JP2647465B2 - 高輝度有色炎発生用液化ガス燃料 - Google Patents
高輝度有色炎発生用液化ガス燃料Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、燃焼時に、赤色、黄色、黄緑色、緑色、青
色、紫色等の種々の有色炎を発生させることができるよ
うにした高輝度有色炎発生用液化ガス燃料に関する。
色、紫色等の種々の有色炎を発生させることができるよ
うにした高輝度有色炎発生用液化ガス燃料に関する。
(従来の技術) 従来、有色炎発生用液化ガス燃料として、単体又は複
合して炎色反応を起こす特定の金属の無機塩、有機塩、
硼酸エステルを有機溶剤に溶解させまたは溶解させない
で、可燃性液化ガスに溶解させるようにしたものが提案
されている(特公昭51−2322号公報、特公昭51−2323号
公報)。この有色炎発生用液化ガス燃料は、ガスライタ
ー等の燃焼装置に用いられ、液化ガスとともに金属の無
機塩、有機塩、硼酸エステルが大気中に放出され、これ
に着火させることにより有色炎が発生するものである。
合して炎色反応を起こす特定の金属の無機塩、有機塩、
硼酸エステルを有機溶剤に溶解させまたは溶解させない
で、可燃性液化ガスに溶解させるようにしたものが提案
されている(特公昭51−2322号公報、特公昭51−2323号
公報)。この有色炎発生用液化ガス燃料は、ガスライタ
ー等の燃焼装置に用いられ、液化ガスとともに金属の無
機塩、有機塩、硼酸エステルが大気中に放出され、これ
に着火させることにより有色炎が発生するものである。
しかしながら、上記従来技術に用いられている金属の
無機塩、有機塩、硼酸エステルと、有機溶剤であるアル
コール類との溶解度が低いばかりでなく、これが可燃性
液化ガスに混合された場合、溶解度はさらに低下する。
このため、時間、温度、衝撃またはガスライターで燃焼
させる際の物理的挙動(液相から気相への急激な変化)
により金属の無機塩等が解離して析出し、ノズルの目詰
まりを生ずる等に起因して間欠的に有色炎を出すにして
も安定した有色炎を発生することができないという問題
があった。
無機塩、有機塩、硼酸エステルと、有機溶剤であるアル
コール類との溶解度が低いばかりでなく、これが可燃性
液化ガスに混合された場合、溶解度はさらに低下する。
このため、時間、温度、衝撃またはガスライターで燃焼
させる際の物理的挙動(液相から気相への急激な変化)
により金属の無機塩等が解離して析出し、ノズルの目詰
まりを生ずる等に起因して間欠的に有色炎を出すにして
も安定した有色炎を発生することができないという問題
があった。
本発明者等は、これらの従来技術を改良すべく研究を
重ねて、大気圧下で気化する可燃性液化ガスに、発光主
剤である芳香族系有機金属化合物と、発光助剤であるオ
キサミン酸エチルを発光安定剤であるキシレン、2−エ
チルヘキサン酸、2−エチルヘキシルアミンの一種以上
と共に添加して溶解した高輝度有色炎発生用液化ガス燃
料を完成して提案し(特願昭60−277517号)、また発色
剤として有機金属塩化合物、金属を含む有機系キレート
化合物、無機系金属化合物及び硼酸エステルを用い、こ
れら発色主剤とともに界面活性剤を用いた有色炎発生用
液化ガス燃料を完成し提案した(特願昭62−143273
号)。
重ねて、大気圧下で気化する可燃性液化ガスに、発光主
剤である芳香族系有機金属化合物と、発光助剤であるオ
キサミン酸エチルを発光安定剤であるキシレン、2−エ
チルヘキサン酸、2−エチルヘキシルアミンの一種以上
と共に添加して溶解した高輝度有色炎発生用液化ガス燃
料を完成して提案し(特願昭60−277517号)、また発色
剤として有機金属塩化合物、金属を含む有機系キレート
化合物、無機系金属化合物及び硼酸エステルを用い、こ
れら発色主剤とともに界面活性剤を用いた有色炎発生用
液化ガス燃料を完成し提案した(特願昭62−143273
号)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記した各提案によっても、金属の無
機塩等が解離して析出し、ノズルの目詰まりを生ずる等
に起因して間欠的に有色炎を出すにしても安定した有色
炎を発生することができないという基本的な問題は充分
に解決することができなかった。
機塩等が解離して析出し、ノズルの目詰まりを生ずる等
に起因して間欠的に有色炎を出すにしても安定した有色
炎を発生することができないという基本的な問題は充分
に解決することができなかった。
本発明者は、さらに研究を重ねた結果、発色主剤とと
もに酸化剤を発色助剤として用いることによって、金属
の無機塩等の解離析出が極めて減少してノズルの目詰ま
りが無くなり、有色炎の間欠状態はなくなり、安定した
有色炎を出すことができ、その上各金属に起因する有色
炎が従来のものよりも遥かに鮮明である高輝度有色炎発
生用液化ガス燃料を完成したものである。
もに酸化剤を発色助剤として用いることによって、金属
の無機塩等の解離析出が極めて減少してノズルの目詰ま
りが無くなり、有色炎の間欠状態はなくなり、安定した
有色炎を出すことができ、その上各金属に起因する有色
炎が従来のものよりも遥かに鮮明である高輝度有色炎発
生用液化ガス燃料を完成したものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の要旨は、有機金属塩化合物、金属を含む有機
系キレート化合物、無機系金属塩化合物及び硼酸エステ
ルからなる群から選択される少なくとも一種の化合物か
らなる発色主剤と、酸化剤からなる発色助剤とを、大気
圧下で気化する可燃性ガスに溶解してなる高輝度有色炎
発生用液化ガス燃料に存する。
系キレート化合物、無機系金属塩化合物及び硼酸エステ
ルからなる群から選択される少なくとも一種の化合物か
らなる発色主剤と、酸化剤からなる発色助剤とを、大気
圧下で気化する可燃性ガスに溶解してなる高輝度有色炎
発生用液化ガス燃料に存する。
本発明で用いられる有機金属塩化合物としては、酢酸
バリウム、酢酸カルシウム、酢酸コバルト、酢酸セシウ
ム、酢酸銅、酢酸カリウム、酢酸リチウム、酢酸モリブ
デン、酢酸ナトリウム、酢酸ルビジウム、酢酸ストロン
チウム、シクロヘキシル酪酸バリウム、シクロヘキシル
酪酸コバルト、シクロヘキシル酪酸銅、シクロヘキシル
酪酸リチウム、シクロヘキシル酪酸ナトリウム、シクロ
ヘキシル酪酸ストロンチウム、シクロヘキシル酪酸カル
シウム、シクロヘキシル酪酸セシウム、シクロヘキシル
酪酸カリウム、シクロヘキシル酪酸モリブデン、シクロ
ヘキシル酪酸ルビジウム等が挙げられる。金属を含む有
機系キレート化合物としては、アセチルアセトンバリウ
ム、アセチルアセトンコバルト、アセチルアセトン銅、
アセチルアセトンリチウム、アセチルアセトンナトリウ
ム、アセチルアセトンストロンチウム、アセチルアセト
ンカルシウム、アセチルアセトンセシウム、アセチルア
セトンカリウム、アセチルアセトンモリブデン、アセチ
ルアセトンルビジウム、トリフルオルアセチルアセトン
バリウム、ベンゾイルトリフルアセトン銅、3−フェニ
ルアセチルアセトンセシウム、2−テノイルトリフルオ
ルアセトンカリウム、2−テノイルトリフルオルアセト
ンモリブデン、エチレンジアミン四酢酸リチウム、ヘキ
サフルアセチルアセトンナトリウム、ジチオアセチルア
セトンストロンチウム、ジピバロイルメタンバリウム、
ジピバロイルメタンコバルト、ジピバロイルメタン銅、
ジピバロイルメタンリチウム、ジピバロイルメタンナト
リウム、ジピバロイルメタンストロンチウム、ジピバロ
イルメタンカルシウム、ジピバロイルメタンセシウム、
ジピバロイルメタンカリウム、ジピバロイルメタンモリ
ブデン、ジピバロイルメタンルビジウム等を用いること
ができる。無機系金属塩化合物としては、塩化バリウ
ム、塩化カルシウム、塩化コバルト、塩化セシウム、塩
化第一銅、塩化第二銅、塩化カリウム、塩化リチウム、
塩化モリブデン、塩化ナトリウム、塩化ルビジウム、塩
化ストロンチウム、硝酸バリウム、硝酸カルシウム、硝
酸コバルト、硝酸セシウム、硝酸銅、硝酸カリウム、硝
酸リチウム、硝酸モリブデン、硝酸ナトリウム、硝酸ル
ビジウム、硝酸ストロンチウム等がある。硼酸エステル
としては、硼酸トリメチル、硼酸トリプロピル、硼酸ト
リエチル、硼酸トリイソプロピル等を用いることができ
る。
バリウム、酢酸カルシウム、酢酸コバルト、酢酸セシウ
ム、酢酸銅、酢酸カリウム、酢酸リチウム、酢酸モリブ
デン、酢酸ナトリウム、酢酸ルビジウム、酢酸ストロン
チウム、シクロヘキシル酪酸バリウム、シクロヘキシル
酪酸コバルト、シクロヘキシル酪酸銅、シクロヘキシル
酪酸リチウム、シクロヘキシル酪酸ナトリウム、シクロ
ヘキシル酪酸ストロンチウム、シクロヘキシル酪酸カル
シウム、シクロヘキシル酪酸セシウム、シクロヘキシル
酪酸カリウム、シクロヘキシル酪酸モリブデン、シクロ
ヘキシル酪酸ルビジウム等が挙げられる。金属を含む有
機系キレート化合物としては、アセチルアセトンバリウ
ム、アセチルアセトンコバルト、アセチルアセトン銅、
アセチルアセトンリチウム、アセチルアセトンナトリウ
ム、アセチルアセトンストロンチウム、アセチルアセト
ンカルシウム、アセチルアセトンセシウム、アセチルア
セトンカリウム、アセチルアセトンモリブデン、アセチ
ルアセトンルビジウム、トリフルオルアセチルアセトン
バリウム、ベンゾイルトリフルアセトン銅、3−フェニ
ルアセチルアセトンセシウム、2−テノイルトリフルオ
ルアセトンカリウム、2−テノイルトリフルオルアセト
ンモリブデン、エチレンジアミン四酢酸リチウム、ヘキ
サフルアセチルアセトンナトリウム、ジチオアセチルア
セトンストロンチウム、ジピバロイルメタンバリウム、
ジピバロイルメタンコバルト、ジピバロイルメタン銅、
ジピバロイルメタンリチウム、ジピバロイルメタンナト
リウム、ジピバロイルメタンストロンチウム、ジピバロ
イルメタンカルシウム、ジピバロイルメタンセシウム、
ジピバロイルメタンカリウム、ジピバロイルメタンモリ
ブデン、ジピバロイルメタンルビジウム等を用いること
ができる。無機系金属塩化合物としては、塩化バリウ
ム、塩化カルシウム、塩化コバルト、塩化セシウム、塩
化第一銅、塩化第二銅、塩化カリウム、塩化リチウム、
塩化モリブデン、塩化ナトリウム、塩化ルビジウム、塩
化ストロンチウム、硝酸バリウム、硝酸カルシウム、硝
酸コバルト、硝酸セシウム、硝酸銅、硝酸カリウム、硝
酸リチウム、硝酸モリブデン、硝酸ナトリウム、硝酸ル
ビジウム、硝酸ストロンチウム等がある。硼酸エステル
としては、硼酸トリメチル、硼酸トリプロピル、硼酸ト
リエチル、硼酸トリイソプロピル等を用いることができ
る。
上記した発色主剤によって生ずる色は、含まれる元素
によって異なるが、各元素に起因する発色は次の通りで
ある。Li(リチウム)−深紅、Ba(バリウム)−黄緑、
Ca(カルシウム)−橙赤、Cu(銅)−緑、Cs(セシウ
ム)−青紫、K(カリウム)−紫、Mo(モリブデン)−
黄緑、Na(ナトリウム)−黄、Sr(ストロンチウム)−
赤、Co(コバルト)−青、Rb(ルビジウム)−深赤。
によって異なるが、各元素に起因する発色は次の通りで
ある。Li(リチウム)−深紅、Ba(バリウム)−黄緑、
Ca(カルシウム)−橙赤、Cu(銅)−緑、Cs(セシウ
ム)−青紫、K(カリウム)−紫、Mo(モリブデン)−
黄緑、Na(ナトリウム)−黄、Sr(ストロンチウム)−
赤、Co(コバルト)−青、Rb(ルビジウム)−深赤。
本発明で用いられる酸化剤としては、公知の酸化剤を
用いることができることは勿論であるが、特にニトロ基
を含む酸化剤が好適に用いられる。ニトロ基を含む酸化
剤としては、m−ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、2,4−ジニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム、2,
4,6−トリニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム、2,4,6
−トリニトロ安息香酸、2,4,6−トリニトロフェノール
(ピクリン酸)、2,4,6−トリニトロレゾシン等の芳香
族ニトロ化合物、またニトロメタン、ニトロエタン等の
脂肪族ニトロ化合物等を挙げることができる。
用いることができることは勿論であるが、特にニトロ基
を含む酸化剤が好適に用いられる。ニトロ基を含む酸化
剤としては、m−ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、2,4−ジニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム、2,
4,6−トリニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム、2,4,6
−トリニトロ安息香酸、2,4,6−トリニトロフェノール
(ピクリン酸)、2,4,6−トリニトロレゾシン等の芳香
族ニトロ化合物、またニトロメタン、ニトロエタン等の
脂肪族ニトロ化合物等を挙げることができる。
また、本発明においては、必要に応じて、各種の溶
剤、例えばメタノール、エタノール、エーテル類、テト
ラヒドロフラン、蟻酸メチル等を用いることができる。
剤、例えばメタノール、エタノール、エーテル類、テト
ラヒドロフラン、蟻酸メチル等を用いることができる。
本発明で用いられる大気圧下で気化する可燃性ガスと
しては、常温で気体となる低分子量の炭化水素、例え
ば、ブタン(イソブタン、ノルマルブタン)、プロパ
ン、LPガス、ペンタン等が挙げられるが、液化ブタンを
用いるのが好ましい。
しては、常温で気体となる低分子量の炭化水素、例え
ば、ブタン(イソブタン、ノルマルブタン)、プロパ
ン、LPガス、ペンタン等が挙げられるが、液化ブタンを
用いるのが好ましい。
本発明で用いられる各組成物は、発色主剤を0.1〜20
重量%、酸化剤を0.0001〜10重量%、メタノール等の溶
剤を0〜40重量%、可燃性ガスを40〜90重量%の割合で
適宜選択的に配合して調製する。
重量%、酸化剤を0.0001〜10重量%、メタノール等の溶
剤を0〜40重量%、可燃性ガスを40〜90重量%の割合で
適宜選択的に配合して調製する。
(発明の効果) 本発明によれば、ガスライター等のノズルの目詰まり
は皆無となり、有色炎の間欠状態は解消して安定した有
色炎を発生することができ、かつ極めて鮮明な発色を得
ることができる、その上、有色炎は目視による確認が困
難であるが有色炎とすることによってガスの消し忘れ等
の事故を確実に防止することができるという効果が達成
される。
は皆無となり、有色炎の間欠状態は解消して安定した有
色炎を発生することができ、かつ極めて鮮明な発色を得
ることができる、その上、有色炎は目視による確認が困
難であるが有色炎とすることによってガスの消し忘れ等
の事故を確実に防止することができるという効果が達成
される。
(実施例) 以下に本発明の実施例を挙げる。
実施例1 500ccのメタノールに0.1gのピクリン酸を混入して溶
液を得た。上記溶液20ccに0.2gのアセチルアセトン
リチウムを混入して溶液を得た。ブタン2.5ccに上記
得られた溶液2.2ccを添加し、市販ライターに封入し
た。ガスに点火したところ鮮明な深紅色の有色炎が発生
した。
液を得た。上記溶液20ccに0.2gのアセチルアセトン
リチウムを混入して溶液を得た。ブタン2.5ccに上記
得られた溶液2.2ccを添加し、市販ライターに封入し
た。ガスに点火したところ鮮明な深紅色の有色炎が発生
した。
実施例2 実施例1の溶液20ccに0.1gのアセチルアセトンナト
リウムを混入して溶液を得た。ブタン2.5ccに上記得
られた溶液1ccを添加し、市販ライターに封入した。
ガスに点火したところ鮮明な黄色の有色炎が発生した。
リウムを混入して溶液を得た。ブタン2.5ccに上記得
られた溶液1ccを添加し、市販ライターに封入した。
ガスに点火したところ鮮明な黄色の有色炎が発生した。
実施例3 ブタンに添加した溶液を0.5ccとした以外は、実施
例2と同様の手順で、ガスに添加したところ実施例2と
同様に鮮明な黄色の有色炎が得られた。この溶液は少
量の添加で鮮明な有色炎が得られることがわかった。
例2と同様の手順で、ガスに添加したところ実施例2と
同様に鮮明な黄色の有色炎が得られた。この溶液は少
量の添加で鮮明な有色炎が得られることがわかった。
実施例4 実施例1の溶液20ccに0.2のアセチルアセトン銅を
混入して溶液を得た。ブタン2.5ccに上記得られた溶
液1ccを添加し、市販ライターに封入した。ガスに点
火したところ鮮明な緑色の有色炎が発生した。
混入して溶液を得た。ブタン2.5ccに上記得られた溶
液1ccを添加し、市販ライターに封入した。ガスに点
火したところ鮮明な緑色の有色炎が発生した。
実施例5 実施例1の溶液20ccに0.2gのアセチルアセトンセシ
ウムを混入して溶液を得た。ブタン2.5ccに上記得ら
れた溶液1ccを添加し、市販ライターに封入した。ガ
スに点火したところ鮮明な青紫色の有色炎が発生した。
ウムを混入して溶液を得た。ブタン2.5ccに上記得ら
れた溶液1ccを添加し、市販ライターに封入した。ガ
スに点火したところ鮮明な青紫色の有色炎が発生した。
実施例6 実施例1の溶液20ccに0.2gのアセチルアセトンカリ
ウムを混入して溶液を得た。ブタン2.5ccに上記得ら
れた溶液1ccを添加し、市販ライターに封入した。ガ
スに点火したところ鮮明な紫色の有色炎が発生した。こ
の溶液は、時間が経過した後でも有色炎の発色の安定
性があり、極めて良好であった。
ウムを混入して溶液を得た。ブタン2.5ccに上記得ら
れた溶液1ccを添加し、市販ライターに封入した。ガ
スに点火したところ鮮明な紫色の有色炎が発生した。こ
の溶液は、時間が経過した後でも有色炎の発色の安定
性があり、極めて良好であった。
実施例7 実施例1の溶液20ccに0.1gのアセチルアセトンバリ
ウムを混入して溶液を得た。ブタン2.5ccに上記得ら
れた溶液1ccを添加し、市販ライターに封入した。ガ
スに点火したところ鮮明な黄緑色の有色炎が発生した。
ウムを混入して溶液を得た。ブタン2.5ccに上記得ら
れた溶液1ccを添加し、市販ライターに封入した。ガ
スに点火したところ鮮明な黄緑色の有色炎が発生した。
実施例8 実施例1の溶液20ccに0.1gのアセチルアセトンカル
シウムを混入して溶液を得た。ブタン2.5ccに上記得
られた溶液1ccを添加し、市販ライターに封入した。
ガスに点火したところ鮮明な橙赤色の有色炎が発生し
た。
シウムを混入して溶液を得た。ブタン2.5ccに上記得
られた溶液1ccを添加し、市販ライターに封入した。
ガスに点火したところ鮮明な橙赤色の有色炎が発生し
た。
実施例9 実施例1の溶液20ccに0.1gのアセチルアセトンスト
ロンチウムを混入して溶液を得た。ブタン2.5ccに上
記得られた溶液1ccを添加し、市販ライターに封入し
た。ガスに点火したところ鮮明な赤色の有色炎が発生し
た。
ロンチウムを混入して溶液を得た。ブタン2.5ccに上
記得られた溶液1ccを添加し、市販ライターに封入し
た。ガスに点火したところ鮮明な赤色の有色炎が発生し
た。
実施例10 500ccのメタノールに0.1gのm−ニトロベンゼンスル
ホン酸ナトリウムを混入して溶液を得た。上記溶液
20ccに0.2gのアセチルアセトンルビジウムを混入して溶
液を得た。ブタン2.5ccに上記得られた溶液1ccを添
加し、市販ライターに封入した。ガスに点火したところ
鮮明な輝度の深赤色の有色炎が発生した。
ホン酸ナトリウムを混入して溶液を得た。上記溶液
20ccに0.2gのアセチルアセトンルビジウムを混入して溶
液を得た。ブタン2.5ccに上記得られた溶液1ccを添
加し、市販ライターに封入した。ガスに点火したところ
鮮明な輝度の深赤色の有色炎が発生した。
実施例11 500ccのメタノールに0.1gの2,4,6−トリニトロベンゼ
ンスルホン酸ナトリウムを混入して溶液を得た。上記
溶液20ccに0.2gのジピバロイルメタンリチウムを混入
して溶液を得た。ブタン2.5ccに上記得られた溶液1
ccを添加し、市販ライターに封入した。ガスに点火した
ところ鮮明な輝度の深紅色の有色炎が発生した。
ンスルホン酸ナトリウムを混入して溶液を得た。上記
溶液20ccに0.2gのジピバロイルメタンリチウムを混入
して溶液を得た。ブタン2.5ccに上記得られた溶液1
ccを添加し、市販ライターに封入した。ガスに点火した
ところ鮮明な輝度の深紅色の有色炎が発生した。
実施例12 500ccのメタノールに0.1gの2,4−ジニトロベンゼンス
ルホン酸ナトリウムを混入して溶液を得た。上記溶液
20ccに0.2gのトリフルオルアセチルアセトンバリウム
を混入して溶液を得た。ブタン40ccに上記得られた溶
液10ccを添加し、市販の卓上用カートリッジ式ボンベ
に封入した。ガスに点火したところ鮮明な黄緑色の有色
炎が発生した。
ルホン酸ナトリウムを混入して溶液を得た。上記溶液
20ccに0.2gのトリフルオルアセチルアセトンバリウム
を混入して溶液を得た。ブタン40ccに上記得られた溶
液10ccを添加し、市販の卓上用カートリッジ式ボンベ
に封入した。ガスに点火したところ鮮明な黄緑色の有色
炎が発生した。
実施例13 500ccのメタノールに0.1gの2,4,6−トリニトロレゾシ
ンを混入して溶液を得た。上記溶液20ccに0.2gのベ
ンゾイルアセトンカルシウムを混入して溶液を得た。
ブタン40ccに上記得られた溶液10ccを添加し、市販の
卓上用カートリッジ式ボンベに封入した。ガスに点火し
たところ鮮明な橙赤色の有色炎が発生した。
ンを混入して溶液を得た。上記溶液20ccに0.2gのベ
ンゾイルアセトンカルシウムを混入して溶液を得た。
ブタン40ccに上記得られた溶液10ccを添加し、市販の
卓上用カートリッジ式ボンベに封入した。ガスに点火し
たところ鮮明な橙赤色の有色炎が発生した。
実施例14 500ccのメタノールに0.1gの2,4,6−トリニトロ安息香
酸を混入して溶液を得た。上記溶液20ccに0.2gのベ
ンゾイルトリフルアセトン銅を混入して溶液を得た。
ブタン40ccに上記得られた溶液10ccを添加し、市販の
卓上用カートリッジ式ボンベに封入した。ガスに点火し
たところ鮮明な緑色の有色炎が発生した。
酸を混入して溶液を得た。上記溶液20ccに0.2gのベ
ンゾイルトリフルアセトン銅を混入して溶液を得た。
ブタン40ccに上記得られた溶液10ccを添加し、市販の
卓上用カートリッジ式ボンベに封入した。ガスに点火し
たところ鮮明な緑色の有色炎が発生した。
実施例15 500ccのメタノールに0.1gのm−ニトロベンゼンスル
ホン酸ナトリウムを混入して溶液を得た。上記溶液
20ccに0.2gの3−フェニルアセチルアセトンセシウムを
混入して溶液を得た。ブタン40ccに上記得られた溶液
10ccを添加し、市販の卓上用カートリッジ式ボンベに
封入した。ガスに点火したところ鮮明な青紫色の有色炎
が発生した。
ホン酸ナトリウムを混入して溶液を得た。上記溶液
20ccに0.2gの3−フェニルアセチルアセトンセシウムを
混入して溶液を得た。ブタン40ccに上記得られた溶液
10ccを添加し、市販の卓上用カートリッジ式ボンベに
封入した。ガスに点火したところ鮮明な青紫色の有色炎
が発生した。
実施例16 500ccのメタノールに0.1gの2,4,6−トリニトロベンゼ
ンスルホン酸ナトリウムを混入して溶液を得た。上記
溶液20ccに0.2gの2−テノイルトリフルオルアセトン
カリウムを混入して溶液を得た。ブタン40ccに上記得
られた溶液10ccを添加し、市販の卓上用カートリッジ
式ボンベに封入した。ガスに点火したところ鮮明な紫色
の有色炎が発生した。
ンスルホン酸ナトリウムを混入して溶液を得た。上記
溶液20ccに0.2gの2−テノイルトリフルオルアセトン
カリウムを混入して溶液を得た。ブタン40ccに上記得
られた溶液10ccを添加し、市販の卓上用カートリッジ
式ボンベに封入した。ガスに点火したところ鮮明な紫色
の有色炎が発生した。
実施例17 実施例1の溶液20ccに0.1gの2−テノイルトリフル
オルアセトンモリブデンを混入して溶液を得た。プロ
パン2.5ccに上記得られた溶液1ccを添加し、市販のラ
イターに封入した。ガスに点火したところ鮮明な輝度の
黄緑色の有色炎が発生した。
オルアセトンモリブデンを混入して溶液を得た。プロ
パン2.5ccに上記得られた溶液1ccを添加し、市販のラ
イターに封入した。ガスに点火したところ鮮明な輝度の
黄緑色の有色炎が発生した。
実施例18 500ccのメタノールに0.1gの2,4,6−トリニトロベンゼ
ンスルホン酸ナトリウムを混入して溶液を得た。上記
溶液20ccに0.1gのエチレンジアミン四酢酸リチウムを
混入して溶液を得た。プロパン2.5ccに上記得られた
溶液1ccを添加し、市販のライターに封入した。ガス
に点火したところ鮮明な輝度の深紅色の有色炎が発生し
た。
ンスルホン酸ナトリウムを混入して溶液を得た。上記
溶液20ccに0.1gのエチレンジアミン四酢酸リチウムを
混入して溶液を得た。プロパン2.5ccに上記得られた
溶液1ccを添加し、市販のライターに封入した。ガス
に点火したところ鮮明な輝度の深紅色の有色炎が発生し
た。
実施例19 500ccのメタノールに0.1gの2,4−ジニトロベンゼンス
ルホン酸ナトリウムを混入して溶液を得た。上記溶液
20ccに0.1gのヘキサフルオルアセチルアセトンナトリ
ウムを混入して溶液を得た。プロパン2.5ccに上記得
られた溶液1ccを添加し、市販のライターに封入し
た。ガスに点火したところ鮮明な輝度の黄色の有色炎が
発生した。
ルホン酸ナトリウムを混入して溶液を得た。上記溶液
20ccに0.1gのヘキサフルオルアセチルアセトンナトリ
ウムを混入して溶液を得た。プロパン2.5ccに上記得
られた溶液1ccを添加し、市販のライターに封入し
た。ガスに点火したところ鮮明な輝度の黄色の有色炎が
発生した。
実施例20 500ccのメタノールに0.1gのm−ニトロベンゼンスル
ホン酸ナトリウムを混入して溶液を得た。上記溶液
20ccに0.1gのジチオアセチルアセトンストロンチウムを
混入して溶液を得た。プロパン2.5ccに上記得られた
溶液1ccを添加し、市販のライターに封入した。ガス
に点火したところ鮮明な輝度の赤色の有色炎が発生し
た。
ホン酸ナトリウムを混入して溶液を得た。上記溶液
20ccに0.1gのジチオアセチルアセトンストロンチウムを
混入して溶液を得た。プロパン2.5ccに上記得られた
溶液1ccを添加し、市販のライターに封入した。ガス
に点火したところ鮮明な輝度の赤色の有色炎が発生し
た。
実施例21 500ccのメタノールに0.1gの2,4,6−トリニトロ安息香
酸を混入して溶液を得た。上記溶液20ccに0.1gのジ
ピバロイルメタンコバルトを混入して溶液を得た。プ
ロパン2.5ccに上記得られた溶液1ccを添加し、市販の
ライターに封入した。ガスに点火したところ鮮明な輝度
の青色の有色炎が発生した。
酸を混入して溶液を得た。上記溶液20ccに0.1gのジ
ピバロイルメタンコバルトを混入して溶液を得た。プ
ロパン2.5ccに上記得られた溶液1ccを添加し、市販の
ライターに封入した。ガスに点火したところ鮮明な輝度
の青色の有色炎が発生した。
実施例22 500ccのメタノールに0.1gの2,4,6−トリニトロレゾシ
ンを混入して溶液33を得た。上記溶液20ccに0.1gのア
セチルアセトンルビジウムを混入して溶液を得た。プ
ロパン2.5ccに上記得られた溶液1ccを添加し、市販の
ライターに封入した。ガスに点火したところ鮮明な輝度
の深紅色の有色炎が発生した。
ンを混入して溶液33を得た。上記溶液20ccに0.1gのア
セチルアセトンルビジウムを混入して溶液を得た。プ
ロパン2.5ccに上記得られた溶液1ccを添加し、市販の
ライターに封入した。ガスに点火したところ鮮明な輝度
の深紅色の有色炎が発生した。
Claims (2)
- 【請求項1】有機金属塩化合物、金属を含む有機系キレ
ート化合物、無機系金属塩化合物及び硼酸エステルから
なる群から選択される少なくとも一種の化合物からなる
発色主剤と、酸化剤からなる発色助剤とを、大気圧下で
気化する可燃性ガスに溶解してなる高輝度有色炎発生用
液化ガス燃料。 - 【請求項2】前記酸化剤がニトロ基を含む酸化剤である
請求項(1)記載の高輝度有色炎発生用液化ガス燃料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27281988A JP2647465B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 高輝度有色炎発生用液化ガス燃料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27281988A JP2647465B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 高輝度有色炎発生用液化ガス燃料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02120395A JPH02120395A (ja) | 1990-05-08 |
JP2647465B2 true JP2647465B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=17519199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27281988A Expired - Fee Related JP2647465B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 高輝度有色炎発生用液化ガス燃料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2647465B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH048798A (ja) * | 1990-04-26 | 1992-01-13 | Yoshibi:Kk | 高輝度有色炎発生用液化ガス燃料 |
GB9814732D0 (en) | 1998-07-07 | 1998-09-02 | Unilever Plc | Method of reducing or preventing malodour |
US6752622B2 (en) * | 2001-06-06 | 2004-06-22 | John Sherman Lesesne | Lamp and candle with a colored flame |
-
1988
- 1988-10-28 JP JP27281988A patent/JP2647465B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02120395A (ja) | 1990-05-08 |
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