JP2648062B2 - 並列処理装置 - Google Patents

並列処理装置

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JP2648062B2
JP2648062B2 JP3286079A JP28607991A JP2648062B2 JP 2648062 B2 JP2648062 B2 JP 2648062B2 JP 3286079 A JP3286079 A JP 3286079A JP 28607991 A JP28607991 A JP 28607991A JP 2648062 B2 JP2648062 B2 JP 2648062B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、並列処理装置に関
し、特に複数の出力ポートを介して複数のプロセサのネ
ットワークと外部との通信を行う、並列処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の並列処理装置1はホスト計算機な
どと接続され、ホスト計算機などの外部へデータを出力
する。この場合に、並列処理装置1は複数のプロセサを
結合した高性能プロセサネットワーク2を含み、プロセ
サネットワーク2の複数のプロセサに対応して複数の出
力ポート3を設けることにより効率化を図っている。こ
のような場合では、ホスト計算機などは複数のデータを
同時に受信できない場合が多いため、出力調停回路4に
よって、複数の出力ポート3からの出力が競合した場合
にこれを調停する。出力の調停は、複数の出力ポート3
のそれぞれに優先順位を設定し、出力が競合した場合に
は優先順位が最も高い出力ポートから出力することによ
って行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような出力調停方
法では、出力ポートにおける出力データの存在と優先順
位以外は考慮されておらず、出力データが最も多い出力
ポートであっても優先順が最も低ければ、他の出力ポー
トの出力データが全て出力されるまで出力することがで
きない。したがって、多量のデータの出力が待たされる
場合があり、並列処理装置内の各プロセサ間通信の効率
が悪くなるという問題点があった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、通
信効率を向上できる、並列処理装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明は、それぞれが処
理ユニットおよび通信ユニットを含み、かつ相互に結合
されかつ複数のグループに分けられた複数のプロセサ、
前記複数のグループに対してそれぞれ独自に割り当てら
れて前記複数のグループからのデータを個別に出力する
複数の出力ポート、前記複数のプロセサの前記通信ユニ
ットにおける通信量を前記複数のグループ毎に検出する
通信量検出手段、および複数の出力ポートから外部への
出力要求が競合した場合、前記通信量を前記複数のグル
ープ毎に比較して、前記複数の出力ポートのうちの通信
量が最大であるグループの出力ポートから該グループの
データを優先的に出力させる出力調停手段を備え、 前記
出力調停手段は、前記データの出力によりそのグループ
の通信量が他のグループよりも小さくなると、出力の待
ち合わせを行っている出力ポートに接続されたグループ
のうち通信量が最大のグループから出力するようにして
なることを特徴とする。
【0006】特に、前記データは、1データパケットで
あることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明は、複数のプロセサプロセサネットワ
ークを構成し、そこでは複数のプロセサは複数のグルー
プに分割されており、各プロセサからのデータは各グル
ープに対してそれぞれ独自に設けられた出力ポートを介
して出力される。そして、通信量検出手段は各プロセサ
からのビジー信号によって各グループ毎に通信量を検出
する。出力調停手段は複数の出力ポートからの出力要求
が競合した場合に、これらの出力ポートに接続された各
グループ毎の通信量を比較し、通信量が最大のグループ
に対応する出力ポートからのデータを優先的に出力す
る。
【0008】しかも、前記出力調停手段は、前記データ
の出力によりそのグループの通信量が他のグループより
も小さくなると、出力の待ち合わせを行っている出力ポ
ートに接続されたグループのうち通信量が最大のグルー
プから出力する。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、通信量に応じて各出
力ポートを調停するようにしているので、データの流れ
がスムーズになり、各プロセサ間の通信効率がよくな
る。この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および
利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明
から一層明らかとなろう。
【0010】
【実施例】図1および図2を参照して、この実施例の並
列処理装置10は4系統の通信ポートを持つ16個のプ
ロセサPE00〜PE33が2次元の行列上に配置され
たプロセサネットワーク12を含む。プロセサネットワ
ーク12においては、PE00〜PE03がグループ0
を構成しており、PE10〜PE13がグループ1を構
成している。また、PE20〜PE23がグループ2を
構成しており、PE30〜PE33がグループ3を構成
している。グループ0〜3はそれぞれ独自の出力ポート
14a〜14dに接続される。また、プロセサネットワ
ーク12のグループ0〜3は通信量検出回路16に接続
されている。通信量検出回路16は4つのビジーカウン
タ18a〜18dによって構成されており、ビジーカウ
ンタ18a〜18dはそれぞれプロセサネットワーク1
2のグループ0〜3とそれぞれ接続されている。各ビジ
ーカウンタと各グループとは各グループを構成する4つ
のプロセサからのビジー信号がそれぞれビジーカウンタ
に与えられるように接続されている。そして、通信量検
出回路16を構成する4つのビジーカウンタ18a〜1
8dと4つの出力ポート14a〜14dとが出力調停回
路20に接続される。
【0011】プロセサネットワーク12を構成する各プ
ロセサは図3に示すように構成され、データの転送はネ
ットワーク制御部22を通じて行われる。転送されるデ
ータは図4に示すデータパケットの形式をとっている。
このデータパケットの上位2ビットはデータパケットの
存在および先頭/末尾を示すフラグである。各プロセサ
のネットワーク制御部22は、データパケットに格納さ
れた行き先のプロセサ番号とプロセサに割り当てられた
番号とを比較し、一致すれば内部に取り込み、一致しな
ければ行き先方向に転送する。したがって、行き先のプ
ロセサ以外ではデータはネットワーク制御部以外には取
り込まれないため、効率よくデータ転送が行える。そし
て、或るプロセサから外部へデータを出力する場合には
同一のグループ内の左端のプロセサにデータを転送し、
このプロセサに接続された出力ポートを介して行う。ま
た、ネットワーク制御部22からはネットワーク制御部
22にデータパケットが存在するときに「1」、存在し
ないときに「0」となるビジー信号が出力される。これ
が通信量検出回路16に入力される。
【0012】次に、図5を参照して、複数の出力ポート
から外部への出力要求が競合した場合の調停の方法につ
いて説明する。通信量検出回路16には前述のように各
プロセサからのビジー信号が入力される。ビジーカウン
タ18aにはグループ0を構成する4つのプロセサPE
00〜PE03からのビジー信号が入力され、ビジーカ
ウンタ18bにはグループ1を構成する4つのプロセサ
PE10〜PE13からのビジー信号が入力される。ま
た、ビジーカウンタ18cにはグループ2を構成する4
つのプロセサPE20〜PE23からのビジー信号が入
力され、ビジーカウンタ18dにはグループ3を構成す
る4つのプロセサPE30〜PE33からのビジー信号
が入力される。各ビジーカウンタ18a〜18dでは、
それぞれに対応する各グループのビジー信号の「1」の
数をカウントして出力調停回路20内の比較器24に入
力する。比較器24では各ビジーカウンタ18a〜18
dのカウント値を比較して同じく出力調停回路20に含
まれるマルチプレクサ26に制御信号を送る。一方、マ
ルチプレクサ26には出力ポート14a〜14dから出
力されるデータが入力され、マルチプレクサ26では、
比較器24からの制御信号に基づいて、ビジー信号
「1」の数が最大であるグループの出力ポートのデータ
を選択して出力する。1度選択された出力ポートはデー
タパケットの末尾が出力されるまでデータパケットを出
力する。このとき、出力が選択されたかどうかは各出力
ポートに通知され、選択された出力ポート以外はデータ
の出力を待ち合わせる。また、選択された出力ポートか
らデータパケットの末尾が出力されたときは、再び比較
器24によって各グループのビジー信号「1」の数を比
較し、出力ポートの選択を行う。
【0013】このようにして、データパケットは通信量
が最大のグループから順に外部へ出力される。また、デ
ータパケットが外部へ出力されることなどにより通信量
が他のグループよりも低くなると、出力の待ち合わせを
行っている出力ポートに接続されたグループのうち通信
量が最大のグループから出力されるようになる。次に、
図6を参照して、他の実施例の並列処理装置30は先の
実施例と同じく4系統の通信ポートを持つ16個のプロ
セサが2次元の行列状に配置され接続されたプロセサネ
ットワーク32を含む。各プロセサ間のデータの転送は
先の実施例と同様に行われ、或るプロセサから外部へデ
ータを出力する場合には、プロセサネットワークの左端
すなわち第1列目を構成する4つのプロセサのいずれか
にデータを転送し、この4つのプロセサにそれぞれ接続
された出力ポート34a〜34dを介してデータが出力
される。そして、各出力ポートの出力は出力調停回路3
6に入力される。
【0014】これらの4つの出力ポート34a〜34d
から外部への出力要求が競合した場合には、出力調停回
路36によってどの出力ポートの出力を優先して出力す
るかが選択される。プロセサネットワーク32を構成す
る16個のプロセサはそれぞれ先の実施例同様ネットワ
ーク制御部22にデータパケットが存在するときに
「1」、存在しないときに「0」となるビジー信号を出
力する。そして、16個のビジー信号を通信量検出回路
38に入力する。通信量検出回路38は、図示しないデ
コーダ(ROM)を含み、各プロセサからのビジー信号
の「1」または「0」に基づいて、出力ポート34a〜
34dのそれぞれの通信量を検出し、出力調停回路36
に送る。出力調停回路36ではこの通信量検出回路38
からの入力に基づいて、通信量が最大である出力ポート
を選択してそのデータを優先的に外部へ出力する。
【0015】なお、上述のいずれの実施例でも16個の
プロセサと4つの出力ポートを用いたが、それぞれ任意
の数でよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示すプロセサネットワークの詳細を示す
ブロック図である。
【図3】図2に示すプロセサの詳細を示すブロック図で
ある。
【図4】データパケットの一例を示す図解図である。
【図5】図1に示す通信量検出回路および出力調停回路
の詳細を示すブロック図である。
【図6】この発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。
【図7】従来の技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
10,30 …並列処理装置 12,32 …プロセサネットワーク 14a〜14d,34a〜34d …出力ポート 16,38 …通信量検出回路 18a〜18d …ビジーカウンタ 20,36 …出力調停回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが処理ユニットおよび通信ユニ
    ットを含み、かつ相互に結合されかつ複数のグループに
    分けられた複数のプロセサ、前記複数のグループに対してそれぞれ独自に割り当てら
    れて前記複数のグループからのデータを個別に 出力する
    複数の出力ポート、 前記複数のプロセサの前記通信ユニットにおける通信量
    前記複数のグループ毎に検出する通信量検出手段、お
    よび複数の出力ポートから外部への出力要求が競合した場
    合、前記通信量を前記複数のグループ毎に比較して、前
    記複数の出力ポートのうちの通信量が最大であるグルー
    プの 出力ポートから該グループのデータを優先的に出力
    させる出力調停手段を備え、 前記出力調停手段は、前記データの出力によりそのグル
    ープの通信量が他のグループよりも小さくなると、出力
    の待ち合わせを行っている出力ポートに接続されたグル
    ープのうち通信量が最大のグループから出力するように
    してなることを特徴とする 並列処理装置。
  2. 【請求項2】 前記データは、1データパケットである
    ことを特徴とする請求項1記載の並列処理装置。
JP3286079A 1991-10-31 1991-10-31 並列処理装置 Expired - Lifetime JP2648062B2 (ja)

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