JP2649505B2 - 電柱上部に設置する鳥害等防止用カバー - Google Patents

電柱上部に設置する鳥害等防止用カバー

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JP2649505B2
JP2649505B2 JP20518895A JP20518895A JP2649505B2 JP 2649505 B2 JP2649505 B2 JP 2649505B2 JP 20518895 A JP20518895 A JP 20518895A JP 20518895 A JP20518895 A JP 20518895A JP 2649505 B2 JP2649505 B2 JP 2649505B2
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一郎 小川
充秀 中村
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Meishin Electric Co Inc
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Meishin Electric Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電柱上部で電柱周
りの腕金等に鳥が接近し、営巣したり、蛇が登はんした
り、さらには樹木片等が引掛かったりして配電線事故を
惹起するのを防止するために、電柱上部に設置する鳥害
等防止用カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このように電柱上部に設置する鳥
害防止用カバーには、鳥が飛来するのを防止する棒状の
バリヤーを放射状に多数突出させたものを腕金の適宜個
所に取り付けるようにしたものが知られているが、電柱
周り全体を屋根状に覆うものはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の鳥害
防止用カバーは、多数のバリヤーが放射状に突出してい
て嵩張るために取り扱かいにくく、さらに腕金に対し取
り付け固定するのに手数が掛かるといった問題がある。
さらに、電柱周りの全体をカバーできず、空白個所が存
在することで十分に鳥害等を防止することができないと
いった問題がある。そこで本発明は、このような従来技
術にみられる問題点を解消することができる、電柱上部
に設置する鳥害等防止用カバーを提供することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明に係わる電柱上部に設置する鳥害等防止用カ
バーは、合掌造り屋根形に形成した二組の鳥害等防止用
カバーを電柱を挟み付けるように配置すると共に、各鳥
害等防止用カバーの両側に設けた腕金受けレールを電柱
上部に平行に固設された腕金に冠着させて固定して、電
柱周りをすべて覆い、電柱周りに鳥や蛇が接近したり、
営巣したり、営巣材料を集めたりすることをすべて防止
させる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係わる電柱上部に
設置する鳥害等防止用カバーの実施の形態を図面と共に
説明する。図1は本発明に係わる鳥害防止用カバーの斜
視図で、図2はその側面図である。図において1は所要
の長さを有して山形をなす一枚の棟板材2と平板よりな
る複数枚の屋根板材3とを組み付けることにより合掌造
り屋根形に形成されるカバー本体である。前記棟板材2
及び各屋根板材3はそれぞれ巾方向の両端に断面横U形
に屈曲した連結部4を設けているが、棟板材2では双方
の連結部4,4を何れも下向きに形成し、各屋根板材3
では一方の連結部4を下向きに形成すると共に、他方の
連結部4’を上向きに形成している。さらに棟板材2及
び各屋根板材3とも表面を平滑面とし、裏面には補強と
手掛けのためのリブ5を長手方向に突設している。
【0006】そして、一枚の棟板材2の左右に対称に前
記屋根板材3の両端に設けた連結部4,4’を組み合わ
せて複数枚ずつ屋根板材3を連結することにより図2に
示す合掌造り屋根形のカバー本体1が構成される。この
ように構成したカバー本体1は長手方向の一方端中央部
に電柱Pを半周嵌挿させる、平面半円形をなす切り込み
6を設けている。7,7は前記カバー本体1の左右両端
に連結させる腕金受けレールであり、該腕金受けレール
7は断面門形状をなしており、その上面板7a上に板状
のバリヤー8を等間隔に複数立設している。これらの各
バリヤー8は腕金受けレール7,7をカバー本体1に連
結した状態で、屋根板材3との間の空間を塞ぐように高
さを異ならせて形成される。そして最も外側に位置する
バリヤー8aは互いに内側に傾斜させて、上端に上向き
の連結部4’を設け、この連結部4’をカバー本体1の
両側下端で屋根板材3下端側の連結部4に連結させ、カ
バー本体1の左右両側端に連結させる。なお、カバー本
体1内側の中央部に空間Sを存在させ、この空間Sに電
柱P上部に設置されている機器類を収容させる。
【0007】このように構成された鳥害防止用カバーC
は二組を使い、図3に示すようにそれぞれ切り込み6,
6を対向させて電柱Pを挟み付け、各腕金受けレール
7,7を電柱P上部に平行に固設された二本の腕金b,
bに冠着させ、各腕金受けレール7,7の適宜個所で下
面開口に固定用バンド9を掛け渡して、腕金bに固定さ
せる。なお、10は平行する腕金b,bを連結して電柱
Pに固定させる連結用ボルトである。このようにして電
柱P上部で腕金b,bを介して装着される鳥害等防止用
カバーC,Cは、図3及び図4に示すように電柱P周り
を塞いで、鳥や蛇が電柱Pに接近するのを防ぎ、さらに
営巣用の樹木片等を乗せても、カバー本体1の上面が引
掛りのない滑らかな傾斜を持っているためにすべて落下
させて営巣させることはない。さらに本発明の鳥害等防
止用カバーCは、カバー本体1を構成する棟板材2,各
屋根板材3及び各腕金受けレール7,7が何れも連結部
4,4’で屈曲可能に連結されているためにコンパクト
な形に折り畳むことができて、嵩を小さくして取り扱か
うことができる。
【0008】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係わる電柱
上部に設置する鳥害等防止用カバーは、二組を使って電
柱を挟み付けるように配置し、腕金受けレールを腕金に
冠着させ、電柱周りをすべて覆った形で簡単に取り付け
固定することができて、鳥や蛇が電柱周りに接近するの
を防止し、さらに、樹木片等の営巣材は滑り落としてし
まい営巣させることはない。さらに、構成要素である棟
板材,各屋根板材及び腕金受けレールがすべて屈曲可能
に連結されているためにコンパクトな形に畳んで効果よ
く取り扱かうことができ、また、これらの各構成要素を
簡単に組み付けることができるから、分解したまま格
納,運搬等の管理を効率よくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる鳥害防止用カバーの斜視図。
【図2】図1の側面図。
【図3】使用状態の斜視図。
【図4】図3の正面図。
【図5】図3の側面断面図。
【符号の説明】
1 カバー本体 2 棟板材 3 屋根板材 4,4’ 連結部 6 切り込み 7,7 腕金受けレール 8 バリヤー 9 固定用バンド b,b 腕金 P 電柱

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要の長さを有して山形をなす一枚の棟
    板材と、平板よりなる複数板の屋根板材のそれぞれ巾方
    向の両端に断面横U形に屈曲した連結部を設けてこれら
    の連結部を互いに組み合わせることにより、棟板材の左
    右両側に対称状に屋根板材を連結して合掌造り屋根形の
    カバー本体を形成し、該カバー本体の長手方向の一方端
    に電柱を嵌挿させる平面半円形をなす切り込みを設け、
    さらに該カバー本体の左右両側端に断面門形状をなす腕
    金受けレールを連結して該腕金受けレールの上面にバリ
    ヤーを多数立設すると共に、該腕金受けレールの下面開
    口に固定用バンドを掛け渡して構成される電柱上部に設
    置する鳥害防止用カバー。
JP20518895A 1995-07-18 1995-07-18 電柱上部に設置する鳥害等防止用カバー Expired - Lifetime JP2649505B2 (ja)

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