JP2652885B2 - コネクタ用ケーブル接続装置 - Google Patents
コネクタ用ケーブル接続装置Info
- Publication number
- JP2652885B2 JP2652885B2 JP8323089A JP8323089A JP2652885B2 JP 2652885 B2 JP2652885 B2 JP 2652885B2 JP 8323089 A JP8323089 A JP 8323089A JP 8323089 A JP8323089 A JP 8323089A JP 2652885 B2 JP2652885 B2 JP 2652885B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- cable
- housing
- holder
- flat cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンピュータ関連機器のように多数の回路
を同時に接続するコネクタに、多数の被覆電線を並列さ
せてシート状にしたフラットケーブルを接続する装置に
関する。
を同時に接続するコネクタに、多数の被覆電線を並列さ
せてシート状にしたフラットケーブルを接続する装置に
関する。
(従来の技術) この種の装置としては、従来特公昭55−25712号に示
される装置が知られている。該装置は、位置決めジグに
コネクタを支持し、該コネクタの両側面に揺動により接
近できる電線位置決めジグと電線挿入板を設け、該ジグ
に電線を一本ずつ位置決めして左右のハンドルで前記各
部材をコンタクトに向けて押圧するものである。
される装置が知られている。該装置は、位置決めジグに
コネクタを支持し、該コネクタの両側面に揺動により接
近できる電線位置決めジグと電線挿入板を設け、該ジグ
に電線を一本ずつ位置決めして左右のハンドルで前記各
部材をコンタクトに向けて押圧するものである。
(発明が解決しようとする課題) 前記の従来技術は、電線の位置決めに手間がかかり、
コンタクトに電線を押圧する際に左右の力のバランスが
むずかしく、左右列が同一の状態で押圧されないおそれ
がある。したがって、本発明はこれらの問題点を解決す
ることを課題とする。
コンタクトに電線を押圧する際に左右の力のバランスが
むずかしく、左右列が同一の状態で押圧されないおそれ
がある。したがって、本発明はこれらの問題点を解決す
ることを課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の前記課題の解決手段は、絶縁ブロックの一表
面の中央に長手方向にのびる隔壁を備え、該隔壁の両側
面に沿って、側方向きのスリットと電線表面に係合する
斜面とをもつと突片を備えた多数のコンタクトを植設し
てなるコネクタに、多数の被覆電線を並べてシート状に
したフラットケーブルを接続し、該フラットケーブルの
外面を覆うハウジングを設けるコネクタ用ケーブル接続
装置であって、基台と、コネクタを保持し該コネクタの
両側面方向に僅かに移動自在に該基台に取付けられたコ
ネクタホルダと、コネクタの上方を被蓋、開放自在に長
手方向に進退可能に設けられ、頂部の幅が狭い形状をも
つケーブルガイドと、基台に枢着され、コネクタの両側
方位置に停止可能のホルダアームと、該ホルダアームに
取付けられ、前記ハウジングを保持するハウジングチャ
ックと、同じくホルダアームに取付けられてハウジング
チャックとコネクタの間隙を指向してフラットケーブル
の端縁の一方の表面を支持する支持面及び逆止爪と他方
の表面に対してケーブルの幅方向に進退できる係止片と
を備えたケーブルホルダと、前記ハウジングと共にフラ
ットケーブルを前記突片に向けて加圧する一対の加圧板
と、からなることを特徴とする。
面の中央に長手方向にのびる隔壁を備え、該隔壁の両側
面に沿って、側方向きのスリットと電線表面に係合する
斜面とをもつと突片を備えた多数のコンタクトを植設し
てなるコネクタに、多数の被覆電線を並べてシート状に
したフラットケーブルを接続し、該フラットケーブルの
外面を覆うハウジングを設けるコネクタ用ケーブル接続
装置であって、基台と、コネクタを保持し該コネクタの
両側面方向に僅かに移動自在に該基台に取付けられたコ
ネクタホルダと、コネクタの上方を被蓋、開放自在に長
手方向に進退可能に設けられ、頂部の幅が狭い形状をも
つケーブルガイドと、基台に枢着され、コネクタの両側
方位置に停止可能のホルダアームと、該ホルダアームに
取付けられ、前記ハウジングを保持するハウジングチャ
ックと、同じくホルダアームに取付けられてハウジング
チャックとコネクタの間隙を指向してフラットケーブル
の端縁の一方の表面を支持する支持面及び逆止爪と他方
の表面に対してケーブルの幅方向に進退できる係止片と
を備えたケーブルホルダと、前記ハウジングと共にフラ
ットケーブルを前記突片に向けて加圧する一対の加圧板
と、からなることを特徴とする。
(作 用) 以上の手段を備えるから、フラットケーブルを挿入す
るとケーブルガイドにより接続位置に案内され、加圧板
を作動すると各電線の心線は各コンタクトのスリットに
圧入される。その際にフラットケーブル1に押戻し方向
の力が働いても、ケーブルホルダの保持力により位置決
めされて接続作業が行なわれる。左右の力圧板の押圧力
が平衡しないときはコネクタホルダが横方向に自動的に
動いて押圧力を自動調節をする。
るとケーブルガイドにより接続位置に案内され、加圧板
を作動すると各電線の心線は各コンタクトのスリットに
圧入される。その際にフラットケーブル1に押戻し方向
の力が働いても、ケーブルホルダの保持力により位置決
めされて接続作業が行なわれる。左右の力圧板の押圧力
が平衡しないときはコネクタホルダが横方向に自動的に
動いて押圧力を自動調節をする。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。第
1図ないし第4図はコネクタを示し、第5図はフラット
ケーブルを示す。コネクタ1は、絶縁ブロック2と金属
製のコンタクト3ケース2aからなり、ブロック2には、
その平面4の中央から突出して長手方向にのびる隔壁5
と、該平面4から底面6に達する挿入孔7を備える。
1図ないし第4図はコネクタを示し、第5図はフラット
ケーブルを示す。コネクタ1は、絶縁ブロック2と金属
製のコンタクト3ケース2aからなり、ブロック2には、
その平面4の中央から突出して長手方向にのびる隔壁5
と、該平面4から底面6に達する挿入孔7を備える。
コンタクト3は、頂部が曲折されて突片8とされ、こ
れにスリット9が設けられ、該スリット9の両側に斜面
10、10が形成されている。第3図に示すようにコンタク
ト3の下方にもスリット11が設けられて二股になってい
る。このコンタクト3は、2種の長さがあり、第2図に
示すように突片8の高さを異ならせて隔壁5の両側で上
下2列に挿入孔7、7…中に圧入され、指面12を隔壁5
に接した状態で取付けられる。
れにスリット9が設けられ、該スリット9の両側に斜面
10、10が形成されている。第3図に示すようにコンタク
ト3の下方にもスリット11が設けられて二股になってい
る。このコンタクト3は、2種の長さがあり、第2図に
示すように突片8の高さを異ならせて隔壁5の両側で上
下2列に挿入孔7、7…中に圧入され、指面12を隔壁5
に接した状態で取付けられる。
スリット9、9……のピッチ巾は、一定長でフラット
ケーブル13の心線14のピッチ巾pと等しくしてある。ケ
ーブル13を接続した後その外面には第4図の板状のハウ
ジング15が当接されるが、該ハウジングに突片8、8…
と同位置に穴16、16…が設けられている。該ハウジング
15を介してケーブル13を第3図の矢印15aの方向に突片
8、8…に圧着すると、電線の円弧面が斜面10に接して
心線14とスリット9は同位相になり、更に加圧すると被
覆が破れて心線14がスリット9に接触して導通状態にな
り、突片8の先端は穴16僅かに進入するが突出はしな
い。
ケーブル13の心線14のピッチ巾pと等しくしてある。ケ
ーブル13を接続した後その外面には第4図の板状のハウ
ジング15が当接されるが、該ハウジングに突片8、8…
と同位置に穴16、16…が設けられている。該ハウジング
15を介してケーブル13を第3図の矢印15aの方向に突片
8、8…に圧着すると、電線の円弧面が斜面10に接して
心線14とスリット9は同位相になり、更に加圧すると被
覆が破れて心線14がスリット9に接触して導通状態にな
り、突片8の先端は穴16僅かに進入するが突出はしな
い。
そして、前記底面6側から挿入孔7内に雄コンタクト
17が矢印17a方向に挿入されると、スリット11中に進入
して導通状態となる。
17が矢印17a方向に挿入されると、スリット11中に進入
して導通状態となる。
次に第6図以下で本考案の実施例を説明する。第6図
において20は基台で上面に摺動面21が設けられ、下面に
は紙面に垂直な方向(横方向)にガイド溝22、23が設け
られている。該基台20の一端に1対の軸受ブロック24が
固定され、他端に1対のストッパ部25と1個のガイド部
26をもつブロック28が固定されている。
において20は基台で上面に摺動面21が設けられ、下面に
は紙面に垂直な方向(横方向)にガイド溝22、23が設け
られている。該基台20の一端に1対の軸受ブロック24が
固定され、他端に1対のストッパ部25と1個のガイド部
26をもつブロック28が固定されている。
摺動面21の両端には、中間が分断された段部27、28が
突設され、該段部27、28間で摺動面21上にはコネクタホ
ルダ30が横方向の移動が自在に載置され、その移動は、
前記ガイド溝22、23内に配置され、かつ第7図、第8図
に示す大径穴31、32を経て取付けたガイドローラ33、34
によって往復矢印方向に案内される。
突設され、該段部27、28間で摺動面21上にはコネクタホ
ルダ30が横方向の移動が自在に載置され、その移動は、
前記ガイド溝22、23内に配置され、かつ第7図、第8図
に示す大径穴31、32を経て取付けたガイドローラ33、34
によって往復矢印方向に案内される。
コネクタホルダ30の縦方向中心線に沿って保持溝35が
上下に貫設され、該ホルダ30の左方には段部27の前記分
断部分を通って伸びる細い尾部36が設けられ、該尾部36
に固定位置調節自在の可動クランパ37がねじ37aで固定
されている。該クランパ37は、先端にばね38で弾発され
る押片39と、保持溝35内で転動するガイドローラ40を備
えている。そして該可動クランパ37に対向して固定クラ
ンパ41が溝35の他端に固定され、両クランパ37、41間に
コネクタ1を押込むことによってこれを保持する。
上下に貫設され、該ホルダ30の左方には段部27の前記分
断部分を通って伸びる細い尾部36が設けられ、該尾部36
に固定位置調節自在の可動クランパ37がねじ37aで固定
されている。該クランパ37は、先端にばね38で弾発され
る押片39と、保持溝35内で転動するガイドローラ40を備
えている。そして該可動クランパ37に対向して固定クラ
ンパ41が溝35の他端に固定され、両クランパ37、41間に
コネクタ1を押込むことによってこれを保持する。
前記固定クランパ41を跨ぐようにケーブルガイド42が
ガイドブロック26を貫いて進退自在に挿入されている。
該ガイドブロック42は、心金43とこれを覆うガイド板44
からなり、頂部の横幅は狭くしてガイド板表面で傾斜案
内面45が形成され、下端の突起46は保持溝35内に入った
ときその傾斜口部47に接触してコネクタホルダ30を中心
線上に位置決めする。そして、前記傾斜案内面45によっ
て挿入されるケーブルを案内して第10図示のようにケー
ブル先端がコネクタホルダ30の表面48上に当接するまで
移動するのを助ける。
ガイドブロック26を貫いて進退自在に挿入されている。
該ガイドブロック42は、心金43とこれを覆うガイド板44
からなり、頂部の横幅は狭くしてガイド板表面で傾斜案
内面45が形成され、下端の突起46は保持溝35内に入った
ときその傾斜口部47に接触してコネクタホルダ30を中心
線上に位置決めする。そして、前記傾斜案内面45によっ
て挿入されるケーブルを案内して第10図示のようにケー
ブル先端がコネクタホルダ30の表面48上に当接するまで
移動するのを助ける。
前記軸受ブロック24には、軸50で1対のホルダアーム
51、51が枢着され、該アーム51は、端部51aがストッパ5
1bに当接する直立位置から時計方向に第9図の位置まで
回動でき、このように回動したときのその先端がストッ
パ部25の支持面52に当接して位置決めされ、側方への振
れもストッパ部25とガイド部26の対向面で阻止される。
51、51が枢着され、該アーム51は、端部51aがストッパ5
1bに当接する直立位置から時計方向に第9図の位置まで
回動でき、このように回動したときのその先端がストッ
パ部25の支持面52に当接して位置決めされ、側方への振
れもストッパ部25とガイド部26の対向面で阻止される。
該ホルダアーム51、51には、前記ハウジング15を保持
するハウジングチャック53とケーブルを保持するケーブ
ルホルダ54が一対ずつ対称形に設けられており、これら
の機構は両ホルダアーム51に固定した固定ブロック55と
コネクタの寸法に応じて調節固定される可動ブロック56
とに設けられる。
するハウジングチャック53とケーブルを保持するケーブ
ルホルダ54が一対ずつ対称形に設けられており、これら
の機構は両ホルダアーム51に固定した固定ブロック55と
コネクタの寸法に応じて調節固定される可動ブロック56
とに設けられる。
ハウジングチャック53は、前記ブロック55、56の先端
に設けた固定突子53aと弾発突子53bとからなり、ハウジ
ング15を持って弾発突子53bにハウジングの一端を当て
て該突子を押し込みながら他端を固定突子53aに係止さ
せて、両突子53b、53b間にハウジング15を介装し、弾力
によって保持させる。
に設けた固定突子53aと弾発突子53bとからなり、ハウジ
ング15を持って弾発突子53bにハウジングの一端を当て
て該突子を押し込みながら他端を固定突子53aに係止さ
せて、両突子53b、53b間にハウジング15を介装し、弾力
によって保持させる。
ケーブルホルダ54は、両ブロック55、56の対向面側に
対称形に設けられ、フラットケーブル13の両側端縁を挾
持する。第10図、第11図に示すように、保持溝35側に面
してブロック55の端部に傾斜した保持面57が設けられ、
これに続いて長手方向に凹部58が設けられ、該凹部58の
前面は前板59で閉鎖される。
対称形に設けられ、フラットケーブル13の両側端縁を挾
持する。第10図、第11図に示すように、保持溝35側に面
してブロック55の端部に傾斜した保持面57が設けられ、
これに続いて長手方向に凹部58が設けられ、該凹部58の
前面は前板59で閉鎖される。
係止片60は第11図の往復矢印方向に進退自在で後退時
は凹部58内に進入するもので、外向きにくの字形に傾斜
した挿入面61と保持面62を有し、前記凹部58の下部に沿
って伸びる尾端の突起63にばね64とレバー65が係合して
いる。図示の前進位置でケーブル13の端縁を保持面57と
62で両面から保持しているが、レバー65を矢印方向に押
すと係止片60は後退して凹部58内に入り込み、ケーブル
13を解放して該ケーブル及びこれに連結されたコネクタ
1を脱出させることが可能になる。
は凹部58内に進入するもので、外向きにくの字形に傾斜
した挿入面61と保持面62を有し、前記凹部58の下部に沿
って伸びる尾端の突起63にばね64とレバー65が係合して
いる。図示の前進位置でケーブル13の端縁を保持面57と
62で両面から保持しているが、レバー65を矢印方向に押
すと係止片60は後退して凹部58内に入り込み、ケーブル
13を解放して該ケーブル及びこれに連結されたコネクタ
1を脱出させることが可能になる。
ケーブル13に対する保持を確実にするために、保持面
57、62の間隙Aをケーブル13の厚さに近い寸法にしたり
保持面62に傾斜を設けてケーブルの遊びを少くし、接続
作業時のずれを防止することが必要であり、また逆止爪
66によってケーブル13の戻り止めをする。
57、62の間隙Aをケーブル13の厚さに近い寸法にしたり
保持面62に傾斜を設けてケーブルの遊びを少くし、接続
作業時のずれを防止することが必要であり、また逆止爪
66によってケーブル13の戻り止めをする。
該逆止爪66は、下向きの斜面によって先端が尖った形
状とされ、軸67とばね68によって先端が保持面62には接
触しないがケーブル13には係合できる位置まで付勢され
ている。このため、フラットケーブル13を上方からコネ
クタホルダ30の表面48まで挿入するときは、逆止爪66は
回動後退してケーブル13を通過させるが、ケーブル13を
保持面62に圧接するように加圧し、ケーブル13の上向き
の移動に対しては先端が該ケーブル13の絶縁体表面に食
い込んで該移動を阻止する。該逆止爪66は、回動型の爪
であるが、直線上を進退する形式のものであってもよ
い。
状とされ、軸67とばね68によって先端が保持面62には接
触しないがケーブル13には係合できる位置まで付勢され
ている。このため、フラットケーブル13を上方からコネ
クタホルダ30の表面48まで挿入するときは、逆止爪66は
回動後退してケーブル13を通過させるが、ケーブル13を
保持面62に圧接するように加圧し、ケーブル13の上向き
の移動に対しては先端が該ケーブル13の絶縁体表面に食
い込んで該移動を阻止する。該逆止爪66は、回動型の爪
であるが、直線上を進退する形式のものであってもよ
い。
ケーブル13をコネクタ1の突片8に対して押圧して接
続するために、1対の押板70、70が往復自在に図示しな
い支持台に設けられ、カム又はターンバックル式の押し
ねじ等の駆動機構で左右対称に駆動される。
続するために、1対の押板70、70が往復自在に図示しな
い支持台に設けられ、カム又はターンバックル式の押し
ねじ等の駆動機構で左右対称に駆動される。
以上の構成であるから、第6図に示す一対のホルダア
ーム51を立てた位置で、各ハウジングチャック53の弾性
突子53bを押戻しながら該突子53bと固定突子の間にハウ
ジング15を介入させて弾力によって保持させ、保持溝35
内にコネクタ1を挿入して、クランパ37の固定クランパ
41と押片39の間で保持させる。
ーム51を立てた位置で、各ハウジングチャック53の弾性
突子53bを押戻しながら該突子53bと固定突子の間にハウ
ジング15を介入させて弾力によって保持させ、保持溝35
内にコネクタ1を挿入して、クランパ37の固定クランパ
41と押片39の間で保持させる。
次いで、ホルダアーム51、51を時計方向に回動してそ
の先端をブロック28の支持面52上に乗せると、第10図の
ように保持面57と62で形成される間隙Aは、コネクタ1
と、ハウジング15の間隔内を指向した状態になる。ここ
でケーブルガイド42をコネクタ1上に押出し、フラット
ケーブル13の先端の端縁をブロック55、56の保持面57と
案内面61で形成される上広がりの入口から挿入すると該
ケーブル両端縁は、間隙A内を通ってケーブルガイド42
の表面に案内されて、コネクタ1とハウジング15の間を
経てコネクタホルダ30の表面48に達する。
の先端をブロック28の支持面52上に乗せると、第10図の
ように保持面57と62で形成される間隙Aは、コネクタ1
と、ハウジング15の間隔内を指向した状態になる。ここ
でケーブルガイド42をコネクタ1上に押出し、フラット
ケーブル13の先端の端縁をブロック55、56の保持面57と
案内面61で形成される上広がりの入口から挿入すると該
ケーブル両端縁は、間隙A内を通ってケーブルガイド42
の表面に案内されて、コネクタ1とハウジング15の間を
経てコネクタホルダ30の表面48に達する。
したがって、フラットケーブル13の両端縁は、ブロッ
ク55、56に設けられたケーブルホルダ54の保持面57、6
2、逆止爪66で抜け止めが施された状態で保持される。
ク55、56に設けられたケーブルホルダ54の保持面57、6
2、逆止爪66で抜け止めが施された状態で保持される。
この状態でケーブルガイド42を後退させ、加圧板70、
70を付勢してハウジング15、15を介してフラットケーブ
ル13、13を押圧すると、各電線で形成される凹凸面は突
片8の端面形状に合致して心線14がスリット9と対応し
た位置に来る。更に押圧を続けると電線の被覆は突片8
の斜面10で破断され、心線14の夫々は各スリット9内に
圧入されて導通状態になり、ハウジング15、15はハウジ
ングチャック53から外れてケーブル表面に密接し、その
両端がコネクタ1の絶縁ブロック2に形成した嵌合部に
結合して接続は終了する。
70を付勢してハウジング15、15を介してフラットケーブ
ル13、13を押圧すると、各電線で形成される凹凸面は突
片8の端面形状に合致して心線14がスリット9と対応し
た位置に来る。更に押圧を続けると電線の被覆は突片8
の斜面10で破断され、心線14の夫々は各スリット9内に
圧入されて導通状態になり、ハウジング15、15はハウジ
ングチャック53から外れてケーブル表面に密接し、その
両端がコネクタ1の絶縁ブロック2に形成した嵌合部に
結合して接続は終了する。
この押圧時に左右の加圧板70、70の押圧力が不平衡で
あれば、コネクタホルダ30は、溝22、23で案内され基台
20の摺動面21上で横方向に摺動自在であるから、押圧力
が平衡する位置に自動的に移動してコンタクト3の左右
の突片8には同じ力が加わり、左右同一条件で接続作業
が行なわれる。この作業時加圧板70の押込みストローク
に応じた長さだけケーブル13は間隙Aを経て引込まれ
る。
あれば、コネクタホルダ30は、溝22、23で案内され基台
20の摺動面21上で横方向に摺動自在であるから、押圧力
が平衡する位置に自動的に移動してコンタクト3の左右
の突片8には同じ力が加わり、左右同一条件で接続作業
が行なわれる。この作業時加圧板70の押込みストローク
に応じた長さだけケーブル13は間隙Aを経て引込まれ
る。
加圧板70、70を後退させて、両ブロック55、56のレバ
ー56を押して係止片60、60を後退させるとケーブル13及
びこれと接続されたコネクタ1は払出し可能になり、ホ
ルダアーム51、51を直立させ、両アームの間から抜き出
す。
ー56を押して係止片60、60を後退させるとケーブル13及
びこれと接続されたコネクタ1は払出し可能になり、ホ
ルダアーム51、51を直立させ、両アームの間から抜き出
す。
なお、前記実施例において、逆止爪を前記構造と異な
る構造にすることができ、例えば該逆止爪も係止片60と
同時に進退する構造にすることができる。
る構造にすることができ、例えば該逆止爪も係止片60と
同時に進退する構造にすることができる。
(発明の効果) 以上のように、フラットケーブルの両端縁をケーブル
ホルダで保持し、かつ逆止爪で抜止めをしながら加圧板
で該ケーブルを押圧するので、コネクタに対するケーブ
ルの位置ずれがなく確実に接続することができる。ま
た、コネクタホルダを加圧板の押圧方向に移動自在に設
けたので、コネクタの左右の突片に対して同一の条件で
接続作業ができる。しかも、各突片の先端をケーブルの
凹凸円に略一致するピッチの凹凸状にしたので、格スリ
ットと電線の位置決めが自動的に行なわれて多数の心線
を各コンタクトに同時に接続することができて極めて能
率的である。
ホルダで保持し、かつ逆止爪で抜止めをしながら加圧板
で該ケーブルを押圧するので、コネクタに対するケーブ
ルの位置ずれがなく確実に接続することができる。ま
た、コネクタホルダを加圧板の押圧方向に移動自在に設
けたので、コネクタの左右の突片に対して同一の条件で
接続作業ができる。しかも、各突片の先端をケーブルの
凹凸円に略一致するピッチの凹凸状にしたので、格スリ
ットと電線の位置決めが自動的に行なわれて多数の心線
を各コンタクトに同時に接続することができて極めて能
率的である。
第1図は本発明の装置によって接続されるコネクタの平
面図、第2図は正面図、第3図はコンタクト外の側面
図、第4図はハウジングの正面図、第5図はフラットケ
ーブル斜面図、第6図以下は本発明の装置を示し、第6
図は加圧板を省略した正面図、第7図は第6図のVII−V
II線断面図、第8図は同じくVIII−VIII線断面図、第9
図はホルダアームを作業位置に旋回した正面図、第10図
は第9図のX−X線断面図、第11図はブロックの内部平
面図である。 1……コネクタ 2……絶縁ブロック 3……コンタクト 8……突片 9……スリット 13……フラットケーブル 15……ハウジング 20……基台 30……コネクタホルダ 42……ケーブルガイド 51……ホルダアーム 53……ハウジングチャック 54……ケーブルホルダ 60……係止片 70……加圧板
面図、第2図は正面図、第3図はコンタクト外の側面
図、第4図はハウジングの正面図、第5図はフラットケ
ーブル斜面図、第6図以下は本発明の装置を示し、第6
図は加圧板を省略した正面図、第7図は第6図のVII−V
II線断面図、第8図は同じくVIII−VIII線断面図、第9
図はホルダアームを作業位置に旋回した正面図、第10図
は第9図のX−X線断面図、第11図はブロックの内部平
面図である。 1……コネクタ 2……絶縁ブロック 3……コンタクト 8……突片 9……スリット 13……フラットケーブル 15……ハウジング 20……基台 30……コネクタホルダ 42……ケーブルガイド 51……ホルダアーム 53……ハウジングチャック 54……ケーブルホルダ 60……係止片 70……加圧板
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁ブロックの一表面の中央に長手方向に
のびる隔壁を備え、該隔壁の両側面に沿って、側方向き
のスリットと電線表面に係合する斜面とをもつ突片を備
えた多数のコンタクトを植設してなるコネクタに、多数
の被覆電線を並べてシート状にしたフラットケーブルを
接続し、該フラットケーブルの外面を覆うハウジングを
設けるコネクタ用ケーブル接続装置であって、基台と、
コネクタを保持し該コネクタの両側面方向に僅かに移動
自在に該基台に取付けられたコネクタホルダと、コネク
タの上方を被蓋、開放自在に長手方向に進退可能に設け
られ、頂部の幅が狭い形状をもつケーブルガイドと、基
台に枢着され、コネクタの両側方位置に停止可能のホル
ダアームと、該ホルダアームに取付けられ、前記ハウジ
ングを保持するハウジングチャックと、同じくホルダア
ームに取付けられてハウジングチャックとコネクタの間
隙を指向してフラットケーブルの端縁の一方の表面を支
持する支持面及び逆止爪と他方の表面に対してケーブル
の幅方向に進退できる係止片とを備えたケーブルホルダ
と、前記ハウジングと共にフラットケーブルを前記突片
に向けて加圧する一対の加圧板と、からなることを特徴
とする、コネクタ用ケーブル接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8323089A JP2652885B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | コネクタ用ケーブル接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8323089A JP2652885B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | コネクタ用ケーブル接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02262287A JPH02262287A (ja) | 1990-10-25 |
JP2652885B2 true JP2652885B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=13796515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8323089A Expired - Lifetime JP2652885B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | コネクタ用ケーブル接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2652885B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2527873Y2 (ja) * | 1991-12-16 | 1997-03-05 | 矢崎総業株式会社 | 電線接続部の防水材圧縮装置 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP8323089A patent/JP2652885B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02262287A (ja) | 1990-10-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4020540A (en) | Applicator tool | |
CA1280875C (en) | Terminal strip applicator | |
US2765688A (en) | Work locating mechanism for connector crimping tools | |
US4048710A (en) | Conductor terminating apparatus | |
EP0004283A1 (en) | Tool for applying connectors to flexible cable | |
JPS5832479B2 (ja) | セイタンソウチニモチイルソウチ | |
US4332083A (en) | Terminating apparatus for flat cable | |
US3553836A (en) | Method and apparatus for terminating cable | |
US3504417A (en) | Locator in a crimping tool for an electrical connector | |
US4067633A (en) | Cam actuated low insertion force connector | |
US3938246A (en) | Method and apparatus for attaching multi-conductor flat cable to an electrical connector | |
US3995358A (en) | Applicator tool for multi-conductor connector | |
JP2652885B2 (ja) | コネクタ用ケーブル接続装置 | |
CN111786142A (zh) | 一种弹片式接线端子及接线端子排 | |
CA1199084A (en) | Flat cable connector and terminator therefor | |
US20230246351A1 (en) | Terminal block with handle structure | |
CA1047234A (en) | Electrical connector crimping press with connector holddown means | |
EP0057060B1 (en) | Apparatus for terminating ribbon cable | |
US5625942A (en) | Precision crimping tool | |
US3986256A (en) | Adapter for positioning multi-conductor cable and electrical connector | |
US4193187A (en) | Clamp-squeezing apparatus | |
US5457876A (en) | Conductor guide mechanism in a tool for terminating conductors of a cable to a connector | |
US4184244A (en) | Conductor terminating apparatus | |
US4210997A (en) | Conductor terminating apparatus | |
JPS6064590U (ja) | 導線終端装置 |