JP2651435B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2651435B2
JP2651435B2 JP62075828A JP7582887A JP2651435B2 JP 2651435 B2 JP2651435 B2 JP 2651435B2 JP 62075828 A JP62075828 A JP 62075828A JP 7582887 A JP7582887 A JP 7582887A JP 2651435 B2 JP2651435 B2 JP 2651435B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はファクシミリ装置等に用いる画像処理装置に
関する。
(従来の技術) 従来のファクシミリ装置では、画像例えば文字および
第3図に示すような細線を含む原稿をコピー又は送信す
ると、受信画像は第3図に示すような細線に一部欠落を
生じることがあった。これは、第3図に示すような細線
の場合には、CCDラインイメージセンサにより読取った
画素の濃淡レベルを示すデジタル信号が第4図のように
スライスレベルに達しないことがあるため生じる。この
場合、その画素部分は“黒”であるにもかかわらず
“白”と判断されデータぬけとなってしまっていた。
上述したような不都合を解決すべく従来のファクシミ
リ装置では、第3図に示すような細線を強調するための
補正として次のように行なっていた。
まず、第5図に示すように1画素より小さい黒い点の
画素の濃淡レベルを示す4ビットのデジタル信号が、第
4図に示したようにスライスレベルより小さくなるため
それを補正フィルタに通すことにより強調していた。そ
の補正フィルタは、強調したい画素(第5図において濃
淡レベル値6を示す画素)の前後左右の画素のデータを
参照してその補正を行なう。このとき、主走査方向およ
び副走査方向の画素の画素レベルに対して強調を行なう
ための強調係数は、フィルタ設計時に予め設定し固定さ
れていた。このため、原稿に強調をかけたくない場合で
も強調がかかってしまっていた。
(発明が解決しようとする問題点) このように上記従来の画像処理装置では、主走査方向
および副走査方向の画素の画素レベルに対して強調を行
なうための強調係数が予め設定されて固定となっている
ため、強調係数を主走査方向および副走査方向の画素の
画素レベルに対しそれぞれ任意に変えることが困難であ
った。
そこで本発明はこの問題を除去し、注目画素に対する
主走査方向および副走査方向の画素の画素レベルに対し
強調を任意に変化することができる画像処理装置を提供
することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、注目画素の前後左右の参照画素の画素レベ
ルを参照して、この注目画素の画素レベルの補正を行う
画像処理装置において、前後方向の参照画素に関する2
次微分出力と左右方向の参照画素に関する2次微分出力
とそれぞれの強調係数とに基づいて、前記2次微分出力
に前記強調係数を取り込んだ値を算出し、この値を前記
注目画素の画素レベルに取り込むことにより前記注目画
素の画素レベルを強調する補正を行なうとともに前記強
調係数を前記前後方向および左右方向に関して独立に変
化させるようにしたことを特徴とする。
(作用) 本発明では、注目画素の前後方向および左右方向の参
照画素に関するそれぞれの2次微分出力とそれぞれの強
調係数とに基づいて、前記2次微分出力に前記強調係数
を取り込んだ値を算出し、この値を前記注目画素の画素
レベルに取り込むことにより前記注目画素の画素レベル
を強調する補正を行なう。また、前記強調係数は、前後
方向および左右方向に関して独立して変えられる。
すなわち、本発明では、走査方向をXとし、Xにおけ
る画信号をf(X)とし、そのf(X)を1画素単位で
標本化し連続した画素レベルをXm-1,Xm,Xm+1とすると、
1次微分出力おび2次微分出力は f′(Xm)=Xm+1−Xm ……(1) f″(Xm)=Xm+1+Xm-1−2Xm ……(2) で与えられる。
本発明ではf″(Xm)にある係数を乗じてそれをf
(Xm)から引くことにより細線強調を行なっている。
今、第2図に示すように画素が並んでいる場合、画素
Bを強調して画素B′にするための、 主走査方向の2次微分出力は f″(X)=A+C−2B ……(3) となり 副走査方向の2次微分出力は f″(Y)=D+E−2B ……(4) となる。
主走査方向および副走査方向の強調係数をα,βとす
ると強調出力B′は B′=B−{α(A+C−2B) +β(D+E−2B)} ……(5) となる。
以上のように式(5)の演算を行なうことにより、画
素Bの強調を行なっている。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説
明する。
第1図は本発明の画像処理装置の一実施例を示すブロ
ック図であり、1ライン遅延器2,3、1ビット遅延器4,
5,6および7、引算器8,9,10,11および17、加算器12,14
および16、および乗算器13,15より構成されている。
この実施例の動作を第2図に示すような画像が入力さ
れた場合について説明する。
まず、副走査方向について注目すると、入力線1に
は、まず画素Dの濃淡レベルを示すデジタル信号(以下
信号Dという)が入力される。続いて次のラインの走査
時に画素A,B,Cの濃淡レベルを示すデジタル信号(以下
信号A、信号Bおよび信号Cという)が順次入力され
る。このとき、信号Dは1ライン遅延器を経て1ライン
分シフトされる。更に次のラインの走査時に画素Eの濃
淡レベルを示すデジタル信号(以下信号Eという)が入
力される。そしてこのとき、1ライン遅延器2から送出
された信号Dは1ライン遅延器3を経て更に1ライン分
シフトされ、また信号A,BおよびCは1ライン遅延器2
を経てそれぞれ1ライン分シフトされる。
次に、主走査方向について注目すると、1ライン遅延
器2からまず信号Aが送出され、続いて信号B、信号C
の順で送出される。信号Aは1ビット遅延器5を経て1
ビットシフトされる。次に信号Bが送出されてくるとこ
のとき信号Bは1ビット遅延器5で1ビットシフトさ
れ、このとき信号Aは1ビット遅延器6を経て更に1ビ
ットシフトされる。
入力線1に入力された信号は1ビット遅延器7で1ビ
ットシフトされ、減算器8に加えられ、またこのとき1
ビット遅延器5から出力される信号Bは引算器8,9,10,1
1に加えられ、1ビット遅延器6から出力される信号A
は引算器9に加えられ、1ライン遅延器2から出力され
る信号Cは引算器10に加えられ、1ビット遅延器4から
出力される信号Dは引算器11に加えられる。
引算器8は信号Eから信号Bを減算する演算(E−
B)を実行し、その算出値を加算器14に加える。また加
算器9は信号Aから信号Bを減算する演算(A−B)を
実行し、その算出値を加算器12に加える。また引算器10
は信号Cから信号Bを減算する演算(C−B)を実行
し、その算出値を加算器12に加える。また引算器11は信
号Dから信号Bを減算する演算(D−B)を実行し、そ
の算出値を加算器14に加える。
加算器14は引算器8の算出値と引算器11の算出値とを
加算し、演算(D+E−2B)を実行し、その算出値を乗
算器15に加える。また加算器12は引算器9の算出値と引
算器10の算出値とを加算して演算(A+C−2B)を実行
し、その算出値を乗算器13に加える。
乗算器15は加算器14の算出値に対して外部から与えら
れた副走査方向へ強調係数βを乗算する演算β(D+E
−2B)を実行する。また乗算器13は加算器12の算出値に
対して外部から与えられた主走査方向の強調係数αを乗
算する演算α(A+C−2B)を実行する。
乗算器15の算出値および乗算器13の算出値は加算器16
においてそれぞれ加算され、この加算器16の算出値は引
算器17に加えられ、引算器において値Bから加算器16の
算出値を減算する演算が実行される。結局、引算器から
は前述した式(5)に示される値 B−{α(A+C−2B)+β(D+E−2B)} が算出されることになる。
このようにこの実施例においては上記のような回路構
成になっているので強調係数α,βを任意に変えること
ができる。
ところで新聞地の原稿等を強調すると地の部分の小さ
なバラツキが増幅され黒いノイズが出やすくなる。また
中間調モードにおいて文字等を鮮明にするために強調を
かけすぎると中間調レベルの部分が不自然になってしま
っていた。しかしながらこの問題は強調係数をかける時
(大きくする時)とかけない時(小さくする時)を切り
かえることにより解決することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、注目画素の前後方向お
よび左右方向の参照画素に関するそれぞれ2次微分出力
とそれぞれの強調係数とに基づいて、前記2次微分出力
に前記強調係数を取り込んだ値を算出し、この値を前記
注目画素の画素レベルに取り込むことにより前記注目画
素の画素レベルを強調する補正を行なうとともに、前記
強調係数を前記前後方向および左右方向に関して独立に
変化させるようにしたため、前記前後方向および左右方
向に対し所望の強調ができる。また、新聞地の原稿、中
間調モードに応用することにより画質を改善できるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像処理装置の一実施例を示すブロッ
ク図、第2図は本実施例において画像を各画素に分解し
て画像強調する動作を説明する説明図、第3図は従来の
画像処理装置を用いて細線をコピー又は送信したときの
受信画像を説明する説明図、第4図は画素の濃淡レベル
とスライスレベルを示す図、第5図は従来の画像処理装
置のMTF補正の説明図である。 1……入力線、2……1ライン遅延器、4,5,6,7……1
ビット遅延器、8,9,10,11,17……引算器、12,14,16……
加算器、13,15……乗算器、18……出力線。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】注目画素の前後左右の参照画素の画素レベ
    ルを参照して、この注目画素の画素レベルの補正を行う
    画像処理装置において、 前後方向の参照画素に関する2次微分出力と左右方向の
    参照画素に関する2次微分出力とそれぞれの強調係数と
    に基づいて、前記2次微分出力に前記強調係数を取り込
    んだ値を算出し、この値を前記注目画素の画素レベルに
    取り込むことにより前記注目画素の画素レベルを強調す
    る補正を行なうとともに前記強調係数を前記前後方向お
    よび左右方向に関して独立に変化させるようにしたこと
    を特徴とする画像処理装置。
JP62075828A 1987-03-31 1987-03-31 画像処理装置 Expired - Fee Related JP2651435B2 (ja)

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