JP2653330B2 - シャーピン監視装置 - Google Patents

シャーピン監視装置

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JP2653330B2 JP27323492A JP27323492A JP2653330B2 JP 2653330 B2 JP2653330 B2 JP 2653330B2 JP 27323492 A JP27323492 A JP 27323492A JP 27323492 A JP27323492 A JP 27323492A JP 2653330 B2 JP2653330 B2 JP 2653330B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転力を伝達するカップ
リング装置におけるシャーピン(シャーシボルト)で連
結された駆動軸側部材と従動軸側部材との間のシャーピ
ン劣化に起因して発生するずれ量を監視するシャーピン
監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】回転力を伝達するカップリング装置は図
7に示すように構成されている。例えばモータ等に接続
された駆動軸1に円盤状の駆動部材2が取付けられてお
り、従動軸3に有底円筒状に形成された従動部材4が取
付けられている。駆動部材2の外周面が従動部材4の内
周面に接するように、駆動部材2が従動部材4に挿入さ
れている。そして、駆動部材2と従動部材4とは複数の
シャーピン(シャーシボルト)5で連結固定されてい
る。
【0003】このような構成のカップリング装置におい
ては、回転力は直接シャーピンに剪断力として働くの
で、長期間に亘ってこのカップリング装置を稼働する
と、駆動部材2と従動部材4とを連結するシャーピン
(シャーシボルト)5が他の部材の比較して早く劣化す
る。したがって、定期的にこのシャーピン5の劣化程度
を調べて、許容限界以上劣化していた場合には、このシ
ャーピン5を交換する必要がある。
【0004】次に、シャーピン5の寿命判定方法を説明
する。図7に示すように、シャーピン5を交換した時
に、駆動部材2及び従動部材4の互いに対向する位置に
凹ゲージ6a,6bを取付ける。なお凹ゲージ6a,6
bは正確に対向するように位置決めする。したがって、
取付け時においては、凹ゲージ6a,6b相互間のずれ
量Sは0である。しかし、シャーピン5が疲労すると、
駆動部材2と従動部材4との間に回転方向にずれが生じ
る。その結果、凹ゲージ6a,6b相互間にもずれ量S
が生じる。
【0005】よって、一定期間経過する毎に、図8に示
すように、凸ゲージ7を用いて、凹ゲージ6a,6b相
互間のずれ量Sを測定する。なお、凸ゲージ7はずれ量
Sが0.1〜0.6mmまで0.1mm毎に測定できるよう
に6種類準備されている。
【0006】そして、凸ゲージ7で測定されたずれ量S
が例えば許容限界値0.6mmに達した時点で、シャーピ
ン5の寿命が尽きたと判断して、このシャーピン5を交
換する。
【0007】また、図示しないが、半径方向に駆動部材
2から従動部材4に達するケガキ線を刻設して、駆動部
材2と従動部材4との境界線におけるケガキ線のずれ量
Sを例えば目視で観察する手法も実施されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たシャーピン5の寿命を判定する手法においてはまだ次
のような課題があった。
【0009】すなわち、図7に示すようにように、カッ
プリング装置自体にに凹ゲージ6a,6bが取付けられ
ており、駆動部材2と従動部材4との間のずれ量Sを測
定する場合には、当然、カップリング装置が組込まれた
工場設備を停止させて、保全員又は工場設備の操作員が
複数種類の凸ゲージ7を携えて現場に赴き、マニアル操
作でもって凹ゲージ6a,6b相互間のずれ量Sを測定
する必要がある。
【0010】したがって、当然、工場設備が停止してい
る時しか測定できない。しかし、工場設備は工場全体の
稼働率や生産性の制約から頻繁に停止することはできな
いので、ずれ量Sを常時監視できない。したがって、あ
る期間に短時間で疲労が進行して、次の定期点検を実施
する時までに、シャーピン5が破損してしまう懸念があ
る。
【0011】また、ずれ量Sはカップリング装置が停止
している状態で測定される。一般に、応力が印加されて
いない状態のずれ量Sと、応力が印加されている状態に
おけるずれ量Sとは正確に一致しない。疲労に直接影響
を与えるずれ量Sは当然応力が印加された状態でのずれ
量Sであると考えられる。したがって、回転力による剪
断応力が実際に印加されていない状態で測定されるの
で、正確に稼働状態におけるずれ量Sを測定できない問
題もある。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、駆動軸側部材及び従動軸側部材に一対のス
トライカーを取付け、隙間検出センサでストライカー相
互間の隙間を非接触で検出することによって、カップリ
ング装置の稼働状態においても、シャーピン疲労に起因
する駆動軸側部材と従動軸側部材相互間のずれ量を常時
自動的に監視でき、最適時期でシャーピンを交換でき、
カップリング装置を含む工場設備全体の維持管理能力を
大幅に向上できるシャーピン監視装置を提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明のシャーピン監視装置は、回転力を伝達するカ
ップリング装置におけるシャーピンで連結された駆動軸
側部材と従動軸側部材との間のシャーピン劣化に起因し
て発生するずれ量を監視する。
【0014】さらに、駆動軸側部材及び従動軸側部材に
取付けられた一対のストライカーと、シャーピン劣化に
起因して生じるストライカー相互間の隙間変化を非接触
で検出する隙間検出センサと、カップリング装置の回転
速度を検出する回転検出センサと、この回転検出センサ
にて検出された回転速度が規定速度のときに隙間検出セ
ンサにて検出された隙間が許容限界値を越えると警告信
号を出力する比較回路とが備えられている。
【0015】さらに、隙間検出センサを相互間を各スト
ライカーが通過することによって遮光される発光部と受
光部とからなる光学センサで構成し、また、駆動軸側部
材又は従動軸側部材におけるストライカーの取付位置に
対して180度反対側に検出部材を取付け、検出範囲セ
ンサを隙間検出センサの取付位置に対して180度反対
側に取付け、この検出範囲センサにて検出部材を検出す
ることによって、隙間検出センサで検出される隙間変化
を特定している。
【0016】
【作用】このように構成されたシャーピン監視装置にお
いては、カップリング装置の長期間に亘る稼働の後にシ
ャーピンが劣化して、駆動軸側部材と従動軸側部材との
間のずれ量が増加すると、ストライカー相互間の隙間も
拡大する。ストライカー相互間の隙間は隙間検出センサ
で非接触で常時検出されている。したがって、回転速度
が予め定められた規定速度のときに、シャーピンに剪断
応力が印加されている状態において、検出された隙間が
許容限界値を越えると比較回路から自動的に警告信号が
出力さける。
【0017】したがって、カップリング装置の稼働状態
においても、常時シャーピンの疲労度合が監視され、寿
命到来まえに自動的に警告信号が出力されるので、警告
信号が出力されてから一定期間内にシャーピンを交換す
ればよい。その結果、シャーピンが疲労でもって破損す
ることが未然に防止される。
【0018】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
【0019】図1は実施例のシャーピン監視装置が適用
されるカップリング装置を示す斜視図である。図7に示
すカップリング装置と同一部分には同一符号が付してあ
る。したがって、重複する部分の詳細説明は省略されて
いる。
【0020】この実施例においては、シャーピン5を交
換した時点で、駆動軸側部材としての駆動部材2及び従
動軸側部材としての従動部材4に図2(a)(b)に示
すように台形断面形状を有した長尺のストライカー8
a,8bの一端を取付ける。そして、ストライカー8
a,8bは長尺方向が半径方向を向くように、かつ互い
に隣接する側面が接触する姿勢で駆動部材2及び従動部
材4に固定されている。
【0021】例えば、図2(b)に示すように、駆動軸
1の軸心Oから各ストライカー8a,8bの先端までの
距離Lは1000mmであり、駆動軸1の軸心Oから駆動部材
2と従動部材4との堺までの距離Mは500mm である。
【0022】したがって、駆動部材2と従動部材4との
間に、図2(b)に示すように、許容限界ずれ量Sm =
0,6mmが生じた場合は、各ストライカー8a,8bの
先端部分における隙間8cの間隔Wは、W=S×(L/
M)の関係より、W=1.2mmが得られる。すなわち、
各ストライカー8a,8bの長さを大きく設定すること
により、ずれ量Sをより正確に検出できる。
【0023】図示しない外部の固定フレームに隙間検出
センサ9が取付けられている。この隙間検出センサ9
は、図2(a)に示すように、発光部9aと受光部9b
とからなる光学センサで構成されており、カップリング
装置が回転することによって、発光部9aと受光部9b
との間を各ストライカー8a,8bの先端部が図2
(b)中の矢印A−A´位置で横切ると光が遮光され
る。
【0024】なお、各ストライカー8a,8bは、その
合わせ加工精度,取付精度による隙間検出センサ9の検
出誤差を低減させるたるめに、図2(a)に示すよう
に、発光部9aから受光部9b側に向かって次第に広が
る形状に仕上られている。
【0025】図4は隙間検出センサ9の電気回路図であ
る。隙間検出センサ9は、発光ダイオード9aaとフォト
トランジスタ9bbとで構成されており、通常、フォトト
ランジスタ9bbは導通しており、図6に示すように、出
力される隙間検出信号aはロー(L)レベルである。そ
して、各ストライカー8a,8bが光9cを遮断する
と、出力される隙間検出信号aはハイ(H)レベルへ変
化する。
【0026】従動部材4における各ストライカー8a,
8bの取付位置に対して180°反対位置に検出部材と
しての小さな反射板10が取付けられている。この反射
板10の周方向長さは各ストライカー8a,8bの合計
幅より若干短い幅に設定されている。さらに、隙間検出
センサ9の取付位置に対して180°反対位置に前述し
た図示しない固定フレームに反射型の光学センサからな
る検出範囲センサ11が取付けられている。反射板10
がこの検出範囲センサ11の取付位置を通過すると、検
出範囲センサ11は、図6に示すように、ハイ(H)レ
ベルの検出範囲信号bを出力する。
【0027】さらに、駆動軸1の外周面に対向する位置
に回転検出センサ12が配設されており、駆動軸1に貼
付けられた反射膜13を検出すると、図6に示すよう
に、ロー(L)レベルとなる回転検出信号cを出力す
る。図3はシャーピン監視装置の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【0028】隙間検出センサ9から出力された隙間検出
信号aは増幅器14で規定信号レベルに増幅されたのち
条件監視回路15へ入力される。検出範囲センサ11か
ら出力された検出範囲信号bは増幅器16で規定信号レ
ベルに増幅されたのち条件監視回路15へ入力される。
【0029】条件監視回路15は、例えば図5に示すよ
うに、インバータ15aとアンドゲート15bとで構成
されており、図6に示すように、隙間検出信号aに含ま
れれるストライカー8a,8b相互間に発生する隙間8
cに起因するロー(L)レベル部分の隙間波形dを抽出
して、信号レベルを反転して隙間信号eとして次の規定
回転数監視回路17へ送出する。
【0030】回転検出センサ12から出力された回転検
出信号cは増幅器18で規定信号レベルに増幅されたの
ちカウンタ回路19へ入力する。カウンタ回路19は回
転検出信号cの単位時間当りのパルス数を計数して、計
数値が規定回転速度に対応する計数値に一致している状
態において、規定回転数監視回路17へハイ(H)レベ
ルの制御信号gを送出する。
【0031】規定回転数監視回路17は、例えばアンド
ゲートで構成されており、カウンタ回路19からハイ
(H)レベルの制御信号gが印加されている限り、条件
監視回路15から出力される隙間信号eをそのまま次の
積分回路20へ送出する。また、カップリング装置の回
転速度が規定回転速度以外の場合、隙間信号eは遮断さ
れて出力されない。
【0032】すなわち、カップリング装置が規定回転数
で回転している状態において、規定回転数監視回路17
から出力される隙間信号eのパルス幅Tは、ストライカ
ー8a,8bの先端部の隙間8cの間隔Wに対応する。
【0033】積分回路20は、パルス形状を有する隙間
信号eにおけるパルス幅Tの継続時間だけこのパルス波
形を積分する。よって、この積分回路20の出力信号h
は図6に示すようにランプ波形となる。出力信号hは次
の比較回路21へ入力される。
【0034】比較回路21には許容限界値設定器21に
て設定された許容限界電圧Vs が入力されている。この
許容限界電圧Vs は前記駆動部材2と従動部材4との間
のずれ量Sの許容限界ずれ量Sm (=0.6mm)に相当
する電圧値である。比較回路21は積分回路20の出力
信号hの波高値と許容限界電圧Vs とを比較して、出力
信号hの波高値が許容限界電圧Vs を越えると警告信号
iを出力する。
【0035】なお、比較回路21内には警告信号iをラ
ッチする例えばRSフリップフロップ等で構成されたラ
ッチ回路が組込まれており、外部のリセットボタン21
bが押されてリセット信号jが入力されるまで、警告信
号iをハイ(H)レベル状態に維持する。比較回路21
から出力された警告信号iはブザー22に印加され、こ
のブザー22を鳴動させる。このように構成されたシャ
ーピン監視装置の動作を図6に示すタイムチャートを用
いて説明する。 (1) シャーピン5を交換した時点で、駆動部材2及び
従動部材4にストライカー8a,8bを互いの側面が接
触するように固定する。
【0036】(2) そして、工場設備を起動して、カッ
プリング装置を稼働状態にする。この場合、ストライカ
ー8a,8bの先端部に隙間8bが生じていないので、
カップリング装置が規定回転数に達した状態において、
時刻t1 にて隙間検出センサ9から出力される隙間信号
aの信号波形は図示するように台形波形となる。したが
って、条件監視回路15から隙間信号eが出力されるこ
とはない。よって、積分回路20の出力信号hにランプ
波形は生じない。その結果、比較回路21から警告信号
iは出力されない。
【0037】(3) カップリング装置を一定期間以上稼
働すると、シャーピン5が疲労開始して、図2(b)に
示すように、駆動部材2と従動部材4との間にずれ量S
が発生し、ストライカー8a,8bの先端部に隙間8b
が生じる。時刻t2 において検出された隙間信号aの信
号波形には、前記隙間8bに起因する隙間波形dが現
れ、この隙間波形dに対応する隙間信号eが積分回路2
0へ送出される。しかし、隙間信号eのパルス幅Tが狭
いので、積分回路20の出力信号hの波高値は許容限界
電圧Vs を越えることはない。よって、比較回路21か
ら警告信号iは出力されない。
【0038】(4) カップリング装置を長期間に亘って
稼働すると、シャーピン5の疲労が進行して、駆動部材
2と従動部材4との間のずれ量Sが許容限界ずれ量Sm
(=0.6mm)以上になると、ストライカー8a,8b
の先端部の隙間8bの間隔Wが許容限界値Wm 以上にな
る。時刻t3 において検出された隙間検出信号aの信号
波形の隙間波形dに対応する隙間信号eのパルス幅Tが
大きくなる。その結果、積分回路20の出力信号hの波
高値が許容限界電圧Vs を越える。よって、比較回路2
1から警告信号iが出力され、ブザー22が鳴動する。 (5) 監視員はブザー22の警報を確認するとリセット
ボタン21bを押すことによって警報を停止させる。
【0039】このように構成されたシャーピン監視装置
であれば、カップリング装置が稼働状態中においても、
駆動部材2と従動部材4との間にずれ量Sが監視でき、
許容限界ずれ量Sm 以上に達すると、自動的にプザー2
2が鳴動して、工場設備の監視者に警告する。
【0040】したがって、警告を確認してから一定期間
内にシャーピン5を交換すればよい。このように、シャ
ーピン5の疲労寿命が尽きる一定期間前に警告が発られ
るので、稼働期間中にシャーピン5の疲労寿命が尽き
て、シャーピン5が損傷する事故を未然に防止できる。
【0041】また、シャーピン5を疲労寿命が尽きる直
前まで安心して使用できるので、交換時期の適正化を図
ることができ、カップリング装置全体の維持管理費用を
低減できる。また、シャーピン5の疲労度のみを検査す
るために工場設備を停止する必要がないので、工場設備
の稼働率を向上できる。さらに、カップリング装置が稼
働状態中におけるずれ量Sを評価しているので、より正
確な疲労度でもってシャーピン5の疲労寿命を測定でき
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明のシャーピン
監視装置によれば、駆動軸側部材及び従動軸側部材に一
対のストライカーを取付け、隙間検出センサでストライ
カー相互間の隙間を非接触で検出している。したがっ
て、カップリング装置の稼働状態においても、シャーピ
ン疲労に起因する駆動軸側部材と従動軸側部材相互間の
ずれ量を常時自動的に監視でき、最適時期でシャーピン
を交換でき、カップリング装置を含む工場設備全体の維
持管理能力を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わるシャーピン監視装
置が適用されるカップリング装置を示す斜視図、
【図2】 実施例装置における各ストライカー取付位置
関係と隙間検出センサとの位置関係を示す図、
【図3】 実施例装置の電気的構成を示すブロック図、
【図4】 実施例装置の隙間検出センサの回路図、
【図5】 実施例装置の条件監視回路を示すブロック
図、
【図6】 実施例装置の動作を示すタイムチャート、
【図7】 従来のずれ量検治具が取付けられたカップリ
ング装置を示す斜視図、
【図8】 同従来治具が取付けられたカップリング装置
の要部を取出して示す部分拡大図。
【符号の説明】
1…駆動軸、2…駆動部材、3…従動軸、4…従動部
材、5…シャーピン、8a,8b…ストライカー、9…
隙間検センサ、11…検出範囲センサ、12…回転検出
センサ、15…条件監視回路、17…規定速度監視回
路、19…カウンタ回路、20…積分回路、21…比較
回路、22…ブザー。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転力を伝達するカップリング装置にお
    けるシャーピンで連結された駆動軸側部材と従動軸側部
    材との間のシャーピン劣化に起因して発生するずれ量を
    監視するシャーピン監視装置であって、 前記駆動軸側部材及び従動軸側部材に取付けられた一対
    のストライカーと、前記シャーピン劣化に起因して生じ
    るストライカー相互間の隙間変化を非接触で検出する隙
    間検出センサと、前記カップリング装置の回転速度を検
    出する回転検出センサと、この回転検出センサにて検出
    された回転速度が規定速度のときに前記隙間検出センサ
    にて検出された隙間が許容限界値を越えると警告信号を
    出力する比較回路とを備えたシャーピン監視装置。
  2. 【請求項2】 前記隙間検出センサは相互間を前記各ス
    トライカーが通過することによって遮光される発光部と
    受光部とからなる光学センサで構成され、かつ、前記駆
    動軸側部材又は従動軸側部材における前記ストライカー
    の取付位置に対して180度反対側に取付けられた検出
    部材と、前記隙間検出センサの取付位置に対して180
    度反対側に取付けられ、前記検出部材を検出することに
    よって、前記隙間検出センサで検出される隙間変化を特
    定する検出範囲センサとを備えたことを特徴とする請求
    項1記載のシャーピン監視装置。
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