JP2650319B2 - 録音方式 - Google Patents

録音方式

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JP2650319B2
JP2650319B2 JP13081688A JP13081688A JP2650319B2 JP 2650319 B2 JP2650319 B2 JP 2650319B2 JP 13081688 A JP13081688 A JP 13081688A JP 13081688 A JP13081688 A JP 13081688A JP 2650319 B2 JP2650319 B2 JP 2650319B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 本発明は録音方式に関し、 信号をスピーカに出力しつつマイクロフォンからの音
声を該信号にミキシングして録音する際、マイクに集音
されたスピーカ音を除去して録音することを目的とし、 録音出力される信号が入力され該スピーカから該マイ
クロフォンまでの電気音響特性と等化な等化回路と、該
スピーカの出力音が集音された該マイクロフォンの出力
信号から該等化回路の出力信号を減算する除去回路と、
該除去回路の出力信号と録音出力された該信号とをミキ
シングするミキシング回路とを設け、該マイクロフォン
に集音された該スピーカの出力音を該等化回路に基づき
除去して該マイクロフォンに入力された該音声を該信号
にミキシングして録音するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、録音する信号をスピーカに出力しつつ、ス
ピーカ音が集音されるマイクロフォンから入力された音
声をミキシングして録音する録音方式に関する。
超音波診断装置では、プローブから体内に向かって超
音波を照射し、血流により得られたドップラ信号を解析
して映像信号として表示するとともに、ドプラ音をプロ
ーブに向かう(前方向T)血流速音とプローブから離れ
る(後方向A)血流速音とに分離して左右のスピーカか
らそれぞれ出力している。
この映像信号および血流速音は、同時にビデオテープ
レコーダVTRに録画,録音されるが、血流速音をスピー
カで聴きながら、注釈等を血流速音にミキシングして録
音したいという要望がある。
このため、医師がマイクを手に持つとか、装置にマイ
クを実装する等の方法でステレオ録音のいずれか一方に
ミキシングすればよいが、前者の方法は医師にとって診
断を妨げる作業であり、また後者の方法は、左右のスピ
ーカ音が混入して血流速音が正しくステレオとして録音
されないという課題がある。
このため、マイクを装置に実装し且つ血流速音のステ
レオ感が失われない録音方式が求められている。
〔従来の技術〕
第4図は超音波診断装置のドプラ信号処理部ブロック
図である。
超音波を心臓部等に照射すると、その反射波には血流
速に基づくドプラ信号が含まれる。
この反射波を受信し、乗算器1および2により受信信
号にそれぞれCOSωt,SINωt(ωは超音波角周波数)を
乗ずる直交検波を行った後、ローパスフィルタLPF3およ
び4に通して高周波成分を除去すると、 LPF3出力 aSINxt(前方向信号) −bCOSxt(後方向信号) LPF4出力 aCOSxt(前方向信号) −bCOSxt(後方向信号) 但し、a,bは常数、xはドプラ角周波数が得られる。
このドプラ信号は、サンプリングされた後FFT5により
解析されて、時間に対する血流速の変化として映像信号
に変換され、受像機6に表示されるとともにVTR7に録画
される。
一方、抽出された上記ドプラ信号を、90度移相量の異
なる移相器8,9で移相し、加算器10,11により加減算する
と、 加算器10出力 2a COS(xt+φ) 前方向信号T 加算器11出力 2b COS(xt+φ) 後方向信号A ごとく、前方向信号Tと後方向信号Aに分離される。
この信号Tと信号Aとは装置の左右に配置されたスピ
ーカ14,15にそれぞれ出力されるとともに、VTR7に録画
とともにステレオ録音される。
なお、上記血流速の音声出力に関しては、特開昭61−
8034に詳細に述べている。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上の超音波診断装置において、左右のスピーカから
血流速音を聴きながら診断等の注釈を同時にミキシング
して録音したい場合があり、装置にマイクを実装するこ
とが望まれる。
しかし、第5図課題説明図に示すように、マイクには
音声(マイク出力をVとする)の他に、スピーカからマ
イクに集音された前方向の血流速音(マイク出力をT′
とする)と後方向の血流速(マイク出力をA′とする)
が混入するため、マイク出力を信号Tにミキシングする
と、信号T側にはT+T′+A′+Vが録音される。
一方信号Aはそのまま録音されるため、このテープを
再生すると血流速音のステレオ感が失われることにな
る。
本発明は上記問題点に鑑み、録音中にスピーカ音が集
音されるマイクより音声をミキシングする録音方式を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の録音方式は、第1
図本発明の原理図に示すように、 信号(T)入力され、スピーカ(T)からマイクロフ
ォン(18)までの電気音響特性と等価な等価回路(22)
と、 該スピーカの出力音が集音された該マイクロフォンの
出力信号から該等価回路の出力信号を減算する除去回路
(30)と、 該除去回路の出力信号と録音出力された該信号とをミ
キシングするミキシング回路(20)とを設ける。
〔作 用〕
スピーカ14からマイク18(スピーカ,マイクを含む)
までの音響特性を備える等価回路22に信号Tを入力する
と、信号Tのスピーカ音によるマイクロフォン出力と等
価な信号が得られる。
従ってマイクロフォン出力信号より等価回路22の出力
信号を除去回路30により減算すれば、音声Vのみとな
り、スピーカ音を排除したミキシングができる。
なお、複数の信号をそれぞれスピーカから出力すると
きにはそれぞれに対応した等価回路を設けて、マイクロ
フォン出力信号より減算する。
また、ステレオ出力で且つマイクロフォン18がスピー
カの中央に配置されたときは、左右の信号を加算した後
1組の等価回路に入力すれば同じ結果が得られる。
〔実施例〕
本発明の実施例を用いて詳細に説明する。
第2図は実施例の音声出力部ブロック図、第3図は等
価回路ブロック図である。
本実施例は、ステレオ録音時、スピーカの中央に配置
されたマイクロフォンから音声を入力して一方の信号
(前方向信号T)にミキシングする例を示す。
第1図において、 18はマイクロフォン(マイク)で、装置中央、従って
左右のスピーカ14,15から等距離に配置されたもの、 7はビデオテープレコーダVTRで、FFT5で解析され映
像信号に変換された映像信号を録画するとともに、血流
速音の前方向信号Tおよび後方向信号Aをステレオ録音
するもの、 20はミキシング回路、 21は加算回路で、信号Tと信号Aとを加算するもの、 22は等価回路で、スピーカ14,15(スピーカ14,15は同
一特性とする),マイク18およびスピーカ−マイク間の
電気音響特性を等価的に実現するもの、 23は減算器で、マイク出力信号から等価回路22の出力
信号を減算する第1図除去回路30に対応するものであ
る。
また第3図において、 24は利得制御回路で、アンプ12,13(第4図参照)の
利得調整に連動して利得制御するもの、 25はフィルタで、電気音響特性のうちの周波数特性の
等価な特性を備えたもの、 26は遅延回路で、電気音響特性のうちの遅延特性と等
価な特性を有するものであり、その他全図を通じて同一
符号は同一対象物を表す。
信号TおよびAがそれぞれスピーカ14,15から出力さ
れ、マイク18に集音されたマイクロフォン出力信号T′
およびA′は、 T′=ωt・T(t−Δt) A′=ωa・A(t−Δt) と表される。
ここで、ωt,ωaは電気音響特性のうちの周波数に依
存する係数、T(t),A(t)は前述のごとく分離され
た前方向信号Tおよび後方向信号T、Δtは電気音響特
性のうちの遅延時間を示す。
ここで、スピーカ14,15は同一特性であるからωt,ω
a=ωcとすれば、等価回路22の特性Xとして、 (T+A)X=T′+A′ =ωc〔(T(t−Δt)+A(t−Δt)〕 となるXを求めればよい。
ωcはバンドパスフィルタ,Δtは遅延回路で実現で
きるから、等価回路22は第3図に示すような構成とな
る。
ここで、利得制御回路は、スピーカ音、即ちアンプの
利得に対応して利得調整する回路で自動的に振幅が調整
され、またフィルタ25および遅延回路26は、スピーカ1
4,15、マイクロフォン18ならびに配置状態により予め設
定される。
以上のごとく構成した等価回路22に、信号TとAとを
加算器21により加算して入力すると、T′+A′の出力
信号が得られ、減算器23によりマイクロフォン出力信号
V+T′+A′より減算すれば、音声Vのみが抽出で
き、これをミキシング回路20に入力すれば、音声Vと信
号Tとをミキシングすることができる。
以上により、左右のスピーカ音から出力されるドプラ
音をマイクロフォン出力より除去することができ、注釈
音のみをを信号Tにミキシングして録音するため、再生
した場合にステレオ感が失われることはない。
〔発明の効果〕
本発明は、スピーカ音が集音されるマイクロフォンを
介してスピーカを駆動する信号とミキシングして録音す
る録音方式において、電気音響特性と等価な等価回路に
よりスピーカ音をマイクロフォン出力から除去する方式
を提供するもので、特に超音波診断装置における血流速
音に注釈をミキシングする場合に多大の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図は実施例の音声出力部ブロック図、 第3図は実施例の等価回路ブロック図、 第4図は超音波診断装置のドプラ信号処理部ブロック
図、 第5図は課題説明図、 である。図中、 5はFFT、7はビデオテープレコーダVTR、12,13はアン
プ、14,15はスピーカ、18はマイクロフォン,マイク、2
0はミキシング回路、21は加算器、22は等価回路、23は
減算器、24は利得制御回路、25はフィルタ、26は遅延回
路、30は除去回路、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号(T)をスピーカ(15)に出力しつつ
    録音するとともに、該スピーカ(14)の出力音が集音さ
    れる所定位置に設置されたマイクロフォン(18)より入
    力した音声(V)を該信号(T)にミキシングし録音す
    る録音方式であって、 該信号(T)が入力され、該スピーカ(14)から該マイ
    クロフォン(18)までの電気音響特性と等価な等価回路
    (22)と、 該スピーカの出力音が集音された該マイクロフォンの出
    力信号から該等価回路の出力信号を減算する除去回路
    (30)と、 該除去回路(30)の出力信号と録音出力された該信号
    (T)とをミキシングするミキシング回路(20)とを設
    け、 該マイクロフォン(18)に集音された該スピーカの出力
    音を該等価回路(30)に基づき除去して該マイクロフォ
    ンに入力された該音声(V)を該信号(T)にミキシン
    グして録音することを特徴とする録音方式。
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