JP2652149B2 - 流水浄化護床ブロック - Google Patents

流水浄化護床ブロック

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JP2652149B2
JP2652149B2 JP7205092A JP20509295A JP2652149B2 JP 2652149 B2 JP2652149 B2 JP 2652149B2 JP 7205092 A JP7205092 A JP 7205092A JP 20509295 A JP20509295 A JP 20509295A JP 2652149 B2 JP2652149 B2 JP 2652149B2
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棚橋  尚
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    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Revetment (AREA)
  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、最近の社会経済の発展
と共に環境が著しく悪化し、特に河川水の汚染は、大き
な社会問題となっている。この問題を解決する水環境保
全を目的として河川・水路・道路・公園・傾斜地等の地
盤に敷設して、中間空隙に詰石をすることにより流水浄
化をする護床ブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の河川や水路は天然河床が殆どであ
ったため、洪水毎に洗掘され護岸を欠損し溢水による家
屋の流失や浸水、田畑の流亡などの被害が繰り返された
ため、近年は河底に石、又はコンクリート・ブロックを
張ったり、コンクリートを張りつめたりして洗掘による
堤防の欠壊や、土砂の流出を防止して水害に対する治水
機能が主体で、水環境保全に対する水質浄化機能を目的
としていなかった。また、コンクリートブロックの台座
に、自然石が一部台座上面に突出するように定置してな
る自然石根固ブロックを、河床面上に敷設する自然石根
固ブロック工法(特開平4−166507号公報参照)
が存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術の河底に石又はコンクリート・ブロックを敷設す
るものは、水環境保全に対する水質浄化機能がないとい
う問題があった。また、特開平4−166507号公報
の自然石根固ブロック工法には、最近の社会情勢に基づ
く水環境保全に対応した課題が解決されず、しかも、 (A)流水の水質浄化機能が目的とされていない。 (B)河床の自然景観が考慮されていない。 (C)流水の一部を地下水に浸透させ、地下水の補給源
として活用することができないという問題があった。
【0004】本発明はこれらの事情に鑑み流水浄化護床
ブロックにおいて、正面、側面共に断面が軌条型で、一
部を切り欠いた四角形の底部と該底部より小さい四角形
の上部とを繋ぐ繋ぎ部に凹状部を形成し、前記上部の上
面に自然石を埋め込み、並列敷設した各隣接する流水浄
化護床ブロックの繋ぎ部の凹状部で形成される空隙部に
詰石を施した流水浄化護床ブロックを提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、次のような技術手段を採用した。請求項
1記載の発明においては、流水浄化護床ブロックにおい
て、正面、側面共に断面が軌条型で、四角形の底部によ
って護床工としての目的をなし、該底部より小さい四角
形の上部と、これを繋ぐ繋ぎ部に凹状部を形成して上部
からの石詰めを可能にし、凹状部の詰石が脱流出しない
ように構成した。また、この流水浄化護床ブロックを並
列敷設して隣接ブロックとの凹状部で形成される空隙部
に詰石をすることによって平常水の浄化機能を高め、上
部表面に自然石を埋め込むことによって自然景観の創造
に配慮した技術手段を採用した。
【0006】請求項2記載の発明においては、請求項1
記載の発明に加えて、四角形の底部の一部に切り欠きを
施して地下水の補給源、或いは湧水の処理機能を備えた
技術手段を採用した。
【0007】
【作用】本発明は、以上の技術手段を採用することによ
り、隣接した流水浄化護床ブロック間に形成される底部
と上部の間の繋ぎ部の凹状空隙部に詰石(栗石・玉石
等)をして、この層に微生物を生息させ、その生物膜に
よって平常流水の水質浄化を図ると共に、魚介水棲動植
物保全、回復等の機能を併せ図れる。
【0008】また、上部の表面は自然石が埋め込まれて
いるのと併せて、隣接の各流水浄化護床ブロック間に形
成された凹状空隙部に詰石をすることによって平常水位
の状態において河底全体が自然石の露出した張石となり
自然景観に調和した美しい自然河川を形成するものであ
る。また、底部の切り欠きにより地下水の補給源、或い
は湧水の処理をするものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面で詳細に
説明する。図1は、本実施例の流水浄化護床ブロックの
概略正面図、図2は、同じく流水浄化護床ブロックの概
略側面図、図3は、同じく流水浄化護床ブロックの概略
斜視図、図4は、同じく流水浄化護床ブロックの概略平
面図、図5は、流水浄化護床ブロックを並列敷設し、隣
接したブロックとの底部と上部の繋ぎ部の凹状部に詰石
を施した状態を示す概略正面図で、1は流水浄化護床ブ
ロック本体、2は流水浄化護床ブロックの底部、3は同
じく上部、4は同じく底部と上部の繋ぎ部、5は同じく
埋め込みの自然石、6は同じく凹状部空隙、7は同じく
隣接ブロックとの凹状部空隙、8は同じく隣接ブロック
との凹状部空隙の詰石をそれぞれ示すものである。
【0010】そして、流水浄化護床ブロック1の上部3
に自然石(栗石、鉄平石等)5を埋め込み、この自然石
5の一部を露出するように構成されている。(図1、図
2、図3、図4、図5、参照)
【0011】ここで流水浄化護床ブロック1について図
1〜図5に基づいて詳細に説明する。流水浄化護床ブロ
ック1において、正面、側面、共に断面が軌条型で、四
角形の底部2と、この底部2の四隅に隅切りを施し、ま
たは、底部の側面に切り欠き、或いは、穴を明け、さら
に該底部2より小さい四角形の上部3とを繋ぐ繋ぎ部4
に凹状部を形成し、前記上部3の上面に自然石5を埋め
込み、並列敷設した各ブロックの凹状部の空隙部6と、
隣接ブロックとの空隙7に詰石8を施した流水浄化護床
ブロックである。
【0012】次に図6、図7に基づいて、河川に本発明
の流水浄化護床ブロック1を敷設する一実施例について
説明する。この実施例は、河川床に流水浄化護床ブロッ
ク1を千鳥状に敷設することによって同ブロックの繋ぎ
部4で形成される凹状部6と、隣接ブロックとの空隙7
の詰石8によって微生物の生育と繁殖を図り、その生物
膜によって水質の浄化と小動物類(小魚、ホタル等)の
生息の保全を助長し、河床の保護と自然景観との調和を
図ったものである。また、同様に汚水処理水路の川床に
流水浄化護床ブロック1を千鳥状に敷設し、隣接ブロッ
クとの空隙部7の詰石8に木炭、または活性炭や砂利を
入れ、汚水の浄化と悪臭の脱却に一層の効果が得られ
る。
【0013】つづいて、図8、図9に基づいて、道路や
公園の歩道に利用する場合は、流水浄化護床ブロック1
の上部3の上面に埋め込んだ自然石5に、鉄平石等の平
らな埋め石を施し、隣接ブロックとの凹状部空隙7の詰
石8の上層に小砂利を充填して、車道の路側において車
道の油脂分を含んだ雨水を集水浄化したり、歩道幅全面
に敷設することによって、路面水を集めて地下水の補給
源として確保する。また、人間にやさしい砂利道として
自然歩道を創生する。
【0014】さらに、図10に基づいて、連結する流水
浄化護床ブロックについて説明する。本発明の流水浄化
護床ブロック1の四隅等に鉄線または連結鋼棒等を挿入
し、一体化して、法面護岸、または、大型化して大河川
の構造物の根固工や急流河川の護床工として有効利用す
ることができる。その他水質浄化、魚介類の魚巣、魚道
としての機能も備えている。
【0015】なお、詰石8としては現場発生材である栗
石、玉石、砂利等を使用することによって建設残土の活
用が図られる。また、詰石8の一部を木炭や活性炭にす
ることによって、臭い水の水質浄化機能の向上を図るこ
とができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上の構成を採用した結果、
次の効果を得ることができる。 (1)流水浄化護床ブロックを連続敷設することによっ
て形成される底部と上部の繋ぎ部の凹状部と隣接ブロッ
クの凹状部との空隙部に詰石(栗石・玉石など)をし
て、この層に微生物を育成、生息させ、その生物膜によ
って流水の水質浄化を図ると共に、魚介類、水棲動植物
の育成、保護、回復等の高度機能効果を図ることができ
る。
【0017】(2)上部の表面に設けた自然石の埋め込
み石と、流水浄化護床ブロックの隣接するブロックとの
凹状部空隙に詰石することによって河床全体が自然石の
張石となり自然景観に調和した河底となる。
【0018】(3)底部の四隅に隅切りを施し、また
は、底部の側面に切り欠き、或いは、穴を明けることに
よって流水の一部が地下浸透させ、地下水の補給源にす
る。また、地下水の湧出の処理もできる。
【0019】(4)流水浄化護床ブロックを河床に敷き
つめることによってブロックの底部が護床の主体とな
り、当ブロック全体の護床効果が大きくなる。
【0020】(5)流水浄化護床ブロック上部の四角形
版が底部四角形版より小さいのは、底部と上部の繋ぎ部
凹状空隙部への詰石を可能にし、また凹状部詰石が脱流
出するのを防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例における流水浄化護床ブロッ
クの概略正面図である。
【図2】前記実施例における流水浄化護床ブロックの概
略側面図である。
【図3】前記実施例における流水浄化護床ブロックの概
略斜視図である。
【図4】前記実施例における流水浄化護床ブロックの概
略平面図である。
【図5】前記実施例における流水浄化護床ブロックを並
列敷設したものを示す概略正面図である。
【図6】本発明の1実施例における河川ならびに汚水処
理水路に流水浄化護床ブロックを千鳥状に敷設したとこ
ろを示す概略正面図である。
【図7】本発明の1実施例における河川ならびに汚水処
理水路に流水浄化護床ブロックを千鳥状に敷設したとこ
ろを示す概略平面図である。
【図8】本発明の1実施例における道路、公園の車道、
歩道に敷設したところを示す概略正面図である。
【図9】本発明の1実施例における道路、公園の車道、
歩道に敷設したところを示す概略平面図である。
【図10】本発明の1実施例における連結一体化して法
面護岸、大河川、急流河川等に用いる鉄線、鋼棒入りの
概略平面図である。
【符号の説明】
1‥‥流水浄化護床ブロック 2‥‥同ブロックの
底部 3‥‥同ブロックの上部 4・・・・同ブロックの
底部と上部の繋ぎ部 5‥‥同ブロックの上部表面埋め込み石(自然石) 6‥‥同ブロックの繋ぎ部4の凹状空隙部 7‥‥同ブロックの隣接ブロック間の凹状空隙部 8‥‥同ブロックの隣接ブロック間の凹状空隙部詰石
(栗石、玉石など)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流水浄化護床ブロックにおいて、正面、
    側面共に断面が軌条型で、四角形の底部と該底部より小
    さい四角形の上部とを繋ぐ繋ぎ部に凹状部を形成し、前
    記上部の上面に自然石を埋め込み、並列敷設した各隣接
    する流水浄化護床ブロックの繋ぎ部の凹状部で形成され
    る空隙部に詰石等を施したことを特徴とする流水浄化護
    床ブロック。
  2. 【請求項2】 四角形の底部の一部を切り欠いたことを
    特徴とする請求項1記載の流水浄化護床ブロック。
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NL2004345C2 (nl) * 2010-03-05 2011-09-09 Hans Hill Dempingselement.
US20180087230A1 (en) * 2015-04-01 2018-03-29 Hill Innovations B.V. Stabilized damping element, as well as water barrier having such damping elements

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