (ja) * | 1985-12-27 | 1987-07-09 | Shin Nikkei Co Ltd | 外構作図システム |
-
1989
- 1989-06-01 JP JP1140381A patent/JP2654182B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH035890A (ja) | 1991-01-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |