JP2653887B2 - 間紙巻取方法及びその装置 - Google Patents

間紙巻取方法及びその装置

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JP2653887B2 JP27722789A JP27722789A JP2653887B2 JP 2653887 B2 JP2653887 B2 JP 2653887B2 JP 27722789 A JP27722789 A JP 27722789A JP 27722789 A JP27722789 A JP 27722789A JP 2653887 B2 JP2653887 B2 JP 2653887B2
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軍司 坂本
明彦 福原
義人 河合
進 門野
一彦 堀江
治 宮本
桂司 水田
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JFE Steel Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属ストリップコイルを巻戻す際、該コイル
内層間に挿入された間紙を巻取るための間紙巻取方法及
びその装置に関する。
〔従来の技術〕
ステンレス鋼帯等の金属ストリップ(以下ストリップ
という)コイルには、コイル層間スリップ等によるすり
疵発生防止のため、緩衝材として紙等(以下間紙とい
う)がコイルの内層間に巻込まれている。
従って、このようなストリップコイルを巻戻して処理
を行う場合には、間紙をストリップから分離して間紙巻
取機により巻取って間紙コイルとしている。
間紙を巻取るにあたっては、間紙の先端を自重により
垂らして、これを入手により間紙巻取機の巻取軸に巻付
ける方法が一般的である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような方法では安全上の問題が
あり、またラインの自動化を困難にしつ省力化、生産性
向上に対する阻害要因となっている。
そこで間紙先端を間紙巻取機に自動的に巻付ける方法
がいくつか提案されているが、いまだに実用化には到っ
ていない。
例えば、特開昭51−81768号公報に記載されているよ
うに、エアーをノズルから吹出させて間紙先端を浮上さ
せ、間紙巻取機に巻付かせる方法、或いは間紙先端を機
械的にグリップして誘導する方法等が提案されている
が、実用化には到っていない。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもの
で、間紙を自動的に巻取ることのできる間紙巻取方法及
びその装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するたの手段〕
本発明は、上述の問題点を解決するものであり、 本発明方法は、リーダーテープ上に所定ピッチ,所定
長さで剥離可能に片面が貼着された両面接着テープのリ
ーダーテープ巻取方向後半部分をストリップ上の間紙先
端部に押圧して該部分を間紙に接着させ、ストリップコ
イルを巻戻しながらリーダーテープを巻取って間紙を引
出し、接着テープの前半部分を間紙巻取機の巻取軸に押
圧して、接着テープにより間紙先端部を間紙巻取機に装
着し、リーダーテープを接着テープから剥離した後、間
紙を巻取ることを特徴とする間紙巻取方法である。
また、上記の方法を好適に実施する本発明装置は、 間紙を巻取る間紙巻取機と、 両面接着テープの片面が剥離可能に所定ピッチでかつ
所定長さに貼着されたリーダーテープを巻取ったコイル
と、 コイルを巻戻す巻戻機と、 巻戻されたリーダーテープを巻取る巻取機と、 リーダーテープ巻戻機及びリーダーテープ巻取機に装
着されたリーダーテープを付勢して常時緊張状態に保持
すると共に接着テープの後半部分を間紙先端部分に、ま
た前半部分を間紙巻取機のコイルに順次押圧して、接着
テープにより間紙先端部分を間紙巻取機に装着するシリ
ンダーと、 からなることを特徴とする間紙巻取装置である。
〔作用〕
確実に間紙の先端を捕捉し、間紙先端部を間紙巻取機
に誘導して装着するために、本発明では両面接着テープ
の片面を貼着したリーダーテープを使用している。すな
わち、両面接着テープの片面によって、間紙の先端を間
紙巻取機に接着させて間紙を間紙巻取機に装着し、リー
ダーテープを接着テープから剥離し後、ストリップの巻
戻しと間紙巻取機の巻取りを同期させることにより間紙
を巻取ることができる。
従って、本発明は間紙巻取の自動化を図ることができ
る。
〔実施例〕
第1図〜第4図を用いて本発明装置及び本発明の動作
を説明する。第1図は本発明装置の一実施例の説明図、
第2図、第3図は本発明の動作説明図であり、第2図
(b)は第2図(a)の部分拡大図、第4図は本発明の
リーダーテープの説明図であり、第4図(a)は平面
図、第4図(b)は側面図である。
第1図に示すように、ストリップ2のコイル1はペイ
オフリール15に装着されておりピンチロール16、ガイド
18に誘導されて巻戻される。このとき間紙3はストリッ
プ2から剥離してコイル1の外周に沿って垂れ下がる。
そのとき間紙3の先端は先端検出器7で検出され、先端
位置は記憶される。一方、間紙巻取装置はリーダーテー
プ巻戻機13、リーダーテープ巻取機14、リーダーテープ
5の押付ロール9,11、押付ロールのシリンダー10,12、
間紙巻取機6等から構成されており、リーダーテープ5
は常時緊張状態に保持されている。
リーダーテープ5は第4図に示すように、5aは台テー
プ、4は接着テープで表裏面とも接着剤が塗布されてい
る。この接着テープ4は長さがl1で、l0のピッチで台テ
ープ5aの片面に貼着されている。また17は接着テープ4
の位置を検出するための検出穴である。
第2図は間紙3の先端を間紙巻取機6に誘導する過程
を示す。
先ず、間紙3の先端を先端検出器7で検出すると、ペ
イオフリール15を逆転させて間紙3の先端が押付ロール
9のシリンダー10の延長線上にくるように間紙3を巻戻
す。一方、リーダーテープ5に貼着した接着テープ4の
先端位置を先端検出機8で検出して記憶させておき、リ
ーダーテープ巻戻機13及びリーダーテープ巻取機14を作
動させると共に、シリンダー10多び12を作動させて押付
ロール9、11をそれぞれペイオフリール15及び間紙巻取
機6に押圧し、接着テープ4の後半部が、間紙3の先端
部に接着するようにする。
この状態で、ペイオリール15を巻戻し、かつその巻戻
し速度と同期させてリーダーテープ巻戻機13、リーダー
テープ巻戻機14及び間紙巻取機6を作動させることによ
り、間紙3の先端はリーダーテープ5に誘導されて、間
紙巻取機6の方向に移動する。接着テープ4の前半部
は、接着剤が露出しているので、その接着テープ前半部
を間紙巻取機6の巻取軸に接着させて間紙3の先端部分
を間紙巻取機6に巻取ることにより、・間紙3を間紙巻
取機6に装着することができる。第3図に示すように、
シリンダー10及び12を作動させて押圧ロール9、11をそ
れぞれペイオフリール15及び間紙巻取機6から離間さ
せ、接着テープ4からリーダーテープ5を剥離した(第
1図の状態に戻る)後、ペイオフリール15と間紙巻取機
6を同期運転することにより間紙3は間紙巻取機6に巻
取ることができる。
以上はコイル先端からの間紙巻取方法について説明し
たが、間紙巻取中に間紙が破断した場合においても同様
に間紙を巻取ることができる。
なお、接着テープの接着強度はリーダーテープに対し
ては、間紙を誘導可能の強度とし、表面側の間紙との接
着面及び間紙巻取機の巻取軸との接着面はそれより接着
強度を大きくしている。
本発明の実施例では、シリンダーを2基設けている
が、1基でもよい。
〔発明の効果〕
本発明は間紙巻取作業を完全自動化することができ省
力化、効率化に優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例の説明図、第2図及び第
3図は本発明の動作説明図であり、第2図(b)は第2
図(a)の部分拡大図、第4図は本発明のリーダーテー
プの説明図であり、第4図(a)は平面図、第4図
(b)は側面図である。 1……コイル、2……ストリップ 3……間紙、4……接着テープ 5……リーダーテープ、5a……台テープ 6……間紙巻取機、7……検出器 8……検出器、9……押圧ロール 10……シリンダー、11……押圧ロール 12……シリンダー 13……リーダーテープ巻戻機 14……リーダーテープ巻取機 15……ペイオフリール 16……ピンチロール 17……検出穴
フロントページの続き (72)発明者 河合 義人 千葉県千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株 式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 門野 進 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22 号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 堀江 一彦 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22 号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 宮本 治 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22 号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 水田 桂司 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22 号 三菱重工業株式会社広島研究所内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リーダーテープ上に所定ピッチ,所定長さ
    で剥離可能に片面が貼着された両面接着テープの該リー
    ダーテープ巻取方向後半部分をストリップ上の間紙先端
    部に押圧して該部分を間紙に接着させ、該ストリップコ
    イルを巻戻しながら該リーダーテープを巻取って間紙を
    引出し、該接着テープの前半部分を間紙巻取機の巻取軸
    に押圧して、該接着テープにより間紙先端部を間紙巻取
    機に装着し、該リーダーテープを該装着テープから剥離
    した後、間紙を巻取ることを特徴とする間紙巻取方法。
  2. 【請求項2】間紙を巻取る間紙巻取機と、両面接着テー
    プの片面が剥離可能に所定ピッチでかつ所定長さに貼着
    されたリーダーテープを巻取ったコイルと、該コイルを
    巻戻す巻戻機と、巻戻された該リーダーテープを巻取る
    巻取機と、該リーダーテープ巻戻機及び該リーダーテー
    プ巻取機に装着された該リーダーテープを付勢して常時
    緊張状態に保持すると共に該接着テープの前記後半部分
    を間紙先端部分に、また前記前半部分を間紙巻取機のコ
    イルに順次押圧して、該接着テープにより間紙先端部分
    を該間紙巻取機に装着するシリンダーとからなることを
    特徴とする間紙巻取装置。
JP27722789A 1989-10-26 1989-10-26 間紙巻取方法及びその装置 Expired - Lifetime JP2653887B2 (ja)

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