JP2647890B2 - 伴奏曲再生表示装置 - Google Patents

伴奏曲再生表示装置

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JP2647890B2 JP63030304A JP3030488A JP2647890B2 JP 2647890 B2 JP2647890 B2 JP 2647890B2 JP 63030304 A JP63030304 A JP 63030304A JP 3030488 A JP3030488 A JP 3030488A JP 2647890 B2 JP2647890 B2 JP 2647890B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、音楽情報と密接不可分な音声情報を同時に
音響出力として再生する伴奏曲再生表示装置に関し、特
に音楽情報と密接不可分な発声情報を可視的なマークに
して、これを音楽情報の進行と同期させて出力する伴奏
曲再生表示装置に関する。
すなわち本発明は、互いに密接不可分な関係にある音
楽及び音声情報、例えば伴奏曲・歌等と、映像情報、例
えば任意の背景・歌詞・伴奏曲の進行・発声の高低・発
声の強弱等とを同時に再生・出力する装置に関するもの
で、特に音楽情報と密接不可分に関連付けた発声情報を
マーク化,例えば映像情報化して表現する伴奏曲再生表
示装置に関する。
[従来の技術] このような伴奏曲再生表示装置としてよく知られてい
るものは、一般市民が利用しているいわゆるカラオケ装
置である。
このカラオケ装置は、初めはもっぱら放送局あるいは
劇映画の制作所等の専門分野で、一部の音楽専門家ある
いは声優達のアフレコ用の業務用装置として使用されて
いた。これらの装置は、大きな専門スタジオ等に据え付
けられた大型装置であり、音楽コーディネイタのミクサ
ーと呼ばれる専門家によって操作されるものであった。
このような業務用装置から近時、一般市民生活の多様
化及び欲求の多様化と相埃って、それまで謡あるいは民
謡など専門家の指導を受けていた個人の趣味が、流行歌
などの誰にでも親しまれた歌あるいは疎覚えの歌等を手
軽に歌え、発声による爽快感を味わえるといういわゆる
カラオケ装置が出現した。
当初のカラオケ装置は単に伴奏のみを録音したテープ
によるもので、歌詞はひと綴りにされた本にまとめられ
ていた。したがって、歌人は伴奏を耳で聞き、本から歌
詞を目で追うというものであった。その結果、曲の歌い
出しのタイミングがつかめず、疎覚えの一般市民には結
局曲の始めから歌えないという事態が生じ、手軽に歌う
ということはできなかった。
そこで従来は、特開昭58−161589号公報に見られるよ
うに、歌詞を陰極線管ディスプレイ装置に表示し、伴奏
の前奏から歌い出しに入る前、歌い出しまでの減算数字
を表示したり、時計のような絵を映出したりした表示方
法が提案されている。
しかしながらこの方法は、伴奏の進行に応じて歌詞の
進行をとる発声のタイミングのズレは解消できず、テン
ポの速い曲あるいは逆に遅い曲では、伴奏の途中での発
声のタイミングがとれなかった。
また、特開昭58−159080号に見られるように、映出さ
れた歌詞の真下にアンダーライン記号を伴奏の進行に応
じて進行させるようにしたり、特開昭58−159081号に見
られるように、伴奏が進むに連れて歌うべき歌詞の色が
順次変化するようにしたり、文字の表示輝度を変化させ
たり、文字の大きさを変えたりしたものが提案されてい
る。
しかしながら、こうした方法は、アンダーラインの施
された文字を拾い読みしながら歌うことになるために、
アンダーラインと文字との一体性に欠け、目視における
目の疲労が激しくあるいは、文字の色彩、輝度、大きさ
変化を拾い読みするために、歌詞の前後のフレーズとの
関係による情感を歌い上げることは困難であった。
そこでさらに、特開昭60−151883号に見られるよう
に、単に歌詞を陰極線管ディスプレイ装置に表示するだ
けでなく、伴奏曲と関連する任意の背景を歌詞と合成し
て表示し、歌詞を表す文字自体には何ら変化を与えず、
文字に付した輪郭の色のみを伴奏の進行に応じて変化さ
せるものが提案されている。
しかしながら、実際に歌うときの歌人は、画面の1点
を正確に目視しているわけてはなく、おおよその動きし
か見ていない。特に、疎覚え程度の曲の場合には表示さ
れた歌詞の文字に集中し、このことは顕著になる。した
がって、目視における目の疲労の軽減という課題は当然
あるものの、むしろ歌詞の前後のフレーズとの関係によ
る情感をいかに汲みとって歌い上げるかの課題が注目さ
れている。
[発明が解決しようとする課題] このように、従来の提案によれば、歌人は伴奏を耳で
聞き、単に歌詞を陰極線管ディスプレイ装置に表示する
だけでなく伴奏曲と関連する任意の背景と歌詞とを合成
して表示し、歌詞を表す文字自体には何ら変化を与えず
文字との一体性を持たせて、文字に付した輪郭の色のみ
を伴奏の進行に応じて変化させれば、歌人は本から歌詞
を目で追う繁雑さもなく、テンポの速い曲遅い曲でも疎
覚え程度の曲の歌い出しのタイミングもつかめ、目視に
おける目の疲労もある程度軽減して歌い上げることはで
きる。
しかしながら、これらの提案はいずれも、歌人が曲を
歌い上げる上での必要な最低限の情報すなわち、歌詞と
曲の歌い出しのタイミングと伴奏の途中における発声の
タイミングしか与えられず、歌詞の背景には単に任意の
背景を映出した絵があるだけで、疎覚え程度でも歌人の
気にいった曲を情感を込めて歌うことや、前後の歌詞と
の関係からその文字に託された情感を十分に汲みとると
いうことは極めて困難であった。
その結果、従来の提案はいずれも、この種の装置に望
まれる条件すなわち、歌人が疎覚え程度の曲を、手軽
に、表情豊かに、爽快な発声により歌い上げるというこ
の種の装置な要求を満足するには不十分であった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであって、
その目的とするところは、歌詞の前後のフレーズとの関
係による情感をいかに汲みとって歌い上げるかの課題を
解決すべく、本発明は歌人の発声に注目し、歌人の発声
にかかわる情報をマーク化して歌人にいかに伝えるかと
いう点にある。
このことは、単に一般市民のみならず、歌手のような
専門家であっても同様であり、本発明ではこのことも目
的に含まれる。
いいかえれば、本発明の目的は、音楽情報(伴奏)と
音声情報(歌声)とを互いに密接に関連させて再生かつ
出力する装置において、特に音声情報に密接不可分な複
数の発声情報(音程の高低、音の強弱)を、音楽情報に
関連付けて個別かつ同時にマーク化(例えば映像情報
化)して出力(例えば各々同時に陰極線管等のスクリー
ン上に表示)する伴奏曲再生表示装置を提供する点にあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明では、上記問題点を解決するために、歌曲の伴
奏からなる音楽情報と歌声からなる音声情報とを合成
し、両情報を可聴音として同時に出力する伴奏曲再生表
示装置において、前記歌曲の歌詞で構成される文字情報
を格納した文字情報源と、前記音楽情報の進行と同期し
て前記文字情報源の出力を画像表示する表示手段と、前
記画像表示される文字の色を、前記歌曲の音程に応じて
色分けする音程表現形成手段とを具備することを特徴と
するものである。
また、前記音程表現形成手段が、前記画像表示される
文字の色を、前記歌曲の音程に応じて上下に色分けする
こと、或いは前記音程表現形成手段が、画像表示される
文字の高さを、前記歌曲の音程に応じて変化させること
を特徴とするものである。
さらにまた、予め設定された発声のタイミングを表す
発声情報を格納した発声情報源と、前記音楽情報の信号
と同期して前記発声情報源から発声情報を供給され、前
記画像表示される文字の背景となる帯状部分を、発声済
み箇所と発声予定箇所に分けて色分けする発声タイミン
グ表現形成手段とを具備することを特徴とするものであ
る。
[作用] 本発明によれば、歌詞を一文字ごとに上下2色に色分
けして音程を表示することにより、歌詞を文字として認
識するだけでなく、その一字ごとの音程を認識して歌う
ことが可能となる。
[実施例] 以下、本発明を実施例により図面に従って説明する
が、ここでは周知の光学式ビデオディスクを記録媒体と
して伴奏曲再生表示装置を一例として説明する。なお、
本明細書で使用される用語のうち「色(色彩)」につい
ては、有彩色、無彩色はもちろんのこととして、透明色
をも含み、更に「色を変える、色分けする」等について
は、色相のみならず、彩度、明度を変える場合をも含む
ものとする。
第1図は、本発明による伴奏曲再生表示装置の一実施
例を示すブロック回路図である。
第1図において、1は光学式ビデオディスク13の再生
装置で、光学式ビデオディスク13には、伴奏の音楽情報
と、背景の映像情報、歌詞の文字情報と、予め設定され
た発声情報が書き込まれている。従って、この光学式ビ
デオディスク13は、第1乃至第5の信号源すなわち、予
め設定した発声の高低を表す発声情報を格納する発声情
報源と、任意の絵で構成される映像情報を格納した映像
情報源と、伴奏と関連した歌詞で構成される文字情報を
格納する文字情報源と、予め設定した発声のタイミング
を表す発声情報及び予め設定した発声の強弱を表す発声
情報を格納する発声情報源とを、一つの媒体上に形成し
ている。
再生装置1に含まれる14は、この光学式ビデオディス
ク13の機構部であり、15は、レーザピックアップを含む
情報読み取り部である。
16は情報処理部で、光学式ビデオディスク13より情報
読み取り部15で読み取られた上記各種の情報をアナログ
的にあるいはデジタル的に処理し、伴奏の音楽情報をオ
ーディオ信号でライン12から出力し、またライン11から
は音楽情報の進行と同期して次のような映像信号を出力
している。ライン11から出力される映像信号は、背景の
映像情報と、歌詞の文字情報と、予め設定された発声情
報とをそれぞれ映像信号化し、これらを合成したもので
形成されている。
従って、予め設定された発声情報は、歌人に容易に認
識できるマークとして、視覚による画像を用いており、
また電気信号による画像パターンをマーク信号として情
報処理部16で生成している。その結果、情報処理部16
は、伴奏の進行に応じて音程を外部へ知らせるマーク信
号を上述した音楽情報の進行と同期して生成する音程表
現形成手段として働くと共に、伴奏の進行に応じて発声
のタイミングを外部へ知らせるマーク信号を同じく音楽
情報の進行と同期して生成する発声タイミング表現形成
手段としても働く。そしてまた、この情報処理部16は、
伴奏の進行に応じて発声の強弱を表すマーク信号を上述
した音楽情報の進行と同期して生成する発声強弱表現形
成手段としても働いている。このようなライン11から出
力される映像信号は、次段の映像信号駆動回路2へ供給
される。
したがって、この映像信号駆動回路2は、再生装置1
のライン11から出力される各種の画像パターン化された
情報の合成映像信号を受けて、次段の表示手段3を駆動
する。表示手段3は、陰極線管(以下CRTと称する)を
用いたディスプレイ装置で構成される。この表示手段3
は、上述した歌詞の文字情報に応じた文字パターンの映
像信号と、背景の映像情報に応じた画像パターンの映像
信号とを合成して表示する。また、表示手段3は、発声
情報を映像情報化した画像パターンのマーク信号を、後
述する画像パターン例で示すようなマークとして、映像
信号の画像パターンに合成して表示する働きもする。従
って、表示手段3が合成画像を表示することにより、伴
奏の進行に応じて発声の高低を外部へ知らせるマーク信
号が、容易に認識できる形態のマークとして外部へ出力
されるとともに、伴奏の進行に応じて発声のタイミング
を外部へ知らせるマーク信号が、容易に認識できる形態
のマークとして外部へ出力される。さらにまた、表示手
段3は、伴奏の進行に応じて発声の強弱を外部へ知らせ
るマーク信号を、容易に認識できる形態のマークとして
外部へ出力する働きもすることができる。
第1図において、4は歌人が歌声を入力するマイク、
5は再生装置1のライン12から供給された音楽情報に応
じたオーディオ信号(伴奏曲信号)と、マイク4のライ
ン41から供給された音声情報のオーディオ信号とを、周
知の回路で混合・増幅する音声信号混合出力回路であ
る。また、6はスピーカで、混合された音楽情報と音声
情報とを上達した合成映像信号の表示に合わせて音響出
力として発声する。
ところで表示手段3に表示されるマークは、その画像
パターンとして第2図に示すような画面に、一例として
他の情報の画像パターンと合成表示される。同図におい
て、先ず背景21は表示手段3の画面全体に表示されてい
る。また歌詞22は、表示手段3の画面下方に見易い長さ
を単位とする文章で表示されている。表示される文章、
即ち歌詞22は、伴奏の進行に伴ってその単位長さごとに
更新される。
発声の高低を示すマーク23は、歌詞22を白抜き文字で
構成し、一文字ごとに文字内を上下2色に色分けするこ
とで、歌詞22の一文字ごとの音程(発声の高低)を表示
するようにしている。2色とは、例えば歌詞22の一文字
の上側が青色、下側が赤色に設定される。このマーク23
は、歌詞22と共に光学式ビデオディスク13の中に予め記
録されている。
この第2図に示す実施例では、更に、伴奏の進行に伴
って歌うべき歌詞22の位置をマーク24で表示するように
している。マーク24は、文字内を上下2色に色分けする
ことで音程を表示するようにした上側の部分を、更に色
分けすることで伴奏の進行状態を表示するようにしてい
る。マーク24のための色分けは、歌詞22の一文字の上側
が青色、下側が赤色に設定されていたとすると、例えば
緑色に設定される。第2図は、伴奏の進行が歌詞22の内
の「か」に差し掛かった状態を示しており、「か」の下
側が赤色、左上側が緑色、右上側が青色に表示されてい
る。左上側の緑色部分は、この後、図面右方向に移動す
る。なお、マーク24も、歌詞22とともに光学式ビデオデ
ィスク13の中に予め記録されており、従ってこの上下色
分けする手段は、ここでは光学式ビデオディスク13が担
っている。
このように、歌詞22を一文字ごとに上下2色に色分け
して音程を表示することにより、歌詞22を文字として認
識するだけでなく、その一字ごとの音程を認識して歌う
ことが可能となる。
第3図は、本発明による伴奏曲再生表示装置の他の実
施例を示す表示手段の正面図である。図中、第1図また
は第2図と同じ構成部分には同じ参照番号を付して説明
を省略する。
この第3図に示す実施例では、歌詞22の一文字ごと
に、上下2色に色分けするとともに文字の高さを変えて
文字情報を表示するようにしており、歌詞22の一文字ご
との音程が色分けと高さとにによって表示される。すな
わち、音程が低い歌詞22aは、「こ」という文字の大半
が赤色表示されるとともに、その高さが低くなるように
設定され、音程が高い歌詞22bは、「か」という文字の
大半が青色表示されるとともに、その高さが高くなるよ
うに設定される。このように設定された歌詞22は、色分
けされた所定の高さの文字として、光学式ビデオディス
ク13の中に予め記録されている。従って、表示文字を上
下色分けする手段とその高さの変化を制御する手段は、
ここでは光学式ビデオディスク13が担っている。
かくして、歌詞22の一文字ごとに上下2色に色分しか
つ文字の高さを変えることで音程を表示するようにした
から、歌詞22を文字として認識するだけでなく、その一
字ごとの音程を認識して歌うことが可能となる。
第4図は、本発明による伴奏曲再生表示装置の他の実
施例を示す表示手段3の正面図である。図中、第1図ま
たは第2図と同じ構成部分には同じ参照番号を付して説
明を省略する。
この第4図に示す実施例では、歌詞22の背後に帯状の
マーク25が設けられている。このマーク25は、左側のマ
ーク25aと右側のマーク25bとで色分けすることにより、
その境界部25cで予め設定された発声のタイミングを表
すようにしている。第4図は、歌詞22の「香り」の直前
に境界部25cが存在し、これによって次に歌うべき歌詞2
2は、「香り」であることを表示している。境界部25c
は、この後、図面右方向に移動し、左側のマーク25aが
長くなり、右側のマーク25bが短くなる。なお、発声の
タイミングを表す発声情報であるマーク25は、前述した
伴奏の進行に伴って歌うべき歌詞22の位置を表示するマ
ーク24から生成することも可能であるが、ここでは歌詞
22とともに光学式ビデオディスク13の中に予め記録して
ある。従って、この帯状に表示する手段は、ここでは光
学式ビデオディスク13が担っている。
このように、帯状のマーク25を設けたことで、歌詞22
を色分けするだけでは表現できなかった前奏や間奏の間
における曲の進行状況を表示することが可能となる。ま
た、歌詞22の背後に帯状のマーク25を設けたことで、歌
詞22から目を離さずに曲の進行状況を知ることが可能と
なる。
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明の技
術的思想によれば、種々の変形が可能である。例えば、
上述した実施例では、第1図、第2図、第3図に示す実
施例を個別に説明したが、これ等を組み合わせることも
可能である。例えば、第2図で示した歌詞22の背後に、
第4図で説明した帯状のマーク25を設けることもでき
る。また、第3図で示した歌詞22を背後に、第4図で説
明した帯状のマーク25を設けることもできる。
また、上述した実施例では、媒体として光学式ビデオ
ディスクを一例として挙げたが、これに限ることなく例
えば従来からある磁気テープであったとしても、各情報
のマークを上述したように異ならしめれば、実施例と同
等なものを実現することができる。また、この媒体は磁
気ディスクであっても良いし、形状もテープ状のもので
あっても良い。
加えて本発明の表示手段は、実施例では一例としてCR
Tディスプレイ装置を挙げたが、本発明はこれに限るこ
となく、これと同等のもの例えば液晶ディスプレイ、各
種プロジェクタなどであっても良い。
また、これらの実現手段として情報処理部16がマイク
ロコンピュータ等を用いて構成されるならば、色分けあ
るいは高さ、帯状の各種表示変化の制御は、ディスクに
予め記録しておくことなく、この情報処理部16で処理す
ることも可能となる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、画像表示され
る文字の色を、歌曲の音程に応じて色分けする構成とし
たから、単に歌詞を表示手段に表示するだけでなく、歌
詞の文字と関連する発声情報に含まれる発声タイミング
と音程のうち、従来表示されなかった音程を視覚を通じ
て把握できるようにすることができ、これにより歌人は
伴奏を耳で聞きながら、歌人の気に入った曲を情感をこ
めて歌うことや、前後の歌詞との関係からその文字に託
された情感を十分に汲みとりながら伴奏に合わせて歌唱
することができる等の優れた効果を奏する。
また、本発明は、音程表現形成手段が、前記画像表示
された文字の色を、前記歌曲の音程に応じて上下に色分
けするようにしたから、音の高低を表す音程を文字情報
を色分けする位置の高低の情報として直観的に把握する
ことができ、音程維持に自信のない歌人の歌唱を、良好
かつ円滑に音程案内することができる等の効果を奏す
る。
さらにまた、本発明は、音程表現形成手段が、画像表
示された文字の高さを、前記歌曲の音程に応じて変化さ
せるようにしたから、歌詞の文字の色分けとその表示高
さの二元情報に基づいて音程を把握することができ、情
報の多重による音程案内効果を高めることができる等の
効果を奏する。
また、本発明は、予め設定された発声のタイミングを
表す発声情報を格納した発声情報源と、前記音楽情報の
進行と同期して前記発声情報源から発声情報を供給さ
れ、前記画像表示される文字の背景となる帯状部分を、
発声済み箇所と発声予定箇所に分けて色分けする発声タ
イミング表現形成手段とを具備するため、歌詞の文字を
色分けしたことに伴う音程案内の支障をきたすことな
く、画像表示された文字の背景となる帯状部分を色分け
表示することで発声タイミングを教示することができ、
本に書かれて歌詞を目で追う繁雑さもなく、疎覚え程度
の曲であっても歌い出しのタイミングを掴んで曲の始め
から歌うことができ、テンポの速い曲や逆に遅い曲でも
伴奏の途中での発声のタイミングを掴むことができ、疎
覚え程度の曲手軽に表情豊かに爽快な発声により歌い上
げることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による伴奏曲再生表示装置の一実施例
を示すブロック回路図、第2図は、第1図に示した表示
手段の正面図、第3図は、本発明による伴奏曲再生表示
装置の他の実施例の表示手段の正面図、第4図は、本発
明による伴奏曲再生表示装置のさらに他の実施例の表示
手段の正面図である。 1……生成手段 2……出力手段 3……表示手段 13……信号源 16……情報処理部 21……背景を表す画像 22……歌詞を表す画像 23……音程を表すマーク 24……発声のタイミングを表すマーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本荘 光史 大阪府大阪市淀川区宮原3丁目5番24号 日本電気ホームエレクトロニクス株式 会社内 審査官 竹中 辰利 (56)参考文献 特開 昭58−159080(JP,A) 特開 昭60−151883(JP,A) 実開 昭60−12887(JP,U) 実開 昭63−62991(JP,U) 実開 昭64−48751(JP,U)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】歌曲の伴奏からなる音楽情報と歌声からな
    る音声情報とを合成し、両情報を可聴音として同時に出
    力する伴奏曲再生表示装置において、前記歌曲の歌詞で
    構成される文字情報を格納した文字情報源と、前記音楽
    情報の進行と同期して前記文字情報源の出力を画像表示
    する表示手段と、前記画像表示される文字の色を、前記
    歌曲の音程に応じて色分けする音程表現形成手段とを具
    備することを特徴とする伴奏曲再生表示装置。
  2. 【請求項2】前記音程表現形成手段は、前記画像表示さ
    れる文字の色を、前記歌曲の音程に応じて上下に色分け
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の伴奏
    曲再生表示装置。
  3. 【請求項3】前記音程表現形成手段は、画像表示される
    文字の高さを、前記歌曲の音程に応じて変化させること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の伴奏曲再生表
    示装置。
  4. 【請求項4】予め設定された発声のタイミングを表す発
    声情報を格納した発声情報源と、前記音楽情報の進行と
    同期して前記発声情報源から発声情報を供給され、前記
    画像表示される文字の背景となる帯状部分を、発声済み
    箇所と発声予定箇所に分けて色分けする発声タイミング
    表現形成手段とを具備することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項乃至第3項記載の伴奏曲再生表示装置。
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