JP2652424B2 - ガス状流体の浄化装置 - Google Patents

ガス状流体の浄化装置

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JP2652424B2
JP2652424B2 JP63221192A JP22119288A JP2652424B2 JP 2652424 B2 JP2652424 B2 JP 2652424B2 JP 63221192 A JP63221192 A JP 63221192A JP 22119288 A JP22119288 A JP 22119288A JP 2652424 B2 JP2652424 B2 JP 2652424B2
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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    • B01D45/00Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces
    • B01D45/04Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces by utilising inertia
    • B01D45/08Separating dispersed particles from gases or vapours by gravity, inertia, or centrifugal forces by utilising inertia by impingement against baffle separators
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、エーロゾルやオイルミストなどのガス状流
体を当該流体中に存在する汚染粒子から分離することに
より浄化するために、対向状態で組合されて少なくとも
2列に配置され断面形において開放されたリング状をな
す第1及び第2のプロフィール部材を備え、第1のプロ
フィール部材の端部の長手方向に沿う自由端縁と重なる
とともに当該プロフィール部材の内面から長手方向に沿
う突起が延出してなるガス状流体の浄化装置に関する。
[従来の技術] この種のセパレータ装置は、欧州特許出願公開第0206
204号に示されている。プロフィール部材には、それぞ
れ、溝状構造の近傍において、内面の頂点領域でプロフ
ィール部材の開口の方向でその長手軸に沿って突出した
突起が設けられている。これによって、セパレータを通
って流れる流体の流速に影響するチャンバの形成が更に
なされるという利点がある。従って、分離能力は予想以
上に強く高められる。このようなセパレータ装置は、特
に冷却流体、オイルミスト、脂肪ミストあるいは極く一
般の汚染粒子を含む空気などの浄化の場合に良好な結果
を得、殆んど制限なく種々の分野に適用される。勿論、
この場合、列状に配置されたプロフィール部材の分離面
の大きさは、流体の通過量に合わせねばならない。
ここで問題となるのは、ある適用例の場合に例えば、
既存の装置にこの種のセパレータ装置を後に設置するよ
うな場合や、新規設置でも極く限られたスペースしかな
いような場合、得られる所要スペースが制限されること
である。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の課題は、ガス状流体の浄化装置、すなわち冒
頭に述べた種類のガス状流体中に存在する汚染粒子を分
離するために、限られたスペース状態にあっても、大き
な分離面を設けることのできる装置を提供するにある。
又、この場合、既存の排気装置内にコンパクトでより大
きな面をもつセパレータの設置が可能とされるべきであ
る。更に、分離面及びこれを形成する部材のその装置の
ある場所で簡単に洗浄できるようにすべきである。又更
に、排出空気量が一定の状態で流入速度を簡単な構造よ
りなる手段で調整できるようにすべきである。
[課題を解決するための手段及び作用] 上記本発明の課題は、以下のように実質的に解決され
る。すなわち、当該浄化装置が流体流入開口及び流出開
口を有する開成されたボデーを備え、当該ボデーの外面
の少なくとも一部分の領域が、流体流入開口である分離
面により構成されてなる構造のものである。
好ましい本発明の具体的構成においては、当該ボデー
は直方体ないし多角形の角柱状をなし、当該ボデーの側
面は少なくとも一部が分離面として構成され、当該ボデ
ーの端面の一方が閉鎖面で構成されるとともに他方の端
面に流体流出開口が設けられる。特に、当該装置はハウ
ジングを備えることができ、当該ハウジング内に少なく
とも2つの隣接した分離面が配置され、ハウジングは流
体流入開口及び流出開口を有し、それら開口の一方はハ
ウジング内の分離面によって囲まれたスペースの外側
に、又、他方は内側に沿っている。好ましくは、直方体
状のボデーの側面が4つの分離面を構成し、これと同様
に直方体状に形成されたハウジングの長手軸に対して同
軸にボデーが配置され、これら両直方体のボデーとハウ
ジングの端縁が互いに45度偏位した構成である。本発明
によれば、チャンネルとして構成されたハウジングを有
するセパレータ装置が提案され、このハウジング内にお
いておおいを形成する分離面が同軸に配置され、これら
分離面には、好ましくは、外側から浄化すべき流体の流
通がなされる。
流体の流入開口を形成するために、分離面により囲ま
れたスペースが端面側で、たとえば、流入案内円錐体に
より閉塞されるのが好ましい。それによって、ハウジン
グ内に流入する流体に対して不必要な抵抗の発生が回避
され、分離面に対し均一に作用する。流体の適切な浄化
作用を可能とするために、プロフィール部材の長手軸が
流体の流入方向と実質的に重なるハウジングの長手軸に
対して垂直になっている。本発明に係るセパレータ装置
を水平ないしは傾斜配置とした場合、更に利点がある。
すなわち、プロフィール部材内に分離された粒子がその
重力で下方に浮動し、そして、好ましくは、隣接した分
離面の当接領域に達する。そこにおいて、プロフィール
部材を支持するフレーム等の支持部材の互いに当接した
端縁が回収チャンネルの作用を果し、そこにはオイル等
の分離された流体を排出するための切欠部が設けられて
いる。分離面により分離された流体は、床状の平面部あ
るいはハウジングのプラットホームないしは分離面を支
える保持部材によって集められ、そこから排出口を介し
て分離された流体が排出される。この場合、排出口はハ
ウジングないしは保持部材の後部領域に設けられる。と
いうのは、分離された粒子は圧力低下のために、この領
域に押圧されるからである。流出作用自体はサイホン効
果で行なうことができる。
更に本発明の好ましい具体例においては、分離面がハ
ウジングの長手軸に対して同軸をなす支持管等の支持部
材に連結され、当該支持部材はハウジングの壁面部に対
して、中心位置で回転可能に支持される構成となってい
る。これにより、分離面により形成されたボデーが所望
の範囲、分離面を監視用開口に合わせるように回転でき
る利点がある。従って、分離面をハウジングより取外す
ことなく保守、点検ができるとともに個々のプロフィー
ル部材の調整や交換等の作業も可能となる利点がある。
本発明の浄化ないしはセパレータ装置は、費用のかか
る工事を必要とせずに既存の排気チャンネル系に設置で
きる。分離面は流れ方向に沿い、従って浄化されるべき
流体がこれに対して垂直又は実質的に垂直に流れるの
で、流体が流れるハウジングの横断面積は、流体の浄化
を行なうために必要な分離面の面積よりも極めて小さい
という利点がある。ここにおいて、ハウジング流入面積
が均一の状態で、種々のサイズの分離面を設けることが
できる。それは、種々異なる流量が単一のユニットで浄
化できるようにハウジングの長さを可変とすることによ
り可能である。
分離面は、直方体状のボデーの側壁部に4つ設けるの
か好ましいが、勿論これと異なる数の分離面を設けるこ
とも可能である。たとえば、分離面を三角柱状のボデー
の側面に形成し、そのボデーを場合によってはシリンダ
状に形成されたハウジング内に配置する構成である。こ
のような具体例も本発明の独立した解決手段を構成す
る。
少なくとも一部分が分離面として構成されたボデーが
ハウジングによって囲まれない構成であれば、現場にお
いて装置の洗浄を問題なくなし得る利点がある。そのた
めに、たとえば、直方体状のボデーをプラットホーム上
に配置し、その長手軸のまわりで回転するように構成し
得る。浄化されるべき空気は外部からボデーに長され、
次いで一方の端面を経て排出される。反対側の端面は閉
鎖面で構成される。ボデーを回転可能に構成することに
より、プロフィール部材の外側面を、たとえば高圧洗浄
機で洗浄することができる。個々のプロフィール部材
は、たとえば、欧州特許出願公開第0206204号の第1図
又は第21図に示されているような公知の保持部材により
解離可能に保持されるので、外部からアクセスできない
領域を洗浄するためにプロフィール部材を外すことのみ
が必要とされる。ボデーの内部スペース自体は洗浄を要
しない。というのは、列状に配置されたプロフィール部
材が流通するガスを十分に浄化するからである。
更に本発明の独特の解決手段によれば、均一な排気状
態で、分離面を部分的におおう構成により流入速度を調
節することができる。このために、多数のプロフィール
部材にわたって延出するカバー部材を設け、そのカバー
部材を、もしこれがなければ同じ位置にあるプロフィー
ル部材と同様の態様で配置することができる。これによ
って、浄化すべき排出空気に対して均一な状態、特に、
より高められた分離作用を果すチャンバが追加して得ら
れる。更に、カバー部材の内側の端部領域には突起が設
けられ、当該突起が個々のプロフィール部材の突起に対
応するとともに、このために設けられた保持部材に係合
する構成となっている。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明に係る浄化装置の実施例
を説明する。
第1図及び第2図には、ガス状流体を浄化するため、
換言すれば、この流体中に存在する汚染粒子を分離する
ための装置10が示されている。当該装置は、ハウジング
12と、この内部に配置された分離面14,16,18,20を有す
る。ハウジング12は直方体状をなし、流体の流入開口22
及び流出開口24として構成された開放された端壁部を有
する。ハウジング12の端壁部の端縁には、フランジ26,2
8が設けられており、これらは、例えば、エアーダクト
等の既存の排気システム内に設置される。
分離面14,16,18,20は、列状に配置されるとともに断
面形において開いたリング状の第1及び第2のプロフィ
ール部材より成る。ここにおいて、第1のプロフィール
部材の端部の長手方向に沿う自由端縁が第2のプロフィ
ール部材の端部の長手方向に沿う自由端縁に重なる構造
が望ましい。更に、内面の頂点領域においてはプロフィ
ール部材の開口方向に向い、かつ長手軸に沿って延出し
た突出を設けることができる。この突起によって、1つ
には流速に影響を及ぼすチャンバを追加的に構成し得る
ことと、他の1つにはプロフィール部材を個々に解離可
能に、かつ、相互の組合せ位置を正確に保持するための
取付手段を提供し得ることである。換言すれば、列状に
配置されて分離面14,16,18,20を形成するプロフィール
部材は、例えば、欧州特許出願公開第0206204号の、特
にその第1図及び第2図に示されたと同様の構造を有す
る。このような特殊な具体的構造に拘わらず、欧州特許
出願公開第0206204号は、上述の説明を補足する開示内
容を与える。すなわち、互いに組合されたプロフィール
部材及びその突起によって構成されたチャンバによっ
て、流体は流通断面積に応じて加速されたり減速された
り交互になされ、それによって、分離ならびに浄化作用
が得られる。
プロフィール部材30,32は、矢印34,36で示された流れ
方向に関して、ハウジング12内に以下のように配置され
ている。すなわち、その長手軸がハウジング12の長手軸
38に対して垂直をなし、従って、流れ方向に沿う配置構
成である。
これによって、好ましい浄化作用をなすように分離面
14,16,18,20のところを完全に流れることが保証され
る。
分離面14,16,18,20のところを還流したり迂回したり
することを確実に防止するために、分離面14,16,18,20
によって囲まれた内部室ないしは内部領域40が流入案内
円錐体42のごとき流入案内部材によっておおわれ、それ
によって、矢印44,46で示した浄化されるべき流体は、
まず、ハウジングの内壁部に沿い導かれるとともに、次
いでプロフィール部材30,32で形成された分離面14,16,1
8,20へと流される。そして、浄化された流体は内部領域
40へと送られ、最後に流出開口24を介してハウジング12
から送り出される。
プロフィール部材は、ここでは詳述されていないフレ
ームなどの取付部材に取付けられており、この取付部材
は分離面14,16,18,20の外側境界域を区画する。互いに
隣接した端縁は、いわゆる回収チャンネルを構成し、分
離面14,16,18,20内で分離されるとともに、重力で回収
チャンネルへ向って浮動する物質を回収し、続いて切欠
部を介して内面27へと導く。更にそこから、分離された
物質は後方領域に設けられた出口52を介して放出され
る。
分離面14,16,18,20は、ここでは詳述されていないが
プロフィール部材30,32のための取付部材を支承するプ
ロフィール帯体のような支承部材とともに、ハウジング
12の長手軸38に対し同軸をなす支持部材を構成する支持
管52に連結され、その管は長手方向に移動可能な支えを
なす管部材54,56,58,60を介して回転可能に、かつ、ハ
ウジング内壁に対して、すなわち、その内壁の角部分に
支持されている。これに対して、管部材54,56,58,60
は、ここでは詳述されないカウンターネジソケットによ
って長手方向に移動調整可能に構成され、それによっ
て、支持管52は所望の中心位置に確実に位置づけられ
る。支持管52が回転すること、従って、分離面14,16,1
8,20も回転することにより、1つの面、すなわち本実施
例においては側面62を監視用カバーとして構成し、この
領域にあるプロフィール部材30,32を点検したり交換す
ることができる。従って、監視作業の際に分離面14,16,
18,20を取外す必要がないという大きな利点がある。こ
の所要作業を行なうにあたっては監視用開口62にくるま
で分離面14,16,18,20を単に回転させればよい。
流入開口22及び流出開口24のところには、ここには詳
しく示されていないが、パッキング部材が設けられ、そ
れによって、浄化すべき流体の流れが分離面14,16,18,2
0を完全に通過し、その流出開口24から実際に浄化され
た流体が確実に流出するようになっている。
例として、本装置10は以下のようなサイズを有する。
直方体状のハウジング12の端面の断面積:900〜1600cm2 ハウジングの長さ:100cm この場合の全分離面の面積:8000〜10000cm2 又、指摘したいことは、次のような装置も設けること
ができる。すなわち、分離された粒子、たとえば、塩や
ワックスの粒子を解かして取り除くために個々のプロフ
ィール部材上に蒸気、加熱空気あるいは流体を付与する
装置である。
第3図は本発明に係る装置の変形例を示すもので、第
1図及び第2図に示す実施例に対応する部分には同一の
参照番号を付してある。
この変形例においては、第1図及び第2図に示す実施
例とは異なり、分離面14,16,18,20を形成するボデー70
がハウジングで囲まれておらず、空気等の気体が当該ボ
デー70に直接、矢印72,74で示すように作用する。ボデ
ー70は、たとえば作業基台76上に配置されるとともに、
第1図及び第2図に示す実施例と同様、1つの軸52によ
りその長手方向軸線のまわりで回転可能となっている。
断面矩形の直方体状をなすボデー70の一方の端面78は
閉鎖面で構成されている。図面上表われていない他方の
端面には排出口80が接続されている。この排出口80を介
して、分離面14,16,18,20を流通したガスが排出され
る。この構成により、浄化されるべき排出ガスが確実に
分離面14,16,18,20上をくまなく流通し、従って、排出
口80には十分に浄化されたガスのみが導かれる。
分離面14,16,18,20は、第1図及び第2図の実施例な
らびに欧州特許出願公開第0206204号に更に補足して開
示されているのと同様に、複数のプロフィール部材によ
り構成されている。
第3図に示す変形例においても前実施例と同様、分離
面を現場で、すなわち当該装置の設置場所で洗浄できる
ようになっている。この場合、単に必要なことは、ボデ
ー70を、たとえば端面78のところに設けられた把手82を
もって保持し、分離面を高圧洗浄機の洗浄噴流に対し常
に対応するように回転させることだけである。個々のプ
ロフィール部材は分離面14,16,18,20内で解離可能に設
けられているので、内部配置のプロフィール部材の外側
と、外部配置のプロフィール部材の内側の洗浄が問題な
くなされる。これら部分には開口を介して洗浄流体を供
給できるようになっている。外部配置のプロフィール部
材の外側及び内部配置のプロフィール部材の内側は、外
側から分離面上に当る洗浄流体により洗浄される。この
ためには、たとえば、第3図に参照番号84,86で示すよ
うなフリースペースを形成するように、プロフィール部
材をいくつか取外すだけでよい。洗浄水自体はボデー70
に対向する作業基台76の面上に集められとともに排出口
25より放出される。
第4図に示す独特の構成により、排気が均一な状態に
おいて流入速度を調整することのできるようになってい
る。図示の分離面84の横断形で示すように、プロフィー
ル部材86,88が設けられており、これは前述した分離面
の構成ならびに欧州特許出願公開第0206204号で説明さ
れているものと同様である。すなわち、プロフィール部
材86,88はプロフィール部材86,88の長手方向に沿って内
側に突起を備えるとともに互いに組合わされてチャンバ
を形成しており、そのチャンバの形成により、そこを流
れる流体が加速ないしは減速され、所要範囲の分離及び
それによる浄化作用がなされる。
プロフィール部材はカバー部材90,92により部分的に
おおわれ、従って、浄化すべき流体の通過に供される面
積は狭められ、流速は高められる。カバー部材に対して
プロフィール部材94,96,98はカバー部材の背面方向に取
外し得るようになっているが、当該カバー部材は、プロ
フィール部材86,88に対応して端部100,102が、わん曲形
成されプロフィール部材104,106に係合し得る構成とな
っている。更に、端部領域において突起108,110が設け
られ、それら突起はプロフィール部材86,88に対応して
おり、従って、カバー部材90,92はプロフィール部材86
をも保持する取付部材により保持される。すなわち、突
起108,110は、通常、プロフィール部材が参照番号86の
プロフィール部材のように配置され取付けられる位置で
突出するようになっている。
第5図には本発明の他の実施例の浄化装置110が示さ
れている。ここにおいて、分離面112,114,116は三角柱
状のボデー118の側面により構成されている。端面の一
方121は閉成され、他方の端面は流体流出開口120として
構成されている。この三角柱状のボデーはシリンダ状ハ
ウジング122により囲まれており、その内壁面と三角柱
状ボデーの外周面との間に流体が流され、分離面112,11
4,116のところを通過するようになっている。ハウジン
グ122は開閉自在なカバー124を有し、回転可能に配置さ
れた三角柱状ボデーが提供されるとともに洗浄可能とな
っている。
開放されたハウジングの端壁部130,132には、じょう
ご状部材126,128が設けられ、これらは流体流入開口及
び流出開口を構成する。更に、ハウジング122はその下
方の頂点領域に排出開口25を有する。
[発明の効果] 以上のように本発明においては、限られたスペース状
態にあっても、大きな分離面を備えたガス状流体の浄化
装置を提供でき、当該浄化装置を既存の排気装置内に、
大幅な取付工事なしに設置できるとともに、更に、分離
面等を浄化装置の設置場所のところで容易に洗浄でき、
又、更には、排出空気量が一定の状態で流入速度を簡単
に調整できる等の種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はハウジング壁部分を取外した状態でハウジング
内におかれた流体を分離するための本発明の実施例に係
る浄化装置の側面図、第2図は第1図に示す装置の前面
図、第3図はハウジングを備えない当該装置の変形例の
斜視図、第4図は分離面の詳細図、第5図は流体を分離
するための本発明の他の実施例に係る浄化装置の概要斜
視図である。 10:浄化装置 12:ハウジング、14,16,18,20:分離面 22:流入開口、24:流出開口 30,32:プロフィール部材、70:ボデー 86,88:プロフィール部材 90,92:カバー部材

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エーロゾルやオイルミストなどのガス状流
    体を当該流体中に存在する汚染粒子から分離することに
    より浄化するために、対向状態で組合わされて少なくと
    も2列に配置され断面形において開放されたリング状を
    なす第1及び第2のプロフィール部材を備え、第1のプ
    ロフィール部材の端部の長手方向に沿う自由端縁が第2
    のプロフィール部材の端部の長手方向に沿う自由端縁と
    重なるとともに、当該プロフィール部材の内面から長手
    方向に沿う突起が延出してなるガス状流体の浄化装置で
    あって、当該浄化装置は、流体流入開口及び流出開口を
    有する閉成されたボデー(70)を備え、当該ボデーの外
    面の少なくとも一部分の領域が、流体流入開口である分
    離面(14,16,18,20,84,112,114,116)により構成され、
    前記ボデーはハウジング(12)により囲まれ、少なくと
    も当該ボデーの分離面(14,16,18,20,84,112,114,116)
    がハウジングの内壁に対して離間しているとともに、ガ
    ス状流体がボデーの外側よりハウジング内へ流入し、当
    該ボデーにより囲まれた領域(40)より流出することを
    特徴とするガス状流体の浄化装置。
  2. 【請求項2】前記ボデー(70)は、その長手軸のまわり
    で回転自在に支持されてなる請求項1記載のガス状流体
    の浄化装置。
  3. 【請求項3】4つの分離面(14,16,18,20)は直方体状
    をなすボデーの側面を構成し、当該直方体状のボデー
    は、直方体状に構成されたハウジング(12)の長手軸
    (38)に対して同軸に配置され、直方体状のハウジング
    に対して直方体状のボデーが45度の角度、互いに偏位し
    てなることを特徴とする請求項1記載のガス状流体の浄
    化装置。
  4. 【請求項4】3つの分離面が、三角柱状のボデーの側面
    を構成し、当該三角形状のボデーは、中空シリンダ状に
    形成されたハウジング内に配置されてなることを特徴と
    する請求項1記載のガス状流体の浄化装置。
  5. 【請求項5】プロフィール部材(30,32)の長手軸は、
    流入方向(34)と実質的に重なるボデーの長手軸ないし
    はハウジング(12)の長手軸(38)に対して垂直をなす
    ことを特徴とする請求項1記載のガス状流体の浄化装
    置。
  6. 【請求項6】分離面(14,16,18,20)により囲まれた領
    域(40)は、流入案内円錐体(42)のごとき流入案内部
    材により、外側がおおわれてなることを特徴とする請求
    項1記載のガス状流体の浄化装置。
  7. 【請求項7】分離面(14,16,18,20)は、ハウジングの
    長手軸(38)に対して同軸をなす管(52)のごとき支持
    部材と連結され、当該支持部材は、回転可能な軸受をな
    すために、支え(54,56,58,60)を介してハウジングの
    内壁を支持されることを特徴とする請求項1記載のガス
    状流体の浄化装置。
  8. 【請求項8】ハウジング(12)の一部(62)が監視用カ
    バーとして構成されることを特徴とする請求項1記載の
    ガス状流体の浄化装置。
  9. 【請求項9】分離面のための受入れ部材の互いに当接す
    る端縁が回収チャンネルを構成し、当該回収チャンネル
    に、分離された流体を導出させるための複数の開口が設
    けられることを特徴とする請求項1記載のガス状流体の
    浄化装置。
  10. 【請求項10】分離面より分離された流体をハウジング
    に集めるとともに排出口を介して外方へ導出可能である
    ことを特徴とする請求項9記載のガス状流体の浄化装
    置。
  11. 【請求項11】流入速度の調節のために分離面に通して
    設けられた流通開口が、部分的におおわれることを特徴
    とする請求項1記載のガス状流体の浄化装置。
  12. 【請求項12】流通開口を閉成するカバー部材(90,9
    2)は、端部(100,102)において突起(108,110)を備
    え、これら突起はプロフィール部材(86)の前記突起に
    対応するとともに、これら突起を介して、プロフィール
    部材を支持する保持体に対して取外し可能に配置される
    ことを特徴とする請求項11記載のガス状流体の浄化装
    置。
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