JP2653394B2 - ガラスを溶解する方法及びタンク炉 - Google Patents

ガラスを溶解する方法及びタンク炉

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JP2653394B2
JP2653394B2 JP6190540A JP19054094A JP2653394B2 JP 2653394 B2 JP2653394 B2 JP 2653394B2 JP 6190540 A JP6190540 A JP 6190540A JP 19054094 A JP19054094 A JP 19054094A JP 2653394 B2 JP2653394 B2 JP 2653394B2
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B5/00Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
    • C03B5/04Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture in tank furnaces

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Glass Melting And Manufacturing (AREA)
  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タンク底部を有するタ
ンクプールを備えた溶解タンクと、円蓋を有する上部構
造とを備えたタンク炉内でガラスを溶解する方法、それ
も、前記タンク炉が、 a) 第1端壁近くに配置されたガラス原料装入端と、
第2端壁との間に縦方向に順次に予熱部、溶解部、他の
タンク底部から突出した清澄台を有する清澄部、均質化
部が設けられており、しかも、 b) 炉内には、装入端の第1端壁と溶解部との間に、
円蓋から下方に突出し、炎の放射を防止する少なくとも
1つの隔壁が設けられ、この隔壁によって、排気ガスに
よるガラス原料の加熱目的で、バーナからの排気ガス
の、予熱部への流路が開かれ、また、 c) 溶解部、清澄部、数個のバーナ、均質化部が共通
の火室に配属されており、この火室の両端が最終隔壁と
第2端壁の内面とにより制限されており、更に、 d) 第1端壁の内面と最終隔壁の中心平面との間に
は、清澄部の前方に長さL1の水平区間を有するガラス
第1流路が形成され、 e) 火室内には、最終隔壁の中心平面と第2端壁の内
面との間に、長さL2の水平区間を有するガラス第2流
路が形成されており、 f) 火室内に配置されたバーナによるガラス表面への
加熱エネルギー供給により、ガラス溶解物に温度勾配が
生じることにより溶解部から装入端へ向かう方向の溶解
部流れと、逆方向への底流とが生ぜしめられる形式の方
法に関するものである。
【0002】この種の方法及び方法に適した装置は、E
P−B−O 293545、EP−B−O 23760
4、EP−B−O 230492により公知である。こ
れらの構成の場合、排気ガス中の窒素酸化物及びちりの
含有量を低減すると同時に、熱効率を高めることが優先
課題となっている。また、これらの構成の場合の主要な
特徴は、化石燃料バーナによるガラス溶解物の極めて高
温の加熱が溶解部内で生じるため、ガラス溶解物内には
装入端から清澄部へ向って上昇する温度勾配が生ぜしめ
られ、この温度勾配によりガラス内には溶解部から装入
端方向へ流れが生じる。また、別の措置により、バーナ
の排気ガスがタンク容積を介して装入端へ案内され、そ
こから2つの引出し側口を介して先ず熱交換器へ、次い
で排気ガス煙突へと導かれる。この措置により、内部隔
壁による流れ案内と相俟って、排気ガスが先ず、未だガ
ラスの槽表面に漂っているガラス原料上方を撫でるよう
に流れ、それによってガラス原料に著しい熱量を供給で
き、溶解が加速される。排気ガスの案内は、したがっ
て、混合物及び又はガラス破片から成るガラス原料の搬
送方向とは事実上逆の流れで行なわれる。
【0003】化石燃料バーナは、その場合、火室の上部
構造内に配置されている。そこには溶解部や、極めて浅
い槽底を有する清澄部や、流れ方向でこれに続く、著し
く深くされた槽底を有する均質化部も設けられている。
均質化部は、また、精製タンク方向へガラス溶解物を案
内する出口へ通じている。化石燃料バーナは、その場
合、極めて平らな清澄部の上方に一部が配置されてい
る。このような配置でも、火室を装入端方向に制限する
別の隔壁前方に、更に別のバーナを配置することができ
る。この隔壁前方に流れ方向に位置する炉部分は予熱部
と呼ばれる。タンク炉の全長は、したがって、予熱部、
溶解部、清澄部、均質化部の長さにより決定される。公
知解決策の場合、前記火室の長さは、上流隔壁の中心平
面から下流端壁内面までで計算して、装入端端壁内面
と、炉の他端の、出口区域の端壁の内面との間隔の50
%以下である。
【0004】図面を基準にすれば、前記火室は、化石燃
料バーナ、溶解部、清澄部、均質化部を含めた長さが、
タンク炉全長の約1/3 であるのに対し、予熱部は、全長
の残りの2/3余にわたって延びている。この長さ関係の
ため、予熱部でのガラス流路では著しい熱損失が生じ、
この結果、ガラス溶解物の流れは、炉の装入端方向へ
は、もはや十分な熱伝達を生じさせることがない。だ
が、ほかでもないこの装入端において、ガラス原料溶解
のために多大の熱量が必要とされるのである。
【0005】この問題解決のため、公知の解決策では、
装入端の底部区域に電極を付加し、この個所でガラス溶
解物を電気的に加熱し、所定温度の維持に加え、ガラス
溶解物の冷却固化の防止が行われる。
【0006】しかしながら、これらの電極には次のよう
な欠点がある。すなわち、1. 高性能の変圧器を必要と
し、高価な加熱電流が供給されるため、製造費や炉の運
転に不都合な影響が与えられる点、2. ガラス溶解物
内に熱による上昇流が生じ、この上昇流が溶解部から来
る溶解物の流れに逆うため、後者の流れが効果的に補助
されない点。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
根底をなす課題は、従来技術による方法を改良して、設
備費及び運転費を低減させると同時に、従来型式の炉の
長所、すなわち、排気ガス中の窒素酸化物及びちりの割
合の低い点は維持されるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は、冒頭に述べ
た方法の場合、本発明によれば次のようにすることによ
って解決された。すなわち、 g) 火室内のガラス溶解物第2流路の水平区間L2の
長さと、ガラス溶解物第1流路と第2流路との水平区間
の合計長さ(L1+L2)との比を、少なくとも0.5
の値に選定し、 h) 加熱エネルギーを、主として火室内のガラス溶解
物に供給し、 i) ガラス原料には、加熱・溶解エネルギーを、上方
からは排気ガスにより、下方からは、もっぱら装入端の
ところまで案内されるガラス溶解物流により供給するよ
うにするのである。
【0009】有利には、L2:(L1+L2)の比は最
低0.53である。
【0010】本発明によれば、タンク炉の所与の全長の
場合に、化石燃料バーナ、溶解部、清澄部、均質化部を
有する火室を、その前方に位置する炉部分、すなわち、
いわゆる予熱部の長さを削ることによって拡大し、それ
により予熱部内のガラス流の流れ距離が短縮される。更
に、化石燃料バーナーのエネルギーを、清澄部の清澄台
前方の、少なくとも主として溶解部で、言いかえると、
ガラス槽が清澄台の個所よりも更に著しく深い個所で、
生じさせるようにする。最後に、それによって、ガラス
溶解物内の流れが溶解タンクの装入端の直ぐ近くのとこ
ろまで案内され、その結果、未だ比較的高温のガラス
と、装入されるガラス原料との直接の熱交換作業が生ぜ
しめられる。
【0011】意外なことに、次の点が明らかとなった。
すなわち、これらの措置により、装入端の底部区域での
付加的な電気加熱は全く不要となり、その結果、変圧器
などへの多額の投資のみでなく、高価な加熱電流も節約
され、しかも、装入端のところに、許容限度を超える温
度降下や溶解物の冷却固化が生じることがない点であ
る。
【0012】この場合、特に有利な措置は、清澄台前方
の、流れ方向で100〜300cmの距離のところに、
付加的に、タンク縦軸線に対し直角に少なくとも1列の
バブラーを配置し、ガスの吹込みを行うことにより溶解
物の流れを補助することである。
【0013】更に、少なくとも1列のバブラー上方に配
置され、他のバーナより高い出力を有する少なくとも2
つの互いに向い合ったバーナによって、バブラー区域の
溶解物内へエネルギー投入量が高められるようにするの
が有利である。装入端のところで混合物装入区域と清澄
台前方区域との間の温度差を高めることにより、自然の
流れを補助し、この流れが混合物装入区域下へのエネル
ギー搬送を決定する。これにより、タンク炉全体の絶対
寸法を拡大することも可能となる。
【0014】本発明は、また、タンク底部を有するタン
クプールを備えた溶解タンクと、円蓋を有する上部構造
とを備えたガラス溶解用タンク炉に関するものである。
このタンク炉は、 a) 第1端壁近くに配置されたガラス原料装入端と第
2端壁との間に、縦方向に順次、予熱部、溶解部、残り
のタンク底部から突出した清澄台を有する清澄部、均質
化部を有し、しかも、 b) 炉内には、装入端のところの第1端壁と溶解部と
の間に円蓋から下方へ突出し炎の放射を防止する少なく
とも1つの隔壁が配置されており、この隔壁によって、
排気ガスによるガラス原料の加熱目的でバーナからの排
気ガスの、予熱部への流路が開かれ、 c)溶解部、清澄部、数個のバーナ、均質化部が、上部
構造の共通の火室に配属されており、火室の両端が最終
隔壁と第2端壁の内側とにより制限され、 d) 第1端壁の内側と最終隔壁の中心平面との間に
は、溶解部と清澄部との前方に、第1区間L1が設けら
れ、 e) 火室には最終隔壁の中心平面と第2端壁の内側と
の間には、第2区間L2が設けられている。
【0015】既述の課題を解決するため、本発明によれ
ば、次の特徴を有するタンク炉が提供される。すなわ
ち、 f) 第1及び第2端壁の内側間の第1及び第2区間の
合計(L1+L2)に対する火室内の第2区間L2比が
最低0.5の値であり、 g) 清澄部の清澄台前方の溶解部の区域に、タンク底
部の、より低い部分の上方に数個のバーナが配置され、 h) 溶解タンクの装入端が電気加熱装置を有していな
いことが特徴である。
【0016】有利には、L2:(L1+L2)の比は最
低0.53である。
【0017】この構成基準に留意した場合、既述の効果
が得られる。すなわち、当該の炉は簡単な構造となり、
装入端に変圧器や電極が不要となるため、設備費や保守
費用が低減され、特に運動費が低減される。その場合、
更に加えて注目すべき点は、電極の水冷により生じる別
の熱損失も、本発明により同じように避けられる点であ
る。
【0018】また、特に効果的な場合は、プール内に清
澄台前方に、それも流れ方向で100〜300cmの距
離のところに少なくとも1列のバブラーを配置した場合
である。
【0019】更に、少なくとも1列のバブラー上方に、
互いに向い合った少なくとも2個のバーナを配置し、こ
れらのバーナが他の残りのバーナより高い出力を有する
ようにするのが、有利である。こうすることによって、
バブラー区域にエネルギー投入が集中される。混合材料
のそう入区域と清澄台前方の区域との間の温度差を高め
ることにより、混合物そう入区域下方へのエネルギー搬
送を規定する自然の流れを補助する。
【0020】本発明の客体の、その他の有利な構成は、
特許請求の範囲の他の項目により明らかである。
【0021】
【実施例】以下で、本発明の客体の一実施例及び本発明
により実施される方法を、図1〜図3を参照にして詳説
する。
【0022】図1及び図2に示されているタンク炉1
は、タンクプール3を有する溶解タンク2と、円蓋5を
有する上部構造4とから成っている。円蓋5は、図1に
示されているように、複数部材から成り段状に構成して
おくことができる。
【0023】タンクプール3は、少なくとも1つの、図
示されていない送入装置を備えた装入端6を有してい
る。この場合、ガラス原料はタンクプール3のほとんど
全幅にわたって装入される。このことは、図2に4つの
ガラス原料放出口8を有する原料容器7により示されて
いる。放出口の下には、自体公知の形式の4つの送入装
置(図示せず)が配置されている。
【0024】タンクプール3の底部9は、装入端6と溶
解されたガラスの出口10との間に清澄台11を有し、
この清澄台の上方に清澄部12が形成される。清澄部1
2には、出口10の方向に均質化部13が続き、この部
分13の最深部が直接に出口10へ移行している。出口
10の後方には上り流路14が設けられている。上り流
路14は下から精製タンク15内に開口している。タン
ク15には、図示されていないフィーダ又は前炉が続い
ている。
【0025】上部構造4は次のような構成形式を有して
いる。すなわち、装入端6のほぼ上方に、内面17aを
有する第1端壁17が配置されている。第1端壁には、
間隔をおいて第1隔壁18と第2隔壁とが続いている。
第2隔壁の中心平面Eは、ここから後の距離及び間隔を
決定する場合に重要となる。双方の隔壁18,19は、
下端区域に排気ガス口18a,19aを有している。こ
れらの排気ガス口の機能については、後で詳述する。装
入端6と隔壁19との間の縦区間は、いわゆる予熱部1
6を形成している。この予熱部16には、溶解部16a
が続いている。この場合、もちろん、予熱部と溶解部と
の間の移行部は流動的であることを強調せねばならな
い。溶解部16aは清澄部12まで達している。
【0026】出口10の上方には、内側20aを有する
第2端壁20が設けられている。第2隔壁19と第2端
壁20との間には、円蓋5の下に火室21が形成されて
いる。火室21内には、溶解部16a、清澄部12を形
成する清澄台11、均質化部13が設けられている。火
室21の各側壁21aには、化石燃料バーナ22が配属
されている。図1には、これらバーナのノズル口23の
みが示されている。
【0027】要するに、火室21には複数バーナ22
が、すべて対をなして配置されて、軸線x−xに関し鏡
像形式で向い合っている。しかも、図2に示されたバー
ナ軸線は、互いの方向に向けられるか、ないしは互いに
整線されている。バーナは、しかし、互いにずらして配
置しておいてもよい。
【0028】図1及び図2から分かるように、複数対の
バーナが溶解部16a内の清澄台11の前縁11a前方
に位置し、1対だけが清澄部12内の清澄台11上方に
位置している。これにより、複数のバーナ22が溶解部
16aの清澄台11前方、すなわちタンクプール3の深
さがより深い区域、たとえば清澄部12の2倍以上の深
さの区域に配置され、この結果、その区域には、タンク
底部からガラス溶解物表面方向へ、溶解物上昇流が妨げ
られることなく形成される。
【0029】第1端壁17と第1隔壁18との間に別の
排気ガス室24が形成される。この排気ガス室は装入端
6に配属されている。この排気ガス室24の側壁には、
排気ガス排出口25が鏡像対称的に配置されている。排
気ガスは燃焼空気の予熱のため熱交換器へ供給される。
予熱は比較的僅かであるが、それについての公知の理由
の1つは、この種の炉では窒素酸化物の割合が極めて僅
かしか生成されないということにある。バーナ22へ燃
料や予熱された燃焼空気を供給する導管は、簡略化のた
め、図示されていない。
【0030】第1の隔壁18と第2の隔壁19との間に
は、予熱部16の上方に別の排気ガス室27が形成され
ている。予熱部16には第2隔壁近くに別の1対の化石
燃料バーナを配置できるが、必ず必要というわけではな
い。これらバーナの1つのノズル口23aのみが、図1
に示されている。
【0031】更に、この場合、流路の水平部分ないし区
間L1,L2が特に重要である。まず、第1端壁17の
内面17aと最終隔壁19の中心平面Eとの間の、清澄
部12の前方には、第1区間L1が設けられている。火
室21には、最終隔壁19の中心平面Eと第2端壁20
の内面20aとの間には、第2区間L2が設けられてい
る。この場合、第1区間と第2区間との合計(L1+L
2)に対する火室21内の第2区間L2の比が重要であ
る。この比は、最低0.5、有利には最低0.53であ
り、言いかえると、火室21の長さの既述の定義では、
その長さは、上部構造4の自由な全長の2分の1であ
り、この長さはL1とL2の合計によって表わすことが
できる。
【0032】図1及び図2に示されているように、バー
ナ22の排気ガスは、隔壁18,19の排気ガス口18
a,19aによって定められる流路を経て予熱部16上
方の排気ガス室24内へ戻される。この排気ガス室24
内には、2つの排出口25が設けられ、そのうちの1つ
だけが図には示されている。
【0033】装入端6と第2隔壁19との間のガラス溶
解物表面区域では、搬送方向にガラス原料の量が減少す
るので、既述の逆流による排気ガスの案内によってガラ
ス原料が上から集中的に加熱される。そのさい、原料の
加熱エネルギ−の大部分は排気ガスから得られる。隔壁
18,19が下方へ延ばされることによって、より低温
の予熱部16内へのバーナの熱放射は大部分が阻止され
る。
【0034】流れ距離ないし区間L1の水平方向成分が
比較的短く、また、溶解物表面からタンク底部9までの
間隔が大きい火室区域での溶解物加熱が極めて集中的に
行なわれることにより、溶解物内には装入端bまで戻る
極めて強力な流れが生じる。装入端6の区域、ないし排
気ガス室24内で初めて、徐々に冷却されたガラスがタ
ンク底部9に沈降し、そこからバーナ22の影響区域内
に戻り、そこで再び上昇する。
【0035】図3に示されたバブラー28により、流れ
の移動が補助される。バブラー28により底部の低温の
ガラスが表面へ移動せしめられる。ハブラー28,29
は、1列又は2列で炉の軸線x−xに対し直角に、ない
しはタンク底部9の清澄台11の前縁11aと平行に、
詳言すれば、前縁11aの前方100〜3000cmの
ところに配置されている。これによって生じるガラス溶
解物と炎との間の大きな温度差により、ガラス溶解物へ
の熱伝達が高められる。
【0036】もちろん、この循環流には水平方向の分流
が重なり、ガラスの合計流が装入端6から溶解部16
a、清澄部12、均質化部13、出口10を経て精製タ
ンク15へ運ばれる。しかも、この流れ案内により、全
体として、装入端6の区域には付加的加熱エネルギー供
給の必要はなくなり、その結果、相応の加熱電極の使用
が、少なくとも連続運転時の加熱電極使用が、不要とな
る。
【0037】ガラスを溶解するタンク炉1内には、ガラ
ス原料装入端6とガラス溶解物の出口10との間に、予
熱部16、溶解部16a、清澄台11を有する清澄部1
2、均質化部13が、前後して設けられている。2つの
端壁17,20の間に形成された炉内室は、狭い排気ガ
ス口18a,19aを除いて隔壁18,19により分け
られている。溶解部16a、清澄部12、複数バーナ2
2、均質化部13は、上部構造4の共通の火室21に配
属されている。第1端壁17の内面17aと、清澄部1
2の前方の最終隔壁19の中心平面との間には、ガラス
の第1流路ないし区間L1が形成され、また、火室21
内には、中心平面Eと第2端壁20の内面20aとの間
に第2の流路ないし区間L2が形成されている。この場
合、合計区間(L1+L2)に対する第2区間L2の比
は、最低0.5、有利には最低0.53である。区間L
1とL2とは、この場合、当該流路の水平方向構成要素
である。加熱エネルギーは、ガラス溶解物に対して少な
くとも主として清澄台11前方の溶解部16aに供給さ
れ、ガラス原料に対しては、加熱・溶解エネルギーが、
上方からは排気ガスにより、下方からは、もっぱら装入
端6へのガラス溶解物の逆流により供給される。これに
より、溶解タンク2の装入端6は少なくとも連続運転時
には電気加熱が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タンク炉の軸方向垂直縦断面図。
【図2】2つの水平縦断面図で、縦軸線x−xの上方は
隔壁とバーナとを有する上部構造の縦断面図、縦軸線x
−xの下方はタンク炉自体の縦断面図。
【図3】図2の部分図で、タンク底部にバブラーを付加
配置したところを示した図。
【符号の説明】
1 タンク炉 2 溶解タンク 3 タンクプール 4 上部構造 6 装入端 7 原料容器 8 装入口 9 タンク底部 10 出口 11 清澄台 12 清澄部 13 均質化部 15 精製タンク 16 予熱部 17 第1端壁 17a 端壁内面 18 第1隔壁 18a 排気ガス口 19 第2隔壁 19a 排気ガス口 20 第2端壁 20a 内面 21 火室 21a 側壁 22 バーナ 24,27 排気ガス室 25 排出口 28 バブラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−310734(JP,A) 実公 昭56−36898(JP,Y2)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク底部(9)を有するタンクプール
    (3)を備えた溶解タンク(2)と、円蓋(5)を有す
    る上部構造(4)とを備えたタンク炉(1)内でガラス
    を溶解する方法であって、タンク炉(1)には、 a) 第1端壁(17)近くに配置されたガラス原料装
    入端(6)と、第2端壁(20)との間に、縦方向に順
    次に予熱部(16)、溶解部(16a)、他のタンク底
    部から突出した清澄台(11)を有する清澄部(1
    2)、均質化部(13)が設けられており、しかも、 b) 炉内には、装入端(6)の第1端壁(17)と溶
    解部(16a)との間に、円蓋(5)から下方に突出
    し、炎の放射を防止する少なくとも1つの隔壁(18,
    19)が設けられており、これらの隔壁によって、排気
    ガスによるガラス原料の加熱目的で、バーナ(22)か
    らの排気ガスの、予熱部(16)への流路が開かれ、ま
    た、 c) 溶解部(16a)、清澄部(12)、数個のバー
    ナ(22)、均質化部(13)が共通の火室(21)に
    配属されており、この火室の両端が最終隔壁(19)と
    第2端壁(20)の内面(20a)とにより制限されて
    おり、更に、 d) 第1端壁(17)の内面(17a)と最終隔壁
    (19)の中心平面(E)との間には、清澄部(12)
    の前方に長さ“L1”の水平区間を有するガラス第1流
    路が形成され、更に、 e) 火室(21)内には、最終隔壁(19)の中心平
    面(E)と第2端壁(20)の内面(20a)との間
    に、長さ“L2”の水平区間を有するガラス第2流路が
    形成され、 f) 火室(21)内に配置されたバーナ(22)によ
    るガラス表面への加熱エネルギー供給によって、ガラス
    溶解物に温度勾配が生じることにより、溶解部(16
    a)から装入端(6)へ向かう方向の流れと、逆方向へ
    の底流とが生ぜしめられる形式のものにおいて、 g) 火室(21)内のガラス溶解物の第2流路の水平
    区間L2の長さと、ガラス溶解物第1流路と第2流路と
    の水平区間の合計長さ(L1+L2)との比が、少なく
    とも0.5の値に選定され、 h) 加熱エネルギーが、主として火室(21)内のガ
    ラス溶解物に供給され、 i) ガラス原料には、加熱・溶解エネルギーが、上方
    からは排気ガスにより、下方からは、もっぱら装入端
    (6)のところまで案内されるガラス溶解物流により供
    給されることを特徴とする、タンク炉内でガラスを溶解
    する方法。
  2. 【請求項2】 長さL2と合計長さ(L1+L2)との
    比が少なくとも0.53の値に選定されることを特徴と
    する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 清澄台(11)の前方の、流れ方向で1
    00〜300cmの距離のところに、溶解タンク(2)
    の縦軸線と直角方向に配置された少なくとも1列のバブ
    ラー(28,29)から、ガスの吹込みを行なうことに
    より、付加的に溶解物の流れを補助することを特徴とす
    る、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも2つの互いに向い合ったバー
    ナ(22)が、少なくとも1列のバブラー(28,2
    9)の上方に配置され、他のバーナより高い出力を有し
    ており、それらのバーナ(22)によりバブラー(2
    8,29)区域での溶解物へのエネルギー投入が高めら
    れることを特徴とする、請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 タンク底部(9)を有するタンクプール
    (3)と円蓋(5)を有する上部構造(4)とを備えた
    溶解タンク(2)を有するガラス溶解用タンク炉であっ
    て、このタンク炉が、 a) 第1端壁(17)近くに配置されたガラス原料装
    入端(6)と第2端壁(20)との間に、縦方向に順
    次、予熱部(16)、溶解部(16a)、他のタンク底
    部から突出した清澄台(11)を有する清澄部(1
    2)、均質化部(13)を有しており、しかも、 b) 炉内には、装入端(6)のところの第1端壁と溶
    解部(16a)との間に、円蓋(5)から下方へ突出し
    炎の放射を防止する少なくとも1つの隔壁(18,1
    9)が配置されており、この隔壁により、排気ガスによ
    るガラス原料の加熱目的でバーナ(22)からの排気ガ
    スの、予熱部(16)への流路が開かれ、 c) 溶解部(16a)、清澄部(12)、数個のバー
    ナ(22)、均質化部(13)が、上部構造(4)の共
    通の火室(21)に配属されており、火室(21)の両
    端が最終隔壁(19)と第2端壁(20)の内面(20
    a)とにより制限され、 d) 第1端壁(17)の内面(17a)と最終隔壁
    (19)の中心平面(E)との間には、溶解部(16
    a)と清澄部(12)との前方に第1の区間L1が設け
    られており、更に、 e) 火室(21)には最終隔壁(19)の中心平面と
    第2端壁(20)の内面(20a)との間には第2の区
    間L2が設けられている形式のものにおいて、 f) 火室(21)の第2区間L2と、第1と第2の端
    壁(17,20)の内面(17a,20a)間の第1及
    び第2の区間合計(L1+L2)との比が、少なくとも
    0.5の値であり、 g) 数個のバーナ(22,22a)が、清澄部(1
    2)の清澄台(11)前方の溶解部(16a)の区域
    に、タンク底面(9)の、より低い部分の上方に配置さ
    れ、 h) 溶解タンク(2)の装入端(6)が電気式加熱装
    置を有していないことを特徴とするガラス溶解用のタン
    ク炉。
  6. 【請求項6】 L2:(L1+L2)の比が少なくとも
    0.53であることを特徴とする、請求項5記載のタン
    ク炉。
  7. 【請求項7】 火室(21)の双方の側壁(21a)に
    は、少なくとも数対の向い合ったバーナ(22)が配属
    されており、そのうちの少なくとも3対のバーナが清澄
    台(11)の前縁(11a)前方に配置されていること
    を特徴とする、請求項5記載のタンク炉。
  8. 【請求項8】 火室(21)の双方の側壁(21a)に
    は、数対の向い合ったバーナ(22)が配属されてお
    り、そのうちの4対のバーナが清澄台(11)の前縁
    (11a)前方に配置されていることを特徴とする、請
    求項7記載のタンク炉。
  9. 【請求項9】 第1端壁(17)と最終隔壁(19)と
    の間の第1区間L1内に、バーナ(22)の排気ガス用
    の排気口(18a)を有する別の隔壁(18)が配置さ
    れ、このため、予熱部(16)には2つの排気ガス室
    (24,27)が設けられており、更に、ガラス流れ方
    向で見て第2の排気ガス室(27)内には、その双方の
    側壁に少なくとも1対の別のバーナ(22a)が配置さ
    れていることを特徴とする、請求項5記載のタンク炉。
  10. 【請求項10】 タンクプール(3)内に、流れ方向で
    清澄台(11)の前方100〜300cmの距離のとこ
    ろに、少なくとも1列のバブラー(28,29)が配置
    されていることを特徴とする、請求項5記載のタンク
    炉。
  11. 【請求項11】 少なくとも1列のバブラー(28,2
    9)に、少なくとも2つの互いに向い合ったバーナ(2
    2)が配置されており、これらバーナが残りのバーナよ
    り高い出力を有するように構成されていることを特徴と
    する、請求項10記載のタンク炉。
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